JPH02126116A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH02126116A
JPH02126116A JP27724688A JP27724688A JPH02126116A JP H02126116 A JPH02126116 A JP H02126116A JP 27724688 A JP27724688 A JP 27724688A JP 27724688 A JP27724688 A JP 27724688A JP H02126116 A JPH02126116 A JP H02126116A
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JP
Japan
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pen
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cap
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pens
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JP27724688A
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Shozo Sakamoto
将三 阪本
Yutaka Sakurai
桜居 裕
Tamio Ishihara
石原 民雄
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録装置に係り、特に複数の記録ペンを搭載
した可動キャリッジを備えた記録装置に関する。
〔従来の技術〕
記録装置には複数の色の記録ペンを用いるものが多いが
、これらの記録ペンは記録紙設置面に対して移動可能な
キャリッジに搭載される場合と記録紙設置面の脇に固定
設置される場合がある。本発明は前者のタイプの改良に
係る。
記録装置の1つであるプロッタに用いられる記録ペンに
は、インクが使用されるため、記録ペンを動作させずに
放置しておくとペン先のインクが乾燥して記録かすれが
生じたり最悪の場合には全て書けなくなってしまうとい
う欠点がある。また。
線径の太い記録ペンの場合にはペン先にインクが溜まり
やすくインクのボタ落ちにより記録紙面上を汚すという
欠点があった。
記録ペンが固定設置されるタイプに関しては、実開昭5
9−169645号に、ペン先がストッカー底部に接触
しないように複数の記録ペンを記録紙の脇に保持するよ
うに構成したペンス1−ツカ−が示されている。しかし
ながら、この先行技術は、複数の記録ペンをキャリッジ
に搭載するタイプのインク落下対策について何も示唆し
ていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
製図用インクペンは、キャップを使用しない状態では]
、0分〜30分で記録かすれを生じるものもあれば、逆
に5〜6分でインクのボタ落ちを生じるものもある。こ
のため発明者らは、記録中にも使用してないペンをキャ
ップしておく必要があるとの認識を持った。
本発明の目的は、複数の記録ペンをキャリッジに搭載す
るタイプの記録装置であっても、記録ペンのインクの乾
燥に基づく記録のかすれの発生および記録動作開始前の
インクのボタ落ちによる紙面汚れを低減し得る記録装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、記録紙設置面に対し移動可能に配設されてお
り複数の記録ペンを往復動可能に搭載しているキャリッ
ジ本体を備えた記録装置において、このキャリッジ本体
内にあって複数の記録ペンのそれぞれに対応して配置さ
れており記録ペンの非選択時にはペン先を閉じた状態に
保つ開閉動作可能なキャップ部と、キャリッジ本体内で
摺動可能に設けられておりキャリッジ本体との間の相対
的摺動動作によって特定のキャップ部を選択的に開動作
させるキャップ選択部と、を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
