JPH02134406A - レリーズ可能なグリップ、ロック、連結又は支持装置 - Google Patents

レリーズ可能なグリップ、ロック、連結又は支持装置

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JPH02134406A
JPH02134406A JP19040589A JP19040589A JPH02134406A JP H02134406 A JPH02134406 A JP H02134406A JP 19040589 A JP19040589 A JP 19040589A JP 19040589 A JP19040589 A JP 19040589A JP H02134406 A JPH02134406 A JP H02134406A
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JP
Japan
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locking
pawl
latched
latching
state
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JP19040589A
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English (en)
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Peter R Flux
ピーター ロバート フラツクス
Alan W Tupper
アラン ウィリアム タッパー
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Latchways Ltd
Original Assignee
Latchways Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レリーズ可能なグリップ又はロック装置に関
し、限定するわけではないが、特に、たわみ性又は剛性
を有する細長い部材の一方向への運動をレリーズ可能に
阻止又はロックするために用いられる装置に関係する。
また、本発明は、レリーズ可能なロック、連結又は支持
装置に関し、限定するわけではないが、特に、荷重を例
えば揚げた位置で引っばっているラインの張力がゆるめ
られるように掛止めし、2個の部材をレリーズ可能に連
結し、1個の部材を他の部材若しくは構造物にレリーズ
可能に固定し、2個の部材の間に回転連結を形成し、又
はレリーズ可能な荷重支持体を提供するために用いられ
る装置に関係する。
(従来技術) 英国特許第2,140,495号には、その開示が参考
のために以下に記載されているが、相対的に摺動可能な
配置にあるか又はすることができる2個の部材と、同2
個の部材に相互に係合可能な掛止め手段とを含むレリー
ズ可能なロック、連結又は支持装置が開示されている。
掛止め手段は、部材の対向方向への運動によって自動的
に係合可能であり、かつ非係合とすることも可能である
。掛止め手段は、1個の部材に設けられた当接部と、掛
止め状態において当接部と協働するために他の部材に設
けられた少なくとも1個の回転つめと、掛止め手段の掛
止め又はレリーズシーケンス中に1組の角装置につめを
位1決めするための制御手段とを含む、制御手段は、つ
めの周囲に作用するように、つめと同じ部材に設けられ
た弾性手段、又は掛止め又はレリーズシーケンス中に前
記角位置につめを一時的に位置決めするための関連した
部材を含む。
(発明が解決しようとする課題) 英国特許第2,140,495号の装置においては、2
個の部材の間の掛止め連結は、一方の部材に設けられた
つめと他方の部材に設けられた当接部との保合によって
行われる。したがって、掛止め状態における連結の強度
はつめの強度に依存するので、大きな荷重への適用に対
しては比較的重いつめが要求される。さらに、単一のつ
めが使用される場合には、掛止め部材の坐りが不均衡と
なる。これらの欠点は、2個又はそれ以上の掛止め用つ
めを用いることによっである程度は減らすことができる
が、結果として構造が複雑となる。
本発明の目的は、掛止め状態において装置によって支持
するができる荷重がおもにつめ又は類似の掛止め制御機
構の強度によっては決定することができない前記のよう
な一最的なタイプのレリーズ可能なロック、連結又は支
持装置を提供することである。また、本発明の実施態様
は、掛止め制御機構が完全に密閉されているグリップ又
はロック装置を提供する。
(課題を解決するための手段) 本発明は、レリーズ可能にグリップ又はロックされるべ
き他部材と摺動関係にある本体部材と、同本体部材に可
動的に取り付けられ自由状態とグリップ又はロック状態
との間を運動し同グリップ又はロック状態において装置
に加えられる負荷を生ずるグリップ又はロック手段と、
同グリップ又はロック手段の前記自由状態と前記グリッ
プ又はロック状態との間の運動を制御するための制御手
段とを備え、同制御手段は相対的に摺動可能な構成要素
を含み同要素はその相対的運動によって作動される互い
に係合可能に掛止め手段を有するものであり、同掛止め
手段は前記要素が第1の方向に相対的に所定量だけ運動
したときに自動的に掛止め状態となって同方向又は反対
の方向へのその後の相対的運動がそれぞれ制限され、ま
た前記掛止め状態から反対の方向又は第1の方向に相対
的に所定量だけ運動したときに自動的に掛外し状態とな
って第1の方向又は反対の方向への前記要素のその後の
自由な相対的運動がそれぞれ許され、かつ前記グリップ
又はロック手段の自由状態及びグリップ又はロック状態
が前記制御手段の前記掛止め状態及び掛外し状態、又は
掛外し状態及び掛止め状態と一致することからなるレリ
ーズ可能なグリップ又はロック装置を提供する。
ある実施態様においては、前記掛止め手段が、前記構成
要素の1つに設けられた当接部と、同構成要素の他の1
つに収り付けられ同構成要素の相対的運動によって前記
当接部と協働し、又は協働しない位1の間を回転する回
転つめと、前記掛止め手段の掛止め又はレリーズシーケ
ンス中に1組の角位置につめを位置決めする位置決め手
段とを含むことができ、前記つめは完全回転が可能であ
り、かつ前記位置決め手段が前記他の構成要素に備えら
れ前記つめの周縁部又はつめに関連した部材と係合して
前記掛止め又はレリーズシーケンス中に前記つめを前記
角位置に一時的に位置決めする弾性手段を含む。
前記周縁部はほぼ平行四辺形とすることができ、前記つ
めが前記当接部との係合及び非係合によって回転するに
つれて、前記弾性手段がつめと関連した平行四辺形の周
縁部の各側面に続けて係合し、もってつめを回転させロ
ック又はレリーズシーケンスにおける次のステップに対
して要求される角位置に位置決めする。
前記つめは、凹部又はノツチを有する1対の対向した縁
辺部を備えることができ、掛止め手段の掛止め状態にお
いて当接部のかど部を受ける。
前記弾性手段は、制御部材と、これに作用して制御部材
をつめの周縁部又はこれと関連した部材と係合するよう
に押し付けるばね手段とを含むことができる。
ある構成においては、前記グリップ手段が、前記本体部
材にピボット支持され、かつ同本体部材の対向部と協働
するように形成されたグリップ曲面を有するカム部材を
含むことができ、もって同カム部材の1方向への回転に
より両者の隙間を狭めて使用に際して両者の間に延びる
細長い部材をグリップする。カム部材用ピボット支持手
段は、装置に細長い部材を通すのを容易にし、かつ異な
った断面寸法を有する細長い部材に適応させる目的で、
本体部材の前記対向部に近付は又は遠ざけるために、同
本体部材に摺動可能に取り付けることができ、かつ弾性
手段が前記ピボット支持手段を本体部材の前記対向部に
押し付けるために備えられている。
前記カム部材は、同カム部材とリンクし前記グリップ曲
面に作用する圧力棒を通して使用に際して係合される細
長い部材に作用させることができる。他の構成において
は、前記グリップ手段は本体部材とのピボット結合リン
ク仕掛によって本体部材の対向部に対してほぼ平行的関
係において近付は又は遠ざけるように可動である圧力棒
を含むことができる。圧力棒は、装置に細長い材料を通
すのを容易にし、かつ異なった断面寸法を有する細長い
部材に適応させるために、本体部材の前記対向部に近付
は又は遠ざけるように可動に前記リンク仕掛に取り付け
ることができるでき、かつ前記圧力棒は本体部材の前記
対向部に弾性的に押し付けられている。
前記及び前記他の構成においては、前記制御手段の前記
相対的に摺動可能な構成要素を、一端が本体部材にピボ
ット支持され、他端がピボット運動を制御するなめに前
記カム部材又は前記リンク仕掛に取り付けられた入れ子
型支柱の形とすることができる。
前記構成において、前記制御手段の前記掛止め手段が直
接に前記カム部材と前記本体部材との間に作用するよう
にすることができる。
さらに、1対の前記カム部材が、そのグリップ位置への
回動によって、同部材のグリップ面の間隔がしだいに狭
くなり、これによって使用に際し前記両カム部材のグリ
ップ面の間に延びる細長い部材の確実なグリップをもた
らすように前記本体部材に互に対向してピボット支持さ
れているようにすることができる。
他の構成においては、前記ロック手段が、ハウジングに
取り付けられたケーシング中に摺動可能に取り付けられ
たロック部材を、同ロック部材と前記ケーシングとの間
に作用する制御手段とともに含むことができ、前記本体
部材はシャツトル部材を摺動可能に収容する管状ハウジ
ングの形をなし、前記シャツトル部材の外周と係合する
ためにハウジング内に突出する前記ロック部材を備え、
前記シャツトル部材は前記ロック手段のロック状態にお
いて前記ロック部材を受け、かつハウジング内における
シャツトル部材の摺動運動に従って前記ロック手段を自
由及びロック状態におくために形成された外周凹部を有
する。
さらに他の構成においては、前記本体部材が。
係合部を有し摺動可能に配置されたシャツトル部材を収
容するための管状ハウジングを含むことができ、前記ロ
ック手段はクロスピースを有しハウジングに対してピボ
ット支持されたトグル部材を含み、同クロスピースの一
端部はトグル部材の一方向への回転によってハウジング
の壁に設けられた開口を通ってハウジング内に延びるこ
とができ、かつクロスピースに従属しトグル部材の他方
向への回転によってハウジングの壁に設けられた開口を
通ってハウジング内に延びることができる端末を備えた
脚部を有し、また前記制御手段の摺動可能な構成要素は
、一端においてハウジングに、他端においてトグル部材
のクロスピースの他端部にそれぞれピボット支持された
入れ子型支柱の形をなし、これによってシャツトル部材
のハウジング内における対向方向へのシーケンス摺動運
動によりシャツトル部材の係合部の対向端においてトグ
ル部材の前記クロスピースと脚部とに係合し、前記制御
手段の制御のもとでシーケンス的自由及びロック状態を
順次もたらす。
また、本発明は、一方向への相対的運動に対してレリー
ズ可能にロックされるべき相対的に摺動可能な部材を有
するレリーズ可能なロック、連結又は支持装置に対する
ロック機構であって、同機構が互いに係合可能な掛止め
手段及びロック手段を有する1対の協働的で相対的に摺
動可能な構成要素を含みかつ前記手段は同要素の相対的
運動によって作動するものであり、前記掛止め手段は前
記要素が第1の方向に相対的に所定量だけ運動したとき
に自動的に掛止め状態となって同方向又は反対の方向へ
のその後の相対的運動がそれぞれ制限され、また前記掛
