JP6260464B2 - 媒体処理装置及び媒体取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は媒体処理装置及び媒体取引装置に関し、例えば利用者に要求された紙幣等の媒体を繰り出して所望の取引を行う現金自動預払機(ATM:Automatic Teller Machine)に適用して好適なものである。
従来、金融機関等で使用される現金自動預払機等においては、利用者との取引内容に応じて、例えば利用者に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また利用者へ現金を出金するものが広く普及している。
現金自動預払機としては、例えば利用者との間で紙幣の受け渡しを行う入出金部と、紙幣を搬送する搬送部と、投入された紙幣を認識する認識部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、紙幣を金種ごとに格納する紙幣収納庫と、全体を制御する制御部等とを有するものが提案されている。
また各紙幣には、一意の識別符号である記番号がそれぞれ付されている。この記番号は、例えば英文字及び数字を複数組み合わせた構成となる。
現金自動預払機は、例えば入金取引において、前段の入金計数処理及び後段の入金収納処理を行う。また一部の現金自動預払機では、設置される国の法律等に従い、入金計数処理及び入金収納処理のそれぞれにおいて、取り扱った紙幣の記番号を認識部に理より読み取って、記憶するようになっている。
例えば現金自動預払機は、前段の入金計数処理において、利用者により入出金部に投入された紙幣を1枚ずつに分離して取り込み、搬送部により認識部へ搬送して認識させると共に記番号を読み取らせ、さらに当該紙幣を一時保留部に収納させる。また現金自動預払機は、認識部による認識結果を基に、制御部によって各紙幣の搬送先を決定すると共に、読み取った記番号を記憶する。
次に現金自動預払機は、後段の入金収納処理において、一時保留部に収納している紙幣を1枚ずつ繰り出し、搬送部により認識部を経由するように搬送させて記番号を読み取らせ、決定された搬送先へそれぞれ搬送して収納させる。また現金自動預払機は、認識部によって紙幣から読み取った記番号を記憶する(例えば、特許文献1参照)。
特許第5156439号公報(第9図〜第12図)
ところで現金自動預払機の認識部は、記番号を読み取る際、例えばイメージセンサにより紙幣の紙面を撮像した画像を取得し、この画像に対して所定の文字認識処理を行うことにより、記番号の各桁に位置する英文字や数字を判別する。
しかしながら認識部による文字認識処理は、例えば英文字の「Z」及び数字の「2」のように類似した文字を誤認識する恐れや、一時的な異物の付着により異なる文字として認識される恐れ等がある。このため現金自動預払機では、前段の入金計数処理と後段の入金集計処理とで、同一の紙幣から読み取った記番号が相違する恐れがある。
このような場合、現金自動預払機は、例えば搬送中に紙幣が搬送部から脱落したと判断し、或いは搬送中に他の紙幣が混入したと判断する等、誤った判断を行うことにより、入金取引を正常に継続できず、金融機関の職員等に対処させる必要が生じる、といった問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、媒体から認識した識別符号に基づく誤判断を未然に防止し得る媒体処理装置及び媒体取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体処理装置においては、一意の識別符号がそれぞれ付された媒体を所定の搬送経路に沿って搬送する搬送部と、搬送経路上に配置され、媒体の識別符号を認識する認識部と、認識部により認識された識別符号を記憶する記憶部と、搬送部を制御することにより、認識部を通過する搬送経路に沿って媒体を搬送する搬送処理を行わせる搬送制御部と、先に行われた搬送処理である先搬送処理において、認識部により認識された識別符号を記憶部に記憶させる記憶制御部と、先搬送処理の結果として、記憶部に記憶された識別符号を所定の通知先へ通知する先通知部と、先搬送処理よりも後に行われた搬送処理である後搬送処理の結果として、先搬送処理において認識部により認識され記憶部に記憶された識別符号を通知先へ通知する後通知部とを設けるようにした。
また本発明の媒体取引装置においては、一意の識別符号がそれぞれ付された媒体であって取引すべきものを、投入させ又は排出する媒体入出部と、媒体を所定の搬送経路に沿って搬送する搬送部と、搬送経路上に配置され、媒体の識別符号を認識する認識部と、認識部により認識された識別符号を記憶する記憶部と、搬送部を制御することにより、認識部を通過する搬送経路に沿って媒体を搬送する搬送処理を行わせる搬送制御部と、媒体入出部に投入された媒体を搬送する先搬送処理において、認識部により認識された識別符号を記憶部に記憶させる記憶制御部と、先搬送処理の結果として、記憶部に記憶された識別符号を所定の通知先へ通知する先通知部と、先搬送処理よりも後に行われた搬送処理である後搬送処理の結果として、先搬送処理において認識部により認識され記憶部に記憶された識別符号を通知先へ通知する後通知部とを設けるようにした。
本発明は、先搬送処理において認識部により読み取った識別符号を通知先へ通知すると共に記憶しておき、後搬送処理において、認識部により識別符号を読み取りながらも、記憶している識別符号を通知するため、先搬送処理及び後搬送処理の双方において、同一の媒体について同一の識別符号を通知することができる。
本発明によれば、先搬送処理において読み取った識別符号を通知すると共に記憶しておき、後搬送処理において、記憶している識別符号を通知するため、先搬送処理及び後搬送処理の双方において、同一の媒体について同一の識別符号を通知することができる。かくして本発明は、媒体から認識した識別符号に基づく誤判断を未然に防止し得る媒体処理装置及び媒体取引装置を実現できる。
