JPH02126782A - 静止画伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、画質に応じて伝送モードを切り換えられるよ
うにした静止画伝送装置に関する。

〈従来の技術〉 近年、スチルビデオカメラで撮影してビデオフロッピー
等に記録した画像を電話回線を利用して伝送してテレビ
画面に映像する静止画伝送装置が企業間で普及しつつあ
る。

一方、静止画伝送装置ではあるが、静止画テレビ電話と
称される一般家庭向けのものも商品化されており、その
場で撮影した画像を一旦内蔵のメモリに記憶したのち、
伝送するようになっている。

〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、前者（以下スチルビデオ用という）のもので
は、−ＩＣのテレビ規格に合わせて画素数が多く、水平
解像度４００〜５００．６４〜２５６階調程度の高画質
なカラーＴＶ画像を伝送するものであるが、伝送速度は
１〜２分程度掛かる。

一方、後者（以下ＴＶ電話用という）のものは、画素数
が少なく１００（縦）Ｘ９６（横）、３２階調の比較的
低画質な白黒画像を伝送するが、伝送速度は６〜１０秒
程度と速い。

二のように、スチルビデオ用のものは高画質ではあるが
伝送速度が遅（、ＴＶ電話用のものは低画質であるが伝
送速度が速いという、夫々一長一短の規格を有している
。

ところが、企業で使用するスチルビデオ用の場合、実際
には相手方との交信時必ずしも常に高画質な画像を伝送
する必要がない場合も多いにも関わらず高画質画像で送
らざるを得ず、伝送に時間を要し、しかも電話回線の使
用コストも嵩むという不合理な状態となっていた。

一方、家庭向けのＴＶ電話用のものにおいても現状では
価格面から低画質で満足せざるを得ないであろうが、将
来価格低減に伴って高画質対応のものが出回る可能性も
大きいが、この場合も低画質伝送で十分な場合もあるか
ら低画質伝送機能も備えておきたい要望がある。

本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたもの
で、画質に応じて伝送モードを切換自由な構成として上
記問題点を解決した静止画伝送装置を提供することを目
的とする。

このため本発明は第１図に示すように、静止画ビデオ信
号を電話回線を介して伝送する静止画伝送装置において
、高画質で静止画ビデオ信号を伝送する高画質伝送モー
ド手段と、低画質で静止画ビデオ信号を伝送する低画質
伝送モード手段と、前記伝送モード手段を切り換えるモ
ード切換手段と、を含んで構成する。

また、第１図に鎖線で示すように、相手方の伝送モード
を検出するモード検出手段と、検出された相手方の伝送
モードが単一であるときに自らの伝送モードを相手方の
伝送モードに合わせて固定するモード固定手段とを追加
した構成としてもよい。

く作用〉 例えば、相手方との交信の当初、メモや、遺り取りする
画像のｌＩＩ認のための伝送等は低画質で十分であり、
この場合はモード切換手段により低画質伝送モード手段
を選択して作動させる。

その後、高画質な画像を伝送する場合はモード切換手段
により高画質伝送モード手段を選択して作動する。

また、モード検出手段及びモード固定手段を備えたもの
では、交信によるデータから相手方の伝送モードを検出
し、該伝送モードが単一である場合は、モード固定手段
が、前記モード切換手段の動作に関わりなく、相手方の
伝送モードに合った伝送モード手段を選択して作動する
。

〈実施例〉 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

一実施例の構成を示す第２図において、第１ＭＯＤＥＭ
ＩはＴＶ電話用の低画質伝送モードに対応した変調器、
第２ＭＯＤＥＭ２はスチルビデオ用の高画質伝送モード
に対応した変調器である。

第１書込・続出コントローラ３は前記低画質伝送モード
に対応した速度でメモリ４から画像データを読み出して
第１ＭＯＤＥＭＩを介して電話回線から伝送したり、電
話回線から第１ＭＯＤＥＭ１を介して伝送されてきた静
止画ビデオ信号をメモリ４に書き込んだりする機能を有
する。

同じ（、第２書込・続出コントローラ５は前記高画質伝
送モードに対応した速度でメモリ４から画像データを読
み出して第２ＭＯＤＥＭ２を介して電話回線から伝送し
たり、電話回線から第２ＭＯＤＥＭ２を介して伝送され
てきた静止画ビデオ信号をメモリ４に書き込んだりする
機能を有する。

