JPH0210563Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210563Y2
JPH0210563Y2 JP17660183U JP17660183U JPH0210563Y2 JP H0210563 Y2 JPH0210563 Y2 JP H0210563Y2 JP 17660183 U JP17660183 U JP 17660183U JP 17660183 U JP17660183 U JP 17660183U JP H0210563 Y2 JPH0210563 Y2 JP H0210563Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
record
brush
static
record disc
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17660183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6082705U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17660183U priority Critical patent/JPS6082705U/ja
Publication of JPS6082705U publication Critical patent/JPS6082705U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0210563Y2 publication Critical patent/JPH0210563Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレコード盤の帯電を除去するためのレ
コード盤用除電装置に係り、除電用ブラシをレコ
ード盤の有音部に当接させてレコード盤に対して
相対的に旋回させながら該レコード盤の除電を行
う際に、該除電用ブラシをレコード盤の半径方向
に往復動させることにより、レコード盤全面を均
一に除電するようにしたものである。
レコード盤の帯電を除去するための除電装置と
して、アースされた導電性物質より成る除電用ブ
ラシをレコード盤の有音部に当接させて、該有音
部の帯電を流出除去するようにしたものがある。
第7図はこの種除電装置に使用される除電用ブラ
シを示すものであつて、除電用ブラシaは長板体
bの下面に導電性物質から成るブラシ毛cを植設
して形成されるが、ブラシ毛cは加工技術上長板
体b下面に均等に植設することは難しく、図示す
るように一定のピッチtをおいて間欠的に束状に
植設される。このため除電用ブラシaをその長さ
方向をレコード盤dの半径方向に合わせてレコー
ド盤dの有音部に当接させ、スピンドルを中心に
レコード盤d上を旋回させてレコード盤dの除電
を行つた場合、ブラシ毛cが当接する部分eだけ
が縞状に除電され上記ピッチtに対応する部分f
は除電されなかつた。またこの種除電装置とし
て、第8図に示すように上記除電用ブラシaの後
方にロール状の清掃回転ブラシgを設け、駆動輪
hを駆動して本体ケース1をスピンドルを中心に
レコード盤d上を円周方向に自走旋回させなが
ら、レコード盤dの除電と清掃を同時に行うよう
にしたものがあるが、かかる形式の装置において
はブラシ毛cの前部に塵埃jがたまり、該塵埃j
は後方の回転ブラシgにより清掃除去されず、所
定作業が終了して装置をレコード盤dから取りは
ずすと、該塵埃jはレコード盤d上に付着残存し
てしまう欠点があつた。
そこで本考案は上記従来のものの欠点を解消し
たレコード盤用除電装置を提供する目的でなされ
たものであつて、ブラシ毛を所定ピッチにて植設
して形成された除電用ブラシとモータを本体ケー
スに内蔵して成り、該除電用ブラシのブラシ毛を
本体ケースの底面から露出させてレコード盤の有
音部に半径方向に沿つて当接させ、スピンドルを
中心に該レコード盤に対して相対的に旋回させな
がら、該レコード盤の除電を行うようにしたレコ
ード盤用除電装置であつて、上記除電用ブラシを
上記モータの駆動によりレコード盤の半径方向に
往復動させるようにしたものであり、かくするこ
とによりレコード盤全面を均一に除電できるよう
にしたものである。以下、レコード盤の除電と清
掃を同時に行う形式の除電装置を例にとり、図面
を参照しながら本考案の実施例の説明を行う。
第1図〜第3図において、1は除電装置Aの主
体となる長箱状本体ケースであつて、該本体ケー
ス1は基端部1aと該基端部1aに連接する先端
部1bとから成つている。基端部1aには、モー
タ2や電源電池3、およびギヤ群から成る減速機
構11が内蔵されている。基端部1a底面にはタ
ーンテーブル39等のレコード盤載置台に立設さ
れたスピンドル40(第4図参照)が嵌入するス
ピンドル嵌入口4が開口され、また自走旋回用駆
動輪5が底面開口6から少々突出して設けられて
いる。この駆動輪5は上記減速機構11を介して
モータ2で200〜300R・P・M程度に減速回転さ
れる。7は装着時に上記スピンドル40を上記嵌
入口4に案内するための案内溝である。8は基端
部1a上面に設けられたスイツチボタンであつ
て、ターンテーブル39側のスピンドル40に上
記嵌入孔4を嵌入して本装置Aをレコード盤9上
にセツトし、該ボタン8を押圧すると、上記モー
タ2により駆動輪5が駆動されてレコード盤9の
レーベル面上を転動し、本装置Aはレコード盤9
上をスピンドルを中心にレコード盤9の円周方向
に自走旋回する。12は基端部1a底面に設けら
れた従動輪である。
10はロール状の清掃用回転ブラシであつて、
上記先端部1bの長さ方向に沿つて該先端部1b
の自走方向後方寄りに支承され、またその周胴面
の一部は先端部1b底面にその長さ方向に沿つて
長矩形状に開設された開口11からわずかに露出
