JPH02108519A - 三次元形状の形成方法および装置 - Google Patents

三次元形状の形成方法および装置

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JPH02108519A
JPH02108519A JP63263779A JP26377988A JPH02108519A JP H02108519 A JPH02108519 A JP H02108519A JP 63263779 A JP63263779 A JP 63263779A JP 26377988 A JP26377988 A JP 26377988A JP H02108519 A JPH02108519 A JP H02108519A
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良光 中村
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    • B29C64/10Processes of additive manufacturing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、三次元形状の形成方法および装置に関し、
光の照射によって硬化する光硬化性樹脂を用いて、立体
的な三次元形状を有する物品を成形製造する方法、およ
び、この方法を実施するための装置に関するものである
〔従来の技術〕
光硬化性樹脂を用いて三次元形状を形成する方法は、複
雑な三次元形状を、成形型や特別な加工工具等を用いる
ことなく、簡単かつ正確に形成することができる方法と
して、各種の製品モデルや立体模型の製造等に利用する
ことが考えられており、例えば、特開昭62−3596
6号公報、特開昭61−114817号公報等に開示さ
れている。
第6図には、従来の一般的な、光硬化性樹脂を用いた三
次元形状の成形方法の一例を示しており、樹脂液槽1に
貯えられた液状の光硬化性樹脂2に対して、液面上方か
ら集光レンズ30で集光されたレーザービーム等の光ビ
ーム3を照射することによって、光ビーム3の焦点位置
付近の、液面から一定の深さまでの光硬化性樹脂液2を
硬化させ、光ビーム3の照射位置を順次移動させること
によって、所定のパターンを有する光硬化層40を形成
する。この光硬化層40の上に新たな光硬化性樹脂液2
を供給し、この光硬化性樹脂液2を再び光ビーム3で所
定のパターン状に硬化させれば、前記光硬化層40の上
に別のパターンを有する光硬化層40が形成される。こ
のようにして、複数層の光硬化層40・・・を順次積み
重ねていけば、所望の三次元形状を有する成形品4が形
成できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のような、従来の三次元形状の形成方法において、
形成される三次元形状の寸法または形状精度を高めるに
は、積み重ねる光硬化層の形状および厚みを正確に制御
する必要がある。光硬化層の厚みを正確に制御するには
、光硬化性樹脂の液面に照射する光ビームの焦点位置や
光エネルギーの強度によって決定される光ビームの浸透
深さが重要になってくる。
ところが、従来の三次元形状の形成方法では、光ビーム
の照射エネルギーのバラツキや、光硬化性樹脂液の液面
高さのバラツキ等によって光ビームの浸透深さが変わる
ので、形成される光硬化層の厚みが変動し、均一な厚み
の光硬、化層が得られず、そのため形成された三次元形
状の寸法精度や外観品質が悪くなるという問題があった
そこで、この発明の課題は、均一な厚みを有し、品質の
良好な光硬化層が得られる三次元形状の形成方法および
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決する、この発明のうち、請求項1記載の
三次元形状の形成方法は、光硬化性樹脂に光を照射して
光硬化層を形成し、こめ光硬化層を複数層積み重ねて、
所望の三次元形状を形成する方法において、光硬化層の
表面に光反射層を形成するとともに、この光反射層の上
