JPH0157397B2 - - Google Patents

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JPH0157397B2
JPH0157397B2 JP55141931A JP14193180A JPH0157397B2 JP H0157397 B2 JPH0157397 B2 JP H0157397B2 JP 55141931 A JP55141931 A JP 55141931A JP 14193180 A JP14193180 A JP 14193180A JP H0157397 B2 JPH0157397 B2 JP H0157397B2
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ticket
sheets
paper sheets
paper
tickets
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JP55141931A
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Hideo Oomura
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE3140680A priority patent/DE3140680C2/de
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Publication of JPH0157397B2 publication Critical patent/JPH0157397B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M7/00Counting of objects carried by a conveyor
    • G06M7/02Counting of objects carried by a conveyor wherein objects ahead of the sensing element are separated to produce a distinct gap between successive objects
    • G06M7/06Counting of flat articles, e.g. of sheets of paper
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/50Sorting or counting valuable papers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はたとえば伝票、株券、小切手あるいは
有価証券などの紙葉類を自動的に鑑査して第1の
紙葉類、例えば有効な紙葉類と第2の紙葉類、例
えば無効な紙葉類とに区分する紙葉類区分装置に
関する。
(先行技術) 最近、たとえば有価証券などの紙葉類を自動的
に鑑査して第1の紙葉類と第2の紙葉類とに区分
する紙葉類区分装置が種々開発され、実用化され
ている。この種の区分装置は、紙葉の枚数を1枚
1枚自動的に計数し、枚数の過不足をチエツクす
ると同時に無効な紙葉類つまり異種券、失効券な
どの鑑査装置で鑑査することのできない紙葉類を
排除し、更に有効な紙葉類を損券(有効であるが
再使用に不適なもの)と正券(再使用に適したも
の)とに区分し、それぞれ100枚ずつの把にして
施封、押印を行うものである。
ところが、このような紙葉類区分装置において
は鑑査部によつて鑑査できない紙葉類、例えば偽
りの有価証券や重ね取りされた紙葉類は排除券と
してまとめて排除ポケツトへ区分した後、所定枚
数例えば100枚の処理が終了した後、オペレータ
によつて排除枚数をキーインすることによつて過
不足の照合を行うようにしている。
しかしながらこのような従来の装置において
は、100枚処理する毎に機械を一時停止させてオ
ペレータが排除枚数をキーインしなければなら
ず、装置自体の不作動時間が多くなつて装置の処
理能力が著しく低下し、省力効果が少なくなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、装置自体の不作動時間を
