JPH0143896B2 - - Google Patents
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- JPH0143896B2 JPH0143896B2 JP57164375A JP16437582A JPH0143896B2 JP H0143896 B2 JPH0143896 B2 JP H0143896B2 JP 57164375 A JP57164375 A JP 57164375A JP 16437582 A JP16437582 A JP 16437582A JP H0143896 B2 JPH0143896 B2 JP H0143896B2
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- JP
- Japan
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- load
- cell
- tensile
- torsional
- frame
- Prior art date
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/22—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady torsional forces
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、試験片に引張り荷重およびねじり
荷重を与え、これを引張りねじり複合試験する試
験機に関するものである。
荷重を与え、これを引張りねじり複合試験する試
験機に関するものである。
従来技術の構成とその問題点
試験片に引張り荷重およびねじり荷重を与える
には、試験片の両端を把持する一対のつかみ具の
うち、一方のつかみ具を引張り荷重負荷機構およ
びねじり荷重負荷機構に連結すればよい。そし
て、他方のつかみ具をロードセルに連結すると、
ロードセルによつて引張り荷重を検出することが
できる。他方のつかみ具をトルクセルに連結する
と、トルクセルによつてねじり荷重を検出するこ
とができる。引張荷重およびねじり荷重を検出す
るためのものとしてロードセルおよびトルクセル
を使用すると、引張り荷重およびねじり荷重を高
精度に検出することができるのは周知のとおりで
ある。しかしながら、ロードセルにねじり荷重が
作用すると、その精度が損なわれる。反対に、ト
ルクセルに引張荷重が作用すると、その精度が損
なわれる。
には、試験片の両端を把持する一対のつかみ具の
うち、一方のつかみ具を引張り荷重負荷機構およ
びねじり荷重負荷機構に連結すればよい。そし
て、他方のつかみ具をロードセルに連結すると、
ロードセルによつて引張り荷重を検出することが
できる。他方のつかみ具をトルクセルに連結する
と、トルクセルによつてねじり荷重を検出するこ
とができる。引張荷重およびねじり荷重を検出す
るためのものとしてロードセルおよびトルクセル
を使用すると、引張り荷重およびねじり荷重を高
精度に検出することができるのは周知のとおりで
ある。しかしながら、ロードセルにねじり荷重が
作用すると、その精度が損なわれる。反対に、ト
ルクセルに引張荷重が作用すると、その精度が損
なわれる。
ところで、試験片を引張りねじり試験するため
のものとして、これまでに、一対のロードセルに
よつて引張り荷重およびねじり荷重を検出するよ
うにした試験機が提案されている（実願昭55−
57365号、実開昭56−159752号の明細書および図
面）。この試験機の場合、一方のロードセルがつ
かみ具の上部軸に連結されており、試験片に引張
り荷重およびねじり荷重が加えられると、そのロ
ードセルによつて引張り荷重が検出される。さら
に、つかみ具の上部軸がスプラインアダプタに挿
入され、他方のロードセルがスプラインアダプタ
のトルクアームに連結されており、ねじり荷重の
反力がトルクアームおよびロードセルに伝達さ
れ、他方のロードセルによつてねじり荷重が検出
される。すなわち、トルクアームによつてねじり
荷重の反力が取り出され、これが直線荷重に変換
