JPH02108085A - 記録装置のトナー濃度制御装置 - Google Patents

記録装置のトナー濃度制御装置

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JPH02108085A
JPH02108085A JP26219888A JP26219888A JPH02108085A JP H02108085 A JPH02108085 A JP H02108085A JP 26219888 A JP26219888 A JP 26219888A JP 26219888 A JP26219888 A JP 26219888A JP H02108085 A JPH02108085 A JP H02108085A
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JP
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toner
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JP26219888A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Nishitsuji
西辻 秀文
Kunio Kudo
邦夫 工藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、潜像媒体に形成された静電潜像をトナーで現
像する記録装置に関し、特に、静像媒体に所定パターン
で形成した静電潜像のトナー現像パターンの濃度を検出
し検出濃度に基づいてトナー補給制御する、トナー濃度
制御装置に関する。
〔従来の技術〕
静電潜像現像により電荷担持媒体の静電潜像を可視化す
る記録装置においては、電荷担持媒体上の静電電位、現
像トナー濃度、現像バイアス電位。
等が現像1〜ナ一画像の濃度を左右する。電荷担持媒体
が感光体であって、これを予め一様に荷電し荷電面に画
像対応の露光をして静電潜像を形成しこれをトナーで現
像し、トナー像を記録紙に転写する、いわゆる電子写真
方式の記録装置では、更に、露光強度も記録濃度に影響
する。
したがって従来は、トナー濃度を極カ一定に維持して、
露光前の荷電電位、露光強度、現像バイアス電位等を、
オペレータ又はホストコンピュータの記録濃度指定又は
調整入力に対応して調整して記録濃度を調整するように
している。
しかして、トナー濃度を一定にするために、従来におい
ては、電荷担持媒体上に所定のパターンで形成された静
電潜像を現像装置のトナーで現像した可視パターンの濃
度を検出するパターン濃度センサ、現像装置のトナー濃
度を検出するトナー濃度センサ、現像装置にトナーを供
給するトナー供給手段、および、パターン濃度センサの
検出濃度に対応してトナー濃度基準を設定しトナー濃度
センサの検出濃度が該トナー濃度基準よりも低いときに
トナー供給手段を供給付勢する1〜ナ一供給制御手段を
備える、静電潜像現像のトナー濃度制御装置が提供され
ている(例えば特開昭57−136667号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種のトナー濃度制御装置では、現像剤のトナー濃度
又は現像パターン像の濃度がある設定値以下に低下し、
現像装置への1〜ナー供給付勢をするもトナー濃度又は
現像パターン像濃度が高くならないときにはトナーニア
エンドを表示して、トナー槽へのトナー補充(例えばト
ナーカートリッジの交換)をうながす。指定枚数の連続
記録動作中に記録動作を停止すると、記録を得ようとす
るオペレータに不便をもたらすので、また、トナ不足(
トナーニアエンド)になっても、記録濃度が次第に低下
するが使用に耐え得る記録を得ることができるため、従
来は、トナーニアエンドになっても即座には記録装置を
停止せず、トナーニアエンドになってから所定枚数(例
えば50枚)の記録をするまでに、連続繰返し記録が終
了したときにはその時に、終了しないと該所定枚数の記
録を終了したときに、トナーエンドを表示して記録装置
を停止し、トナーカートリッジが交換されるまで、停止
を継続する。
したがって、トナーニアエンドになってからトナーカー
トリッジが交換(トナー槽への新規トナの補充)される
までの間の、現像装置によるトナー消費量は不定であり
、現像装置の現像部にトナーがかなり残っている場合と
残量が極く少い場合などがある。
ところが従来は、トナーカートリッジが交換されたとき
固定速度でトナー槽から現像装置の現像部にトナーを供
給するので、トナーカートリッジ交換直後の現像装置内
現像部の現像剤のトナー濃度は、トナーカートリッジ交
換直前の現像部残留トナー量に対応して各種にばらつき
がある。現像剤のトナー濃度又は現像パターン像の濃度
がある設定値以上に上昇して、現像装置内現像部への、
トナー槽からのトナー供給を停止した後に、現像部のト
ナー濃度が略一定値となる。したがって、トナーカート
リッジの交換(トナー補充)から、現像部のトナー濃度
が略一定値になるまでの記録動作では、記録濃度が各種
にばらつくことになり。
例えば、トナーニアエンド後に、比較的にトナー消費量
が多い記録を多数枚記録した後にトナーカドリッジが交
換された場合には、トナーカートリッジを交換してから
、現像部のトナー濃度が設定値に達するまでの時間が比
較的に長く、その間に実行した記録動作によって得られ
る記録は低濃度のものとなり、また次第に濃度が高くな
る濃度変動があるものとなる。
本発明は、前述の如きトナー補充(トナーカートリッジ
交換)直後の記録濃度のばらつきゃ低濃度記録を低減す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の従来の問題は、トナー補充(トナーカドリッジ交
