JPH0212144Y2 - - Google Patents

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JPH0212144Y2
JPH0212144Y2 JP1984102261U JP10226184U JPH0212144Y2 JP H0212144 Y2 JPH0212144 Y2 JP H0212144Y2 JP 1984102261 U JP1984102261 U JP 1984102261U JP 10226184 U JP10226184 U JP 10226184U JP H0212144 Y2 JPH0212144 Y2 JP H0212144Y2
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wire
wire drum
drum
spare tire
worm
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JP1984102261U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スペヤタイヤハンガに係り、特にワ
イヤーを巻き上げることによりスペヤタイヤを吊
上げて保持するようにしたスペヤタイヤハンガに
関する。
[従来技術と問題点] 従来のスペヤタイヤハンガとしては、実公昭44
−8981号に開示されるものがある。
例えば、第3図に示すスペヤタイヤハンガは、
蓋部材5が固着されたケース1が車体の下部に装
着され、このケース1内にはワイヤードラム17
がケース1と蓋部材5に固着された略輪状のリン
グ14,14に嵌合されたドラムシヤフト15に
回転自在に軸支されている。このワイヤードラム
17の図示左側部分には、ワイヤー19を巻き取
るための螺旋状の溝21が形成され、この溝21
の左側端部にはワイヤー19の一端が固定部材2
3で取り付けられている。このワイヤー19は、
ケース1から外部へ延出して図示していないスペ
ヤタイヤを保持している。そして、ワイヤードラ
ム17の右側部分の外周部には、ウオームホイー
ル部27が形成されている。また、前記ウオーム
ホイール部27と噛み合うウオーム35が、ケー
ス1に固着されたリング(図示されていない)に
回転自在に軸支されたウオームシヤフト39に固
定されて、ケース1に対して回転自在に軸支され
ている。
そして、ウオームシヤフト39の一端はケース
1から外部へ突出し、この突出した部分を介して
ハンドル(図示されていない)によりウオーム3
5を回転させることができる。
以上のような構成で、ハンドル(図示されてい
ない)を図示時計方向・反時計方向に回転させる
ことによりウオーム35を回転させ、これにより
ウオームホイール部27も回転し、ワイヤードラ
ム17が回転してワイヤー19を溝21に沿つて
巻き取り・巻き戻ししてスペヤタイヤを上下させ
ることができる。
しかし、以上のようなスペヤタイヤハンガであ
るとワイヤードラム17の回転支点は、ドラムシ
ヤフト15とリング14,14との回転支点と、
ドラムシヤフト15とワイヤードラム17の軸孔
29との回転支点との4箇所の回転支点でワイヤ
ードラム17を軸支しているため、それぞれの公
差は小さくても、集積公差は大きくなり、ガタを
発生する原因となる。その結果、ワイヤードラム
17の回転時に、ワイヤードラム17がスムーズ
に回転しなくなるという問題が生じていた。
[考案の目的] 本考案は、以上のような問題点に着目してなさ
れたもので、ワイヤードラムとドラムシヤフトの
間のガタを少なくし、ワイヤードラムの回転をス
ムーズにしてワイヤーの巻き取り・巻き戻しをス
ムーズにしたスペヤタイヤハンガを提供すること
を目的とする。
[考案の構成] 以上の目的を達成するために、車体に固定され
るケースに回転自在に軸支されワイヤーを巻き取
る溝とウオームホイール部を有するワイヤードラ
ムと、このワイヤードラムに一端が取り付けら
れ、他端にはスペヤタイヤが取り付けられるワイ
ヤーと、前記ワイヤードラムのウオームホイール
部に噛み合うウオームとを有するスペヤタイヤハ
ンガにおいて、前記ワイヤードラムに軸孔を穿設
するとともに、前記ケースの対抗する内面に略円
形状で中心に突部を設けた一対の軸支部材を固着
し、前記ワイヤードラムの軸孔を、前記突部に嵌
合させてワイヤードラムを回転自在に軸支したこ
とを特徴とするスペヤタイヤハンガとした。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を、前
記従来例と同一部分には同一符号を付して詳細に
説明する。
第1図において、1はケースで開口部3を閉じ
るように蓋部材5が固着され、このケース1のフ
ランジ部7,7と蓋部材5とに穿設された取付孔
9,9にボルト等の固定手段を介して、車体下部
にケース1と蓋部材5は一体的に装着されてい
る。このケース1と蓋部材5の対抗する内面に
は、略円形状で中心に突部13を設けた一対の軸
支部材11,11が固着されている。17はワイ
ヤードラムで、ワイヤードラム17の図示左側部
分にはワイヤー19を巻き取るための螺旋状の溝
21が形成されている。この溝21の第1図中の
左側端部すなわちワイヤードラム17の左側端部
には、ワイヤー19の一端が固定部材23を介し
て取り付けられている。ワイヤー19は、ケース
1に穿設された孔25を通して外部へ延出し、車
体に取り付けられた滑車(図示されていない)を
介してワイヤー19の他端に取り付けられたタイ
ヤホルダー(図示されていない)によりスペヤタ
イヤを保持している。また、ワイヤードラム17
の図示右側部分の外周部には、歯が刻設されたウ
オームホイール部27が形成されている。そし
て、ワイヤードラム17の中心には軸孔29が穿
設されている。この軸孔29を前記軸支部材1
1,11の突部13,13嵌合させてワイヤード
ラム17を回転自在に軸支している。また、蓋部
材5側からワイヤードラム17に溝21部分を覆
うように円筒形のカバー部材31が延出してお
り、このカバー部材31の適確位置にはワイヤー
19が溝21に入り込んでワイヤードラム17に
巻き取られたとき、ワイヤー19が溝21から外