現金自動預払機の構成を示す略線的斜視図である。 紙幣入出金機の構成を示す略線図である。 現金自動預払機及び紙幣入出金機のブロック構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による紙幣情報リストを示す略線図である。 入金処理手順を示すフローチャートである。 入金計数処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による入金収納処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による入金返却処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態による紙幣情報リストを示す略線図である。 第2の実施の形態による入金収納処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態による入金返却処理手順を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.現金自動預払機及び紙幣入出金機の構成]
図1に外観を示すように、現金自動預払機1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、利用者との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う。以下では、現金自動預払機1のうち利用者が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した利用者から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
筐体2は、その前側に利用者が対峙した状態で紙幣の投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所に顧客応対部3が設けられている。顧客応対部3は、金融機関の顧客等の利用者との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行うようになっており、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6、テンキー7、及びレシート発行口8が設けられている。
カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分である。カード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部4A(図3)が設けられている。入出金口5は、利用者が入金する紙幣が投入されると共に、利用者へ出金する紙幣が排出される部分である。
操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチセンサとが一体化されたタッチパネルとなっている。テンキー7は、「0」〜「9」の数字等の入力を受け付ける物理キーであり、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられる。レシート発行口8は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを発行する部分である。因みにレシート発行口8の奥側には、レシートに取引内容等を印字するレシート処理部8A(図3)が設けられている。
筐体2内には、現金自動預払機1全体を統括制御する主制御部9や、紙幣に関する種々の処理を行う紙幣入出金機10等が設けられている。
主制御部9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、図示しないROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行することにより、入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。また主制御部9は、内部にRAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部9Mを有しており、この記憶部9Mに種々の情報を記憶させる。
紙幣入出金機10は、図2に側面図を示すように、その内部に紙幣制御部11、入出金部12、搬送部13、認識部14、一時保留部15、紙幣収納庫16、リジェクト庫17、取忘収納庫18及び偽券収納庫19が設けられている。
また紙幣入出金機10が取り扱う紙幣には、記番号が付されている。この記番号は、各紙幣に一意に割り当てられた識別符号であり、複数の文字や記号の組み合わせで構成されている。この記番号は、個別の紙幣を特定する場合等に利用される。
紙幣制御部11は、図3に現金自動預払機1全体を含む紙幣入出金機10のブロック構成を示すように、主制御部9と連携しながら、当該紙幣入出金機10を統括的に制御する。紙幣制御部11は、主制御部9と同様、図示しないCPUを中心に構成されており、所定のプログラムを実行することにより、入金処理や出金処理等、種々の処理を行う。
また紙幣制御部11は、内部にRAM及びフラッシュメモリ等でなる記憶部11Mを有しており、この記憶部11Mに入金プログラム等の各種プログラムや種々の情報を記憶させている。また記憶部11Mは、入金された紙幣に関する情報を格納する紙幣情報リスト(詳しくは後述する)も記憶している。
入出金部12(図2)は、上方が開放された箱状の収容器12Aを中心に構成されている。収容器12Aは、利用者へ受け渡すべき紙幣又は利用者から受け渡される紙幣を前後方向に沿って整列した状態で収容する。この収容器12Aの上方には、開閉可能なシャッタ12Bが設けられている。また入出金部12は、収容器12A内に収容されている紙幣を1枚ずつに分離して搬送部13に受け渡す分離部(図示せず)も有している。
搬送部13は、図示しないモータ、ローラ、ベルト及びガイド等により紙幣入出金機10内の各部を結ぶような搬送経路を形成している。この搬送部13は、ローラを適宜回転させ、またベルトを適宜走行させることにより、紙幣の短辺に沿った方向を進行方向として、この搬送経路に沿って搬送する。
認識部14は、内部に光学センサ、イメージセンサや磁気センサ等の各種センサを有すると共に、認識制御部14C及び認識記憶部14M(図3)を有している。認識制御部14Cは、イメージセンサから得られた画像に対し所定の文字認識処理を行うことにより記番号を読み取り、また各認識結果を基に金種を判別して、認識結果と共に記番号及び金種を認識記憶部14Mに記憶させる。また認識制御部14Cは、紙幣制御部11から認識結果や記番号等を要求されると、これらを認識記憶部14Mから読み出して当該紙幣制御部11へ供給する。
これに応じて紙幣制御部11は、当該紙幣について、正当な紙幣(いわゆる正券)又は偽造された紙幣(いわゆる偽造券若しくは偽券)の何れであるかを判定し、さらに損傷の程度等を判別した上で、その搬送先を決定する。
