JPH02139212A - 把手付延伸ブロー成形容器の製法 - Google Patents

把手付延伸ブロー成形容器の製法

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JPH02139212A
JPH02139212A JP4452288A JP4452288A JPH02139212A JP H02139212 A JPH02139212 A JP H02139212A JP 4452288 A JP4452288 A JP 4452288A JP 4452288 A JP4452288 A JP 4452288A JP H02139212 A JPH02139212 A JP H02139212A
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暁仁 森村
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、把手付延伸ブロー成形容器の製法に関するも
ので、より詳細には、互いに独立の延伸ブロー成形工程
とインサート射出成形工程とを組合せて、前記容器を効
率よく製造する方法に関する。
(従来の技術) ポリエチレンテレフタレート(PET)を延伸ブロー成
形して成る中空容器は、透明性、ガスバリヤ−性、軽量
性、耐衝撃性、適度な剛性等の組合せを有し、液体内容
物を収容させるための包装容器として広く使用されてい
る。
この延伸ブロー成形容器の向火型のものでは、その取扱
いの容易さから把手を付けることが要望されているが、
延伸ブロー成形工程で容器と一体に把手を成形すること
は、その原理上困難であることから、延伸ブロー成形容
器に把手を付けるための提案が幾つかなされている。
例えば、把手部を予め成形し、これをブロー型中に配置
し、容器成形用プリフォームを延伸ブローして把手部と
一体化された延伸ブロー成形容器を製造する方法(特開
昭56−64948号、56−64949号及び56−
74438号公報)や、射出ユニットによりボトル用パ
リソンを成形するステーション、前記パリソンを延伸ブ
ロー成形するステーション、ボトル周囲に射出型を配置
し、ボトル内に内圧をかけ、別の射出ユニットにより把
手を射するステーション、及び把手付ボトルを取出すス
テ、−ジョンをロータリーに配置して把手付ボトルを製
造する方法(特開昭62−182044号公報)等が提
案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の方法では、ボトル用の把手がかな
り形状の複雑な物品であることからこれを自動的にブロ
ー型に移送し且つブロー型中に正確に位置決めさせるこ
とが困難であり、連続作業性及び生産性の点で未だ充分
溝足し得るものではない。
後者の方法では、ボトル用パリソンを把持して各ステー
ションに移行し、前述した各操作を行うことが可能とな
り、連続作業性には優れているが、諸成形操作がワンサ
イクルに含まれていることから、最も時間のかかる成形
操作によって他の成形操作の時間も制約されるという問
題を生じる。即ち、把手付延伸ブロー成形容器の場合、
最も時間を要する成形ステーションは延伸ブロー成形ス
テーションであり、把手の射出成形ステーションにもこ
れと同じ滞留時間が必要となり、把手付容器全体として
の生産効率が低下することとなる。また、このワンサイ
クル法の場合には、延伸ブロー成形容器の冷却が十分で
ない内に把手の射出が行われるため、把手と容器との接
続部に把手用樹脂のパリを発生し易く、商品価値、外観
が不良になり易いという問題がある。
従って、本発明の目的は、上記従来方法の欠点が解決さ
れ、把手付延伸ブロー成形容器を効率よくしかも優れた
外観特性を有するものとして製造する方法を提供するに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、樹脂プリフォームをブロー型中で延伸
ブロー成形して容器本体を製造する工程と、該容器本体
を射出型中にインサートして樹脂を射出し、該容器本体
の周囲に把手を形成させる工程とから成る把手付延伸ブ
ロー成形容器の製法において、 前記延伸ブロー成形工程酸いは樹脂プリフォームの成形
工程において、容器本体の底部又は首部にパーティング