換)直前の現像部のトナー残量に大幅なばらつきがあり
得るのに、トナー補充直後の、トナー槽から現像部への
トナー供給速度が一定であることが原因である。
そこで本発明のトナー濃度制御装置では、パターン濃度
センサが検出した現像パターン像の記録濃度を設定値と
比較し該記録濃度が設定値より低いときには両者の偏差
を累、算記憶する累算手段、および、パターン濃度セン
サの検出濃度に対応してトナー供給手段によるトナー供
給をおこない累算手段の累算記憶値に対応してそれが大
きいときには多量の小さいときには少量のトナー供給を
行なうトナー供給制御手段、を備える。
〔作用〕
これによれば、累算手段が、パターン濃度センサが検出
した現像パターン像の記録濃度を設定値と比較し該記録
濃度が設定値より低いときには、両者の偏差を累算記憶
する。したがって、トナー補充直前の現像部のトナー残
量が少いときには累算手段の累算値が大きく、現像部の
トナー残量が多いときには累算手段の累算値が小さい。
しかして、トナー供給制御手段が、累算手段の累算記憶
値に対応してそれが大きいときには多量の小さいときに
は少量のトナー供給を行なうので、1〜ナー補充が行な
われると、トナー補充直前の現像部のトナー残量が少な
かったときにはトナー供給制御手段が多量のトナー供給
を、トナー補充直前の現像部のトナー残量が多かったと
きにはトナー供給制御手段が小量のトナー供給を行なう
ことになる。
したがって、トナー補充直前の現像部のトナ残量が少な
かったときには、1〜ナー補充が行なわれたときにトナ
ー供給制御手段が多量のトナー供給を行なうことになる
ので、現像部のトナー濃度が早期に高くなり、トナー補
充直後の低濃度記録期間および記録濃度が次第に上昇(
変動)する期間が短くなる。すなわち、前述の如きトナ
ー補充直後の記録濃度のばらつきや低濃度記録が低減す
る。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例を装備した電子写真方式の記
録装置の、構構主要部を示す。
第1図に示す記録装置において、7は感光体でありアル
ミ素材にOPCを塗布したドラム状で、矢印の方向に回
転する。8は感光体7を帯電させるメインチャージャで
、感光体7をマイナス電位に均一に帯電させる為のグリ
ッド電極つきのスコロトロンチャージャである。1は、
図示を省略したが、内部にレーザビームを発生する半導
体レーザ。
レーザビームを感光体7の軸方向(紙面と直交する方向
)に走査するポリゴンミラー等の走査機構。
1枚分の画像データ (1ビツト/1ドツト)を格−7
= 納する画像メモリおよび記録濃度検出用のパターンデー
タを格納したパターンメモリ等とその書込み/読出しを
制御する画像メモリ装置および画像データに対応してレ
ーザビームのオン(照射)/オフ(非照射)を制御する
露光コントローラ等を有するレーザ露光装置である。1
1が、メインチャジャ8で荷電されレーザ露光装置1で
露光されて形成された感光体7上の静電潜像を顕像化す
る現像装置であり、露光部分(光が照射された部位)に
トナーを付着させるネガポジ方式の2成分磁気ブラシ現
像方式のものである。16は、トナーを現像部に補給す
るための1〜ナーホソパ、17は;−ナーホッパ16か
らのトナーを現像部に送り込む補給ローラでありその回
転軸には電磁クラッチが接続されており、電磁クラッチ
が通電(オン)されるとメインモータ(図示せず)で駆
動される動力伝達系(図示せず)に結合されて所定の定
速度で回転する。補給ローラ17の側周面には回転軸に
略平行に複数個の溝が形成さ九ており、補給ロラ17が
回転するとトナーホッパ16で該溝に落ち込んだトナー
が現像部に落下し、アジテータ13でキャリアと混合さ
れ攪拌されて現像ブラシすなわち現像ローラ12に供給
される。現像ロラ12の回転により、それに付着した現
像剤が感光体7の表面に接触してトナーの一部が感光体
7の未露光部に付着し、残りはキャリアと共にアジテー
タ13に降下するが、その一部がトナー濃度センサ15
Fの導管を通る。トナー濃度センサ15Fは、導管に沿
った電気コイル(センサコイル)を有するものであり、
コイル内を通過する現像剤の導磁率を検出して現像剤の
トナー濃度を検出する。
24が、感光体表面に形成されたトナー像の濃度を検出
する像濃度センサ(Pセンサと呼んでいる)であり1発
光部にLEDを受光部にフォトトランジスタを有する反
射形のフォトセンサである。
なお、この実施例では、1枚分の画像記録の始端の直前
に形成した15 X 15mm程度の像濃度検出用パタ
ーンの像濃度を検出する。25は給紙部より送られて来
た転写紙(記録紙)に感光体7上のトナ像を転写し次い
で転写紙を感光体7より分離する転写・分離チャージャ
、28はクリーニング装置、10は除電ランプである。
この他に熱ローラ(定着ヒータを内蔵するロラ)26、
転写紙を熱ローラ26に送る搬送部、熱ローラ26を出
た転写紙を排出する排出部、ならびに、ロール紙RP1
.RP2およびRP3より指定記録サイズ分の記録紙を
繰り出してカッタ21〜23で切断して転写部に搬送す
る給紙部等がある。
第2図に、第1図に示す記録装置の電気回路構成の概略
を示す。主制御ボード200には、マイクロプロセッサ
210.読み出し専用メモリ23o。
パラレルエ10ポー1−240. シlJフルI10ポ
ト250.A/D:M/バータ260およびタイマ27
0が備わっている。この主制御ボード200に、操作ボ
ード310.メインチャージャ電源・コン1〜ローラ8
 PC,グリッド電圧電源・コン1−〇−ラ8GPC,
レーザ露光装置のコントローラボード330.ヒータ制
御ボード34o、高圧電源ユニット350.ソータ70
 (未着)2両面処理装置80.給紙ユニット360.