一時収納部としての一時保留部15は、いわゆるテープエスクロ方式を採用しており、円筒状のドラムの周側面に紙幣をテープと共に巻き付けることで当該紙幣を収納し、またこの周側面から当該テープを引き剥がすことで紙幣を繰り出す。このため一時保留部15は、搬送部13により搬送されてきた順序を維持したまま紙幣を収納し、収納前と逆の順序で紙幣を繰り出す。因みに一時保留部15は、最大で例えば200枚の紙幣を収納することができる。また一時保留部15は、紙幣制御部11の制御により、紙幣を収納し又は繰り出す際における搬送速度を変化させ得るようになっている。
紙幣収納庫16(16A、16B、16C及び16D)は、内部に多数の紙幣を集積して収納する。この紙幣収納庫16は、例えば入金取引において、認識部14において損傷の程度が小さく再利用可能と認識された紙幣が金種ごとに振り分けられ搬送部13により搬送されてくると、これを取り込んで収納する。また紙幣収納庫16は、出金取引において、紙幣制御部11の制御に基づき、指示された枚数の紙幣を1枚ずつに分離して繰り出し、搬送部13に順次受け渡す。
リジェクト庫17は、認識部14において損傷の程度が大きく再利用すべきでないと認識された紙幣(いわゆるリジェクト紙幣)を収納する。取忘収納庫18は、利用者が入出金部12から取り忘れた紙幣を収納する。偽券収納庫19は、認識部14の認識結果を基に偽券と判別された紙幣(すなわち偽券)を収納する。
ところで紙幣制御部11の記憶部11Mは、図4に示す紙幣情報リストL1を記憶している。この紙幣情報リストL1は、入金された各紙幣についての情報を格納するようになっており、金種を表す金種欄、記番号を表す記番号欄及び決定された搬送先を表す搬送先欄といった複数の欄が設けられている。
金種欄には、認識部14から得られる紙幣の認識結果を基に判定された金種を表す金種情報が格納される。記番号欄には、認識部14のイメージセンサから得られた画像に対し所定の文字認識処理を行うことにより得られた記番号が、記番号情報として格納される。搬送先欄には、認識部14から得られる紙幣の認識結果を基に決定された搬送先が、搬送先情報として格納される。
因みに入金処理における紙幣の搬送先は、紙幣と認められなかったもの(いわゆるリジェクト紙幣)であれば入出金部12となり、偽券であれば偽券収納庫19となり、正券であり再利用可能であれば金種に応じて紙幣収納庫16A〜16Dとなり、正券であり再利用不可能であればリジェクト庫17となる。
また紙幣制御部11(図3)は、記憶部11Mに加えて、後述する入金プログラムを実行することにより、記憶制御部11C、先通知部11P、後通知部11L及び搬送制御部11Tといった複数の機能ブロックが内部に形成される。
記憶制御部11Cは、認識部14から取得した記番号等を記憶部11Mの紙幣情報リストL1(図4)に記憶させ、また当該記憶部11Mから記番号等を読み出す。先通知部11P及び後通知部11Lは、それぞれ記憶制御部11Cから記番号を取得し、必要に応じて取捨選択した上で主制御部9へ通知する。搬送制御部11Tは、搬送部13を制御することにより、記憶部11Mに記憶されている各紙幣の搬送先情報を基に、当該搬送先情報により示される搬送先へ当該紙幣を搬送させる。
このように紙幣制御部11は、紙幣情報リストL1(図4)に記番号情報や搬送先情報等の各紙幣に関する情報を記憶させると共に、当該紙幣情報リストL1から読み出した記番号を主制御部9へ通知するようになっている。
[1−2.入金処理]
次に、紙幣入出金機10における紙幣の入金処理について説明する。例えば現金自動預払機1は、利用者と取引処理を行い得る状態、いわゆる運用状態にあるとき、操作表示部6(図1)に所定のメニュー画面(図示せず)を表示した状態で利用者から各種取引処理を開始する操作指示を待ち受けている。
現金自動預払機1の主制御部9は、利用者から入金取引を開始する操作指示を受け付けると、紙幣入出金機10の紙幣制御部11に対し入金処理の開始を指示する。これに応じて紙幣制御部11は、記憶部11Mから所定の入金プログラムを読み出して実行することにより、図5に示す入金処理手順RT1を開始してステップSP1へ移る。
ステップSP1において紙幣制御部11は、先搬送処理としての入金計数処理を行う。具体的に紙幣制御部11は、サブルーチンへ移り、図6に示す入金計数処理手順RT2を開始して、ステップSP11へ移る。
ステップSP11において紙幣制御部11は、入出金部12のシャッタ12Bを開いて収容器12A内へ紙幣を投入させる。入出金部12は、利用者により収容器12Aに紙幣が投入された上で、操作表示部6を介して取込開始の操作指示を受け付けると、シャッタ12Bを閉塞して次のステップSP12へ移る。
ステップSP12において紙幣制御部11は、入出金部12の分離部(図示せず)により収容器12A内から1枚の紙幣を分離して搬送部13に受け渡させ、当該搬送部13により紙幣を認識部14へ搬送させて、次のステップSP13へ移る。ステップSP13において紙幣制御部11は、認識部14により紙幣を認識させ、その認識結果を基に認識制御部14Cにおいて得られた金種や記番号等を認識記憶部14Mに記憶させて、次のステップSP14へ移る。
ステップSP14において紙幣制御部11は、認識部14に対し紙幣の認識結果、金種及び記番号を要求することによりこれらを取得し、次のステップSP15へ移る。ステップSP15において紙幣制御部11は、認識部14から取得した認識結果を基に、紙幣の金種、真偽及び損傷の程度等を判定し、さらに搬送制御部11Tにより当該紙幣の搬送先を決定して、次のステップSP16へ移る。
因みにこのとき紙幣制御部11は、認識結果を基に何れの金種とも判別できなかった紙幣については、入金させるべきで無い紙幣、いわゆる入金リジェクト紙幣と判断して、利用者に返却するべく、その搬送先を入出金部12とする。
ステップSP16において紙幣制御部11は、記憶制御部11Cにより、取得した金種及び記番号、並びに決定した搬送先をそれぞれ記憶部11Mに記憶させ、次のステップSP17へ移る。ステップSP17において紙幣制御部11は、搬送制御部11Tにより、認識部14を通過した紙幣をそれぞれ搬送先に応じて搬送し、次のステップSP18へ移る。具体的に搬送制御部11Tは、決定した搬送先が入出金部12である紙幣、すなわち入金リジェクト紙幣を入出金部12へ搬送して利用者に返却し、決定した搬送先がそれ以外である紙幣を一時保留部15へ搬送して収納させる。
