JPH02121686A - 娯楽施設 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は１またはそれ以上の乗客用乗物が仮想軸線の回
りに巻かれた経路を運動することができるようになされ
た構造体を設けた娯楽施設に関する。

上述の如き娯楽施設は一般的に知られてむり、その感動
的なところは、乗客を乗せた乗物が高速度で軌道上を運
動しかつその軌道が多くの地点において予期しない変化
を示すところにある。

本発明の目的は、簡単な手段により特別の感動を与える
ことのできる上述の形式の娯楽施設を提供することにあ
る。

本発明によれば、上述の目的は仮想軸線に沿って測った
場合に巻いた経路から離して曲がった投影スクリーンを
設け、このスクリーンの曲率中心を巻いた経路と同じス
クリーンの側に位置させ、また娯楽施設には、巻いた経
路から見ることが可能な動く像をスクリーン上に投影す
ることができる。

本発明の娯楽施設を用いてスクリーン上に適切な像を投
影することにより、乗客に例えば不可思議なあるいは恐
ろしい環境または状況にいるかのごとき印象を与える。

本発明の娯楽施設は、好ましくは非透明の外壁２および
非透明の屋根３が設けられた、構造体１を備えている。

この構造体の内部には、非透明の隔壁４が設けられてお
り、この隔壁は地面と屋根の間に伸長している。したが
って、建物の内部は、中央空間５と、この中央空間を包
囲すると共に壁４によって中央空間とは分離された空間
６とに分割されている。

この娯楽施設はまた、地面より上方のある位置に設けら
れた第１のトラック部分７を有する無限レール軌道を備
えており、このトラック部分の両側にはプラットフォー
ム８が設けられ、これらプラットフォームには階段９を
介して観客が構造体１の外部から接近しうるようになさ
れている。

レール軌道の水平部分７は連結部１０を介して包囲空間
５の中に位置するレール軌道の部分１１に連結している
。レール軌道の部分１１は構造体１の中実軸線によって
形成される仮想軸線の回りで螺旋状に延在している（巻
１１’−１１１ｖ）。

連結部ｌＯから遠い方の螺旋状のレール軌道の部分１１
の端部は螺旋状のレール軌道の部分１２に連結し、この
部分１２は幾つかの巻き１２’１２°″の形状で仕切り
壁４および構造体の外壁２の間の空間６の中に延在して
いる。

螺旋状の部分１２は次いで連結部１３を介して再びレー
ル軌道７に連結している。乗物、好ましくは第７図に示
すように互いに連結された複数の乗物、が矢印Ａで示す
ように無限レール軌道上を走ることができる。このよう
な乗物の駆動ギアには周知の駆動装置を設けることがで
きる。

第４図に概略的に示したように、壁１４．１６には開口
１５が設けられており、これら開口を介して乗物は空間
５．６の内外に自由に出入りできる。

更に図面に示すように、投影スクリーン１６および１７
が空間５の上辺および空間５の底辺ｔこそれぞれ隣接し
て設けられており、螺旋状の軌道の部分１１はこれら投
影スクリーンの間に位置している。各投影スクリーンの
曲率中心は螺旋状の軌道部分１１と同じ投影スクリーン
の側に位置する。

投影スクリーン１６の中心には小さな開口（図示せず）
が設けられ、したがって概略的に示された投影装置１８
によって投影スクリーン１７上にフィルムを投影するこ
とができる。同様に、スクリーン１７の中心にも小さな
開口（図示せず）が設けられ、この開口を介して概略的
に示す投影装置１９によりスクリーン１６上にフィルム
を投影することができる。

この構造体を用いる時には、乗客を乗せた乗物がレール
軌道によって形成された螺旋状の経路に沿って動いてい
る最中に、像を一方あるいは両方のスクリーン上に投影
して乗客に彼らがいかに不可思議なかつ恐ろしい環境に
いるといる印象を与えることが可能である。