止め状態から反対の方向又は第1の方向に相対的に所定
量だけ運動したときに自動的に掛外し状態となって第1
の方向又は反対の方向への前記要素のその後の自由な相
対的運動がそれぞれ許され、かつ前記ロック手段が前記
掛止め手段の掛止め状態及び掛外し状態又は掛外し状態
及び掛止め状態と一致する前記要素のロック状態及び非
ロック状態の間の相対的摺動運動の方向に対してほぼ横
方向に可動であるロック機構を提供する。
前記掛止め手段は、好ましくは構成要素の1つに設けら
れた当接部と、同構成要素の他の1つに取り付けられ同
構成要素の相対的運動によって前記当接部と協働し、又
は協働しない位置の間を回転する回転つめと、前記掛止
め手段の掛止め又はレリーズシーケンス中に1組の角位
置につめを位置決めする制御手段とを含み、前記つめは
完全回転が可能であり、前記制御手段は前記能の構成要
素に備えられ前記つめの周縁部又はつめに関連した部材
と係合して前記掛止め又はレリーズシーケンス中に前記
つめを前記角位置に位置決めする弾性手段を含む。
前記周縁部はほぼ平行四辺形とすることができ、これに
より前記つめが前記当接部との係合及び非係合によって
回転するにつれて、前記弾性手段がつめと関連した平行
四辺形の周縁部の各側面に続け°ζ係合し、もってつめ
を回転させてロック又はレリーズシーケンスにおける次
のステップに対して要求される角位置に位置決めする。
前記つめは、凹部又はノツチを有する1対の対向した辺
を備えることができ、掛止め手段の掛止め状態において
前記当接部のかど部を受ける。
前記ロック手段が、構成要素の相対的摺動方向に対して
ほぼ横方向への運動に対して1つの構成要素に設けられ
た少なく1個のロック部材と、他の構成要素に設けられ
てロック部材に作用し、前記掛止め手段が掛止め状態若
しくは掛外し状態又は掛外し状態若しくは掛止め状態に
ある位置の間の構成要素の相対的摺動運動に応じてロッ
ク部材をロック位置に保持し、及びロック部材が非ロッ
ク位置に動くことを許すカム手段とを含むことができる
また、本発明は、本発明によるロック機構を有する挿込
み式アタッチメント装置と、アタッチメント装置がレリ
ーズ可能に固定される壁構造中に収納するための受容ソ
ケット部材とを含むアタッチメント装置を提供する。
さらに、本発明は、安全袋ハーネス又は安全ベルトアタ
ッチメントシステムを提供するが、これは前記したアタ
ッチメント装置と、安全ハーネス又はベルトへの接続用
であり、かつ挿込み式アタッチメント装置への取付は用
端末コネクタを有する安全ライン又はラニヤードとを含
む、ある実施態様においては、複数の受容ソケットが壁
構造中の間隔を置いた配置に対して提供され、また前記
安全ライン又はラニヤードは各挿込みアタッチメント装
置へ取り付けるために各対向端に端末コネクタを備える
ことができる。安全ライン又はラニヤードは安全ハーネ
ス又はベルトに設けられたアイレットを通過するが、端
末コネクタの通過は許されない。このような装置は、安
全ベルト又はハーネスの着用者に一時的にも壁構造から
離れることなしに、壁構造の面に1組の挿込み式接続を
提供することを可能にする。
本発明の実施態様を実施例により、また添付図面を参照
して以下に記載する。
(実施例) 第1A図から第5図に、本発明の第1実施例のロープグ
リップを示す0本装置は、ロープ以外の他の形の細長い
部材、例えば剛性又はたわみ性を有する部材であるロッ
ド又は管状ロッド状部材のグリップに使用可能であるこ
とが認められるであろう、ロープグリップアセンブリは
、第3図で明らかなように、断面がほぼ0字状をなす板
部材の形状の本体部材10を有する0円柱状取付は用ビ
ン11は、本体部材10の側板部分に設けられた同軸の
開口を通して延び、外方に突出して1対の取付は用トラ
ニオンを形成する。グリップ用カム部材12は、本体部
材10の側板の間にピボット支持されている。また、カ
ム部材は、第3図で明らかなように、側面から見ると形
状がほぼ三角形である。カム部材のベース部分には、係
合面に曲面溝14を有するアーチ状係合面13が形成さ
れており、前記溝は係合面13の頂部から底部に向って
しだいに深さが増している。カム部材は、本体部材10
の側板部分に設けられた同軸のスロット16A及びカム
部材12の側板部分に設けられた同軸の開口を通って延
びるスピンドル15にピボット支持されている。ねじり
ばね16は、本体部材10のベースの方向に向ってカム
部材を押し付け、これによって本装置に通されるロープ
や他の細長い部材17に軽い圧力を加えるように、スピ
ンドル15に作用する。っがみ18は、ねじりばね16
の押付は圧力に抗してスピンドルとカム部材とを本体部
材のベースから遠ざけてその間の隙間を拡げこれによっ
てロープを本装置に通す作業を助けるために、つかみ易
くするように本体部材の側板部分から外方に突出したス
ピンドル15の部分に取付けられている。第2図及び第
4図から明らかなように、ねじりばね16の両端部分は
、本体部材10の両側板部分間に延びる固定ビン19に
係止されている。
グリップ用カム部材12の作用は、ケーシング部材23
の円筒状孔22内に摺動可能に収容されたロッド21を
含むロックユニット20によって制御される。ケーシン
グ部材23の閉止端は、本体部材10の両側板部分間に
延びる固定ビン24によりピボット支持され、またロッ
ド21の自由端は、カム部材12の両側板部分間に延び
る固定ビン25によりピボット支持されている。
ケーシング部材の円筒状孔22は、その閉止端に直径の
大きな部分26を有する。ケーシング部材23内のロッ
ドの端部には、断面がほぼ長方形で相対する短辺の端面
に1対のノツチ29を有する回転式ロック用つめ28を
収容するために、横スロット27が形成されている。つ
め28は、固定ビン30に回転可能に取付けられている
。軸方向孔31が、スロット27を横切って、ロッドの
端面に設けられている。ばね押し制御ボールアセンブリ
32がこの軸方向孔31中に位置し、ボールを押す圧縮
ばねの自由端に作用する適当な手段によって保持される
。ボールは、以下に記載する掛は金の掛止め及び掛外し
シーケンス中における一組の角位置につめ28を一時的
に位置決めするためにつめの周面に作用する。
第4図に示すロープグリップ装置のレリーズ位置におい
ては、ロッド21はケーシング部材23の円柱状孔の大
小の直径部分22及び26間に形成された環状肩部につ
め28が掛止めされることによって、ケーシング部材の
外にさらに移動することが阻止され、その結果、カム部
材はピボット15の周りに逆時計回りに回動することを
妨げられる。この位置においては、ロープは下方に自由
に移動することができ、またロープの下方移動が阻止さ
れるグリップ位置へのカム部材12の回動が制止される
。ローブグリップを働かせロープの下方移動を制止する
ためには、はじめにロープを上方に引っばり、カム部材
をピボット15の周りに時計回りに回動させる。これに
よって、ロッド21はケーシング部材26中へ摺動し、
その結果掛止め用つめ28が円柱状孔部分22及び26
間の環状肩部から外れる。このように外れると、制御ボ
ール32がつめに作用して、つめをその長辺がロッドの
軸に対してほぼ横向きになる位置にビン30の周りに回
転させる。ついでロープを下方移動させると、摩擦的グ
リップによってカム部材を逆時計回りに回転させるが、
この運動は掛止め用つめによってはもはや制止されない
。つめが前記肩部とその下方の長辺で係合すると、第5
図に示すように、その長辺がロッドの軸に対してほぼ平
行になるような位置につめを回転させる。このため、カ
ム部材は自由となって、逆時計回りの回転を継続する。
ところがカム面13は、このような運動によってカム部
材をロープに突き付はロープを本体部材10のベース部
にしっかり押し付けるような形となっているので、第5
図に示すようにロープがさらに下方へ移動するのを完全
にロックする。
ロープを再度レリーズするためには、ロープをもう一度
上方に引っばり、これによって回転つめがケーシング部
材23の円柱状孔の大径部26中にもう一度もどるよう
な位置までカム部材をピボット15の周りに時計回りに
回転させる。つめ28がもどると、ばね押し制御ボール
32はつめの上方周縁にあるV字状ノツチ29のベース
部に係合するまで下方に移動するが、この位置において
はつめはスロット27の外へ少し突出しており、このた
めロープ、したがってカム部材12及びロッド21がつ
いで下方に移動すると、ケーシング部材の円柱状孔の肩
部がつめの下縁にあるv字状ノツチと係合して、第4図
に示す掛止め状態となって、ロープが自由に下方に移動
することが可能となる。
第6図には、前記ロープグリップと係合する直径の小さ
いロー117Aを示すが、この場合にはカム部材12が
ねじりばね16によって押し付けられてロー117Aと
係合している。
第7図は一変更例を示し、カム部材12Aは簡単な平板
部材からなり、U断面を有する圧力板40がアーチ状カ
ム面の作用をうけてロー117Aとの空振係合をもたら
す、カム部材は斜めに延びたスロット41を有し、これ
にビン42が通されているが、このビンは圧力板40の
両側板に固定されている。カム部材12Aのアーチ状カ
ム面の形状とスロット41の方向とによって、ロープ1
7Aと係合する圧力板のグリップ面にそって均一な圧力
を加えることが可能である。この実施例の作用は、第1
実施例に関して記載したものとほぼ類似している。
第8図は他の実施例を示すが、圧力板40がビン支持の
カムの代りにビンリンク仕掛によって制御される。リン
ク仕掛は1対の平行なリンク43.44からなり、これ
らのリンクはそれぞれの一端において本体部材10の両
側板部に固定されたビン45.46によってピボット支
持され、またそれぞれの他端において圧力板40の両側
板部に取り付けられたビン47.48によってピボット
支持されている。リンク43.44の揺れ運動は、かき
の実施例の前記ロックユニットと一致するロックユニッ
ト20によって制御されるが、このユニットのロッド2
1の自由端は、下部リンク44にピボット結合されてい
る。ビン47.48は、直径の異ったロー117Aに適
応させるために圧力板40の相対運動を可能にする目的
で、圧力板の両側板部に設けたスロットと係合している
。圧力板は、板ばね49によってロープに押し付けられ
ているが、ばねの両端はそれぞれビン47.48と係合
している。この実施例の作用は、さきの実施例とほぼ類
似であるので、これ以上は説明しない。
第9図及び第10図に示す実施例は、第1図から第5図
のグリップ装置とほぼ形態を同じくし、類似の本体部材
10とスピンドル15にピボット支持され、ねじりばね
16の作用によってロープに向って押し付けられるロッ
ク用カム部材12Bとを備える。しかしながら、この実
施例においては、カム部材12Bは、はぼ中実の部材で
あって、ロックユニット20Bは、本体部材10の側板
部10Aに対して直接にロックするように、カム部材中
に組み込まれている。この実施例においては、側板部1
0A中のスロット16Bは第1実施例の対応するスロッ
ト16Aより長い拡がりを有し、制御ユニット20Bの
一部を形成している0回転つめ28は、カム部材12B
に形成された孔部52に位置しロック及びレリーズサイ
クル中につめに作用して位置決めするばね押し制御ボー
ル51とともに、カム部材の側面に形成された空洞50
中に位置している。第10図に示すように、スロット中
につめがロックされると、カム部材12Bが、逆時計口
りに回転してロープを押し付けることを防止する。ロッ
ク機能を得るためには、前記と同様にカム部材を時計回
りに回転させるために、ロープを上方に引っばると、ロ