ステップSP18において紙幣制御部11は、ステップSP11において入出金部12に投入された全ての紙幣を一時保留部15へ搬送したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、紙幣制御部11は、再度ステップSP12へ戻って一連の処理を繰り返すことにより、収容器12A内の残りの紙幣を順次搬送して認識させ、記番号等を取得して紙幣情報リストL1に記憶させていく。
一方、ステップSP18において肯定結果が得られると、紙幣制御部11は次のステップSP19へ移り、入金された全紙幣の金種及び枚数を集計することにより入金額を算出し、操作表示部6(図1)に所定の確認画面を表示して次のステップSP20へ移る。このとき確認画面には、算出された入金額が表示されると共に、利用者に対し、追加の入金を行うか否かを指示させる追加入金ボタンと、入金取引を継続するか否かを指示させる継続ボタンとが表示される。また紙幣制御部11は、入金リジェクト紙幣と判別された紙幣が入出金部12へ搬送されていれば、当該入出金部12のシャッタ12Bを開放して利用者に取り出させる。
ステップSP20において紙幣制御部11は、利用者から追加の入金を行う指示を受け付けたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、紙幣制御部11は、再度ステップSP11へ戻り、一連の処理を繰り返すことにより、利用者に紙幣を追加投入させてその記番号を読み取り、一時保留部15へ搬送させる。
一方、ステップSP20において否定結果が得られると、このことはこの入金取引において利用者が入金を希望する紙幣が全て入出金部12へ投入されており、且つその全ての紙幣を一時保留部15へ搬送すると共に、その記番号を読み取って記憶部11Mの紙幣情報リストL1に記憶させたことを表している。このとき紙幣制御部11は、次のステップSP21へ移る。
ステップSP21において紙幣制御部11は、先通知部11Pにより、記憶部11Mの紙幣情報リストL1(図4)に格納されている全ての記番号を読み出して主制御部9(図3)へ通知する。このとき先通知部11Pは、一時保留部15に収納している全ての紙幣に加えて、利用者に返却した入金リジェクト紙幣についても記番号を通知する。これにより主制御部9は、入出金部12に投入された全ての紙幣の記番号を取得することができる。その後紙幣制御部11は、次のステップSP22へ移り、入金計数処理手順RT2を終了して元の入金処理手順RT1(図5)へ戻り、ステップSP2へ移る。
このように紙幣制御部11は、入金処理における前半部分として入金計数処理を実行しており、入出金部12に投入された紙幣を1枚ずつ認識してその記番号を読み取ると共に金額を集計し、一時保留部15へ搬送するようになっている。
ステップSP2(図5)において紙幣制御部11は、利用者から入金取引を継続する指示を受け付けたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは一時保留部15に収納している全ての紙幣を、それぞれの搬送先へ搬送して収納するべきであることを表している。このとき紙幣制御部11は、次のステップSP3へ移り、後搬送処理としての入金収納処理を行う。具体的に紙幣制御部11は、サブルーチンへ移り、図7に示す入金収納処理手順RT3を開始してステップSP31へ移る。
ステップSP31において紙幣制御部11は、搬送制御部11Tにより、紙幣情報リストL1(図4)を参照した上で、一時保留部15に収納している全ての紙幣を、それぞれの搬送先、すなわち紙幣収納庫16A〜16D、リジェクト庫17又は偽券収納庫19(以下、これらをまとめて収納部とも呼ぶ)へ搬送させ、次のステップSP32へ移る。
このとき一時保留部15から繰り出された紙幣は、搬送部13における搬送路の構成上、何れの搬送先へ搬送される場合にも認識部14を通過する。このため認識部14は、ステップSP3と同様、各紙幣を認識し、その認識結果を基に認識制御部14Cにおいて得られた金種や記番号等を認識記憶部14Mにそれぞれ記憶させる。
ステップSP32において紙幣制御部11は、後通知部11Lにより、記憶部11Mの紙幣情報リストL1(図4)に格納されている記番号のうち、搬送先が入出金部12以外のもの(すなわち入金リジェクト紙幣以外のもの)を読み出して主制御部9(図3)へ通知する。その後紙幣制御部11は、次のステップSP33へ移って入金収納処理手順RT3を終了し、元の入金処理手順RT1(図5)へ戻ってステップSP5へ移り、入金処理手順RT1を終了する。
すなわちステップSP32において後通知部11Lは、この入金収納処理において認識部14により読み取った記番号等を取得することなく、記憶部11Mに記憶している記番号、換言すれば入金計数処理において認識部14により読み取った記番号を通知する。
このステップSP32において後通知部11Lは、紙幣情報リストL1に格納されている記番号のうち、入金リジェクト紙幣のものを除外することになる。このため後通知部11Lは、入金計数処理を完了したステップSP11の時点において一時保留部15に収納されていた全ての紙幣の記番号を通知することができる。
このように紙幣制御部11は、入金処理における一方の後半部分として入金収納処理を実行しており、一時保留部15に収納されている紙幣をそれぞれの搬送先へ搬送して収納させる。
一方、ステップSP3(図5)において否定結果が得られると、このことは利用者が入金取引の中止を希望しており、一時保留部15に収納している紙幣を利用者に返却すべきであることを表している。このとき紙幣制御部11は、次のステップSP4へ移り、後搬送処理としての入金返却処理を行う。具体的に紙幣制御部11は、サブルーチンへ移り、図8に示す入金返却処理手順RT4を開始してステップSP41へ移る。
ステップSP41において紙幣制御部11は、搬送制御部11Tにより、一時保留部15に収納している全ての紙幣を入出金部12へ搬送させ、さらにシャッタ12Bを開放して当該紙幣を利用者に取り出させて、次のステップSP42へ移る。
ステップSP42において紙幣制御部11は、ステップSP32(図6)と同様、後通知部11Lにより、記憶部11Mの紙幣情報リストL1(図4)に格納されている記番号のうち、搬送先が入出金部12以外のもの(すなわち入金リジェクト紙幣以外のもの)を読み出して主制御部9(図3)へ通知する。その後紙幣制御部11は、次のステップSP43へ移って入金返却処理手順RT4を終了し、元の入金処理手順RT1(図5)へ戻ってステップSP5へ移り、入金処理手順RT1を終了する。
