JPH02124981A - 顔料及びその製造方法 - Google Patents

顔料及びその製造方法

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JPH02124981A
JPH02124981A JP1015385A JP1538589A JPH02124981A JP H02124981 A JPH02124981 A JP H02124981A JP 1015385 A JP1015385 A JP 1015385A JP 1538589 A JP1538589 A JP 1538589A JP H02124981 A JPH02124981 A JP H02124981A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は干渉色を利用した新規な顔料に関する。
本発明の顔料は自動車の外装用塗料に特に有用である。
[従来の技術] アルミニウム箔などの金属粉末を含有するいわゆるメタ
リック塗料を用いたメタリック仕上げが、自動車、家電
製品などの仕上げ塗装に多用されている。しかしアルミ
ニウム箔は明度が低く、淡彩色として利用することは困
難である。そこで近年、マイカ表面に二酸化チタン層を
被覆したバールマイカの利用が高まっている。
このバールマイカ顔料は、第8図に示すように、マイカ
100表面に二酸化チタン層101が被覆された構成で
ある。このパールマイカでは、入射光は二酸化チタン層
101表面で反射する反射光Aと、二酸化チタン層10
1内へ入射するものとに別れる。そして二酸化チタン層
101に入射した光は、マイカ100との界面で反射す
る反射光Bと、マイカ100を透過する透過光とに別れ
る。
この反射光Aと反射光Bとの干渉により種々の発色が生
じる。例えば厚さ120〜135nmの二酸化チタン層
101を形成した場合、反射光Aと反射光Bとの干渉色
として青色を呈する。
しかしながら透過光の一部はバールマイカ顔料を透過し
て下地102表面などで反射され、再びバールマイカ顔
料を透過して入射側の二酸化チタン層101から反射光
Cとして出る。この反射光Cは反射光Bと混合して白色
光となるため、反射光Aと反射光Bとの干渉がその分弱
くなり、干渉色が弱くなるという欠点があった。
またバールマイカは着色力および隠蔽力が弱く、実用性
に乏しい。例えば自動車の上塗りメタリック塗装におい
ては、従来より2コート1ベークで塗装されている。し
かしバー・ルマイカを用いたメタリック塗料では、隠蔽
膜厚が通常200μm以上必要でおり、従来の塗装工程
では下地の色がスケて表出する。したがって塗装ムラが
目立ち、補修塗装も容易ではない。そこで例えば特開昭
59−215857号公報などに見られるように、バー
ルマイカ含有塗料の塗色に近いカラーベース層をまず形
成し、その上にバールマイカ含有塗料でメタリック塗装
を行なう、などの方法で対処しているのが現状である。
しかしこの方法では、上塗り塗料の塗色と同じだけの数
のカラーベース塗料が必要となり、また塗装工程も増加
するため、工数が増大しコストが高いものとなっていた
この問題点を解決するものとして、着色マイカ顔料が知
られている。この顔料は第9図に示すように、バールマ
イカの二酸化チタン層201表面に酸化鉄層202 (
FezO3など)が被覆されている。この着色マイカ顔
料によれば、干渉色と酸化鉄の物体色とが発色するため
、バールマイカに比べて着色力および隠蔽力が向上する
また、特開昭60−60163号公報には、第10図に
示すように、マイカ300表面にまず低次の酸化チタン
層301を形成し、さらに二酸化チタン層302を形成
した顔料が、特開昭61225264号公報にはその顔
料を用いた塗料が開示されている。このような顔料(以
下、ブラックバール顔料という)によれば、低次の酸化
チタン層301は黒茶色を呈するため透過光が吸収され
、反射光Cが少なくなる。したがって反射光Aと反射光
Bとの干渉が妨げられることなく、強い干渉色が得られ
るので着色力および隠蔽力が向上する。
[発明が解決しようとする課題] 上記した着色マイカ顔料では、二酸化チタン層201の
