JPH0197280A - 内装材 - Google Patents

内装材

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JPH0197280A
JPH0197280A JP25255687A JP25255687A JPH0197280A JP H0197280 A JPH0197280 A JP H0197280A JP 25255687 A JP25255687 A JP 25255687A JP 25255687 A JP25255687 A JP 25255687A JP H0197280 A JPH0197280 A JP H0197280A
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Mamoru Kameda
亀田 守
Chitoshi Kanayama
金山 千俊
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマトリ、クス樹脂としてレゾール型フェノール
樹脂を含むプリプレグとポリフェニレンスルフィドフィ
ルム及び/又はポリサルホン系フィルムとを積層してな
る難燃性に優れた内装材に関し、特に航空機の内装用表
面材として用いられる。
(従来技術及びその問題点ン 従来、高度に密閉性を有する高速輸送機に於て、客室等
の内装表面材は紙やポリ塩化ビニール等の熱可塑性樹脂
等を材料とした物が主として用いられているが、これら
の表面は傷付き易く、シかも汚れ易く、更に火災の際に
燃焼し多量の発煙をしたり、又、延焼の原因になった)
した。その為、高速輸送機、特に航空機に於てはエポキ
シ樹脂をマトリックスとしたグリシレグで裏打ちし、表
面にポリフッ化ビニールフィルムを張り付けた表面材を
従来から使用していたが、表面の傷や耐汚染性には優れ
ているものの室内火災発生時の発煙や発熱が大きく、航
空機の安全性の観点から大きな問題となっていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者はこれらの点の改善を種々検討した結果裏打ち
用グリシレグとしてエポキシ樹脂の代りに7エノール樹
脂を用い、更にポリフッ化ビニルフィルムK(lポリフ
ェニレンスルフィドフィルム及び/又はポリサルホン系
フィルムを用いる事によジ燃焼時の発煙及び発#1を下
げ、かつ自己消火性を向上させる事に成功し本発明に至
った。
即チ、本発明は、ポリフェニレンスルフィドフィルム及
び/又はポリサルホン系フィルムとその裏打ち材として
マトリックス樹脂がレゾール型フェノール樹脂を少なく
とも30重量%含んでなるf IJ f Vグとを積層
してなる内装材。
本発明の主要な構成要素は最表面及び/又はその印刷さ
れた内側層に使用されるポリフェニレンスルフィトフィ
ルム及び/又はポリサルホン系フィルム及び裏打ち材と
して用いるレゾール型フェノール樹脂を主成分とするマ
トリックスを用いたプリプレグにある。
従来主として航空機の内装表面材として用いらレテイる
のは、最外層に透明なテトラ−フィルム(7″−ボン社
製、ボソッ、化ビニルフィルムヲ有し、その内側に印刷
されたテトラ−フィルム、次いで裏側となるエポキシシ
リプレグより成シ、それらを加熱圧縮により薄板状に成
形されたものである。
−本発明者らは、上記従来の内装表面材についての諸問
題を検討し、まずこの表面材の燃焼時の発煙及び発熱量
を下げる為にはエポキシシリプレグによる裏打ち材から
レゾール型フェノール樹脂プリプレグによる裏打ち材に
変える事が有効であるという知見を得た。そしてマトリ
、クス樹脂としてレゾール型フェノール樹脂を主成分と
するノリプレグとしては以下に示すものが適することを
も検討された。
(1)含浸基材 織布、不織布、マット状、ペーパー状等、特にその繊維
形態は問わないが、強度を必要とする場合には織布が好
ましい。又、最終表面材とした際に適当なシボ模様を付
けるが織布で裏打ちした際、その織目がシボ模様に影響
したり、又低価格品とする時など、必要に応じて織布以
外の材料も使える。尚、該基材は単一層でなく、織布と
不織布、織布とマット等の複数の基材を組合せても良く
、特にその組合せは限定しない。
この基材を構成する繊維の種類としては、ガラス繊維、
炭素繊維、アラミド繊維、その他のセラミック繊維等が