され、他方のロードセルによつてそれが検出され
るものである。
のものとして、これまでに、一対のロードセルに
よつて引張り荷重およびねじり荷重を検出するよ
うにした試験機が提案されている（実願昭55−
57365号、実開昭56−159752号の明細書および図
面）。この試験機の場合、一方のロードセルがつ
かみ具の上部軸に連結されており、試験片に引張
り荷重およびねじり荷重が加えられると、そのロ
ードセルによつて引張り荷重が検出される。さら
に、つかみ具の上部軸がスプラインアダプタに挿
入され、他方のロードセルがスプラインアダプタ
のトルクアームに連結されており、ねじり荷重の
反力がトルクアームおよびロードセルに伝達さ
れ、他方のロードセルによつてねじり荷重が検出
される。すなわち、トルクアームによつてねじり
荷重の反力が取り出され、これが直線荷重に変換
され、他方のロードセルによつてそれが検出され
るものである。
しかしながら、この試験機のように、ねじり荷
重を直線荷重に変換し、ロードセルによつてその
直線荷重を検出しても、ねじり荷重を高精度に検
出することはできないのは明らかである。ねじり
荷重を高精度に検出するには、ロードセルではな
く、トルクセルによつてねじり荷重をそのままト
ルクとして検出する必要がある。その上、この試
験機の場合、ねじり荷重を検出するトルクアーム
およびロードセルを各つかみ具を通る軸線からず
れた位置に配置する必要がある。このため、全体
をコンパクトに構成することができないという問
題もある。さらに、この試験機の場合、試験片の
両端を把持する一対のつかみ具のうち、一方のつ
かみ具が各ロードセルおよび引張り荷重負荷機構
に連結され、ロードセルは引張り荷重負荷機構に
支持される。そして、他方のつかみ具がねじり荷
重負荷機構に連結される。したがつて、特に、試
験片に引張り荷重を加えるとき、引張り荷重負荷
機構が振動すると、各ロードセルも振動する。し
たがつて、引張り荷重負荷機構の振動が各ロード
セルに影響し、ロードセルの精度を保つことがで
きないという問題がある。
重を直線荷重に変換し、ロードセルによつてその
直線荷重を検出しても、ねじり荷重を高精度に検
出することはできないのは明らかである。ねじり
荷重を高精度に検出するには、ロードセルではな
く、トルクセルによつてねじり荷重をそのままト
ルクとして検出する必要がある。その上、この試
験機の場合、ねじり荷重を検出するトルクアーム
およびロードセルを各つかみ具を通る軸線からず
れた位置に配置する必要がある。このため、全体
をコンパクトに構成することができないという問
題もある。さらに、この試験機の場合、試験片の
両端を把持する一対のつかみ具のうち、一方のつ
かみ具が各ロードセルおよび引張り荷重負荷機構
に連結され、ロードセルは引張り荷重負荷機構に
支持される。そして、他方のつかみ具がねじり荷
重負荷機構に連結される。したがつて、特に、試
験片に引張り荷重を加えるとき、引張り荷重負荷
機構が振動すると、各ロードセルも振動する。し
たがつて、引張り荷重負荷機構の振動が各ロード
セルに影響し、ロードセルの精度を保つことがで
きないという問題がある。
発明の目的
したがつて、この発明は、試験片を引張りねじ
り複合試験する試験機において、ロードセルによ
つて引張り荷重を検出し、トルクセルによつてね
じり荷重を検出すること、ロードセルにねじり荷
重が作用せず、トルクセルに引張り荷重が作用し
ないようにすること、ロードセルおよびトルクセ
ルを各つかみ具と同一の軸線上に配置し、全体を
コンパクトに構成すること、および引張り荷重負
荷機構およびねじり荷重負荷機構の振動がロード
セルおよびトルクセルに影響せず、ロードセルお
よびトルクセルの精度が保たれるようにすること
を目的としてなされたものである。
り複合試験する試験機において、ロードセルによ
つて引張り荷重を検出し、トルクセルによつてね
じり荷重を検出すること、ロードセルにねじり荷
重が作用せず、トルクセルに引張り荷重が作用し
ないようにすること、ロードセルおよびトルクセ
ルを各つかみ具と同一の軸線上に配置し、全体を
コンパクトに構成すること、および引張り荷重負
