JPH02114847A - パルスモータ - Google Patents

パルスモータ

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Publication number
JPH02114847A
JPH02114847A JP26400188A JP26400188A JPH02114847A JP H02114847 A JPH02114847 A JP H02114847A JP 26400188 A JP26400188 A JP 26400188A JP 26400188 A JP26400188 A JP 26400188A JP H02114847 A JPH02114847 A JP H02114847A
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JP
Japan
Prior art keywords
stator
pulse motor
stators
eddy current
magnetic poles
Prior art date
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Pending
Application number
JP26400188A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Kikuchi
菊地 曠
Jiro Tanuma
田沼 二郎
Hideaki Iwami
石水 英昭
Masayuki Ishikawa
石川 匡幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP26400188A priority Critical patent/JPH02114847A/ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパルスモータ、特に、うず電流積を低減して駆
動効率を向上させたパルスモークの構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、パルスモータはディジタル信号により直接オープ
ンループの制御が可能であり、またパルスの周波数に比
例した回転速度を得られ、モータの回転角度と入力パル
ス数とが完全に比例することから、OA機器、情報端末
機関連の制御用アクチュエータとして、速度制御、位置
決め制御に広く用いられている。
第8図は従来のパルスモータの概略分解図である。
図において、■は外周面を円周方向に分割して着磁した
永久磁石と、その中心部にあるロータ軸2からなるロー
タであり、該ロータ軸2を中心にし゛ζ回転する。3,
4は外ステータ、5,6は内ステークであり、これらス
テーク3.4,5.6の内側円周部にはそれぞれn /
 4個(nはステップ数)の磁極7.8が形成され、そ
れぞれ内側に折り曲げられて交互に配設されζいる。そ
して、上記ステータ3.4,5.6の全ての磁極7.8
の総数nが上記ロータ1の回転ステップ数となっている
ここで、内ステータ5,6は各々の磁極8の位相が互い
に90°ずれた状態で接合されている。また、外ステー
タ3.4の磁極7は内ステーク5゜6の磁極8と180
°位相がずれて対向させられている。
外ステータ3と内ステータ5の間、及び外ステツ4と内
ステータ6の間には駆動コイル9,10が配設され、ボ
ビン11.12によって固定されている。13は外ステ
ータ4の下にスポット溶接等で固定された取付板であり
、14は外ステータ3の上にスポット溶接等で固定され
たフランジである。該取付板13とフランジ14の中央
部にはそれぞれ軸受15が嵌合されており、これら軸受
15によって上記ロータ軸2が回転自在に支持されてい
る。
以上のような構成のパルスモータにおいて、駆動コイル
9,10に駆動電流が流れると、発生した磁束は駆動コ
イル9,10を取り囲むように、内ステータ5,6の磁
極8から放射状に円周方向に向かい、外ステータ3,4
の側面を経て中心方向に向かい、外ステータ3,4の磁
極7から該磁極7とロータ1の間隙を通ってロータ1に
入る。続いて、ロータ1と磁極8の間隙を通って内ステ
ーク5.6の磁極8に戻る経路を形成する。この時、外
ステータ3,4と内ステータ5,6の磁極78とロータ
1間の間隙を通る磁路が短くなるように力が発生し、ロ
ータ1は回転力を得る。
ここで、駆動コイル9,10に90°位相のずれた交番
励磁電流を連続的に流すことによって、交番励磁電流1
ザイクル当たり4ステツプの割合で連続的な回転力が得
られ、ロータ1は回転する。
とごろで、上記磁気回路はステータ3,4.56及びロ
ータ1で構成されているが、ステーク34.5.6の材
質としては、磁束の良導体である鉄を主成分とする合金
が通常使用されている。例えば、不純物を0.5%含む
鉄製ステークは、比透磁率μ。が250、保磁力が0.
80. 、抵抗率が10μΩ−cmの特性を示す。
しかしながら、ロータ1を回転させるため駆動コイル9
.10に交番励磁電流を流すと、第9図に示すような放
射状の磁束21が外ステーク3及び内ステータ5ムこ発
生し、その磁束21の変化に伴う電磁誘導で、 起電力C−一θB/θt B:磁束 t:時間 が発生ずる。第9図(a)は外ステータ3の、第9図(
b)は内ステータ5の状態を示す。
上記ステータ3,4,5.6は、鉄の合金で作られた電
気の良導体であり、上記起電力Cによって電流が流れ、
該電流がジュール熱となり電力を消費する。すなわち、
上記磁束変化による電磁誘導により、第10図に示ずよ