勿論、あらゆる環境すなわち状況を創造することができ
る。例えば、上方のスクリーンから石を投げつけて下方
のスクリーンに落ちているようにして、乗客自身が石の
雨の中にいるような印象を与えることもできる。また、
他の状況を作り出すこともできる。例えば、乗客自身に
ある天災を受けている領域にいるよな印象を与えること
ができる。

上述の状況は、適当な位置に設けた音響装置によって音
を発生させることによって、よりその効果を増大するこ
とができる。更に、温度を上げたりあるいは下げたりす
ることにより、また気流を発生させることによりより効
果を高めることもできる。

通路６の適宜な場所に適当な投影スクリーンを設けるこ
とによっても効果を高めることができる。

例えばスクリーン上に近付いて来る列車を投影し、乗客
を乗せた乗物がスクリーンから離れる最後の瞬間まで、
乗客に列車との衝突が避けられないという印象を与える
こともできる。空間６の中に幾つかのスクリーンを設け
、これらのスクリーン上に種々の興奮させる像を投影す
ることができる。

最初に空間５を通り、次いで空間６を通った後に、乗客
は軌道７に戻り、ここにおいて乗客の降車および乗車が
行われる。

上述の効果は仕切り壁４を部分的にあるいは全面的に鏡
材料で形成することによって更に増大することができる
。

勿論、乗物を矢印Ａの反対方向へ動かすこともできる。

すなわち、最初に空間６の中の螺旋状の軌道に゛沿って
上昇し、その後空間５の中の螺旋状の軌道に沿って下降
するようにすることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の娯楽施設の概略的な側面図、第２図は
第１ｒＭの矢印Ｈに沿って見た第１図の側面図、第３図
は第１図および第２図に示した娯楽施設の概略的な断面
図、第４図は本発明の娯楽施設の概略的な平面図、第５
図は本発明の娯楽施設の斜視図、第６図は第５図に示す
娯楽施設の一部を拡大して示す斜視図及び第７図は多く
の乗物で構成され本発明の娯楽施設に用いられることを
意図した列車の側面図である。 （主要符号の説明） ｌ：構造体、　　　　　　２：外壁、 ３、屋根、　　　　　　　４：壁、 ５．６：空間。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、仮想軸線の回りで巻かれた経路に沿って１またはそ
   れ以上の乗客用の乗物が運動することのできる構造体を
   備えた娯楽施設において、仮想軸線に沿って測った場合
   に、巻いた経路から隔置された曲がった投影スクリーン
   を設け、このスクリーンの曲率中心を巻いた経路と同様
   のスクリーンの側に設け、また巻いた経路から見ること
   のできる動く像を前記スクリーン上に投影することがで
   きるようになされたことを特徴とする娯楽施設。 ２、請求項１において、前記巻いた経路が一対の投影ス
   クリーンの間に設けられていることを特徴とする娯楽施
   設。 ３、請求項１又は２において、前記巻いた経路が第２の
   空間によって包囲された空間の中に設けられ、この中に
   更に前記巻いた経路に連結された巻いた経路が設けられ
   、更に１又はそれ以上の投影スクリーンおよび投影装置
   が設けられ、この投影装置により必要とする投影スクリ
   ーン上に像が創成されることを特徴とする娯楽施設。 ４、請求項１乃至３のいずれかにおいて、更に音を発生
   する装置が設けられていることを特徴とする娯楽施設。 ５、請求項１乃至４のいずれかにおいて、更に娯楽施設
   の内部の温度に影響を与える装置が設けられていること
   を特徴とする娯楽施設。 ６、請求項１乃至５のいずれかにおいて、更に娯楽施設
   の内部に空気流を創成するための装置が設けられること
   を特徴とする娯楽施設。 ７、請求項１乃至６のいずれかにおいて、前記巻いた経
   路が垂直方向に重ねられた複数の巻きであることを特徴
   とする娯楽施設。 ８、請求項１乃至７のいずれかにおいて、前記巻いた経
   路の少なくとも一部が、鏡材料によって少なくとも部分
   的に形成された壁によって画成される空間の中へ伸びて
   いることを特徴とする娯楽施設。