記録装置による作図は、通常記録ペンを一本ずつ選択す
ることによって進められる。キャリッジ本体上で摺動動
作し得るキャップ選択部は、キャリッジ本体に搭載され
ている複数の記録ペンの内これから使用しようとする記
録ペンを選択し、その記録ペンに対応するキャップ部を
開いて記録ペンが記録動作をするために下降するのを妨
げない状態にする。当該記録ペンによる記録動作が終了
し次の記録ペンを使用する際には、キャップ選択部が次
の記録ペンに対応する位置に移動するので、次の記録ペ
ンのキャップ部を開く。これに伴って先の記録ペンのキ
ャップ部からキャップ選択部が離れるので、先の記録ペ
ンのペン先はキャップ部によって外気と実質的に遮断さ
れる。キャップ選択部によって選択されなかった総ての
記録ペンは、それぞれに対応するキャップ部によってペ
ン先が外気から遮断されている。
本発明の望ましい実施例では、キャップ部が支点の周り
に回動可能であり、先端付近に弾性体からなる座面が設
けられており、この座面にペン先が押し付けられる。座
面へのペン先の押圧を確実にするために各記録ペンに対
応してペンブツシュレバーを設けである。各ペンブツシ
ュレバーは、記録ペンのペン先を強制的にキャップ部の
座面へ押し付け、ペン先を密閉する。
キャップ選択部は、ペン選択部の動作と対応して動作す
る。必要な記録ペンが選択されたとき、キャップ選択部
(キャップセレクタ)の移動にともなってペンブツシュ
レバーの押し付は動作が解除され、キャンプ部の座面か
らペン先が離れる。
続いてキャップ部が回転して座面が記録ペンの進入路か
ら離れ、その後記録ペンの下降動作が行われる。これに
よりキャップ部が開くときにペン先が引っ掛かることが
ない。
また、本発明の望ましい実施例では、すべての記録ペン
を所定時間以上使用しない時は、キャップセレクタを記
録ペンが保持されていない位置まで移動させることによ
り、すべてのペンを同時にキャップすることができるよ
うに構成しである。
キャップセレクタは、記録ペンの選択動作と同時に移動
可能とすれば、モータ等の他のアクチュエータの追加や
制御の変更を必要とせずに、ペンキャップの開閉が可能
となり、記録ペンの乾燥やインクのボタ落ちを効果的に
防止することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図〜第7図を参照して説明する
6 第1図は、記録紙がX方向に往復動されるXYプロッタ
の概略構成図である。記録装置として代表的なXYプロ
ッタは、電子計算機等の上位コンピュータ50の出力情
報に対応してマイクロコンピュータ52によって動作制
御され、図形を記録紙2上に作成するものである。記録
紙2のX方向移動とキャリッジ本体3のY方向移動とZ
方向である記録ペンの上昇、下降制御を行うことにより
所望の作図を得る。
キャリッジ本体3は、複数の記録ペン(図示では4個)
la−1b+・・・1nを搭載しており、レール又はシ
ャフト8に沿って左右に移動し得る。
各記録ペン1は、シャフト8に平行に等間隔に配列され
ており、用紙2の記録面にほぼ垂直に昇降するよう保持
されている。キャリッジ本体3は、ペン移送用駆動モー
タ4により、ドライブプーリ5とアイドラプーリ6に掛
けられたベルト7を介してY軸方向に往復移動される。
キャリッジ3はシャフト8及びサブレール15上を摺動
するように案内される。
一方用紙2は、用紙駆動モータ9により、カップリング
10及びシャフト】1を介してドライブローラ12,1
2’ とピンチローラ13,13’しこ挟まれてプラテ
ン14上をX軸方向に往復駆動される。ドライブローラ
12,12’ の表面には微少な多数の突起が形成され
ており、用紙2の往復運動に対して滑りを生じにくい構
造としである。
また、キャリッジ3には5.ソレノイド」76が保持さ
れ、ソレノイド16の上下往復運動はし)< −】−7
およびペンセレクタ18を介して記録ペンコ−に伝達さ
れる。ペンセレクタ18は、キャリッジ3内でY軸方向
に移動可能にシャフト19によって案内保持されている
。ペンセレクタ18は、貼−の記録ペンに対応した位置
に一時的に保持でき。
また強制的に移動させれば、他の記録ペンの位置に移動
