JPH02113010A - エラストマー性アセタールポリマー - Google Patents

エラストマー性アセタールポリマー

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JPH02113010A
JPH02113010A JP1235510A JP23551089A JPH02113010A JP H02113010 A JPH02113010 A JP H02113010A JP 1235510 A JP1235510 A JP 1235510A JP 23551089 A JP23551089 A JP 23551089A JP H02113010 A JPH02113010 A JP H02113010A
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JP
Japan
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copolymer
trioxane
crystalline
weight
polymer
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Application number
JP1235510A
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English (en)
Inventor
George L Collins
ジョージ・エル・コリンズ
Kurt F Wissbrun
カート・エフ・ウィスブラン
Hongkyu Kim
ホンキュー・キム
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CNA Holdings LLC
Original Assignee
Hoechst Celanese Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2/00Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
    • C08G2/18Copolymerisation of aldehydes or ketones

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なエラストマー性アセタールコポリマー
に関する。このエラストマー性コポリマーは、オキシメ
チレン単位を85モル%以上含有する従来の結晶質アセ
タールポリマーと強力な相互作用を示し、かかるポリマ
ーへのブレンド剤、あるいはその接着性を改善するため
の結合剤として有用である。
(発明が解決しようとする諜B) 室温で高度の結晶性を有するアセタールポリマーを基材
とする成形材料は従来より商業利用されてきた。この樹
脂は、例えば、バンパー延長部および器具パネルなどの
自動車用、バルブ、シャワー装置、水洗タンク部品、蛇
口コックおよびパイプ取付は具などの衛生備品類、ねじ
まわしのアダプターなどの工具部品、さらには急速沸騰
電気やかんなどの家庭および個人用品といった多様な用
途に利用されている。
結晶質アセタールポリマー類は非常に望ましい種類の各
種の物理的性質を有しており、そのため広範な商業用途
に受は入れられている。しかし、用途によっては、ある
種の安定剤などの他成分と混合した場合に結晶質アセタ
ールポリマーが安定な均質成形材料を形成する能力を改
善することが非常に望ましいであろう、また、例えば、
積層構造を含む製品あるいは成形品の内部に強化材を使
用した製品のように、使用目的によっては、結晶質アセ
タールポリマーの表面と、例えば、やはり結晶質アセタ
ールポリマーからなる別の表面、あるいはガラス、金属
もしくは木材などの他の材料からなる別の表面との接着
性をさらに増強することが非常に有益となる。
本発明は、室温(約25℃)で結晶性をほとんどあるい
は全く示さない新規で比較的エラストマー性のアセター