ック用つめ28が制御ボール51によって第10図に示
すようにその長辺をほぼ水平にして位置し、スロット1
6B中に突出する。つぎに、ロープを下方に引っばると
、カム部材は逆時計口りに回転してつめのノツチのない
長い方の周縁がスロットの底部壁と係合し、これによっ
てつめがカム部材中の空洞50中に完全に入るような位
置まで回転し、カム部材はロープを押し付けるような位
置になる。ロープをレリーズするためには、ロープを再
び上方に引っばってカム部材をピボット15の周りに逆
時計口りに回転させると、ばね押え制御ボールがつめ2
8のノツチ付きの周面に作用してこのノツチ付きの下縁
部がスロット16B中に儀かに突出する位置までつめを
持ち上げるので、ロープの次の下方移動によって、第1
0図に示すように、スロットの下縁部がつめのノツチ付
き縁を掛止めする。
第11A(]及び第11B図は、第9図及び第10図に
示した構造に基づきこれに近い実施例を示す、この場合
には、1対のカム部材12Bが、アーチ状のカム面を互
いに向き合わせて、共通の基板55にピボット支持され
ている。カム部材は、第11A図及び第11B図には示
していないが、ロック用つめを備えた第9図及び第10
図の実施例のカム部材12Bと同じ形状と作用を有し、
基板55に設けられた並置した細長いスロットとともに
ロック制御ユニットを備えている。ロープは2個のカム
部材の間に供給されるが、カム部材は最初はロック用つ
めによってレリーズ位置に保たれている。ロープがさら
に下方に移動することを阻止することが要求されると、
ロープをまず上方に引っばって、カム部材が互いに離れ
るような方向にスピンドル15の周りにカム部材を回転
させると、カム部材を制御している掛止め用つめが外れ
るので、次にロープを下方に移動させると、カム部材は
自由となって互いに向って完全に回転し、これによって
ロープをしっかりとグリップし、下方への移動を阻止す
る。この構造は、水平配置以外の配置にも使用すること
ができ、ロープに遠隔位置から適当な引っばる力を与え
ることによってその遠隔位置から操作することができる
自動操作ロッキングクリート(c!eat)装置を提供
する。使用にあたり、機構が完全に密閉されるように、
第12図の如くユニットにカバー55Aを備えることも
できる。
第13A図から第13D図には、前記制御ユニット20
と同一の構造を有するロックユニットが、摺動シャツト
ル部材と一緒になって簡単にレリーズできる留め金装置
(catch)として用いられる他の実施例を示す、し
かしながら、この実施例においては、ロックユニット2
0Cは、ケーシングユニット23Cの閉止端とロック2
1Cの対向端との間にあって、ロッドをケーシングから
外方にシャツトル60に向けて押し付ける作用を有する
押しばね(spring bias)を備えている。は
ぼ円筒状のハウジング61中を可動なシャツトル60は
、外周に環状ノツチ62を備えるが、このノツチはほぼ
半径方向の上部と斜めに傾いた下部を有する。
シャツトルはノツチ62の上では、円筒状ハウジング6
1中に滑りばめになっている下部に比較して外径が細く
なっている。制御ユニット20Cは、ハウジング61の
外面に固定されており、ロッド21Cはハウジングの壁
に設けた開口を通して突出している。ロッドの端末は、
ノツチ62の斜めになった下面に対応して斜面になって
いる。
操作のシーケンスは第13A図から第13D図に示され
ている。第13A図において、シャツトルが上方に移動
すると、ノツチ62の下部の斜面はこれに対応するロッ
ド21Cの傾斜した端部に係合してケーシング23Cの
内方に動かすので、これによってつめは円筒状孔の拡大
した端部に位置し、第1図から第5図の実施例との関連
で前記したように、つめをレリーズ又は掛止めされない
状態にする。続いてシャツトル60を下方に移動させる
と、レリーズ状態のロッドは、前記押しばねの作用によ
ってノツチ62中に押し出されるため、第13B図に示
すようにロックされる。続いて、シャツトル60を上方
に移動させると、ロッド21Cはケーシング23C中に
押し込まれて、ロック用つめかばね押し制御ボールの作
用によって位置を変えるので、第13C図に示す位置か
らシャツトル60を下方に移動させると、ロック用つめ
がケーシング23C1円筒状孔の大小径部間の肩部に掛
止めされる結果、ノツチ62に完全には係合せず、シャ
ツトルを第13D図に示す位置まで下方に移動させる。
操作のこのシーケンスは、さらに次のロック及びレリー
ズ操作に対して繰返される。ロッド21Cの端末が、シ
ャツトル60の周面から外れるのを防止するためには、
第13C図に示すように、環状端末止め部63を設ける
ことが必要であって、これによって、制御ユニット20
Cの前記ロック及びレリーズのシーケンスサイクルの維
持が確保される。もしシャツトルが完全にロッド21C
を通り越して上方に移動すると、外方へ押し付けられる
ロッドがシャツトルの端末面と係合してシャツトルのそ
の後の移動を防止する。もしシャツトルのより上方への
移動が求められ、かつ環状端末止め部が備えられていな
ければ、第13C図に示すように、さらに長い半径方向
の肩部64をもってこれに代えることができる。
この型のロックシステムは、ローブと組み合わせて、例
えば、ローブに単に引っばる力を与えただけで、デツキ
レベルから遠隔位置で操作できる簡単にレリーズ可能な
ロック機能を備えることが望ましいマストヘッドにおい
て使用することができる。このようなシステムは、足場
システムに関連しても用いることができ、足場分野に対
して簡単にレリーズ可能なロック設備を提供する。
また、このようなシステムは、扉又はキャビネットの閉
止にも用いることができる。これは屋根裏へのハツチを
留める留め金に用いることができる。ユニットが留め金
として用いられるので、プランジャーにせん断荷重がか
かる。留め金白体がロック部材として作用するが、荷重
に耐える能力は掛止め用つめの強度ではなくてプランジ
ャーの強度に比例する。
第14A図から第14D図は、第13A図から第13D
図に示したロック設備の変更例を示す。
この場合には、シャツトル65は、管状ハウジング67
に摺動可能に収容された上類部66と、直径が小さくな
り上類部との間に環状肩部67Aを形成する下部65と
を有する。ロック機構20Dは、ハウジング67に固定
された部位に対してピボット結合したケーシング部23
Dを有する。ロックユニットのロッド21Dは、回転ト
グル部材68にピボット結合されている。トグル部材は
、ハウジング67の壁面のスロットを通って突出するク
ロスピース69を有する。トグル部材は、さらにハウジ
ング67の壁面に設けられた別のスロットを通って係合
することができる従属の脚部70を有する。ピストンロ
ッドは、クロスピース69の一端にピボット結合されて
いる。この設備のロック及びレリーズシーケンスを以下
に記載する。
第14A図において、シャツトル65の上方への運動に
よって、トグル部材のクロスピース69と係合し、これ
によってトグル部材を逆時計口りに回転させる。これに
よって、ピストンロッド21Dはケーシング部23D中
に動き、回転つめは第1図から第5図の実施例との関連
で前記したように位宜し、その結果続いてロッド21D
が外方に動くと、ケーシング部23D内に設けられた円
筒状孔の内部肩部に掛止めされる。したがって、シャツ
トル65が続いて下方に動くと、シャツトルの半径方向
肩部67Aがハウジング67内に突出したトグル部材の
脚部70と係合して、その結果トグル部材は時計回りに
回転して、ロック制御機構20Dのロック状態をもたら
す、したがって、シャツトル65のさらに下方への運動
が阻止される。シャツトルをレリーズするためには、シ
ャツトルを第14C図に示すように上方に動かすと、ト
グル部材のクロスピース69と係合し、トグル部材を逆
時計口りに回転させる。これによって、ピストン部材2
1Dがケーシング23D内へ動き、回転つめが内部肩部
から外されて、ばね押し制御ボールによって、ケーシン
グ23Dに対する制御ロッド21Dの外方への運動を妨
げない位置に置かれる。したがって、第14D図に示す
ようにシャツトル65が続いて下方に動くと、前記のよ
うに制御ユニット20Dのレリーズ状態によってトグル
の脚部70がハウジング67の外方へ動き、結果として
トグルが時計回りに回転する。この実施例においては、
上部環状端末止め部70Aがハウジング67の内周に形
成されており、これによってシャツトル65が上方に動
き、半径方向肩部67Aがトグルのクロスピース69の
上に来て、制御ユニット20Dの前記ロック及びレリー
ズシーケンスを妨害することを防止する。
ハウジング67の環状端末止め部70Aが不適当な場合
には、シャツトルの上方への運動を防止するために、シ
ャツトル65に第2の半径方向肩部を設けることもでき
る。トグルの端末70は2個の肩部67A及び71の間
の凹部に係合することになる。
振動又は突然のショック運動のような状態下でのトグル
68の自由な動きは、ピボット周囲の摩擦要素又はロッ
クユニット20Dのピストン部材21Dとハウジング2
3D間の摩擦要素の介在によって制御でき、これらは減
衰要素として作用する。
このようなシステムは、直接のロックユニットを提供す
る。また、ロックユニットが不潔な環境にあって、シー
ルされたユニットでメインロックから遠隔であることが
要求されるような適用に対して有効である。可能性のあ
る適用としては、英国特許出願第8819928号中に
示された実施例に記載の一般的な形のロープグリップ、
チューブクランプ及び足場支索調節装置(5caffo
ld stayingadjusters)が含まれる
第15A図から第15C図には、第1図から第7図のロ
ーブグリップ装置に使用できるロックユニットの他の形
を示す、ロックユニットは、上端を閉止したケーシング
82中に固定された円筒状部材81中に摺動可能に収容
されたロッド80を含む、掛止め部材83は、第15A
図に示すように、ケーシング82の上端中にピボット支
持され、その平らな上端に作用してこれを押し付けるば
ね押し板84を伴っている0図中において、掛止め部材
に従属した細長い脚部85はケーシングの軸の一方の側
に位置している。側面に延びる掛は金(peg)86が
脚部85の端末に設けられている。
ロッド80の上端は、内向きの段付き部87となってい
る0段付き部87の側壁には、三角形横方向下部凸部8
8とこれと間隔をおいて三角形上部凸部89が設けられ
、両者の間に掛止め用キー溝90が形成されている。凸
部89の上面は、ロッドの軸に対して斜めに延びる傾斜
面91となっている。下面92は、最初に上部傾斜面9
1に対してほぼ平行に延びる。ついで、フック部93が
形成され、通常は三角形凸部88の頂点の上に位置する
掛は金に対してもどり止めの役をする。
作用については、ロッド80が第15A図に示すレリー
ズ位置からケーシング82中に動くと、掛は金86は傾
斜面91に当接し、掛止め部材83がこれを押し付ける
力に抗して回動する。掛は金86が上部凸部89を通過
すると、板84に作用しているばねの力で、掛止め部材
83が回動して、掛は金86がキー溝90に当接して、
結局第15B図に示すようにフック部93に掛止めされ
るに至り、これによってユニットはロッド80の自由な
下方移動を阻止するロック状態になる。ユニットをレリ
ーズするためには、ロッドを再び上方に動かすと、掛は
金86がフック部93から外れて、掛止め部材83のば
ねの力でキー溝90の左側から通過し、このためロッド
80を続いて下方に動かすと、掛止め部材83は掛止め
キー溝90から外れてロッドを十分に動かすと第15A
図に示す状態にもどる。
第16A図から第16F図には、第1図から第7図の装
