JPH0211160A - バルーンインフューザー - Google Patents

バルーンインフューザー

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JPH0211160A
JPH0211160A JP63162271A JP16227188A JPH0211160A JP H0211160 A JPH0211160 A JP H0211160A JP 63162271 A JP63162271 A JP 63162271A JP 16227188 A JP16227188 A JP 16227188A JP H0211160 A JPH0211160 A JP H0211160A
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baloon
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    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
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    • A61M5/152Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons flexible, e.g. independent bags pressurised by contraction of elastic reservoirs

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は所定量の薬液を血管、膀胱などに少しずつ持続
して注入するために用いられるバルーンインフューザー
に関する。さらに詳しくは、広範囲にわたって薬液の流
量を正確に調整できるとともにバルーン部分での薬液の
残留を低減させることのできるバルーンインフューザー
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、抗生物質や抗ガン剤などの薬液を血管、膀胱
などに微量に注入する手段として、弾性材料からなるバ
ルーンに薬液を注入し、該バルーンの収縮力を利用して
薬液を比較的長時間にわたって血管内などに持続注入す
るバルーン付き薬液持続注入器が提案されている(たと
えば特開昭82−11485号公報)。該公報に記載さ
れているバルーン付薬液持続注入器は、第8図に示すよ
うな構成を有しており、逆止弁(151)が設けられた
薬液注入部(152)から注入された薬液は、管状本体
(153)に形成された流入孔(154)を通ってバル
ーン(15B)内に充填される。
このばあい、薬液の流出を防止するために血管内留置器
具(157)の端を手で塞いだり、流量調節弁(158
)を最大に絞ることが行なわれる。所定量がバルーン(
56)内に充填された薬液は、バルーン(15B)の収
縮力によって流出孔(159)、薬液注出部(160)
 、血管内留置器具(157)をへて血管内に注入され
る。かかるバルーン付薬液持続注入器は、該器具以前に
おいて用いられていた輸液ポンプなどに比べ構造が簡単
であり、取扱いも簡便になるものと記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このものは流出孔(159)の断面積や
、流量調節弁(158)の絞り率や、接続する血管用カ
テーテルの管路抵抗などにより薬液の流量が調整される
ように構成されているので、流量を微調整することが困
難であるという問題がある。さらに、バルーン(15[
1)が管状本体(153)の半径方向(第8図において
(Y)で示す方向)にしか変形しないので、かなりの量
の薬液が体内に注入されないまま管状本体(153)内
などに残留してしまうという問題がある。
本発明は、叙上の事情に鑑み、前記従来例の有する欠点
が解消されたバルーンインフューザーを提供することを
目的とする。すなわち、本発明の目的は、薬液流量を微
調整することができるとともに薬液の残留を低減させる
ことのできるバルーンインフューザーを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のバルーンインフューザーは、 円筒状外軸と、該外輪内に滑動自在に内装されてなる内
軸と、これらの両軸を被覆するよう該両軸の外部に設け
られ、その一端が外輪に密着固定され、他端が内軸に密
着固定された弾性材料製バルーンと、前記外軸の一端で
あって、内軸が内装される側と反対側の端部に接続され
た薬液流入部および薬液流出部とからなるバルーン部と
、 前記バルーン部を収納し、その一端面に前記薬液流入部
および薬液流出部が固着されてなるハウジングと、 内径が10〜500ミクロン、長さが1〜3000 m
mのパイプからなる流量制御部 とからなることを特徴としている。
〔実施例〕
つぎに図面に基づき本発明のバルーンインフューザーを
説明する。
