JPH02133579A - 導電性物質の製造方法および該方法により製造された導電性物質 - Google Patents

導電性物質の製造方法および該方法により製造された導電性物質

Info

Publication number
JPH02133579A
JPH02133579A JP24039489A JP24039489A JPH02133579A JP H02133579 A JPH02133579 A JP H02133579A JP 24039489 A JP24039489 A JP 24039489A JP 24039489 A JP24039489 A JP 24039489A JP H02133579 A JPH02133579 A JP H02133579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
substrate
manufacturing
carrier
palladium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24039489A
Other languages
English (en)
Inventor
Shii Naran Sabuhatsushiyu
サブハッシュ・シー・ナラン
Heteiarakutsuchi Kantei
カンティ・ヘティアラクッチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Publication of JPH02133579A publication Critical patent/JPH02133579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/18Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material
    • H05K3/181Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating
    • H05K3/182Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating characterised by the patterning method
    • H05K3/185Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating characterised by the patterning method by making a catalytic pattern by photo-imaging

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 級!上皇机礼分歴 本発明は、導電性物質の製造方法および該方法により製
造された導電性物質に関するものである。
詳しくは、基板上?こ有機金属化合物とキャリアーとか
らなる固体あるいは準固体層のフィルムを形成した後、
紫外線をマスクを介して露光することにより基板上に常
圧下で金属を付着させ、その後、上記キャリアー及び未
反応の金属有機化合物を除去し、ついで、基板及びそれ
に付着した金属を金属イオンを含存する無電解メッキ液
に浸け、該基板表面上に導電層(パターン)を形成する
導電性物質の製造方法、および該方法により製造された
導電性金属塗膜物に関する乙のである。
従来の技術 一ト記した導電性物質の製造方法に関連する従来技術と
して、例えば、米国特許第3,758.304号、第3
,772,056号、第3,772.078号、第3,
904,783号、第3,993,802号及び第3,
994.727号が開示されている。
さらに、この種の製造技術に関しては、下記の文献に記
載されている。
■1−レジストレスイメージングに於1する最近の進歩
」 デイ−・シー・フリッシュおよびティージェイ・サ
ーノウスキー杆、ビーシーケー テクノロジーディヴイ
ジョン、コルモーゲン・ コーポレーション発行 31
、ンークリファヴエニコ、グレンコーヴ、ニューヨーク
、ニューヨーク、11542  (D、  C,Fr1
sch  and T、  J。5arnovski 
in ”Recer+t Advances in R
esistlessIrnag:ng、   publ
ished  by  the  PCKTechno
logy  Division  OrKollmor
genCorporation  at  31  S
ea  C11ff Avenue。
Glen  Cove、  New  York、  
New  York■「ポリマーポスト中で錯形成した
金属塩をレーザーで還元する方法」 アー・アラアバツ
ク著ジャーナル・オブ・ザ・エレクトロケミカルソサイ
エティー、ソリッドステートサイエンスアニ7ドテク、
ノロジー、132,6.1337−1340 1985
年6月発行 (A 、 A uerbachdiscu