少なくして処理能力低下およびオペレータの負担
増加を極力少なくし、かつたとえば100枚単位で
の紙葉類の処理を各単位間の無駄時間が少なく
し、能率よく処理可能な紙葉類区分装置を提供し
ようとするものである。
(発明の概要) まず、本発明の概要について述べる。この場
合、以下に説明する実施例は、たとえば小切手あ
るいは伝票などの有価証券を取扱う紙葉類区分装
置であつて、100枚単位で施封された紙葉類、す
なわち把をそのまま供給装置に供給し、この供給
装置において紙葉類を施封している小帯に記載さ
れている情報を読取り、次いでこの小帯を破封し
て、紙葉類を1枚ずつ取出し搬送し、紙葉類を1
枚ずつ搬送する過程において紙葉類の特徴を検出
し、この検出された特徴に基いて紙葉類を区分
し、かつ所定枚数ごとに施封を行うものである。
しかして、この紙葉類区分装置で取扱う紙葉類
は、上述したように小切手あるいは伝票などの有
価証券であるが、この有価証券は本装置において
次のように区分される。
第1の紙葉類…有効な紙葉類 (a)正券…鑑査の結果、正規でかつ有効な有価証券
であると認められ、本装置で処理されたの
ち発行元から再び利用に供すべく返却され
る有価証券。
(b)損券…鑑査の結果、正規でかつ有効な有価証券
であると認められ、本装置で処理され、発
行元において回収され、廃棄処分される有
価証券。
第2の紙葉類…鑑査不可能な紙葉類(以下
「排除券」という) (a)無効券…鑑査の結果、偽りの有価証券であり、
もしくは無効な有価証券であると認められ
た有価証券。
(b)重ね取り券…重ね取りされたなどの理由によつ
て鑑査を行うことのできない有価証券(計
数不可能券)。
このようにして、正券、損券および排除券に区分
された有価証券のうち、正券については100枚ず
つ区分集積される。損券は、シユレツダーによつ
て裁断されて失効処理される。排除券は排除券用
の集積部に集積される。
(実施例の説明) 次に、上述した有価証券の処理を連続的に行う
紙葉類区分装置の一実施例について詳細に説明す
る。
第1図は本区分装置全体を概略的に示す正面図
である。本区分装置は、大別して供給装置10
0、取出搬送装置200、鑑査装置300、搬送
区分装置400、区分集積装置500、施封装置
600、失効装置700、排除券集積装置80
0、操作装置900、その他の付属装置およびこ
れらの制御装置(後述する)から構成されてい
る。
供給装置100は、多数の施封された把を載置
し、この把を1把ずつ供給しながら把を施封して
いる小帯を破封して取出搬送装置200に積重ね
た状態で有価証券(以下、単に券と略称する)P
を送出すものである。取出搬送装置200は供給
装置100から送られて来た券Pを1枚ずつ真空
吸着によつて取出し、それを鑑査装置300へ搬
送するものである。鑑査装置300は、取出搬送
装置200によつて取出された搬送される券Pに
対して必要な鑑査を行うものである。搬送区分装
置400は、取出搬送装置200によつて搬送さ
れ鑑査装置300を通過した券Pを、鑑査装置3
00の鑑査結果に基いて区分し、区分集積装置5
00、失効装置700及び排除券集積装置800
へ搬送するものである。区分集積装置500は、
搬送区分装置400で搬送されてくる正券を100
枚単位に区分して略水平状態で集積し、この集積
された正券をそれぞれ施封装置600へ搬出する
ものである。施封装置600は、区分集積装置5
00から搬出されてくる100枚に区分された正券
をそれぞれ施封し、装置外へ搬出するものであ
る。
以下、各部の詳細な構成および作用を説明す
る。
供給装置100は、第2図に示すように把供給
台101、一把供給機構102および破封機構1
03から構成されている。把供給台101は、把
すなわち小帯Tによつて施封された状態の券Pを
凹部105内に立位状態で載置し、供給台101
内に設けられた無端ベルト(図示しない)に立設
されたピン106によつて支持しつつ券Pを矢印
A方向に所定ピツチずつ搬送していくものであ
る。一把供給機構102は、上方から券Pを押圧
する板ばね107と、立位状態で載置されている
券Pを水平状態にする方向変換機構(図示しな
い)とから構成されている。破封機構103は、
第2図及び第3図に示すように、券Pを施封して
いる小帯Tを破封するカツタ109、このカツタ
109によつて破封された小帯を挾持して券Pか
ら分離するリムーバ110、一把供給機構102