交流ドライバ370、直流ドライバ380および信号処
理回路390Aが装着されている。
メインチャージャ電源・コントローラ8PCは、メイン
チャージャ8のオン/オフおよびチャージャ電圧を制御
する。
グリッド電圧電源・コントローラ5GPCは、メインチ
ャージャ8のグリッド電極8Gの、オン/オフおよびグ
リッド電圧を制御する。
ヒータ制御ボード340は、熱ローラ26に備わった定
着ヒータHTI、HT2のオン/オフおよび温度を制御
する。
高圧電源ユニッl−350は、現像器11のバイアス電
極5aおよび転写・分離チャージャ25のオン/オフお
よび付勢電圧を制御する。
トライバ370には、各種の交流負荷400が接続され
ており、1(ライバ380には、各種の直流負荷410
が接続されている。
信号処理回路390Aには、各種センサ420が接続さ
れている。各種センサ420の中に、感光体表面電位を
検出する電位計420Pが含まれている。
交流負荷400の代表的なものは、給紙、搬送系を駆動
するメインモータ、感光体7を駆動する感光体上−タ、
ファンモータ、現像モータ、等々である。直流負荷41
0の代表的なものは、クリユング制御用ソレノイド、レ
ジストローラ制御用クラッチ、分離爪駆動用ソレノイド
、イレースランプ10.トータルカウンタ、等々である
各種センサ420の代表的なものは、メインモタの回動
に同期したパルスを発生するタイミングパルス発生器、
感光体モータの回動に同期したパルスを発生するタイミ
ングパルス発生器2紙サイズ(ロール紙の横幅)センサ
、紙センサ紙の有無)9表面電位計420p、等々であ
る。
Pセンサ18Pは信号処理回路390Pに接続されてお
り、信号処理回路390Pが、検出濃度(感光体7上の
パターン現像トナー像濃度)を示すアナログ信号をA/
Dコンバータ260に与える。
トナー濃度センサ15Fは信号処理回路390Fに接続
されており、信号処理回路390Fが、検出濃度(現像
器11内トナ一濃度)を示すアナログ信号をA/Dコン
バータ260に与える。
トナー補給ローラ17には、その表面に溝が形成されて
おり、ローラ17が回転すると、該溝内のトナーが現像
部に入る。ローラ17には電磁クラッチ17MDが連結
されており、電磁クラッチ17MDが通電(オン)され
ると、ローラ17がメインモータで駆動される給紙・搬
送系の動力伝達系に結合されて定速度で回転する。電磁
クラッチ17MDは、ソレノイドドライバ390Sに接
続されており、ソレノイドドライバ390Sは主制御ボ
ード200に接続されている。
濃度偏移量指示スイッチ30は、U(濃度アップ)、N
(濃度標準)およびD(濃度ダウン)と表示を付した3
接点を有するロータリスイッチ30であり、操作ボード
310とは別に、記録装置の表板の内側に装備されてい
る。スイッチ30には信号処理回路390Eが接続され
ており、この信号処理回路390Eは、スイッチ30の
スライダが、どの接点に接触しているかを示す信号を主
制御ボード200に与える。
第3a図に、主制御ボード200のマイクロプロセッサ
210の制御動作の概要を示す。
マイクロプロセッサ210は、電源が投入される(ステ
ップl:以下、カッコ内ではステップという語を省略)
と、初期化(2)を実行して、入出力ボートを待機時の
信号レベルに設定し、内部レジスタ、カウンタ、タイマ
等をクリアする。このとき、電源オンからの記録処理枚
数をカウントするレジスタnもクリアする。
マイクロプロセッサ210は次に、コネクタの接続信号
および機内各ユニットの状態信号ラインの信号レベルを
チエツクして、ソータ709両面処理装置80等の外部
接続機器の接続の有無を判定しこれに対応して制御モー
ドを選定し、かつ機内各ユニットの正常/異常を判定し
て、異常のときには異常表示をして待機する(3)。
正常であるとマイクロプロセッサ210は、ヒタ制御ボ
ード340に、ヒータウオームアツプを指示する(4)
。マイクロプロセッサ210は次に、定着ヒータ制御2
(5)で、定着温度が所定範囲に入ったか否かをチエツ
クし、所定範囲に入ると定温制御をヒータ制御ボード3
40に指示する。所定範囲に入っていないと、そこで所
定範囲に入るのを待ち、所定範囲に入って定温制御を指
示すると、操作ボード310にレディを表示する(6.
