JP2685560B2 - 吊下げ形延線ローラ - Google Patents

吊下げ形延線ローラ

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JP2685560B2
JP2685560B2 JP33506688A JP33506688A JP2685560B2 JP 2685560 B2 JP2685560 B2 JP 2685560B2 JP 33506688 A JP33506688 A JP 33506688A JP 33506688 A JP33506688 A JP 33506688A JP 2685560 B2 JP2685560 B2 JP 2685560B2
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典保 古川
靖房 武井
一朗 木村
守夫 杉村
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株式会社関電工
昭和電線電纜株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ケーブル延線の際に使用される吊下げ形延
線ローラに関する。
(従来の技術) 従来の吊下げ形延線ローラは、第6図に示されるよう
に互いに環状をなすように配置された4つのローラ本体
1の外周囲を、平形鋼により環状に形成されたフレーム
2で囲うと共に、4つのローラ本体1をフレーム2に回
転自在に支持し、さらにこのフレーム2の外面の1か所
に、吊下げ用ワイヤ3を押通するためのアイボルト4を
取り付けることにより構成されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような従来の吊下げ形延線ローラは、複
数のローラ本体1の全周を感情のフレーム2により囲っ
ているため、外形が大きく重量が重くなり、運搬、使用
時の取扱いが不便である。
またこの従来の延線ローラは、構造の簡略化をはかる
ために例えば3本のローラ本体1を使用して3面ローラ
としたい場合にフレーム2の形状上から製作し難いとい
う難点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記難点を解消すべくなされたもので、構
造簡単かつ軽量な吊下げ形延線ローラを提供することを
目的とする。
すなわち、本発明の吊下げ形延線ローラは、回転支軸
を有する複数のローラ本体と、前記複数のローラ本体と
同数の連結部材とが交互かつ環状に配置されて連結さ
れ、前記複数の連結部材の少なくとも1つに吊り部材係
止部が設けられ、前記複数のローラ本体の少なくとも1
つの回転支軸の回転支軸の一方端部が一方の連結部材に
枢着されると共に、その回転支軸の他方端部が、他方の
連結部材に移動可能に設けられたねじ軸により着脱自在
に固持されたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例の図面につき説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す図であ
る。
第1図において、3本のローラ本体10A、10B、10Cは
互いに環状をなすように3面に配置されている。各ロー
ラ本体10A、10B、10Cは、それらの軸心に配置された各
回転支軸11A、11B、11Cに連結部材12A、12B、12Cをそれ
ぞれ接合することにより連結されている。
3本のローラ本体のうち、1本のローラ本体10Aは、
連結部材12A、12Bに対して着脱自在に連結されている。
すなわち、このローラ本体10Aの回転支軸11Aの一方端部
11aは、一方の連結部材12Bに埋設されたピン軸18により
枢着されてヒンジ構造とされ、回転支軸11Aの地方端部1
1bは、他方の連結部材12Aに、直交する方向に埋設され
たねじ軸30により着脱自在に固持されている。
第2図に拡大して示すように、ねじ軸30は連結部材12
Aに設けられた透孔31および回転支軸の他方端部11bに設
けられた透孔31aに摺動自在かつ非回転状態に挿入され
ている。ねじ軸30を非回転状態とするために、ねじ軸30
の中間部に長さ方向に延びる長溝32が設けられ、この長
溝32に、連結部材12Aに固定したピン33が挿入されてい
る。
ねじ軸30にローレット掛けされた回転リング34が螺合
されている。回転リング34は連結部材12Aに設けられた
貫通孔35に回転自在に嵌入され、外周面の一部が連結部
材12Aの外面から突出するようにされている。符号36は
ねじ軸30が一定以上、透孔31内に移動しないようにする
ためのストッパピンであり、連結部材12Aに固定されて
いる。
この実施例では回転リング34を回転することにより、
ねじ軸30が透孔31および回転支軸の透孔31a内を往復移
動する。ねじ軸30が第2図中、下方に移動した場合は回
転支軸の他方端部11bの透孔31aより離脱する。したがっ
て、回転支軸の他方端部11bを連結部材12Aから分離可能
となり、最下位のローラ本体10を第1図中の前後方向に
回転しうる。回転リング34の両側に樹脂製のワッシャ34
aが介在され、回転リング34が回転時に連結部材12Aに直
接接触しないようにしてスムーズに回転するようにされ
ている。
ローラ全体の軽量化を図るため、ローラ本体10A、10
B、10Cはポリアセタール樹脂製とされ、回転支軸11A、1
1B、11Cおよび連結部材12A、12B、12Cはアルミニウム合
金製とされている。
各連結部材12Cにはフックのような吊り部材15を軽視
する透孔すなわち吊り部材係止部16が設けられている。
上記実施例の吊下げ形延線ローラを使用する場合は第
3図に示すように、連結部材12Cの吊り部材係止部16
に、フックあるいは吊下げワイヤのような吊り部材15を
係止して吊下げると共に、回転支軸の他方端部11bを連
結部材12Aから一旦分離してケーブル17を、環状配置さ
れた複数のローラ本体内に位置させるようにする。
第4図、第5図は本発明の他の実施例を示しており、
第1図と共通する部分には同一符号を付している。
この実施例では、1つの連結部材12Bが2つ割りとさ
れると共に、中空の支軸22により枢着された構造(矢印
48で示した範囲内で、支軸22を中心として2つ割りの連
結部材12Bの各半体が互いに回転する構造)とされ、連