置に使用できるロックユニットの他の形を示す、ロック
は第15A図から第15C図のそれと類似であるが、円
筒状部材100と摺動ロッドアセンブリ103が変更さ
れている。さらに、ケーシング82内に備えられた回動
掛止め部材83が欠けている。この変更されたロックユ
ニットは第16A図に示すように、円筒状部材100は
、90゛間隔に配置した1組4個からなる内面に設けら
れた軸方向の深い凹部101と、同様に90゛間隔に配
置した1組4個からなる軸方向の浅い凹部102を有し
、かつこれら両組の凹部は互いに45゛ずつずれて配置
されている。第16B図から分かるように、浅い凹部1
02は、円筒状部材100中に短い長さしか延びていな
い。
第16C図から分かるように、ロッド103の上端には
、90゛間隔に配置され円筒状部材100の深い凹部1
01と摺動可能に係合する1組の外スプライン104を
備える。また、ロッド103の上端には、回動可能な環
状ロック部材106がはめられる軸方向のスピゴット1
05を一体的に備える。環状カラ一部107Aが、スピ
ゴット105の上端にあり、ロック部材106の上端の
凹部に当接し、ロック部材106を下方に押し付けるば
ね106に対する当接部を提供する。ロック部材106
は、円周方向に90°の間隔で配置された1組のスプラ
イン108を有する。各スプライン108の下部は、内
方段付き部109となっており、円筒状部材100の浅
い凹部102と嵌合する。各内方段付き部109の先端
は、第16C図及び16D図に示すように傾斜している
ので、ロックユニットの掛止め及び掛外しシーケンス中
に、この部分が円筒部材100の浅い凹部102又は深
い凹部101に係合すると、ロック部材106は第16
F図の矢印で示す方向に回転させられる。
ロック部材106とロッド103の上端には、それぞれ
に係合用鋸歯状突起110.111を備え、ロッドが下
方に動かされ、その上端が円筒状部材100中に入るま
で常態では互いに係合している。この運動は、ロック部
材スプライン108の段付き部109の傾斜した先端を
、ロック部材106の方位によって、円筒状部材100
の浅い凹部102又は深い凹部101と係合して、鋸歯
状突起110.111の掛外しとロック部材106の回
転とをもたらし、結果として鋸歯状突起は第16D図に
示すようにかみ合わない状態となる。
もし、スプライン108が浅い凹部102と係合すると
、ロック部材106、したがってロッド103の下方移
動が制限され、ロックユニットのロック状態をもたらす
、ロックを外すには、ロッド13を再び上方に動かし、
これによって鋸歯状突起110.111が係合してロッ
ク部材106を次の目盛り位置までさらに回転させると
、ロッド103の続いての下方移動によって、スプライ
ン108が円筒状部材100の深い凹所101と係合す
る。このように係合するスプラインの最初の部位は、ス
プラインの段付き部109の先縁部であるが、第16D
図に示すように、ロッド103の上端からロック部材1
06から離して鋸歯状突起110.111を外し、つい
でロック部材106をロッド103に対して回転させて
、スプライン108を円筒状部材100の深い軸方向凹
部101に係合させる。これによって、ロッド103が
円筒状部材100中を下方に摺動可能となって掛外し状
態をもならす、ロッド103を円筒状部材100中で続
けて上下に運動させ、掛止め状態及び掛外し状態を発生
させるなめに、このシーケンスを繰り返す。
このロックユニットに組みこむことができる掛止め機構
の他の形が米国特許第4,709.454号に記載され
ており、その開示は参考のために本明細書中に組み込ま
れている。
第17図から第36図に、協働する部分の一方に設けら
れて作動した場合に他方とロック係合する、本発明によ
るロック機構を用いたロック又は連結機構の多数の実施
例が示されている。
第17A図及び第17B図並びに第18A図及び第18
B図に示す実施例は、本体部材211が挿入されるソケ
ット部材210を含み、本体部材211には本発明によ
るロック機構が設けられたレリーズ可能なロック装置を
備えている。ソケット部材210は本体部材211を受
入れるほぼ円筒状の盲孔212Aを有し、この盲孔21
2Aの開口端に隣接して、以下に述べる本体部材211
に組付けられたロック機構の部分を受入れる大きな環状
凹部213Aを備えている。
本体部材211は、円錐台状の肩部214を間において
小径孔213に移行する軸方向孔212を一端部に有す
る円筒状部材を備えている。孔212には環状のアンダ
カット部215及びこれと間隔をおいた環状凹部216
が形成されている。
凹部216を少し越えたアンダカット部215と反対側
の位置に、2.3.4個又はそれ以上の複数の、等角度
間隔に間をおいた開口218が、対応する数のロック用
ボール217を受けるなめに、孔212の壁を貫通して
設けられている。開口218の壁は、ボール217を離
脱はさせないがロック位置にある本体部材211の円筒
状外周面から半径方向外方に突出することを可能とする
ように、半径方向外方に向って多少小径となっている。
制御プローブ219は孔212内に摺動可能に取り付け
られており、小径孔213内に摺動可能に挿入される小
径端部が形成されている。プローブ219は、孔213
内に設けられた圧縮ばねにより、孔212から外向きに
ばね付勢されている。
第18図に示すごとく、ロック機構の非ロック状態にお
いては、ロック用ボール217は本体部材211の円筒
状外周を形成する面内に入っており、プローブ219の
小径端部220に留っている。
プローブの大径部222上の自由端表面には軸方向盲孔
223が形成され、プローブの同部分222には、その
自由端面からその長さの大部分に沿って延びる直径方向
スロット224が形成されている。つめ225がスロッ
ト224内に回転可能に組み付けられている。つめ22
5はほぼ長方形で、その外周の対向する小幅側に1対の
ノツチ226を有している。つめの回転位置は、孔22
3内に位置しつめの長方形外周面に作用してつめをその
都度具なる角位置とする、ばね押しボール227により
制御される0回転つめ225は、以下に述べるごとく、
プローブと本体部材211の間の掛止め機構となってい
る。
第18A図はロック用ボール217が設けられたロック
機構の非ロック状態を示している。この状態では、回転
つめ225はばね押しボール227により、つめ225
の外周から外向きに突出して本体部材211内に形成さ
れたアンダカット部215の当接面と係合するように、
第18A図に示された角位置になっている。この位置は
第20A図にも概略示されている0本体部材211がソ
ケット部材210内に係合されれば、プローブ219は
ソケット部材内の盲孔212Aの端壁に係合し、更にソ
ケット部材内に向かう本体部材の運動により、第20B
図に示す如く回転つめ225が環状凹部216内に係合
するまで本体部材211に対して摺動変位する。プロー
ブ219がこの位置となれば、つめ215はばね制御手
段の作用により凹部内に突出するような角度に移動し、
これにより凹部216の端面に引掛って、第20C図に
示すごとく、本体部材211の孔212から出る方向の
プローブ212の移動を拘束する。この状態では、ロッ
ク用ボール217はプローブの小径及び大径部220,
222の間の円錐台状肩部に先ず係合して半径外向きに
移動されて、第20B図及び第20C図に示すごとく、
外側のロック位置に保持され、プローブ219の大径部
材222の外周上に乗っている。このロック位置は第1
9B図に示され、ここではロック用ボール217はソケ
ット部材210内の内側凹部213Aに係合して、そこ
から本体部材211が引抜かれるのを阻止している。
プローブ219の回転つめ225が本体部材211の内
側凹部216の端部当接面と掛止めされた状態は、ロッ
ク機構のロック状態に対応するが、この状態ではばね押
し制御ボール227はつめの長方形外周の1対の長辺面
のひとつに作用する。
ロック機構を解除するにはつめ225を外す必要があり
、このことは本体部材211をソケット210内に押し
込み、プローブ219の自由端面を盲孔212Aの底部
と当接させてプローブ219と本体部材211の間の相
対移動を生じせしめることにより達成される0次いでプ
ローブは、つめ225のノツチ226が本体部材211
内の環状凹部216の端部当接面から外れるように、孔
212内に更に挿し込まれる。この当接面から外れれば
、つめは回転自在となり、弾性制御手段227の作用に
よりつめは多少の回転運動を生じて、つめの外周の平行
な長辺面が本体部材内の孔212の軸線とほぼ直角とな
る0次いで本体部材はソケット部材210から引抜かれ
る方向に移動され、これによりプローブは、この段階で
は部分的に圧縮された状態にあるばね221の作用によ
り、孔212から外向きに自由に押し出される。この本
体部材211に対するプローブ219の相対的外向き運
動はつめ225の上記した新しい状態の結果として可能
となり、つめがそのノツチを設けていない長辺面の一方
において凹部材216の端部当接面と係合すれば、つめ
はばね制御手段227に抗して自由に回転してプローブ
219の外周内に完全に入り、ばね押しボール227が
つめのノツチを設けた端面に作用する位置となる。っめ
225が孔212のアンダカットされた端部と向がい合
う位置となるまでプローブが孔212がら外向きに移動
すれば、つめはばね押しボール227の作用により、第
20A図に示すごとくプローブ219から外向きに移動
してこのアンダカットと係合し、前記ボールはつめの対
応するノツチを設けた端部の底に係合する。ロック用ボ
ール217はプローブ219の小径端部材220と向か
い合って本体部材211の内方への移動が許容され、こ
れによりソケット210から本体部材211が自由に引
き抜かれることが許容される。
第21図は、端部が開口されたソケット部材210Aに
本体部材211Aが適用されている点を除き、前記とほ
ぼ同様の構成を示す、この実施例においては、プローブ
219Aの動作は、本体部材211Aに摺動自在に設け
られ、本体部材211Aに形成された横向きスロットを
通して延びるビン229によりプローブ219Aの小径
部220と連結された外部スリーブ228により行われ
る。環状凹部216の端壁当接面に対するつめ225の
掛止めを生ぜしめるためのプローブ219Aの作動は、
第21図に示すごとく、本体部材211Aの挿入にとも
なうソケット部材210Aの端面に対するスリーブ22
8の係合によりなされる。凹部216の端部当接面に対
するつめ225の掛止め及び掛外しのシーケンスならび
にソケット210Aの内側環状凹部におけるボール21
7の対応する係止及び解除は、第19A図から第20C
図に関して上述したシーケンスによりなされる。
第22A図及び第22B図は、挿入される溝付きビン2
36を受は入れて解除可能にロックするソケット部材2
35内にロック機構が設けられた実施例を示す、このロ
ック機構は、一端に溝付きビン226を受は入れる円筒
状凹部238を有する円筒状ケージ部材237を備えて
いる。ロック用ボール239は、凹部238の壁に設け
られロック状態においてはボールが凹部238から内方
に突出するように成形された開口240内に位置してい
る1回転つめ241はケージ237の他端から延びるス
ロット242内に位置している。つめ241の角位置を
制御するばね押しボール244は、ケージ部材237の
前記他端からスロット242に沿って延びる孔243内
に設けられている。
ケージ部材237はソケット部材235の孔内に位置し
ており、この孔の底とケージ部材237の向かい合う端