sses  ’A  Method  for  Re
ducingMetal  5alts  Coa+p
lexed  in  a  Polymer)(os
t  with  a  La5er  in  th
e  Journa!ofthe  Electroc
hemical  5ociety+  SO1,ID
5TATE 5CIENCE AND TECIINO
LOGY、 Vo1,  I 32 。
No、6、pages  l 337−1340、pu
blishedin June、  l 985. )
■「fT機酸銀塩の光分解によって印刷回路を形成する
方法」 エッチ・タベイ等著ジャーナル・オブ・ザ・エ
レクトロケミカルソサイエティーエレクトロケミカル・
サイエンス・アンド・テクノロジー、121,1.67
−69 1974年1月発行 (H,Tabei、  
et  a1, discuss  aMcthod 
 of’  Forming  a  Pr1nted
  C1rcuitby  Photolysis  
or  a  5ilver  5alt  ofOr
ganic   Ac1d 、−in   the  
Journal  of   theElectroc
hemical  5ociety:  ELECTR
OCIIEkllCALSCIENCE  AND  
TECHNOLOGY、 VQ1,  l 2 E  
No、1、  published  in  Jan
uary  1974.  pp67−69.) さらにまた、ヨーロッパ公開特許260516(3/3
/+ 988 ニーフチ・ニス・コール・ジュニア及び
エッチ・アール・フィリップ)ζこおいて、印刷回路板
、半導体部品等の電子部品の製造にa用な光選択的な金
属付着の方法が開示している。
−F記した方法では、気体状態にある揮発性パラジウム
ジケトンキレート化合物にレーザーあるいは赤外線を照
射している。気体状態のこれらの化合物は、光を透過す
る石英窓を備えた密閉容器中に入れられ、約1トール(
Torr)の内圧で1jつ加熱状聾で、!ノーザー光を
用いて照射される。光照射を受IFた気体状a種金属キ
レート化合物は分解し、活体上にバラジウノ、金属の薄
層を形成する。
容器中に残っている揮発性有機金属キレート化合物は気
体として除去される。次に、パラジウムが付着した基体
は、銅のような金属イオンを含汀する無電解メッキ液で
処理し、基体上に薄い導電性銅層を形成している。
発明が解決しようとする課題 上記コール等の発明による揮発性パラジウム有機化合物
を光照射する方法は、下記のように、多くの欠点を持っ
ている。即ち、 揮発性パラジウム有機化合物は、光照射時に気体状態に
しておく必要があり、よって、石英窓を備えた真空容器
を必要とする。しかしながら、真空容器を使用した場合
には、該容器サイズに起因する制約を受け、この制限は
当該方法を利用する際の決定的な制限となる。さらに、
真空容器内で所望の金属被覆層を製造する有効な連続プ
ロセスを得ることが非常に難しい。
上記した従来の問題より、導電性物質の製造方法として
、より低コストの連続製造方法が望まれ、本発明は上記
要望を達成するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、基体上に導電性金属層を備えた導電性物質を
製造する方法に関するものであって、(a)基体上の (i)次式に示す1.3−ジケトネートキレート化合物
等の有機金属化合物と、 (ここでR+ 、 R* 、 R、は水素、フェニル、
トリフロロメチルあるいは炭素数が1〜20個のアルキ
ル基から任意に選ばれたもの。Mは、n=1の時は金あ
るいは銀、n=2の時は銅あるいはパラジウム、n=3
の時は金あるいはパラジウム、n−4の時はパラジウム
となるように選ばれた金属である。)(ii)透明ある
いは半透明なキャリアーとからなる固体あるいはゲル様
のフィルムに、200nm〜450nm付近の紫外光を
1〜500秒程度照射し、常圧下で基体上に金属を付着
させ、ついで、 (b)必要ならば未反応の1.3−ジケトネートキレー
ト化合物等の有機金属化合物及び、固体あるいはゲル様
のキャリアーを、常圧下で溶剤を用いて除去し、ついで
、 (C)上記(a)工程で形成され、(b)工程で基体上
に残された金属上に無電解メッキにより銅、ニッケル、
コバルト、金、銀あるいはこれらの内の二つ以上からな
る導電性金属を形成することを特徴とするものである。
上記した「キャリアー」とは、G機金属化合物を保持す
る固体物質である。好ましくは、ポリメチルメタクリレ
ート及びその共重合体、ポリアクリレート、ポリビニル
アセテート、ポリビニルクロライド、エポキシ化合物、
ポリイミド、ポリサルホン、ポリエステル、ポリアミド
、ノボラック、ポリビニルフェノール等である。
上記「1.3−ジケトネートキレート化合物」あるいは
「有機金属化合物」とは、本発明に有用な有機金属化合
物で、好ましくは、上記(a)で示された式の化合物。
例えば、パラジウムアセチルアセトナート、パラジウム