ルコポリマーに関する。このコポリマーは、ポリマ一連
鎖の大半がオキシメチレン単位からなり、室温で高度の
結・品性を示す成形用アセタールポリマーと強い相互作
用を有する。この強い相互作用のために、本発明のエラ
ストマー性アセタールコポリマーは、成形用結晶質アセ
タールポリマーとブレンドして、形態学的特性に優れた
成形用樹脂組成物を得ることができる。このエラストマ
ー性アセタールコポリマーは、結晶質アセタールポリマ
ー同士の2表面間、あるいは結晶質アセタールポリマー
とガラス、金属または木材などの他の材料との結合用樹
脂として使用することもできる。
(従来の技術) 本発明に関する従来技術を次に述べる。
米国特許第3,639.192号には、ホルムアルデヒ
ドまたはトリオキサンと、1〜60重量%、好ましくは
1〜30重世%の環式エーテル、環式および/または線
状アセタール(例、1,3−ジオキソラン)、および/
またはアルキルグリシジルホルマール、ポリグリコール
ジグリシジルエーテルもしくはビス(アルカントリオー
ル)トリホルマールとのコポリマーを接着剤として使用
することが開示されている。この特許の実施例5は、ト
リオキサン97゜95重量%、エチレンオキシド2重量
%、および1.4−ブタンジオールジグリシジルエーテ
ル0.05重量%からなるターポリマーを開示している
米国特許第3.337.507号は、トリオキサンと特
定のポリホルマールのいずれかとの混合物の重合により
得られる高分子量コポリマーの製造について教えている
。この特許の実施例4は、トリオキサン1/3モルとジ
オキソラン1モルとの混合物を触媒のp−ニトロフェニ
ル−ジアゾニウムフルオロボレートの存在下に重合させ
ることにより得られる70゛Cで透明かつ非常に粘稠な
油状のポリホルマールの使用を示している。
特公昭42−22065号公報は、液状二酸化イオウ中
で製造されるトリオキサンと非周期的な環状化合物(例
、1.3−ジオキソラン)とのコポリマーを開示し、そ
の実施例1にはトリオキサンと64モル%の1.3−ジ
オキソランとのコポリマーが示されている。
特開平1−131235号には、トリオキサンと65〜
75モル%のジオキソランとからなる、従来の結晶質ア
セタールポリマー用の混合剤および接着剤として有用な
、固有粘度的1.0〜2.3のある種のコポリマーが開
示されている。
特開平1−132638号には、結合剤としてトリオキ
サンと65〜75モル%のジオキソランとの、固有粘度
的1.0〜2.3のある種のコポリマーを使用した、従
来の結晶質アセタールポリマーの接合物品が開示されて
いる。
(課題を解決するための手段) 本発明により、トリオキサンと1,3−ジオキソランと
の合計量に基づいてトリオキサン約15〜45モル%、
好ましくは約25〜35モル%および1.3ジオキソラ
ン約55〜85モル%、好ましくは約65〜75モル%
と、2官能性モノマーとして1,4−ブタンジオールジ
グリシジルエーテルまたはブタジエンジエポキシドをコ
ポリマーの全重量に基づいて約0.005〜0.15重
量%、好ましくは約0.05〜0.12重量%とからな
る新規なエラストマー性コポリマーが提供される0本発
明のコポリマーは、エラストマー性である上に、室温(
25℃)で実質的に非結晶質である。
本発明のエラストマー性コポリマーは、各種の成形品の
製造に広く利用されている普通の結晶質アセタールポリ
マーと強い相互作用を示すため、このコポリマーは、か
かる結晶質アセタールポリマーを他の各種の成分(例、
安定剤)と混合する際にこの結晶質ポリマーの混合剤(
blending agent)として有効である。本
発明のコポリマーはまた、結晶質アセタールポリマーの
表面と各種の他の材料の表面(例、結晶質アセタールポ
リマーの別の表面、あるいはガラス、金属もしくは木材
の表面)との結合用樹脂としても有効である。
本発明のエラストマー性コポリマーの製造に用いる各モ
ノマーは、かなり乾燥したもの、すなわち、水分含有量
が約10 ppm以下のものであることが好ましいやモ
ノマーの乾燥は、例えば、ベンゼンとの共沸蒸留、また