厚さを変更することにより、また、酸化鉄層202の結
晶形態を変更することにより種々の発色が得られる。し
かしこの顔料は酸化鉄の物体色が発色の基本となるため
、赤色から黄色の領域に限られるという制約がある。さ
らには酸化鉄自身のもつ色の濁りがあり、光学的な発色
でおる干渉色と比べると鮮明さに欠ける。また、コバル
ト、銅、クロム、カドミウムなどの金属で変性されたマ
イカ顔料も開発されているが、毒性、耐久性などの面で
問題があり、実用に供し得るものはまだない。
一方、ブラックバール顔料は干渉色により発色するため
、鮮明な発色が得られ、かつバールマイカに比べて着色
力および隠蔽力が高い。しかしながら自動車用塗料とし
て用いる場合には、着色力および隠蔽力はまだ充分とは
いえない。すなわち塗膜物性の限界までブラックバール
顔料を含有させた場合でも、その隠蔽膜厚は80〜10
0μmと高く実用的とはいえない。
上記した現状を踏まえ、強い干渉色を有し、着色力およ
び隠蔽力が高い顔料の開発が、特に自動車用上塗りの分
野で切望されている。本発明はこの要望に答えることを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の顔料は、少なくとも一部表面に金属層をもち、
この金属層により金属光沢を有する基体と、 基体表面を覆って形成された透明な無機化合物被覆層と
、よりなり、 無機化合物被覆層表面で反射した光と無機化合物被覆層
を透過し金属層で反射した光との干渉により発色する構
成としたことを特徴とする。
基体は粒子状又は鱗片状のものが利用でき、鱗片状のも
のが特に望ましい。鱗片状であれば塗装されたウェット
塗膜中で層状に配向し、ノリツブフロップ性および隠蔽
力に優れた塗膜が形成できる。このような基体としては
、天然マイカおよび合成マイカが代表的であるが、その
他、ガラスフレーク、二硫化モリブデンなどが例示され
る。また、その大きさは、塗料用として用いる場合は、
厚さが0.5〜2μm、平均粒径が50μm以下のもの
が好ましい。
この基体は少なくとも一部表面に金属層をもち、その金
属層により金属光沢を有する。金属層は基体の一部表面
にのみ形成されていてもよいが、全表面に形成されてい
ることが望ましい。これにより無機化合物被覆層を透過
した光はほとんど完全に金属層で全反射するため、強い
干渉色が得られる。なお、基体全体を金属から構成する
こともできる。このような金属層を構成する金属として
は、銀、金、銅、パラジウム、ニッケル、コバルト、ニ
ッケルーリン、ニッケルーホウ素、ニッケルーコバルト
−リン、ニッケルータングステン−リン、銀−金、コバ
ルト−リンなどの金属又は合金などが例示される。
基体表面には透明な無機化合物被覆層が形成されている
。この無機化合物被覆層の材質としては、二酸化チタン
、酸化鉄、水酸化アルミニウム、水酸化クロムなどから
選択されるが、屈折率が太きいものが望ましく、二酸化
チタンが最も推奨される。この無機化合物被覆層の種類
および厚さを変更することにより、種々の色調の干渉色
が得られる。
なお、無機化合物被覆層表面に島状に金属を付着させる
こともできる。このようにすれば無機化合物被覆層表面
で反射する光の強度が大きくなるので、−層強い干渉色
が得られる。
本発明の顔料を製造するには、まずマイカなどの基体に
金属層を形成する。この金属層を形成するには、電気メ
ツキ、無電解メツキなどのメツキ法、蒸着、スパッタリ
ングなどのPVD法などにより形成することができる。
また、無機化合物被覆層は、無R塩の水溶液を基体表面
に付着させ、その後加水分解により含水層を析出させ、
序で所定温度で加熱するなど、従来公知の方法で形成す
ることができる。例えば二酸化チタン層を形成する場合
は、特公昭43−25644号公報などに記載の硫酸チ
タニル法、あるいは四塩化チタン法などを利用できる。
本発明の11の一例としては、パールマイカのマイカと
二酸化チタン層との間に金属層が形成されたものがある
。したがってパールマイカを出発原料として本発明の顔
料を製造することが考えられる。しかし二酸化チタン層
を通過してマイカ表面に金属層を形成することは、通常
は困難である。
ところが本発明者らは鋭意研究の結果、特殊な条件下で