面の間に圧縮ばね245が設けられている。
ソケット部材235内の孔には、前記実施例と同じく、
回転つめ241のための当接面を一端に設けた第1環状
凹部246が形成されている。またこの孔には、ロック
用ボール239を以下に述べるようなロック位置に維持
する浅い部分248を一端に有する第2環状凹部247
が形成されている。
ロック機構の初期の自由状態は、凹部246の左側半径
方向当接面に対し掛止めされたロック用つめ241と共
に、第23A図に示されている。
この状態では、ケージ部材はソケット部材235内で、
ロック用ボール239が環状凹部247の深い部分の左
側端に位置して凹部238から半径内方に向かってケー
ジ部材237内に突出しないような軸方向位置に、保持
されている。この状態で溝付きビン236は、ケージ部
材237の凹部内にその端壁と当接するまで係合される
。ビン236のそれ以上の移動は、ケージ部材237を
ばねの作用に抗して第23B図に示す位置まで押圧する
。つめ241に作用するばね押し制御手段244は、第
23A図に示す位置における凹部246の半径方向当接
面から一旦外れれば、つめを第22B図に示す位置に回
転させる0次いでビン236に作用する力は除去され、
圧縮ばね245がケージ部材237に作用して第23C
図に示す位置まで移動する。このことは、つめ241が
第23B図に示すごとく再位置決めされ、その結果ケー
ジ部材237が左向きに移動するにつれてつめ241が
第23C図に示す状態となることにより許容される。こ
の状態では、ロック用ボール239は凹部247の浅い
部分248に位置して、凹部238から半径方向に向か
ってケージ部材237内に突出する。この状態で、第2
2B図に示すごとく、ボールはビン236に設けられた
環状溝249に係合して、ビン236をソケット部材2
35内にロックする。ビン236を離脱するにはビンは
ソケット部材235内に押し込まれ、その結果ロック用
ボール239は凹部247の深い部分向に移動して、ビ
ンの満249から解放される。
ロック用つめ241がソケット部材の凹部246と半径
方向に並べば、ばね付勢されたボール244が作用して
、つめ241を第23C図に示す位置から、ボール24
4がつめ241の端面の■形ノツチの底に係合するまで
時計回りに回転する。
この位置ではばね245の作用によるケージ部材の同方
向の移動をともなうビン236の除去により、つめ24
1の反対端のV形ノツチが第23A図に示すごとく凹部
246の左側の半径方向当接面の角部を受ける状態とな
るように、つめは凹部236内に突出し、これによりケ
ージ部材237をその位置に掛止めしてロック用ボール
239が凹部247の深い部分にあるようにする。これ
によりビン236はロック機構及びソケット部材235
から自由に引き抜かれる。
上述の各実施例は、互いにロックされまたロック状態か
ら解除される2つの部材の間の機械的相互作用により操
作される機械作動式ロック機構よりなるものである。
第24A図及び第24B図は、例えば管状部材、筒状棒
材、ローブ又はワイヤのような機構内を通る細長い要素
のための自動グリップ式のロック機構を図示している。
この機構は外部管状ハウジング250と、その内部に摺
動自在に位置する内部管状ボールケージ251より構成
されている。ケージ251とハウジング250の間の掛
止め機構は、ハウジング250の壁に設けられた半径方
向スロット254内に位置する回転つめ252と、これ
に作用しハウジングの壁に設けられた孔255内に設け
られたばね押し制御用ボール253より構成されている
。つめ252は前記各実施例で述べたと同じ全体形状を
備えており、ばね押し制御用ボール253は、掛止め及
び掛外しの作動に際し、前記各実施例で述べたシーケン
スに従ってつめ252の角度位置を定める。ケージ25
1には、その外面に環状凹部256が設けられ、この凹
部256の上部の半径方向端壁はつめ252が第24A
図に示すごとく係合する当接面となっている。
ロック機構はケージ251の壁を貫通する各開口内に位
1したロック用ボール257により構成されている。ロ
ック用ボール257の位置決めは、ハウジングの下部内
面の環状カム面258によってなされる。カム面258
は一定深さの上部の比較的深い部分259を有しており
、この部分はボールがケージ251の内周から内方に突
出しない位置をとることを許容している。カム面258
の一定深さ部分259は円錐台状部260につながって
おり、この円錐台状部はハウジング250の下端に向か
って小径となって、ケージ251がハウジング250内
で第24B図に示す位置に向かって下方に移動する際に
ボールがカム258の内面からロック位置に向かって内
方に移動するようにしている。初期状態ではつめ252
が凹部256の一端に設けられた当接面と係合して、ケ
ージ251は第24A図に示すごとく上方位置に掛止め
されている。この位置ではケージ251及びハウジング
250を軸方向に通る細長い部材は、ロック機構を通っ
て自由に下方に引き出すことができる。細長い部材の外
側はそれが通って移動するとき、ケージ251内周の間
に摩擦係合があるようになっている。ロック状態を生ぜ
しめるには、細長い部材は逆方向すなわち上方に移動さ
れ、これによりケージ251を充分に持ち上げて、制御
用ボール253がつめ252に作用してこれをほぼ水平
状態まで回転させることを許容する。その結果、これに
続く細長い部材の下方移動により、ケージ251も両者
間の摩擦接触のもとに下方に移動し、凹部256の上端
当接面が今回はつめ252の長い方のノツチのない側面
と接触して、つめは第24B図に示すほぼ鉛直状態まで
自由に回転され、ケージ251の自由な下方移動を許容
する。ケージ251が第24B図に示す位置に向かって
下方に移動するにつれて、ロック用ボール257はカム
面258の小径となる円錐台状部に沿って移動し、内方
に移動して細長い部材とのロック状態となる。引き続い
てロック機構を細長い部材から解除するには、細長い部
材は上方に移動され、これによりケージ251を充分に
上方に移動して、細長い部材とケージ251の下方移動
の際にケージが第24A図に示す状態でハウジング25
0に対し掛止めされるように、制御用ボール253がつ
め252をケージの凹部256内において位置決めする
ことを許容する。
ロック用ボール257は他の適当なロック要素、例えば
ローラ、くさび又は鋸歯状のコレットに代えてもよい。
この形式の機構はボールケージ251をハウジング25
0に対し移動させる機械的手段を設けて機械的に作動さ
せてもよいし、あるいは上述のように細長い部材とボー
ルケージ251の間の摩擦接触のみによるようにしても
よい。
第25図は、包囲する雌ねじと係合する雄ねじを設けた
縁部263又は平坦なグリップ用縁部を有するくさび部
材261及び262の形状をなす、代りのロック用部材
を図示している。くさび部材は、管状支持部材267に
設けられたビン266が貫通する水平方向スロット26
4.265により半径方向に移動するように拘束されて
いる。この実施例の管状のロック用ケージ268は、く
さび部材261,262の傾斜した内面と協働する外側
に張り出しな下端部を有しており、管状支持部材267
に対するゲージ268の相対的軸方向移動に基づき、く
さび部材に外向きの力を与えて包囲する構成部材の内面
とロック係合させるものである。第24A図及び第24
B図に関して上述した掛止め機構が、この実施例におい
ても第24A図及び24B図において述べたと同様の係
合及び解除動作をさせるためにケージ268と支持部材
267の間に設けられており、両者間の前記掛止め機構
により制御される係合及び解除のためには、ケージ26
8と支持部材267の間の相対移動が必要である。
第26A図及び第26B図に示す実施例は、全体として
第24A図第24B図に示すものと同様であり、同一部
分には同一符号を付しである。従って以下に述べるこの
実施例の説明は第26A図及び第26B図の実施例が備
えた変更部分に限定する。この実施例は細長い部材、例
えばロープ又はワイヤのためのロック機構を構成し、予
め定められた設定限界の高加速度となるまでは装置を通
るローブの下向きの正常な自由な通過を許容するが、そ
の限界で装置は作動しロープをしっかりとグリップして
装置を通る下向きの移動を阻止する。
管状ケージ251Aは上端が変更されており、これによ
り掛止め用つめ252と協働する環状溝256の上端側
の半径方向当接面は、ケージの上端部に摺動自在に組付
けられた環状カラー271により構成されている。カラ
ー271はケージ251Aの環状凹部256と隣接する
半径方向段部273に向けてばね付勢されている。第2
4A図に示す掛止め状態に対応する第26/l!lに示
す掛止め状態において、ロー1270が装置を通って下
方に通過すれば、ロック装置は非ロック状態となってい
る。しかしながら例えば急激な荷重などによりローブの
加速度が急に増大すれば、管状ケージ251Aが摩擦に
より一緒に動かされ、カラー271を付勢する圧縮ばね
の作用に抗して、第26B図に示すロック状態まで下方
に移動される。
このような荷重を解除すれば、ロック用カラー271に
作用しているばね力がロック機構を第26A図に示す非
ロック状態に戻す、この他の、回転つめ252をロック
用カラー271と掛止め掛外しさせるのに必要な装置の
ロック及び非ロック状態は、第24A図及び第24B図
に示した装置のロック及び非ロックと関連して説明した
のと同じ作用によりなされる。
第27A図及び第27B図は、例えば平棒、丸棒、角棒
又はIビームのような成る長さの中実又は管状の棒材を
しっかりとクランプ係合させるためのロック機構を示す
、このロック機構は棒材276の外形に接して囲むよう
適合され全体的にその外形に対応するハウジングよりな
るロック本体275を備えている。ハウジング275は
、棒材276の一側に棒材276に対し作用するロック
機構を備えている。ばね押し制御ボール278の作用を
受ける回転つめ277が、ハウジングのスロットを形成
した壁部に位置している。ハウジング275の内壁部に
は、回転つめ277の下方の位置に、ロック用ボール2
80を制御するためのカム面279が形成されている。
ボールケージ部材281が、掛止め装置277.278
を収容するハウジング275の壁の内面とロック機構2
79.280の間に位置しており、ハウジング275に
対し相対的に摺動自在である。ケージはロック用ボール
280を受は入れる開口282及び掛止め用つめ277
・を受は入れる開口283を有しいてる。ケージ281
には弧状のばね部材284が、棒材276と摩擦係合さ
せるために設けられている。第27A図に示すごとく、
ケージの開口283内の回転つめ277が掛止めされた
状態では、ロック機構を通る棒材276の自由な下向き
移動が許容される。棒材のロックを行うためには、つめ
277がばね押し制御ボール278の作用を受けて開口
283内に完全に係合するように、先ず棒材は上方に移
動される。これに続く棒材276の下方移動は、スプリ
ング284による棒材との摩擦係合を介してケージ28
1の対応する下方移動を生じせしめ、これによりロック
用ボール280がカム面279の下部傾斜部に沿って移
動し、第27B図に示すロック状態となるように棒材2
76に対し挿込み係合を生じる。棒材276を解除する
には、回転つめ277がばね押しボール278による制
御のもとにケージの開口283内に再び係合するまで、
棒材は第27B図に示す位置から上方に移動される。こ
れにより、引き続いて棒材276がケージ281と共に
下方に移動すれば、つめ277のノツチが設けられた端
部がケージ281の開口283の上縁部に係合してケー