によつて水平状態に載置された券Pを矢印B方向
に押す押板111から構成されている。カツタ1
09は、先端部の円弧状のばね部112によつて
券Pを上方に押上げて券Pと小帯Tとの間隙を押
拡げ、その押拡げられた部分に刃部(図示しな
い)を押入しつつ小帯Tを破封するもので、第3
図において左右に往復動するようになつている。
リムーバ110は、「コ」字状のフレーム110
aとこれに垂下して形成された挾持部110bと
から構成されている。フレーム110aは枢支点
113を中心にして回動するようになつていて、
ソレノイド114によつて回動せしめられる。挾
持部110bは相対向配置された爪を有してい
て、この2本の爪によつて小帯Tを挾持し、その
後ソレノイド114の作動に応じて小帯Tを挾持
したまま持上げて券Pから小帯Tを分離するもの
である。なお、この分離された小帯Tは、ただち
に図示しない小帯除去機構によつて挾持部110
bから取除かれる。押板111は、第3図におい
て左右方向に往復動し、一把供給機構102によ
つて一把ずつ供給され水平状態で載置された券P
を矢印B方向に押して、挾持部110bの爪に小
帯Tを喰込ませる作用をなす。
次に、このような構成の供給装置100の作用
を説明する。オペレータは、把供給台101上に
被区分券Pを施封状態のまま立位状態で載置す
る。このとき、券Pはピン106の相互間に置か
れ、ピン106によつて支持されつつ矢印A方向
に向つて所定ピツチで送り込まれる。しかして、
矢印A方向最前部の券Pが板ばね107によつて
押圧され、さらに矢印A方向に送り込まれて次の
券Pが板ばね107によつて押圧されると、最前
部の券Pが図示しない方向変換機構によつて水平
状態にされて台108上に載置される。すると、
押板111が矢印B方向に連動して水平状態の券
Pを押し、そのために券Pを施封している小帯T
が破封機構103の挾持部110bによつて掴持
される。次いで、カツタ109が矢印B方向に連
動する。カツタ109は、まず円弧状のばね部1
12が券Pの下面を摺接しつつこれを押上げて券
Pと小帯Tとの間に間隙を形成したのち、図示し
ない刃部がこの間隙に押入しながら小帯Tを破封
する。破封後カツタ109は初期状態に復帰す
る。次いで、ソレノイド114が作動し、フレー
ム110aを回動させる。従つて挾持部110b
は小帯Tを挾持したまま持上げられるので、券P
から小帯Tを分離する。挾持部110bに挾持さ
れている小帯Tは、前述したように取除かれ、そ
の後フレーム110aは初期状態に復帰せしめら
れる。次いで、押板111が矢印B方向に向つて
さらに移動して、券Pを取出搬送装置200に向
つて移送せしめる。
次に、取出搬送装置200(第1図参照)は、
供給部201、取出部202、受渡部203およ
びクリーナ部204から構成される。供給部20
1は、供給装置100に連設されていて供給部2
01内を上下動する券押圧板205が設けられて
いる。この券押圧板205は、券Pを載置したま
ま上方に押し上げ、一定圧力で券Pを取出部20
2側へ押圧するものである。すなわち、券押圧板
205は、プーリ206…に装荷された無端ベル
ト207に取着されていて、このベルト207の
回転に伴つて上下動するようになつている。ま
た、押圧板205上には、前後端において、上方
に向つて突出したばね材208が設けられてい
て、券Pの押圧効果を高めている(第3図参照)。
一方、供給部201の前面には透明カバー209
が設けられ、このカバー209と相対向する側に
は、基準面210が設けられており、供給部20
1内に載置されている券Pに対してその奥側端部
を本装置の後面側から規制する作用をなす。この
基準面210は、券種設定ダイアル211を操作
することにより、本装置の前後方向へ摺動するよ
うになつている。上記券種設定ダイアル211
は、本装置で取扱う券Pの種類を設定するもので
ある。なお、この実施例において取扱う券Pは、
たとえばX,Y,Zの3種類であり、それぞれ幅
および長さが異なるものである。したがつて、基
準面210は、取扱う券Pの幅に応じてその規制
位置を設定するべく前後方向に摺動する。
取出部202は、時計方向に回転するロータ2
12と、このロータ212の周囲に設けられた吸
着チツプ(図示しない)とで構成される。上記ロ
ータ212は、図示しない駆動源によつて時計方
向へ回転される。また、上記吸着チツプは、ロー