ラインの位置を表示するマーク部を形成させ、 延伸ブロー成形工程と把手射出成形工程との間で、前記
マーク部を検出して容器本体をそのパーティングライン
に関して正しく位置決めさせ、且つ把手射出成形工程に
おいて、容器本体のパーティングラインと射出型のパー
ティング面とを正しく一致させて樹脂の射出成形をする
ことを特徴とする把手付延伸ブロー成形容器の製法が提
供される。
(作 用) 本発明においても、樹脂プリフォームの延伸ブロー成形
と容器をインサートした把手の射出成形とをこの順序に
行うが、延伸ブロー成形と把手射出成形とを独立の工程
で行うこと、及び容器本体のパーティングラインと射出
型のパーティングラインとを一致させて把手の射出成形
が可能となるように位置決めを行うことが特徴である。
後者の位置決めを行うためには、容器本体のパーティン
グラインを正しく検出することが必要となる。本発明に
よれば、この目的のために、最初の延伸ブロー成形工程
で、容器本体の底部又は首部にパーティングラインを表
示するマーク部を設ける。容器本体のパーティングを直
接光電系で検出することが考えられるが、延伸ブロー成
形容器におけるパーティングラインは肉眼では判別し得
るとしても、容器が一般に透明であること、パーティン
グラインが目立った凹部、凸部としては表われないこと
、及び容器外面には多角形の陵線がデザインとして設け
られることから、これを直接検出することは現在の進ん
だ技術を以ってしても至難の業である。本発明によれば
、容器の底部又は主部にパーティングラインと一定の間
形にあるマーク部を設けることにより、このマーク部を
検出することにより、容器が如何なる異形断面を有する
場合にも間接的に容器のパーティングラインを正確に検
出することが可能となる。また、マーク部を設ける部分
が容器の底部又は首部であることから、このマーク部が
容器の取扱い上邪魔になったり、或いはその外観特性や
商品価値を損うことはない。
本発明方法では、延伸ブロー成形工程と把手射出成形工
程との間で、容器本体の前記マーク部を検出することに
より、容器本体が延伸ブロー成形工程からランダムな状
態で送られても、そのパーティングラインに関して正確
に位置決めすることが可能にさせ、次の工程である把手
射出成形工程で、容器本体のパーティングライン射出型
のパーティング面とを正しく一致させて射出成形を行う
ことが可能となり、容器本体の位置決め不良による型閉
時における容器本体の破損や、把手形状の不良等の欠陥
を有効に解消することが可能となる。
しかも本発明によれば、延伸ブロー成形装置と把手射出
成形装置とを独立に設けることが可能となるため、各々
の生産速度に見合った設備を設ければよく、最も効率の
よい生産が可能となる。また、延伸ブロー成形容器が十
分に冷却され且つ安定化された状態で把手射出型に供給
されることから、把手が射出される容器表面が剛性の大
きい状態となっており、容器表面の熱変形によるパリの
発生等も防止されるものである。
(実施例) 本発明による把手付延伸ブロー成形容器の一例を示す第
1図において、この容器は全体として、延伸ブロー成形
により製造された容器本体1とインサート射出成形によ
り製造された把手2とから成る。容器本体1は、大まか
に言って、首部3、胴部4及び閉塞底部5から成り、胴
部4と首部3との間には、円錐台状の肩部6がある。首
部3には、キャップ(図示せず)を締結するためのねじ
部7及び内容物充填時及びキャップ締結時にびんを保持
するサポートリング8が設けられている。
胴部4は上方及び下方の周状溝部9及び10を介して上
部11、中央部12及び下部13に区分されている。土
部11及び下部13は、一般的に8って軸対称な円周状
乃至多角形状の断面を有しているが、中央部12は把手
に手を入れるための空間14が残されるようにくぼんだ
異形断面形状を有している。底部5には、容器本体1の
すわりを良くするために、底部中心に上向きのドーム部
5aが設けられている。
把手2は、上方周状溝部9に密着してこれをとり巻く上
方バンド部15、下方周状溝部10に密着してこれを取
り巻く下方バンド部16、及び上方及び下方バンド部1
5.16を連結し且つ手で把持し得るようになった把持
部17から成っており、把持2は容器本体を射出型に挿
入して樹脂を射出するインサート射出成形で容器本体1