れるのを防止するための複数のローラー33がワ
イヤードラム17の軸方向と同方向に回転自在に
設けられている。そして、第2図に示すように、
前記ワイヤードラム17のウオームホイール部2
7と噛み合うウオーム35が、ケース1に固着さ
れ中心に軸孔36を穿設された略輪状のリング3
7,37に回転自在に軸支されたウオームシヤフ
ト39に嵌合され、ピン41により固定されてお
り、ウオーム35はケース1に対して回転自在に
軸支されている。そして、ウオームシヤフト39
の一端は、ケース1に設けられた孔43より外部
へ突出し、この端部にはハンドル(図示されてい
ない)を着脱するためのハンドルソケツト45が
ボルト等の固定手段により固定されており、この
ハンドルソケツト45にハンドルを係止してウオ
ーム35を回転させる構成となつている。
次に作用を説明する。
ハンドルソケツト45にハンドル(図示されて
いない)を係止して、ハンドルを第1図々示時計
方向に回転させるとウオーム35も時計方向に回
転する。そして、ウオーム35と噛み合つている
ウオームホイール部27が、第2図々示反時計方
向に回転し、ワイヤードラム17が反時計方向に
回転することになる。この回転により溝21に沿
つてワイヤー19を巻き取つて行き、タイヤホル
ダーに保持されたスペヤタイヤを吊上げて固定す
る。そして、ハンドルを第1図々示反時計方向に
回転させると各々吊上げる時と反対の作動をして
ワイヤー19を巻き戻してスペヤタイヤを下げる
ことができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、ワイヤードラム
を軸支するシヤフトを廃止し、ワイヤードラムに
軸孔を穿設するとともに、ケースの対抗する内面
に略円形状で中心に突部を設けた一対の軸支部材
を固着し、ワイヤードラムの軸孔を、突部に嵌合
させてワイヤードラムを回転自在に軸支するよう
にしたため、ワイヤーを巻き上げ・巻き戻しする
時のワイヤードラムの回転支点は、軸支部材の突
部とワイヤードラムの軸孔との回転支点だけとな
るため集積公差は減少し、従つてガタが減少する
ことになる。このため、ワイヤードラムの回転が
スムーズになり、ワイヤーの巻き取り・巻き戻し
もスムーズにできるようになる。また、シヤフト
を廃止したため、部品点数が少なくなり装置が軽
量となり、安価になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスペヤタイヤハンガを示す断
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は
従来のスペヤタイヤハンガを示す断面図である。 1……ケース、5……蓋部材、11……軸支部
材、17……ワイヤードラム、19……ワイヤ
ー、21……溝、27……ウオームホイール部、
29……軸孔、35……ウオーム、39……ウオ
ームシヤフト、45……ハンドルソケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に固定されるケースに回転自在に軸支され
    ワイヤーを巻き取る溝とウオームホイール部を有
    するワイヤードラムと、このワイヤードラムに一
    端が取り付けられ、他端にはスペヤタイヤが取り
    付けられるワイヤーと、前記ワイヤードラムのウ
    オームホイール部に噛み合うウオームとを有する
    スペヤタイヤハンガにおいて、前記ワイヤードラ
    ムに軸孔を穿設するとともに、前記ケースの対抗
    する内面に略円形状で中心に突部を設けた一対の
    軸支部材を固着し、前記ワイヤードラムの軸孔
    を、前記突部に嵌合させてワイヤードラムを回転
    自在に軸支したことを特徴とするスペヤタイヤハ
    ンガ。
JP10226184U 1984-07-05 1984-07-05 スペヤタイヤハンガ Granted JPS6116980U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10226184U JPS6116980U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 スペヤタイヤハンガ

Applications Claiming Priority (1)

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JP10226184U JPS6116980U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 スペヤタイヤハンガ

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Publication Number Publication Date
JPS6116980U JPS6116980U (ja) 1986-01-31
JPH0212144Y2 true JPH0212144Y2 (ja) 1990-04-05

Family

ID=30661664

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JP10226184U Granted JPS6116980U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 スペヤタイヤハンガ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2502150Y2 (ja) * 1988-01-29 1996-06-19 株式会社寺岡精工 カセット式ラベルプリンタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS448981Y1 (ja) * 1966-02-23 1969-04-12

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JPS448981Y1 (ja) * 1966-02-23 1969-04-12

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