このステップSP42において後通知部11Lは、ステップSP32と同様、紙幣情報リストL1に格納されている記番号から入金リジェクト紙幣のものを除外するため、入金計数処理を完了したステップSP11の時点において一時保留部15に収納されていた全ての紙幣の記番号を通知できる。
このように紙幣制御部11は、入金処理におけるもう一方の後半部分として入金返却処理を実行しており、一時保留部15に収納されている紙幣を入出金部12へ搬送して利用者に返却するようになっている。
[1−3.動作及び効果]
以上の構成において、第1の実施の形態による現金自動預払機1の紙幣入出金機10は、紙幣制御部11により入金処理を行う場合、前半の入金計数処理において認識部14により紙幣から読み取った記番号を記憶部11Mの紙幣情報リストL1(図4)に記憶させる。また紙幣制御部11は、この入金計数処理において、先通知部11Pにより、入出金部12に投入された紙幣に対する処理の結果として、紙幣情報リストL1の記番号を主制御部9へ通知する。
また紙幣制御部11は、入金処理が継続される場合、後半の入金収納処理において、紙幣が認識部14を通過した際に読み取られた記番号を取得せず、後通知部11Lにより、記憶部11Mに記憶している記番号のうち一時保留部15に収納されていた紙幣のものを選択して主制御部9へ通知する。
このため紙幣入出金機10は、仮に、誤認識等によって、同一の紙幣について入金計数処理において認識部14により読み取った記番号と入金収納処理において認識部14により読み取った記番号とが一致しなかったとしても、主制御部9に対して同一の記番号を通知することができる。
この結果、主制御部9は、前半の入金計数処理と後半の入金収納処理とで記番号が一致しないことによる異常対応処理、例えば入金取引の停止や金融機関の職員等による障害対応作業等を無駄に行わせることが無く、現金自動預払機1による各種の取引処理を円滑に継続することができる。
特に紙幣制御部11は、紙幣情報リストL1(図4)において、記番号を表す記番号情報と対応付けて、各紙幣の搬送先を表す搬送先情報を記憶させている。また後通知部11Lは、記番号を通知する際に、搬送先が入出金部12以外の紙幣、すなわち一時保留部15に収納された紙幣の記番号を通知する。
このため紙幣入出金機10は、入金リジェクト紙幣が発生して利用者に返却された場合のように、紙幣情報リストL1に記番号が格納されている全ての紙幣が必ずしも一時保留部15に収納されていない場合であっても、搬送先情報を用いることで、一時保留部15に収納された紙幣の記番号を適切に選択して通知することができる。
また紙幣制御部11は、紙幣の投入後に利用者から入金取引を中止する指示を受け付けて入金返却処理を行う場合にも、入金収納処理を行う場合と同様に、後通知部11Lにより、記憶部11Mに記憶している記番号のうち一時保留部15に収納されていた紙幣のものを選択して主制御部9へ通知する。
このため紙幣入出金機10は、入金計数処理と入金返却処理との間でも、同一の紙幣についてそれぞれ主制御部9に通知する記番号を確実に一致させることができ、無駄な異常対応処理を行わせることを回避できる。
以上の構成によれば、第1の実施の形態による現金自動預払機1の紙幣入出金機10は、紙幣制御部11により、入金処理の前半である入金計数処理において、認識部14により紙幣から読み取った記番号を記憶部11Mの紙幣情報リストL1に記憶させ、処理結果としてその記番号を主制御部9へ通知する。また紙幣制御部11は、後半の入金収納処理において、処理結果として、記憶部11Mに記憶している記番号のうち一時保留部15に収納されていた紙幣のものを選択して主制御部9へ通知する。このため紙幣制御部11は、入金計数処理及び入金収納処理において、同一の紙幣について主制御部9にそれぞれ通知する記番号を、確実に一致させることができ、誤認識等に伴う無駄な異常対応処理を回避することができる。
[2.第2の実施の形態]
[2−1.現金自動預払機及び紙幣入出金機の構成]
第2の実施の形態による現金自動預払機101(図1)は、第1の実施の形態による現金自動預払機1と比較して、紙幣入出金機10に代わる紙幣入出金機110を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。紙幣入出金機110(図2)は、第1の実施の形態による紙幣入出金機10と比較して、紙幣制御部11に代わる紙幣制御部111を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
紙幣制御部111(図3)は、紙幣制御部11と比較して、記憶部11M、記憶制御部11C、後通知部11L及び搬送制御部11Tとそれぞれ対応する記憶部111M、記憶制御部111C、後通知部111L及び搬送制御部111Tを有する点において相違するものの、先通知部11Pを有する点において同様に構成されている。
記憶部111Mは、図4と対応する図9に示すように、第1の実施の形態における紙幣情報リストL1に代えて、紙幣情報リストL2を記憶している。この紙幣情報リストL2は、紙幣情報リストL1の各欄に加えて順序欄が設けられている。この順序欄には、認識部14において認識された順序が、順序情報として格納される。
記憶制御部111C(図3)は、認識部14から取得した記番号等を記憶部111Mの紙幣情報リストL2(図6)に記憶させ、また当該記憶部111Mから記番号等を読み出す。後通知部111Lは、記憶制御部111Cから記番号を取得し、これを主制御部9へ通知する。搬送制御部111Tは、搬送部13を制御することにより、記憶部111Mに記憶されている各紙幣の搬送先情報及び順序情報等を基に、当該搬送先情報により示される搬送先へ当該紙幣を搬送させる。
[2−2.入金処理]
この第2の実施の形態では、紙幣入出金機110において入金処理を行う場合、紙幣制御部111は、基本的には第1の実施の形態と同様に入金処理手順RT1(図5)を実行する。ただし紙幣制御部111は、ステップSP3の入金収納処理及びステップSP4の入金返却処理において、第1の実施の形態と異なり、図10に示す入金収納処理手順RT5及び図11に示す入金返却処理手順RT6を実行する。