と一体に成形される。
第1図の胴部水平断面を示す第2図において、容器本体
1の側面にはブロー割型に対応するパーティングライン
18a、18bがあり、一方把手2にも射出割型に対応
するパーティングライン19a、19bがある。本発明
による把手付延伸ブロー成形容器では、容器本体のパー
ティングライン18a、18bと把手のパーティングラ
イン19a、19bとが同一面上に位置するように設け
られる。
本発明によれば、上記したパーティングラインでの位置
合わせを容易にするために、容器本体1の底部5或いは
首部3にパーティングラインの位置を表示するマーク部
を形成させる。このマーク部の具体例を示す第3図にお
いて、底部中心のドーム部5aには下向き突起部から成
るマーク部20が設けられる。このマーク部20はパー
ティングライン18a、18bの位置、角度を表示する
ものであり、パーティングラインの方向を表示するもの
であればよい。従って、マーク部20はその形状を特に
制限されるものではなく、例えば上向きの凹部であって
よいことは勿論である。このマーク部20の容器本体の
中心軸上に設けられてはいないが、容器の中心軸から一
定の半径をおいた部分に設けられていればパーティング
ラインの位置方向を表示できることになる。マーク部2
0は、パーティングライン18a、18bを含む面(A
)内に位置していることが最も普通であるが、この面A
から常に一定の角度αで設けられていれば、マーク部2
0から一定の角度αの方向にパーティングライン面Aが
存在することを表示することになる。位置決め精度及び
容器の外観を損わないという見、地からは、マーク部2
0はその中心が容器の軸から半径(γ)が%γ乃至%γ
mm、特に30乃至40mmのところに位置し且つマー
ク部20の容器周方向への寸法(巾)が20°乃至30
°、特に8乃至13mmとなるように設けられているの
がよい。
マーク部20を容器の底部5に設ける代りに、容器の首
部3に設けることができる。この態様を示す第4図にお
いて、首部3のサポートリング(フランジ)8の上側及
び/又は下側には小突起部の形で位置検出用マーク部2
0a及び/又は20bが設けられる。尚、延伸ブロー成
形容器の場合、容器首部3は延伸ブロー成形に先立って
行われるブロー用プリフォーム(パリソン)の射出成形
で形成されることから、首部3にマーク部20を形成さ
せる態様では、マーク部20もプリフォームの射出成形
で形成するのがよい。但し、この場合には、延伸ブロー
成形時にマーク部20をブロー型のパーティング面に位
置合せすることが必要となる。これに対して、容器底部
3にマーク部20を形成させる場合には、ブロー型の所
定部位にマーク部形成用の凹凸部を形成させておくこと
により、プリフォームとブロー型との位置合わせは不要
となる。
本発明において、容器本体を構成する樹脂としては、延
伸により分子配向可能な熱可塑性樹脂であれば任意のも
のを用いることができる。このような樹脂として、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等の熱可塑性ポリエステル;ポリカーボネート類;アク
リル−ブタジェン−スチレン共重合体(A B S樹脂
);ポリアセタール樹脂;ナイロン6、ナイロン66、
それらの共重合ナイロン等のナイロン類;ポリメチルメ
タクリレート等のアクリル樹脂;アイツタクチイック・
ポリプロピレン;ポリスチレン等を挙げることができる
。一方、把手形成用の樹脂は、容器本体形成用の樹脂と
同一でも、異っていてもよく、上に例示した以外の樹脂
としては、低−中一、或いは高−密度ポリエチレン、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共
重合体、スチレン−ブタジェン熱可塑性エラストマー等
を挙げることができる。把手形成用樹脂には、各種着色
剤、充填剤等を配合し得ることは当然である。
本発明において、ブロー用プリフォームの成形及び延伸
ブロー成形は、パーティング面を表示するマーク部を形
成する点を除けば、それ自体周知の方法で実施すること
ができる。例えば、ブロー用プリフォームは、射出型中
に前述した樹脂を射出し、これを過冷却状態(非晶質状
態)に冷却することにより得られる。このプリフォーム
をブロー成形するには、プリフォームを延伸温度に予備
