JPH02130289A - ベーン型圧縮機 - Google Patents

ベーン型圧縮機

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JPH02130289A
JPH02130289A JP28279088A JP28279088A JPH02130289A JP H02130289 A JPH02130289 A JP H02130289A JP 28279088 A JP28279088 A JP 28279088A JP 28279088 A JP28279088 A JP 28279088A JP H02130289 A JPH02130289 A JP H02130289A
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vane
rotor
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cylinder
substrate
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JP28279088A
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Shinichi Suzuki
新一 鈴木
Shigeru Suzuki
茂 鈴木
Tatsuhiko Fukuoka
福岡 辰彦
Shogo Muramatsu
村松 省吾
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Toyota Industries Corp
Taiho Kogyo Co Ltd
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Taiho Kogyo Co Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/08Rotary pistons
    • F01C21/0809Construction of vanes or vane holders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/78Combined heat-treatments not provided for above
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04C2230/90Improving properties of machine parts
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2230/00Manufacture
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    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2201/00Metals
    • F05C2201/04Heavy metals
    • F05C2201/0433Iron group; Ferrous alloys, e.g. steel
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はベーン型圧縮機に関し、詳しくはベーンの構成
の改良に関する。
[従来の技術] 近年、小型軽信である利点からベーン型圧縮機が多く用
いられている。ここで第6図及び第7図を参照しなから
ベーン型圧縮機の一例の構成を説明する。この例のベー
ン型圧縮機は、楕円状の貫通孔をもつ円筒状シリンダ1
と、このシリンダ1の両側に係止される第1サイドプレ
ート2及び第2サイドプレート3と、シリンダ1と両サ
イドプレート2.3で形成される内部空間部位内に回転
自在に設けられたロータ4と、このロータ4と同一軸芯
に固定された駆動軸5と、ロータ4の外周より中心部に
駆動軸5と平行に形成された合計4個のスリット11内
に挿入された4個のベーン6と、両サイドプレート2.
3を覆う一対のフロントハウジング7及びリヤハウジン
グ8とよりなる。
そして第1サイドプレート2とフロントハウジング7と
の間に吸入室71が形成され、第2サイドプレート3と
リヤハウジング8との間には吐出室81が形成されてい
る。吸入室71は導入孔72より冷媒ガスの供給を受け
る。一方吐出室81は導出孔82より圧縮された冷媒を
送り出す。
駆動軸5は両サイドプレート2.3の軸孔中に軸受21
.31を介して回転自在に保持されている。また、駆動
軸5の一端は気密シール75を介してフロントハウジン
グ7の軸孔を貫通して突出し、その先端51に図示しな
い電磁クラッチの従動部が固定されている。
4個のベーン6はロータ4の回転による遠心力及び高圧
の吐出室81より供給される高圧の潤滑油83によりシ
リンダ1の内周面に接する方向に付勢される。このベー
ン6は、その頂部表面がシリンダ1の内壁面と当接し気
密的に1習動する。また、ベーン6の両端面は両サイド
プレート2.3の内壁面と当接し、気密的に摺動する。
シリンダ。
1、両サイドプレート2.3で囲まれた圧縮室Vはロー
タ4及び4個のベーン6で4つの圧縮室V1〜v4に分
けられ、分けられた4個の圧縮室v1〜v4はロータ4
の回転によりそれぞれその体積が連続的に増減する。第
7図において、ロータ4が矢印方向に回転するにつれ、
圧縮室V+、V3はその体積が増大し、圧縮室Vz、V
<は体積が減少する。圧縮室V+、Viはシリンダ1に