うなうず電流22がステータ3,4,5.6に発生する
。第10図(a)は外ステータ3の、第10図(b)は
内ステータ5の状態を示す。
そして、該うず電流22は、上記交番励磁電流により発
生ずる磁束の変化を妨げる方向に流れ、その大きさは、 i、=kfB/ρ に:うず電流定数 f:駆動電流の周波数 B:発生する磁束密度の大きさ ρ:ステータ材料の抵抗率 に比例するので、うず電流22による電力損失(以下、
「うず電流損失」という。)は、 ρ・ill” =に2 f2B2/ρ i、:うず電流 となる。ごのため、該うず電流損失は高周波帯域で大き
くなり、パルスモータの出力低下を起こす原因となる。
そこで従来、発生するうず電流を低減するために、第1
1図に示すように、ステータ3,4,5゜6及び取付板
13、フランジ14に幅数mm程度のスリ・yト23を
設けてうず電流の経路を分断する方法、又は、磁気回路
を形成するステータ3,4,5゜6を抵抗率、透磁率の
高い材質のものとする方法が取られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の方法において、スリット23
を形成した場合、パルスモータ内部にほこり等が入り、
1コータ1の側面に付着して特性を低下させるだけでな
く、パルスモータ自体の強度がなくなり、何らかの理由
で応力がかかるとモータが変形してしまうという問題点
があった。一方、ステータ3,4,5.6を抵抗率、透
磁率の高い材質のものとした場合、材料の価格が高く、
コストが上がるだけでな(、通常の鉄に比べて加工性が
悪い等の問題点があった。
本発明は、上記問題点を除去し、パルスモータ内部にほ
こりが進入してその特性を低下することがなく、製造が
容易で強度が高く、しかも高周波域で高出力が得られる
パルスモータを提供することを目的とづる。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明のパルスモータは、外周に側壁を有
し、内周に磁極を備えた円板状の外ステータと、該外ス
テータより内力にあっ゛ζ内周に磁極を備えた円板状の
内ステークと、両ステータに包囲された駆動コイルと、
これら部材より軸心側にあって回転自在に支持されたロ
ータとからなるパルスモータにおいζ、各ステータは、
それぞれ分離された複数の金属製のステータピースを放
射状に配列してうず電流の経路を分断するようにしてい
る。
そして、これらステータピースは樹脂で一体的に接続し
て形成されている。
(作用) 本発明によれば、各ステータは、それぞれ分離された複
数の金属製のステータピースを放射状に配列して構成し
であるので、うず電流の経路が分断され、うず電流積が
なくなる。
また、上記各ステータピースは、樹脂で一体的に接続し
であるので、ステータピースの間からほこりが進入する
ことがなくなり、パルスモータの特性が悪くなることが
なく、また強度も維持することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本発明のパルスモータにおけるステータの斜視
図、第2図は本発明のパルスモータにおけるステータピ
ースの配列図、第3図は本発明のパルスモークにおける
内ステータ用ステータビスを示す図であり、第3図(a
)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその斜
視図、第4図は本発明のパルスモータにおける外ステー
タ用ステータピースを示ず図であり、第4図(a)はそ
の正面図、(b)はその側面図、(c)はその斜視図で
ある。
図においζ、内ステータ31は内周に複数の磁極32を
備えた環状体からなっており、一方、外ステータ33は
内周に複数の磁極34を備えるとともに外周に側壁35
を備えた環状体からなっている。両ステータは、第2図
に示されるように、細分化した内ステーク用のステータ
ピース36及び外ステータ用のステータピース37を円
環状に並べ、樹脂で一体化しである。
すなわぢ、比較的安価な材料である鉄の合金(純度95
%であり5%の不純物を含む。)が、第3図及び第4図
に示すような形状の内ステータ用のステータピース36
及び外ステーク用のステータピース37に加工される。
内ステータ用のステータピース36は断回路り字型の形
状を有しており、対のステータピース36が接合されて
、上下に一対の磁極32が形成されるようになっている
。そして、上記一対の磁極32は、位相が90°ずれる
ように配置される。
次に、上記内ステーク用のステータピース36及び外ス
テータ用のステータピース37は円環状に並べられ、第
5図〜第7図に示すように、樹脂によりモールド成形さ
れる。すなわち、図の破線内の領域がモールド38によ
り覆われる。該モールド38は、両ステータピース36
.37の磁極32.34の部分、及び内ステータ31.
31’ と外ステータ33.33’の接合部分39(第
7図参照)には形成されない。
以上のように形成された内ステータ31.31’及び外
ステータ33.33’は、第7図に示すように駆動コイ
ル9.10を包囲して接合され、内ステータ31、31
’ 、外ステータ33.33’及びロータ1で磁気回路
を形成しζいる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づい°C種々の変形が可能であり、こ
れらを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ステータは、それ
ぞれ分離された複数の金属製のステータピースを放射状
に配列して形成されているので、パルスモータ駆動時に