はナトリウムもしくはカリウム金属と接触させた七ツマ
−を活性化分子ふるい上に蒸留し、P2O,との接触に
より乾燥させた循環窒素流とモノマーを接触状態に保持
するといった当該技術分野で周知の方法を利用して行わ
れる。
本発明のエラストマー性コポリマーは、乾燥した溶融ト
リオキサンに適当量の乾燥1,3−ジオキソランと18
4−ブタジンジオールジグリシジルエーテル(BDGE
)またはブタジエンジエポキシドとを添加して重合性混
合物を形成する(この混合物はたいていは室温で液状に
とどまる)塊状重合法により製造することができる。重
合反応は、触媒として有効な量のカチオン重合触媒の存
在下に、不活性雰囲気(例、乾燥窒素、アルゴンなど、
あるいは不活性ガス混合物を用いて得られた雰囲気)中
で行なわれる。カチオン重合触媒の例としては、p−ニ
トロベンゼンジアゾニウムテトラフルオロボレート(P
NDB)、)リフルオロメタンスルホン酸、三フッ化ホ
ウ素、三フッ化ホウ素エーテレート(例、三フッ化ホウ
素ジブチルエーテレート)などが挙げられ、その使用量
は、例えば、反応媒質(すなわち、反応成分十使用した
全ての溶媒、懸濁媒もしくは他の添加剤)の全体積量に
基づいて約I Xl0−’M/1!、〜5 Xl0−’
Mu!、好ましくは約1×10−謝/l〜1.5 X 
10− M/ fの範囲内である。
使用する触媒がPNDBである場合、これを、例えば約
5〜IO重盟%濃度のニトロメタン溶液として添加する
ことがしばしば好都合である。
重合反応は、例えば、約750〜770 psiの範囲
内の圧力、および約15〜30”C1好ましくは約20
〜25°Cの温度で約15〜30時間、好ましくは約2
0〜25時間行われる。
本発明のエラストマー性コポリマーは、上記条件におい
て、七ツマ−の溶媒、混合溶媒あるいは懸濁媒(例、塩
化メチレンなどのハロゲン化炭化水素、ヘキサン、シク
ロヘキサン、ノナンもしくはドデカンなどの炭化水素、
またはこれらの2種以上の混合物もしくはこれらと他の
適当な溶媒または懸濁媒との混合物)中でモノマーを重
合させることによっても製造することができる。
本発明のエラストマー性コポリマーの製造に用いるモノ
マー混合物は、上記モノマー以外に、少量の関連するモ
ノマー、例えば、約5モル%以下の他の環式ホルマール
(例、エチレンオキシドもしくは1.4−ブタンジオー
ルホルマール)、ならびに約1重量%以下の他の2官能
性七ツマ−(例、エチレングリコールおよび1.4−ブ
タンジオール以外のより高級なアルカンジオールのジグ
リシジルエーテル)を含有することもできる。
本発明のエラストマー性コポリマーは、殆どの場合ヘキ
サフルオロイソプロパノール(HFIP)中の0.2重
量%溶液として25°Cで測定した対数粘度数カ約0.
7〜2.75の範囲内である。また、このエラストマー
性コポリマーは、示差走査熱量計(DSC)のデータに
よると、伸ばしていない状態では殆どの場合室温(25
℃)で実質的に非結晶質である。
本発明のエラストマー性コポリマーは、広い温度範囲に
わたって高いエラストマー性を示す0例えば、殆どの場
合、これは、長期間経過後も自重によって潰れず、その
形状を保持する球状物を形成することができる。また、
このコポリマーは通常は輪ゴムのように伸ばすことがで
き、力を緩めると実質的に元の長さに戻る0本発明のエ
ラストマー性コポリマーを高温(例、190℃)で標準
の振動式流動性試験により試験した場合、これはその弾
性および粘度の特性をかなり保持していることを示す。
すなわち、本発明のエラストマー性コポリマーは、成形
用の結晶質アセタールポリマーの融点近くか、あるいは
融点以上の温度でこのポリマーを加工処理する場合に、
その形態学的特性および/または他の材料との接着性を
改善する目的で使用するのに特に適している。
本発明のエラストマー性コポリマーにより性能を改善す
ることができる成形用の結晶質アセタールポリマーは、
オキシメチレン基がポリマー反復単位の少なくとも約8
5%を占める任意のオキシメチレンポリマー、すなわち
、ホモポリマー、コポリマー、ターポリマーなどを包含
