JPH0148970B2 - - Google Patents

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JPH0148970B2
JPH0148970B2 JP2849484A JP2849484A JPH0148970B2 JP H0148970 B2 JPH0148970 B2 JP H0148970B2 JP 2849484 A JP2849484 A JP 2849484A JP 2849484 A JP2849484 A JP 2849484A JP H0148970 B2 JPH0148970 B2 JP H0148970B2
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JP
Japan
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liquid
piston
cylinder
container
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP2849484A
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English (en)
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JPS60172694A (ja
Inventor
Nobutaka Fukui
Takanari Fukada
Takashi Yonemitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOTSUKEI KOGYO KK
ISHIZAKA SHOJI KK
Original Assignee
HOTSUKEI KOGYO KK
ISHIZAKA SHOJI KK
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Publication date
Application filed by HOTSUKEI KOGYO KK, ISHIZAKA SHOJI KK filed Critical HOTSUKEI KOGYO KK
Priority to JP2849484A priority Critical patent/JPS60172694A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体精密移送調合装置に関し、更に
詳細には、例えば織物の染料液体の配分を決定す
るために、その組成液体を正確に計量することが
できる液体移送調合装置に関する。
従来周知の液体配合装置においては、その計量
誤差を±0.05g以下にすることは困難であつた
が、本発明装置ではのよそ±0.01gの誤差以下に
計量することができる。
また、沈澱しやすい成分を含む液体では、液体
の移送通路内の停滞時間があると沈澱を生じ、ま
たそのために変色を来たしたり、通路を閉塞する
ことがあるので、本発明装置では移送通路内の液
体を一回の注液動作サイクルごとに撹拌容器に全
退却させるようにしている。
また、或る組成液体の予定量を精密計量するた
めには、通常の吐出細管からの滴下ではなく、パ
ルス圧力による瞬時排出により一層の微調整を可
能とすることができた。
本発明装置は、以下の実施例の説明のように主
として研究所或は試験工場の装置に最適である
が、同一の原理に基いて生産ライン用の適当容量
の装置を設計することももちろん可能である。
以下、本発明の一実施例を示す添付図面につい
て、その構成および動作を順次説明する。第1図
は、本装置の停止時の全体図、第2図は採取容器
(複数の液体を調合する場合には、調合容器)に
或る液体を通常速度で注入する状態、第3図は、
採取容器に精密移送中の状態、第4図は、精密計
量後の液体を全部退却させている状態を示す全体
図である。
まづ、停止状態にある全体装置を示す第1図を
見ると、容器1内に入つている液体2は、容器上
部に空間3を残して液中底部の撹拌子4によつて
常に均等に撹拌されている。5は撹拌子を容器外
部から誘導回転する回転界磁を示す。
容器1は上部カバー6によつて密閉され、この
カバー6を貫通する液体管7は、容器内の液体2
の下方に開口し、空気管8は、容器内の液面上の
空間3に開口している。
空気管8に関連する加圧ポンプ9および減圧ポ
ンプ10は、それぞれ導管11および12を切換
弁13を介して空気管8に切換接続される。
液体管7は、可撓管14を経て注液ポンプ15
の入口16に連結する。注液ポンプ15は、適当
の固定部17に水平ピン18によつて支持された
シリンダ19と、その筒内を摺動するピストン2
0と、エンド・カバー21とを有し、ピストン棒
22は、エンド・カバー21を貫通して外部に延
長し、その外端部に平板ラツク23が固着してい
る。注液ポンプ15への液体入口16は、後に述