7)。
マイクロプロセッサ210は、そこで操作ボード310
のプリントスタートキーが操作されるか、あるいは、ホ
ストコンピュータ又は画像スキャナが接続されていると
きにはそれからプリントスタート指示が到来するのを待
ち(8,9) 、待っている間に操作ボード310より
他のキーや操作子の操作による記録条件、記録サイズ、
枚数等の入力があると、あるいは、ホストコンピュータ
等から記録条件、記録サイズ、枚数等の指示があると、
それを読込んでプリントプロセスパラメータを調整又は
変更する。
操作ボード310のプリントスタートキーが操作される
と、あるいはホストコンピュータ等からプリントスター
ト指示があると、rnsの設定」(TNS)を実行して
、現像パターン濃度を実行する枚数ns(記録枚数単位
の実行周期)を設定する。
第3f図に、rnsの設定J  (TNS)の内容を示
す。これにおいては、指定されている(指定がない場合
には装置に設定している標準記録サイズ)記録サイズに
対応して、 指定記録サイズがAIT判であるとレジスタnsに2を
、 指定記録サイズがA2T判であるとレジスタnsに3を
、 指定記録サイズがA2M判であるとレジスタnsに4を
、 指定記録サイズがA3T判であるとレジスタnsに4を
、 指定記録サイズがA3M判であるとレジスタnsに5を
、 指定記録サイズがA4T判であるとレジスタnsに5を
、 指定記録サイズがA4M判であるとレジスタnsに7を
、 指定記録サイズがその他の判であるとレジスタnsに1
0を、 書込む。
再度第3a図を参照する。rnsの設定J(TNS)を
実行すると次に、レジスタnの内容nがns(レジスタ
nsの内容)以上であるかをチエツクして(10)、そ
れがns以上であると、レジスタnをクリア(内容を0
に)し、詳細は後述する「トナー濃度基準Ds &供給
速度Ssの決定」(TDCI)を実行し次に「トナー濃
度制御」(TDC2)を実行して、記録動作を開始して
1枚の記録を行ない(10)、1記録サイクルを終了す
ると終了処理をスタートして(13)、記録枚数カウン
トレジスタn(電源オンからの、1記録サイクルの実行
回数を記憶するレジスタ)の内容を1大きい数値に更新
しく14) 、連続記録枚数カウントレジスタN(記録
スタートが指示されてからの連続記録枚数)の内容を1
大きい数値に更新して(15)、 レジスタNの内容が
、記録スタート指示の前に指定された連続記録枚数Ns
に達しているかをチエツクする(16)。達していない
と、ステップ10以下に進んで、また1記録サイクル(
12)を実行する。
レジスタNの内容がコピー枚数Nsに達すると、電磁ク
ラッチ17MDをオフ(トナー供給停止)をして、終了
処理が終了しているかをチエツクして(18)、それが
終了するとメインモータを停止する(19)。終了処理
が終了しない間にまたスタート指示があると、ステップ
10以下に進む。
以上の動作により、電源オン後ns枚(第3f図参照)
の記録動作をした(レジスタnの内容がns)後に、レ
ジスタnがクリアされて(11)「トナー濃度基準値D
s&供給速度Ssの決定」(TDCI)が実行され、そ
れからまたns枚の記録動作をした後にそれが実行され
る。すなわち、記録動作をns回行なう毎に、「トナー
濃度基準値Ds &供給速度Ssの決定J(TDCI)
が実行される。[トナー濃度制御J  (TDC2)は
、l記録動作毎に実行される。
第3b図に、「トナー濃度基準値Ds &供給速度Ss
の決定J(TDCI)の内容を示す。
このサブルーチンTDC]に進むとマイクロプロセッサ
210は、操作ボード310に「記録濃度調整中」を示
す表示をし、ホストコンピュータ等にはビジィ(ノット
レディ)を報知して(21)、パターン31の露光記録
のための感光体帯電をして(22〜25)、電位計42
0pの検出電位を、Pセンサ濃度検出用の基準値と比較
し、検出電位が該基準値になるように、メインチャージ
ャ8の帯電グリッド電圧を調整する(26)。この内容
の詳細は後述する。この調整を終了すると、現像モータ
を駆動し、現像バイアスをオンにする(27)。これに
より現像器11が現像付勢状態となる。次に像濃度検出
用パターンを感光体7に投影(露光)して(28)、該
パターンの感光体上の現像トナー像の濃度をPセンサ1
8Pで検出する(29.30)。この検出においては、
パターンの外部の、白露先部のPセンサ18P検出電圧
Vsg(反射率が高いと高レベル)を時系列で16回読
込み(29)、パターンの内部の黒領域のトナー像のP
センサ18P検出電圧Vsp(反射率が高いと高レベル
:Vsgよりも低レベル)を16回読込む(30)。次
に、Vsgの平均値VsgaおよびVspの平均値Vs
paを演算し、両者の比V spa/ V sgaを算
出する(31)。
次に、V spa/ V sgaが0.11以上0.4
以下の範囲内にあるかをチエツクして(32)、該範囲
内にあると、標準記録濃度であるので、該標準記録濃度
を得るトナー濃度基準値Do  (トナー濃度基準標準
値)をトナー濃度基準レジスタDsに書込む(33) 
、 Vspa/Vsgaが0.11以上0.4以下の範
囲を外れていると、外れている偏差に対応した補正量(
+又は−) f (Vspa/Vsga)を標準値Do
に加算(補正量が−であると実質上減算となる)してト
ナー濃度基準レジスタDsに書込む(34)。そして詳
細は後述する「供給速度Ssの決定J(35)を実行す
る。
次にマイクロプロセッサ210は、Pセンサ濃度検出の
ために設定した状態をすべて解除してエンドサイクルを
設定して(36)、メインルーチン(第3a図)に戻る
