JPH02120615A - 変位量検出回路 - Google Patents

変位量検出回路

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JPH02120615A
JPH02120615A JP27395188A JP27395188A JPH02120615A JP H02120615 A JPH02120615 A JP H02120615A JP 27395188 A JP27395188 A JP 27395188A JP 27395188 A JP27395188 A JP 27395188A JP H02120615 A JPH02120615 A JP H02120615A
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output
potential
resistor
circuit
magnetic field
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JP27395188A
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Masahiro Shiro
代 正弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は変位量検出回路、更に詳しくは磁界の方向によ
って抵抗値が変化する磁気抵抗素子を利用して、機械的
変位量を電気量に変換する変位量検出回路に関する。
[従来の技術〕 従来、物体の直線移動や回転による変位量を検出するに
は、周知の通り、光学的または電気的に変位量を検出す
るエンコーダ装置が用いられる。
しかし、このエンコーダ装置には極く微細な変位量を検
出し得る性能はない。従って、近年においては、回転角
等の機械的変位量を電気量に変換して検出する検出装置
として、極く微細な変位量が検出でき、機械的な接点機
構を持たない、つまり、接点の摩耗やノイズ発生のない
ものが要求されており、このような要求を満たす一手段
として、磁界により抵抗値が変化する検出感度の良い磁
気抵抗素子を4本用い、検出感度を増加するためにこれ
をブリッジ状に接続した検出体を使用する検出手段が提
案されている。
即ち、この検出手段は、特公昭60−46641号公報
に開示されている回転角検出装置のように、4本の磁気
抵抗素子をブリッジ状に接続し、このブリッジの対向関
係にある2つの辺間の電圧印加端子に動作電圧を印加す
ると共に、他方の対向関係にある2つの辺間の信号取出
端子間に、上記磁気抵抗素子の抵抗位置に応じ、且つ常
に同一方向の勾配をもつ電位差出力を取り出すようにし
ている。
次に、このブリッジに組んだ磁気抵抗素子を使用した従
来の回転変位m検出回路の動作を、第8図〜第10図に
よって今少し詳しく説明する。通常、この磁気抵抗素子
は、その感度が小さいので、第8図に示すように4本の
磁気抵抗素子41〜44をブリッジに接続して使用して
おり、かつ取り出された出力信号を波形整形して使用す
るようになっている。
第9図は、被検出物の回転位置を検出するための着磁ロ
ータ20に対する磁気抵抗素子41〜44の配置を示し
たもので、着磁ロータ2oは、相隣る磁極が同極性にな
るように椙磁されている。
そして、このような青磁ロータ20の着磁ピッチλに対
向し、4個の磁気抵抗素子41〜44は41.43,4
4.42の順にλ/2のピッチで配置され、従って両端
に位置する磁気抵抗素子41.42は(3/2)λ離れ
て配置されている。
このように配置された磁気抵抗素子41〜44において
は、被検出物の着磁ロータ20が回転すると、その磁界
ベクトルが変化するので、第10図に示すような正弦波
状に電圧の変化する出力g1が磁気抵抗素子41〜44
で形成されたブリッジの信号取出端子x、y(第8図参
照)間に得られる。
そして、磁気抵抗素子41,4.2の接続点である一方
の信号取出端子Xは、オフセットキャンセル用抵抗45
を介してオペアンプ48の非反転入力端に、また磁気抵
抗素子43.44の接続点である他方の信号取出端子y
は抵抗46を介して上記オペアンプ48の反転入力端に
それぞれ接続されている。なお、磁気抵抗素子41と4
3の接続点は電源に、磁気抵抗素子42と44の接続点
はGNDにそれぞれ接続される。
一方、上記オペアンプ48は、抵抗46.47およびN