タ212の回転方向に沿つて徐々に厚みを減少す
る形状となつており、かつその表面は滑らかに形
成されている。なお、吸着チツプの表面には、吸
着孔(図示しない)が穿孔されており、図示しな
い真空装置と連通している。受渡部203は、取
出部202で取出された券Pを搬送区分装置40
0へ受渡す作用をなし、搬送区分装置400の前
段をなす搬入路213とガイド板214とから構
成される。クリーナ部204は、図示しない真空
装置と連通されていて、搬送区分装置400によ
つて搬送される券Pに付着している塵埃を吸着し
て取り除くもので、後続の鑑査装置300におけ
る鑑査に対する塵埃の影響を減ずる効果をもたら
す。
このような構成において、取出搬送装置200
の動作を説明すると、まず券種設定ダイアル21
1を操作して取扱うべき券種を設定することによ
り、基準面210が前後して取扱う券Pに応じた
幅が設定される。なお、初期状態においては、券
押圧板205は供給部201の底部の定位置にセ
ツトされている。この状態で、供給装置100か
ら送込まれた券Pの積み重ねは、券押圧板205
の左側の垂直部分、基準面210および押板11
1によつて3方向から位置が規制される。
そして、券押圧板205は、券Pの積み重ねを
載置して上昇し、券Pを一定圧力で上方へ押圧す
る。これと同時に、券押圧板108は右方向へ移
動して供給室106内の定位置にセツトされる。
すると、ロータ212が時計方向に回転し、吸着
チツプ(図示しない)が供給部201内の最上位
の券Pを吸着して取出し、その券Pを受渡部20
3へ送る。この取出された券Pはガイド板214
に沿つて搬入路213により搬送され、クリーナ
部204によつて付着している塵埃が取り除かれ
た後、鑑査装置300へ送られる。
一方、供給部201内にセツトされた券Pが取
出部202によつて取出されている間に、次の被
区分把となる券Pが供給装置100において供給
され、小帯Tの解封が行なわれて、供給部201
内の券Pに対する取出しが終了すると、後述する
処理終了信号が出力されるとともに自動的に台1
08上の券Pが供給部201側に移送され、連続
的に取出しが行われるようになつている。
鑑査装置300(第1図参照)は、光学的鑑査
部301、磁気的鑑査部302、および機械的鑑
査部303から構成される。光学的鑑査部301
は、搬送される券Pにたとえば可視光を照射し、
券Pからの反射光および券Pの透過光を受光して
電気信号に変換し、一定の論理にしたがつて券P
の光学的な特徴を検出するものである。磁気的鑑
査部302は、券Pの磁気を検出することにより
券Pの磁気的な特徴を検出するものであり、2つ
の磁気ヘツド304,304、券Pを磁気ヘツド
304,304側へ押圧する2つの押圧パツド3
05,305によつて構成される。機械的鑑査部
303は、券Pの厚さを検出することにより重ね
取り券あるいは異種券の有無を検出するものであ
り、固定的に設置されていて周面の位置が変動し
ない基準ローラ307、この基準ローラ307に
対して搬送される券Pを圧接する揺動自在な揺動
ローラ308、この揺動ローラ308の変位をた
とえば光学的に検出する検出器309によつて構
成されていて、基準ローラ307と揺動ローラ3
08との間に正規の券Pが1枚介在したときを基
準として、これよりも厚さの大きな券Pが介在し
たときの揺動ローラ308の変位を検出器309
で検出するようになつている。
ここで、第4図を参照して鑑査装置300を更
に詳細に説明する。光学的鑑査部301は、券P
に光を照射する光源310、この光源310の光
照射による券Pからの反射光を受光する受光素子
311、券Pのの透過光を受光する受光素子31
2によつて構成される。なお、上記両受光素子3
11,312は、それぞれ券Pの光学的な特徴を
検出すべき部位に相対応して複数個設けられてい
るが、ここでは一括して受光素子311,312
として表わされている。しかして、両受光素子3
11,312は、券Pの反射光および透過光を受
光して光電変換を行い、その電気信号を相対応し
て設けられた増幅器313,314へそれぞれ送
る。増幅器313,314は、受光素子311,
312からの信号をそれぞれ所定レベルまで増幅
し、積分器315,316へそれぞれ送る。積分
器315,316は、増幅器313,314の出
力信号(アナログ信号)をそれぞれ一定時間積分