加熱した後、ブロー型中で軸方向に引張り延伸すると共
に、周方向に膨張延伸させる手段が採用される。
延伸ブロー成形工程を説明するための第5図において、
射出成形工程(図示せず)で製造されたプリフォーム3
0は、一定の整列状態(例えば首部が上、底部が下の状
態)で搬送路31内を移動する。搬送路31の先端には
予備加熱域32があり、プリフォーム30は乗替機構3
3により予備加熱域32のターレット34に移し替えら
れる。
ターレット34の周囲には赤外線機構35が設けられて
いてターレット34の回転に伴ないプリフォーム30は
自転しながら、公転し、延伸温度に予備加熱される。延
伸温度は、PET樹脂の場合、80℃乃至130℃、特
に90℃乃至105℃の範囲である。
予備加熱域32に続いて、延伸ブロー成形域36があり
、該延伸ブロー成形域36には回転軸37の周囲に多数
のブロー型37a、37bが開閉可能に且つ軸37の周
りに回転可能に設けられている。予備加熱域32と延伸
ブロー成形域36との接合部には、予備加熱されたブリ
フナ1ム30′をターレット34から延伸ブロー成形域
36に移し替えるための乗替機構38が設けられる。延
伸ブロー成形は、一般に次の順序で行われる。
(i)供給 ブロー用割型37a、37bは開いた状態にあり、底型
、(図示せず)も後退した位置にあり、供給されるプリ
フォーム30′は支持具(図示せず)で固定される。
(i i)  成形準備 底型が成形位置に移動し、ブロー用割型37a、37b
が閉じる。また、ブロー用加圧源とプリフォーム30′
 との接続が完了する。
(iii)延伸ブロー成形 延伸(図示せず)がプリフォーム30′内に挿入され、
プリフォーム底部内面を押圧することにより、プリフォ
ーム30′を軸方向に引張り延伸する。同時にプリフォ
ーム内に高圧気体を吹込むことにより、プリフォームを
周方向に膨張延伸させる。この場合、割型37a、37
bの内面温度を高くし且つプリフォーム内に吹込む高圧
気体として高温の気体を用いることで延伸ブロー成形に
続いて熱固定を行うこともできる。
(iv)  取出し 底型を成形位置から後退させ、ブロー用割型37a、3
7bを開く。ブロー用加圧源と成形された容器とを遮断
し、容器内の気体を抜く。
取出し機構39により、ブロー成形域36から容器40
を取出す。
以上の成形操作は、ブロー用割型37a、37bが一周
する間に行われる。プリフォーム30′の軸方向延伸倍
率は、PETの場合、一般に1.1乃至2.8倍、特に
1.6乃至2.0倍の範囲が適当であり、一方周方向延
伸倍率は一般に2.5乃至5.0倍、特に30乃至40
倍の範囲が過当である。また、ブロー型表面温度は、通
常の容器の場合、5℃乃至30℃の範囲が適当であるが
、延伸熱固定容器では、この温度を50乃至160℃と
することもできる。底部のパーティングライン表示マー
ク部は、前述した底型にマーク部に対応する凹凸部を形
成しておくことにより、このブロー成形工程で容器底部
に形成させることができる。
延伸ブロー成形容器40は取出し機構39により型から
取出され、容器搬送ライン41に放出される。
把手射出成形工程を説明するための第6図において、容
器搬送ライン41の拡い出し側に延伸ブロー成形容器の
位置決め装置部42及び続いて把手射出成形装置部43
が設けられる。位置決め装置部42は、大まかに言って
、昇降可能な容器受台44、容器首部を把持し回転可能
な容器乗替機構45及び容器を位置決めする位置決め回
転テーブル46から成っている。容器乗替機構45は軸
47の廻りに回転可能なアーム48を有しており、アー
ムの端部には容器首部把持機構49を備えている。首部
把持機4I49は開閉可能であると共に自転可能となっ
ている。位置決め回転テーブル46は軸50の廻りに回
転可能であり、上部に容器底部を支持する支持座51を
有し、この支持座51には、容器底部のマーク部2oと
嵌合する位置決め用凹凸部52を備えている。また、こ
の支持座51には、容器を固定するための真空吸弓機構
53が設けられている。
先ず、容器搬送ライン41から容器4oが容器受台44
に供給される。受台44に容器4oがあることをリミッ
トスイッチや光電系(共に図示せず)で検出して、受台
44が上昇し、容器口部を開いている首部把持機構49
内に挿入せしめる。