第1図は本発明のバルーンインフューザーの一実施例の
平面図、第2図は第1図に示すバルーンインフューザー
のバルーン部であって薬液を充填したときのようすを示
す拡大断面図、第3図、第4図および第6図は本発明の
バルーンインフューザーの他の実施例の平面図である。
第1図および第2図において(1)は本発明の一実施例
にかかわるバルーンインフューザーであり、このものは
バルーン部囚、ノ1ウジング、分岐路、薬液流出チュー
ブ、流量制御部および接続具とで構成されている。以下
、各部分について詳細に説明する。
バルーン部(A)は薬液が充填される部分であるととも
に該薬液を人体の注入箇所へ移動せしめる駆動部分であ
り、円筒状外軸(1)と、該外輪(1)内に滑動自在に
内装されてなる内軸(′2Jと、これらの両軸の外部に
設けられたバルーン(3)と、前記外軸(1)の一端で
あって、内軸(′2Jが内装される側と反対側の端部に
接続された薬液流入部および薬液流出部とで構成されて
いる。外輪(1)および内軸(2)はポリカーボネート
、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂で作製
されており、またバルーン(3)はシリコンゴム、ブチ
ルゴム、ニトリルブタジェンゴム、ポリ−1,4−ブタ
ジエン、ポリイソプレン、ポリウレタン、ブタジェンス
チレン共重合体などの弾性材料で作製されている。バル
ーン(3)は筒状の形状をしており外軸(1)および内
軸(′2Jを被覆するようこれら両軸の外部に設けられ
ており、その一端は外輪(1)に、また他端は内軸にO
リング(5)または金属のらせん状止め栓などのシール
手段によって気密に密着固定されている。該Oリング(
5)は外輪(1)および内軸(2りに形成された環状の
溝(4)に嵌めこまれている。外輪(1)の内部は前記
したごとく内軸(′2Jが滑動する部分であるとともに
バルーン(3)内に充填された薬液が後述する流量制御
部へと徐々に流出するときの流路となる部分である。
したがって、外輪(1)の内面と内軸(2の外面とのあ
いだには0.5〜3+aa+程度のクリアランスを設け
るようにするのが好ましい。バルーン(3)は、患者へ
の薬液注入量、注入時間などに応じて種々の大きさ、肉
厚のものを用いることができ本発明においてとくに限定
されるものではないが、概ねの値を示すならば、外径は
2〜30IIIlであり、肉厚は0.1〜2.0smで
あり、また長さは3〜30CImである。バルーン(3
)は薬液を充填することにより半径方向とともに長手方
向(外軸(1)または内軸(′2Jの軸方向)にも膨張
しうる構造となっている。内軸(2はバルーン(3)の
動きに付随して外輪(1)内を出たり入ったりし、その
位置とバルーン(3)内に残っている薬液の量との関係
は一定であるので内軸(′2Jに目盛りを設けることで
薬液の流出量を確認することもできる。
ハウジング(6)は、バルーン(3)が外部の鋭利な物
体に触れて破損するのを防止するとともに、バルーン自
体のピンホールなどの欠陥によってバルーンから液もれ
が発生したばあいに外部に薬液が飛散しないように薬液
を密封する機能を果たす部分である。ハウジング(6)
は、ポリ塩化ビニール、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ートなどの合成樹脂で作製するのが好ましい。ハウジン
グ(6)の形状は本発明においてとくに限定されず円筒
状、角パイプ状など適宜の形状を採用すればよく、要は
膨張後のバルーン(3)を覆うように収納しうる形状で
あればよい。ハウジング(6)は、薬液の注入情況を外
部から目視にて観察できるように透明な材料で作製する
のが好ましい。また、ハウジング(6)の寸法はバルー
ン(31の膨張時の寸法に対応して選定される。第2図
に示す例では、ハウジング(6)の内面とバルーン(3
)とのあいだにクリアランスが存在しているが、これは
とくに必要ではなく、むしろ小型化という点からはバル
ーン(3)がハウジング(6)の内面に接触する程度に
ハウジング(6)の内径を選定した方がよい。
ハウジング(6)は万一バルーン(3)が破損しても薬
液が外部にもれないようにバルーン部(A)を密封状態
で覆うものであるが、内部を完全に気密状態にすると、
バルーン(3)内に薬液を注入するにつれて内部の空気
が圧縮されて圧力が高くなり、ある程度以上には薬液を
注入することができなくなるという不都合が生じる。そ
こで、ハウジング(6)の適宜の箇所に空気抜きの開口
部を形成し、該開口部に空気は通過させるが薬液は通過
させない疎水性フィルターを設けるのが好ましい。第1
〜2図に示される実施例においては、ハウジング(6)
の一端面に開口部(′7)が形成されており、この開口
部(刀を覆うように疎水性フィルター(8)が設けられ
ている。疎水性フィルター(8)の材質としては、万一
バルーン(3)が破損してもバルーン(3)内の薬液が
ハウジング(6)外へ漏出しないこと、およびバルーン
(3)内に薬液を注入していくときにバルーン(3)が
膨張するにしたがってハウジング(6)内の空気が追い