PN型1−ランジスタ49とtll 合わされて増幅器
を形成しており、上記ブリッジの信号取出端子x、  
y間に得られる人力信号は、端子Xの電位を基準として
、上記抵抗46.47の抵抗値R4B” 4□の比で決
まる倍率で増幅され、次段のコンパレータ52の一方の
入力端子に供給される。
この入力端子の電位VZは、電源電圧をVCCとすれば て与えられる。
コンパレータ52は、その他方の入力端子に固定抵抗5
0と調整抵抗51とで電源電圧V を分C 圧して得られた判定レベルV1が印加されているので、
上記一方の入力端子の電位変化Vzが、第10図に示す
ように上記判定レベル■1の上下に等しく振れるように
調整抵抗51を調整する。すると、コンパレータ52の
出力端より、第10図に示す矩形波の出力信号Ω2がj
すられることになる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようなブリッジ接続された磁気抵抗
素子間の信号取出端子から得られる儒号を増幅し、判定
レベルと比較して矩形波出力を得るようにした従来の手
段では、 (1)磁気抵抗素子自体の性質として、高抵抗の素子を
作製するのが困難なので、1個の検出回路に磁気抵抗素
子をブリッジ接続にして4本使用すると、限られた容量
しかない電源では、その消費電流が大きくなってしまう
(2)また、変位物体の変位方向を検出するには、同一
の2つの検出回路を使用して、それぞれの出力波形の位
相が90°ずれるように磁気抵抗素子を磁性体に対して
配置し、両出力波形の位相の進み具合から変位方向を検
出するようにしているが、しかし、第8図の回路の場合
、コンパレータ52の判定レベルによって出力波形のデ
ユーティ比が変化するため、両回路の出力波形の位相差
を90゜にするにはそれぞれの回路の調整抵抗51を両
出力波形を観察しながら出力波形のデユーティ比が正確
に1:1になるよう調整する必要があり、この調整は、
作業者にとって非常に困難なものである。
そこで、本発明の目的は、上述の問題点を解消し、磁気
抵抗素子における消費電流を節減し、検出回路の調整を
容易にすると共に、電源ノイズに強い変位量検出回路を
提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用コ本発明の変位
量検出回路は、磁界の方向により抵抗値が変化し、直列
に接続された第1と第2の磁気抵抗素子を一辺とし、磁
界の方向によって抵抗値が変化しない固定抵抗および調
整抵抗の直列接続を他辺とするブリッジ回路と、上記固
定抵抗と調整抵抗の接続点に接続されたバッファ手段と
、上記第1と第2の磁気抵抗素子の接続点の電位を、上
記バッファ手段の出力を2;lとして増幅する増幅手段
と、上記バツアア手段の出力に基づいて判定レベルを設
定し、この判定レベルと上記増幅手段の出力を比較する
比較手段と、を具備することを特徴とするものである。
[実 施 例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。第1
図は、本発明の第1実施例を示す変位量検出回路の電気
回路図である。
第1図において、磁気抵抗素子1.2と、磁界によって
抵抗値が変化しない通常の抵抗器で同一の温度特性を有
する固定の高抵抗3および調整抵抗4とでブリッジ回路
13を形成し、磁気抵抗素子1と高抵抗3との接続点の
電源端子には電源電圧V が印加され、磁気抵抗素子2
と調整抵抗4C との接続点の接地端子はグランドレベルに接続されてい
る。そして、上記磁気抵抗素子1と2の接続点である一
方の信号取出端子aはオフセットキャンセル用抵抗12
を介し、ロー・オフセット型のオペアンプで形成された
増幅手段6の非反転入力端に接続されている。また、固
定高抵抗3と調整抵抗4との接続点である他方の信号取
出端子すは、ロー・オフセット型のオペアンプで形成さ
れているバッファ手段5の非反転入力端に接続されてい
る。そして、上記信号取出端子a、  bの電位は無磁
界中で同一電位になるように調整されている。上記バッ
ファ手段5は、その反転入力端が出力端C1こ接続され
てユニティ・ゲイン・アンプを構成している。同バッフ
ァ手段5の出力端Cは、磁界により抵抗値が変化しない
同一温度特性を有する抵抗7を介し、上記増幅手段6の
反転入力端に接続されると共に、上記抵抗7とその温度
特性を路間じくじ磁界により抵抗値を変化しない抵抗8
を介し、上記増幅手段6の出力端dに接続される。そし