ドデシルアセチルアセトナート、銅(トリフルオロ−ア
セチルアセトナート)、パラジウムパーフロロアセチル
アセトナート、銀アセデルアセトナート、金アセチルア
セトナート、銅アセチルアセトナート及びそのアルキレ
ート及びフッ素化誘導体等である。
上記「基体」は、触媒金属の支持体であり、好ましくは
、非導電性材料からなる。例えば、エポキシ化合物、ポ
リイミド、ポリサルホン、金属及び半導体産業で一般に
用いられている情層印刷配線板材料等である。
尚、上記した「必要ならば」の意味は、本方法において
、特定の工程を実施しても、しなくてもよい意味であり
、特に、(b)の工程において、ある場合には、基体上
の付着金属の密着強度を増すためにキャリアーを除去し
ない方が良い場合もあり、よって、該(b)の工程を実
物しない。
また、「部分的」あるいは「ある程度Jとは、工程処理
に於いて完結さけない不完全な意味であって、上記(b
)の工程において、キャリアーを部分的に除去して、あ
る程度のキャリアーを残すと、基体に対する金属の密着
強度が向上する。
さらに、本発明は、導電性物質の製造方法として、絶縁
性基板上に感光層を形成し、紫外光を照射して、上記基
板上にメッキ核を形成し、該感光層から未露光の感光物
質を除去し、無電解メッキを行なうことにより、基板上
に導電層を選択的に形成する工程において、 上記基体上の感光層は、固体で透明あるいは半透明な結
合材中のアセチルアセトン、エヂルアセヂルアセトン及
びトリフロロアセチルアセトンから成る群より任意に選
ばれた一つの配位子と銀、ニッケル、銅及びパラジウム
イオンから成る群より任意に選ばれた金属イオンとの組
合せから選ばれたβ−ジケトンキレート(1,3−ジケ
トンキレート)から成る固体あるいはゲル様のフィルム
からなり、該感光層に、常圧及び常温から45°C程度
で金属錯体が分解するのに有効な露光エネルギー川の紫
外線を照射j−で、β−ジケトンキレートを金属核に還
元し、後の無電解メッキのためのメッキ核と15、常圧
及び常温から45℃程度で未露光のβ−ジケトンキレー
ト及び露光により遊離した配位Pを除去(7、基板上の
上記メッキ核を利用(2て無電解メッキを行なうことを
特徴とするものである。
友寞鮮 以下に、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1A図から第1D図は、本発明に係わる導層性物質の
製造1程を示す乙ので、図中、10は層構造物、11は
基体、12は0゛機金属化合物、I3はキャリアー層、
I4は紫外光、15.17は金属、16はキャリアー、
18はマスクである。
第1A図は、基体11上に有機金属化合物12とキャリ
アー16とからなるゲル様のフィルムI3を保持してい
る層構造物IOを示している。
上記基体11は付着金属を保持するのに適当な材料であ
れば11iIでもよい。通常、基体IIは誘電体材料で
形成している。好ましくは、!種類以りのセラミック、
ソリコン(ウゴハー)、アルミナ、エポキシ樹脂、ポリ
イミド等から形成している。
−を−記基体11には、固体あるいはゲル様のキャリア
ー16中にfJ機金金属合物12を分散した混合体から
なるフィルム13を薄く塗布している。
」−記キャリア−16が透明あるいは゛1′、透明であ
ることは照射光がa機金属化合物12に到達4゛るため
に8装なことである。
キャリアー16は、前記したものか好適に用いられ、例
えば、エポキシ樹脂及びポリメチルメククリL・−トが
好ましい。
第1[(図は、本発明に係わる製造方法の(a)工程を
示し、層構造物10に対して、光源からの紫外光(電磁
波相4を、マスク18を介j7て基体11に向けて、常
圧下で照射している。この紫外光の照射により、マスク
I8の開口部18aに対向、1”る部分の基体z−hの
キャリアー層13では、5腎中のa機金属化合物12が
分解し、金属15としで基体11の表面に付着される。
一方、マスク18の巡断部18b七λす向して、紫外光
の照射を受けなかったキャリアー層13の部分てはrj
機金金属合物I2からの金属付着は生じない。−1;記
紫外尤の波長は、200++m〜450ニm(ナノメー
タ)何重なで、300ニm〜350niで好ましく、特
に、33 [) nn+が最ら好ましい。
に記基体11への照射は、特別の冷却装置を用いない常
温下で、加熱してもよい。その際の温度は、通常、常温
から100℃程度で、好ましくは20℃〜45℃程度が
良い。又、本製造方法では、全工程処理は常圧下で実施
されろ。
ついで、通常、常圧下で溶媒によりキャリアー16を溶
解して除去し、第1C図に示すように、キャリアー16
及び未反応の有機金属化合物を除去する。好ましい溶媒
としては、例えば、ヘキサン、J、−チル、エチルアセ
テート、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒドロ
フラン、アセテート、メヂルエチルケトン、シフ[2ヘ
キサノン、水、アルカリ、酸水溶液あるいはこれらの、
見合溶液である。