し、信号組合回路317,318へそれぞれ送
る。信号組合回路317,318は、積分器31
5,316からそれぞれ出力される複数の信号
を、鑑査すべき券Pの種類に対応する券種設定信
号に応答して所定の組合せに基いて組合せること
により、券Pの正損度合(券Pの光学的な汚損度
合)を鑑査するための券Pの透過光に基くアナロ
グ信号x1、券Pの真偽(券Pが有効なものであ
るか無効なものであるかの判定)を鑑査するため
の券Pの透過光に基くアナログ信号x2、券Pの
正損度合を鑑査するための券Pの反射光に基くア
ナログ信号x3、券Pの真偽を鑑査するための券
Pの反射光に基くアナログ信号x4をそれぞれ出
力する。そして、これら各信号x1,x2,x
3,x4は比較器319,320,321,32
2へそれぞれ送られ、ここで基準信号a,b,
c,dとそれぞれ比較される。上記基準信号a,
b,c,dは、鑑査すべき券Pの種類に相対応す
る固有のレベルを持つアナログ信号である。しか
して、上記比較器319,320,321,32
2の各比較結果は、それぞれ判定回路323へ送
られる。
一方、磁気ヘツド304,304は、それぞれ
券Pの表面および裏面から磁気を検出して電気信
号に変換し、その電気信号を相対応して設けられ
た増幅器324,325へそれぞれ送る。増幅器
324,325は、磁気ヘツド304,304か
らの信号をそれぞれ所定レベルまで増幅し、その
各出力信号x5,x6を比較器326,327へ
それぞれ送る。比較器326,327は、増幅器
324,325から出力される信号x5,x6を
それぞれ基準信号e,fと比較する。上記基準信
号e,fは、鑑査すべき券Pの種類に相対応する
固有のレベルを持つアナログ信号である。
しかして、上記比較器326,327の各比較
結果は、それぞれ判定回路323へ送られる。
また、揺動ローラ308は鑑査の対象となる券
Pの厚さに応答して上下方向に変位し、揺動ロー
ラ308の所定値以上の変位は、券Pの重ね取り
として検出器309を作動せしめる。したがつ
て、検出器309からは上記変位量に応じた検出
信号が出力され、その信号は信号組合回路328
へ送られる。信号組合回路328は、一種のゲー
ト回路であつて、券種設定信号に応答して検出器
309からの信号を所定の組合せに基いて組合せ
ることにより、券Pの厚さに対するアナログ信号
x7を出力する。この信号x7は比較器329へ
送られ、ここで基準信号gと比較される。上記基
準信号gは、鑑査すべき券Pの種類に相対応する
固有のレベルを持つアナログ信号である。
しかして、上記比較器329は、鑑査すべき券
Pの厚さ異常(重ね取り)に関する信号としての
比較結果を判定回路323へ送る。
しかして、判定回路323は、比較器319,
320,321,322,326,327,32
9の各比較結果に基づき搬送される券Pに対して
正券、損券、無効券および計数不可能券たとえば
重ね取り券、折れ込み券、スキユー券、大きな破
れのある券等の券(以下単に重ね取り券という)
いずれかの判定信号を出力する。そしてこれらの
判定信号はそれぞれ第5図に示す正券カウンタ3
40、損券カウンタ341、無効券カウンタ34
2および重ね取り記憶部343に加えられ、各カ
ウンタはそれぞれの枚数を計数する。そして取出
部200での100枚の取出しが終了すると正券カ
ウンタ340、損券カウンタ341の内容は表示
部344に加えられ枚数が表示されるとともに加
算器345に印加され、その加算器345の加算
結果も表示部344で表示される。ここで無効券
および重ね取り券がなかつた場合には重ね取り記
憶部343は出力が“0”であり無効券カウンタ
342の内容も0であるので加算器346の加算
結果は正券数と損券数の和となり100枚となり、
比較器348での設定枚数347との比較結果が
一致し、判定結果はOKとなり次の100枚の処理
開始の待期状態となる。
また、処理した100枚の券から無効券が発生し
た場合には無効券カウンタ342がその枚数を計
数することとなり、そのカウンタ342の内容は
ORゲート349を介して表示部344へ加えら
れ無効券の枚数をも表示する。そして100枚の処
理終了時に発せられる処理終了信号によつて加算
器345は正券数と損券数とを加算して表示部3
44で表示するとともにその加算結果を加算器3
46へ入力する。一方このとき重ね取り券は発生