(サブルーチンTDC2に進む)。
第3c図に、「帯電グリッド電圧調整J  (26)の
内容を示す。これに進むとマイクロプロセッサ210は
、メインチャージャ8で荷電した面が表面電位計420
Pに到達するのを待って(261)、到達すると表面電
位計420Pの検出電位Psを読込む(262)。そし
て、スイッチ3oのスライダが接触している接点位置が
、U、NおよびDのいずれであるかを参照して(263
,264)、それに対応した電位値と検出電位Psとを
比較する(265〜267)。
スイッチ30がN位置である場合は、表面電位が380
以上420以下に指定されているので、その範囲を外れ
ていると、検出電位Psがその範囲に入る方向にグリッ
ド電圧を変更する(268)。スイッチ30がU位置で
ある場合は、表面電位が430以上470以下に指定さ
れているので、その範囲を外れていると、検出電位Ps
がその範囲に入る方向にグリッド電圧を変更する(26
8)。スイッチ30がD位置である場合は、表面電位が
330以上370以下に指定されているので、その範囲
を外れていると、検出電位Psがその範囲に入る方向に
グリッド電圧を変更する(268)。
グリッド電圧を変更すると、グリッド電圧を変更してメ
インチャージャ8で荷電した面が表面電位計420Pに
到達するのを待って(261)、到達すると表面電位計
4202の検出電位Psを読込む(262)。
以上のようにして、検出電位Psが、スイッチ30の指
定で定まる電位になると、前述の[現像モータオン、現
像バイアスオンJ  (27)に進む。
なお、この実施例では、メインチャージャ8のグリッド
電圧を調整して、感光体7の露光前の表面電位をスイッ
チ30の指定で定まる値に設定して、この表面電位面を
像濃度検出用パターンの画像で露光し、そして現像装置
11で現像して可視パターンを得て、この可視パターン
の濃度をPセンサ18Pで検出するようにしている。
第3d図に、「供給速度Ssの決定J(35)の内容を
示す。これにおいては、像濃度検出用パタンのトナー像
の黒部の濃度検出電圧Vsp(略0〜4vで、低濃度で
検出電圧は高い)が、Vsp<1.00V。
1.00V ≦Vsp<1.25V 。
1.25V≦Vsp<1.50V 。
1.50V ≦Vsp<1.75V 。
1.75V≦Vsp<2.OOV 。
2.00V≦Vsp、 のいずれの範囲にあるかチエツクして(351〜355
)、Vsp<1.OOVではレジスタSsに1を、1.
00V ≦Vsp<1.25V T:はレジスタSsに
2を、1.25V≦Vsp<1.50VではレジスタS
Sに3を、1.50V≦Vsp<1.75Vではレジス
タSsに4を、1.75V≦Vsp<2.OOVではレ
ジスタ5slC5を、また、2.OOV≦Vspではレ
ジスタSsに6を、書込む(356〜361)。
なお、この実施例では、トナーニアエンド判定用の設定
値を2.0■としており、Vspが2.0■以上のとき
(現像パターン像の濃度が、Vsp=2.OV対応の像
濃度以下のとき)には、[トナー補充処理J  (TS
E)を実行し、この「トナー補充処理」(TSE)の実
行後にトナー補充が行なわれてVspが2.0■未満に
なると「補充後処理J(TSS)を実行する。これらの
サブルーチン(T S E 。
TSS)の内容は、第3g図および第3h図を参照して
後述する。
第3e図に、「トナー濃度制御J  (TDC2)の内
容を示す。これに進むとマイクロプロセッサ210は、
Fセンサ15Fの検出電圧(現像器11内トナ一濃度)
をデジタル変換して読込み(41)、読込んだトナー濃
度が、トナー濃度基準レジスタDsの値Ds以上である
かをチエツクする(42)。そして次の処理を行なう。
なお、この「トナー濃度制御J  (TDC2)が、1
記録動作(12ニ一枚の記録)毎に実行される点に特に
注意されたい。
(1)読込んだトナー濃度がトナー濃度基準レジスタD
sの値Ds以上であると、トナー濃度が十分であるので
、トナー供給の必要はなく、電磁クラッチ17MDをオ
フ(補給ローラエフ停止)し、レジスタF tofをク
リアする(44)。すなわち、検出トナー濃度が基準値
Ds以上であると、トナー補給をしない。
(2−1)読込んだトナー濃度がトナー濃度基準レジス
タDsの値Ds以上からDs未満になって初めてこの「
トナー濃度制御J (TDC2)に入ったときには、電
磁クラッチ17MDがオフであるので、まずタイマSs
をスタートする(41−42−45−46−47)。タ
イマSsは、Ss秒の時限動作をしてSs秒の時間経過
の後にタイムオーバするものである。このSsは、前述
のレジスタSsの内容(第3d図参照)である。そして
電磁クラッチ17MDをオン(補給ローラ17を回転駆
動)する(48)。これにより、ホッパ16から現像部
へのトナー供給が開始される。そしてメインルーチンに
戻る(第3a図のサブルーチン12に進む)。
(2−2)上記(2−1)の設定でまた「トナー濃度制
御J  (TDC2)に進み、検出トナー濃度が基準値
Ds以上であると上記(1)の処理となるが、前と同じ
<Ds未満であると、今度はタイマSsがタイムオーバ
しているかをチエツクして(41−42−115=49
)、タイムオーバしていないとメインルーチンに戻るが
、タイムオーバしていると、電磁クラッチ17MDをオ
フ(補給ローラ17停止=1ヘナー補給停止)して(5
0)、タイマTofをスタートする(51)。なお、タ
イマTofは、Tof秒の時限の後にタイムオーバする
ものであり、Tof=10−Ss秒であり、Ssはレジ
スタSsの内容(第3d図)である。そしてレジスタF