尚、キャリアー16は、上記のように、必要なみば除去
4−るが、基体11に対する付着金属I5、D密着強度
を向−1ニさせるために、すべてのキトリアー16を全
て残(7ておく場合もある。また、部のキャリアー16
を付着金属の密着強度向上のノニめに残しておいても良
い。
次j:、J−記第1C図に示した金属15を付着した基
体IIを、常圧下で無電解メッキ液に浸漬さ仕る。無電
解メッキ金属の密着強度を向上させるに、米国特許NO
,3,723,038に開示されているような付加的な
表面処理を施すことにより達成できる。
上記無電解メッキ溶液に含まれる金属イオンとしては、
銅、ニッケル、銀、コバルト等があり、特に、銅が好ま
しい。
上記無電解メッキにより、第1 I)図に示す、付着金
属15が触媒となって、付着金属15の表面に、別の金
属17、好ましくは銅が付nされる。
上記した処理工程は、全て常圧下(約760開Hg)で
実施されるため、第1D図に示す導電性金属を付着した
基体を、連続的に作る製造ラインを設けることが容易で
ある。実用上、このような常圧(大気)下の連続製造ラ
インが望まれているので、本製造方法は好適に利用され
る。
第2A図から第2C図は、本発明の他の実施例を示すも
のである。
本実施例では、第2A図に示すように、層構造物20は
3層からなり、基体25、ポリマー層24および有機金
属化合物23を含むキャリアー層22とからなる。
前記実施例の第1B図に示す(a)工程と同様に、上記
層構造物20のキャリアー層22の上方に、パターンが
描かれているマスク21を配置する。
紫外光26をマスク2Iの上方より照射し、マスク21
の開口1i21aを通して、開口部21aと対向するキ
ャリアーJiJ22の部分に紫外光を照射する。該照射
により、第2B図に示すように、分解した有機金属化合
物23から生成する金属27がマスク2Iのパターン通
りに層24の表面に付着する。ついで、前記実施例と同
様に、未反応キャリアー層23を、溶媒で除去する。
ついで、上記層構造物20を、無電解メッキ溶液(銅)
に浸漬し、先に付着した金属27の表面に金属28(通
常は、銅)を付着し、第2C図に示す導電性金属を付着
した基体を形成する。
銅有機金属化合物(1,3−ジケトナートキレート)を
用いる場合には、増感物質(活性剤)、例えば、ベンゾ
フェノンおよび/あるいはベンゾハイトロールを添加し
て、紫外光の照射に必要な時間を減らすことができる。
上記した工程で形成され、最終的にメッキされた導電性
物質は、装飾的なグラフィックアートにも好適に利用で
き、かつ、印刷の分野で製版にも利用できる。
尚、本発明において、キャリアーとして用いる好適なエ
ポキシキャリアーには、E P ON  828(商標
)とA+ine Curing Agent  A(商
標)の混合物があり、いずれもシェル(オイル)ケミカ
ルカンパニー(テキサス州ヒユーストン)から入手可能
である。
また、紫外光の照射には、200Bm〜450Bm付近
の放射強度を有する紫外露光用高圧水銀ランプが好適に
用いられ、これはウシオ電機(東京)から入手可能であ
る。通常、上記ランプと基体とは、4〜10インチ離し
て光照射を行なうことが好ましい。
上記した本発明に用いられる材料、化学物質、試薬等は
、化学薬品販売会社、例えば、アルドリッチケミカルカ
ンパニー(ウィスコンシン州 ミルウォーキー)から入
手することができる。また、ディレクトリーパブリッシ
ュインコーポレーション(サウスカロライナ州 コロン
ビア)から毎年発行されているケミカルソース ニー・
ニス・ニーに掲載されている他の販売会社からむ人手出
来る。
尚、化学物質は通常再精製を行なわずに使用される。
以下に実験例を列記する。これら実験例では最小の露光
時間で最良の銅メッキを施すために、異なるガラス而、
パラジウム、アセチルアセトネート、溶液、現像液、無
電解メッキ浴を使用して実施している。また、以下の実
験例では赤外線(IR)フィルターを用いずに行った。
また、無電解メッキ溶液として銅、銀、コバルトあるい
はニッケル溶液として市販されているものを用いた。無
電解メッキ浴については、米国特許第2,976.18
1号及び第3,095,309号あるいは、メタル フ
ィニッシング(1954年11月号、68076ページ
)において、およびメタル フィニッシング ハンドブ
ック(メサニエルポール編、メタル・アンド・プラスチ
ックス・パブリケーション・インコーポレーション。
1972刊)において、ベンナー(B enner)に
よって開示されており、これら公知技術を参考として用
いることが出来る。
適当な金属イオンメッキ溶液(例えば銅)として次の組
成のらのを準備した。
硝酸銅          15g/&重炭酸ソーダ 
      lOg/(!ロッシェル塩       
30g/(!水酸化ナトリウム     20g/ρホ
ルムアルデヒド(37%) I 00 m(1/(1(
溶液のpH11,5) 無電解メッキは、好ま(2くは15℃〜30℃の室温で
行ない、さらに好ましくは20℃〜25℃で行なった。