二酸化チタン層を通過してマイカ表面に金属層が形成さ
れることを発見し、その現蒙を利用して金属層を形成す
る方法を確立した。以下、その方法について説明する。
まず公知の硫酸チタニル法などにより、マイカ表面に所
定厚さの二酸化チタン層を形成する。市販のパールマイ
カを利用すれば、この工程は省略できる。
次に、このパールマイカに対してクロム処理を行なう。
すなわち、二酸化チタン層の表面にクロム化合物を析出
させる。この工程は、例えば特公昭60−3345号公
報にみられるように、塩化物又は硫酸塩などの可溶性ク
ロム塩の溶液を加水分解することにより水酸化クロムを
析出させる方法、あるいは特開昭59−78265号公
報にみられるように、鉄又はマンガンのイオンおよびク
ロムイオンを含む溶液から、クロムを水酸化物、炭酸塩
、リン酸塩あるいはメタアクリレート錯体ツキに供する
。本発明者らの実験によれば、後述の実施例で詳述する
ように、このときメツキ金属は二酸化チタン層表面には
析出せず、マイカと二酸化チタン層との界面に析出する
ことが発見されが著しく遅延されることが分かつており
、この抑制作用が大きく影響しているものと推察される
これにより、マイカよりなる基体表面に金属層を形成す
ることができる。ちなみに、アルミナで処理されたパー
ルマイカ、未処理のパールマイカなどではメツキ金属の
界面への析出は生じない。
なお、クロム化合物の析出量により上記抑制作として銀
を析出する場合は、バールマイカの重量を100重量%
とした場合、金属クロムに換算したクロム化合物の析出
量が0.05〜5重量%となるように構成する必要があ
る。クロム化合物の析出間が0.05重量%より少ない
と銀は二酸化チタン層の表面に析出し、所望の干渉色が
得られない。また5重量%を超えると、クロムの色が表
出して黄色気味になり好ましくない。特には0゜15〜
0.30重量%の範囲とするのが望ましい。
また、上記方法を用い金属層として銀を界面に析出させ
る場合、パールマイカの重量を100重量%とすると銀
は1〜100重邑%の範囲で析出させることができる。
1重量%より少ないと干渉色が弱く着色力に劣り、10
0重量%より多くなると二酸化チタン層表面に数μm大
の銀粒子が析出し、所望の発色が得られない。0.1〜
10重量%の範囲が特に望ましい。この範囲にあると、
析出した銀粒子の粒径が10〜500nmの範囲となり
、最大の干渉色が得られる。
[作用] 第1図に基づいて本発明の顔料の作用を説明する。
本発明の顔料は、少なくとも一部表面に金属層10をも
つ基体1と、基体1表面を覆って形成された透明な無機
化合物被覆層2と、より構成されている。この場合は、
金属層10は基体1の全表面に形成されている。
光がこの顔料に入射されると、入射光の一部は無機化合
物被覆層2表面で反射され、反射光A1となる。また、
入射光の残りは無機化合物被覆層2を透過し、金属層1
0で反射され、再び無機化合物被覆層内を透過して反射
光A2となる。ここで反射光A1と反射光A2には、無
機化合物被覆層2の光学的厚さ(幾何学的厚さX屈折率
〉に従う所定の干渉が生じ、干渉色を発する。そして本
発明では金属層10は金属光沢を有しているため、無機
化合物被覆層2を透過し金属層10に到達した光は損失
なくほとんど全部が全反射する。したがって反射光A2
の強度は極大となるため反射光A1との干渉も最大とな
り、強い干渉色が生じる。
金属層10が基体1の全表面に形成されていれば、この
顔料を透過する光はなく、入射光はほとんど全部が干渉
に奇与し、最大限の干渉色が生じる。
この干渉色は無機化合物被覆層2の厚さを調整するだけ
で種々の色調とすることができる。また、表面からは金
属層10の金属光沢が見える。したがってこの顔料は種
々の色調のメタリック顔料として利用される。
通常の着色顔料は光の吸収によって発色している。そし
て3原色を混合すると、混合色は限りなく黒に近づく。
すなわち彩度は原色を混合すればする程低くなる。一方
、本発明の顔料は、物体色としては金属光沢の無彩色で
あり、それが干渉により発色している。干渉色は光学的
発色であるため、3原色を混合すると、混合色は限りな
く白に近づく。すなわち本発明の顔料では、混合色は限