容器首部の位置を検出して首部把持機構49が閉じる。
これにより、受台44が下降し、乗替機構45が180
度回転して容器位置決め位置(第6図で右方の位置)で
停止する。首部把持機構49を自転させ、容器40を回
転させる0首部把持機構49に加える回転力は、容器に
制動力が加わった場合、直ちに容器の回転停止が生ずる
ようなものである1位置決め回転テーブル46が上昇し
、首部把持機構49で支持されている容器の底部とテー
ブルの支持座51とが接触し、底部のマーク部20と支
持座の位置決め用凹凸部52とが嵌合し、容器40の回
転が停止する。これと同時に、前述した真空吸引機構5
3が作動し、容器40を位置決めされた状態で支持座5
1上にしつかり固定する0首部把持機構49が開き、位
置決め回転テーブル46は下降する6次いで、位置決め
回転テーブル46が180度回転して、把手射出成形工
程への′供給位置(図において右の位置)へ至り停止す
る。
射出成形装置部43は、大まかに言って、容器把持移送
機構54、容器内圧印加機構55、射出型56a、56
b及び射出機57から形成される。容器把持移送機構5
4は、軸58の周りに回転可能なアーム59を備えてお
り、アーム59の端部には容器首部を把持するための開
閉可能な把持機構60が設けられている0把持機構60
の上部には、射出成形時に容器内に加圧気体を導入する
ための気体通路61が形成されている。容器把持移送機
構54の上部には、容器内圧印加機構55が昇降動可能
に設けられている。この容器内圧印加機構55はシール
部62を備えており、把持機構60が射出成形位置(図
において右の位置)にあるとき、これと密封係合して、
加圧気体源(図示せず)と気体通路61とが接続される
ようになっている。射出成形位置にある把持機構60の
下方に射出型56a、56bが設けられる。射出型56
a、56bは容器40に対応するキャビティ63と把手
に対応するキャピテイ64とを備えており、キャビティ
64に連なるゲート65を有している。この具体例の場
合、射出型56a、56bのパーティング面は図面と平
行な面にあり、射出型はこの面に対して直角方向に開閉
可能である0把手用射出機57は、バレル66、樹脂ホ
ッパー67及び定量射出アキュムレーター乃至ホットラ
ンナ−ブロック68から成っており、把手用樹脂をバレ
ル66内でスクリュー(図示せず)により溶融混練した
後、ホットランナ−ブロック或いはアキュムレーター6
8を介して、ゲート64より射出し得るようになってい
る。
位置決め回転テーブル46上に位置決めされた容器40
は、テーブル46が上昇し、その首部が容器把持移送機
構54の把持機構60により把持される。これによりテ
ーブル支持座51の真空吸引機構53が解放され、容器
40は支持座51から離脱する。テーブル46が下降し
、容器把持移送機構54は180度回転し、把持機構6
0により把持された容器40は把手射出成形位置(図で
右の位置)に至る。この時容器40のパーティングライ
ン18a、18bは、射出型56a、56bのパーティ
ング面と一致するように位置決めが行われている。射出
型56a、56bが閉じ、容器40は射出型56a、5
6bのキャビティ63内にぴったり収容される。容器内
圧印加機構55が下降し、シール部62と把持機構60
とが密封係合し、気体通路61を経て容器40内に加圧
流体が導入される。射出機57或いは定量アキュムレー
ター68が作動して、把手用の溶融樹脂をゲート65を
介してキャビティ64に射出し、キャビティ64内に充
満させる。射出された樹脂は射出型内で冷却され、把手
の成形が完了する。
成形終了後、内圧印加機構5”5が上昇し、容器内への
加圧を停止すると共に、射出型56a、56bが開き、
把持機構60が開いて、把手付延伸ブロー容器を、射出
型下方にある容器搬出機構(図示せず)に放出する。
把手形成用樹脂の射出は、樹脂の種類によっても相違す
るが、一般に180乃至280℃、特に220乃至26
0℃の温度が適当であり、またこの樹脂の射出圧は一般
に15乃至40 Kg/cm’(ゲージ)、特に20乃
至30にg/cm2(ゲージ)の範囲が適当である0把
手形成用樹脂の射出時に容器内に加圧気体を導入するの
は、樹脂射出圧で容器が変形するのを防止するためであ
り、この印加圧力は20乃至45 Kg/cn+2(ゲ
