JPH0214044A - 織巾に変化を有する細巾織物を製織する方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、織巾に変化を有する細巾織物を緯糸挿入アー
ムと絡み゛針機構を用いた細巾織機所謂ニードルルーム
で製織する方法及びその装置に関するものである。

本発明で言う織巾に変化を有する細巾織物Ｆとは例えば
４５図に示すように巾の広い部分Ｘと、巾の狭い部分Ｙ
間をテーパ部Ｚで反覆連続したものである。

（従来の技術） 従来上記した形状の細巾織物を普通のシャト・ル織機を
用いて製織することが試みられたが１機構が複雑で巨つ
生産性が悪く、又品質面でｑ足することができない等の
問題から普及に至らなかった。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、４巾に変化を有する細巾織物の製織をシャ
トル織機によらずニードル織１幾を用い品質の優れた製
品を高速度を持って行うことができる方法及びその装置
を提供することを目的とするものである。

（問題を解決するための手段） 本発明は、■の字型に構成した筬を支持した焼枠の昇降
と、この焼枠の昇降による織巾変化による経糸の密度変
化に応じτ行う緯糸密度の調整と。

織巾に応じ緯糸挿入機構を備えた緯糸挿入ユニットを左
右に移動せしめる動作とを、予め定めた織に示すように
■の字型に構成した筬１を支持した焼枠２を正逆回転制
御モータを動源として昇降せしめる焼枠の昇降装置と、
緯糸挿入機構を備えた緯糸挿入ユニット３を正逆回転制
御モータを＠源として左右に移動せしめる緯糸挿入ユニ
ットの移動装置と、サーフェスローラの駆動を司るラチ
ェットホイルの断続回転を制御する制御手段とを備えた
製織密度調整装置６を設けたものである。

（作用） 第１図に示すようにビイ−ティングａ　、　ａ’線を基
準にして筬１を距離Ａ間昇降せしめると、織巾は両距ｄ
Ｂ間分が変化することになる。即ち第Ｓ図に示す織物の
巾の広い部＋Ｘはビイーテングをす、ｂ’線で行い、巾
の狭い部分Ｙはビイ−テングミ、ａ’線で行い、テーパ
一部Ｚは筬１を距ｆｉＡ間を昇降せしめながらビイーテ
ングを行うものである。以上の製織に際し織巾の変化及
びテーパ一部の形状に応じ第２図に示すように緯糸挿入
ユニット３を左右に移動せしめて行うものであり、又織
巾の変化に伴い経糸Ｗのａｔが変化するため、１リピト
の織物を同一緯糸密度で製織すると織厚が不定となるた
め緯糸の密度を経糸Ｗの密度変化に応じｓ３図に示す製
織密度調整装置６により調整し、碌厚が一定した織巾に
変化ををする細巾撤物を得るものである。

上記した焼枠２の昇降と、緯糸挿入ユニット３の移動装
置と、製織密度調整装＠６との動作を夫々予め織物の形
状に応じキーボードにより読取装置に入力したコンピュ
ーターを介し制御して行うものである。

（実施例） 以下本発明を具体化した一実施例を図面に基い型に構成
された筬、２はビーティング軸１０に支持した焼枠で、
前記筬は焼枠２にその両側を昇降可能に覆合されている
。１３はタイミングベルトで、前記焼枠はタイミングベ
ルト１３に取付部材２４で取付けられている。該タイミ
ングベルトはビーティング軸１０に固定したタイミング
プーリー１２と焼枠の後部に支持した軸に固定されたタ
イミングプーリー１２間に掛渡され、ビーティング軸１
０を正逆回転制御モータ（図示せず）を動源とし正逆回
転せしめタイミングベルトの移動で焼枠２をビーティン
グ枠９をガイドとして昇降するように構成しである。３
は緯糸挿入ユニットで。