ジは第27A図に示す位置に掛止めされる。
第28A図及び第28B図は、ロック機構が、管状部材
291に取外し可能に取り付けられた挿込み式コネクタ
部材290に設けられている実施例を図示している。挿
込み式コネクタは全体として円筒状でロック機構を保持
するロック本体292を備えている0回転つめ293は
ロック本体292の外周の切抜き部294内に位置して
おり、この切抜き部に形成された孔内に位置するばね押
しボール295が設けられている。切抜き部294の下
方には4個の等間隔に配置された一連の切抜き296が
形成され、此等の切抜きはその中にそれぞれ配置された
ロック用ボール297のためのカム面とするために形成
された底面を有している。カム面はロック本体292の
ほぼ軸線方向に延びる上部を有し、この上部はボールを
外向きに押して管291とロック係合させるための下部
の傾斜面に移行している。環状のボールケージ298が
ロック本体292を囲っており、これには掛止め用つめ
293と協働する開口29つと各ロック用ボール297
を受は入れる4個の等角度間隔に配置された開口300
が形成されている。またケージ298には、管291の
内面との間に摩擦係合を生ぜしめるために、弧状のばね
片301が設けられている。
第28B図に示すごとくロック本体292が管291内
に挿入されれば、ばね301と管291の内面の間の摩
擦係合は管291内でケージ298を引き止め、一方ロ
ック本体292は拘束されることなく下向きの移動を続
ける。ロック本体292とケージ298の間のこの相対
移動はつめ293が、第28B図に示すごとく係合して
いた開口299の上部から離脱するのを許容し、これに
よりつめはばね押し制御用ボール295の作用のもとに
、開口299内でほぼ水平な位置まで回転される。これ
に続くロック本体299を管291から引き抜こうとす
る動きは、つめ293が掛外された結果としてケージ2
98内におけるロック本体の自由な上方移動を生じ、こ
れによりロック用ボール297は、それらが設けられた
対応する切抜き部296のカム面の下部傾斜部により、
管291の内周とロック係合される。このようにして管
291内におけるロック本体292のしっかりしたロッ
クが達成される。ロック本体292を管291から離脱
するには、回転つめ293をケージの開口299内に係
合させるように、ロック本体292を逆向きに更に管2
91内に移動させる必要がある。この状態では回転つめ
はばね押し制御用ボール295により成る角位置にセッ
トされ、続くロック本体292の上方移動にもとすき、
第28B図に図示のごとく開口299の上縁に掛止めさ
れる。この掛止め状態では、ロック用ボール297は切
抜き296のカム面の上部の軸線方向部に保持され、管
291の内周とのロック係合が解除される。この状態で
は、ロック本体292は管291から引き抜き可能であ
る。この装置の可能な適用分野は建築用足場であり、そ
れの管状部材と共に簡単で信頼性のあるロックを可能と
する。
上記全ての実施例においてロック用ボールは、例えばロ
ック用ローラ、ロック用くさび部材または鋸歯状コレッ
トのような適当なロック用要素に代えてもよい。
以上に述べた実施例は、本発明によるロック機構を組み
込むことができる広範囲の異なる型式のロック連結又は
支持装置を単に例示するものである。例えば参考として
ここにその開示を組み入れる英国特許2,140.49
5に述べられた各構成は、本発明によるロック機構を使
用するために適用することができる。
以下は、本発明によるロック機構のいくつかの例又は可
能な応用分野であるニ トリルストリングの運転、弁の操作(特に手動ハンドル
)、家庭用口栓、ロックボルト(機械用又はコンクリー
ト用)、ホイストのデツトマン式操作、ジヤツキ、ねじ
作動装置、安全ロック(2次及び3次デッドロック)、
ロボット工学、腕時計バンドのような細々した応用、ベ
ルト、伝動及び連結装置、駆動及び索引用連結部、電気
スイッチ及び差込み装置、自立式足場並びに貯蔵及び倉
庫への応用。
第29図から第36図には、着用者を固定構造部に取外
し可能にしっかりと保持するための安全ハーネス又は安
全ベルトに連結された安全ラニヤードの端部アタッチメ
ントと接合する容易に取外し可能な挿込み式結合手段を
提供するために特に適用された、本発明によるロック機
構を備えた装置の例が示されている。この挿込み式ユニ
ットは、例えば、建物の壁のような固定構造に埋め込ま
れたソケット部材に受は入れられる。従来技術の方法で
は、例えば窓の近くの内部壁面の丈夫な場所に窓掃き業
者を支持するために、不体裁に突出するアイボルトが壁
に固定され、それに安全ハーネスラニヤードの端部接続
部材が取り付けられる。
同様のアイボルト支持点は、例えば梯子を上ったり外面
に設けた足場上を移動したりする作業者を支持するため
に、建物の壁の外面に設けられている。埋め込まれた管
状の受容要素を使用する本発明による方法は、安全アタ
ッチメント取付点のための上述した不体裁に突出するア
イボルトを不要とする。
第29A図から第29C図、第30C図及び第31A図
から第31G図は、壁又は隔壁部材に固定するための受
容ソケットの種々の構造を図示している。第29A図か
ら第29C図の受容ソケットは、壁構造に形成した円筒
状開口内に樹脂接着するものである。このソケットは、
自由端が外側に張り出した縮小径の入口頭部311が形
成された管状金属部材310を備えている。補強カラー
312が頂部311の周囲に設けられて、圧入、スェー
ジまたはスポット溶接されている。ソケットの本体部材
310の外周面は、壁の開口内の樹脂接着を助けるため
に、第29A図に示す如くローレット仕上げされている
。管状ソケット310の大径部内には、その左端から内
側に間をおいて端壁313が設けられている。端壁31
3は樹脂製キャップにより設けてもよいし、管状ソケッ
ト内に固定した打抜きワッシャでもよい、カップ状スラ
イダ314はソケット部材310内に設けられ、その頚
部311内に摺動自在に嵌合される寸法となっている。
スライダー314は4つの等間隔で軸方向に突出する脚
315を有し、その自由端には、ソケット部材310内
の本体部材と頭部の間に形成された内側肩部と係合する
、外方に突出する顎316が設けられている。この構成
によればカップ形の要素314は、ソケット部材310
の頚部311内にスナップ化めすることができる。圧縮
ばね317が、ソケット310の本体部材を閉じている
端壁313とカップ形のスライダ314の間に作用して
いる。
環状の樹脂製キャップ318が頚部311の外方に張り
出された端部の囲りにスナップ止めされ、使用の際にソ
ケット部材が固定される壁の開口の周囲の面と係合する
ように外方に突出する環状の当接面319が設けられて
いる。
第30A図から第30C図は第29A図から第29C図
に示すものと同様であるが、種々の異なる壁構造用に適
用される受容ソケット部材の構造を図示している。この
実施例の説明は、この2つの受容ソケットの構造の相違
部に限定する。受容ソケット320の本体部材320は
、頚部313と反対端に、内方に縮小して内面にねじが
設けられた小径の管状端部322につながる円錐台状部
321を備えている。圧縮ばね317が円錐台状部32
1とカップ形のスライダ314の間に作用している。第
29B図の実施例の樹脂製エンドキャップ318は、環
状ワッシャ323で置換されている。この受容ソケット
は中央壁の開口内に樹脂接着してもよいし、ねじ切りさ
れた引張り要素324により保持してもよい、この引張
り要素は一端がソケット320のねじ切りされた端部3
22に係合され、その他端部と協働して部材324が通
過する当接面と係合するためのねじ切りされた保持部材
を備えている。引張り要素324を設けない場合には、
樹脂製キャップ(図示省略)を、ソケット320のねじ
切りされた管状部322の開口端に嵌合すればよい。
第31A図から第31G図に図示する受容ソケット33
0は、円筒状棒材から機械加工された部材である。棒の
外面はローレット仕上げされている。棒材は、最初の顕
部331と、これが開口する大径の中央内径部322と
、更にこれが縮小されてねじ切りされた小径他端部33
3となるように軸方向に孔あけされている。棒の外周は
右端が環状段部334を形成するように加工され、ここ
に第30C図の構造のワッシャ323と同様の外方に突
出するワッシャが設けられてかしめられる。
第31D図に示すごとく、受容ソケット330は、その
内周の内側にねじ切りされた端部に係合するねじスタッ
ド335を用いて、中実又は中空の壁に保持してもよい
、第31C図は、ねじ切りした締付は要素337の頭部
とソケット部材330の端面上の向かい合って小径とな
る面の間に位置する拡張カラー336からなる固定装置
を図示している。締付は要素337は、ソケット330
のねじ切りした端部333に部材337をねじ込むこと
を可能とするために、六角端部338を有しており、こ
れによりカラー337の拡張を生じせしめて周囲の開口
の壁面にしっかりと保持させる。第31E図は環状段部
334を張り出した状態、第31F図は他端部333に
樹脂製キャップを嵌合した状態、第31G図は他端部3
33の変形構造を示す。
第32A図から第32D図は、第29図から第31図の
何れかに示す埋め込まれたソケットに取り外し可能に係
合される挿込み式のロック装置を図示する。このロック
装置は先端が閉じられた軸孔を有するプローブ様部材3
40を備えている。
プローブ340の孔内には小径となる先端部342を有
する筒状のロック制御用部材341が位置している。制
御用部材341の他端には盲孔343が形成され、この
盲孔は制御用部材341の後端からその軸線方向に沿っ
て延びる直径方向スロット344によりその長さの途中
まで横切られている0本発明の先に述べた実施例の回転
つめと同様な回転制御用つめ345が直径方向スロット
344内に位置しており、その回転位置も上記実施例と
同様にばね押しボール346により制御されている。環
状凹部347がプローブ340の内面に設けられており
、これもまた先に述べた実施例の作動の通りに、掛止め
の状態によりつめ345のノツチを設けた端面と協働す
る。4個の等角度間隔で配置された孔348が、これま
た上記実施例と同様、ロック用ボール349を受は入れ
て位!決めするために、プランジャー340の壁を通し
てその先端付近に形成されている。ボールは制御用部材
340の本体部と接触しているときは外方に突出したロ
ック位置に維持されるが、小径となった端部342が半
径方向にボールと並ぶように制御用部材が移動されれば
、ボールはプローブの内方に移動してロック解除を許容
する。開口付きフランジリング350が外周の環状溝3
51内に設けられて、スナップリング352によりプロ
ーブ本体340の外周に位置決めされている。第32A
図から第32C図に示す開口付きフランジリング350
には短かい長さのラニヤードに適合するスロット390
が形成され、このラニヤードは以下に第33図から第3
6図により説明する安全フック装置と係合する開口を設
けるために縫い合わせてもよい。
軸方向孔を有する球根状の作動部材353が、プローブ
340の後端部に摺動自在に設けられており、両者の間
に作用する圧縮ばね354が設けられている0作動部材
353は、その壁の直径方向に対向する孔に係合しプロ
ーブ340の壁の直径方向に対向する部分に形成された
スロット356を通るビン355により、プローブ34
0に保持され、またこのピンは作動体353と制御用部
材341が一体となって共に移動するように、制御用部
材341の側壁に形成された横方向孔に係合している。
第29図から第31図に図示した型式の受容ソケット内
