JPH02118624A - 液晶プロジェクター装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶パネルを用いて画像の投射を行う液晶プ
ロジェクタ−装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明は液晶プロジェクタ−装置に関し、外部光源から
の光を光ファイバーを介して液晶パネルに投射すること
により、光源と液晶パネルとを別体に形成して、液晶パ
ネル部の構造を簡単かつ軽量にできると共に、光源部の
発熱が液晶パネル部に伝達されないようにしたものであ
る。

〔従来の技術〕

例えば透過型の液晶パネルを用いて画像を投射するプロ
ジェクタ−装置が実施されている。すなわち第５図はそ
の一例であって光源ランプ（５１）からの光が色分解用
のダイクロイックプリズム（５２）にて３色光（Ｒ，Ｇ
、Ｂ）に分解され、この分解された色光が直接及び鏡（
５３）を介してそれぞれ３色の画像信号で駆動される液
晶パネル（５４Ｒ）　（５４Ｇ）（５４Ｂ）に投射され
る。これによって液晶パネル（５４Ｒ）（５４Ｇ）　（
５４Ｂ）からはそれぞれ画像信号で変調された映像光が
透過され、これらの映像光が色合成用のダイクロイック
プリズム（５５）にて合成され、この合成された映像光
がレンズ（５６）を通じてスクリーン（５７）に投射さ
れる。

そしてさらにこの装置において、ランプ（５１）の近傍
にはこのランプ（５１）の発熱を除くための冷却装置（
５８）が設けられると共に、これらのランプ（５１）及
び冷却装置（５８）の電源装ｆｉ　（５９）が設けられ
ている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところがこの装置において、上述のように冷却装置（５
８）や電源装置（５９）が内部に組込まれていると、こ
れらの装置の重量が重いためにプロジェクタ−装置の全
体の重量が極めて大きなものになってしまう。

従ってこのような装置を例えば天井吊型で設置しようと
すると、天井にこの重量を支えるための特別な構造等が
必要になるなど、容易に実施することができないもので
あった。

またランプ（５１）の発熱が液晶パネル（５４Ｒ）　（
５４Ｇ）（５４Ｂ）に伝えられると、液晶の劣化によっ
てフリッカ−等の画質の劣化や耐用期間の減少等の問題
を生じるおそれがある。なおこのランプ（５１）の発熱
に対しては上述の冷却装置（５８）やランプ（５１）の
前面に赤外線カットフィルタ（５０）を設けて発熱の伝
達を防止する対策も採られているが、必しも充分な効果
を上げることができず、また冷却装置（５８）がさらに
大型化するなどの問題があった。

この出願はこのような点に鑑みてなされたものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による第１の手段は、外部光源（ランプ（１））
からの光を光ファイバー（２）を介して液晶パネル（５
Ｒ）　（５Ｇ）　（５Ｂ）に照射し、この液晶パネルか
らの光・を投射（レンズ（７））するようにした液晶プ
ロジェクタ−装置である。

第２の手段は、上記第１の手段において、上記光ファイ
バーには光中の赤外線成分をカットする手段（フィルタ
ー（ＩＩ））が設けられた液晶プロジェクタ−装置であ
る。

〔作用〕

これによれば、光を光ファイバーを介して液晶パネルに
投射することにより、光源と液晶パネルとを別体に構成
することができ、液晶パネル部の構造を簡単かつ軽量に
することができると共に、光源部の発熱の液晶パネルへ
の伝達も良好に防止することができる。

〔実施例〕

第１図において、光源ランプ（１）からの光は光ファイ
バー（２）の集光部に照明され、この光ファイバー（２
）を介して出光部から射出される。この射出光が色分解
用のグイクロイックミラー（３Ｂ）　（３Ｇ）　（３Ｒ
）にてそれぞれ３色光（Ｒ，Ｇ、Ｂ）に分解され、この
分解された色光が直接及び鏡（４）を介してそれぞれ３
色の画像信号で駆動される液晶パネル（５Ｒ）（５Ｇ）
　（５Ｂ）に照射される。これによって液晶パネル（５
Ｒ）　（５Ｇ）　（５Ｂ）からはそれぞれ画像信号で変
調された映像光が透過され、これらの映像光が色合成用
のグイクロイックプリズム（６）にて合成され、この合
成された映像光がレンズ（７）を通じてスクリーン（８
）に投射される。

一方ランプ（１）の近傍にはこのランプ（１）の発熱を
除くための冷却装置（９）が設けられると共に、これら
のランプ（１）及び冷却装置（９）の電源装置０［Ｄが
設けられる。

そしてこの装置において、ランプ（１）と液晶パネル（
５Ｒ）　（５Ｇ）　（５Ｂ）との間に光ファイバー（２
）が設けられることによって、光源部と液晶パネル部と
を別体に構成することができる。