する。
ポリホルムアルデヒドまたはポリ (オキシメチレン)
とも呼ばれる結晶質オキシメチレンホモポリマーは、通
常は、無水ホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒドの
環式三量体であるトリオキサンの重合により製造される
0例えば、高分子量ポリオキシメチレンは、フッ化アン
チモンのようなある種のフッ化物触媒の存在下にトリオ
キサンを重合させることにより製造される。ポリオキシ
メチレンはまた、米国特許第2.898.506号に記
載されているように、フッ化ホウ素と有機化合物との配
位錯体からなる触媒を使用して、高収率および速い反応
速度で製造することもできる。
オキシメチレンホモポリマーは、通常は、例えば無水ア
ルカン酸(例、無水酢酸)またはジアルキルエーテル 
(例、ジメチルエーテル)から誘導されるようなエステ
ルもしくはエーテル基により末端封鎖するか、あるいは
米国特許第3.133.896号に記載されているよう
な安定剤化合物をホモポリマーに配合することによって
、熱分解に対して安定化処理が施される。
本発明のエラストマー性コポリマーと共ニ使用するのに
特に適した結晶質オキシメチレンオキシメチレンコポリ
マーは、比較的高度の、すなわち約60〜80%もしく
はそれぷ上のポリマー結晶度を通常有している。このよ
うな好適なオキシメチレンコポリマーは、オキシメチレ
ン基と、その間に散在している一船式: %式% (式中、各R1およびRよ基は水素または低級アルキル
基、各R1基はメチレン基、オキシメチレン基、低級ア
ルキル置換メチレン基または低級アルキル置換オキシメ
チレン基をそれぞれ意味し、nはO〜3の整数を意味す
る)で示されるより高級なオキシアルキレン基とから本
質的に構成される反復単位を有する。各低級アルキル基
は好ましくは炭素数1または2のものである。
オキシメチレン基は一般にこの結晶質コポリマーの反復
単位の約85〜99.9%を占める。共重合反応過程で
コポリマー中に導入される上記一般弐のオキシ高級アル
キレン基は、2以上の隣接炭素原子を有する環式エーテ
ルまたは環式ホルマールの開環、すなわち酸素−炭素結
合の開裂によりコポリマーを形成する。
トリオキサンを、少なくとも2個の隣接炭素原子を有す
る約0.1−15モル%の環式エーテルまた−は環式ホ
ルマールとともに、好ましくはルイス酸(例、BFs 
、PFs等)もしくはその他の酸(例、HCl0a 、
1χt+、SO,等)、イオン対触媒などの触媒の存在
下に重合させることにより、所望構造の結晶質コポリマ
ーを製造することができる。
−mに、この好ましい結晶質オキシメチレンコポリマー
の製造に使用する環式エーテルまたは環式ホルマールは
、次の一般式で示されるものである。
式中、各R,およびR1基は水素または低級アルキル基
であり1、各R1基はメチレン基、オキシメチレン基、
低級アルキル置換メチレン基または低級アルキル買換オ
キシメチレン基であり、nは0〜3の整数を意味する。
各低級アルキル基は炭素数1〜2のものが好ましい。
上記の好ましい結晶質オキシメチレンコポリマーの製造
に使用する特に好ましい環式エーテルおよび環式ホルマ
ールは、それぞれエチレンオキシドおよび1,3−ジオ
キソランである。使用できる他の環式エーテルおよび環
式ホルマールの例としては、1.3−ジオキサン、トリ
メチレンオキシド、1.2−プロピレンオキシド、1.
2−ブチレンオキシド、1.3−ブチレンオキシド、お
よび1.4−ブタンジオールホルマールなどがある。
上記の好ましい環式エーテルもしくは環式ホルマールを
共重合させることにより製造された結晶質オキシメチレ
ンコポリマーは、実質的にオキシメチレン基とオキシ低
級アルキレン基、好ましくはオキシエチレン基とからな
る構造を有する、融点が150°C以上の熱可塑性材料
である。これは普通には約180〜200°Cの範囲内
の温度で混練もしくは加工可能であり、少なくとも10
.000の数平均分子量と少なくとも1.0の対数粘度
数(0,2重量%のHFIP溶液として約25゛Cで測