に光硬化性樹脂を供給した後、この光硬化性樹脂に光を
照射することによって、次層の光硬化層を形成するよう
にしている。
請求項2記載の三次元形状の形成方法は、光反射層が、
光反射材を光硬化層の表面に散布することによって形成
されるようにしている。
請求項3記載の三次元形状の形成方法は、光反射層が、
光反射性磁性粒子に磁界を作用させて、光硬化層の表面
に一様に分布させることによって形成されるようにして
いる。
請求項4記載の三次元形状の形成装置は、光硬化性樹脂
液を溜める樹脂液槽と、樹脂液層の液面付近に光ビーム
を照射する光照射機構を備え、樹脂液槽内で光硬化層を
形成して順次積み重ねる三次元形状の形成装置において
、樹脂、液槽で形成された光硬化層の表面に光反射材を
散布する光反射材散布機構を備えているようにしている
請求項5記載の三次元形状の形成装置は、光硬化性樹脂
液を溜める樹脂液槽と、樹脂液層の液面付近に光ビーム
を照射する光照射機構を備え、樹脂液槽内で光硬化層を
形成して順次積み重ねる三次元形状の形成装置において
、光硬化性樹脂液中に分散された光反射性磁性粒子に対
して磁界を作用させる磁場発生機構を備えているように
している。
〔作   用〕
請求項1記載の方法によれば、前段階で硬化された光硬
化層の表面に光反射層を形成し、この光反射層の上で光
硬化性樹脂に光を照射して硬化させるので、照射された
光の一部が光反射層で反射され、この反射された光のエ
ネルギーも光硬化性樹脂の光硬化作用に役立ち、光エネ
ルギーを有効に利用することができて、硬化効率を高め
硬化速度を向上させることができる。また、照射する光
の浸透深さが、硬化させようとする光硬化性樹脂の厚み
よりも深くなっても、光反射層で反射されるので、前段
階で硬化された光硬化層の中まで入ることはな(、目的
とする光硬化性樹脂のみに光硬化作用を与えることがで
きる。
請求項2記載の方法によれば、請求項1記載の方法の実
施に際し、光反射材を光硬化層の表面に散布して光反射
層を形成するので、通常の光硬化性樹脂を用いる三次元
形状の形成方法に、光反射材の散布工程を追加するだけ
で、前記請求項1記載の方法の作用を簡単に果たすこと
ができる。
請求項3記載の方法は、請求項1記載の方法の実施に際
し、光硬化性樹脂内で光反射性磁性粒子に磁界を作用さ
せことによって、光反射性磁性粒子が磁界の方向にした
がって配向した状態に並んで層状に集まるので、光反射
性磁性粒子を光硬化層の全面に一様な厚みで分布させる
ことができ、光反射層の厚みや反射特性等を均一に形成
することができる。
請求項4記載の装置は、光反射付散布機構を備えている
ことによって、光硬化層の表面に光反射材を散布するこ
とができ、前記した請求項2記載の方法を良好に実施す
ることができる。
請求項5記載の装置は、磁場発生機構を備えていること
によって、樹脂液中の光反射性磁性粒子に磁界を作用さ
せ光硬化層の表面に一様に分布させて、均一な光反射層
を形成することができ、前記した請求項3記載の方法を
良好に実施することができる。
〔実 施 例〕
ついで、この発明を、実施例を示す図面を参照しながら
、以下に詳しく説明する。
第1図は、成形装置の全体構造を示している。
樹脂液槽1には液状の光硬化性樹脂2が溜められている
。樹脂液槽1の中には、その上で光硬化層40を形成す
る成形台5が設けられている。成形台5は昇降アーム5
0に固定され、昇降アーム50はボールネジ51等の回
転−直線運動変換機構を介してZ軸(垂直軸)方向移動
制御装置53に連結され、このZ軸方向移動制御装置5
3の作動をコンピュータ6で制御することによって、成
形台5の昇降を自由に制御できるようになっている。ボ
ールネジ51の一端にはエンコーダ52が取り付けられ
てあって、ボールネジ51の回転量すなわち成形台5の
昇降量を検出してコンピュータ6に伝える。
樹脂液槽1の上方には、硬化用の光ビーム3を発生する
紫外線レーザー等の発生装置33、光フィルタ32、光
ビーム3の方向を転換する反射鏡31および集光レンズ
30等からなる光照射機構が設けられており、樹脂液槽
1に収容した光硬化性樹脂il&2の液面付近に焦点を