(実験例1) (キャリアーを用いない場合) パラジウム アセデルアセトナート(100xy)とク
ロロポルム(50d)を混合した。研磨ガラススライド
kにこの溶液をデイツプコートし、紫外光を30分間照
射した。次に低速銅無電解メッキ浴に浸漬した。露光部
は早速く銅で覆われたが、厚III銅を得るために2分
間以上無電解メッキ浴に浸した場合、未露光部が黒色層
で覆われ、コントラストが悪かった。
(実験例2−1) (ポリメチルメタクリレートからなるキャリアーを用い
た場合) パラジウム アセデルアセトナ−)(100++i/)
、ポリメチルメタクリレート(100JISF)及びり
V10ホルム(50mジ)を混合した。該溶液を実験例
1と同様に、研摩ガラススライド上に塗布し、紫外光を
30分照射した後、低速銅無電解メッキ浴に浸漬した。
上記キャリアーを含む溶液を用いた場合、無電解メッキ
後に得られた銅Qイメージ(結像)は良く、コントラス
トも良好であった。
(実験例2−2) に記実験例2−1と同じ溶液(パラジウムアセデルアセ
トナート(100mg)、ポリメチルメタクリレート(
100a+g)およびクロロホルム(50d)の混合溶
ei、)を用いてエポキシ板に塗布し、ワイヤーメノシ
コからなるマスクを介して露光し、同(pの実験を行−
)だ。マスクで覆われていない露光部のみに、無電解メ
ッキ後に、非常にシャープな銅のイメージが形成された
この実験は紫外光(350nm)の照射時間を30分間
、20分間、10分間に相違させて行なった。
−1−記照射時間を相違さけた3つのエポキシ板りの銅
のイメージではどれら良いものであった。
(実験例3) (紫外光の照射時間を変えた場合) ポリメチルメタクリレート(100r9)、パラジウム
アセデルアセトナート(100iy)とクロロホルム5
0mσ)を混合した。研磨面をaするスライドガラス上
に該溶液をデイツプコートし、最適露光時間を見つける
ために、1分〜5分の範囲で紫外光による露光時間を変
化させた。
紫外光の照射時間を1分及び2分として露光17たもの
では、銅は非常に淡いイメージを示した。
3分あるいは3分以上露光したものは、上記と比較して
良いコントラストを持ったイメージを示した。
(実験例4) (キャリアーを除去するためにヘキサン、/クロロホル
ムからなる溶媒を用いた場合) 上記実験例3と同様な、ポリメチルメタクリレート(1
00i9)、パラジウムアセデルアセトナート(1(H
)mW)とクロロホルム50靜)を混合した溶液を、研
磨面を有するスライドガラス」二にデイツプコートした
後、紫外光で露光した。該露光プレートを、ヘキサンと
クロロホルムを80:20(V/ν)で混合した現像液
で、30秒間処理した後、無電解メッキを行った。
得られた銅のイメージは実験例3より良好であっノ1;
(実験例5) (表面を粗化したガラス基板を用いた場合)ポリメチル
メタクリレート(100y)、パラジウムアセチルアセ
トナート(100y)と クロ〔lホルム(50111
72)を混合した。
上記実験例2乃至実験例4で得られた銅のイメージは良
好であったが、ガラスに対する銅の密着は弱かった。そ
こで基体として、粗面ガラスプレ−トを用い、ヘキサン
/クロロホルム(80:20v/v)の溶媒を用いて処
理した後、無電解メッキを行った。
この場合、ガラスプレートに対する銅の密着は粗面化し
ていないガラスプレートに対するより良好であった。ク
ロロホルムのみを現像液とした実験も行った。
(実験例6) (表面を粗化したガラス基板を用いた場合)表面粗化ガ
ラスプレートを用い、ポリマーが完全に除去される以外
は上記実験例1と同様の実験を行った。
粗化ガラスプレートに、パラジウムアセチルアセトナー
ト(100mg)とクロロホルム(50mρ)の混合を
デイツプコートし、紫外光を用いてパターン露光を行い
、パラジウム金属を析出させた。
クロロホルムで未露光部を現像除去した後、無電解メッ
キを行った。ガラスプレート上のパラジウム金属上に銅
層が明確lこ形成された。
(実験例7−1) (パラジウムキレートとポリメチルメタクリレートを用
いた場合) パラジウムアセデルアセトナート(100B)をクロロ
ホルム(50mff)中にポリメチルメタクリレート(
+00I1g)と共に混合した溶液を形成し、該溶液を
ガラスプレート(2インチ×6インチ)に常温常圧でデ
イツプコートした。
上記塗布基板にマスクを介して常圧下で、かつ、25℃
の温度下で、5分間紫外光を、キャリアー/パラジウム
アセチルアセトナート上に照射した。
その結果、ガラスプレート上に活性パラジウムが析出し
た。パラジウムの厚さは50オングストロームであった
。未露光部を除去するために、ヘキサン/クロロポルム
(80:20 v/v)の現像液を用いて、15分間現
像した。現像後、無電解銅メッキ浴で5分間処理すると
、パラジウム金属上に明確に銅パターンが析出した。
(実験例7−2) ポリメチルメタクリレ−XOOngの変わりに、アミン
硬化型エポキシ樹脂100oを用いた以外は、上記実験
例?−1と同様の実験を行った。