定)とを有する。
このような結晶質オキシメチレンコポリマーは、本発明
のエラストマー性コボ・1タマーを配合して使用する前
に、実質的程度まで予じめ安定化処理を施しておくこと
が好ましい。この安定化処理法は、ポリマ一連鎖の不安
定な分子末端を、比較的安定な炭素−炭素結合が各連鎖
の両端に存在するようになるまで分解することにより行
うことができる。
このような分解は、例えば、米国特許第3.219.6
235に開示されているような加水分解法により行うこ
とができる。
結晶質オキシメチレンコポリマーは、当業者に周知の方
法により末端封鎖することで安定化させることもできる
。好ましい末端封鎖法は、酢酸ナトリウム触媒の存在下
に無水酢酸でアセチル化することにより達成される。
特に好ましい種類の結晶質オキシメチレンコポリマーが
、ヘキスト・セラニーズ社よりセルコン(CELCON
、登録商標)アセタールコポリマーという名称で市販さ
れている。特に好ましいのはASTMD1238−82
に従って試験した場合に約2.5 g/10 winの
メルト・インデンクスを示ずCELCON M25アセ
タールコポリマーである。
オキシメチレン基、上述した下記一般弐I  R1 で示されるようなオキシ高級アルキレン基、およびこの
オキシメチレン基およびオキシ高級アルキレン基と共重
合可能な第三の別の基とから構成される結晶質オキシメ
チレンターボリアーを製造することもできる。このよう
な結晶質オキシメチレンターポリマーは、例えば、トリ
オキサンと、環式エーテルおよび/または環式アセター
ルと、第三のモノマーとして2官能性化合物とを反応さ
せることにより製造することができる。2官能性化合物
の例は、一般式: c式中、Zは炭素−炭素結合、酸素原子、炭素数1〜8
、好ましくは2〜4のオキジアルコキシ基、炭素数4〜
8のオキシシクロアルコキシ基、またはオキシポリ (
低級アルコキシ)基、好ましくはそれぞれ炭素数1〜2
の2〜4個の反復低級アルコキシ基を含有するもの、を
意味する〕で示されるジグリシド化合物である。このジ
グリシド化合物の例には、エチレンジグリシド、ジグリ
シジルエーテル、ならびにグリシド2モルと炭素数2〜
8、有利には炭素数2〜4の脂肪族ジオールもしくは炭
素数4〜8の環状脂肪族ジオール1モルとのジエーテル
がある。
好適な2官能性化合物の具体例には、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1.3−ブタンジオール
、シクロブタン−1,3−ジオール、■。
2−プロパンジオール、シクロヘキサン−1,4−ジオ
ール、および2.2,4.4−テトラメチルシクロブタ
ン−1,3−ジオールの各ジグリシジルエーテルがあり
、ブタンジオールジグリシジルエーテル類が特に好まし
い。
一般に、このような結晶質オキシメチレンターポリマー
の製造にあっては、ターポリマーの製造に使用したモノ
マーの合計重量に基づく重量%で、トリオキサン99.
89〜89.0%、環式エーテルまたは環式アセタール
0.1〜10%および2官能性化合物0.01〜1%の
比率が好ましい。特に好ましい比率は、やはりターポリ
マーの製造に使用したモノマーの合計重量に基づく重量
%で、トリオキサン99.85〜89.5%、環式エー
テルまたは環式アセタール0.1〜10%およびジグリ
シジルエーテル0.05〜0.5%である。
この結晶質ターポリマーを製造する場合のターポリマー
の重合は、公知の塊状、溶液もしくは懸濁重合法により
行うことができる。溶媒もしくは懸濁媒としては、不活
性の脂肪族もしくは芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化
水素類もしくはエーテル類を使用することができる。
トリオキサン系ターポリマーの重合は、トリオキサンが
晶出しない温度、すなわち約65〜100°Cの範囲内
の温度で行うことが有利である。
結晶質オキシメチレンターポリマーの製造において、有
機もしくは無機酸、酸ハロゲン化物、あるいは好ましく
はルイス酸といったカチオン重合触媒を使用することが