コントローラ６は、全体の動作をコントロールするため
のもので、第１ＭＯＤＥＭＩ、第２ＭＯＤＥＭ２にスタ
ート、ストップ等のコントロール信号を送り、第１ＭＯ
ＤＥＭＩ、第２ＭＯＤＥＭ２からは交信相手との交信結
果（相手の伝送装置のタイプ、具体的には伝送モードの
種類と数、相手方の伝送準備完了か等）が入力される。

そして、第１ＭＯＤＥＭＩによる低画質伝送モードを使
用する場合には、第１書込・続出コントローラ３を同時
に使用し、第２ＭＯＤＥＭ２による高画質伝送モードを
使用する場合には、第２書込・続出コントローラ５を同
時に使用するようにコントロールする。

したがって、第１ＭＯＤＥＭＩと第１書込・読出コント
ローラ３及びコントローラ６によって低画質伝送モード
手段が構成されると共に、第２ＭＯＤＥＭ２と第２書込
・続出コントローラ５及びコントローラ６によって高画
質伝送モード手段が構成される。

また、モード切換手段としてのモード切換スイッチ７は
、スイッチを押されると前記コントローラ６によって伝
送モードが切り換えられ、この時モード表示ランプ８に
よるモード表示（点滅）も切り換えられるが、前記した
交信結果により相手の伝送モードが一方にしか対応でき
ないものであることが検出されたときは、スイッチ動作
に関わらず相手の伝送モードと同一の伝送モードを使用
すべくＭＯＤＥＭと書込・続出コントローラとを選択し
て動作させる。

即ち、コントローラ６は、モード検出手段とモード固定
手段の機能をも併せ有する。

ビデオレート書込・続出コントローラ９は、以上の動作
とは独立してデイスプレィに画像を表示し続けるため、
メモリ４から画像データを読み出しＤＡ変換器１１を介
して出力端子ＯＵＴからデイスプレィに出力すると共に
、図示しないビデオフロッピー等から入力端子ＩＮを介
して入力された静止画ビデオ信号をＡＤ変換器ｌＯによ
りＡＤ変換してメモリ４に書き込む機能を有する。

次に、本装置による一連の伝送動作を説明する。

送信の場合は、まず、ビデオフロッピー等に記録された
送信内容をビデオレート書込・読出コントローラ９によ
りＡＤ変換器１０を介してメモリ４に記憶する。

送信当初、メモ等の伝送を行う場合は低画質の伝送モ、
−ドで十分であるので、モード切換スイッチ７を現状ま
たは押し操作することによって第１ＭＯＤＥＭＩ及び第
１書込・続出コントローラ３を動作させて、低画質伝送
モードで伝送を行う。

但し、交信により相手の装置の伝送モードが高画質にし
か対応できないときは、それがコントローラ６により検
出され、高画質伝送モード用の第２ＭＯＤＥＭ２及び第
２書込・続出コントローラ５の動作に自動的に切り換え
られる。

その後、高画質モードで伝送を行おうとする場合は、モ
ード切換スイッチ７により第２ＭＯＤＥＭ２及び第２書
込・続出コントローラ５を動作させて高画質伝送モード
で伝送する。

但し、この場合も相手方が低画質にしか対応できないと
きは、コントローラ６により自動的に低画質モードに切
り換えられて伝送される。

一方、受信時は相手方の伝送モードに合ったＭＯＤＥＭ
及び書込・続出コントローラが選択されてメモリ４に一
旦記憶され、ビデオレート書込・続出コントローラ９に
より、前記記憶データが読み出されＤＡ変換器１１を介
してデイスプレィに出力され再生表示される。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、用途に応じて高画
質伝送モードと低画質伝送モードを切り換えて伝送する
ことができ、また、メモリ等は共用することができるた
め、コストも最小限で抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の構成を示すブロック図、第２図は、
本発明の一実施例の構成を示す回路図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）静止画ビデオ信号を電話回線を介して伝送する静
   止画伝送装置において、高画質で静止画ビデオ信号を伝
   送する高画質伝送モード手段と、低画質で静止画ビデオ
   信号を伝送する低画質伝送モード手段と、前記伝送モー
   ド手段を切り換えるモード切換手段と、を含んで構成し
   たことを特徴とする静止画伝送装置。
2. （２）相手方の伝送モードを検出するモード検出手段と
   、検出された相手方の伝送モードが単一であるときに自
   らの伝送モードを相手方の伝送モードに合わせて固定す
   るモード固定手段とを含んで構成したことを特徴とする
   請求項１に記載の静止画伝送装置。