出されること、などを考慮してポリエステル、テフロン
などを採用するのが好ましい。
外軸(1)の一端であって、内軸(aが内装される側と
反対側の端部には薬液流入部および薬液流出部(以下、
接続部という) 00)が接続されている。この接続部
□□□は、薬液のバルーン内への流入または薬液のバル
ーンからの流出の通路となる部分である。接続部00)
のハウジング(6)と反対側の端部には分岐路(12)
が接続されている。本実施例においては、この分岐路側
はY字管で構成されており、その一端が前記接続部側に
被覆して固着されているが、分岐路02)をV字状管で
構成し、その端部を接続部哨に固着するようにしてもよ
い。分岐器0りは薬液流入ルート日と薬液流出ルート0
4)とからなっており、たとえばポリオレフィン、ポリ
塩化ビニル、ポリカーボネートなどで作製すればよい。
薬液流入ルート日の先端には注射器など(図示せず)を
利用して薬液をバルーン(3)内に注入することが可能
な薬液注入用栓体Gが設けられている。
該栓体すの注入側端面は、薬液注入後に栓体旧表面に付
着した薬液が手などに触れることがないように第2図に
示されるごとく凹状に形成しておくのが好ましい。薬液
注入用栓体りは、シリコンゴムなどのゴム状弾性体で作
製すればよく、こうすることで耐刺適性(薬液注入針を
多数回突き刺しても液密性が保持され、内部の薬液がも
れないような性質をいう)に優れた栓体をうろことがで
きる。本実施例において薬液注入用栓体旧は薬液流入ル
ート(13]に接着剤により固着されているか、薬液注
入用栓体6と薬液流入ルート03とを一体成形する他の
方法により固定するようにしてもよい。
一方、薬液流出ルート04)の先端には薬液流出チュー
ブ01)が接続されており、このチューブ01)は薬液
の流れを当該チューブ01)の任意の位置でも随時停止
させることができるクランプ(+7)と後述する流量制
御部08を有している。
流量制御部Oaは薬液の流;を制御する部分であり、本
実施例においては、直線状の極細のパイプで構成されて
いる。パイプはステンレスなどの金属や、セラミックや
、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエステルなど
の合成樹脂で作製すればよく、その内径はI(1〜5(
10ミクロンであり、長さは1〜3000 mmである
。パイプの内径が10ミクロン未満であると、薬液中の
空気の混入などで薬液の流れが停止する傾向があり、一
方500ミクロンを超えると薬液流量の制御が困難にな
る傾向がある。
また、パイプの長さが1龍未満であると薬液量の制御が
困難になる傾向があり、3000 mmを超えると装置
が大きくなりすぎる傾向がある。
以上を考慮するとき、パイプの内径としては50〜20
0 ミクロン、パイプの長さとしては10〜500關で
あるのがとくに好ましい。
旧)は軟質ポリ塩化ビニール、ポリプロピレン、ポリエ
ステルなどの軟質の合成樹脂製の薬液流出チューブであ
り、このチューブ01)の内径、肉厚、長さは薬液量、
使用態様を考慮して適宜選定すればよい。
薬液流出チューブ01)の先端部にはルアーテーパ−に
なった接続具09が設けられており、該接続具(至)を
介して静脈針やPSvセットなどが接続される。接続具
(至)には、静脈圧などにより薬液が逆流するのを防止
するために逆止弁(図示せず)を装備するようにしても
よい。
第3図は、本発明のバルーンインフューザーの他の実施
例の平面図であり、図面に示される実施例ではチューブ
(2Bの任意の位置にクランプ07)が設けられている
。(29は注射針などを接続する接続具である。なお、
第3〜6図において第1〜2図と同一の参照符号は、同
様の要素をあられしている。
第4図は本発明のバルーンインフューザーのさらに他の
実施例であり、バルーン部は省略して描かれている。第
4図に示される部分は、第5図にその断面が示されてい
るバルーン部と組み合わせて使用され、使用に際しては
注入針のをハウジングに固定された薬液注入用栓体四に
実利させる。のはハウジング(6)に形成された接続部
囚に嵌合または螺合させることができる注入針側端部で
ある。(31)は薬液流出チューブ、面は薬液の流れを
停止させることができるクランプ、(至)は人体に薬液
を注入する注射針などの接続具を示す。
第6図は、長平方向に伸びた極細のパイプに代えて捲縮
構造を有する弾性のあるパイプを採用したバルーンイン
フューザーの実施例を示している。前記捲縮構造とは、
第6図に示されるようにバネ状またはスパイラル状の形
状をいい、軸方向にある程度伸縮しうるちのをいう。か
かる構造を有するパイプ(40)をケーシング(41)
内に収納することで流量制御部を小型化することができ
る。
以上、種々の実施態様に基づいて本発明のバルーンイン
フューザーを説明したが、本発明のバルーンインフュー
ザーは前述した実施例以外にも種々の態様が考えられる
。たとえば、薬液注入用栓体を用いることなく、ハウジ
ングに形成された接続部に、その一方に流量制御部やク
ランプを有する薬液流出チューブが接続された三方コッ