できる。ルイス酸触媒のうち、フン化ホウ素およびその
錯体化合物、例えばば、フン化ホウ素のエーテレートを
使用することが有利である。ジアゾニウムフルオロボレ
ートが特に有利である。
触媒の使用量は、触媒の性質および製造しようとする結
晶質ターポリマーの分子量に応じて広い範囲内で変動さ
せることができる。例えば、触媒の使用量は、モノマー
混合物の全重量に基づいて約0.0001〜1重量%、
好ましくは約0.’OO1〜0.1重量%の範囲内でよ
い。
触媒は結晶質ターポリマーを分解する傾向があるので、
重合後直ちに、例えば、アンモニアまたはアミンのメタ
ノールもしくはアセトン溶液を用いて触媒を中和するこ
とが有利である。
結晶質ターポリマーの場合も、他のオキシメチレンポリ
マーの場合と同様の方法で、不安定な末端へミアセター
ル基をポリマーから除去することができる。有利には、
約100〜200°Cの範囲内の温度で、所望によりメ
タノールまたはn−プロパツールなどの膨潤剤の存在下
にターポリマーをアンモニア水中に懸濁させる。あるい
は、ターポリマーを100℃より高温でアルカリ性媒質
中に溶解させた後、再沈殿させる。好適なアルカリ性媒
質としては、ベンジルアルコール、エチレングリコール
モノエチルエーテル、または60重量%のメタノールと
40重量%の水との混合溶媒中にアンモニアまたは脂肪
族アミンを含有させたものが挙げられる。
結晶質オキシメチレンターポリマーもまた、そのポリマ
一連鎖の不安定な分子末端を、比較的安定な炭素−炭素
結合が各連鎖の両端に存在するようになるまで分解する
ことにより熱安定化させることができる。熱安定化は、
熱安定剤の存在下に溶媒を存在させない溶融状態で行う
ことが好ましい。
あるいは、例えば、脂肪族もしくは芳香族アミンなどの
触媒の存在下または不存在下において、ターポリマーの
重量に基づいて約1〜50重量%の範囲内の量の水をタ
ーポリマーの溶融体に加えて行う不均質加水分解により
結晶質ターポリマーを処理することもできる。得られた
混合物を約170〜250°Cの範囲内の温度に特定の
時間保持した後、水洗し、乾燥もしくは遠心分離する。
好ましい結晶質オキシメチレンターポリマーがヘキスト
・セラニーズ社よりC1l!LCON UIOアセター
ルポリマーという商品名で市販されており、これはブタ
ンジオールジグリシジルエーテル/エチレンオキシド/
トリオキサンの各ターモノマーから誘導された反復単位
をターモノマーの合計重量に基づいてそれぞれ約0.0
5重量%、2.0重量%および97.95重世%含有す
るターポリマーである。
可塑剤、ホルムアルデヒド掃去剤、離型滑剤、酸化防止
剤、充填材、着色剤、強化材、光安定剤および他の安定
剤、顔料などの各種添加剤が添加された結晶質オキシノ
チレンボリマーも、これらの添加剤が結晶質オキシメチ
レンポリマーとエラストマー性オキシメチレンコポリマ
ーとの所望の相互作用、特にこの2種類のポリマーのブ
レンドの衝撃強度の増大に実質的な悪影響を及ぼさない
限り、本発明のエラストマー性コポリマーの配合相手と
して使用することができる。このような添加剤は、本発
明のエラストマー性コポリマー、結晶質オキシメチレン
ポリマー、または慣用の混合法を用いたこの2種類のポ
リマーのブレンドに添加することもできる。
好適なホルムアルデヒド掃去剤としては、シアノグアニ
ジン、メラミンおよびメラミン誘導体、例えば、低級ア
ルキルおよびアミン置換トリアジン類、アミジン類、ポ
リアミド類、尿素化合物、金属酸化物および水酸化物、
例えば、水酸化カルシウムおよび水酸化マグネシウムな
ど、カルボン酸塩、などが挙げられる。シアノグアニジ
ンが好ましいホルムアルデヒド掃去剤である。好適な離
型滑剤には、アルキレンビスステアラミド、長鎖アミド
、ワックス、油類、およびポリエーテルグリシドがある
。好ましい離型滑剤は、グライコ・ケミカル(Glyc
o Chemical)社よりアクラワックス(Acr
awax) Cなる商品名で市販されているアルキレン
ビスステアラミドである。好適な酸化防止剤はヒンダー