使用できる。特に、低価格を目指す時はガラス繊維、軽
量化に重点を置く時にはアラミツド繊維が適している。
(2)マトリ、クス樹脂 この基材に含浸させるマトリ、クス樹脂としては少くと
もレゾール型フェノール樹脂を20重量%以上、好まし
くは30重量%以上含む、ものが使用される。
又、マトリックス樹脂に難燃性を付与する為、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、ア
ルミナ、酸化モリブデン、酸化アンチモン、酸化カルシ
ウム、酸化マグネシウム等の無機充填材やハロゲン類、
リン原子等を含んだ所謂難燃剤等をマトリ、クヌ樹脂中
0〜60重量%、好ましくは10〜50重量−の割合で
添加できる。更に、マトリックス樹脂による成形物の強
ジン性、柔軟性を向上する目的でエポキシ樹脂、ビニル
エステル樹脂等のレゾール型フェノール樹脂以外の他の
熱硬化性樹脂やナイロン樹脂、エチレン/酢ビ共重合樹
脂等の熱硬化性樹脂も0〜40重量%の割合で混合する
事が出来る。
本発明でマトリックス樹脂に含まれるレゾール型フェノ
ール樹脂としてはフェノール1モル当9ヒドロキシメチ
レン基及びベンゼン環を結ぶメチレン基の総和を1.0
〜3.0倍モル有するものが好ましい、このようなレゾ
ール型フェノール樹脂はフェノール、クレゾール、レゾ
ルシノール、カテコール、ノヤラターシャリブチルフェ
ノール、パラターシャリブチル、カテコール等の芳香族
環に直接結合した水酸基を有するフェノール類に、ホル
ムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン等
のアルデヒド類又はテトラミン等の様にメチレン基を付
加させる化合物をアルカリ触媒下で反応させて作る。上
記ヒドロキシメチレン基は芳香族環に直接結合するもの
が好ましい。かかるレゾール型フェノール樹脂中のヒド
ロキシメチレン基はポリマー化の際に架橋して低発煙性
能を与える要因の一つとなる。尚、上記ヒドロキシメチ
レン基及び上記メチレン基のモル比が3.0倍よフ大き
いとポリマー化した際硬くてもろくなシ、一方1、0よ
り小さいとポリマー化し難い傾向となる。
この様なレゾール型フェノール樹脂としては、上記条件
を満足する市販のフェノール樹脂が使え、例えば大日本
インキ化学工業■社製の商品名「7゜ライオ−フェン」
で市販されているフェノール樹脂が使用できる。
通常、マトリ、ジス樹脂中の樹脂成分としては、レゾー
ル型フェノール樹脂単独でも差しつかえないが、強度上
、特に層間剪断強度(ILSS)や他材料と接合させる
場合の剥離強度が不足する場合にはエポキシ基含有オリ
ゴマー、即ちエポキシ樹脂を0〜60重量%、最適には
0〜50重量%含有することが出来る。かかるエポキシ
樹脂としては、ビスフェノールA型、ビスフェノールF
型、ノデラ、クフェノール型、アミノ型等の各種タイプ
のエポキシ樹脂が使用可能であり、エポキシ当量が80
〜800のものが好ましい。エポキシ当量は小さい程架
橋密度が大きくなって硬くなシ、逆にエポキシ当量が大
きい場合には架橋密度が小さくなり柔らかくなるため、
該樹脂のエポキシ当量は通常90〜800が良く、15
0〜300がよシ適しているが、柔らかいマトリックス
樹脂を必要とする場合等ではこの限シではない。このよ
うなエポキシ樹脂としては、例えば大日本インキ化学工
業■社製の「エピクロン」の商品名で市販されている各
種エポキシ樹脂が使用可能である。尚、難燃性を付与さ
せる為にはこれらエポキシ樹脂の中でも特にノブラック
フェノール型エポキシ樹脂が最適である。
エポキシ樹脂を併用する場合、窒素原子に直接結合する
水素原子、好ましくは該水素原子3〜5個を有するアミ
ノ化合物を添加する事が好ましい。
かかるアミノ化合物は通常エポキシ樹脂の硬化剤として
使用されているものであれば使用可能である。例えば、
ジアミノジフェニルスルホン、ジシアンジアミド、グリ
シジルアミン、ヘキサメチレンジアミン等の芳香族及び
脂肪族アミン類:ヒダントイン類;イソシアヌレート類
等の各種のアミンが使用可能であるが、本発明の組成物
を用いて得られる成形材料が強化用繊維を含んだB−ス
テージ状態、所謂プリプレグとして使用される場合には
ジアミノジフェニルスルホンやジシアンジアミド等のア
ミンが保管時の安定性が良く、シかも硬化時の加熱によ