結部材12Bの半体に、回転支軸11Aの一方端部11aが固着
され、また回転支軸11Aの他方端部11bが、他方の連結部
材12Aに同方向に埋設されたねじ軸40により着脱自在に
固持されている。
第5図に拡大して示すように、ねじ軸40は連結部材12
Aに設けられた透孔41に摺動自在かつ非回転状態に挿入
されている。ねじ軸40を非回転状態とするためにねじ軸
40の中間部に長溝42が設けられ、この長溝42に連結部材
12Aに固定したピン43が挿入されている。
ねじ軸40にはローレット掛けされた回転リング44が螺
合されている。回転リング44は連結部材12Aに設けられ
た貫通孔45に嵌入され、外周面の一部が連結部材2Aの外
面から突出するようにされている。
連結部材12Aに、回転支軸の他方端部11bを嵌入する切
欠溝12aが設けられている。切欠溝12aの奥部にロックピ
ン46が植設されている。
回転支軸の他方端部11bにはロックピン46が嵌入しう
る凹溝47が設けられている。
この実施例では回転リング44を回転することにより、
ねじ軸40が透孔41内を往復移動する。ねじ軸40が第5図
中、右方に移動した場合は回転支軸の他方端部11bの端
面から離間する。したがって、回転支軸の他方端部11b
が連結部材12Aから分離可能となり、ローラ本体10を第1
3図中の下方向に回動しうる。
またこの実施例では使用時に回転支軸11Aに加わった
荷重がねじ軸40に加わることから、回転支軸11Aの端部1
1bに接するねじ軸40の端部40aがねじ面の場合は所謂食
込みを生じて圧着するおそれがある。この食込み圧着を
防止するため、回転支軸11Aの端部11bに接するねじ軸40
の端部40aはねじ面ではなく平滑面とされている。
なおロックピン46および凹部47が設けられていること
により、使用時に回転支軸11Aが連結部材12Aから離脱す
ることを防止する。また回転リング34の両側に樹脂製の
ワッシャ34aを介在され、回転リング34が回転時に連結
部材12Aに直接接触しないようにしてスムーズに回転す
るようにされている。
上記した本発明の各実施例においては3本のローラ本
体10A、10B、10Cにより構成された例につきそれぞれ述
べたが、本発明は4本以上のローラ本体を備えたものも
含むものである。
また、吊り部材係止部16は上記実施例ではすべての連
結部材12A、12B、12Cに設けられているが、少なくとも
1つの連結部材にあればよい。吊り部材係止部16をすべ
ての連結部材に設けた場合には任意の連結部材に吊り部
材15を係止することができ、さらに他の連結部材の吊り
部材係止部16に揺れ止め用としてのワイヤを取り付ける
ことができる。
(発明の効果) 以上、本発明の吊下げ形延線ローラは、複数のローラ
本体の、相対向する回転支軸をそれぞれ連結部材により
連結し、連結部材に吊り部材を係止する係止部を設けた
ことにより、前記した従来構造のような複数のローラ本
体の全周を囲うフレームを使用しないから、小型軽量化
が可能であり、構造感嘆が取扱い易く、また3面ローラ
でも容易に製作することができる。
また本発明によれば、少なくとも1つのローラ本体の
回転支軸を連結部材に対して着諾自在としたことによ
り、環状配置された複数のローラ本体内にケーブルを配
置することを容易に行ないうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の吊下げ形延線ローラの一実施例を示す
平面図、第2図は同実施例の要部を示す断面図、第3図
は同実施例の使用状態を示す斜視図、第4図は本発明の
他の実施例を示す平面図、第5図は同実施例の要部を示
す断面図、第6図は従来の吊下げ形延線ローラを示す斜
視図である。 10A、10B、10C……ローラ本体 11A、11B、11C……回転支軸 12A、12B、12C……連結部材 15……吊り部材 16……吊り部材係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 一朗 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 杉村 守夫 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (56)参考文献 実開 昭48−29388(JP,U) 実開 昭63−55714(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転支軸を有する複数のローラ本体と、前
    記複数のローラ本体と同数の連結部材とが交互かつ環状
    に配置されて連結され、前記複数の連結部材の少なくと
    も1つに吊り部材係止部が設けられ、前記複数のローラ
    本体の少なくとも1つの回転支軸の一方端部が一方の連
    結部材に枢着されると共に、その回転支軸の他方端部
    が、他方の連結部材に移動可能に設けられたねじ軸によ
    り着脱自在に固持されたことを特徴とする吊下げ形延線
    ローラ。
JP33506688A 1988-12-27 1988-12-27 吊下げ形延線ローラ Expired - Lifetime JP2685560B2 (ja)

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JPH02179205A JPH02179205A (ja) 1990-07-12
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FR2797528B1 (fr) * 1999-08-10 2001-10-26 Metal Deploye Sa Dispositif de guidage d'au moins un element longiligne souple, tel que cable ou autre, a contour substantiellement ferme
CN113368975B (zh) * 2021-05-27 2022-11-25 衢州学院 一种高压电力输电线路安全清洁装置

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JPH02179205A (ja) 1990-07-12

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