ドビスフェノール類である。特に好適な酸化防止剤は、
チバ・ガイギー社よりイルガノックス(Irganox
) 259なる商品名で市販されている1、6−へキサ
メチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シヒドロシンナメート)である。
本発明のエラストマー性コポリマーを配合する相手とし
て特に好ましい結晶質オキシメチレン2成分系コポリマ
ーが、ヘキスト・セラニーズ社よりCELCON M2
S−04アセタールポリマーなる商品名で市販されてい
る。これは、前記のCELCON M25アセタールコ
ポリマーを0.5重量%のIrganox 259o、
iz1%のシアノグアニジン、および0.2重量%のA
crawax Cで安定化させたものである。
本発明のエラストマー性コポリマーを配合する相手とし
て特に好ましい結晶質オキシメチレンターポリマーが、
ヘキスト・セラニーズ社よりCELCON Ulo、−
11アセタールポリマーなる商品名で市販されている。
これは、前記のCELCON U−10アセタールター
ポリマーを0.5重量%のIrganox259および
0.1重量%のリシノール酸カルシウムで安定化させた
ものである。
次の実施例により本発明をさらに例示する。
尖施■上 300 m+1の量の新たに蒸留した乾燥溶融トリオキ
サンを、磁気撹拌機を取りつけ、予め窒素パージしてお
いた容量0.5ガロンの反応器に窒素雰囲気下に移した
。この反応器に、次いで窒素雰囲気下に700 mlの
乾燥1,3−ジオキソランおよび1mlの乾燥L4−ブ
タンジオールジグリシジルエーテル(BDGE)を添加
した。この混合物を室温(25°C)に放冷した。反応
触媒としてp−二トロベンゼンジアゾニウムテトラフル
オ口ボレート(PNDB)を使用し、その356■を1
0m1のニドコメタンにとかした乾燥溶液(0,45X
 10−’M/ Aの触媒濃度)3mlをまず添加した
。反応開始前に反応物の1+1を水分計で試験したとこ
ろ、水分を全く含有しないことが認められた。次いで、
触媒1186■を10m1のニトロメタンにとかした溶
液(I Xl0−3M#!の触媒濃度)2mlを反応器
に添加することによりPNDBを追加した。
約24時間重合させた後、撹拌機を止め、700 ml
の塩化メチレンと触媒の中和に十分な量のトリブチルア
ミンとを加え、反応器を24時間振盪した。
この振盪後、ポリマーの一部は溶解しないままであった
0反応器から溶液を取り出した。
反応器に残った未溶解のポリマーにさらに500m1の
塩化メチレンを加え、混合物を24時間振盪したところ
、ポリマーの一部はまだ溶解しなかった。
溶液を取り出し、冷エタノール10100Oに投じ、機
械式撹拌機により1〜2時間撹拌した。得られた2相混
合物を水浴に置き、2時間放置すると、固体ポリマーが
沈降した。エタノールを傾斜除去し、ポリマーを減圧乾
燥器で乾燥した。このポリマーはNMR分析により約3
2.0モル%の重合したトリオキサンおよび約68.0
モル%の重合した1、3−ジオキソランを含有すること
が認められた。その対数粘度数(IV)は2.46であ
った。このコポリマーは、はぼ装入量に応じた微量のB
DGEを含有する。
重合反応器に残った未溶解のポリマーについて前記の後
処理操作を繰り返した。こうして得られたポリマーの対
数粘度数は2.48であった。
裏施斑I 実施例1の重合および後処理操作を実質的に反復したが
、反応の開始にはPNDB1186■を10n+1のニ
トロメタンにとかした溶液(I Xl0−”M#!の触
媒濃度)2−1のみを添加した0反応開始前に反応溶液
1a+1を水分計で試験したところ、水分を全く含有し
ないことが認められた。
塩化メチレンとの撹拌により3種類のポリマー回収物を
取得した。第1の回収物は塩化メチレン700 mlと
共に約2日間撹拌することにより得たものであり、その
IVは2.70であった。?3解しなかったポリマーを
塩化メチレン500 mlと共に約2日間撹拌すること
により得た第2の回収物は、NMR分析により約28.
