JPH0158365B2 - - Google Patents

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JPH0158365B2
JPH0158365B2 JP61212900A JP21290086A JPH0158365B2 JP H0158365 B2 JPH0158365 B2 JP H0158365B2 JP 61212900 A JP61212900 A JP 61212900A JP 21290086 A JP21290086 A JP 21290086A JP H0158365 B2 JPH0158365 B2 JP H0158365B2
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JP
Japan
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nail
tip
shaft
shaft portion
flat surface
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JP61212900A
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English (en)
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JPS6367416A (ja
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Toshisada Saito
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Individual
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は釘、かすがいの様に、相手部材に打込
む軸部を有する打込み部材に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 第7図に示す如く、従来の釘2は打込み軸部3
の先端全体がくさび状に尖つており、釘を木材6
に打込む際、釘の軸部がくさびの作用をなし、打
込部周辺の材料を外側に押し拡げる強い力が生じ
る。
従つて木材6の木口61の近傍へ釘2を打つた
場合、木口61に達する割れが生じ易く、釘の利
き目がなくなる。
特に、ツーバイフオー(2×4)建築で多く使
用される太く短い釘を打つた場合、木口の割れは
不可避である。
従つて、従来は、ドリル、キリ等で下穴を開設
してから釘を打ち、木口の割れを防いでいたが、
下穴を開設することは手間がかかつて、釘打ちの
能率を著しく低下する問題があつた。
そこで第8図、第9図に示す板の割れ防止を目
的とする釘が提案されている。
第8図の釘は軸部30の先端を半球状に形成
し、中央に案内突子を設けたものであり、第9図
の釘は四角錘の先細に更に突子を突設して、軸部
の先端を2段に形成したものである。
上記2つの釘は何れも、釘のくさび効果が減じ
て木口の割れ防止を画るものである。
しかし、第8図の場合、突子4を除く先端部
は、半球状に形成されており、該球面33には打
込部周辺の材料を外側に押し拡げる力が生じ、打
込み相手材料の割れを防止する効果は小さい。
又、第9図の場合、釘の先端部は全体的には従
来の一般的な釘と同じようにくさび状に尖つてお
り、打込み相手材料の割れを防止する効果は殆ど
期待できない。
釘の先端部を先端を平坦にすれば、釘を打ち込
む際に、くさびの作用がなくなり、木口の割れを
防ぐことは出来る。
しかし、釘の先端尖り部は釘の打込み位置がず
れないよう且つ、釘が木材内を真つ直ぐに突き進
むための案内となる重要な役割を果たすものであ
つて、該尖り部を省略すると釘を正確な位置に真
つ直ぐに打つことは出来ない。
又、上記木口の割れの問題は、かすがいについ
ても同様である。
(問題点を解決する為の手段) 本発明は上記問題を解決するものであつて、打
込み軸部3を有する釘、かすがい等の打込み部材
に於て、一様太さの打込み軸部3の先端を軸心と
直交する平坦面5とし、該平坦面の中央に先の尖
つた突子4を形成している。
(作用及び効果) 突子4の先端を木材の打込み位置に強く押し、
この状態で打込み部材1を打ち込めば、打込み位
置がずれることはなく、又、軸部3が木材を突き
進む時、突子4が軸部3を真つ直ぐに先導するた
め、打込み部材1を正しい位置に真つ直ぐ打ち込
むことが出来る。
突子4に接する木材の材料は、突子のくさび作
用によつて多少は押し拡げられが、従来のように
軸部の先端全体が尖つているものに比べて、突子
は小さく、押し拡げ力は弱い、しかも、軸部3の
先端の平坦面5は軸心と直交しており、打込み相
手木材に対するくさび作用はなく、突子4周囲の
木材の材料を下方に押し潰して、周囲材料の密度
を高めながら進むため、この押潰し力によつて、
前述のような突子4による木材の材料を側方向に
押し拡げる力を半減させ且つ軸部周囲の材料の高
密度化が軸部の抜け止め効果を発揮する。
更に、突子以外の軸部3は、一様太さであるか
ら、該軸部には打込み相手部材に割れを生じせし
めるくさび効果はなく、従つて、軸部3を木材に
打込んだとき、木口に割れを防止できる。
(実施例) 第1図は本発明を釘に実施したものであり、一
様太さの丸軸状軸部3の一端に頭部2、他端は平
坦面5とし、平坦面の中央に円錐或は角錐状の突
子4を形成している。平坦面5は突子4を囲む環
状の段部5を構成している。
突子4の最大径は軸部5の直径の1/3〜2/3であ
る。
第5図は釘1の軸身を軸本体31として、該軸
本体31に筒体32を嵌着して軸部3を形成した
他の実施例である。
筒体32の長さは釘の先端の尖り部を除く軸心
の長さに等しく、釘の先端部が突子4、筒体の先
端面が環状の平坦面5となる。
第6図は本発明をコ字状のかすがいに実施した
他の実施例であつて、両側の打込み軸部3,3の
先端に平坦面5及び前記第3図に示すものと同様
の突子4を形成している。
本発明は上記実施例に限定されることはなく、
特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る釘の正面図、第2図は同
上の先端部分の拡大図、第3図は同上の斜面図、
第4図は釘の先端部分の断面図、第5図は2つの
部材を組み合わせた他の実施例の断面図、第6図
は本発明に係るかすがいの正面図、第7図は従来
例の説明図、第8図、第9図は先端部に特徴のあ
る従来の釘の要部の正面図である。 1……釘、3……軸部、4……突子、5……環
状段部、7……かすがい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 打込み軸部3を有する釘、かすがい等の打込
    み部材に於て、一様太さの打込み軸部3の先端
    に、軸心と直交する平坦面5を形成し、該平坦面
    5の中央に先の尖つた小径の突子4を突設してい
    ることを特徴とする打込み部材。 2 軸部3は先端が尖つた軸本体31に筒体32
    を嵌合して構成され、筒体32の先端面が環状の
    平坦面5となつている特許請求の範囲第1項に記
    載の打込み部材。
JP21290086A 1986-09-09 1986-09-09 打込み部材 Granted JPS6367416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21290086A JPS6367416A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 打込み部材

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JP21290086A JPS6367416A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 打込み部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6367416A JPS6367416A (ja) 1988-03-26
JPH0158365B2 true JPH0158365B2 (ja) 1989-12-11

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ID=16630134

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JP21290086A Granted JPS6367416A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 打込み部材

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JP (1) JPS6367416A (ja)

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Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49123475U (ja) * 1973-02-21 1974-10-23
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6367416A (ja) 1988-03-26

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