り急速に硬化するという点てより優れている。該アミノ
化合物の添加によシ複合材料の強度、特に層間剪断強度
(ILSS)が向上する。
その添加量は窒素原子に直接結合する水素原子、通常活
性水素の量が前記エポキシ樹脂のエポキシ基の0.5〜
2倍当量であり、0.8〜1.5倍当量がよシ望ましい
。この範囲を大きく離れ九添加量であるとILSS値が
下が9望ましくない。更に硬化促進剤としてクロロフェ
ニル化尿素、三弗化ホウ素誘導体、ヒダントイン誘導体
等も併用可能である。
本発明に於ては成形硬化時のレジン70−、表面の滑ら
かさ、他材料との接合性及び柔軟性の調節等の為にエチ
レン−酢酸ビニール共重合体又は/及びポリアミド樹脂
等をレゾール製フェノール樹脂よシも多くならない範囲
で加える事ができ、フェノール樹脂100重量部に対し
て0〜80重量部、特に好ましくは20〜60重量部加
える事ができる。
更に本発明の特徴となる難燃性及び低発煙性をよシ向上
せしめる目的で水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシ
ウムを加える事が好ましく、その量は樹脂配合物全体の
中で10〜60重量%を占める割合で加える事が好まし
く、より好ましくは20〜50重量%が適している。又
、この両者の中ではAj(OH)3が配合物の粘度を高
める割合が少ない事でよp適している。
本発明に使用されるグリプレグは前記のフェノール樹脂
及びAn(OH)3及び/又はMg(OH)2 k含む
ことが好ましく、通常これらが互いに反応していない状
態で含有されるか、又、その内の一部を予め反応させて
おいたものが含有されても良い。
かかるプリプレグは予め配合したマトリックス樹脂にメ
チルエチルケトン、アセトン、メタノール等の溶剤を加
えて粘度を調整した後、前記含浸基材に含浸し、更に溶
剤の除去及びマ) IJフックス脂のB−ステージ化を
目的にして加熱乾燥させて得る事が出来る。
本発明に於けるグリプレグの樹脂含有量は20〜50重
量%が適当でちゃ1例えばメチルエチルケトンで希釈し
て100センチポイズの粘度としたマトリックス樹脂配
合物を300 P/−の重さを有するガラス織布に含浸
させ、100℃、10分間の乾燥で得る事ができる。
次に本発明の内装材の1つを構成するフィルムについて
記す。
本発明に使用されるフィルムは、ポリフェニレンサルフ
ァイド(pps)系ポリマー及び/又はポリサルホン系
ポリマーを主成分としたフィルムであり、厚さ10〜.
100 pmが適しておシ、特に15〜50μmが最適
である。
かかるフィルムはPPS又はポリサルホン系ポリマー単
独でも良く、又それらを混合した組成でも良い。
上記フィルムの主成分を成すPPS及びポリサルホン系
ポリマーは次の様にして得る事が出来る。
まず、PPSは例えばジクロルペンと硫化ソーダ七N−
メチルピロリドン中で安息香酸ナトリウム及び水酸化ナ
トリウムとで200℃で脱NaCJ、する。
この調製法の具体例は例えば昭和57年特願第9138
2号の実施例に見る事ができる。
又、ポリサルホン系ポリマーとしては各種のものがある
が、例えばポリチオエーテルサルホンはクロルフェニル
スルホンと硫化ソーダをN−メチルピロリドン中で水酸
化ナトリウムの存在下で反応させて得る事が出来る。こ
の作υ方の詳細は例えば特開昭62−115030号に
見る事ができる。
又、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリアリー
ルサルホン等も挙げることができ、それらも公知の方法
によシ得る事ができる。
こレラポリフェニレンスルフィド及びポリサルホン類の
フィルム化はT−ダイによる押出し法、二軸延伸法、ブ
ロー法等により行うが、例えば特開昭54−14227
5号、特開昭56−62121号、特開昭55−349
67号及び特願昭57−91382号等に詳述されてい
る方法で行っても良い。
又これらのフィルムはその含有量が全重量の50%を越
えない範囲で他の熱可塑性ポリマー例えばナイロン、ポ
リカーゲネート、ボリア、化ビニール、ボワッ、化ビニ
リデン、ポリエーテルケトン等を加える事もフィルム成
形上、又その加工上良好な性能を与える場合も多く、そ
の使用を特に制限しない。
本発明に於て、上記フィルムは次の様に使用される。
