JPH0144270Y2 - - Google Patents

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JPH0144270Y2
JPH0144270Y2 JP1983019835U JP1983583U JPH0144270Y2 JP H0144270 Y2 JPH0144270 Y2 JP H0144270Y2 JP 1983019835 U JP1983019835 U JP 1983019835U JP 1983583 U JP1983583 U JP 1983583U JP H0144270 Y2 JPH0144270 Y2 JP H0144270Y2
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JP
Japan
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cutter
arm
frame
cylinder
arms
Prior art date
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JP1983019835U
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English (en)
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JPS59128314U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鉄骨などを挾んで切断する切断機に
関するものである。
コンクリート建造物の解体により生じたコンク
リート塊を圧砕したり、道路舗装の改修のために
古いアスフアルト板などを剥離して圧砕したりす
る圧砕機は種々提案されている。
このような圧砕機を油圧パワーシヨベルのアー
ムの先端にバケツトのかわりに取付けたものは公
知である。
第5図はその一例を示すもので、この例ではパ
ワーシヨベルなどの車体21に設けた起伏および
屈曲自在のアーム22の上端に取付けたフレーム
22′に、一方のカツタアーム23を固定し、同
フレーム22′に他方のカツタアーム24をピン
25により回動自在に取付け、このアーム24を
駆動するシリンダ26をフレーム22′に取付け
る。
また、アーム23,24にはカツタ27,28
と挾持部29,30を設ける。
上記の従来例の場合、フレーム22′に対して
カツタアーム24のみが揺動するので、例えば、
第5図のように一定位置に固定されて、動かない
鉄骨31をカツタ27,28で切断しようとする
と、カツタ28は鉄骨の下部に当つていて動けな
いので、上部のカツタ27がアーム23とともに
ピン25を中心に下方へ回動しなければならな
い。
従つて、フレーム22′もともに回らなければ
ならないことになり、アーム22などに大きな反
力が働くのでアーム22や車体21に悪影響を及
ぼすという問題がある。
また、実公昭54−27183号公報にはパワーシヨ
ベルのアームの先端に取付ける金属切断機が示さ
れている。
この従来例では左右対称のリンク機構により一
対の刃物を開閉し得るようにしたものであるから
第5図に示すもののような問題はないが、偏平な
ハウジングの先端に刃物を取付けたもので、丸
鋼、金属パイプ、ケーブルのような棒状や管状の
ものの切断を目的とするものであり、パワーシヨ
ベルのバケツト用の油圧シリンダを利用して刃物
を開閉し、ハウジングをアームに固定しなければ
ならない。
このため、刃物取付け部の首振りができないの
できわめて不便であり、また、刃物を開閉させる
ためのリンク機構もきわめて複雑となる。
さらに、刃物は圧縮力によつて切断するように
取付けられているので、H型鋼などの大きな物の
切断には非常に大きな駆動力が必要となる。
上記の問題点を解決するために、この考案はフ
レームに回動自在に取付けた一対のカツタアーム
をリンクにより連結して、両アームが相反する方
向に同角度回動するように構成し、一方のカツタ
アームとフレームには、フレーム内のアーム開閉
用のシリンダの端部とこのシリンダのピストンロ
ツドの端部を連結し、各カツタアームの相対する
辺には鉄骨などを挾着し、せん断力にて切断する
カツタをほぼ全長に亘つて固定し、アームに取付
けたカツタはその背部に斜面を有し、他方のカツ
タとの相対する面にはヌスミを設けたものであ
る。
この考案の切断機は上記の構成であり、アーム
開閉用シリンダのピストンロツドを進退させるこ
とにより、リンクで連結した一対のカツタアーム
が同じ角度開閉してこれに取付けたカツタで鉄骨
などを切断する。
また、カツタアームの先端の挾着部で廃材など
を挾着して所望部へ移動させることもできる。
つぎに、この考案の切断機の一実施例を第1図
ないし第4図に基づいて説明する。
図において、1は取付枠で、パワーシヨベルな
どのアームや起伏シリンダに取付ける取付孔を備
え、この取付枠1にフレーム2が連結されてい
る。取付枠1に対するフレーム2の取付けは任意
であるが、上記フレーム2を回動自在に支持し、
回転駆動装置の作用によつて向きを任意に変更し
得るようにしておくのが好ましい。
上記フレーム2は、取付枠1に連結される端板
3の両側に一対の側板4を固定し、この側板4間
に渡した一対の支持ピン5で一対のカツタアーム
6の中央部が揺動自在に支持されている。カツタ
アーム6の後端部間に渡したアーム開閉用シリン
ダ7は、上記の対向する側板4間に配置され、こ
のシリンダ7の一方の端部を一方のカツタアーム
6の後方に延びた延長部9の後端にピン10で連
結する。
シリンダ7の他端から突出したピストンロツド
8の先端はピン11によりフレーム2に連結す
る。
各カツタアーム6には、内側の中央部から他方
のカツタアームに向く連結部12を設けるが、第
1図の状態すなわちアーム開口状態では一方のア
ーム6の連結部12は、前記両支持ピン5の中心
を結ぶ仮想の直線の一側方に位置し、他方のアー
ム6の連結部12は、上記直線の他側方に位置し
ている。この各連結部12は二股になり、リン1
3の両端部がこの二股間に挿入されてピンにより
連結されている。
14は各カツタアーム6の相対向する辺にそれ
ぞれ固定したカツタである。
このカツタ14は第3図に示すような横断面で
あつて、アーム6の凹所15にはめ、複数の取付
けボルト16により着脱自在に固定してある。
また、第3図のように、カツタ14の刃部aは
ほぼ直角で、その背部は斜面17となり、カツタ
14の相対する面にはヌスミとして凹部18が設
けてある。
第1図、第2図の19は挾着部で、この部分は