先端に緯糸ｙの引掛部を有する緯糸挿入アーム４と、絡
み針５を備え、巨つその下部に設けた雌ネ゛ジを水平に
支持したネジシャフト１４に螺合支持し、ネジシャフト
１４を別の正逆回転制御モータ（図示せず）を動源とし
て正逆回転せしめることによって緯糸挿入ユニット３を
左右に移動するように構成しである。６は製織密度調整
装置で、サーフェスローラ８をラチェットホイル７の回
転で歯車列１５を介し回転せしめ、サーフェスローラー
８に接圧するニップロール１６間に挾持した織布Ｆを送
出す本のであり、揺動レバー１８に揺動可能に支持した
爪１９の一端を電磁石２０に連杆２１で連結し、駆動軸
２２の回動により連結ロッド２３を介し揺動する揺動レ
バー１８の揺動でラチェットホイル７の歯に係合し一歯
宛を送る爪１９を、前記電磁石２０の励磁作用で係合を
拘束するように構成しである。

上記の構成のように、■の字型に構成した筬１を支持し
た焼枠２．緯糸挿入ユニット３及び製織密動調整装！ｌ
ｔ６は動作するものである。

そして前記した王者の動作を第５図に示したような織巾
に変化を有する織物の形状に応じ、前記作用説明に記載
した制御手段を介し制御して行うものである。

尚前記サーフェスローラ８の回転を司るラチェットホイ
ル７の爪１９の動作を断続的に行うことによって、織巾
の変化による経糸の密度変化に応じ緯糸密度の調整を行
い織厚を一定する手段に替り、ラチェットホイル７と爪
１９を廃止し直接サーフェスローラ８を制御モータを介
し断続駆動するようにしてもよい。川に織物のテーパ部
Ｚの製織に際し、焼枠ン斧降速度及び緯糸挿入ユニ・ン
ト３の左右移動速度を、夫々の駆動を司る正逆回転制御
モータをコンピューターを介し制御することによって正
確な形状のテーバ部を製織することができる。

（発明の効果） 本発明は上述したように織巾に変化を有する織物の製織
を、緯糸挿入アームと絡み針を用いた細巾織機を用いて
、■の字型筬を支持した焼枠の上下動と、緯糸挿入ユニ
ットの左右移動と、サーフェスローラの断続回転とを似
て行うもので、従来試みられたシャツトル織機に比較し
製産性が高くえつ高品質の織物Ｑ製織を比較的簡単な装
置によって行うことができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は焼枠の昇
降装ｆｉｔを示す一部切欠き正面図、第２図は緯糸挿入
ユニットの一部切欠き平面図、第３図は製織密度調整装
置の一部切欠き側面図、第４図は第１図の要部の側面図
、ｓ５図は織巾に変化有する細巾織物の平面図である。 １・・・筬、２・・・焼枠、３・・・緯糸挿入ユニット
、６・・・製織密度調整装置。 第１図 第２図 第３図 第５図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、Ｖの字型に構成した筬を支持した筬枠の昇降と、こ
   の筬枠の昇降による織巾変化による経糸の密度変化に応
   じて行う緯糸密度の調整と、織巾に応じ緯糸挿入機構を
   備えた緯糸挿入ユニットを左右に移動せしめる動作とを
   、予め定めた織巾の変化形状に対応して行うことを特徴
   とする織巾に変化を有する細巾織物の製織方法。 ２、Ｖの字型に構成した筬を支持した筬枠を正逆回転制
   御モータを動源として昇降せしめる筬枠の昇降装置と、
   緯糸挿入機構を備えた緯糸挿入ユニットを正逆回転制御
   モータを動源として左右に移動せしめる緯糸挿入ユニッ
   トの移動装置と、サーフェスローラの駆動を司るラチエ
   ットホイルの断続回転を制御する制御手段とを備えた製
   織密度調整装置を含んでなることを特徴とする織巾に変
   化を有する細巾織物の製織装置。