 tofに1 (10秒周期の、電磁クラッチ17MD
のオン/オフコントロールのオフ期間に入っていること
を示す)を書込み(52)、メインルーチンに戻る。
なお、センサ15Fで検出したトナー濃度が基準値Ds
未満の間は、電磁クラッチ17MDを、Ss秒の間オン
、次の1O−Ss秒の間はオフ、にして、−周期10秒
でオン/オンを交互に繰り返すようにしている。これの
オンデユーテイは、S s/10 X 100%であり
、第3d図に示すように、Pセンサ18Pで検出した像
濃度検出用パターンのトナー像濃度が低い(検出電圧V
spは高い)程Ssを大きい値に設定するようにしてい
るので、上記オンデユーテイ、つまりトナー補給ローラ
17の回転(トナー供給)/停止(供給停止)の定(1
0秒)周期交互繰り返しの「回転」(供給)期間のデユ
ーティは高い、すなわち、トナー補給速度が高い(単位
時間当りのトナー補給量が多い)。
(2−3)上記(2−2)の設定でまた「トナー濃度制
御J  (TDC2)に進み、検出トナー濃度が基準値
Ds以上であると上記(1)の処理となるが、前と同じ
<Ds未満であると、今度は、電磁クラッチ17MDを
オフにしているので、タイマTofがタイムオーバして
いるかをチエツクする(41−4245−46−53 
)。タイムオーバしていないとメイ=28 ンルーチンに戻るが、タイムオーバしていると、レジス
タF tofをクリアしてその内容を0としく54)、
タイマSsをスタートして(47)、電磁クラッチ17
MDをオン(補給ローラ17を回転駆動)する(48)
以上に説明した「トナー濃度制御J  (22)の繰返
しの実行により、トナー濃度センサ15Fで検出したト
ナー濃度(現像剤のトナー濃度)が、「トナー濃度基準
値Ds &供給速度Ssの決定」(TDCI)で設定し
たトナー濃度基準値Dsよりも低い間は、−周期10秒
、S s/10 X 100%のオン(回転)デユーテ
ィで、トナー補給ローラ17が間欠回転駆動される。S
sは、「供給速度Ssの決定J(35)で設定された値
であって、Pセンサ18Pで検出した像濃度検出用パタ
ーンのトナー像濃度が低い(検出電圧Vspが高い)程
大きい値であるので、トナー供給速度(単位時間当りの
トナー補給量)が高い(多い)。
次に、第3g図を参照して、第3d図に示すサブルーチ
ン「トナー補充処理J  (TSE)の内容を説明する
。Vsp≧2.OV (現像パターン像の濃度が、2.
Ov対応の設定値以下)に始めてなったときには、第3
g図のステップ61を経て、Vsp−2,0(今回検出
した現像パターン像の濃度の、設定値に対する偏差)を
算出して、累算レジスタTDAに書込む(62)。そし
て、トナーニアエンドになってからの記録枚数をカウン
トするためのレジスタMに1を書込んで(63)、レジ
スタF tneに1 (現像パターン像の濃度が設定値
以下になっている)を書込み(64)、次のステップ(
第3b図のサブルーチン36)に進む。
次の現像パターン像の濃度検出においてもVsp≧2.
0vであると、F jneが1であるので、連続してV
sp≧2.Ovであったことになり、トナーニアエンド
を表示する(65)。なお、該次の現像パターン像の濃
度検出でV3P<2.OVであるとステップ351から
「補充後処理JTSSに進みここでF tneがクリア
されるので、その後でVsp≧2.Ovになったときに
は、F t、neが0であるので、その次にVsp≧2
.Ovではステップ61−62−63−64と進む。
したがって、2回以上連続してVsp≧2.Ovのとき
にトナーニアエンドが表示される。
トナーニアエンドを表示する(65)と、Vsp−2,
0を算出して、それを累算レジスタTDAの内容に加算
し、加算して得た和(累算値)を累算レジスタTDAに
更新書込みする(66)。そしてレジスタMの内容を1
インクレメントする(67)。
次に、累算レジスタTDAの内容TDAをチエツクして
(68〜71)、TDAが4.0以上であるとレジスタ
Ss(この時点では、ステップ356で6が書込まれて
いる)の内容Ssを10に更新し、TDAが4.0未満
3.0以上であるとSSを9に更新し、TDAが3.0
未満2.0以上であるとSsを8に更新し、TDAが2
.0未満1.0以上であるとSsを7に更新し、TDA
が1.0未満であるとSsは6のままとする(72〜7
5)。
次に、記録スタート指示があってからの記録枚数を書込
んでいるレジスタNの内容Nが0(指定枚数の連続記録
が終了)であるかをチエツクする(76)。N=Oでな
いとき(指定枚数の連続記録が終了していない)ときに
は、レジスタMの内容M(トナーニアエンドを検出して
からの記録枚数)が50以上であるかをチエツクする(
77)。そして、N=Oであると、あるいはMが50以
上であると、トナーエンドを表示しく7g−79)、電
磁クラッチ17MDをオフにしてトナー補給ローラ17
を停止しくgo)、記録装置を停止して、トナーカート
リッジ(図示しないが、トナーホッパ16に装着されて
ホッパ16にトナーを補充するカートリッジ)の交換を
待つ(81)。トナーカートリッジ挿脱用のケースカバ
ーには開閉検出スイッチが装備されており、マイクロプ
ロセッサ210はこのスイッチが一度開になってから閉
になったことを検出すると[カートリッジが交換された
」と判定して、レジスタMをクリアしく83)、トナー
ニアエンドの表示およびトナーエンドの表示をクリアす
る(84)。
この時点では、トナーカートリッジの交換があっても、
現像装置11の現像部のトナー濃度が、Vsp≧2.O
vを満たすものになっているとは限らず、Vsp≧2.