結ぶように光ビーム3が照射される。これらの基本的な
構造については、光硬化性樹脂を用いる通常の三次元形
状の形成装置と同様である。
樹脂液槽1の側方には、光反射材60の散布機構を備え
ている。光反射付散布機構は、反射材タンク70とその
下部に設けられた散布ノズル71がXY駆動装置72に
支持されている。XY駆動装置72は、前記Z方向移動
制御装置53とともにコンピュータ6で制御され、散布
ノズル71を樹脂液槽1の側方から、樹脂液槽1の中央
で形成される光硬化層40の上方位置へと移動させて、
光反射材タンク70内の光反射材60を形成された光硬
化層40の上方に散布できるようになってイル。この光
反射材タンク70には、光ビーム3に対する光反射性の
高い金属や金属化合物、その他の材料からなる粒状の光
反射材60が収容されている。
第2図には、上記のような装置を使用する三次元形状の
形成方法を工程順に示している。
まず、第2図(a)に示すように、樹脂液槽lに沈めた
成形台5と液面との間に、集光レンズ30を用いて、液
面付近に焦点を有し、所定の光エネルギーや浸透深さに
設定された硬化用の光ビーム3を照射する。硬化用の光
ビーム3が照射された樹脂液2は硬化して、所定パター
ンの光硬化層40が形成される。
つぎに、第2図(b)に示すように、光反射材タンク7
0が、樹脂液槽1の側方から中央上方に進出し、形成さ
れた光硬化層40の表面に散布ノズル71から光反射材
60を散布して光反射層6を形成する。光反射材60は
、光硬化層40の表面に一様に分布するように、光硬化
層40の表面に出来るだけ均等に散布するのが好ましい
第2図(C)に示すように、成形台5を下降させて、形
成された光硬化層40を樹脂液2内に沈ませ、光硬化層
40の上に新たな樹脂液2を供給した後、再び光ビーム
3を照射して2N目の光硬化層40を形成すれば、先に
形成された光硬化層40の上に新たな光硬化層40が積
層される。その後、第2図(dlに示すように、再び光
反射材60の散布を行う。このような工程を繰り返すこ
とによって、複数層に積層された光硬化層40が形成さ
れる。
第3図は、上記方法における光硬化作用を詳しく示して
おり、光硬化層40の上の光硬化性樹脂液2に照射され
た光ビーム3は、樹脂液2に浸透しながら、その部分の
樹脂液2を光硬化させる。
光ビーム3が光硬化層40の表面の光反射層6に到達す
ると反射されて、再び上方の液面側に戻ることになるの
で、反射された光ビーム3が通過する部分の樹脂液2に
再び光硬化作用を行うことになる。すなわち、光硬化層
40の上の樹脂液2には、光ビーム3が二重に照射され
て光硬化作用を行うことになり、光ビーム3の光エネル
ギーを無駄なく有効に利用して、樹脂液2の光硬化を能
率良く行うことができ、硬化時間の短縮および形成され
た光硬化層40の品質を向上させることができる。
光反射層6より下方の光硬化rH40には光ビーム3が
浸透しないので、硬化済みの光硬化層40に光ビーム3
が浸透して光硬化層40に悪影響を与える心配がない。
また、光ビーム3の浸透深さを、光硬化層40の表面位
置に正確に合わせず、少し深めに設定しておけば、光ビ
ーム3が光反射層6で反射されて樹脂液2に対する光硬
化作用が有効に果たせるので、この方法では、光ビーム
3の浸透深さを正確に設定しておく必要がない。
つぎに、第4図および第5図には別の実施例を示してい
る。この実施例も基本的には前記第1図の実施例と同様
の構成を備えているので、共通する個所には同じ符号を
付けるとともに、重複する説明は省略する。
この実施例では、予め光硬化性樹脂液2に光反射性磁性
粒子61を分散しておく。光反射性磁性粒子61は、前
記実施例で用いた光反射材60と同様に光反射性を有す
るとともに、磁性を有する金属材料等からなり、磁界の
作用を受けて磁気的に配向するものを用いる。そして、
三次元形状の形成装置としては、前記実施例における光
反射付散布機構の代わりに、磁場発生機構を備えている
磁場発生機構は、樹脂液槽1の上下に対向して配置され
る一対の磁場発生器80.81を備え、このうち下方の
磁場発生器81は固定されているが、上方の磁場発生器