その結果、良好な銅パターンが得られた。
(実験例7−3) パラジウムアセチルアセトナートの変わりに同一当量の
銅アセチルアセトナートを用いた以外は、L紀実験例7
−1と同様の実験を行った。
その結果、良好な銅パターンが得られた。
(実験例8) (銅(■)アセデルアセトナート及び増感剤を用いた場
合) 以下に示す3種の溶液を用意した。
ベンゾフェノンのような活性剤を用いて、銅(n)アセ
チルアセトナートでイメージ(結像)を得られるかどう
か上記3溶液を用いて実験を行った。
(実験例8−1) 上記溶液8(a)を用いた場合、粗化ガラススライドは
1時間の露光し、低速鋼メッキを行った。
その結果、非常にわずかな銅のイメージを形成した。5
0分間及び30分間の露光ではさらに淡いイメージが得
られた。
(実験例8−2) 上記銀I&8 (b)を用いて、低速及び高速メッキ浴
を行った。低速浴ではわずかなイメージが形成され、高
速浴では黒色を呈した。
(実験例8−3) 上記溶液8(c)では低速浴を用いて行ったところ、8
(a)及び8(b)の溶液を用いた場合と、同様のイメ
ージが形成された。しかし背景にも銅の析出が見られた
尚、上記した実施例は、本発明の実施例の一部を示した
のに過ぎず、本発明が開示した要旨の範囲内で、常圧下
で導電性材料を製造する方法として、当業考にとって容
易な種々の変更などを包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1八図乃至第1D図は本発明に係わる工程を示す概略
断面図であって、第1A図はキャリアー中の未反応の有
機金属化合物と基板の断面を示す断面図、第1B図はキ
ャリアー中の有機金属化合物に対する光照射の効果を示
す断面図、第1C図はキャリアーを除去した後に付着し
ている金属を示す断面図、第11)図は無電解メッキに
よりさらlJ付nざ仕た金属を示す断面図、第2A図乃
至第2C図は導電性金属層がパターン形成される工程を
示す概略断面図であって、第2A図はキャリアーを塗布
した括体にパターンマスクを介して光照射して特定のパ
ターンを14 した金属を付着形成したところを示す断
面図、第213図はキャリアーを除去した後の状態を示
4゛断面図、第2C図は無電解メッキ処理後の状態を示
4−断面図である。 0.20・・層構造物、 夏、25・・基体、 2.23・・有機金属化合物、 3.22・・キャリアー層、 4.26・・紫外光、 6・・キャリアー 5.17.27.28・・金属、 8.21・・マスク。 手続補正書

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)基体上の (i)次式に示す有機金属化合物と ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記R_1、R_2及びR_3は、各々独立して水素
    、フェニル、トリフロロメチルあるいは炭素数が1〜2
    0個のアルキル基の中から選ばれたもので、Mはn=1
    の時は金あるいは銀、n=2の時は銅あるいはパラジウ
    ム、n=3の時は金あるいはパラジウム、n=4の時は
    パラジウムとなるように選ばれた金属である。) (ii)透明あるいは半透明な固体あるいはゲル様のキ
    ャリアーと から成る固体あるいはゲル様のフィルムに、200nm
    〜450nm付近の紫外光を、1〜500秒間程度マス
    クを介して照射し、常圧下で基体上に金属を付着させ、
    ついで、 (b)未反応の有機金属化合物及び固体あるいはゲル様
    のキャリアーを常圧下で溶剤を用いて除去し、ついで、 (c)上記基体上に残された付着金属上に、無電解メッ
    キにより、銅、ニッケル、コバルト、金、銀あるいはこ
    れらの内の二つ以上からなる導電性金属を付着して、 基体上に導電性を有する金属層を付着することを特徴と
    する導電性物質の製造方法。
  2. 2.上記(a)の工程において、紫外光の波長が310
    nm〜330nm付近であることを特徴とする請求項1
    記載の製造方法。
  3. 3.上記(a)の工程において、照射時間が1〜200
    秒程度であることを特徴とする請求項2記載の製造方法
  4. 4.上記R_1及びR_3が、各々独立して炭素数1〜
    5個であるアルキル基で、上記R_2が水素であること
    を特徴とする請求項1記載の製造方法。
  5. 5.上記R_1及びR_3が、各々メチル基であること
    を特徴とする請求項4記載の製造方法。
  6. 6.上記n=2の時に、Mがパラジウムであることを特
    徴とする請求項5記載の製造方法。
  7. 7.上記(a)の工程において、有機金属化合物とキャ
    リアーを混合した後に、該混合溶液を塗布して基体の表
    面に薄いフィルムを形成することを特徴とする請求項1
    記載の製造方法。
  8. 8.上記R_1及びR_2が各々メチル基で、R_3が
    炭素数10〜20個であるアルキル基である有機金属化