すなわち紙幣制御部111は、入金処理手順RT1(図5)においてステップSP3へ移ると、入金収納処理手順RT5(図10)を開始してステップSP51へ移る。ステップSP51において紙幣制御部111は、ステップSP31(図7)と同様、搬送制御部111Tにより、紙幣情報リストL2(図9)を参照した上で、一時保留部15に収納している紙幣を繰り出してそれぞれの搬送先へ搬送させ、次のステップSP52へ移る。
このとき紙幣入出金機110では、仮に一時保留部15や搬送部13等において障害が発生した場合、一部の紙幣をそれぞれの搬送先へ搬送する一方で、残りの紙幣を一時保留部15の内部に収納したままとなる。
ステップSP52において紙幣制御部111は、ステップSP51において一時保留部
15に収納していた全ての紙幣を搬送できたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、紙幣制御部111は次のステップSP53へ移る。
ステップSP53において紙幣制御部111は、ステップSP32(図7)と同様、後通知部111Lにより、記憶部111Mの紙幣情報リストL2(図9)に格納されている記番号のうち、搬送先が入出金部12以外のもの(すなわち入金リジェクト紙幣以外のもの)を読み出して主制御部9(図3)へ通知し、次のステップSP56へ移る。
一方、ステップSP52において否定結果が得られると、このことは一時保留部15内に一部の紙幣が残留していることを表しており、このとき紙幣制御部111は次のステップSP54へ移る。
ステップSP54において紙幣制御部111は、記憶制御部111Cにより、一時保留部15から繰り出して搬送し終えた紙幣における順序の範囲(以下これを搬送済範囲と呼ぶ)を特定して記憶部111Mに記憶させ、次のステップSP55へ移る。
ステップSP55において紙幣制御部111は、後通知部111Lにより、記憶部111Mの紙幣情報リストL2(図9)に格納されている記番号のうち、搬送先が入出金部12以外であり、且つその順序が搬送済範囲に含まれるもののみ、紙幣情報リストL2から記番号を読み出して通知し、次のステップSP56へ移る。
ステップSP56において紙幣制御部111は、入金収納処理手順RT5を終了して元の入金処理手順RT1(図5)へ戻り、ステップSP5へ移って当該入金処理手順RT1を終了する。
また紙幣制御部111は、入金処理手順RT1(図5)においてステップSP4へ移ると、入金返却処理手順RT6(図10)を開始してステップSP61へ移る。ステップSP61において紙幣制御部111は、ステップSP41(図8)と同様、搬送制御部111Tにより、一時保留部15に収納している紙幣を繰り出して入出金部12へ搬送させ、さらにシャッタ12Bを開放して当該紙幣を利用者に取り出させて、次のステップSP62へ移る。
このとき紙幣入出金機110では、仮に一時保留部15や搬送部13等において障害が発生した場合、ステップSP51(図10)の場合と同様、一部の紙幣を入出金部12へ搬送する一方で、残りの紙幣を一時保留部15の内部に収納したままとなる。
ステップSP62において紙幣制御部111は、ステップSP51において一時保留部
15に収納していた全ての紙幣を搬送できたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、紙幣制御部111は次のステップSP63へ移る。
ステップSP63において紙幣制御部111は、ステップSP42(図8)と同様、後通知部111Lにより、記憶部111Mの紙幣情報リストL2(図9)に格納されている記番号のうち、搬送先が入出金部12以外のもの(すなわち入金リジェクト紙幣以外のもの)を読み出して主制御部9(図3)へ通知し、次のステップSP66へ移る。
一方、ステップSP62において否定結果が得られると、このことは一時保留部15内に一部の紙幣が残留していることを表しており、このとき紙幣制御部111は次のステップSP64へ移る。
ステップSP64において紙幣制御部111は、ステップSP54(図10)と同様、記憶制御部111Cにより、一時保留部15から繰り出して入出金部12へ搬送し終えた紙幣における順序の範囲(すなわち搬送済範囲)を特定して記憶部111Mに記憶させ、次のステップSP65へ移る。
ステップSP65において紙幣制御部111は、後通知部111Lにより、記憶部111Mの紙幣情報リストL2(図9)に格納されている記番号のうち、搬送先が入出金部12以外であり、且つその順序が搬送済範囲に含まれるもののみ、紙幣情報リストL2から記番号を読み出して通知し、次のステップSP66へ移る。
ステップSP66において紙幣制御部111は、入金返却処理手順RT6を終了して元の入金処理手順RT1(図5)へ戻り、ステップSP5へ移って当該入金処理手順RT1を終了する。
[2−3.動作及び効果]
以上の構成において、第2の実施の形態による現金自動預払機101の紙幣入出金機110は、紙幣制御部111により入金処理を行う場合、前半の入金計数処理において認識部14により紙幣から読み取った記番号を、その順序と共に記憶部111Mの紙幣情報リストL2(図9)に記憶させる。また紙幣制御部111は、この入金計数処理において、先行通知部11Pにより、入出金部12に投入された紙幣に対する処理の結果として、紙幣情報リストL2の記番号を主制御部9へ通知する。
また紙幣制御部111は、入金処理が継続される場合、後半の入金収納処理において、紙幣が認識部14を通過した際に読み取られた記番号を取得せず、後通知部111Lにより、記憶部111Mに記憶している記番号のうち一時保留部15に収納されていた紙幣のものを選択して主制御部9へ通知する。
このため紙幣入出金機110は、仮に、誤認識によって、同一の紙幣について入金計数処理において認識部14により読み取った記番号と入金収納処理において認識部14により読み取った記番号とが一致しなかったとしても、第1の実施の形態と同様、主制御部9に対して同一の記番号を通知することができる。
さらに紙幣制御部111は、入金収納処理において障害が発生して一部の紙幣が一時保留部15に残留している場合、搬送し終えた紙幣における順序の範囲、すなわち搬送済範囲を特定した上で、一時保留部15に収納されていた紙幣のうち、当該搬送済範囲に含まれる紙幣の記番号のみを主制御部9へ通知する。
このため紙幣入出金機110は、入金収納処理において全ての紙幣を一時保留部15から繰り出せずにその一部が残留していたとしても、搬送し終えた紙幣についてのみ、誤認識による記番号の齟齬を生じること無く、その記番号を主制御部9へ通知することができる。
その他の点についても、第2の実施の形態による紙幣入出金機110は、第1の実施の形態による紙幣入出金機10と同様の作用効果を奏し得る。