80は樹脂液槽1の中央と樹脂液1の外との間を移動す
るように設けられている。すなわち、上方の磁場発生器
80は、樹脂液槽1の側方に回転可能に設けられた回転
駆動装置82の回転腕83に支持されており、回転腕8
3の回転に伴って、樹脂液槽1の上方中央から側方へと
移動できるようになっている。これは、光ビーム3を照
射する際に、磁場発生器80が邪魔にならないように逃
がしておくためである。磁場発生器80を光ビーム3の
照射光路の外、例えば、図中の反射鏡31よりも上方に
設置する場合には、光ビーム3の照射の邪魔にならない
ので、磁場発生器80が固定されたままであっても構わ
ない。磁場発生器80.81は磁場制御装置84に連結
され、磁場発生器80.81の間の樹脂液槽1に対して
、下方から上方に向かう磁界、または、逆に上方から下
方に向かう磁界を適当な強度で作用させ得るようになっ
ている。磁場制御装置84は、前記した成形台5のZ軸
方向移動制御装置53とともにコンピュータ6で制御さ
れるようになっている。
第5図は、上記のような装置を使用する三次元形状の形
成方法を示しており、基本的には、前記した第1図の実
施例で説明した方法と同様にして、成形台5の上で順次
、光硬化層40を形成し積層していく。
まず、第5図(alに示すように、成形台5の上で光ビ
ーム3を照射して光硬化Jii40を形成する。
この段階では、樹脂液2中の光反射性磁性粒子61の磁
気的配向はバラバラである。第5図(b)に示すように
、成形台5および光硬化層4を樹脂液2の下方に沈め、
光硬化層4の上に樹脂液2を供給する。ついで、磁場発
生器80を樹脂液槽lの上方に配置させて、樹脂液槽l
に対して、下方から上方に向かう磁界mを作用させる。
樹脂液2中に分散された光反射性磁性粒子61は、磁界
の作用で磁界mの方向に従って磁気的に配向するととも
に、液面側に移動して液面付近に層状に集まる。
その後、第5図(C)に示すように、磁場発生器80に
よる磁界を反転させて、樹脂液槽1の上方から下方に向
かう磁界m′を作用させると、液面付近で磁気的に配向
して層状に集まっていた光反射性磁性粒子61が、逆方
向に磁気的に配向させられるとともに液面から下方側に
移動させられ、樹脂液1内の光硬化層40の表面に付着
して光反射層6が形成されることになる。つぎに、磁界
の作用を止めて、樹脂液槽l上方の磁場発生器80を樹
脂液槽1の側方に退出させた後、第5図(d)に示すよ
うに、光ビーム3を照射すれば、光反射層6の上の光硬
化性樹脂液2が光硬化して、先に硬化された光硬化Ji
i40の上に次層の光硬化層40が形成されて積み重ね
られる。その後、第5図(81に示すように、再び成形
台5を沈めて、光硬化1’i40の上に樹脂液2を供給
して、下方から上方に向かう磁界mを作用させると、樹
脂液2中に分散された光反射性磁性粒子が再び磁気的に
配向させられて液面に層状に集まる。
このような工程を繰り返すことによって、複数層の光硬
化層40が積み重ねられた三次元形状を有する成形品4
が製造されるのである。この実施例においても、前記実
施例で第3図によって説明したのと同様に、光反射層6
による光ビーム3の反射作用が行われる。
この実施例では、光反射層6の材料として光反射性磁性
粒子61を用い、磁界の作用によって光反射性磁性粒子
61を−様な厚みの薄い層状に集めて光硬化層40の表
面に付着させるので、光反射層6の厚みや反射特性が均
一になり、反射された光ビーム3による光硬化性樹脂液
2の光硬化作用も全体にわたって均一になる。したがっ
て、形成された光硬化層40の品質性能も局部的なバラ
ツキの少ない均一なものとなる。
なお、この実施例において、光反射性磁性粒子61は、
予め樹脂液2に混合攪拌して分散させておくだけでもよ
いが、光硬化層40の形成段階に合わせて、順次、必要
な量の光反射性磁性粒子61を樹脂液2に追加供給して
もよい。磁界の作用方向や強さは、使用する光反射性磁
性粒子61の材質や、形成しようとする光反射層6の厚
み等に応じて適当に調整される。
光硬化層40の表面に光反射層6を形成する方法として
は、上記実施例のほかに、形成された光硬化層40の表