ージ)、特に25乃至35にg/cm’ (ゲージ)で
しかも樹脂の射比圧以上であることがよい。また、射出
型表面は、5乃至20℃程度に冷却するのがよい。
以上の説明は、本発明の一実施例を示すものであり、本
発明は如何なる意味でもこの例に限定されない。例えば
、第6図に示したものは1個取りの例であるが、この装
置を多数個取りの装置に変更することができることは多
言を要しない。また、第6図では、容器底部のマーク部
を検出しているが、回転テーブル46上で容器を自転さ
せながら、首部のマーク部を検出して位置決めを行い得
ることが当業者には了解されよう。
(発明の効果、) 本発明によれば、容器の底部又は主部にパーティングラ
インと一定の関係にあるマーク部を設け、このマーク部
を検出することにより、容器が如何なる異形断面を有す
る場合にも間接的に容器のパーティングラインを正確に
検出することが可能となる。また、マーク部を設ける部
分が容器の底部又は首部であることから、このマーク部
が容器の取扱い上邪魔になったり、或いはその外観特性
や商品価値を損うことはない。
本発明方法では、延伸ブロー成形工程と把手射出成形工
程との間で、容器本体の前記マーク部を検出することに
より、容器本体が延伸ブロー成形工程からランダムな状
態で送られても、そのパーティングラインに関して正確
に位置決めすることを可能にさせ、次の工程である把手
射出成形工程で、容器本体のパーティングライン射出型
のパーティング面とを正しく一致させて射出成形を行う
ことが可能となり、容器本体の位置決め不良による型閉
時における容器本体の破損や、把手形状の不良等の欠陥
を有効に解消することが可能となる。
しかも本発明によれば、延伸ブロー成形装置と把手射出
成形機構とを独立に設けることが可能となるため、各々
の生産速度に見合った設備を設ければよく、最も効率の
よい生産が可能となる。また、延伸ブロー成形容器が十
分に冷却され且つ安定化された状態で把手射出型に供給
されることから、把手が射出される容器表面が剛性の大
きい状態となっており、容器表面の熱変形によるパリの
発生等も防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による把手付延伸ブロー成形容器の一例
を示す側面図であり、 第2図は第1図の容器の線II −IIにおける断面図
であり、 第3図は容器底部に設けられたマーク部の一例を示す部
分上面及び側断面図であり、 第4図は容器首部に設けられたマーク部の一例を示す部
分上面及び側面図であり、 第5図は延伸ブロー成形工程の配置図であり、第6図は
把手のインサート射出成形工程の配置図である。 1.40・・・延伸ブロー成形容器、2・・・把手、3
・・・首部、5・・・底部、5a・・・ドーム部、18
a、18b、19a、19b−パーティングライン、2
0,20a、20b・・・マーク部、30.30’ ・
・・プリフォーム、34・・・予備加熱域、36・・・
延伸ブロー成形域、容器搬送機構、42・・・位置決め
機構、43・・・把手射出成形機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂プリフォームをブロー型中で延伸ブロー成形
    して容器本体を製造する工程と、該容器本体を射出型中
    にインサートして樹脂を射出し、該容器本体の周囲に把
    手を形成させる工程とから成る把手付延伸ブロー成形容
    器の製法において、 前記延伸ブロー成形工程或いは樹脂プリ フォームの成形工程において、容器本体の底部又は首部
    にパーティングラインの位置を表示するマーク部を形成
    させ、 延伸ブロー成形工程と把手射出成形工程との間で、前記
    マーク部を検出して容器本体をそのパーティングライン
    に関して正しく位置決めさせ、且つ把手射出成形工程に
    おいて、容器本体のパーティングラインと射出型のパー
    ティング面とを正しく一致させて樹脂の射出成形をする
    ことを特徴とする把手付延伸ブロー成形容器の製法。
JP4452288A 1988-02-29 1988-02-29 把手付延伸ブロー成形容器の製法 Granted JPH02139212A (ja)

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