て、この増幅手段6の出力端は電圧−電流変換回路9の
一方の入力端eに接続されている。
この変換回路9の他方の入力端fには上記バッファ手段
5の出力端Cが接続され、出力端gはヒステリシス付電
流弁別タイプのコンパレータからなる比較手段10の入
力端りに接続されている。同比較手段10の出力端iは
一定の出力応答遅れを有するデイレイ回路11の入力端
」に接続され、同デイレイ回路11の出力端0から出力
信号を得るようになっている。またデイレイ回路11の
別の出力端子gが上記比較手段10のもうひとつの入力
端子mに接続されることによって、ヒステリシスの切換
スイッチが形成されるようになっている。
なお、上記変換回路9.比較手段10およびデイレイ回
路11のそれぞれの具体的な回路構成は、例えば第2図
に示すようになっている。
第3図は、平面に展開した状態で示されたる磁ロータ2
0に対する磁気抵抗素子1.2の配置を示す図である。
図において、着磁ロータ20は複数個のマグネットから
なり、相隣る磁極が同極性となるように配列されていて
、その着磁ピッチをλ、任意の整数をnとしたとき、磁
気抵抗素子1゜2の間隔が −(n+1)λ となるように、着磁ロータ20に対し磁気゛抵抗索子1
.2が配設されている。
このように構成されたこの第1実施例の変位量検出回路
において、先ず、磁界を印加しない無磁界中における磁
気抵抗素子1,2の接続点である信号取出端′r−a(
第1図参照)の電位Vaと、固定抵抗3.調整抵抗4の
接続点である信号取出端子b(第1図参照)の電位vb
とが同一電位になるように1調整抵抗4を可変する。こ
の状態で着磁ロータ20が回転すると、それに応じて同
ロータ20の移動による磁気ベクトルも変化する。この
磁気ベクトルの変化に対し、磁気抵抗素子1.2は、そ
の抵抗値が変化するので、同素子1.2の端子aの電位
Vaは、第4図に示すように着磁ロータ20の着磁ピッ
チλに対17正弦波状に変化することになる(以下、こ
れをiiJ変電位Vaと呼称する)。一方、固定高抵抗
3.調整抵抗4の端子すの電位vbは、同図に示すよう
に6磁ロータ20の回転角に関係なく一定レベルとなり
(以下、これを固定電位vbと呼称する)、この一定レ
ベルの固定電位vbの上下に等しい振幅で上記可変電位
Vaが分布することになる。そして、一定レベルの固定
電位V bの上下に等しい振幅で正弦波状に可変電位V
aが分布する関係は、後段のIC回路には何隻関係なく
、磁気抵抗索子1,2、固定高抵抗3.調整抵抗4から
なるブリッジ回路のみで決定される。つまり、調整抵抗
4を正確に調整しさえすれば、固定電位vbの上下に等
振幅で分布する可変電位Vaを得ることができる。そし
て、上記の固定高抵抗3と調整抵抗4とは、その抵抗比
を無理磁界中における磁気抵抗素子1.2の抵抗比に等
しく設定しておけば、高い抵抗値にできるので、このブ
リッジ回路に消費される電流を低減することができる。
そして、信号取出端子すに生じた一定レベルの固定電位
vbは、バッファ手段5の非反転入力端に印加されてイ
ンピーダンス変換され、その出力端Cに安定化された固
定電位(以下、安定化電位と呼称する)Vcとして出力
される。そして、上記バッファ手段5は、ユニティ・ゲ
イン・アンプを構成しているから下式が成立する。
Vc−Vb このようなバッファ手段5を使用する理由は、以下のと
おりである。即ち、ブリッジ回路で消費される電流を低
減するために、ブリッジ回路の他辺を構成する固定高抵
抗3と調整抵抗4とは高抵抗が選ばれているから、例え
ばバッファ手段5を除いて第1図中の端子すと出力端C
を接続すれば、抵抗7を流れる電流変化が調整抵抗4に
流れ込み、結果として端子すの電位変化として大きく影
響し固定電位vbが成立しなくなるのを防止するためで
ある。
上記可変電位Vaは、オフセットキャンセル用抵抗12
を介し、また上記安定化電位Vcは抵抗7を介し、増幅
手段6のそれぞれに入力される。
化電位Vcを基弗として、可変を位Vaを非反転増幅す
ることになる。従って、上記増幅手段6がら出力される
増幅信号Vdと、上記可変電位Vaとの関係は、下式に
示すようになる。
第5図は、上記増幅手段6における非反転入力端に印加
される可変電位Va、反転入力端に印加される安定化電
位Vcおよび出力端dから出力される増幅信号Vdの関
係を示す波形図である。図において、可変電位Vaの振
幅をAa、増幅信号Vdの振幅をAdとすれば下式が成