面にエキシマレーザ−を照射して粗面化させる方法も採
用でき、そのほか、光硬化層40の表面に、光反射性の
高い膜または薄層を、物理的あるいは化学的手段で形成
する方法が通用できる。
〔発明の効果〕
以上に説明した、この発明のうち、請求項1記載の三次
元形状の形成方法によれば、光硬化層の表面に形成され
た光反射層で、照射された光を反射して上方の光硬化性
樹脂に有効に作用させることができるので、光硬化作用
が効率的に行われ、硬化時間を短縮できるとともに、十
分な光硬化作用が行われた光硬化層は、その品質や性能
が優れたものとなる。また、光反射層よりも下方の光硬
化層には光が浸透しなくなるので、硬化済みの光硬化層
に光が照射されて悪影響を与える心配もない、したがっ
て、照射する光の浸透深さを厳密に設定しなくても、光
反射層から上の光硬化性樹脂のみを確実に光硬化させる
ことができ、光の制御や調整が簡単になる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の上
記効果に加え、光反射材の散布という極めて簡単な手段
で光反射層を形成することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の上
記効果に加え、光反射性磁性粒子に磁界を作用させるだ
けで、光反射性磁性粒子を光硬化層の全面に−様な厚み
で分布させて、光り反射層の厚みや反射特性等を均一に
形成することができる。
請求項4記載の装置は、光反射材散布機構を備えておく
だけで、前記した請求項2記載の方法を良好に実施する
ことができる。
請求項5記載の装置は、磁場発生機構を備えておくだけ
で、前記した請求項3記載の方法を良好に実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す三次元形状の形成装置
の全体構造図、第2図は形成方法を工程順に示す説明図
、第3図は光硬化作用を示す説明図、第4図は別の実施
例を示す装置全体の構造図、第5図は形成方法を工程順
に示す説明図、第6図は従来例の概略構成図である。 l・・・樹脂液槽 2・・・光硬化性樹脂液 3・・・
光ビーム 40・・・光硬化層 5・・・成形台 6・
・・光反射層 60・・・光反射材 61・・・光反射
性磁性粒子70・・・光反射材タンク 71・・・散布
ノズル 8081・・・磁場発生器 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光硬化性樹脂に光を照射して光硬化層を形成し、こ
    の光硬化層を複数層積み重ねて、所望の三次元形状を形
    成する方法において、光硬化層の表面に光反射層を形成
    するとともに、この光反射層の上に光硬化性樹脂を供給
    した後、この光硬化性樹脂に光を照射することによって
    、次層の光硬化層を形成することを特徴とする三次元形
    状の形成方法。 2 光反射層が、光反射材を光硬化層の表面に散布する
    ことによって形成される請求項1記載の三次元形状の形
    成方法。 3 光反射層が、光反射性磁性粒子に磁界を作用させて
    、光硬化層の表面に一様に分布させることによって形成
    される請求項1記載の三次元形状の形成方法。 4 光硬化性樹脂液を溜める樹脂液槽と、樹脂液槽の液
    面付近に光ビームを照射する光照射機構を備え、樹脂液
    槽内で光硬化層を形成して順次積み重ねる三次元形状の
    形成装置において、樹脂液槽で形成された光硬化層の表
    面に光反射材を散布する光反射材散布機構を備えている
    ことを特徴とする三次元形状の形成装置。 5 光硬化性樹脂液を溜める樹脂液槽と、樹脂液層の液
    面付近に光ビームを照射する光照射機構を備え、樹脂液
    槽内で光硬化層を形成して順次積み重ねる三次元形状の
    形成装置において、光硬化性樹脂液中に分散された光反
    射性磁性粒子に対して磁界を作用させる磁場発生機構を
    備えていることを特徴とする三次元形状の形成装置。
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