以上の構成によれば、第2の実施の形態による現金自動預払機101の紙幣入出金機110は、紙幣制御部111により、入金処理の前半である入金計数処理において、認識部14により紙幣から読み取った記番号をその順序と共に記憶部111Mの紙幣情報リストL2に記憶させ、処理結果としてその記番号を主制御部9へ通知する。また紙幣制御部111は、後半の入金収納処理及び入金返却処理において、処理結果として、記憶部111Mに記憶している記番号のうち、一時保留部15に収納されていた紙幣であって、一部の紙幣が残留している場合にはその順序が搬送済範囲に含まれる紙幣を選択して、主制御部9へ通知する。このため紙幣制御部111は、入金計数処理と入金収納処理及び入金返却処理との間で、同一の紙幣について主制御部9にそれぞれ通知する記番号を、確実に一致させることができ、誤認識等に伴う無駄な異常対応処理を回避することができる。
[3.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、入金処理における前半の入金収納処理において認識部14により読み取った紙幣の記番号を記憶部11Mに記憶すると共に主制御部9に通知し、後半の入金収納処理において認識部14により読み取った記番号を用いずに、記憶部11Mに記憶している記番号を主制御部9に通知する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば紙幣が認識部14を3回以上通過するよう搬送される処理において、3回目以降に主制御部9に通知する記番号についても、認識部14により読み取った記番号を用いずに、記憶部11Mに記憶している記番号を通知するようにしても良い。また、入金処理の後に行われる出金処理において、出金した紙幣の記番号を主制御部9へ通知する場合にも、入金処理において読み取られ記憶部11Mに記憶している記番号を読み出して通知しても良い。
さらには、例えば紙幣が認識部14を3回以上通過するよう搬送される処理において、当該紙幣が2回目に認識部14を通過した後に記番号を初めて主制御部9に通知する場合、紙幣が2回目に認識部14を通過した際に読み取った記番号を記憶部11Mに記憶させると共に主制御部9へ通知しても良い。第2の実施の形態についても同様である。
また上述した第2の実施の形態においては、入金収納処理及び入金返却処理において一部の紙幣が一時保留部15に残留した場合に、紙幣情報リストL2の順序情報を利用して搬送済範囲を特定し、当該搬送済範囲に含まれる順序の記番号を主制御部9へ通知する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば搬送先への搬送が完了した紙幣について、紙幣情報リストL2の搬送先情報を「搬送済」等の情報に書き換えるようにし、この搬送先情報が「搬送済」である記番号のみ、主制御部9へ通知するようにしても良い。要は、紙幣情報リストL2に格納されている種々の情報を利用して、搬送先への搬送が完了した紙幣の記番号を選択して主制御部9へ通知できれば良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、後段の入金収納処理及び入金返却処理において、紙幣が認識部14を通過する際に、記番号が利用されないにも拘わらず当該認識部14により紙幣の記番号を読み取る場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば入金収納処理及び入金返却処理において、紙幣が認識部14を通過する際に、当該認識部14により紙幣の記番号を読み取らないようにしても良い。これにより、認識部14における処理負荷を軽減することができる。
さらに上述した第1の実施の形態においては、紙幣制御部11が認識部14から読み取った記番号等を取得して記憶部11Mの紙幣情報リストL1に格納し、当該紙幣制御部11が主制御部9へ記番号を通知する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば認識部14の認識記憶部14M(図3)に紙幣情報リストL1を記憶させ、認識制御部14C(図3)が当該紙幣情報リストL1から記番号を読み出して主制御部9へ通知するようにしても良い。或いは、例えば主制御部9により入金処理を実行するようにし、記憶部9Mに紙幣情報リストL1を記憶しても良い。第2の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、現金自動預払機1の内部において、紙幣入出金機10の紙幣制御部11から主制御部9へ記番号を通知する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば現金自動預払機1が外部の管理装置(図示せず)と通信回線により接続されている場合に、紙幣制御部11から当該管理装置へ記番号を通知しても良い。第2の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、入金計数処理、入金収納処理及び入金返却処理のそれぞれにおいて、紙幣制御部11から主制御部9へ能動的に記番号を通知する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば入金計数処理、入金収納処理及び入金返却処理のそれぞれにおいて、紙幣制御部11から主制御部9への能動的な記番号の通知を行わず、主制御部9から要求があった場合にのみ、紙幣制御部11が記憶部11Mから記番号を読み出して通知するようにしても良い。この場合、記憶部11Mに記憶している紙幣情報リストL1を参照することで、要求に適した紙幣の記番号を選択して通知することができれば良い。第2の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、利用者との間で媒体としての紙幣を取引する現金自動預払機1に本発明を適用した場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば金融機関の窓口に設置され紙幣の入金処理や出金処理を行う装置(いわゆるテラーマシン)、両替機や自動販売機、さらには各種金券や証券等であって一意の識別符号が付された種々の媒体を利用者との間で取引する種々の装置に本発明を適用しても良い。第2の実施の形態についても同様である。