していないので重ね取り券記憶部343は“0”
信号を出力しており、その出力はインバータ35
0を介してANDゲート351を開き、無効券カ
ウンタ342の内容をANDゲート351、ORゲ
ート352を介して加算器346へ印加するの
で、この加算器346の加算結果は100枚となり
比較器348はOKの信号を出し、前述同様次の
処理に備える。
一方、100枚の処理途中で無効券および重ね取
り券が発生した場合には、重ね取りした券が2枚
であつたのか3枚以上であつたのか判別が困難で
ある。従つて重ね取り券があつたときは重ね取り
記憶部343にその旨を記憶しておき、この重ね
取り券と無効券は同じ排除券集積装置800に集
積されるので100枚の処理終了時、オペレータが
排除券枚数をキーインすることにより照合が行な
われる。すなわち重ね取り券が発生すると重ね取
り記憶部343が出力“1”となるので無効券カ
ウンタ342をクリアするとともにインバータ3
50を介してANDゲート351を閉じるととも
にANDゲート353を開く。一方オペレータが
排除券集積装置800から排除券を取り出し、そ
の枚数を入力部354から入力することにより、
その枚数情報はORゲート349を介して表示部
344で表示されるとともにANDゲート353、
ORゲート352を介して加算器346に印加さ
れ正券枚数、損券枚数とともに加算され、その加
算結果が比較器348で設定枚数347と比較さ
れ100枚であればOKの照合結果が得られる。
また、重ね取り記憶部343の出力信号は表示
部344に印加され、重ね取り券が発生したこと
をオペレータに報知するとともに排除券集積装置
800から排除券を取り出し、その排除枚数を入
力部354から入力するよう指示するようになつ
ている。
なお、Rゲート355は加算器346の加算
タイミングを入力させるためのゲートである。ま
た、比較器348の判定結果が一致してOKとな
つたときは、その後にオペレータが入力部354
のスタートボタン(図示せず)を押すことにより
次の100枚の処理が開始されるものである。
以上のように重ね取り券のような計数不可能な
排除券が発生した場合にはその排除枚数をオペレ
ータに入力させることによつて枚数照合するが、
重ね取り券が発生せず、単に無効券のみの排除の
ときはその排除券は計数可能であるので、その枚
数を計数しておくことにより自動的に照合を行う
ことができ、次の処理に進むことができる。
次に搬送区分装置400(第1図参照)は、第
1搬送路401、第2搬送路402、および第3
搬送路403を主体に構成される。これら各搬送
路401,402,403は、駆動あるいは従動
ローラ404,404,…およびこれらローラ4
04,404,…に掛け渡された搬送ベルト40
5,405,…によつて構成されており、搬送ベ
ルト405,405,…の相互対向面間において
券Pを挾持し、搬送するようになつている。上記
第1搬送路401は、受渡部203からクリーナ
部204および鑑査装置300を介して延長して
おり、第2搬送路402との分岐点に第1区分ゲ
ート406を有している。この第1区分ゲート4
06は、図示しないロータリソレノイドなどによ
つて駆動されて回動可能になつており、鑑査装置
300からの判定結果信号に応答して搬送されて
くる券Pを第2搬送路402あるいは第3搬送路
403へ導くものである。
一方、第2搬送路402の終端部は、供給部1
01の上方部位に位置しており、この終端部に排
除券集積装置800の集積箱802が設けられて
いる。また、第3搬送路403は、正券搬送路4
03aおよび損券搬送路403bから構成されて
おり、これら両搬送路403a,403bの分岐
点には第2区分ゲート408が設けられている。
この第2区分ゲート408は、前記第1区分ゲー
ト406と同様な構成となつており、鑑査装置3
00からの判定結果信号に応答して搬送されてく
る券Pを正券搬送路403aあるいは損券搬送路
403bへ導くものである。しかして、正券搬送
路403aは、区分集積装置500まで延長して
おり、同様に損券搬送路403bは、失効装置7
00まで延長している。
このような構成において、搬送区分装置400
の動作を説明すると、取出搬送装置200によつ
て取出された券Pは、受渡部203を介して搬送
区分装置400に送られる。すなわち、取出され
た券Pは受渡部203から第1搬送路401に送