    合物が、基体上にキャリアー無しで薄層として形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  9. 9.上記有機金属化合物の金属がパラジウムであること
    を特徴とする請求項7記載の製造方法。
  10. 10.上記有機金属化合物の金属がパラジウムであるこ
    とを特徴とする請求項8記載の製造方法。
  11. 11.請求項1記載の方法で製造される導電性物質。
  12. 12.請求項7記載の方法で製造される導電性物質。
  13. 13.上記(b)の工程において、未反応有機金属化合
    物及びキャリアーを、常圧で、常温から45℃程度で、
    溶剤により除去することを特徴とする請求項1の製造方
    法。
  14. 14.絶縁性基板上に感光層を形成し、紫外光を照射し
    て、上記基板上にメッキ核を形成し、該感光層から未露
    光の感光物質を除去し、無電解メッキを行なうことによ
    り、基板上に導電層を選択的に形成する工程において、 上記基体上の感光層は、固体で透明あるいは半透明な結
    合材中のアセチルアセトン、エチルアセチルアセトン及
    びトリフロロアセチルアセトンから成る群より任意に選
    ばれた一つの配位子と銀、ニッケル、銅及びパラジウム
    イオンから成る群より任意に選ばれた金属イオンとの組
    合せから選ばれたβ−ジケトンキレート(1,3−ジケ
    トンキレート)を含む固体あるいはゲル様のフィルムか
    らなり、該感光層に、常圧及び常温から45℃程度で金
    属錯体が分解するのに有効な露光エネルギー量の紫外線
    を照射して、β−ジケトンキレートを金属核に還元し、
    後の無電解メッキのためのメッキ核とし、常圧及び常温
    から45℃程度で未露光のβ−ジケトンキレート及び露
    光により遊離した配位子を除去し、基板上の上記メッキ
    核を利用して無電解メッキを行なうことを特徴とする導
    電性物質の製造方法。
  15. 15.上記感光層が、透明あるいは半透明なキャリアー
    物質から成ることを特徴とする請求項14記載の製造方
    法。
  16. 16.上記キャリアー物質が、エポキシ樹脂,ポリメチ
    ルメタクリレート及びフェノール樹脂から成る群より選
    ばれたことを特徴とする請求項15記載の製造方法。
  17. 17.上記β−ジケトンがアセチルアセトンで、キレー
    ト金属がパラジウムであることを特徴とする請求項16
    の製造方法。
  18. 18.上記キャリアー物質を混合溶媒を用いて除去する
    ことを特徴とする請求項17記載の製造方法。
  19. 19.上記付着パラジウム上に無電解メッキされる金属
    が銅であることを特徴とする請求項18記載の製造方法
  20. 20.上記Mが銅で、キャリアーが紫外活性有機化合物
    を含むことを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  21. 21.上記キレート金属が銅で、キャリアーが紫外活性
    有機化合物を含むことを特徴とする請求項14記載の製
    造方法。
JP24039489A 1988-09-16 1989-09-16 導電性物質の製造方法および該方法により製造された導電性物質 Pending JPH02133579A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US24578688A 1988-09-16 1988-09-16
US245,786 1988-09-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02133579A true JPH02133579A (ja) 1990-05-22

Family

ID=22928067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24039489A Pending JPH02133579A (ja) 1988-09-16 1989-09-16 導電性物質の製造方法および該方法により製造された導電性物質

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02133579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19518512A1 (de) * 1995-03-06 1996-09-12 Fraunhofer Ges Forschung Palladiumhaltiges Precursormaterial und Verfahren zur Herstellung von metallischen Mikrostrukturen auf dielektrischen Substraten mit einem palladiumhaltigen Precursormaterial