べる精密注液との切換えのために、ピストン20
がシリンダ19内面との有効動作を開始する段部
19′よりも外方すなわちピストン20とシリン
ダ19内面との間に間隙24を持つている部分に
開口している。
注液ポンプ15のシリンダ19の吐出口25に
連結した可撓管26の先端には少なくも液体が自
然滴下しない程度の細管27を設け、採取容器2
8の上方に開口する。
採取容器28は、例えば少なくも0.01gの精度
を持つ電子式秤量器29によつて電気信号を発生
するように支持されている。
次に、本発明の特徴的な機構、すなわち取扱液
体を採取容器に予定量を精密に注入するための注
液ポンプ15の機構について説明する。
いままで述べた装置によれば、容器1内の液体
2は、切換弁13の切換え(第2図の位置)によ
つて、加圧ポンプ9からの圧力空気により容器内
空間3に送気することにより、可撓管14、シリ
ンダ19、可撓管26および吐出細管27を経て
採取容器28に注入され、また切換弁13を第4
図の位置に切換えることによつて、上記の可撓管
およびシリンダ内の液体は、減圧ポンプ10の吸
気により全部容器1内に戻されることが理解され
る。これは、液体を通常速度で採取容器28に注
入し、予定注液量に達したときに電子式秤量器2
9の信号により切換弁13を切換(図示では回
動)えることにより達成される。
従つて、採取容器28の予定注液量を例えば、
第1予定量と第2予定量に設定し、第1予定量
は、上記の通常速度による注液量とすれば、その
後の精密注液を以下に説明する精密速度の注入動
作によつて最終目的の第2予定量において採取容
器への注液を停止すればよいことが分る。
第1図乃至第4図を同時に参照して本装置の詳
細を説明すると、30は、固定台31上に固定さ
れた電磁石のソレノイドであつて、その可動鉄心
32に直結するロツドの端枠36(断面のみを略
示する)に保持されたローラ35によつて平板ラ
ツク23を摺動可能に支持する。
いま、液体2を採取容器28に移送する場合、
ソレノイド30に電流を流し、可動鉄心32を上
方に動かし、注液ポンプ15のピストン棒22に
直結したラツク23を押し上げることによつて、
上方に位置するパルス・モータ33に直結(又は
適当の減速歯車を介して連結)された歯車34と
ラツク23とを噛み合せる。その他、ピストンの
パツキン37など図示のみで理解できるものは説
明を省略した。
なお、このパルス・モータ33は、電子式秤量
器29の信号により切換えられる図示しない電気
回路により液体の通常注液速度と精密速度との切
換えのため、ピストン20の第1行程(すなわち
第1図のようにエンドカバー21までの後退位置
から第2図のようにシリンダ19の段階19′に
至る行程、又その逆に戻る行程)では、比較的高
い周波数で高速連続回転するものである。
なお、本発明装置の動作を説明する前に、図示
の実施例における精密注液に関係する数値を例示
すると次の通りである。
注液シリンダ19の内径を11.4mm、パルス・モ
ータ33の1回転を500パルス(従つて0.72゜/パ
ルス)、パルス・モータ軸に直結された歯車34
のピツチ円直径を10mmとすると、パルス・モータ
の1パルスにおけるピストン20の行程は計算上
0.0628mmであるので、1パルスにピストン20に
よつてシリンダ19から排出される液量は、 π/4×11.42×0.0628=6.41mm3 となる。
また、電子式秤量器29の精度は、1mg程度の
ものを使用することにより、パルスによる注液量
を±0.01g以内の精度に計量することができる。
以上、本発明装置の全体構成を説明したことに
より、その動作の全般がすでに理解されるけれど
も、改めて全体的に動作順序に説明すれば次の通
りである。
第1図は、全体装置の休止状態を示し、採取容
器28に移送されるべき液体2は容器1内におい
て撹拌子4によつて撹拌され均一の密度に保持さ
れている。
容器1内の液体2を、採取容器28に移送する
には、まづ電磁石30を作動させてピストン棒の
ラツク23をパルス・モータ33の歯車34に嵌
合するとともに空気切換弁13を空気送入位置
(第2図)に切換えると、加圧式ポンプ9からの
空気が容器1内の上部空間3に圧入され、容器1
内の液体2は液体管7、可撓管14、間隙24、
シリンダ19および可撓管26を経て細管27か
ら排出され、採取容器28に比較的早い速度で注
入される。このときは、ピストン20は第2図の
ようにその後退位置にあつて、液体はピストン2
0とシリンダ内面との間隙24を自由に流れるこ
とができる。
次に、採取容器28内の液体が或る中間予定量
(以後、精密注入に移るため)に達したときに、
電子秤量器29の発する信号により、パルス・モ
ータ33を急速回転し精密注入に移る位置、すな
わちシリンダ段部19′までピストン20を前進
させる。そのとき、加圧ポンプ9による液体の加
圧はそのまま維持されるが、液体の通常速度の注
入はここで中断される。
以後は、パルス・モータ33の1パルスごとに
約0.0064gの液体(実測では約0.007〜0.008g)