■ 内装材の一番外側の透明フィルムとして使用される
この場合裏側に接着剤が3〜40綿の厚さで、好ましく
は5〜15μmの厚さで塗布され前記シリプレグと接着
される。これに用いられる接着剤は、いわゆるアクリル
系接着剤、ウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリ
アミド系接着剤等であり、云わゆるホットメルト系接着
剤であれば特に限定なく使用できる。又、この際、フィ
ルム面にコロナ放電処理等の活性化処理を施す事は接着
強度向上の為にも好ましい。
尚、かかる透明フィルムとしてポリフッ化ビニールフィ
ルムを用いることができ、その際には!リグレグ層との
間にポリフェニレンスルフィドフィルム及び/又はポリ
サルホン系フィルムを積層する必要がある。
■ 他の使用方法として図柄を印刷するフィルムとして
使用する事が出来る。
この際に使用するフィルムは特に透明である必要はなく
、酸化チタン、炭酸カルシウム、その他の無機化合物の
添加により白色に仕上げられたフィルムでも良い。
この場合の使用に際しては、フィルムの両面をコロナ放
電、その他で活性化しておく事が印刷の容易さ及びプレ
ス成形の際グリプレグとの接着の容易さの点でよシ好ま
しい。又、印刷する場合のインキの厚さについても、本
発明の目的である難燃性の付与の為には厚過ぎる事は好
ましくなく、又余りに薄過ぎると色ムラ等の原因ともな
シ易く、5〜40μmの厚さが適し、10〜20μmが
より最適である。
尚、かかる印刷フィルムとグリプレグとの接着は上記の
と同様に行なわれる。この際印刷フィルムの接着面は該
フィルムの上に透明フィルムが積層される場合には印刷
されていない面が、又、透明フィルムが積層されない場
合には印刷された面が好ましい。
又、印刷フィルムとしてポリフェニレンスルフィドフィ
ルム及び/又はポリサルホン系フィルムが用いられる場
合には透明フィルムとして同種のフィルムを用いること
ができるが、ポリス、化ビニールフィルムを用いてもよ
い。
■ 更に、上記のと■のフィルムを併用することもでき
る。
本発明の内装材は最終的に次の様にして作る事が出来る
裏側に糊を塗布した透明フィルム及び/又は印刷したフ
ィルム、!リグレグの記載順に重ね合せ、その上下に離
型の為の例えばポリグロビレンフイルム等を合せて加熱
圧縮成形して作る。その際の加熱圧縮成形は例えば10
0〜150℃の温度、5〜50ゆ/3雪  の圧力下、
20−180分の保持時間で硬化させて行う事が出来る
本発明の内装材は上記の少くとも2層を最低含む事が条
件であるが、必要に応じてその他の材料を加える事も出
来る。例えば他のフィルム、プリプレグ、アルミニュー
ム箔等の金属箔等も加える事ができる。
本発明の内装材を使用する場合、他の壁材に張フ付ける
か、又は他の壁材と一体で成形して使うかのどちらかの
方法が一般的である。
特に高速輸送機、そのうちの航空機等の内装材として使
用する場合にはその壁材は軽量でしかも壁としての強度
を保持する目的でハニカム構造体を使用する事が多い。
この・場合、予め作っておいたハニカム構造体を芯とす
るサンドイッチツクネルを作っておき、本発明の内装材
を接着剤又は粘着剤により張り付けて使用する方法があ
る。この際の接着剤としては常温で硬化するポリウレタ
ン接着剤、エポキシ接着剤等の2液型接着剤を使う事が
多い。
又、第二の方法として、本発明による積層板を予め表面
に付けた壁材として成型しておいて使用する方法がある
。即ち、ハニカム構造体の両側に例えば本発明で用いら
れる!リグレグをあて、その上に本発明でのフィルムを
あててカロ熱、加圧成形して作る方法である。
本発明の内装材の使用方法については特に限定するもの
ではなく、例えば上記方法の内どちらを取っても良い。
(実vffi例ン 以下、本発明全実施例に従い説明する。
〔プリプレグの作成〕
ヒドロキシメチレン/フェノール モル比1.6のレゾ
ール型フェノール樹脂R−53(DIC社友)60重i
ts、  ポリアミド樹脂ラッカマイト5003(DI
C製)15重量係、及び水酸化アルミニウム(試薬−級
)25重量%をメタノール中で均一混合物とし粘度10
0センチポイズの配合液とした。この配合Kt−300
1/ln”の目付量を有するガラスクロス5L8213
B(旭ファイバーガラス社製)に含浸し、100℃、1