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19518512A1 (de) * 1995-03-06 1996-09-12 Fraunhofer Ges Forschung Palladiumhaltiges Precursormaterial und Verfahren zur Herstellung von metallischen Mikrostrukturen auf dielektrischen Substraten mit einem palladiumhaltigen Precursormaterial
DE19518512C2 (de) * 1995-03-06 2001-11-29 Fraunhofer Ges Forschung Palladiumhaltiges Precursormaterial und Verfahren zur Herstellung von metallischen Mikrostrukturen auf dielektrischen Substraten mit einem palladiumhaltigen Precursormaterial

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5139818A (en) Method for applying metal catalyst patterns onto ceramic for electroless copper deposition
US4753821A (en) Process for the partial metallization of substrate surfaces
JP3413205B2 (ja) パターン化された被膜を含む金属を直接堆積させる方法
US6087258A (en) Method for circuitizing through-holes by photo-activated seeding
TWI244506B (en) Method for depositing metal and metal oxide films and patterned films
US3791340A (en) Method of depositing a metal pattern on a surface
JP4172996B2 (ja) 金属パターン形成用有機金属化合物及びこれを用いた金属パターン形成方法
JP2001085358A (ja) 基板上の銅配線形成方法及び銅配線の形成された基板
KR20060007503A (ko) 가요성 기판 상의 고전도성 금속 패턴 형성 방법 및 이를이용한 전자파 차폐 필터
US4322457A (en) Method of selectively depositing a metal on a surface
JP4632243B2 (ja) 低抵抗金属パターンの形成方法
JPH0326816B2 (ja)
KR100819297B1 (ko) 고반사율 미세 패턴의 제조방법
US3783005A (en) Method of depositing a metal on a surface of a nonconductive substrate
US3950570A (en) Method of depositing a metal on a surface
KR20060081444A (ko) 포지티브 금속패턴 형성 방법 및 이를 이용한 전자파 차폐필터
JP3058063B2 (ja) 無電解めっきのための活性化触媒液および無電解めっき方法
JPH02133579A (ja) 導電性物質の製造方法および該方法により製造された導電性物質
US5989787A (en) Activating catalytic solution for electroless plating and method for electroless plating
JP3111891B2 (ja) 無電解めっきのための活性化触媒液および無電解めっき方法
JPH048958B2 (ja)
Tabei et al. Method for forming a printed circuit by photolysis of silver salt of organic acid
US3791939A (en) Method of selectively depositing a metal on a surface
Paunovic Photochemical selective activation for electroless metal deposition on nonconductors
Baum Photochemically generated gold catalyst for selective electroless plating of copper