Ovがしばらく続くことがある。この場合、F tne
はクリアしていないのでその内容が1であるので、「ト
ナー補充処理J (TSE)に進んで来ると、ステップ
61−65−66−67−68〜75を実行する。レジ
スタTDAがクリアされていないので、トナーカートリ
ッジ交換にもかかわらず、累算が行なわれ(66)、ト
ナーカートリッジ交換前の、VSP≧2.0■に始めて
なってからこの時点tでの、偏差累算値がレジスタTD
Aに保持され、その内容TDAに対応してSsが、V4
1P<2.OVのときよりも大きい値に設定され、10
秒周期で、SS秒の間は電磁クラッチ17MDオン、1
08sの間は電磁クラッチ17MDオフの、クラッチオ
ン/オフデユーティ制御(第3e図)が実行されるので
、TDAが大きかったとき(トナーニアエンドになって
からカートリッジ交換までの1〜ナー消費量が多かった
とき)には高速で、TDAが小さかったとき(トナーニ
アエンドになってからカートリッジ交換までのトナー消
費量が少なかったとき)には低速で、補給ローラ17に
より現像部にトナーが供給される。
このようなトナー供給により、現像パターン像の濃度が
高くなって、V5P<2.OVになると、「補充後処理
J(TSS:第3d図)が実行される。
この「補充後処理J (TSS)の内容を第3h図を参
照して説明すると、これにおいてマイクロプロセッサ2
10は、レジスタTDAをクリアしく85)、レジスタ
Mをクリアしく86)、レジスタF tneをクリアし
く87)、トナーニアエンド表示およびトナーエンド表
示をクリアする(88)。カートリッジの交換があった
ことを示すデータも消去する。すなわち、トナーニアエ
ンドを検出してレジスタに設定したトナー補充処理用の
データを消去し、トナー不足表示を消去する。
以上に説明した[トナー補充処理J  (TSE)によ
り、現像パターン像の検出濃度電圧Vsρが2.0■以
上(パターン濃度が設定値以下)になると、トナーニア
エンドが表示されて濃度不足量(偏差)の累算が開始さ
れ、累算値に対応してそれが大きいと補給ローラ17の
補給速度(1周期10秒の回転と停止の繰返しにおける
「回転」のデユーティ)が高く設定される。トナーホッ
パ16にトナーが残留しているときには、これにより高
速でトナーが現像装置11の現像部に供給される。しか
し残留量が少なかったり、残留量が無くなると、補給ロ
ーラ17の補給速度が高くなっても現像パターン像の濃
度は高くならず、レジスタTDAの累値値TDAが順次
増大する。記録濃度は低下して行く。
この状態で指定枚数の記録が終了すると、あるいはその
前に、Vsp≧2.Ovになってからの記録枚数が50
以上になると、記録装置が停止されてトナーエンドが表
示される。オペレータが1〜ナカートリツジを交換する
と、装置停止(81)から「トナー濃度制御J (TD
C)に進み(すなわち装置停止が解除されて)、そこで
TDAの累算値に対応した速度(デユーティ)のトナー
補給動作が開始され、次いで「記録動作J(12)が行
なわれる。現像パターン像の濃度が設定値を越えると(
すなわちVsp<2.OVl:なると)、TDAがクリ
アされて、第3d図に示すステップ351〜361で設
定される速度(デユーティ)のトナー補給動作が行なわ
れる。
それらのトナー補給動作で、現像装置11の現像部の現
像剤のトナー濃度(センサ15Fが検出したトナー濃度
)が基準値Ds以上になると、トナ補給が停止される(
第3e図の4l−42−43−44)。
その後、トナー濃度が基準値Ds未満になると、第3d
図に示す「供給速度Ssの決定J(35)で設定したS
sに基づいた速度(デユーティ)でローラ17によるト
ナー補給(第3e図の45〜52)が行なわれる。
なお、以上に説明した実施例では、指示スイッチ30で
、可視パターン形成のための、パターン露光前の表面電
位を指定し、該表面電位になるようにメインチャージャ
8のグリッド電圧を調整するようにしているが、メイン
チャージャ電圧を調整するようにしてもよい。あるいは
、指示スイッチ30で露光光量を指定して露光光量を調
整するようにしてもよいし、また、スイッチ30で現像
バイアスを指定して現像バイアスを調整するようにしで
もよい。いずれにしても、スイッチ3oで記録濃度範囲
を調整設定し得るようにしているので、この実施例では
、記録要素又はユニットのハードウェアおよびプロセス
条件を変更することなく、記録濃度を変更することがで
き、オペレータ又はサービスマンは、指示手段で標準濃
度範囲よりも高濃度又は低濃度の記録を得ることができ
、記録装置の汎用性が高くなる。
以上に説明した実施例では上述のように、Pセンサ18
Pで検出した像濃度検出用パターンの1〜ナ一像濃度(
Vsp)と白(トナー像なし)部の濃度(Vsg)の相
関に基づいて基準濃度Dsを設定するようにしているが
、基準濃度Dsを装置に固定の値としてもよいし、ある
いはスイッチ30等で固定値を選択設定するようにして
もよい。更には、現像剤中のトナー濃度検出を省略して
、Pセンサ18Pで検出したトナー像濃度のみに基づい
て、例えばVspが1v未満では補給ローラ17の回転
駆動はせず(オンデユーテイ=0%)、1v以上で自動
的に前述のデユティ駆動を行なうようにしてもよい。ま
た、トナー供給速度を、ローラ17の回転/停止のデユ
ーティでコントロールするようにしているが、その他の