第4図のように同一の巾となり、対向部には凹凸
が設けてある。ただし、凹凸はなくともよい。
いま、アーム開閉用シリンダ7に圧力流体を供
給してピストンロツド8を前進させると、カツタ
アーム6が支持ピン5を中心として揺動する。各
カツタアーム6の内側に形成した連結部12はリ
ンク13によつて互いに連結されているため、シ
リンダ7を作動させることによつて、一対のカツ
タアーム6は、同時に逆方向にほぼ等角度だけ回
動し、この各カツタアーム6に固定したカツタ1
4で鉄骨を挾んで切断することができる。
この切断のさい、各カツタアーム6は各ピン5
を中心として同じ角度で回動して後方から順次、
噛み合つていくので、鉄骨などの被切断物は一側
から順次切断されていく。
また、切断された部分はカツタ14の刃部aの
後方の斜面17に沿つて押し拡げられるので、抵
抗が少なく切断が容易となる。
また、建築物の解体のさい、窓枠などが散乱す
る場合があるが、このような場合、カツタアーム
6の先端の挾着部19により窓枠の桟などを挾ん
で取除くことができる。この場合、挾着部19が
同じ巾となつているため、安定した状態で挾むこ
とができる。
この考案の切断機は前記のような構成と作用を
有するもので、アームのほぼ全長に亘る長いカツ
タをカツタアームに設けることにより、カツタア
ームでくわえることができる断面の鉄骨であれば
切断できるようにするとともに、圧砕機専用のア
ーム開閉用シリンダでカツタアームを駆動するも
のであるから大きな切断力が得られ、コンクリー
ト建造物に使用されている断面積の大きいI型
鋼、H型鋼のようなものも容易に切断できる。
また、各カツタアームは1個のリンクで連結し
て同じ角度で相反する方向に回動するように構成
し、一方のカツタアームとフレームとにアーム開
閉用シリンダとピストンロツドの端部をそれぞれ
連結したものであるから、構造が簡単であり、鉄
骨などの切断のさいに、両カツタアームにほぼ均
等の荷重がかかるので偏荷重によるアームやフレ
ームの破損が防止できる。
また、アーム開閉用シリンダはフレーム内に設
けてあるから、このアーム開閉用シリンダやピス
トンロツドに、破砕したコンクリート片などが当
つて疵を付けるようなおそれがなく、パワーシヨ
ベルに用いる場合もパワーシヨベルのバケツト操
作シリンダを利用して、この考案の破砕機のフレ
ームを上下に揺動させることができるのでカツタ
を目的の個所に向け易いという効果がある。
さらに、この考案ではカツタの背部に斜面を設
けてあるため、鉄骨などの切断された部分がこの
斜面に沿つて曲がることにより切断されている部
分に押し開くような力が働いて切断をたすける効
果がある。
また、両カツタの相対向する面にヌスミを設け
てあるからカツタ相互の摩擦力が小さくなり、カ
ツタ開閉用シリンダの駆動力を最大限に発揮でき
るので断面積の大きい鉄骨を容易に切断できるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の切断機の側面図、第2図は
同上の作動状態を示す一切欠側面図、第3図はカ
ツタ取付部の拡大縦断面図、第4図は挾着部の一
例を示す拡大斜視図、第5図は従来例を示す側面
図である。 2……フレーム、6……カツタアーム、7……
アーム開閉用シリンダ、8……ピストンロツド、
13……リンク、14……カツタ、19……挾着
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに回動自在に取付けた一対のカツタア
    ームを1個のリンクにより連結して、両アームが
    相反する方向にほぼ同角度回動するように構成
    し、一方のカツタアームとフレームには、フレー
    ム内に設けたアーム開閉用のシリンダの端部と、
    このシリンダのピストンロツドの端部を連結し、
    各カツタアームの相対する辺には鉄骨などを切断
    するカツタをほぼ全長に亘つて固定し、アームに
    固定したカツタはその背部に斜面を有し、他方の
    カツタとの相対向する面にはヌスミを設けた鉄骨
    などの切断機。
JP1983583U 1983-02-12 1983-02-12 鉄骨などの切断機 Granted JPS59128314U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983583U JPS59128314U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 鉄骨などの切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983583U JPS59128314U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 鉄骨などの切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128314U JPS59128314U (ja) 1984-08-29
JPH0144270Y2 true JPH0144270Y2 (ja) 1989-12-21

Family

ID=30150971

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983583U Granted JPS59128314U (ja) 1983-02-12 1983-02-12 鉄骨などの切断機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61294023A (ja) * 1985-06-22 1986-12-24 Sango Juki:Kk 鉄骨材の切断装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427183U (ja) * 1977-07-25 1979-02-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826739Y2 (ja) * 1980-02-02 1983-06-09 千葉工業株式会社 鉄筋切断用アタッチメント

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427183U (ja) * 1977-07-25 1979-02-22

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JPS59128314U (ja) 1984-08-29

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