して保持される様になっている。
この実施例における記録ペンの選択機能について説明す
る。
第2図は第1図のキャリッジ本体3を背面方向から見た
部分切欠図である。第1図および第2図において、ソレ
ノイド16が上昇状態にある場合には、各記録ペン1が
それぞれ対応する押しばね20により用紙2の表面から
離れた所定の高さに押し上げられている。この時ペンセ
レクタ18にはソレノイド17に連接されたレバーが接
触していない。
ソレノイド16が下降運動をすると、レバー17が回転
されて下降しペンセレクタ18の上面を押し下げる。こ
れに伴ってペンセレクタ18が選択された記録ペン(第
2図のla)を下方に押し、ペン先21aが用紙2に接
触するので記録動作が可能になる。逆にソレノイド16
が上昇すると、記録ペン1aは押しばね20aの復帰力
により所定の高さまで復帰し記録は中断される。
一方、ペンセレクタ18は、キャリッジ3をY軸の両端
の内いずれかの方向に移動させた際に、サブレール15
の両端近傍に設けられた固定ピン22.23に接触する
構造となっている。更に接触後、記録ペン1がキャリッ
ジ3に保持されている間隔だけキャリッジ3をY軸の端
部へ移動させると、ピン22.23の働きによりペンセ
レクタ18が移動できないため、相対的にペンセレクタ
18がシャフト19上を摺動して、そのピッチの整数倍
分だけ移動し、隣の記録ペンに対応した位置まで移動す
る。たとえば、第1図の状態では記録ペン1cが選択さ
れているが、キャリッジを右方へ移動させるとペンセレ
クタ18は、相対的に第1図の左方に移動し、2ピツチ
の移動であれば第2図のように記録ペン1aが選択され
る。
この時、ペンセレクタ】−8の下側に設けられた突起2
4(第4図参照)がペンキャリッジ3上の溝25a (
第5図参照)に嵌合するため、次の選択動作が繰り返さ
れるまで、その位置で保持される。
上記構成において、ペン駆動モータ4.用紙駆動モータ
9及びソレノイド16をマイクロコンピュータ52によ
り、適当なタイミングで制御すれば、用紙と記録ペンの
XY平面上の相対運動及び記録ペンの昇降とペンの選択
動作が可能となり、用紙上に所望の記録を行うことがで
きる。
本実施例は、上記構成を基に、簡単な構成で効果的な記
録ペンの乾燥防止及びインクのボタ落ちを防止するため
の自動ペンキャップ装置を備えている。第2図〜第7図
を参照してキャップ部の構成を以下に説明する。
各記録ペンla、lb、  ・・1nに対しそれぞれ1
つずつ設けられたキャップ26a、26b。
26nは、ペン保持ケース55の下方に設けられた案内
孔27を下から被うように出入りし得る構成となってい
る。これらのキャップ26は支点(第5図参照)110
を中心として回転可能である。
可動キャップ26の先端付近には、上向きに円板状の座
面28が設けられている。この座面28はシリコンゴム
などの弾性体からなり、接着剤によって固着されている
。座面28しこペン先2]−が押し付けられても座面の
弾性によりペン先が痛められることがない。第4図のよ
うにペン先21が座面28に接触しているときはペン先
が外気から遮断されるから、インクの乾燥を防止でき、
かつインクのボタ落ちを防止できる。
複数のキャップ26a、26b、・・・26nのいずれ
かに開放動作を選択的に行わせるためにtl−のキャッ
プセレクタ29が、キャリッジ3に設けられたシャフト
30に回転可能に取り付けられている。このキャンプセ
レクタ29はシャフト30に沿って摺動可能でもある。
シャフト3oはシャフト8およびY軸に対し平行に配置
されている。
キャップセレクタ29が1つのキャップ26に選択的に
位置付けられる時、そのキャップに対応する記録ペン1
をペンセレクタ18が選択する。
つまりキャップセレクタ29とペンセレクタ18は対に
なって動作する。第1図におけるペンセレクタ用固定ピ
ン22とキャップセレクタ用固定ピン31′との位置関
係およびペンセレクタ用固定ピン23とキャップセレク
タ用固定ピン3]−との位置関係は、各セレクタがそれ
ぞれに対応する固定ピンに当接するタイミングが同じで
あるような配置に保たれる。この実施例では左右二対の
固定ピンを採用しているが、一対の固定ピンの組合せで