従ってこの装置において、液晶パネル部にはランプ（１
）、冷却袋！　（９）　、電源装置０［Ｄ等が組込まれ
ることがなく、この液晶パネル部の構造を簡単かつ軽量
にすることができ、この液晶パネル部を例えば天井吊型
とし光源部を上置としてその間を光ファイバー（２）で
結合するのみで、極めて容易に天井吊型の液晶プロジェ
クタ−装置を実現することができる。

また光源部と液晶パネル部とが別体にされることによっ
て光源部の発熱が液晶パネル部に伝えられ名ことがな（
、液晶の劣化等による問題を生じることもない。

なお光ファイバー（２）として光中の赤外線領域を通さ
ない特性のものを使用するか、ランプ（１）と光ファイ
バー（２）の集光部との間に赤外線カットフィルター（
１１）を設けることにより、液晶パネル（５Ｒ）　（５
Ｇ）（５Ｂ）に照射される光による発熱も防止すること
ができる。

また光ファイバー（２）で−度光が絞られるため、出光
部で平行光を作り易く、特にダイクロイックミラー（３
Ｒ）　（３Ｇ）　（３Ｂ）に好適な平行光を照射するこ
とができる。

こうして上述の装置によれば、光を光ファイバーを介し
て液晶パネルに投射することにより、光源と液晶パネル
とを別体に構成することができ、液晶パネル部の構造を
簡単かつ軽量にすることができると共に、光源部の発熱
の液晶パネルへの伝達も良好に防止することができるも
のである。

さらに以下は他の例を示す。先ず第２図は光ファイバー
（２）からの光をダイクロイックミラー（３Ｒ）（３Ｇ
）　（３Ｂ）で分光し、この各色光をそれぞれ液晶パネ
ル（５Ｒ）　（５Ｇ）　（５Ｂ）に照射すると共に、こ
の映像光をそれぞれ並列に設けられたレンズ（７Ｒ）　
（７Ｇ）　（７Ｂ）を介して投射してスクリーン（８）
上でカラー画像を得るものである。

また第３図は光ファイバー（２）からの光をダイクロイ
ックプリズム（３）で分光し、この各色光をそれぞれ直
接及び鏡（４）を介して液晶パネル（５Ｒ）　（５Ｇ）
　（５Ｂ）に照射すると共に、この映像光をそれぞれ並
列に設けられたレンズ（７Ｒ）　（７Ｇ）　（７Ｂ）を
介して投射してスクリーン（８）上でカラー画像を得る
ものである。

従ってこれらの装置においても光ファイバー（２）を介
して光を照射することにより、液晶パネル部の構造を簡
単かつ軽量にできると共に、光源部の発熱の液晶パネル
部への伝達も良好に防止することができる。

そしてこれらの例においては、液晶パネル（５Ｒ）（５
Ｇ）　（５Ｂ）からの映像光を合成するためのダイクロ
イックプリズム（６）を用いておらず、このプリズム（
６）は液晶パネルに匹敵する大口径で高価なものが用い
られるため、これを不用にすることでプロジェクタ−装
置全体の価格を安価にすることができる。

さらに第４図は光源部のアンプを３個（ＩＲ）　（ＩＧ
）（ＩＢ）設け、これらのランプの光から色フィルタ（
１２Ｒ）　（１２Ｇ）　（１２Ｂ）にてそれぞれ３色の
色光（Ｒ。

Ｇ、Ｂ）を分離し、これらの色光をそれぞれ独立の光フ
ァイバー（２Ｒ）　（２Ｇ）　（２Ｂ）を介してそれぞ
れ液晶パネル（５Ｒ）　（５Ｇ）　（５Ｂ）に照射する
ものである。

これによれば３個のランプを独立に用いることにより、
光をより強力にできると共に、液晶パネル部に分光手段
を設けないのでより簡単・軽量にすることができる。な
おこの装置は上述の第２図。

第３図の構成にも適用することが可能である。

第１図は本発明の一例の構成図、第２図〜第４図は他の
例の構成図、第５図は従来の技術の説明のための図であ
る。

（１）はランプ、（２）は光ファイバー、（３Ｒ）　（
３Ｇ）　（３Ｂ）はダイクロイックミラー、（４）は鏡
、（５Ｒ）　（５Ｇ）　（５Ｂ）は液晶パネル、（６）
はダイクロイックプリズム、（７）はレンズ、（８）は
スクリーン、（９）は冷却装置、００）は電源装置、０
０は赤外線カットフィルターである。

〔発明の効果〕

この発明によれば、光を光ファイバーを介して液晶パネ
ルに投射することにより、光源と液晶パネルとを別体に
構成することができ、液晶パネル部の構造を簡単かつ軽
量にすることができると共に、光源部の発熱の液晶パネ
ルへの伝達も良好に防止することができるようになった
。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外部光源からの光を光ファイバーを介して液晶パネ
   ルに照射し、 この液晶パネルからの光を投射するようにした液晶プロ
   ジェクター装置。 ２、上記特許請求の範囲第１項において、 上記光ファイバーには光中の赤外線成分をカットする手
   段が設けられた液晶プロジェクター装置。