られ、この第1搬送路401を搬送されている間
に券Pに対する鑑査が鑑査装置300によつて行
われ、その判定回路323から券Pの種類に対応
して判定結果信号が後述する制御装置に送られそ
の判定結果信号に応じて第1区分ゲート406を
回動させる。すなわち、第1区分ゲート406
は、通常は券Pを第3搬送路403側へ導びくよ
うにセツトされており、判定回路323からの判
定結果信号が正券または損券を示す信号のときは
そのままの状態を保持し、判定結果信号が排除券
を示す信号のときは券Pを第2搬送路402へ導
くべく回動するものである。第2搬送路402に
導かれた券Pは、排除券集積装置800の集積箱
802内に収納される。
一方、券Pが第3搬送路403に導かれた場合
にはその後判定回路323からの判定結果信号に
応じて第2区分ゲート408を回動させる。すな
わち、第2区分ゲート408は、通常は券Pを正
券搬送路403a側へ導くようにセツトされてお
り、判定回路323からの判定結果信号が正券を
示す信号のときはそのままの状態を保持し、判定
結果信号が損券を示す信号のときは券Pを損券搬
送路403bへ導くべく回動するものである。
なお、前記実施例においては判定回路の出力信
号によつて各種類の紙葉類の枚数を計数するよう
にしたが、判定後の紙葉類が区分ゲートによつて
区分搬送されているとき、その搬送紙葉類を検出
し、その信号によつて計数するようにしてもよ
い。
以上詳述したように本発明は重ね取り紙葉類と
判定できない無効紙葉類とを同一の集積部へ集積
するとともに、無効紙葉類の枚数を計数してお
き、重ね取り紙葉類がなかつたときは自動的にこ
の無効紙葉類を有効紙葉類と加算することにより
紙葉類の枚数照合を行うようにしたので装置自体
の不作動時間を少くして処理能力低下およびオペ
レータの負抵増加を極力少なくすることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
全体的な構成を概略的に示す正面図、第2図は供
給装置の構成を示す斜視図、第3図は破封機構及
び取出部を示す概略正面図、第4図は鑑査装置の
構成を詳細に示すブロツク図、第5図は制御回路
を示すブロツク図である。 100…供給部、200…取出部、300…鑑
査部、400…搬送部、800…排除券集積装
置、323…判定回路、340〜342…カウン
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定枚数が一括して供給される紙葉類群から
    紙葉類を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手
    段によつて取出された紙葉類を搬送する搬送手段
    と、この搬送手段によつて搬送される紙葉類を検
    査する鑑査部と、この鑑査部の出力信号によつて
    搬送される紙葉類を有効紙葉類、識別不能ではあ
    るが計数が可能な無効紙葉類および識別不能でか
    つ計数が不可能な計数不可能紙葉類とに判定する
    判定手段と、この判定手段によつて判定された有
    効紙葉類を集積する第1の集積部と、前記判定手
    段によつて判定された無効紙葉類および計数不可
    能紙葉類を集積する第2の集積部と、前記有効紙
    葉類および無効紙葉類に対応して設けられそれぞ
    れの枚数を計数する計数手段と、前記判定手段に
    よつて計数不可能紙葉類が検出された時計数不可
    能紙葉類が存在したことを記憶する記憶手段と、
    所定枚数の処理終了時に上記記憶手段に計数不可
    能紙葉類の存在が記憶されていないとき前記各計
    数手段の計数内容を加算することにより前記所定
    枚数との照合を自動的に行なう制御手段とを有す
    ることを特徴とする紙葉類区分装置。 2 上記制御手段は照合の結果一致した時に次の
    紙葉類の処理を自動的に開始するよう制御するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の紙葉
    類区分装置。
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GB2085412A (en) 1982-04-28
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