が採取容器28に注入される。第3図は、この精
密注入中の状態を示す。
図では、採取容器または調合容器28を1個だ
けを示したけれども任意の複数個を配列し、また
第1図同様の液体移送装置も複数台を配置するこ
とによつて、種々の液体を複数個の調合容器に異
なる調合で移送することが可能であるが、これに
関しては、切換弁13、ソレノイド30およびパ
ルス・モータ33をコンピユータ管理で制御する
ことによつて達成されるけれども、その詳細は本
発明に直接関係しないのでここでは省略する。
次に精密注液動作を終了したならば、第4図の
ようにパルス・モータ33を高速逆転させ、ラツ
ク23およびピストン20を第2図と同じ位置
(第4図)まで後退させれば、可撓管14,26
およびシリンダ19内液体は、全部容器1へ逆流
する。従つて液体は、採取容器に所要量が注入調
合されるごとに可撓管やシリンダ内に沈滞するこ
となく、採取容器に注入される液体の密度(濃
度、色合に関係する)を常に所定値に維持するこ
とができる。
このように、本願発明の装置によれば、加圧ポ
ンプによる大量移送とパルス・モータ駆動のピス
トンによる精密移送とを組み合わせることによつ
て、大量の液体を迅速にしかも量的に精密に移送
し得るという特有の技術的効果を奏するものであ
る。
また、液体移送終了後にシリンダ及び液体移送
管内に残留している液体を全てもとの容器へ逆送
するため、染料等の沈滞を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液体精密移送装置の休止時
の状態を示す全体図、第2図は、通常移送状態を
示す第1図同様の全体図、第3図は、精密移送中
の状態を示す全体図、第4図は、所定量の注液を
終つた後の液体の逆流状態を示す全体図である。 1……液体容器、2……液体、3……容器内空
間、4……撹拌子、5……回転界磁、6……上部
カバー、7……液体管、8……空気管、9……加
圧ポンプ、10……減圧ポンプ、11,12……
導管、13……切換弁、14……可撓管、15…
…注液ポンプ、16……ポンプ入口、17……固
定部、18……水平ピン、19……シリンダ、1
9′……シリンダ段部、20……ピストン、21
……エンド・カバー、22……ピストン棒、23
……平板ラツク、24……間隙、25……吐出
口、26……可撓管、27……注液細管、28…
…採取容器、29……電子秤量器、30……電磁
石、31……固定台、32……可動鉄心、33…
…パルス・モータ、34……歯車、35……ロー
ラ、36……鉄心ロツド端枠、37……パツキ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体を収容する容器1に連結された可撓管1
    4と、他の容器28に注液する可撓管26と、該
    両可撓管14,26を連結するシリンダ19と、
    パルス・モータ33によつて駆動され、前記シリ
    ンダ19に嵌合摺動し、かつ該嵌合位置より更に
    後退した位置にあるときに該シリンダ19との間
    に間隙24を生ずるピストン20を有する装置で
    あつて、該ピストン20を該間隙24を生ずる位
    置に後退させて液体を大容量計測しつつ加圧ポン
    プ9により圧送注入する大量移送工程と、ピスト
    ン20を該間隙24が生じない位置に前進させて
    微量計測しつつパルス注入する精密移送工程とを
    組み合わせたことを特徴とする液体精密移送調合
    装置。 2 前記精密移送工程終了後に、前記ピストン2
    0を該間隙24を生ずる位置に後退させて、前記
    シリンダ19および可撓管14,26内の液体を
    減圧ポンプ10により前記容器1に逆送する逆移
    送工程を有することを特徴とする請求項1に記載
    の液体精密移送調合装置。
JP2849484A 1984-02-20 1984-02-20 液体精密移送調合装置 Granted JPS60172694A (ja)

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JPS60172694A JPS60172694A (ja) 1985-09-06
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JPS6332324A (ja) * 1986-07-26 1988-02-12 Hitachi Ltd 液体分注方法
JPH0541787Y2 (ja) * 1987-05-29 1993-10-21
JPH06160151A (ja) * 1992-11-25 1994-06-07 Hotsukei Kogyo:Kk 液体精密移送調合装置
JP4847934B2 (ja) * 2007-08-21 2011-12-28 轟産業株式会社 高精度定重量液送装置

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