りなく金属層の金属色に近づく。そして彩度は原色の混
合により低下することはない。したがって本発明の顔料
は複数の色を混合しても彩度が高く、鮮明な色調となる
[発明の効果] したがって本発明の顔料によれば、従来のマイカ顔料に
ない強い干渉色が生じるため着色力が高く隠蔽性に優れ
ていること、無機化合物被覆層の厚さを調整するだけで
容易に各種の色調が得られること、従来にない鮮かな色
調のメタリック塗装を実現できることなどより、自動車
の上塗り塗料用の顔料として極めて有用である。
また、従来のメタリック塗料では、有機顔料とアルミニ
ウム粉末とを混合することで各種色調のメタリック塗料
としている。そのため顔料どうしの組成および電気的性
質の違いなどにより色分がれが生じる場合があった。ま
た、着色顔料を塗料化するには、ボールミルなどによる
分散工程が不可欠であり、塗料化の工数が多大となって
いた。
しかし本発明の顔料を用いれば、複数の原色を混合して
もその組成は同一であるため、色分がれが生じない。ま
た分散工程も不要となり工数の大幅な低減を図るgとが
できる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
本実施例の顔料は、第1図に示すように基体としてのマ
イカ1と、マイカ1の全表面に形成された金属層として
の銀被膜10と、銀被膜10の表面に形成された無機化
合物被覆層としての二酸化チタン層2と、より構成され
ている。この顔料および比較例の顔料について、製造方
法を説明しながら以下に詳述する。なお、以下にいう部
は重量部を、%は重量%を意味する。
(パールマイカの形成) 市販のマイカ粉末(厚さ0.5〜1.0um、粒子径]
O〜50μm)を用い、fiiit酸チタニル法により
二酸化チタン層を形成した。詳細には、二酸化チタンと
して67%含有する硫酸チタニル水溶液750m52に
、マイカ粉末を150CI添加し、急速に加熱、沸騰さ
せて約4.5時間還流下で沸騰させた。生成物を濾過し
、水洗してpH5,0とすることにより単離した。
なお、マイカ粉末の添加量を6段階に変化させ第 表 て、それぞれ二酸化チタン層を形成し、二酸化チタン層
の厚さの異なる6種類のパールマイカを調製した。得ら
れたパールマイカをそれぞれ樹脂に埋め込み、ミクロト
ームでスライス後透過型電子顕微鏡で観察して二酸化チ
タン層の厚さを測定し、それぞれの発色の色調とともに
第1表に示す。
(クロム処理) 上記パールマイカのそれぞれを100Qを蒸溜水1父中
に懸濁させ、2%NaOH水溶液でII4.5に保ちな
がら、Fe50+ 7H20を92gおよびKCr (
SO4)212H20を17g含有する水溶液100m
5!と、NaH2PO42H20を1.5g含有する水
溶液100m!Qとを、50℃で60分間要して添加し
た。次に2%NaOH水溶液でDH5,0とし、さらに
60分間攪拌した。そして濾過、水洗後、130℃で乾
燥した。この場合クロム化合物はリン酸塩として析出し
ている。
なお、懸濁液に添加される2種類の水溶液の量および添
加時間を4段階に変化させて、それぞれクロム処理しク
ロム化合物の析出量が異なる4種類のクロム処理パール
マイカを得た。この4種類のクロム処理パールマイカに
ついて、それぞれプラズマ元素分析によりクロム化合物
の付着量を測定した。このクロム処理は上記6種類のパ
ールマイカについて同様に行ない、計24種類のクロム
処理パールマイカを得た。また、クロム処理をしないも
の、クロム処理の代りに常法によりアルミナ処理を行な
ったものを比較のために例示し、それぞれのサンプルN
o、を第2表に示す。
(金属層の形成) 第2表に示すそれぞれのサンプル151を蒸溜水450
rJに懸濁させ、攪拌する。これに常温で銀波(AC7
NOa 50gと28%アンモニア水溶液50m文に蒸
溜水を加えて仝量1父としたもの>30rrlを一気に
添加し、その後5分間攪拌した。次にホルマリン溶液(
35%ホルマリン溶液9mC1を蒸溜水で全量40m、
Qとしたもの)20℃父を一気に添加し、その後55分
間攪拌した。
すなわち無電解メツキを行なった。そして濾過、水洗後
、120℃で乾燥して実施例および比較例の36種類の
顔料を得た。この顔料のサンプルNO1は第2表のサン