立する。
このようにして得られた増幅信号Vdと上記安定化電位
Vcとが次段の電圧−電流変換回路9の入力端e、  
fに印加されると、同変換回路って安定化電位Vcを基
準とする増幅信号Vdの電圧変化分が電流の変化IA 
I gに変換される。この変換電流1gは、ヒステリシ
ス付電流弁別タイプのコンパレータからなる比較手段1
0に供給され、同比較手段10で、2つの基準電流Ir
l”r2と比較され、整形された方形波信号Viを出力
端iより出力する。
第6図は、上記比較手段10における比較動作を説明す
る波形図で、横軸の時間Tに対して、縦軸に増幅信号V
dと変換電流1gとをブロワl−Lたものである。図に
おいて、増幅信号Vdの瞬時値が磁界ベクトルが変化し
ても電位が変化しない上記安定化電位Vcに等しくなる
時刻における変換電流1gの瞬時値をIgrとし、上記
安定化電位Vcに対しある一定muだけシフトした電位
(Vc+u)および(Vc−u)になった時点における
変換電流1gを(Igr+u) 、  (Igr−w)
とし、 Irl−Igr+u !r2−1gr−w と設定することにする。すると、上記増幅信号Vdは安
定化電位Vcを中心にしてその上下に等しい振幅が得ら
れる筈だから、比較手段10における判定レベルを上述
の基準電流’rl”r2に設定する。すると、上記比較
手段10の出力端iより得られる整形出力信号Viは、
増幅信号Vdの波形変化に対し、その“H″レベル時間
T1とその″Lルベルの時L”l T 2との比、つま
りデユーティ比が1=1の信号となる。
上記の整形出力信号Viは、次段のデイレイ回路11の
入力端jに供給される。同デイレイ回路11は、抵抗と
コンデンサを直列に接続した時定数回路により、入力さ
れた整形出力信号Viの1H”レベルから“L”レベル
への、あるいは“L“レベルから“H“レベルへの変化
に対し、ある時間だけ遅延された後に出力信号が出力さ
れるように構成された遅延回路である。また、このデイ
レイ回路11には、上記比較手段10の判定レベルを与
える基準電流Irl”r2を切換える信号を、出力端に
の変化に同期して他の出力端gより比較手段10の入力
端mに送出する機能をも有する。
上述の第1実施例ではヒステリシス付の比較手段10や
デイレイ回路11を使用し、デイレイ時間を得るのに抵
抗とコンデンサを直列に接続した時定数回路によってい
る。従って、例えばモータ等の駆動手段から発生する電
源ラインノイズがあっても、コンパレータの判定レベル
の設定を単に抵抗分割でのみ行なう場合に比べてヒステ
リシス分だけ雑音に強くなると共に、更に上記時定数回
路で吸収されてしまうから、回路の正常な動作に悪影響
を与える虞がなくなる。また、整形出力信号のデユーテ
ィ比を1:1とすることが回路を同等調整しなくても可
能となる。
なお、電源ラインノイズが無視できる程度に少ない場合
には、電流弁別型コンパレータからなる比較手段10に
ヒステリシス特性を持たす必要がなくなり、2つの判定
レベルを与える基準電流Irl”r2は I rl −1r2−1 gr と1本化でき、且つデイレイ回路11は省略することが
できる。
第7図は、本発明の第2実施例を示す変位量検出回路の
電気回路図である。この第2実施例が上記第1実施例と
大きく異なる点は、比較手段としてのコンパレータに電
流比較型に変えて電圧比較型を使用した点で、これによ
って上記第1実施例で必要とした電流−電圧変換回路9
が不要となる。
なお、この第7図に示す第2実施例における上記第1実
施例と同一の構成部材については、同一符号を付すに止
め、その説明は省略する。
第7図において、符号21はロー・オフセット・タイプ
のオペアンプ、22はヒステリシス付電圧比較タイプの
コンパレータからなる比較手段。
23は一定の出力応答遅れを有するデイレイ回路、24
.25は定電流源、26.27はアナログスイッチ、2
8は磁界が変っても抵抗値が変化しない抵抗である。
ブリッジ回路の他辺を構成する固定高抵抗3と調整抵抗
4との接続点である信号取出端子すは、比較手段22の
ヒステリシス電圧を発生するオペアンプ21の非反転入
力端にも接続されている。
同オペアンプ21の反転入力端は、抵抗28を介しその
出力端tに接続されると共に、比較手段22の一方の入
力端0にも接続されている。オペアンプ21の反転入力
端子にはアナログスイッチ26を介して定電流源24が
電源端子に接続され、またアナログスイッチ27を介し
