JPH0193353A - 発泡体の製法 - Google Patents

発泡体の製法

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JPH0193353A
JPH0193353A JP62251304A JP25130487A JPH0193353A JP H0193353 A JPH0193353 A JP H0193353A JP 62251304 A JP62251304 A JP 62251304A JP 25130487 A JP25130487 A JP 25130487A JP H0193353 A JPH0193353 A JP H0193353A
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JP
Japan
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compound
foam
support liner
closed system
substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP62251304A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Ohashi
大橋 望
Sadayuki Inagaki
稲垣 定行
Toru Wakabayashi
若林 亨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は発泡体の製法に関するもので、さらに詳しくは
支持ライナーと一体化した薄層状態で積層されているか
、或いは支持ライナーから剥離された薄手発泡体フィル
ムの状態で得られる発泡体の製法及び該製法から得られ
る薄手発泡体フィルムを提供するものである。
〈従来技術とその問題点〉 従来、ゴム状物質エマルジョンを主成分とする配合物を
機械的に撹拌した微細泡含有配合物を用いて発泡体を製
造する方法としては、型への流し込み法、ロールコート
法、ナイフコート法などが知られている。
しかして、型への流し込み法は、長尺の発泡体シートが
得られないばかりか、生産に時間がかかるという問題が
あった。
一方、ロールコート法、ナイフコート法などのコート法
は、微細泡含有配合物がコータ一部分に一時的に溜られ
て支持ライナーに塗布されるが。
空気と接触している部分が外的条件などによって部分的
にゲル化したりすることがあり、このゲルがコータ一部
分に付着したり、塗布した配合物膜、の内部或いは表面
に付着したりするために、支持ライナー上の配合物膜に
スジが付いたり、厚みが不均一になったりするという問
題があった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明はかかる従来技術の問題点を解決した新規な発泡
体の製法を提供するもので、その要旨とするところは、
ゴム様物質エマルジョン、架橋剤及び起泡剤を必須成分
とする配合物を機械的撹拌にて微細泡含有配合物とし、
該含有配合物を密閉系より支持ライナー上に供給塗布し
乾燥すること′  である。
本発明の製法によれば、微細泡含有配合物は。
支持ライナー上に供給塗布される直前まで空気等の外的
制約を受けることなく密閉系とされているので配合物の
ゲル化や消泡がなく、従ってスジが付いたり、厚みが不
均一となることがなく、シかも均一な気泡を有する発泡
体層又は発泡体フィルムが得られるものである。
本発明の実施に当って用いられるゴム様物質エマルジョ
ンとしては、天然ゴム、ウレタンゴム。
シリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム。
ニトリルゴム、スチレンブタジェンゴム、スチレン−イ
ンブレン−スチレン共重合体ゴムの如きゴム類及び(又
は)エチレン−酢酸ビニル共重合体。
アクリル酸エステルを主体とする重合体又は共重合体な
どの合成樹脂類を常法に従ってエマルジョン化したもの
が挙げられる。該エマルジョンは。
固型分が30〜70重祉%、好ましくは50〜65重量
%に調整したものが使用される。
架橋剤としては、イオウ、メラミン系樹脂、エポキシ系
樹脂、ポリイソシネートなどが使用され。
起泡剤としては、ステアリン酸アンモン、ラウリル酸硫
酸ナトリウム、オレイン酸カリ石けんなどのアニオン系
、ポリオキシエチレン誘導体などのノニオン系、ラウリ
ルベタインなどの両性系などの界面活性剤が用いられる
これらの架橋剤及び起泡剤は、前記エマルジョンの固型
分100重量部に対してそれぞれ0.3〜7重量部及び
0.1〜10重量部の範囲で添加されて配合物とされる
該配合物には、必要に応じてカルボキシル化エチルアク
リレート、メセルセルローズ、アルギン酸ナトリウムの
如き増粘剤、アンモニア、苛性ソーダの如きPH調整剤
、ポリエチレングリコール。
ポリメチルビニルエーテル、ケイフッ化ソーダの如きゲ
ル化剤などの配合剤を、前記エマルジョンの固型分10
0重量部に対して合計で0.1〜20重量部の範囲で添
加することができる。
このように配合され念配合物は通常10〜300ボイズ
(at 20℃)の粘度に調整され、均一に撹拌混合さ
れる。
このように撹拌混合された配合物は、オークスミキサ−
、ファインフオーム、ハイミキサーの如き撹拌機にて、
気体を配合物に強制的に導入しながら撹拌(撹拌速度5
00〜3000r、 p、m 20℃)して、気泡径約
30〜100.coxで、粘度30〜1000ボイズ(
at 20℃)に調整された1、5〜10倍の微細泡含
有配合物とされる。
調整された抱含有配合物Aは1例えば図示する如き密閉
系の容器に注入され、支持ライナーに供給塗布される直
前まで空気に触れることがないように設計されていてゲ
ル化が防止されている。図面において、】は密閉系容器
で、左端に吐出口2を有する。3は支持ライナーで、容
器1の吐出口2の外端はライナー3と接触することがな
いように所定の間隙が設けられている。ライナー上に吐
出口2から供給塗布された配合物1m Aの厚みは。
吐出口2の幅を調整することによって自在に変えること
ができるが1通常は30〜2000μm の範囲とされ
る。
支持ライナーは1発泡体薄層を有する積層物を得るか、