設けられた吸入路12を通して吸入室71より冷媒が供
給される。一方圧線字V2、V4は吐出孔13より弁1
5を通り、さらに吐出路17を通って吐出v81に圧縮
された冷媒を吐出する。
従来かかるベーン型圧縮機においては、軽量化、シール
特性を向上させるために、ベーン型圧縮機を構成するベ
ーン、シリンダ、サイドプレート、ロータ等を構成する
金属材料及び形状等について種々の工夫がなされている
。例えば特開昭49−44305号公報には、ベーンの
基材を改善し、さらに表面処理を施し、耐摩耗性、機械
的強度、自己潤滑性を高めることが開示されている。ま
た、特開昭57−157087号公報には、ベーン及び
サイドプレートを鉄系金属、ロータ及びシリンダをアル
ミニウム系金属で構成し、シリンダの内面に鉄系金属よ
りなるライナーを設けることが開示されている。又実開
昭59−27101号公報には、シリンダ、サイドプレ
ート、ロータ、ペンをアルシル合金で構成し、ベーンと
l!I動する各部材の表面に表面処理を施すことが開示
されている。
このようにベーン型圧縮機においては、軽量化の要請か
らシリンダ、ロータ等はアルミニウム合金から形成され
る傾向にある。そして機械的強度、耐摩耗性を満足させ
る材料として、高珪素アルミニウム合金が好適であるこ
とが判明し、このようなアルミニウム合金の利用が検討
されている。
この高珪素アルミニウム合金は、初晶珪素及び共晶珪素
が散在しており、その硬度は1300〜1500HVと
非常に硬くなっている。ところが従来使用されているベ
ーンはほとんどが鉄系金属より形成されており、5UJ
2焼入れ鋼等を用いてもその硬度は650〜800HV
と低い。したがってこのベーンを高珪素アルミニウム合
金製ロータ等と組合せた場合にはベーン摩耗が多くなっ
て而粗れを起こし、その後面粗れしたベーンが逆にロー
タ側を摩耗させる。また珪素粒が脱落しこれが研磨材と
なってロータの摩耗をさらに促進させる結果となる。更
に面粗れのためa!擦係数が増太し、発熱量が大きくな
って焼付きに至るという不具合がある。
そこで特開昭63−159685号公報には、表面にボ
ロン硬化層をもつベーンが開示されている。ボロン硬化
層は硬度が1400〜2oOOHVと高く、このベーン
を高珪素アルミニウム合金go−夕等と組合せた場合に
は、摩耗が少なく焼付きが防止される。
[発明が解決しようとする課題] ボロン硬化層を形成する場合、・ベーン本体は750〜
950℃程度に加熱された炭化ホウ素粉末中に数時間保
持され、その後冷却され取出される(浸ボロン処理)。
この時ベーンを急冷すると歪が大きく、仕上加工時に黒
皮が残ったり、あるいは削り過ぎてボロン硬化層を削っ
てしまう場合がある。また収縮率の違いによりボロン硬
化層にクラックが生じる場合もある。このような不具合
を防止するには、浸ボロン処理後ベーンを徐冷する必要
がある。したがって845C鋼などから形成された従来
のベーンにおいては、焼きなまし状態となるため、ボロ
ン処理侵内部の硬度が低下するという不具合があった。
このように硬度が低下すると、ベーンのチャタリングに
起因するベーンとシリンダあるいはベーンとロータの衝
突により、ベーンが変形する恐れがある。
本発明は上記課題を解決するものであり、ベーンにボロ
ン硬化層を形成するとともに内部の硬度を高くすること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のベーン型圧縮機は、複数個のベーンと、ベーン
が嵌挿されたロータと、ロータの外周面を囲むシリンダ
と、シリンダの両側に各々固定されたサイドプレートと
、を有するベーン型圧縮機において、 ロータ及びシリンダはアルミニウム系材料から形成され
、 ベーンは、0.7重量%以上の炭素を含有し大部分がパ
ーライト組織の基板と、基板の少なくとも一部表面に形
成されたボロン硬化層と、より構成されていることを特
徴とする。
ロータ及びシリンダはアルミニウム系材料から形成され
る。ここでアルミニウム材料とは、アルミニウム又はア
ルミニウム合金をいい、へ交−高3i合金、Ag−81
−Mg系合金、八交−8−CU−MO系合金(以後アル
シル合金と称する)などが用いられる。アルシル合金は
約10〜30重量%程度のシリコンを含有し、耐摩耗性
に優れる。このようにロータ及びシリンダをアルミニウ
ム系材料から形成することにより、軽量で耐磨耗性に優
れた圧縮機が得られる。
本発明の最大の特徴はベーンの構成にある。本発明の圧
縮機に係るベーンは、基板と、ボロン硬化層とより構成
される。基板は炭素を0.7重量%以上含有し、組織の
大部分がパーライト組織となっている。この基板は炭素
を0.7111%以上含有する鋼より形成され、浸ボロ
ン処理後の徐冷によりパーライト組織となったものであ
る。このような鋼としては、例えば5WRH72ASS
WRH72B、5WRH77A、5WRH77B。
5WRH82A、5WRH82B、SK5、SK6など
がある。この基板によればフェライトが少ないため硬度
を高く維持することができる。
ボロン硬化層は基板の少なくとも一部表面に形成される
が、少なくともロータおよびシリンダと層接する表面に
設けることが望ましい。もちろんベーンの全表面に設け
ることもできる。このボロン硬化層は、処理条件および
仕上加工によりFe2Bの単層となったり、FeBとl
”ezBの21!giが共存する場合もある。その硬度
はごツカース硬度で通常1400〜2000Hvである
。なお、このボロン硬化層の厚さは200μm以上であ
ることが好ましい。薄過ぎると表面硬度が不十分となり
やすい。
ボロン硬化層を形成するには、ホウ砂(NatB40?