て定電流源25が接地端子に接続されている。
上記オペアンプ21の出力端tと増幅手段6の出力端d
は、ヒステリシス付電圧比較タイプの比較手段22の入
力端o、nにそれぞれ接続されている。比較手段22の
出力端pは、一定の出力応答遅れを有するデイレイ回路
23の入力端qに接続され、同デイレイ回路23の一方
の出力端Sは上記アナログスイッチ26のロー・アクテ
ィブの制御入力端とアナログスイッチ27のハイ・アク
ティブの制御入力端に接続されている。従って、上記デ
イレイ回路23の出力端Sが“L”レベルのときアナロ
グスイッチ26が、またH”レベルのときアナログスイ
ッチ27がそれぞれオンとなる。そして、上記デイレイ
回路23の他方の出力端rより整形出力信号が出力され
るようになっている。
このように構成されたこの第2実施例の変位量検出回路
において、ブリッジ回路13は前述したように、磁気抵
抗素子1.2の信号取出端子aの固定電位Vaおよび固
定高抵抗3.調整抵抗4の端子すの可変電位vbが無磁
界中で同一電位に1′72整済となっている。従って、
上記第1実施例にお間隔で配列された場合は、磁界ベク
トルの変化に対し第4図に示すような可変電位Va、固
定電位vbを得る。
このよう固定電位■b、可変電位Vaは、それぞれバッ
ファ手段5.増幅手段6に入力されることになる。固定
電位vbはバッファ手段5に入力されて安定化電位Vc
を得る。この安定化電位率で非反転増幅アンプ構成を取
る増幅手段6により、増幅信号Vdを得る(第5図寥照
)。
そして、上記した関係は以下の式で表わされる。
また、固定電位vbはオペアンプ21の非反転入力端子
にも印加されてい゛る。オペアンプ21の反転入力端子
と出力端tとの181に抵抗28が接続されているから
抵抗28の抵抗値をR28,定電流源24の電流値を■
1.定電流源25の電流値を12とすれば、アナログス
イッチ26.27の状聾により出力端tにおけるヒステ
リシス電圧Vtと上記固定電位vbの間には以下の関係
式が成立する。
即ち、デイレイ回路23の出力端Sが“L゛レベル、ア
ナログスイッチ26がオンし、アナログスイッチ27が
オフのとき、 Vt1−Vb−R,,8・Il また、デイレイ回路23の出力端Sが“H°レベルで、
アナログスイッチ26かオフし、アナログスイッチ27
がオンのとき V t2− V b + R28’ I 2このvtl
’ Vt2は後述する比較手段22の判定レベルとなる
ここで、!、−12−■とすれば、下側判定レベルVt
1と上側判定レベル”12は固定電位vbに対し同一幅
レベルR28・Iだけシフトした電位となる。前述した
増幅信号Vdも固定電位vb(−Vc)を基準として均
等の振幅を有する出力となるため、I i −12とし
た場合の判定レベルV11VL2を比較手段22の判定
レベルとすれば、比較手段22の出力端pより得られる
出力波形V pは増幅信号Vdの波形変化に対しデユー
ティ比1:1の整形出力信号として得られる。
このようにして得られた出力信号Vpは、次段デイレイ
回路23の入力端qに供給されて一定時間遅延した遅延
出力VrおよびVsを、デイレイ回路23の出力端r、
  sより得る。このうちVsは前記アナログスイッチ
26.27を切換える信号として使用される。
以上のように、この回路を使用すれば、上記第1実施例
と同様にヒステリシスおよびデイレイによりモータ等の
駆動体により発生する電源ラインノイズを取り除き、か
つ成形波形のデユーティ比を1=1とすることが可能な
変位量検出回路となる。
なお、上記第1実施例と同様に、電源ノイズ等が無視で
きる程度に少ない場合は、比較手段22の判定レベルを
決定しているオペアンプ21、抵抗28、定電流#、2
4,25、アナログスイッチ26.27、およびデイレ
イ回路23は省いてもよく、この場合比較手段22の入
力端Oはバッファ手段5の出力端Cに接続すればよい。
上記各実施例においては、磁界により抵抗値の変化しな
い固定高抵抗および調整抵抗の2本の抵抗の接続点電位
を安定化させる少なくとも1個のバッファ手段を設け、
このバッファ手段の出力を基僧にして磁気抵抗素子の接
続点電位を非反転増幅し、この増幅出力と前記バッファ
手段の基準出力に、ある幅のヒステリシスを持たせた判
定レベルと比較する比較手段を接続し、この比較手段の
出力はその出力を人力とし、その入力変化に対し応答遅
れをもつデイレイ回路に接続している。従って、調整は