荷機構およびねじり荷重負荷機構の振動がロード
セルおよびトルクセルに影響せず、ロードセルお
よびトルクセルの精度が保たれるようにすること
を目的としてなされたものである。
発明の構成
この発明は、試験片の両端を把持する一対のつ
かみ具のうち、一方のつかみ具を引張り荷重負荷
機構およびねじり荷重負荷機構に連結し、試験片
に引張り荷重およびねじり荷重を与え、引張りね
じり複合試験する試験機において、他方のつかみ
具を荷重枠に相対的にねじり荷重方向に回転可能
に、かつ引張り荷重方向に変位しないように連結
するとともに、前記他方のつかみ具を前記各つか
み具と同一の軸線上に配置したトルクセルに相対
的にねじり荷重方向に回転しないように連結し、
前記トルクセルを前記負荷枠に相対的にねじり荷
重方向に回転しないように支持し、前記負荷枠を
クロスヨークなどの反力支持部材に対し相対的に
引張り荷重方向に変位可能に、かつねじり荷重方
向に回転しないように案内するとともに、前記負
荷枠を前記各つかみ具と同一の軸線上に配置した
ロードセルに相対的に引張り荷重方向に変位しな
いように連結し、前記ロードセルを前記反力支持
部材に相対的に引張荷重方向に変位しないように
支持したことを特徴とするものである。
かみ具のうち、一方のつかみ具を引張り荷重負荷
機構およびねじり荷重負荷機構に連結し、試験片
に引張り荷重およびねじり荷重を与え、引張りね
じり複合試験する試験機において、他方のつかみ
具を荷重枠に相対的にねじり荷重方向に回転可能
に、かつ引張り荷重方向に変位しないように連結
するとともに、前記他方のつかみ具を前記各つか
み具と同一の軸線上に配置したトルクセルに相対
的にねじり荷重方向に回転しないように連結し、
前記トルクセルを前記負荷枠に相対的にねじり荷
重方向に回転しないように支持し、前記負荷枠を
クロスヨークなどの反力支持部材に対し相対的に
引張り荷重方向に変位可能に、かつねじり荷重方
向に回転しないように案内するとともに、前記負
荷枠を前記各つかみ具と同一の軸線上に配置した
ロードセルに相対的に引張り荷重方向に変位しな
いように連結し、前記ロードセルを前記反力支持
部材に相対的に引張荷重方向に変位しないように
支持したことを特徴とするものである。
したがつて、この発明の試験機において、試験
片に引張り荷重およびねじり荷重が加えられる
と、負荷枠およびトルクセルに連結されたつかみ
具が負荷枠に対し相対的にねじり荷重方向に回転
し、ねじり荷重の反力がトルクセルに伝達され
る。トルクセルは負荷枠に対し相対的にねじり荷
重方向に回転せず、負荷枠は反力支持部材に対し
相対的にねじり荷重方向に回転しない。したがつ
て、トルクセルによつてねじり荷重を検出するこ
とができる。さらに、つかみ具は負荷枠に対し相
対的にねじり荷重方向に回転するが、相対的に引
張り荷重方向に変位しない。したがつて、引張り
荷重の反力が負荷枠に伝達され、トルクセルにね
じり荷重は作用するが、引張り荷重は作用しな
い。さらに、負荷枠が反力支持部材に対し相対的
に引張り荷重方向に変位し、引張り荷重の反力が
ロードセルに伝達される。ロードセルは反力支持
部材に対し相対的に引張り荷重方向に変位しな
い。したがつて、ロードセルによつて引張り荷重
を検出することができる。さらに、負荷枠は反力
支持部材に対し相対的に引張荷重方向に変位する
が、ねじり荷重方向に回転せず、ロードセルに引
張り荷重は作用するが、ねじり荷重は作用しな
い。
片に引張り荷重およびねじり荷重が加えられる
と、負荷枠およびトルクセルに連結されたつかみ
具が負荷枠に対し相対的にねじり荷重方向に回転
し、ねじり荷重の反力がトルクセルに伝達され
る。トルクセルは負荷枠に対し相対的にねじり荷
重方向に回転せず、負荷枠は反力支持部材に対し
相対的にねじり荷重方向に回転しない。したがつ
て、トルクセルによつてねじり荷重を検出するこ
とができる。さらに、つかみ具は負荷枠に対し相
対的にねじり荷重方向に回転するが、相対的に引
張り荷重方向に変位しない。したがつて、引張り
荷重の反力が負荷枠に伝達され、トルクセルにね
じり荷重は作用するが、引張り荷重は作用しな
い。さらに、負荷枠が反力支持部材に対し相対的