)に炭化ケイ素又は炭化ホウ素などを10〜40重量%
加えて所定温度に加熱された溶融塩浴に数時間浸漬する
液体法、ホウ砂又はホウ砂と炭化ケイ素、ホウ砂と塩化
ナトリウムなどを混合し所定温度に加熱された溶融塩浴
中で基板を陰極として数時間電解を行なう電解法、ある
いは炭化ホウ素及び炭素に炭化ケイ素、四フフ化ホウ素
カリウムなどを添加した粉体又は粒状体の中に基板を埋
めて所定時間、所定温度で加熱する固体法、などが知ら
れている。なかでも固体法で行なうのが好ましい。固体
法によれば他の方法に比べて容易に70μm以上の厚い
ボロン硬化層が得られる。
[作用] 本発明のベーン型圧縮機のベーンを形成する場合、まず
0.7重量%以上の炭素を含有する鋼からベーン基板を
形成する。次に基板の少なくとも一部表面に浸ボロン処
理を行なう。この浸ボロン処理は一般に750〜950
℃で数時間性なわれ、基板表面にボロン硬化層が形成さ
れる。基板はその後走を防止するため徐冷される。この
時基板内部では焼なましが生じるが、炭素を多く含有す
るため大部分がパーライト組織となり、フェライトは僅
かである。したがって得られたベーンは内部硬度は高く
維持され、表面には硬度の高いボロン硬化層が形成され
ている。
そしてこのベーンを圧縮機に装着して駆動した場合、〇
−夕及びシリンダはアルミニウム系材料から形成されて
いるため軽aで耐摩耗性に優れ、かつベーンの表面には
ロータ及びシリンダと比べても遜色のない硬度を有する
ボロン硬化層が形成されているため、ベーンの摩耗が防
止される。そしてチャタリングに起因する衝突が生じて
も、ベーンの内部硬度が高いためベーンの変形が防止さ
れる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
〈実施例) 第6図及び第7図に本発明の一実施例のベーン型圧縮機
の断面図を示す。この圧縮機の機械的構成は基本的に従
来のベーン型圧縮機と同様であり、従来の技術の項で詳
述したので、ここでは省略する。従来のベーン型圧縮機
とはベーンの構成が異なるだけである。
ロータ4及びシリンダ1はシリコンを10重量%以上含
有するアルシル合金から形成され、Hv100〜18o
の硬度を有している。
ベーン6は第1図に示すように板状の基板60と、基板
60の全表面に形成された厚さ30〜130μmのボロ
ン硬化層61とより構成されている。このベーン6は以
下のようにして製造された。
すなわち、炭素を0.79〜0.86重四%含有する5
WRH82B鋼より形成された基板を炉内に入れて88
0℃に加熱する。そして固体法により880℃で5時間
浸ボロン処理を行なった。処理後基板を炉内に入れた状
態で、880℃から400℃まで約10時間かけて徐冷
した。
得られたベーン6の断面の顕微鏡写真を第2図に示す。
第2図でもわかるように、基板60表面には厚さ80〜
130μmのボロン硬化層61が形成され、基板60内
部はほとんど100%がパーライト組織となっている。
なお、ボロン硬化層61の硬度はHV1500〜200
0であり、基板60の内部硬度はHv210〜250で
あった。
(比較例) 炭素を0.59〜0.66重量%含有する5WRH62
A鋼を用いて基板を形成したこと以外は実施例と同様に
してベーンを形成した。得られたベーンの断面の顕微鏡
写真を第3図に示す。第3図でもわかるように、基板表
面には厚さ90〜130μmのボロン硬化層が形成され
、基板内部はフェライト(写真の白い網状の部分)とパ
ーライトとの混合組織となっている。なお、ボロン硬化
層の硬度はHV1500〜2000であり、基板の内部
硬度はt」v 180〜210と実施例のベーンより低
い値を示した。
(従来例) 炭素を0.45重量%含有する545C鋼を用いて基板
を形成したこと以外は実施例と同様にしてベーンを形成
した。得られたベーンには、写真は省略するが、厚さ1
50〜160μmのボロン硬化層が形成されていた。p
Kお、ボロン硬化層の硬度はHv1500〜2000で