単位時間当りの、又は補給ローラ1回転当りのトナー供
給量を可変制御する手段を用いてもよい。いずれにして
も、トナー消費量が多い記録動作では高速でトナー供給
が行なわれ、トナー消費量が少い記録動では低速でトナ
ー供給が行なわれるので、トナー供給の遅れが短くしか
もトナー消費速度に見合ったトナー供給がタイミングよ
く行なわれ、したがって記録濃度不足やトナー過多等、
記録濃度変動が低減する。
また上記実施例では、記録サイズが大きいと小さい数(
ns)を、記録サイズが小さいと大きい数(ns)を設
定し、記録枚数(n)が該設定された数(ns)に達す
る毎に現像パターン像を形成する。
しかして、パターン濃度センサ18Pが、現像パターン
像の記録濃度を検出し、マイクロプロセッサ210が、
パターン濃度センサ18Pの検出濃度に対応して検出濃
度が低いとトナー補給ローラ17によるトナー供給をお
こなう。
したがって、大サイズ記録(例えばACT判)のときに
は少枚数(2)毎に現像パターン濃度検出が行なわれて
、現像装置11の高速度のトナー消費に対応したすみや
かなトナー補給が行なわれ、安定した記録濃度がもたら
される。小サイズ記録(例えばA4Y)のときには多枚
数(7)毎に現像パターン濃度検出が行われるので、現
像パターン濃度検出のためのトナー消費が低減する。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明のトナー濃度制御装置によれば、累算
手段が、パターン濃度センサが検出した現像パターン像
の記録濃度を設定値と比較し該記録濃度が設定値より低
いときには、両者の偏差を累算記憶する。したがって、
トナー補充直前の現像部のトナー残量が少いときには累
算手段の累算値が大きく、現像部のトナー残量が多いと
きには累算手段の累算値が小さい。
しかして、トナー供給制御手段が、累算手段の累算記憶
値に対応してそれが大きいときには多量の小さいときに
は少量のトナー供給を行なうので。
トナー補充が行なわれると、トナー補充直前の現像部の
トナー残量が少なかったときにはトナー供給制御手段が
多量のトナー供給を、トナー補充直前の現像部のトナー
残量が多かったときにはトナ供給制御手段が小量のトナ
ー供給を行なうことになる。
したがって、トナー補充直前の現像部のトナ残量が少な
かったときには、トナー補充が行なわれたときにトナー
供給制御手段が多量のトナー供給を行なうことになるの
で、現像部のトナー濃度が早期に高くなり、トナー補充
直後の低濃度記録期間および記録濃度が次第に上昇(変
動)する期間が短くなる。すなわち、前述の如きトナー
補充直後の記録濃度のばらつきや低濃度記録が低減する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を装備した記録装置の機構主
要部を示す側面図である。 第2図は第1図に示す記録装置に組込まれた電気回路の
構成概要を示すブロック図である。 第3a図、第3b図、第3c図、第3d図、第3e図、
第3f図、第3g図および第3h図は、第2図に示すマ
イクロプロセッサ210の制御動作を示すフローチャー
トである。 1:レーザ露光装置      5a:現像バイアス電
極7:感光体           8:メインチャー
ジャ8Gニゲリツド電極       10:イレース
ランプ11:現像器(現像装置)   (1〜11:現
像パターン形成手段)12:現像ローラ       
  13:アジテータ15F=トナー濃度センサ   
  16:トナーホツパ17:補給ローラ(トナー供給
手段) 17MD :電磁クラッチ 18P:Pセンサ(パターン濃度センサ)RP1〜RP
、 :記録紙       24ニレジストローラ25
:転写・分離チャージャ    26:熱ローラ28:
クリーニングユニット   30:指示スイッチ420
p :表面電位計

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録濃度検出用の現像パターン像を形成する現像パター
    ン形成手段; 前記現像パターン像の記録濃度を検出するパターン濃度
    センサ; 現像装置にトナーを供給するトナー供給手段;前記パタ
    ーン濃度センサが検出した現像パターン像の記録濃度を
    設定値と比較し、該記録濃度が設定値より低いときには
    、両者の偏差を累算記憶する累算手段;および、 パターン濃度センサの検出濃度に対応してトナー供給手
    段によるトナー供給をおこない、累算手段の累算記憶値
    に対応して、それが大きいときには多量の小さいときに
    は少量のトナー供給を行なうトナー供給制御手段; を備える、記録装置のトナー濃度制御装置。
JP26219888A 1988-10-18 1988-10-18 記録装置のトナー濃度制御装置 Pending JPH02108085A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465360U (ja) * 1990-10-17 1992-06-05
JP2020118736A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465360U (ja) * 1990-10-17 1992-06-05
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