に引張り荷重方向に変位し、引張り荷重の反力が
ロードセルに伝達される。ロードセルは反力支持
部材に対し相対的に引張り荷重方向に変位しな
い。したがつて、ロードセルによつて引張り荷重
を検出することができる。さらに、負荷枠は反力
支持部材に対し相対的に引張荷重方向に変位する
が、ねじり荷重方向に回転せず、ロードセルに引
張り荷重は作用するが、ねじり荷重は作用しな
い。
実施例の説明
以下、この発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
図において、試験片１の両端は上下一対のつか
み具２Ｈ，２Ｌによつて把持される。下側のつか
み具２Ｌは引張り荷重負荷機構およびねじり荷重
負荷機構に連結される。この実施例ではねじり荷
重負荷機構としてねじり荷重負荷モータ３が使用
され、つかみ具２Ｌはギヤボツクス４に内蔵され
た伝動ギヤを介してねじり荷重負荷モータ３に連
結されている。引張り荷重負荷機構は一対のねじ
ざお５にねじ合わされたクロスヘツド６からな
る。ねじざお５の下端はベツド７に内蔵された引
張り荷重負荷モータに連結されている。ねじり荷
重負荷モータ３およびギヤボツクス４は、クロス
ヘツド５に固定され、支持されている。これによ
つてつかみ具２Ｌが引張り荷重負荷機構およびね
じり荷重負荷機構に連結されているものである。
み具２Ｈ，２Ｌによつて把持される。下側のつか
み具２Ｌは引張り荷重負荷機構およびねじり荷重
負荷機構に連結される。この実施例ではねじり荷
重負荷機構としてねじり荷重負荷モータ３が使用
され、つかみ具２Ｌはギヤボツクス４に内蔵され
た伝動ギヤを介してねじり荷重負荷モータ３に連
結されている。引張り荷重負荷機構は一対のねじ
ざお５にねじ合わされたクロスヘツド６からな
る。ねじざお５の下端はベツド７に内蔵された引
張り荷重負荷モータに連結されている。ねじり荷
重負荷モータ３およびギヤボツクス４は、クロス
ヘツド５に固定され、支持されている。これによ
つてつかみ具２Ｌが引張り荷重負荷機構およびね
じり荷重負荷機構に連結されているものである。
上側のつかみ具２Ｈはキー８および固定ナツト
９によつてつかみ具軸１０に相対的にねじり荷重
方向に回転しないように、かつ引張り荷重方向に
変位しないように固定されている。つかみ具軸１
０は直線運動軸受１１によつて支持枠１２に対し
相対的に引張り荷重方向に変位可能に、かつねじ
り荷重方向に回転可能に案内されている。支持枠
１２はクロスヨーク１３に固定され、クロスヨー
ク１３は一対の機柱１４の上端に固定され、支持
されている。つかみ具軸１０はスラスト軸受１５
および負荷ナツト２４によつて負荷枠１６に対し
相対的にねじり荷重方向に回転可能に、かつ引張
り荷重方向に変位しないように支持され、キー１
７によつてトルクセル１８に相対的にねじり方向
に回転しないように連結されている。これによつ
てつかみ具２Ｈが負荷枠１６に相対的にねじり荷
重方向に回転可能に、かつ引張り荷重方向に変位
しないように連結され、トルクセル１８に相対的
にねじり荷重方向に回転しないように連結されて
いるものである。トルクセル１８はキー１９によ
つて負荷枠１６に相対的にねじり荷重方向に回転
しないように支持されている。負荷枠１６はスプ
ライン軸２０に固定され、スプライン軸２０はボ
ールスプライン２１によつてクロスヨーク１３に
対し、相対的に引張り荷重方向に変位可能に、か
つねじり荷重方向に回転しないように案内されて
いる。スプライン軸２０はねじなどの固定手段に
よつてロードセル２２に固定されている。これに
よつて負荷枠１６がクロスヨーク１３に対し相対
的に引張り荷重方向に変位可能に、かつねじり荷
重方向に回転しないように案内され、ロードセル
２２に相対的に引張り荷重方向に変位しないよう
に連結されているものである。ロードセル２２は
ねじなどの回転手段によつて支持枠２３に固定さ
れ、クロスヨーク１３に相対的に引張り荷重方向
に変位しないように支持されている。
９によつてつかみ具軸１０に相対的にねじり荷重
方向に回転しないように、かつ引張り荷重方向に
変位しないように固定されている。つかみ具軸１