0分間の乾燥により、!リプレグを作った。樹脂含有量
40重il優であった。
このプリプレグをアウスゲンW−63040と名付けた
参考例1 片側に2波型ウレタン接着剤(チバ・ガイギー社製〕を
塗布した厚さ25μmの透明なボリア、化ビニールフィ
ルム、片側に印刷した38μm厚さのポリフッ化化ビニ
ールフィルムびエポキシグリプレグ(アウスデンW−3
100G、大日本インキ化学社製]を合せて、130℃
、15に97cm2の圧力下1時間でプレス成形し厚さ
200μmの積層板を作った0 JIS L−1091A−4による垂直燃焼試験の結果
、表面フィルムの燃焼が非常に激しく、残炎時間25秒
で燃焼距離は20mであった。
参考例2 厚さ25μmの透明なポリ7ツ化ビニールフイルム(D
u Pont社製)に2液量ウレタン系接着剤(チパガ
イギー#〕を厚さLoamで塗布した。予め作っておい
た38μm厚のポリフッ化ビニールフィルム印刷物及び
フェノールプリグレグ(アウス?ン、W−6304G 
DIC製ンを1枚合せて1301:、151/、”圧力
下1時間でプレス成形に厚さ200μmの積層板を作っ
た。これをJIS L−1091A4に従い垂直燃焼試
験を行った。表面のフィルム面での燃焼が激しく残炎時
間は5秒、燃焼距離は10儒であった口 実施例1 厚さ25μmの透明なPPSフィルムの片側に2液型ウ
レタン系接着剤を10μm厚さで塗布した。
予め作りておいた38μm厚さのポリフッ化ビニールフ
ィルム印刷物及びフェノール系グリプレグ(アウスゲン
W−6304G DIC製)1枚を合せて130℃、1
5kl//cm”の圧力下で1時間プレス成形して厚さ
200μmの積層板を作った。
これをJIS L−1091A4に従い垂直燃焼試験を
行うと残炎時間2.0秒で燃焼距離8画であり、フィル
ム面での残炎がなく、参考例と比べて明らかに難燃性に
優れている事が判った。
実施例2 片側にウレタン接着剤の塗布された25μm厚さの透明
なPPS フィルム、予め両面にコロナ放電処理を施し
た38μm厚さのPPSフィルムの片側に印刷したフィ
ルム及び前記フェノールプリグレグを合せて同様にプレ
ス成形し厚さ200μmの積層板を作った。
JIS L−1091A4による垂直燃焼試験の結果フ
ィルム面での燃焼は小さく残炎時間0秒、燃焼距gI7
0であり、非常に優れた難燃性を示した。
実施例3 片側にウレタン接着剤の塗布された25μm厚さの透明
なポリ7ツ化ビニールフイルム、片側に印刷した38μ
m厚さのポリチオエーテルサルホンフィルム(大日本イ
ンキ化学社製〕及び前記フェノール系グリプレグを用い
て積層板を作った。
垂直燃焼試験によシ残炎時間2.5秒、燃焼距離8.5
mであシ、参考例に比べて優れた難燃性を示した。
(発明の効果〕 本発明は燃焼時の発煙蓋及び発熱量が低く、かつ自己消
火性に優れた内装材をもたらすことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ポリフェニレンスルフィドフィルム及び/又はポリサ
    ルホン系フィルムとその裏打ち材としてマトリックス樹
    脂がレゾール型フェノール樹脂を少なくとも20重量%
    含んでなるプリプレグとを積層してなる内装材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10115047A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Aica Kogyo Co Ltd 材料増強方法および繊維強化化粧シート
US9382384B2 (en) 2013-12-27 2016-07-05 Nano Cms Co., Ltd. μ-polyoxo crosslinked phthalocyanine compound, preparing method thereof, and near infrared ray absorbing and reflecting composition using the same
CN106905500A (zh) * 2017-03-06 2017-06-30 北京玻钢院复合材料有限公司 热熔预浸料用热固性酚醛树脂及其制备方法

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