に挿込み式ロック装置の挿入を許容するには、回転掛止
め用つめ354を第32C図に示す掛止め状態から解除
させるようにするために、作動体353は圧縮ばね35
4の作用に抗してプローブ340に対し移動される。こ
れに続く作動機構353の解除は、圧縮ばね354の作
用のもとに、制御用部材341と共にプローブ本体34
0に対し第32C図において右方に向かう移動を許容し
、その結果制御用部材の減少された径の先端部342は
ロック用ボールと横方向に並んで、挿入段階の間はボー
ルがプローブ本体から内方に動くのを許容する。ばね押
しボール346の制御による掛止め用つめ345の掛止
め及び掛外しのシーケンスは、本発明によるロック機構
の上記実施例で述べた回転つめの掛止め及び掛外しのシ
ーケンスによる。
挿入段階では、ばね付勢されたカップ形部材314はプ
ローブ本体340の内面と係合して、圧縮ばね317の
作用に抗して受容ソケット310の本体の大径部内に移
動される。ロック用ボール349が受容ソケット310
の大径の内部孔内となるまでプローブ本体340が充分
に挿入されれば、作動部材353は再び圧縮ばね354
の作用に抗してプローブ本体340に対し移動し、その
結果掛止め機構すなわち掛止め用つめ345は第32C
図に示す掛止め状態とされる。これにより、ロック用ボ
ール349は、受容部材310の内部径の大径の中央部
と小径の頚部311の間の内側段差部に係合する、外方
に突出したロック位置に維持され、これにより受容ソケ
ットからのプローブ340の引抜きを阻止する。このロ
ック状態における安全性の向上のために、横方向に並ん
だ孔357が本体部材340の壁と制御部材340の中
央部を通して形成されている。此等の孔は制御部材34
1が第32C図に示すロック位置となったとき整列され
る。そのときもし必要ならば、この装置を受容ソケット
内に挿入したときの特別な保証を与えて装置をロック状
態に積極的に維持するために、適当なロック部材を此等
の整列された孔を通して挿入することができる。
ロック装置を解除するには、掛止め用つめ345を掛止
め状態から解除するために、作動部材353を再び手動
により、スプリング354の作用に抗して、第32C図
においてプローブ部材340に対し左向きに移動し、こ
れに続く作動体353と制御用部材341の右向きの移
動により、ロック用ボール349がプローブ341の小
径端部342に係合する非ロック状態に移動することを
許容する。こうすればロック装置340は受容ソケット
から引抜くことができる。ロック機構が受容ソケットに
挿入されている際に、例えば揺動する窓枠がたまたま作
動部材353に接触してロック機構が思いがけなく解除
されるのを防止するために、圧縮ばね354のばね力は
受容ソケット内の圧縮ばね317のばね力よりも大とし
ておく。
第33図から第36図に示すような両頭型の安全ラニヤ
ード又はここに参考としてその開示を組み入れる英国特
許第2.133.969号に記載されたアタッチメント
ライン410が、第32A図から第32D図に示すロッ
ク装置と関連して使用することができる。ラニヤード4
10はその各自由端に、安全フックコネクタ411,4
12が取り付けられている。ラニヤードは安全ハーネス
又は安全ベルトに連結された例えばDリング、掛は金又
はフックのようなアイレット413に通されており、こ
のアイレット413、ラニヤード410並びにフック4
11及び412の相対的寸法は、ラニヤードはアイレッ
ト413を自由に通るが、フック411及び412はア
イレットを通らないようにする。
第34図から第36図に図示するフックグリップ414
は、対向する壁の中央部に位置してアイレット413を
受は入れるスロット417を有する型成形れさた樹脂製
ハウジングを備えている。
ハウジング414の各反対側の端部は、ハウジング41
4の側壁の反対側の端部に形成された対をなす内向きの
凹み415.416により、各フックコネクタ411及
び412の端部を受は入れて保持することができる。
各安全フック411及び412は、第32A図から第3
2D図に示すロック機構の開口付きフランジ350に連
結してもよく、このようにすれば着用者は壁を横切って
移動する際に一時的にしろ安全から解除されることなし
に、壁の異なる位置に埋め込まれた一連の受容ソケット
に挿入することができる。ひとつのフックコネクタ41
1.412に連結された第1のロック機構は選択された
都合の良い位置の受容ソケットに挿入される。新しい位
置に移動することが必要となった場合は、ラニヤード4
10の他端の他方のコネクタフックに連結されたロック
機構が、第1の受容ソケットからロック機構を取り外す
前に他の都合の良い位置の受容ソケットに挿入される。
第2の結合が一旦しっかりとなされれば、第1の結合は
、ラニヤードの他端のロック装置を解除する前に、次の
コネクタソケットへの挿入結合に引き続いて使用するた
めに解除することができる。
(発明の作用及び効果) 本発明を実施したロック機構の利点は次の通りである。
ロックの強度はつめそれ自体に頼ることがない、つめは
ロック機構を作動させる制御部材の掛止めを単に行わせ
るにすぎず、これにより広範囲の負荷用に比較的単純な
つめ機構が使用できロック機構の強度はつめではなくロ
ック部材により受は持たれる。従って単純なつめ式掛止
め装置で、加わる荷重が数トンになるようなロック機構
を作動させることができる。ロック機構は管状部材、ロ
ープ、平棒材、種々の断面形状のビーム、丸棒材及び角
棒材のような広範囲の異なる部材をロックすることがで
きる。この機構は異なる感度の速度制御機構を含むよう
に適用することもできる。さらに、本発明によるロック
機構は、互いにロックされる構成部材の協働する周部囲
りの坐りを、極めて容易に全周−様にバランスさせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図から第1C図は本発明のロープグリップ装置の
それぞれ正面図、左側面図及び平面図、第2図は第1A
図から第1C図の装置の右側面図、第3図は第1A図の
A−A断面図、第4図は第1A図から第1C図の装置の
レリーズ位置における縦断面図、第5図は第1A図から
第1C図の装置のロープグリップ状態における縦断面図
、第6図は第4図に示すものよりも細い直径のロープが
装置にかけられた場合のレリーズ準備状態における第1
A図から第5図までの装置の図解式縦断面図、第7図は
本発明によるロープグリップ装置の第2実施例の図解式
縦断面図、第8図は本発明によるロープグリップ装置の
第3実施例の図解式縦断面図、第9図は本発明によるロ
ープグリップ装置の第4実施例の図解式縦断面図、第1
0図は第9図のB−B断面図、第11A図及び第11B
図は本発明によるロープグリップ装置の他の実施例の図
解式斜視図、第12図はカバーをつけた第11B図の装
置の図解式斜視図、第13A図から第13D図は本発明
によるロックアセンブリの作用のロック及びレリーズシ
ーケンスの4つの各位置における図解式説明図、第14
A図から第14D図は本発明によるレリーズ可能なロッ
クアセンブリの変更した形の作用のロック及びレリーズ
シーケンスの4つの各位置における図解式説明図、第1
5A図から第15C図はそれぞれ本発明による装置に使
用されるさらに他のロックユニットのレリーズ状態にお
ける縦断面図、同ロックユニットのロック状態における
類似の断面図及び同ユニットの掛止め要素の図解式側面
図、第16A図から第16F図は第15A図から第15
C図のユニットの変更した形であるロックユニットのそ
れぞれ円筒状部材の端面図、円筒状部材の上部の図解式
縦断面図、同ユニットの摺動ロッドアセンブリの上部の
図解式側面図、摺動アセンブリの部材の離れた状態にお
ける第16C図と類似の図、摺動アセンブリの環状ロッ
ク部材下部平面図、及び同環状ロック部材の上部平面図
、第17A図から第17C図はソケット部材中に挿し込
み可能な本体部材を含む本発明を実施したレリーズ可能
な連結装置のそれぞれ本体部材の側面図及び端面図並び
にソケット部材の側面図、第18A図及び第18B図は
第17A図から第17C図に示す装置のそれぞれ本体部
材及びソケット部材の断面図、第19A図は第17A図
から第17C図、第18A図及び第18B図に示す装置
の係合状態における図解式縮小側面図、第19B図は第
19A図の縦断面図、第20A図から第20C図は第1
9A図及び第19B図に示す実施例の挿込み式本体部材
のロックシーケンス中の各位置における図解式断面図、
第21図は第19A図及び第19B図のレリーズ可能な
カップリングのソケット部材の端部が開口された変更例
の図解式断面図、第22A図は本発明によるレリーズ可
能なカップリングの別の実施例における挿込みビンの端
部の側面図、第22B図はカップリングのソケット部材
と係合したときの挿込み部材の端部の断面図、第23A
図から第23C図は第22B図のソケット部材のロック
シーケンス中における内部ロック機構の異なった状態を
示す図解式断面図、第24A図及び第24B図は本発明
をロープ、ワイヤ、棒材、又は管状部材のような細長い
部材に適用実施するロック機構の図解式断面図で、同機
構はそれぞれ非ロック及びロック状態において示されて
おり、第25図は摩擦グリップ手段の他の形の図解式詳
細断面図、第26A図及び第26B図は第24A図及び
第24B図に示したものに類似であるが、装置を通過す
る細長い部材の通過速度に敏感になるように適応させた
装置の図解式断面図で、ロック機構はそれぞれ自由及び
ロック状態において示されており、第27A図及び第2
7B図は本発明を棒材との摩擦ロック用として実施する
ロック機構の他の形の図解式断面図で、装置はそれぞれ
非ロック及びロック状態において示されており、第28
A図及び第28B図はそれぞれ本発明によるロック機構
を備えたロック本体部材の側面図及び管状要素と係合し
たときの断面図、第29A図並びに第29B図及び第2
9C図は第32A図から第32D図に示す挿込み式ロッ
ク機構を受けるために壁又は隔壁部材に位置決めするた
めのソケット部材のそれぞれ側面図及び断面図、第30
A図並びに第30B図及び第30C図は第32A図から
第32D図に示す型のロック機構を受けるために壁に取
り付けられる他の型のソケット部材のそれぞれ側面図及
び断面図、第31A図、第31B図並びに第31E図及
び第31G図は第32A図から第32D図に示す型のロ
ック機構を受けるために壁に取り付けられるさらに他の
型のソケット部材のそれぞれ側面図、断面図及び部分断
面図、第31C図、第31D図及び第31F図は第31
A図及び第31B図のソケット部材の固定手段を示す部
分断面図、第32A図から第32D図は第29A図から
第31B図に示す型の壁に取り付けるソケット部材と協
働するための本発明による挿込み式機構のそれぞれ側面
図、横断面図、縦断面図及び別の横断面図、第33図は
第32A図から第32D図に示す挿込み式ロック機構と
協働するための安全ハーネス又は安全ベルト固定ラニヤ
ードの図解式正面図、第34図はラニヤード端末アタッ
チメントフックを受けて保持するためのハウジング要素
を備えた第33図のラニヤード固定手段の図解式正面図
、第35図は第34図のアセンブリの正面図、第36図
は第34図及び第35図に示すフックハウジングの端面
図である。 符号の説明 10.211.211A・・・本体部材、12゜12B
・・・カム部材、13・・・カム係合面、16・・・カ
ム用ねじりばね、17(17A)・細長い部材(ロープ
)、20.20B、20C,20D・・・ロックユニッ
ト、28,225゜241.252,277.293.
345・回転つめ、29・・・ノツチ(凹部)、32.