クを接続し、該コックの一方より注射器などを利用して
バルーン内に薬液を注入し、注入後にコックを切り代え
て薬液を人体側に注入するようにすることもできるし、
また極細パイプの上流側にパイプのつまりを防止するべ
く適宜のフィルターを設けるようにしてもよい。
つぎに本発明のバルーンインフューザーの使用方法につ
いて第1図に示される実施例に基づき説明する。
薬液の注入は、たとえば注射器の注射針(図示せず)を
薬液注入用栓体面に刺し込んで行なわれる。その際、薬
液が人体側へ流出しないようにクランプ07)を停止の
状態にしておく必要がある、薬液を充填するにつれて、
バルーン(3)は半径方向とともに軸方向へも膨張する
。所定の量の薬液の充填が終わると、注射針を薬液注入
用栓体(6)から抜き取る。
その後は実際の薬液注入箇所に応じて接続具を介してP
S■セットやバルーンカテーテルなどに接続し、エアー
抜きなどの所定の操作を行なったのちに患者の体内に薬
液の注入が行なわれる。
第7図は第1図に示されるバルーンインフユザーの流量
特性を示す図であり、50m1の生理食塩水(4度:0
.9%NaC#)をバルーン内に充填し、注入時間と注
入量との関係を測定した結果を示している。第7図にお
いて○印は極細のステンレスパイプ(外径: O,a 
1111%内径二〇、1龍、長さ: 230 +u)を
採用したバルーンインフューザーの流量特性をあられし
ている。
第7図より、本発明のバルーンインフューザーの薬液注
出ベースが安定している、すなわち薬液注出量が良好な
りニアリティを示すことがわかる。
本発明のバルーンインフューザーは、軽量で取り扱いが
簡単であるので、薬液注入箇所によっては、患者はハウ
ジングをポケットに入れ、薬液を注入しつつ歩行するこ
とも可能であり、患者の行動の自由度が改善される。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明のバルーンインフューザー
によれば以下の効果を奏することができる。
■極細のパイプを通して薬液を注出するという構成を採
用しているので、流量精度を著しく向上させることがで
きる。
■外軸と該外軸内に滑動自在に内挿された内軸それぞれ
にバルーンを密着固定して、半径方向だけでなく軸方向
にもバルーンが膨張しうるようになっており、そして、
バルーン収縮時において内軸が外輪によりガイドされ、
バルーンは完全にもとの状態にまで戻るので薬液の残留
を極端に低減させることができる。
■薬液注入用栓体を介して薬液の注入を行なうときは、
薬液のもれがなく、万一薬液注入後などに該栓体の表面
に薬液が付着することがあっても、栓体の刺通面を直接
外部にあられれない奥まった位置に配置することで、薬
液が手などに触れるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバルーンインフューザーの一実施例の
平面図、第2図は第1図に示すバルーンインフューザー
のバルーン部であって薬液を充填したときのようすを示
す拡大断面図、第3図、第4図および第6図は本発明の
バルーンインフューザーの他の実施例の平面図、第5図
は第4図に示される実施例に組み合わされて使用される
バルーン部の断面図、第7図は第1図に示されるバルー
ンインフューザーの流量特性を示す図、第8図は従来の
バルーンインフューザーの縦断面図である。 (図面の主要符号) (I):バルーンインフユーザー (A):バルーン部 (1):外 軸 (2):内 軸 (3):バルーン (6):ハウジング 0り:分岐路 b:薬液注入用栓体 07) 、クランプ (18:流量制御部 特許出願人  株式会社 ニッショー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状外軸と、該外軸内に滑動自在に内装されてな
    る内軸と、これらの両軸を被覆するよう該両軸の外部に
    設けられ、その一端が外軸に密着固定され、他端が内軸
    に密着固定された弾性材料製バルーンと、前記外軸の一
    端であって、内軸が内装される側と反対側の端部に接続
    された薬液流入部および薬液流出部とからなるバルーン
    部と、 前記バルーン部を収納し、その一端面に前記薬液流入部
    および薬液流出部が固着されてなるハウジングと、 内径が10〜500ミクロン、長さが1〜3000mm
    のパイプからなる流量制御部 とからなることを特徴とするバルーンインフューザー。 2 流量制御部のパイプが捲縮構造を有してなる請求項
    1記載のバルーンインフューザー。 3 ハウジングの適宜の壁面に疎水性フィルターが取付
    けられてなる請求項1または請求項2記載のバルーンイ
    ンフューザー。
JP63162271A 1988-06-29 1988-06-29 バルーンインフューザー Expired - Lifetime JPH0687898B2 (ja)

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