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、搬送部としての搬送部13と、認識部としての認識部14と、記憶部としての記憶部11Mと、搬送制御部としての搬送制御部11Tと、記憶制御部としての記憶制御部11Cと、先通知部としての先通知部11Pと、後通知部としての後通知部11Lとによって媒体処理装置としての紙幣入出金機10を構成する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる搬送部と、認識部と、記憶部と、搬送制御部と、記憶制御部と、先通知部と、後通知部とによって媒体処理装置を構成しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、媒体入出部としての入出金部12及び入出金口5と、搬送部としての搬送部13と、認識部としての認識部14と、記憶部としての記憶部11Mと、搬送制御部としての搬送制御部11Tと、記憶制御部としての記憶制御部11Cと、先通知部としての先通知部11Pと、後通知部としての後通知部11Lとによって媒体取引装置としての現金自動預払機1を構成する場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる媒体入出部と、搬送部と、認識部と、記憶部と、搬送制御部と、記憶制御部と、先通知部と、後通知部とによって媒体取引装置を構成しても良い。
本発明は、例えば利用者との間で紙幣を介した取引処理を行う現金自動預払機でも利用できる。
1、101……現金自動預払機、5……入出金口、9……主制御部、9M……記憶部、10、110……紙幣入出金機、11、111……紙幣制御部、11C、111C……記憶制御部、11L、111L……後通知部、11M、111M……記憶部、11P……先通知部、11T、111T……搬送制御部、12……入出金部、12A……収容器、12B……シャッタ、13……搬送部、14……認識部、14C……認識制御部、14M……認識記憶部、15……一時保留部、16……紙幣収納庫、17……リジェクト庫、19……偽券収納庫、L1、L2……紙幣情報リスト。

Claims (6)

  1. 一意の識別符号がそれぞれ付された媒体を所定の搬送経路に沿って搬送する搬送部と、
    前記搬送経路上に配置され、前記媒体の前記識別符号を認識する認識部と、
    前記認識部により認識された前記識別符号を記憶する記憶部と、
    前記搬送部を制御することにより、前記認識部を通過する搬送経路に沿って前記媒体を搬送する搬送処理を行わせる搬送制御部と、
    先に行われた前記搬送処理である先搬送処理において、前記認識部により認識された前記識別符号を前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記先搬送処理の結果として、前記記憶部に記憶された前記識別符号を所定の通知先へ通知する先通知部と、
    前記先搬送処理よりも後に行われた前記搬送処理である後搬送処理の結果として、前記先搬送処理において前記認識部により認識され前記記憶部に記憶された前記識別符号を前記通知先へ通知する後通知部と
    を具えることを特徴とする媒体処理装置。
  2. 前記搬送制御部は、前記先搬送処理において搬送した前記媒体の一部を前記後搬送処理において搬送し、
    前記後通知部は、前記記憶部に記憶された前記識別符号のうち、前記後搬送処理において搬送した前記媒体と対応する前記識別符号を選択して前記通知先へ通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記搬送制御部は、前記先搬送処理において搬送した前記媒体の一部を前記後搬送処理において搬送し、
    前記記憶部は、前記識別符号と対応付けて、前記後搬送処理において処理すべき前記媒体を特定する特定情報を記憶し、
    前記後通知部は、前記記憶部に記憶された前記識別符号のうち、前記特定情報により特定される前記識別符号を選択して前記通知先へ通知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記後搬送処理において搬送された前記媒体を収納する収納部
    をさらに具え、
    前記記憶部は、前記媒体の搬送先を表す搬送先情報を前記特定情報として記憶し、
    前記後通知部は、前記記憶部に記憶された前記識別符号のうち、前記搬送先情報が前記収納部を表すものを選択して前記通知先へ通知する
    ことを特徴とする請求項3に記載の媒体処理装置。
  5. 前記先搬送処理において搬送された前記媒体の少なくとも一部を収納し、前記後搬送処理において当該媒体を前記先搬送処理における搬送順序と同順又は逆順となるよう繰り出す一時収納部
    をさらに具え、
    前記記憶部は、前記認識部において前記媒体が認識された順序を前記特定情報として記憶し、
    前記記憶制御部は、前記後搬送処理において搬送された前記媒体に対応付けられている前記順序を搬送済順序として前記記憶部に記憶させ、
    前記後通知部は、前記記憶部に記憶された前記識別符号のうち、前記順序が前記搬送済順序に含まれるものを選択して前記通知先へ通知する
    ことを特徴とする請求項3に記載の媒体処理装置。
  6. 一意の識別符号がそれぞれ付された媒体であって取引すべきものを、投入させ又は排出する媒体入出部と、
    前記媒体を所定の搬送経路に沿って搬送する搬送部と、
    前記搬送経路上に配置され、前記媒体の前記識別符号を認識する認識部と、
    前記認識部により認識された前記識別符号を記憶する記憶部と、
    前記搬送部を制御することにより、前記認識部を通過する搬送経路に沿って前記媒体を搬送する搬送処理を行わせる搬送制御部と、
    前記媒体入出部に投入された前記媒体を搬送する先搬送処理において、前記認識部により認識された前記識別符号を前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記先搬送処理の結果として、前記記憶部に記憶された前記識別符号を所定の通知先へ通知する先通知部と、
    前記先搬送処理よりも後に行われた前記搬送処理である後搬送処理の結果として、前記先搬送処理において前記認識部により認識され前記記憶部に記憶された前記識別符号を前記通知先へ通知する後通知部と
    を具えることを特徴とする媒体取引装置。
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