0モル%の重合したトリオキサンおよび約72.0モル
%の重合した1、3−ジオキソランを含有することが認
められ、そのIVは2.26であった。なお未溶解のポ
リマーをさらに5001の塩化メチレンと共に撹拌する
ことにより得た第三の回収物は、2.07のtVを示し
た。
裏立阻1 実施例2の重合および後処理操作と実質的に同様に実施
した0反応開始前の1mlの溶液の試験で、水分は全く
含有していなかった。第1のポリマー回収物のIVは2
.16であった。第2の回収物は、約26.0モル%の
重合したトリオキサンおよび約74.0モル%の重合し
た1、3−ジオキソランを含有し、そのIVは1.89
であった。第三の回収物は0.84のIVを示した。
1隻■土 実施例2の重合および後処理操作と実質的に同様に実施
した。第1のポリマー回収物のIVは1.68であった
。第2の回収物は約30.0モル%の重合したトリオキ
サンと約70.0モル%の重合した1、3−ジオキソラ
ンとを含有し、そのIVは1.39であった。
第三の回収物は0.82のIVを示した。
以上の実施例で得られた各ポリマー生成物は、1.4−
ブタンジオールジグリシジルエーテルに代えて、はぼ同
じ重量のブタジエンジエポキシドを使用することにより
、前記実施例と同様の特性を示すポリマーを得ることが
できる。
前記実施例で得られたポリマーは、前述したように、成
形用結晶質アセタールポリマーの混合剤として、あるい
はかかる結晶質アセタールポリマーと他の材料(例、同
じ結晶質ポリマーの別の表面、あるいはガラスなど)と
の接着性を増大させるための結合剤として有用である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリオキサンと1,3−ジオキソランとの合計量
    に基づいて約15〜45モル%のトリオキサンおよび約
    55〜85モル%の1,3−ジオキソランと、2官能性
    モノマーとしてコポリマーの全重量に基づいて約0.0
    05〜0.15重量%の1,4−ブタンジオールジグリ
    シジルエーテルまたはブタジエンジエポキシドとからな
    る、エラストマー性コポリマー。
  2. (2)トリオキサンと1,3−ジオキソランとの合計量
    に基づいて約25〜35モル%のトリオキサンおよび約
    65〜75モル%の1,3−ジオキソランと、2官能性
    モノマーとしてコポリマーの全重量に基づいて約0.0
    5〜0.12重量%の1,4−ブタンジオールジグリシ
    ジルエーテルまたはブタジエンジエポキシドとからなる
    、請求項1記載のエラストマー性コポリマー。
  3. (3)2官能性モノマーとして1,4−ブタンジオール
    ジグリシジルエーテルを含有する、請求項1記載のエラ
    ストマー性コポリマー。
  4. (4)2官能性モノマーとしてブタジエンジエポキシド
    を含有する、請求項1記載のエラストマー性コポリマー
  5. (5)ヘキサフルオロイソプロパノール中の0.2重量
    %溶液として約25℃で測定した対数粘度数が約0.7
    〜2.75である、請求項1記載のエラストマー性コポ
    リマー。
  6. (6)伸ばしていない状態で室温で実質的に非結晶質性
    である、請求項1記載のエラストマー性コポリマー。
  7. (7)前記各モノマーをカチオン重合触媒と共に不活性
    雰囲気中で実質的に乾燥状態において混合することから
    なる、請求項1記載のエラストマー性コポリマーの製造
    方法。
  8. (8)前記触媒がp−ニトロベンゼンジアゾニウムテト
    ラフルオロボレート(PNDB)である、請求項7記載
    の方法。
  9. (9)前記PNDBをニトロメタン溶液として添加する
    、請求項8記載の方法。
  10. (10)前記触媒を反応媒質の全体積量に基づいて約1
    ×10^−^4M/l〜5×10^−^3M/lの量で
    使用する、請求項7記載の方法。
  11. (11)前記触媒を反応媒質の全体積量に基づいて約1
    ×10^−^3M/l〜1.5×10^−^3M/lの
    量で使用する、請求項7記載の方法。
JP1235510A 1988-09-12 1989-09-11 エラストマー性アセタールポリマー Pending JPH02113010A (ja)

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