しており、本装置Aをレコード盤9上にセツトし
た状態において、その毛先はレコード盤9の有音
部に軽く当接する。回転ブラシ10の回転軸13
の先端は、本体ケース1前壁内面に設けられた軸
受け14に回転自在に軸受けされ、またその後端
は基端部1a側に伸出して軸受け19に回転自在
に軸支され、該回転軸13に連結された駆動軸4
2の後端は大径のプーリ15およびベルト18を
介して上記モータ2の出力軸16に固着された小
プーリ17に連結されている。したがつて、回転
ブラシ10はモータ2の回転により2000〜
3000R・P・M程度で回転する。20は除電用ブ
ラシであつて、導電性の矩形長板体20aの下面
に、カーボン繊維、ステンレス細線等の導電性物
質から成るブラシ毛20bを一定ピッチtをおい
て間欠的に束状に植設して形成されている。先端
部1bの底面の自走方向やや前方寄りには、その
長さ方向に沿つて長矩形状の開口36が開設され
ており、ブラシ毛20bの毛先を該開口36から
上記回転ブラシ10の先と略面一状になるよう突
出せしめ、レコード盤9の有音部に半径方向に沿
つて軽く当接するようにしてある。長板体20a
の先端には受板24が装着されており、該受板2
4と先端部1b前壁内面に固着された座板25の
間にはコイルバネ26が介装されており、該バネ
26のバネ力により長板体20aは常時基端部1
a側へ付勢されている。また長板体20aの後端
にはキヤツプ27が装着されており、該キヤツプ
27の後面は上記バネ26のバネ力により偏心カ
ム28の外周面に弾接している。該カム28の取
付け軸29の端部にはかさ歯車30が取り付けら
れており、該かさ歯車30には該かさ歯車30よ
りも歯数の少いかさ歯車31が噛合している。か
さ歯車31の取付け軸32の端部にはプーリ33
が取り付けられており、該プーリ33と上記駆動
軸42には無端ベルト34が張帯されている。3
5、35は上記開口36上に立設されたコの字状
保持部材であつて、上記長板体20aは該保持部
材35、35に遊嵌されている。36は該保持部
材35の両壁内面と上壁内面に突設されたリブで
あり、長板体20aを保持部材35、35に遊嵌
した状態において、これらのリブ36は長板体2
0aの両壁面と上面に軽く当接する。上記構成に
おいて、モータ2の回転は上記プーリ33、かさ
歯車31、30を介して源速されながらカム28
に伝達され、カム28はゆつくりと回転するが、
カム28の回転とともに上記バネ26により該カ
ム28の外周面に弾持された除電用ブラシ20
は、レコード盤9の半径方向にゆつくりと往復動
する(第5図a、b、c参照)。
37はアース用導電体であつて、基端部1aの
底板上に立設された支杆38に装着されている。
その先端湾曲部37aは上記長板体20a上面に
当接しており、また後端湾曲部37bは上記スピ
ンドル嵌入口4上にあつて、該嵌入口4から嵌入
されたスピンドル40の上端部に軽く弾接し、レ
コード盤9の帯電は該導電体37を通つてスピン
ドル40へ流出する。41は先端部1b底板上の
上記回転ブラシ10と除電用ブラシ20の間に立
設された仕切り板であつて、回転ブラシ10の回
転により本体ケース1内に侵入した塵埃が除電用
ブラシ20側へ浮遊して該除電用ブラシ20に付
着するのを防止するものである。
本装置Aは上記のような構成より成り、スピン
ドル嵌入口4をスピンドル40に嵌入して本装置
Aをレコード盤9上にセツトし、スイツチボタン
8を押圧すると、モータ2の回転は駆動輪5に伝
達されて駆動輪5はレコード盤9のレーベル面上
を転動し、本装置Aはスピンドル40を中心にレ
コード盤9上をその円周方向に自走旋回する。こ
れとともに回転ブラシ10も駆動回転し、レコー
ド盤9に付着する塵埃を清掃する。また除電ブラ
シ20のブラシ毛20bも、レコード盤9の有音
部に当接した状態でレコード盤9上を旋回し、レ
コード盤9の帯電は上記導電体37を通してスピ
ンドル40へ流出する。モータ2の回転は、かさ
歯車31、30を介して偏心カム28にも伝達さ
れて該カム28もゆつくりと回転するが、上述の
ように除電ブラシ20の長板体20a後面はコイ
ルバネ26の付勢により該カム28外周面に弾接
されているので、カム28の回転によつて除電ブ
ラシ20はその長さ方向すなわちレコード盤9の
半径方向にゆつくりと往復動し、したがつてブラ
シ毛20bの毛先はレコード盤9の全面に当接し
てレコード盤9全面の除電が行われる。なお一定
ピツチtにて植設されたブラシ毛20bがレコー
ド盤9全面に当接するように、除電用ブラシ20
の上記往復動の移動距離Tは、上記ピツチtと略
同一かもしくはこれよりも少し大きくしておく。
このように除電用ブラシ20をレコード盤9の半
径方向に往復動させながら、レコード盤9上を旋
回させるようにすれば、レコード盤9全面の除電
が行われ、またレコード盤9上での旋回に伴なつ
て、ブラシ毛20bの毛先にたまつた塵埃も、ブ
ラシ毛20bが往復動作する際に上記ピツチtか
らこぼれて回転ブラシ10により清掃除去され
る。
本考案は上記実施例以外にも種々の設計変更が
可能であつて、例えば除電用ブラシを備えた本体
ケースを静止状態にし、内蔵の駆動源によりレコ
ード盤側を旋回せしめるようにした形式のもの
や、第6図に示すように本体ケース50の後壁に
開閉自在に装着された開閉板51をターンテーブ
ル39上のスピンドル40に回転自在に枢着して
除電用ブラシ20をレコード盤9の有音部に当接
せしめ、手動操作により該本体ケース50をレコ
ード盤9上を旋回させながらレコード盤9の除電
を行うようにした手持式除電装置にも適用できる
ものである。
以上説明したように本考案は、ブラシ毛20b
を所定ピッチtにて植設して形成された除電用ブ
ラシ20とモータ2を本体ケース1に内蔵して成
り、該除電用ブラシ20のブラシ毛20bを本体
ケース1底面から露出させてレコード盤9の有音