或いは薄手発泡体フィルムを得るか、その目的によって
選択される。即ち1発泡体薄層企有する積層物を得る場
合は、支持ライナー自体を発泡体層l−を構成する前記
抱含有配合物と親和性を有する材質のものから選択する
か、或いは支持ライナー自体は低親和性であるが表面を
活性化処理するか又は表面に親和性物質を塗設又はラミ
ネートなどして前記配合物と親和性を有するように調整
し1発泡体薄層が支持ライナー上に強固に接着一体化さ
せる。このようにして得られるシート状の積8j4物は
1例えばその緩衝性を活かして包装材料などに使用でき
る。
一方、薄手発泡体フィルムを得る場合は、支持ライナー
上で乾燥硬化させた発泡体1層が、ライナーから簡単に
剥離できることが必要でメジ、そのためにはライナーの
少なくとも表面が前記配合物に対して低親和性であるこ
とが必要である。これらのライナーとしては1紙、不&
lI布、織布1編布。
プラスチックフィルム、金属箔などが用いられ。
また表面をシリコーン系、フッ素、長鎖アルキル系など
で処理したものも使用できる。
このようなライナー上に塗布された抱含有配合物層¥′
i2通常70〜95℃で10〜300秒予備乾燥させて
層面が約80℃前後になるように調整して水分を蒸散さ
せ、次いで100〜200℃で100〜500秒加熱し
て架橋硬化させ、約30−100μmの気泡径を有する
発泡体薄層を得る。
〈効果〉 本発明の製法によれば、@細泡含有配合物は密閉系容器
から層重直前に支持ライナー上に供給されるためにゲル
化することがなく、従ってゲル化物によって発泡体薄層
にスジが付いたり、不均一な厚みとなったりすることが
なく、均一な厚みの発泡体薄層又は薄手発泡体フィルム
が得られるという特徴を有する。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を示す。文中部とあるのは重量部
を意味する。
実7M@1 アクリル酸エテル−アクリル酸ブチル−アクリロニトリ
ル共重合体(重量比で63:28:9)からなる固型分
59fflt%のアクリル系共重合体エマルジョン16
9.5部、メラミン樹脂2部、 スfアリン酸アンモ7
ン1部、カルボキシル化エテルアクリレート2部及びア
ンモニア水2部からなる配合物(粘度 80ボイズat
20℃)全オークスミキサ−(1500r、p、 m 
at 20℃)で機械撹拌して1発泡倍率約2倍、気泡
径約30〜50μmの微細泡含有配合物(粘度150ボ
イズat20℃)を得る。
該抱含有配合物を図示する形状の密閉系容器に注入し、
吐出口から支持ライナー(紙)上に厚さ約200μ惰で
吐出塗工し1次いで予備乾燥及び本乾燥を行って紙と発
泡体層I−とが一体化された積JflJ物を得た。
得られた発泡体薄層は厚みが均一で且つ表面は平滑であ
り、約30〜50μmの均一な気泡径を有する。
実施例2 固型分60重量%の天然ゴムエマルジョン100部 イオウ                 2部オレイ
ン酸カリ石けん         3部メチルセルロー
ズ           1部アンモニア水     
        2部ケイフッ化ソーダ       
   0.5部上記配合組成からなる配合物(粘度50
ボイズat20℃)をオークスミキサ−(500r、p
、 mat20℃)で機械撹拌して1発泡倍率3倍、気
泡径約50〜80μ鶏の微細泡含有配合物(粘度150
ボイズat20℃)を得る。
該配合物を図示する形状の密閉系容器に注入し。
吐出口から支持ライナー(表面を接着処理したポリエス
テルフィルム)上に厚さ約80μmで吐出塗工し2次い
で予備乾燥及び本乾燥を行ってポリエステルフィルムと
発泡体#fiとが一体化された積層物を得た。
得られた発泡体薄層は厚みが均一で表面は緻密で平滑で
あシ、約50〜80μmの均一な気泡径を有する。
冥施例3 dn分53重量%のニトリルゴムエマルジョン188.
5部 イオウ                 3部ラウリ
ル硫酸ナトリウム         2部アルギン酸ナ
トリウム         0.5部アンモニア水  
           1部ケイフッ化ソーダ    
      0.3部上記配合組成からなる配合物(粘
度200ボイズat20℃)をオークスミキサ−(30
00r、p0mat20℃)で機械撹拌して1発泡倍率
3倍、気泡径約80〜100μmの微細泡含有配合物(
粘度500ボイズat20°C)?得る。
該配合物を図示する形状の密閉系容器に注入し。
吐出口から支持ライナー(クラフト紙の表面にポリオレ
フインをラミネートシ、この上にシリコーン糸剥離層を
形成した剥離紙)の剥J!il! 1m面に厚さ約11
00μmで吐出塗ニレ、次いで予備及び不乾燥を行い、
ライナー面から発泡体薄層を剥離して厚さ約1100μ
慣の薄手発泡体フィルムを得た。
この薄手発泡体フィルムは表裏面共に平滑で緻密な面を
有し、約80〜100μ偽の均一な気泡径′jk有する
比較例 実施例1の微細泡含有配合物をロールコート法及びナイ
フコート法により、支持ライナー(紙)に塗布乾燥して
1紙と発泡体薄層とが一体化された槓I!1物を得た。
得られた積層物の発泡体薄層は、気泡径が約30〜20
0μ惰と不均一で1表面には肉眼で目視できるスジが無
数に与られた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の製法に用いられる装置の概略説明図であ
る。 ■・・・密閉系容器  2・・・吐出口3・・・支持ラ
イナー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ゴム様物質エマルジョン、架橋剤及び起泡剤を必須
    成分とする配合物を機械的撹拌にて微細泡含有配合物と
    し、該含有配合物を密閉系より支持ライナー上に供給塗
    布し乾燥することを特徴とする発泡体の製法。 2)支持ライナーの少なくとも表面が低親和性である特
    許請求の範囲第1項記載の発泡体の製法。
JP62251304A 1987-10-05 1987-10-05 発泡体の製法 Pending JPH0193353A (ja)

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