あり、基板の内部硬度は約Hv160〜200と実施例
のベーンより低い値を示した。
(試験例) それぞれのベーンの強度を調査するために、第4図に示
すようにベーン6に2トンの静荷重を1mm/分の速度
で作用させ、中央部分の変形量(h)を測定した。結果
を内部硬度を横軸に取って第5図に示す。
第5図より、内部硬度の高い実施例のベーンが10μm
以下と最も変形量が小さく、内部硬度が低い従来例のベ
ーンは約27μmの変形量となっている。比較例のベー
ンはその中間の15μm前後の変形量を示しているが、
実磯運転の結果から15μm以下が許容範囲であり好ま
しい値とはいえない。
[発明の効果] 本発明のベーン型圧縮開によれば、ベーンは従来より内
部硬度が高く、かつボロン硬化層をもっている。したが
って耐摩耗性に優れるとともに、チャタリングに起因す
る衝突による変形が防止される。これにより長期間の使
用に耐え得るようになる。
また浸ポOン処理侵の冷却速度を従来より遅くしても、
ベーンの強度を高く維持することができる。このように
冷却速度を遅くすれば、ベーンの歪が一層防止され、仕
上加工の工数が削減されるとともにボロン硬化層の厚さ
が均一となりボロン硬化層の厚さも確保できる。さらに
収縮率の違いによるボロン硬化層のクラックの発生も防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のベーン型圧縮機に用いられる一例のベ
ーンの部分斜視図、第2図は実施例で形成されたベーン
の断面の金属組織を示す顕微鏡写真、第3図は比較例で
形成されたベーンの断面の金属組織を示す顕微鏡写真、
第4図は試験方法を説明する説明図、第5図は内部硬度
と変形量の関係を示すグラフ、第6図および第7図は実
施例および従来例のベーン型圧縮機の断面図である。 1・・・シリンダ  2.3・・・サイドプレート4・
・・ロータ   5・・・駆動軸  6・・・ベーン6
0・・・基板   61・・・ボロン硬化層特許出願人
  株式会社豊田自動織機製作所第2図 第1図 度(Hv)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個のベーンと、該ベーンが嵌挿されたロータ
    と、該ロータの外周面を囲むシリンダと、該シリンダの
    両側に各々固定されたサイドプレートと、を有するベー
    ン型圧縮機において、 前記ロータ及び前記シリンダはアルミニウム系材料から
    形成され、 前記ベーンは、0.7重量%以上の炭素を含有し大部分
    がパーライト組織の基板と、該基板の少なくとも一部表
    面に形成されたボロン硬化層と、より構成されているこ
    とを特徴とするベーン型圧縮機。
JP28279088A 1988-11-09 1988-11-09 ベーン型圧縮機 Pending JPH02130289A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28279088A JPH02130289A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 ベーン型圧縮機
DE3937197A DE3937197A1 (de) 1988-11-09 1989-11-08 Vielzellenverdichter

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JP28279088A JPH02130289A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 ベーン型圧縮機

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DE3937197A1 (de) 1990-05-10

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