駆動コイルに流れる電流が変化することによって、ステ
ークに生ずるうず電流を低減することができる。したが
って、うず電流積が少なくなり、パルスモータの効率を
向上させることができる。
第12図に、第8図に示す従来のパルスモークと、第9
図に示す従来のスリット入りパルスモークの周波数−ト
ルク特性を示す。
この図におい“C、パルスモータのステータ、取付板、
フランジにスリットを入れてうず電流の経路を分断する
ごとによって、パルスモータの出力[ルクは1200p
psの高周波において18%向」二することが分かる。
本発明のパルスモークも、上記従来のスリント入りパル
ス千−夕と同様、うず電流の経路を分断することによっ
゛ζ高速領域でうず電流積を低減して、大きい出力を得
ることが可能となる。
更に、各ステータピースは樹脂により一体的に接続され
ζいるので、モータ内部にほこりが人ってパルスモータ
の特性を低下させることはなく、また、モータ自体の強
度が低下することもなくなる。
しかも、ステークの材料として透磁率、抵抗率の高いも
のを使用した場合に1Lべ゛ζ価格が安くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパルスモータにおけるステータの斜視
図、第2図は本発明のパルスモータにおけるステータピ
ースの配列図、第3図は本発明のパルスモータにおける
内ステータ用ステータビスを示す図、第4図は本発明の
パルスモータにおける外ステータ用ステータピースを示
す図、第5図は本発明のパルスモータの内ステータの断
面図、第6図は本発明のパルスモータの外ステータの断
面図、第7図は本発明のパルスモータの断面図、第8図
は従来のパルスモータの概略分解図、第9図は従来のパ
ルスモータのステータに発生する磁束の状態を示す図、
第10図は従来のパルスモータのステークに発生ずるう
ず電流の状態を示す図、第11図は従来のスリット入り
パルスモークの概略分解図、第12図はパルスモータの
周波数−トルク特性図である。 1・・・ローフ、2・・・ローフ軸、3. 4.33.
33’・・・外ステーク、5. 6.31.31’・・
・内ステーク、7、 8.32.34・・・磁極、9,
10・・・駆動コイル、1112−・・ボビン、13・
・・取イ」板、14・・・フランジ、35・・・側壁、
36.37・・・ステータピース、38・・・モールド
。 特許出願人 沖電気工業株式会社 代理人 弁理士 川 合  誠(外1名)@5水のパル
ス七−夕のヤ1略4i弾回第8図 第 図 フ2゛ろぜ′4iP壌 勿簑牡の/◇じ殻ヲタQスチタ1弓で生するうす覧方1
第10図 パルス玉−夕の周波数−トルグ羽目生圀第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  外周に側壁を有し、内周に磁極を備えた円板状の外ス
    テータと、該外ステータより内方にあって内周に磁極を
    備えた円板状の内ステータと、両ステータに包囲された
    駆動コイルと、これら部材より軸心側にあって回転自在
    に支持されたロータとからなるパルスモータにおいて、 (a)上記各ステータは、それぞれ分離された複数の金
    属製のステータピースを放射状に配列するとともに、 (b)該ステータピースを樹脂で一体的に接続して形成
    したことを特徴とするパルスモータ。
JP26400188A 1988-10-21 1988-10-21 パルスモータ Pending JPH02114847A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26400188A JPH02114847A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 パルスモータ

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JP26400188A JPH02114847A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 パルスモータ

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JPH02114847A true JPH02114847A (ja) 1990-04-26

Family

ID=17397168

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JP26400188A Pending JPH02114847A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 パルスモータ

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JP (1) JPH02114847A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296188A (ja) * 2005-03-18 2006-10-26 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 多相クローポール型モータ
WO2007014674A1 (de) * 2005-08-01 2007-02-08 Compact Dynamics Gmbh Permanenterregte elektrische maschine

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