０は直線運動軸受１１によつて支持枠１２に対し
相対的に引張り荷重方向に変位可能に、かつねじ
り荷重方向に回転可能に案内されている。支持枠
１２はクロスヨーク１３に固定され、クロスヨー
ク１３は一対の機柱１４の上端に固定され、支持
されている。つかみ具軸１０はスラスト軸受１５
および負荷ナツト２４によつて負荷枠１６に対し
相対的にねじり荷重方向に回転可能に、かつ引張
り荷重方向に変位しないように支持され、キー１
７によつてトルクセル１８に相対的にねじり方向
に回転しないように連結されている。これによつ
てつかみ具２Ｈが負荷枠１６に相対的にねじり荷
重方向に回転可能に、かつ引張り荷重方向に変位
しないように連結され、トルクセル１８に相対的
にねじり荷重方向に回転しないように連結されて
いるものである。トルクセル１８はキー１９によ
つて負荷枠１６に相対的にねじり荷重方向に回転
しないように支持されている。負荷枠１６はスプ
ライン軸２０に固定され、スプライン軸２０はボ
ールスプライン２１によつてクロスヨーク１３に
対し、相対的に引張り荷重方向に変位可能に、か
つねじり荷重方向に回転しないように案内されて
いる。スプライン軸２０はねじなどの固定手段に
よつてロードセル２２に固定されている。これに
よつて負荷枠１６がクロスヨーク１３に対し相対
的に引張り荷重方向に変位可能に、かつねじり荷
重方向に回転しないように案内され、ロードセル
２２に相対的に引張り荷重方向に変位しないよう
に連結されているものである。ロードセル２２は
ねじなどの回転手段によつて支持枠２３に固定さ
れ、クロスヨーク１３に相対的に引張り荷重方向
に変位しないように支持されている。
前記のように構成された引張りねじり複合試験
機において、引張り荷重負荷モータを駆動し、ね
じざお５を回転させると、そのねじ送り作用によ
つてクロスヘツド６ガ昇降する。したがつて下側
のつかみ具２Ｌを介して試験片１に引張り荷重が
与えられる。これと同時にねじり荷重負荷モータ
３を駆動すると、つかみ具２Ｌを介して試験片１
にねじり荷重が与えられる。
機において、引張り荷重負荷モータを駆動し、ね
じざお５を回転させると、そのねじ送り作用によ
つてクロスヘツド６ガ昇降する。したがつて下側
のつかみ具２Ｌを介して試験片１に引張り荷重が
与えられる。これと同時にねじり荷重負荷モータ
３を駆動すると、つかみ具２Ｌを介して試験片１
にねじり荷重が与えられる。
引張り荷重の反力は上側のつかみ具２Ｈからつ
かみ具軸１０、スラスト軸受１５、負荷ナツト２
４及び負荷枠１６を介してスプライン軸２０に伝
達され、スプライン軸２０からロードセル２２及
び取付金具２３を介してクロスヨーク１３に伝達
される。クロスヨーク１３は伝達される引張り荷
重の反力を受け、これを支持する。ロードセル２
２は引張り荷重を検出する。引張り荷重の反力が
つかみ具軸１０、スラスト軸受１５、負荷ナツト
２４及び負荷枠１６を介してスプライン軸２０に
伝達されるため、引張り荷重はトルクセル１８に
作用しない。
かみ具軸１０、スラスト軸受１５、負荷ナツト２
４及び負荷枠１６を介してスプライン軸２０に伝
達され、スプライン軸２０からロードセル２２及
び取付金具２３を介してクロスヨーク１３に伝達
される。クロスヨーク１３は伝達される引張り荷
重の反力を受け、これを支持する。ロードセル２
２は引張り荷重を検出する。引張り荷重の反力が
つかみ具軸１０、スラスト軸受１５、負荷ナツト
２４及び負荷枠１６を介してスプライン軸２０に
伝達されるため、引張り荷重はトルクセル１８に
作用しない。
ねじり荷重の反力は、つかみ具２Ｈからつかみ
具軸１０およびキー１７によつてトルクセル１８
に伝達され、キー１９によつて負荷枠１６及びス
プライン軸２０に伝達される。トルクセル１８は
ねじり荷重を検出する。スプライン軸２０はボー
ルスプライン２１によつてねじり荷重方向に回転
しないよう案内されているため、ねじり荷重はロ
ードセル２２に作用しない。ねじり荷重の反力は
スプライン軸２０からボールスプライン２１によ
つてクロスヨーク１３に伝達される。クロスヨー
ク１３は伝達されるねじり荷重の反力を受け、こ
れを支持する。
具軸１０およびキー１７によつてトルクセル１８