あっても実現可能である。
1つの記録ペンによる記録を終了すると、キ’17リツ
ジ3はプラテン14上の左方端又は右方端に移動する。
例えばキャリッジ3が第1図における右方へ移動すると
、記録ペン1cに位置づけられていたペンセレクタ18
の側壁が固定ピン23に当接し、ペンセレクタ18の右
方へのそれ以上の進行が妨げられる。同時に、キャップ
セレクタ29の当接面60(第6図)が固定ピン31に
当接するので、キャップセレクタ29の右方への進行も
妨げられる。記録ペン1cの次に記録ペン1bを用いる
場合には、ペン23およびピン3]−への各セレクタの
当接後もキャリッジ3が所定距離だけ右方へ移動する。
こ九に伴い、ペンセレクタ18およびキャップセレクタ
29は当接位置に止どまっているが、シャフト8および
シャフト30が所定距離を軸方向へ進むので、結果的に
両セレクタは対応するシャフト上を摺動することになり
、キャリッジ3が右方移動を停止したときにはペンセレ
クタ18は記録ペン1bに位置づけられ、同時にキャッ
プセレクタ29はキャップ26cに位置づけられる。
次に、キャップセレクタ29によるペンキャップ26の
開閉機構について説明する。第3図〜第6図が動作の理
解lこ役立つ。シャフト30に摺動可能に取り付けられ
たキャップセレクタ29は、」二端が案内部材57の溝
に摺動可能に嵌入しており、記録ペン1側の側壁にはカ
ムの働きをするフック案内部23が形成されている。キ
ャップ26の上方に形成された突出したフック32がフ
ック案内部33の傾斜面33aに接触して上昇すると、
キャップ26が後方に回転され、案内穴27の下端を被
っていたキャップ26がペン先21の下降を妨げないよ
うに開く。
フック案内部33には、山形の傾斜面33aと案内溝3
3bが形成されている。案内溝33bにフック32がは
まった時、キャップ26はキャップセレクタ29にロッ
クされキャップが開いた状態のままで保持される。この
時、ペンセレクタ18は、キャップが開かれた記録ペン
を選択しており、昇降可能ならしめている2 それぞれの記録ペンに対応して設けられたペンブツシュ
レバー35a〜35nは、押しばね36a〜36nによ
り、シャフト37を中心として記録ペン1の上部を押し
付けるよう回転自在に保持されている。さらに、ペンブ
ツシュレバー35はペンの押付けを解除する案内爪38
を具備している。
この案内爪38は、第7図に示すように湾曲した突出部
が幅広く形成されており、キャンプセレクタ29の壁に
接触したときにそれを乗り越える形状となっている。キ
ャップセレクタ29が所望のキャンプ26を選択した時
、第5図に示すようにキャップ26が開かれると同時に
、ブツシュレバー35の案内爪38はペンキャップセレ
クタ29の壁面39上にあり、ブツシュレバー35はペ
ンの押付は動作を解除した状態となっている。
第4図に示すように、ペンセレクタによって選択されて
いない記録ペンに対応するブツシュレバー35は、その
案内爪38がキャップセレクタに接触していない。この
状態では、キャンプ26が案内穴27を被っている。ブ
ツシュレバー35は押しばね36の作用により記録ペン
1の上部を押圧しており、ペン先21がキャップ26の
弾性体座面28に押し付けられている。キャップ26は
引きばね34により案内穴27を被うように引き付けら
れている。
記録ペン1が使用されない間ペン先はキャップ26に押
し付けられているので、この記録ペン1が使用されるこ
とになったときペン先を押し付けたままキャンプ26を
回転させるとペン先を損傷させることになる。そこで、
この実施例では;ペン先を痛めないために、キャップ2
6を開く時は、先ずブツシュレバー35が解除され記録
ペン1が上昇してから6キヤツプ26が開くようしこ、
逆に閉じる時は、ベンキャップ26が閉じてからペン1
を押しつけるべくブツシュレバー35が動くようにキャ
ップセレクタ29の壁39.案内爪38゜傾斜面33a
、フック32の形状を決めている。
すなわち、フック32が案内部33の傾斜面33aに接
触する前に、ブツシュレバー35の案内爪38がキャッ
プセレクタ29の壁面39に接触し、かつ案内部33の
傾斜面33aからフック32が離れた後に、ブツシュレ