部に半径方向に沿つて当接させ、スピンドル40
を中心に該レコード盤9の円周方向に該レコード
盤9に対して相対的に旋回させながら、該レコー
ド盤9の除電を行うようにしたレコード盤用除電
装置Aであつて、上記除電用ブラシ20を上記モ
ータ2の駆動により上記レコード盤9の半径方向
に往復動させるようにしているので、レコード盤
9全面を均一に除電することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は除電装置の斜視図、第2図は平面図、第3図
は底面図、第4図および第5図は使用中の正面図
および要部側面図、第6図は本考案の他の実施例
の側面図、第7図は従来のものの斜視図、第8図
は従来の除電装置の使用中の側面図である。 A……除電装置、1,50……本体ケース、2
……モータ、9……レコード盤、20……除電用
ブラシ、20b……ブラシ毛、40……スピンド
ル、t……ブラシ毛のピッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラシ毛20bを所定ピッチtにて植設して形成
    された除電用ブラシ20とモータ2を本体ケース
    1に内蔵して成り、該除電用ブラシ20のブラシ
    毛20bを本体ケース1の底面から露出させて、
    レコード盤9の有音部に半径方向に沿つて当接さ
    せ、スピンドル40を中心に該レコード盤9に対
    して相対的に旋回させながら、該レコード盤9の
    除電を行うようにしたレコード盤用除電装置Aで
    あつて、上記除電用ブラシ20を上記モータ2の
    駆動により上記レコード盤9の半径方向に往復動
    させるようにしたレコード盤用除電装置。
JP17660183U 1983-11-14 1983-11-14 レコ−ド盤用除電装置 Granted JPS6082705U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17660183U JPS6082705U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 レコ−ド盤用除電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17660183U JPS6082705U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 レコ−ド盤用除電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6082705U JPS6082705U (ja) 1985-06-07
JPH0210563Y2 true JPH0210563Y2 (ja) 1990-03-15

Family

ID=30383916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17660183U Granted JPS6082705U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 レコ−ド盤用除電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6082705U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6479097B2 (ja) * 2017-06-16 2019-03-06 勝 南野 レコード盤クリーナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6082705U (ja) 1985-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3880786D1 (de) Abziehvorrichtung fuer boden- und oberflaechenreinigungsmaschinen.
US3451086A (en) Rotary toothbrush
RU2003129478A (ru) Щетка чистящего устройства и щетка робота-пылесоса
US4698712A (en) Cleaning device
US4320774A (en) Mechanical toothbrush
US5044035A (en) Dental cleaning device
JP3051306B2 (ja) 白板等の消字装置
US4130908A (en) Handscrubbing device
ATE287643T1 (de) Viehputzmaschine
JPH0210563Y2 (ja)
US5652991A (en) Hair brush cleaner and sanitizer
US4101999A (en) Battery operated device for cleaning phonograph records and the like
JP3221716B2 (ja) 水中清掃用吸盤
JPH0355021A (ja) 卓上クリーナ
JPH09327424A (ja) 掃除機の回転掻取り部材
JP2002315704A (ja) 清掃具
US3482273A (en) Surface treating apparatus
JP2576825Y2 (ja) 水槽の清掃装置
JPH0210562Y2 (ja)
JPH02167124A (ja) 電気掃除機の吸込口体
KR100486971B1 (ko) 칫솔의 브러시 회전 장치
JPS5816662Y2 (ja) 電動歯ブラシ
JPH0479928A (ja) 電気掃除機の吸込口体
US4232871A (en) Manual record cleaner
JPS6317041Y2 (ja)