に伝達され、キー１９によつて負荷枠１６及びス
プライン軸２０に伝達される。トルクセル１８は
ねじり荷重を検出する。スプライン軸２０はボー
ルスプライン２１によつてねじり荷重方向に回転
しないよう案内されているため、ねじり荷重はロ
ードセル２２に作用しない。ねじり荷重の反力は
スプライン軸２０からボールスプライン２１によ
つてクロスヨーク１３に伝達される。クロスヨー
ク１３は伝達されるねじり荷重の反力を受け、こ
れを支持する。
したがつて、ロードセル２２に引張り荷重は作
用するが、ねじり荷重は作用せず、その精度は損
なわれない。ロードセル２２は引張り荷重を高精
度に検出する。トルクセル１８にねじり荷重は伝
達されるが、引張り荷重は作用しない。したがつ
て、その精度は損なわれない。トルクセル１８は
ねじり荷重を高精度に検出する。
用するが、ねじり荷重は作用せず、その精度は損
なわれない。ロードセル２２は引張り荷重を高精
度に検出する。トルクセル１８にねじり荷重は伝
達されるが、引張り荷重は作用しない。したがつ
て、その精度は損なわれない。トルクセル１８は
ねじり荷重を高精度に検出する。
発明の効果
以上説明したように、この発明によれば、試験
片１の両端を把持する一対のつかみ具２Ｈ，２Ｌ
のうち、一方のつかみ具２Ｌが引張り荷重負荷機
構およびねじり荷重負荷機構に連結され、他方の
つかみ具２Ｈが負荷枠１６およびトルクセル１８
に連結される。トルクセル１８は負荷枠１６に支
持され、負荷枠１６はクロスヨーク１３などの反
力支持部材に案内される。さらに、負荷枠１６が
ロードセル２２に連結され、ロートセル２２は反
力支持部材に支持される。そして、試験片１に引
張り荷重およびねじり荷重が加えられると、つか
み具２Ｈが負荷枠１６に対し相対的にねじり荷重
方向に回転し、ねじり荷重の反力がトルクセル１
８に伝達される。トルクセル１８は各つかみ具２
Ｈ，２Ｌと同一の軸線上にある。さらに、トルク
セル１８は負荷枠１６に対し相対的にねじり荷重
方向に回転せず、負荷枠１６は反力支持部材に対
し相対的にねじり荷重方向に回転しない。したが
つて、トルクセル１８によつてねじり荷重を検出
することができる。さらに、つかみ具２Ｈは負荷
枠１６に対し相対的にねじり荷重方向に回転する
が、相対的に引張り荷重方向に変位しない。した
がつて、引張り荷重の反力が負荷枠１６に伝達さ
れ、トルクセル１８にねじり荷重は作用するが、
引張り荷重は作用しない。したがつて、トルクセ
ル１８の精度が損なわれず、ねじり荷重を高精度
に検出することができる。さらに、負荷枠１６が
反力支持部材に対し相対的に引張り荷重方向に変
位し、引張り荷重の反力がロードセル２２に伝達
される。ロードセル２２は各つかみ具２Ｈ，２Ｌ
と同一の軸線上にあり、反力支持部材に対し相対
的に引張り荷重方向に変位しない。したがつて、
ロードセル２２によつて引張り荷重を検出するこ
とができる。さらに、負荷枠１６は反力支持部材
に対し相対的に引張り荷重方向に変位するが、ね
じり荷重方向に回転せず、ロードセル２２に引張
り荷重は作用するが、ねじり荷重は作用しない。
したがつて、ロードセル２２の精度が損なわれ
ず、引張り荷重を高精度に検出することができる
ものである。
片１の両端を把持する一対のつかみ具２Ｈ，２Ｌ
のうち、一方のつかみ具２Ｌが引張り荷重負荷機
構およびねじり荷重負荷機構に連結され、他方の
つかみ具２Ｈが負荷枠１６およびトルクセル１８
に連結される。トルクセル１８は負荷枠１６に支
持され、負荷枠１６はクロスヨーク１３などの反
力支持部材に案内される。さらに、負荷枠１６が
ロードセル２２に連結され、ロートセル２２は反
力支持部材に支持される。そして、試験片１に引
張り荷重およびねじり荷重が加えられると、つか
み具２Ｈが負荷枠１６に対し相対的にねじり荷重
方向に回転し、ねじり荷重の反力がトルクセル１
８に伝達される。トルクセル１８は各つかみ具２
Ｈ，２Ｌと同一の軸線上にある。さらに、トルク
セル１８は負荷枠１６に対し相対的にねじり荷重
方向に回転せず、負荷枠１６は反力支持部材に対
し相対的にねじり荷重方向に回転しない。したが
つて、トルクセル１８によつてねじり荷重を検出