プルNo、で代用する。
なお、AQN(hの含有量を100(7および300q
とした銀波を用い、第2表で*印が付されたサンプル7
種類について同様に無電解メツキを行なって14種類の
顔料を得た。そのサンプルNO1を第3表に示す。また
、特開昭61−225264号公報に開示されているブ
ラックパールのなかから赤色、緑色および黒色のものを
3種類選び、それぞれサンプルNo、B−1、B−2、
B−3とした。
(顔料の構造) サンプルNo、5−C−3の顔料について、透過型電子
顕微鏡によりその構造を調査した。その顕微鏡写真を第
2図〜第5図に示す。これらの写真は、この顔料を二酸
化チタン層2とマイカ1との界面で剥離した状態で観察
されたものである。
第6図および第7図に模式的に示すように、二酸化チタ
ン層2は高さ10〜1100n、直径2〜5nmの柱状
の二酸化チタン粒子20が整然と並んで形成されている
ことが観察される。また、マイカ1表面には同心円状の
何も付着していない表面が観察され、その周囲に銀粒子
1]が析出している。これは、二酸化チタン粒子20の
周囲に銀粒子11が析出していることを示すものと推察
される。これにより第6図、第7図に示すように、銀粒
子11は二酸化チタン層2とマイカ1との間で、二酸化
チタン粒子20どうしの隙間に析出しているものと推察
される。
(塗料化) 上記した53種類の各サンプルおよび、クロム処理およ
び銀メツキがされない第1表に示す6種類のパールマイ
カを用い、下記の配合(有機溶媒以外は固形分)にて混
合し高速デイスパーで博拌分散してそれぞれのベース塗
料を調製した。
サンプル顔料     3.20% アクリル樹脂    18.78% メラミン樹脂     8.05% 沈降防止剤      1.96% 添加剤        0.42% 有機溶剤      67.59% 合   計       100.00%なお、アクリ
ル樹脂としては以下のモノマ組成で、Mw=27000
.Mn−12000の樹脂を用いた。
(以下余白) スチレン           20.0%nブチルメ
タクリレート    15.0%エチルへキシルメタク
リレート 20.0%ステアリルメタクリレート   
15.0%ブチルアクリレート      13.5%
ヒドロキシエチルメタクリレート15.0%メラミン樹
脂はn−ブチル化メラミン樹脂(ru−van20sE
J三井東圧化学〈株)製)を、沈降防止剤はアマイド系
ワックスを用いた。
マイカ顔料のPWCは10%である。
(測色) それぞれのサンプル顔料から得られたそれぞれの塗料を
、グレー色の中塗り塗膜表面に乾燥膜厚が15μmとな
るようにバーコータで塗布し焼付は乾燥した。得られた
塗面の色調を測色計(rSM−3」スガ試験機〈株)製
)にて測色し、labを第4表に示す。なお、測色は正
面から見た色調に対応するMCHと、斜め方向から見た
色調に対応するCHの2種類について測定した。
(隠蔽力) それぞれの塗料を、白黒隠蔽試験紙に徐々に膜厚を変化
させて塗布し、白と黒の判別ができなくなる膜厚を隠蔽
膜厚として第4表に示す。
(塗膜物性) 電着塗膜および中塗り塗膜が形成された鋼板に、それぞ
れのベース塗料を乾燥膜厚が15μmとなるようにエア
スプレーで塗布し、数分のフラッシュタイムの後、ウェ
ット−オン−ウェットでアクリル−メラミン樹脂系クリ
ア塗料を乾燥膜厚が35μmとなるようにエアスプレー
で塗布した。そして140℃で23分焼付け、テストピ
ースを作製した。このテストピースについて耐水性試験
および耐候性試験を行ない、結果を第4表に示す。
なお、クリア塗料およびクリア塗料に用いたアクリル樹
脂の組成は下記に示す。耐水性試験は40℃の温水中に
10日間浸漬する試験と、80℃の熱水中に10時間浸
漬する試験の2種類を行ない、それぞれ塗面の外観を目
視で判定した。また、耐候性試験はQLIV試験機で5
00時間促進試験を行ない、試験後と試験前との色差を
測定した。
[クリア塗料組成] アクリル樹脂    38.25% メラミン樹脂    16.40% 添加剤        1.24% 有機溶剤      45.11% 合   計       100.00%[アクリル樹