51・・・制御ボール、40・・・圧力板、43゜44
・・・リンク仕掛リンク、60.65・シャツトル、6
1.67・・・管状ハウジング、68・・・トグル部材
、6つ・・・クロスピース、70・・・トグル部材脚部
。 出願人 ラッチウエイズ リミッテッド代理人 弁理士
 長谷 照−(外1名)″BB

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レリーズ可能にグリップ又はロックされるべき他
    部材と摺動関係にある本体部材と、同本体部材に可動的
    に取り付けられ自由状態とグリップ又はロック状態との
    間を運動し同グリップ又はロック状態において装置に加
    えられる負荷を生ずるグリップ又はロック手段と、同グ
    リップ又はロック手段の前記自由状態と前記グリップ又
    はロック状態との間の運動を制御するための制御手段と
    を備え、同制御手段は相対的に摺動可能な構成要素を含
    み同要素はその相対的運動によって作動される互いに係
    合可能な掛止め手段を有するものであり、同掛止め手段
    は前記要素が第1の方向に相対的に所定量だけ運動した
    ときに自動的に掛止め状態となって同方向又は反対の方
    向へのその後の相対的運動がそれぞれ制限され、また前
    記掛止め状態から反対の方向又は第1の方向に相対的に
    所定量だけ運動したときに自動的に掛外し状態となって
    第1の方向又は反対の方向への前記要素のその後の自由
    な相対的運動がそれぞれ許され、かつ前記グリップ又は
    ロック手段の自由状態及びグリップ又はロック状態が前
    記制御手段の前記掛止め状態及び掛外し状態又は掛外し
    状態及び掛止め状態と一致することからなるレリーズ可
    能なグリップ又はロック装置。
  2. (2)一方向への相対的運動に抗してレリーズ可能にロ
    ックされるべき相対的に摺動可能な部材を有するレリー
    ズ可能なロック、連結又は支持装置に対するロック機構
    であって、同機構が互いに係合可能な掛止め手段及びロ
    ック手段を有する1対の協働的で相対的に摺動可能な構
    成要素を含みかつ前記手段は同要素の相対的運動によっ
    て作動されるものであり、前記掛止め手段は前記要素が
    第1の方向に相対的に所定量だけ運動したときに自動的
    に掛止め状態となつ同方向又は反対の方向へのその後の
    相対的運動がそれぞれ制限され、また前記掛止め状態か
    ら反対の方向又は第1の方向に相対的に所定量だけ運動
    したときに自動的に掛外し状態となって第1の方向又は
    反対の方向への前記要素のその後の自由な相対的運動が
    それぞれ許され、かつ前記ロック手段が前記掛止め手段
    の掛止め状態及び掛外し状態又は掛外し状態及び掛止め
    状態と一致する前記要素のロック状態及び非ロック状態
    の間の相対的摺動運動の方向に対してほぼ横方向に可動
    であることからなるロック機構。
  3. (3)前記掛止め手段が、前記構成要素の1つに設けら
    れた当接部と、同構成要素の他の1つに取り付けられ同
    構成要素の相対的運動によって前記当接部と協働し、又
    は協働しない位置の間を回転する回転つめと、前記掛止
    め手段の掛止め又はレリーズシーケンス中に1組の角位
    置につめを位置決めする位置決め手段とを含み、前記つ
    めは完全回転が可能であり、かつ前記位置決め手段が前
    記他の構成要素に備えられ前記つめの周縁部又はつめに
    関連した部材と係合して前記掛止め又はレリーズシーケ
    ンス中に前記つめを前記角位置に一時的に位置決めする
    弾性手段を含むことからなる請求項1又は2に記載の装
    置。
  4. (4)前記周縁部はほぼ平行四辺形であり、これにより
    前記つめが前記当接部との係合及び非係合によって回転
    するにつれて、前記弾性手段がつめと関連した平行四辺
    形の周縁部の各側面に続けて係合し、もってつめを回転
    させロック又はレリーズシーケンスにおける次のステッ
    プに対して要求される角位置に位置決めし、かつ前記つ
    めは凹部又はノッチを有する1対の対向した縁辺部を備
    えて掛止め手段の掛止め状態において前記当接部のかど
    部を受けることからなる請求項3に記載の装置。
  5. (5)前記グリップ手段が、前記本体部材にピボット支
    持され、かつ同本体部材の対向部と協働するように形成
    されたグリップ曲面を有するカム部材を含み、もつて同
    カム部材の1方向への回転により両者の隙間を狭めて使
    用に際して両者の間に延びる細長い部材をグリップする
    ことからなる請求項1に記載の装置。
  6. (6)装置に細長い部材を通すのを容易にし、かつ異な
    った断面寸法を有する細長い部材に適応させる目的で、
    本体部材の前記対向部に近付け又は遠ざけるために、同
    本体部材に摺動可能に取り付けられたカム部材用ピボッ
    ト支持手段と、同ピボット支持手段を本体部材の前記対
    向部に押しつけるために備えられた弾性手段とを含む請
    求項5に記載の装置。
  7. (7)前記カム部材が、同カム部材とリンクし前記グリ
    ップ曲面に作用する圧力棒を通して使用に際して係合さ
    れる細長い部材に作用することからなる請求項6に記載
    の装置。
  8. (8)前記グリップ手段が、本体部材とのピボット結合
    リンク仕掛によって同本体部材の対向部に対してほぼ平
    行的関係において近付け又は遠ざけるように可動である
    圧力棒を含むことからなる請求項1に記載の装置。
  9. (9)前記圧力棒が、装置に細長い部材を通すのを容易
    にし、かつ異なった断面寸法を有する細長い部材に適応
    させるために、本体部材の前記対向部に近付け又は遠ざ
    けるように可動に前記リンク仕掛に取り付けられており
    、かつ前記圧力棒が本体部材の前記対向部に弾性的に押
    し付けられていることからなる請求項8に記載の装置。
  10. (10)前記制御手段の前記相対的に摺動可能な構成要
    素が、一端が本体部材にピボット支持され、他端がピボ
    ット運動を制御するために前記カム部材又は前記リンク
    仕掛に取り付けられた入れ子型支柱の形であることから
    なる請求項5又は8に記載の装置。
  11. (11)前記制御手段の前記掛止め手段が直接に前記カ
    ム部材と前記本体部材との間に作用することからなる請
    求項5に記載の装置。
  12. (12)1対の前記カム部材のグリップ位置への回動に
    よって、同カム部材のグリップ面の間隔がしだいに狭く
    なり、これによつて使用に際し前記両カム部材のグリッ
    プ面の間に延びる細長い部材の確実なグリップをもたら
    すように前記本体部材に互いに対向してピボット支持さ
    れていることからなる請求項5に記載の装置。
  13. (13)前記ロック手段が、ハウジングに取り付けられ
    たケーシング内に摺動可能に取り付けられたロック部材
    を、同ロック部材と前記ケーシングとの間に作用する制
    御手段とともに含み、前記本体部材はシャットル部材を
    摺動可能に収容する管状ハウジングの形をなし、前記シ
    ャットル部材の外周と係合するためにハウジング内に突
    出する前記ロック部材を備え、前記シャットル部材は前
    記ロック手段のロック状態において前記ロック部材を受
    け、かつハウジング中におけるシャットル部材の摺動運
    動に従って前記ロック手段を自由及びロック状態におく
    ために形成された外周凹部を有することからなる請求項
    1に記載の装置。
  14. (14)前記本体部材が、係合部を有し摺動可能に配置
    されたシャットル部材を収容するための管状ハウジング
    を含み、前記ロック手段はクロスピースを有しハウジン
    グに対してピボット支持されたトグル部材を含み、同ク
    ロスピースの一端部はトグル部材の一方向への回転によ
    つてハウジングの壁に設けられた開口を通ってハウジン
    グ中に延びることができ、かつクロスピースに従属しト
    グル部材の他方向への回転によってハウジングの壁に設
    けられた開口を通ってハウジング内に延びることができ
    る端末を備えた脚部を有し、また前記制御手段の摺動可
    能な構成要素は、一端においてハウジングに、他端にお
    いてトグル部材のクロスピースの他端部にそれぞれピボ
    ット支持された入れ子型支柱の形をなし、これによって
    シャットル部材のハウジング内における対向方向へのシ
    ーケンス摺動運動によりシャットル部材の係合部の対向
    端においてトグル部材の前記クロスピースと脚部とに係
    合し、前記制御手段の制御のもとでシーケンス的自由及
    びロック状態を順次にもたらすこからなる請求項1に記
    載の装置。
  15. (15)前記ロック手段が、構成要素の相対的摺動方向
    に対してほぼ横方向への運動に対して1つの構成要素に
    設けられた少なく1個のロック部材と、他の構成要素に
    設けられてロック部材に作用し、前記掛止め手段が掛止
    め状態若しくは掛外し状態又は掛外し状態若しくは掛止
    め状態にある位置の間の構成要素の相対的摺動運動に応
    じてロック部材をロック位置に保持し、及びロック部材
    が非ロック位置に動くことを許すカム手段とを含むこと
    からなる請求項2に記載の装置。
  16. (16)一方向への相対的運動に抗してレリーズ可能に
    ロックされるべき相対的に摺動可能な部材を有するレリ
    ーズ可能なロック、連結又は支持装置に対するロック機
    構を備える挿込み式アタッチメント装置を含むアタッチ
    メント装置であつて、前記機構は互いに係合可能な掛止
    め手段及びロック手段を有する1対の協働的で相対的に
    摺動可能な構成要素を含みかつ前記手段は同要素の相対
    的運動によって作動されるものであり、前記掛止め手段
    は前記要素が第1の方向に相対的に所定量だけ運動した
    ときに自動的に掛止め状態となって同方向又は反対の方
    向へのその後の相対的運動がそれぞれ制限され、また前
    記掛止め手段状態から反対の方向又は第1の方向に相対
    的に所定量だけ運動したときに自動的に掛外し状態とな
    って第1の方向又は反対の方向への前記要素のその後の
    自由な相対的運動がそれぞれ許され、かつ前記ロック手
    段が前記掛止め手段の掛止め状態及び掛外し状態又は掛
    外し状態及び掛止め状態と一致する前記要素のロック状
    態及び非ロック状態の間の相対的摺動運動の方向に対し
    てほぼ横方向可動であることからなるロック機構であり
    、かつ壁構造に埋込み前記挿込み式アタッチメント装置
    を使用に際してレリーズ可能に固定する受容ソケット部
    材を含むことからなるアタッチメント装置。
  17. (17)一方向への相対的運動に抗してレリーズ可能に
    ロックされるべき相対的に摺動可能な部材を有するレリ
    ーズ可能なロック、連結又は支持装置に対するロック機
    構を備える挿込み式アタッチメント装置を有するアタッ
    チメント装置を含む安全ハーネス又は安全ベルトアタッ
    チメントシステムであつて、前記機構は互いに係合可能
    な掛止め手段及びロック手段を有する1対の協働的で相
    対的に摺動可能な構成要素を含みかつ前記手段は同要素
    の相対的運動によって作動されるものであり、前記掛止
    め手段は前記要素が第1の方向に相対的に所定量だけ運
    動したときに自動的に掛止め状態となって同方向又は反
    対の方向へのその後の相対的運動がそれぞれ制限され、
    また前記掛止め状態から反対の方向又は第1の方向に相
    対的に所定量だけ運動したときに自動的に掛外し状態と
    なって第1の方向又は反対の方向への前記要素のその後
    の自由な相対的運動がそれぞれ許され、かつ前記ロック
    手段が前記掛止め手段の掛止め状態及び掛外し状態又は
    掛外し状態及び掛止め状態と一致する前記要素のロック
    状態及び非ロック状態の間の相対的摺動運動の方向に対
    してほぼ横方向に可動であることからなるロック機構で
    あり、かつ壁構造に埋込み前記挿込み式アタッチメント
    装置を使用に際して連結可能に固定する受容ソケット部
    材をも含み、さらに安全ハーネス又は安全ベルトに連結
    しかつ挿込み式アタッチメント装置への取付け用端末コ
    ネクタを有する安全ライン又はラニヤードと組合わされ
    ていることからなる安全ハーネス又は安全ベルトアタッ
    チシステム。
  18. (18)壁構造に間隔をおいて位置させるために、複数
    の受容ソケットが備えられていることからなる請求項1
    7に記載のシステム。
  19. (19)前記安全ライン又はラニヤードが、各挿込み式
    アタッチメント装置へ取付けるために各対向端に端末コ
    ネクタを有することからなる請求項18に記載のシステ
    ム。
  20. (20)前記安全ライン又はラニヤードが、安全ハーネ
    ス又はベルトに設けられた各端末コネクタの通過を許さ
    ないアイレットに通されていることからなる請求項19
    に記載のシステム。
JP19040589A 1988-07-21 1989-07-21 レリーズ可能なグリップ、ロック、連結又は支持装置 Pending JPH02134406A (ja)

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GB888817410A GB8817410D0 (en) 1988-07-21 1988-07-21 Releasable locking coupling/support device
GB8817410.7 1988-07-21
GB8901978.0 1989-01-30
GB898901978A GB8901978D0 (en) 1989-01-30 1989-01-30 Releasable gripping or locking device

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