バー35の案内爪38がキャップセレクタ29の壁面3
9がら離れるように、案内爪38の幅はフック32の幅
よりも広く作られている。
次にキャップの動作を説明する。
今、ペンセレクタ18が第1図におけるn番目の記録ペ
ン1nを選択する場合を想定する。先ずキャリッジ3を
左方に移動させると、ペンセレクタ18は第1図のピン
22に、当接して停止され、また、キャップセレクタ2
9はピン31′に当接して停止され、キャリッジ3がさ
らに左方に移動するので両セレクタはそれぞれシャツl
−19。
30上を右方に摺動し、記録ペン1n、ギャップ26n
及びペンブツシュレバー35nに近づく。
その際、まず、ブツシュレバー35nの案内爪38nの
傾斜面にキャップセレクタ29の壁面39が接触し、キ
ャリッジ3が移動するにつれ。
第5図に示す矢印の反時計方向にプッシュレバー35n
が回転し、ペン押し動作を解除していく。
それと同時に、押されていた記録ペン1nは押しばね2
Onにより上方に復帰され、ペン先2 ]、 nがペン
キャップ26nの弾性体座面28nから離れる。
ペン先21nが上昇したのち、キャップ26nのフック
32nがキャップセレクタ29の傾斜面33aに接触し
て上昇される。この時、フック32nには上向きの力が
働き支点40を中心として矢印方向(第5図では時計方
向)に回転し、案内穴27nを露出させる。すなわち、
ベンキャップが開く。
フック32nの所に案内部33の案内溝33bが移動し
てくると、ベンキャップ26nは完全に開き、引きばね
34により、フック32nが案内溝33bに押し付けら
れるためキャンプセレクタ29はその位置に保持される
。また、ブツシュレバー35nもペン押しを解除した状
態で保持される。この時、ペンセレクタ18は記録ペン
1nを選択しているので、記録ペン1nが使用可能とな
り、他のペンはキャップされた状態となる。
次に、他の記録ペンが選択された場合を想定する。先ず
、第1図におけるペンキャリッジ3を右方に移動させる
と、ペンセレクタ18はビン23に、ペンキャップセレ
クタ29はピン31に当接するため、キャリッジ3の右
方移動に伴ってそれぞれ左方へ移動を開始する。すると
、キャンプ26nのフック32は案内溝33bから外れ
傾斜面33aを滑りやがて案内部33から離れる。これ
にともなってキャップ26nは第4図に示す矢印の方向
(反時計方向)に回転して案内穴27nを閉じる。この
時はペンブツシュレバー35nはまだ押し上げられた状
態だが、さらにキャンプセレクタ29が移動していくと
、ペンブツシュレバー 35 nはキャップセレクタ2
9の壁面39から離れ、押しはね36nにより、記録ペ
ン1nを弾性体座面28に対し紙面方向に押付ける。こ
れによりペン先21nは弾性体座面28n押し付けられ
完全なキャップがなされる。
また、何れの記録ペンも使用しない場合は、ペンセレク
タ18及びキャップセレクタ29をキャリッジ3の記録
ペンのない所まで移動させれば、全てのペンを同時にキ
ャンプすることができる。
また、一定時間記録を中断する時は、自動的に上記状態
を選択し、全記録ペンの乾燥やインクのボタ落ちを防止
することができる。
一方、本実施例フック案内部33とフック32の形状、
及び案内爪38と壁面39の形状は逆であっても良く、
キャップセレクタ29の移動によりベンキャップを開く
時には、ブツシュレバー35が解除されペンを上昇させ
てからキャップ26を開くように、逆開じる時は、キャ
ップ26が閉じてからブツシュレバー35がペン1をキ
ャップに押し付けることができる構造であればよい。
また、キャップ26及びブツシュレバー35はY軸に対
して回転する方向だけでなく、X軸やY軸に対して回転
する方法でも良く、キャップセレクタにより選択された
際、開いた位置で保持できる構造であれば良い。
前述の案内溝33bとフック32.又は案内爪38と壁
面39の接触部は滑らかな合成樹脂等の摩擦係数の低い
材料で構成されるのが良く、−傾斜面の角度も緩やかな
方がベンキャップの開閉及びペンブツシュレバーのペン
押付解除が軽くできて良い。更に、フック32及び案内
爪38などを回転自在なローラ方式とすればより望まし
い。
又、ブツシュレバーにより記録ペンをベンキャップに押