無磁界中で、磁気抵抗素子の接続点電位と固定高抵抗と
調整抵抗の接続点電位を等しくするだけで整形出力のデ
ユーティ比が1:1となり、上記回路を2相使用する場
合の問題を解決し、かつ、ヒステリシスおよびデユーテ
ィ比でノイズ対策も兼ねることができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、磁気抵抗素子で消費
する電流を減らすことができ、且つ調整も非常に簡単な
変位量検出回路が実現されるという顕著な効果が発揮さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す変位量検出回路の
電気回路図、 第2図は、上記第1図中の電圧−電流変換回路。 コンパレータ、デイレイ回路の具体的な各電気回路図、 第3図は、平面状に展開して画いたむ磁ロータの磁極位
置に対する磁気抵抗素子の配置を示す図、第4図は、上
記第1実施例の変位量検出回路におけるブリッジ回路の
一方の接続点の可変電位Vaと、他方の接続点の固定電
位vbとを、着磁ロータの磁極配置と関連させて画いた
波形図、第5図は、上記第1実施例の変位量検出回路に
おける増幅手段の入出力信号相互間の関係を示す波形図
、 第6図は、上記第1実施例の変位量検出回路における比
較手段の動作を説明する波形図、第7図は、本発明の第
2実施例を示す変位量検出回路の電気回路図、 第8図は、従来の変位量検出回路の一例を示す電気回路
図、 第9図は、上記第8図の検出回路におけるブリッジ接続
された磁気抵抗素子の下面状に展開して画いた着磁ロー
タの磁極位置に対する配置を示す図、 第10図は、上記第8図の検出回路における、ブリッジ
回路の対向点X、y間に得られる信号とコンパレータ出
力信号とを、平面状に展開して画いた着磁ロータの磁極
位置に対する関係を示す波形図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁界の方向により抵抗値が変化し、直列に接続さ
    れた第1と第2の磁気抵抗素子を一辺とし、磁界の方向
    によって抵抗値が変化しない固定抵抗および調整抵抗の
    直列接続を他辺とするブリッジ回路と、 上記固定抵抗と調整抵抗の接続点に接続されたバッファ
    手段と、 上記第1と第2の磁気抵抗素子の接続点の電位を、上記
    バッファ手段の出力を基準として増幅する増幅手段と、 上記バッファ手段の出力に基づいて判定レベルを設定し
    、この判定レベルと上記増幅手段の出力を比較する比較
    手段と、 を具備することを特徴とする変位量検出回路。
JP27395188A 1988-10-28 1988-10-28 変位量検出回路 Pending JPH02120615A (ja)

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JP27395188A JPH02120615A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 変位量検出回路

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JPH02120615A true JPH02120615A (ja) 1990-05-08

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538524U (ja) * 1991-10-30 1993-05-25 株式会社三協精機製作所 磁気検出器
US7456758B2 (en) 2006-09-19 2008-11-25 Hitachi Metals, Ltd. Magnetic encoder apparatus
JP2017215307A (ja) * 2015-12-24 2017-12-07 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁気センサ装置および電流センサ装置
US10436856B2 (en) 2015-12-24 2019-10-08 Asahi Kasei Microdevices Corporation Magnetic sensor apparatus and current sensor apparatus

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