することができる。さらに、つかみ具２Ｈは負荷
枠１６に対し相対的にねじり荷重方向に回転する
が、相対的に引張り荷重方向に変位しない。した
がつて、引張り荷重の反力が負荷枠１６に伝達さ
れ、トルクセル１８にねじり荷重は作用するが、
引張り荷重は作用しない。したがつて、トルクセ
ル１８の精度が損なわれず、ねじり荷重を高精度
に検出することができる。さらに、負荷枠１６が
反力支持部材に対し相対的に引張り荷重方向に変
位し、引張り荷重の反力がロードセル２２に伝達
される。ロードセル２２は各つかみ具２Ｈ，２Ｌ
と同一の軸線上にあり、反力支持部材に対し相対
的に引張り荷重方向に変位しない。したがつて、
ロードセル２２によつて引張り荷重を検出するこ
とができる。さらに、負荷枠１６は反力支持部材
に対し相対的に引張り荷重方向に変位するが、ね
じり荷重方向に回転せず、ロードセル２２に引張
り荷重は作用するが、ねじり荷重は作用しない。
したがつて、ロードセル２２の精度が損なわれ
ず、引張り荷重を高精度に検出することができる
ものである。
さらに、この発明によれば、トルクセル１８お
よびロードセル２２を互いに同一の軸線上に配置
することができ、全体をコンパクトに構成するこ
とができる。しかも、一方のつかみ具２Ｌが引張
り荷重負荷機構およびねじり荷重負荷機構に連結
され、他方のつかみ具２Ｈが負荷枠１６、トルク
セル１８およびロードセル２２に連結されてお
り、試験片１に引張り荷重およびねじり荷重が加
えられるとき、引張り荷重負荷機構およびねじり
荷重負荷機構が振動しても、トルクセル１８およ
びロードセル２２は反力支持部材および負荷枠１
６に支持され、振動しない。したがつて、引張り
荷重負荷機構およびねじり荷重負荷機構の振動が
トルクセル１８およびロードセル２２に影響せ
ず、トルクセル１８およびロードセル２２の精度
を保つことができ、その損傷を防止することもで
きる。
よびロードセル２２を互いに同一の軸線上に配置
することができ、全体をコンパクトに構成するこ
とができる。しかも、一方のつかみ具２Ｌが引張
り荷重負荷機構およびねじり荷重負荷機構に連結
され、他方のつかみ具２Ｈが負荷枠１６、トルク
セル１８およびロードセル２２に連結されてお
り、試験片１に引張り荷重およびねじり荷重が加
えられるとき、引張り荷重負荷機構およびねじり
荷重負荷機構が振動しても、トルクセル１８およ
びロードセル２２は反力支持部材および負荷枠１
６に支持され、振動しない。したがつて、引張り
荷重負荷機構およびねじり荷重負荷機構の振動が
トルクセル１８およびロードセル２２に影響せ
ず、トルクセル１８およびロードセル２２の精度
を保つことができ、その損傷を防止することもで
きる。
図面はこの発明の一実施例を示す縦断面図であ
る。 １……試験片、２Ｈ，２Ｌ……つかみ具、３…
…ねじり荷重負荷モータ、５……ねじざお、６…
…クロスヘツド、１３……クロスヨーク、１５…
…スラスト軸受、１６……負荷枠、１７，１９…
…キー、１８……トルクセル、２０……スプライ
ン軸、２１……スプライン、２２……ロードセ
ル。
る。 １……試験片、２Ｈ，２Ｌ……つかみ具、３…
…ねじり荷重負荷モータ、５……ねじざお、６…
…クロスヘツド、１３……クロスヨーク、１５…
…スラスト軸受、１６……負荷枠、１７，１９…
…キー、１８……トルクセル、２０……スプライ
ン軸、２１……スプライン、２２……ロードセ
ル。
Claims (1)
- １ 試験片の両端を把持する一対のつかみ具のう
ち、一方のつかみ具を引張り荷重負荷機構および
ねじり荷重負荷機構に連結し、試験片に引張り荷
重およびねじり荷重を与え、引張りねじり複合試
験する試験機において、他方のつかみ具を負荷枠
に相対的にねじり荷重方向に回転可能に、かつ引
張り荷重方向に変位しないように連結するととも
に、前記他方のつかみ具を前記各つかみ具と同一
の軸線上に配置したトルクセルに相対的にねじり
荷重方向に回転しないように連結し、前記トルク
セルを前記負荷枠に相対的にねじり荷重方向に回
転しないように支持し、前記負荷枠をクロスヨー
クなどの反力支持部材に対し相対的に引張り荷重