脂組成] スチレン           30.0%nブチルメ
タクリレート    15.0%エチルアクリレート 
     20.0%ブチルアクリレート      
17.5%ヒドロキシエチルメタクリレート15.0%
アクリル酸           2.5%合   計
               100.0%Mw=1
6000.Mn=7000 (評価) 本実施例の顔料(Cシリーズ)では、PWC−10%で
白黒隠蔽膜厚が21〜48μmであるのに対し、ブラッ
クパール(Bシリーズ)では93〜101μm1バール
マイカ(Mシリーズ)では320〜410μmである。
すなわち、本発明の顔料は着色力および隠蔽力に優れて
いることが明らかである。
また、本実施例の顔料では耐候性試験後の色差はバール
マイカと同等であり、クロム処理および銀メツキによる
耐候性の低下はみられず優れた性能を維持している。な
お、耐水性および耐候性に関しては、Cシリーズの顔料
はクロム処理を行なわなかったAシリーズの顔料に比べ
て優れ、クロム処理によりこれらの性能が向上すること
が明らかである。
そして、Cシリーズの顔料はMCHとCHの差が大きく
、良好なフリップ70ツブ特性を示していることがわか
る。また、Dシリーズの顔料の白黒隠蔽膜厚から明らか
なように、銀のメツキ量が増大するにつれて隠蔽膜厚が
小さくなっていることもわかる。これは顔料に入射した
光のうち、銀メツキ層で全反射するものが増大し、干渉
が大きくなるためである。
なお、クロム処理しないパールマイカおよびアルミナ処
理したバールマイカに銀メツキした顔料(Aシリーズ)
では、クロム処理したものに比べてフリップフロップ特
性が小さく、隠蔽膜厚も大きい。これらの顔料では、図
面は省略するが、顕微鏡観察の結果二酸化チタン層の表
面に銀粒子が析出していた。
すなわち本実施例の顔料は、自動車の上塗り塗料用とし
て用いた場合にも充分実用域にあるといえる。
(混色) 上記した本実施例の顔料のうち、1−C−3(銀色>、
2−C−3(金色) 、3−C−3(赤色)、5−C−
3(青色) 、6−C−3(緑色)を選び、それぞれ実
施例と同様に塗料を調製した。
そして、それぞれの塗料を顔料が第5表に示す比率とな
るように混合し、それぞれの塗料をアート紙に25m1
lのアプリケータで塗装して焼付け吃燥した。その色調
を実施例と同様に測色し、結果を第5表に示す。
このように本実施例の顔料では、二酸化チタン層の厚さ
を変更するだけで種々の色調の顔料が得られ、それらを
混合するだけで金色域にわたる色調が得られる。そして
干渉色のみでこのような各色を達成できるので、混色は
加法混色となり濁りのない鮮かな色調が得られる。また
、マイカ顔料のみで各色が得られるので、色分かれなど
の不具合が生じない。ざらに塗料化する際には攪拌のみ
で分散するので、従来のような工数が多大な分散工程が
不要となり、塗料化の工数が著しく低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例の顔料に関し、第1
図はその模式的断面図、第2図、第3図、第4図および
第5図はその結晶構造を示す顕微鏡写真、第6図はその
要部拡大断面図、第7図はその要部拡大平面図である。 第8図、第9図および第10図は従来の顔料の模式的断
面図である。 1・・・マイカ(基体) 2・・・二酸化チタン層(無機化合物被覆層)10・・
・銀被膜(金属層)  11・・・銀粒子20・・・二
酸化チタン粒子 特許出願人   トヨタ自動車株式会社代理人    
弁理士   大川 宏 第1図 第6図 第3図 第5 II 第2図 第41図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一部表面に金属層をもち該金属層によ
    り金属光沢を有する基体と、 該基体表面を覆って形成された透明な無機化合物被覆層
    と、よりなり、 該無機化合物被覆層表面で反射した光と該無機化合物被
    覆層を透過し該金属層で反射した光との干渉により発色
    する構成としたことを特徴とする顔料。
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