し付ける構造でなく、ベンキャップを記録ペンに押付け
る構造であって相対的に同じ動作であれば良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な構成で、記録中以外のすべての
記録ペンのペン先が密閉されるキャップ機構を提供する
ことができるので、記録ペンのインク乾燥防止やインク
のボタ落ち防止に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるXYプロッタの概略構
成を示す図、第2図は第1図におけるキャリッジを背面
から見た部分切欠断面図、第3図は第1図におけるキャ
ップ付近の構成図、第4図はキャップした状態を説明す
るための図、第5図はキャップを開いた状態を説明する
ための図、第6図は第4図におけるキャップセレクタを
示す斜視図、第7図は第4図におけるブツシュレバーの
案内爪の形状を示す斜視図である。 18〜1n・・・記録ペン、3・・・キャリッジ、]、
6・・・ソレノイド、18・・・ペンセレクタ、20a
〜20n。 36・・・押しばね、22,23,31.31’  ・
・固定ペン、26a〜26n・・・キャップ、28・・
座面、29・・・キャップセレクタ、32a〜32n・
・・フック、33・・・案内部、34・・・引きばね、
35a〜小 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録紙設置面に対し移動可能に配設されており複数
    の記録ペンを往復動可能に搭載しているキャリッジ本体
    を備えた記録装置において、上記キャリッジ本体内にあ
    つて上記複数の記録ペンのそれぞれに対応して配置され
    ており上記記録ペンの非選択時にはペン先を閉じた状態
    に保つ開閉動作可能なキャップ部と、上記キャリッジ本
    体内で摺動可能に設けられており上記キャリッジ本体と
    の間の相対的摺動動作によつて特定のキャップ部を選択
    的に開動作させるキャップ選択部と、を備えたことを特
    徴とする記録装置。 2、請求項第1項記載の装置において、上記キャップ部
    は上記記録ペンのペン先が接触される座面を有している
    ことを特徴とする記録装置。 3、請求項第2項記載の装置において、上記キャップ部
    が上記記録ペンの閉動作をしたあと上記座面へ上記ペン
    先を押圧動作し上記キャップ部が上記記録ペンの開動作
    をする直前に上記ペン先を上記座面から離間させる機構
    部を設けたことを特徴とする記録装置。 4、請求項第2項記載の装置において、上記座面は弾性
    体からなることを特徴とする記録装置。 5、請求項第1項記載の装置において、上記キャリッジ
    本体内にあつて上記複数の記録ペンのいずれかに位置づ
    けられる移動性ペン選択部と、上記ペン選択部を押圧す
    ることによつて特定の記録ペンを下降せしめる押圧駆動
    部と、を備えたことを特徴とする記録装置。 6、請求項第5項記載の装置において、上記キャップ選
    択部と上記ペン選択部を対応づけて特定の記録ペンに位
    置決めするピン部材を備えたことを特徴とする記録装置
    。 7、請求項第1項記載の装置において、上記キャップ選
    択部は、上記キャリッジ本体に設けられたレールに対し
    摺動可能かつ回転可能に取り付けられていることを特徴
    とする記録装置。
JP27724688A 1988-11-04 1988-11-04 記録装置 Pending JPH02126116A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5453035A (en) * 1977-09-14 1979-04-26 Rotring Werke Riepe Kg Method of writing with small tubular writing implement* and controller for supplying writing liquid to writing appliance
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