方向に変位可能に、かつねじり荷重方向に回転し
ないように案内するとともに、前記負荷枠を前記
各つかみ具と同一の軸線上に配置したロードセル
に相対的に引張り荷重方向に変位しないように連
結し、前記ロードセルを前記反力支持部材に相対
的に引張荷重方向に変位しないように支持したこ
とを特徴とする引張りねじり複合試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16437582A JPS5952730A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 引張りねじり複合試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16437582A JPS5952730A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 引張りねじり複合試験機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5952730A JPS5952730A (ja) | 1984-03-27 |
| JPH0143896B2 true JPH0143896B2 (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=15791932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16437582A Granted JPS5952730A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 引張りねじり複合試験機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952730A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5985939U (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-11 | 株式会社島津製作所 | 引張りねじり複合試験機 |
| WO1998057143A2 (en) * | 1997-06-11 | 1998-12-17 | Dynamic In Situ Geotechnical Testing Incorporated | Soil testing assemblies |
| CN104181032A (zh) * | 2014-09-10 | 2014-12-03 | 中天科技海缆有限公司 | 一种拉扭耦合刚度测试装置 |
| CN108918297B (zh) * | 2018-09-19 | 2024-02-06 | 北华大学 | 双轴拉伸-扭转复合载荷力学性能测试装置 |
| KR102159086B1 (ko) * | 2018-10-04 | 2020-09-23 | 한국기계연구원 | 와이어 특성 평가장치 |
| US10724931B2 (en) * | 2018-10-15 | 2020-07-28 | Illinois Tool Works Inc. | Outer loop torque control |
| CN110044697A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-07-23 | 中国人民解放军总参谋部第六十研究所 | 拉扭疲劳试验装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56159752U (ja) * | 1980-04-28 | 1981-11-28 |
-
1982
- 1982-09-21 JP JP16437582A patent/JPS5952730A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5952730A (ja) | 1984-03-27 |
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