JPH0143804Y2 - - Google Patents

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JPH0143804Y2
JPH0143804Y2 JP10204283U JP10204283U JPH0143804Y2 JP H0143804 Y2 JPH0143804 Y2 JP H0143804Y2 JP 10204283 U JP10204283 U JP 10204283U JP 10204283 U JP10204283 U JP 10204283U JP H0143804 Y2 JPH0143804 Y2 JP H0143804Y2
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JP
Japan
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capacitor
switching
relay
contact
coil
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JP10204283U
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JPS6010252U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、遠隔制御用のリレーなどに使用され
る2巻線ラツチングリレーの駆動回路に関するも
のである。
〔背景技術〕
第1図は従来の2巻線ラツチングリレーRyの
回路図である。同図の回路において、リレーRy
の切換接点S1が端子a側に接続されているとき、
抵抗R1を介して直流電源Vから流れる電流は切
換接点S1を介してアースに流れるので、コンデン
サC1には充電されない。一方、抵抗R2を介して
直流電源Vから流れる電流は、切換接点S1の端子
b側が開いているので、抵抗R4を介してコンデ
ンサC2に充電される。しかして第1図に示す状
態において、操作スイツチSWを押すと、コンデ
ンサC2に充電されていた電荷はダイオードD2
介してコイルL2に流れる。これにより、リレー
Ryの切換接点S1は端子b側に切り換わる。また、
リレーRyの主接点は、第1図に示す状態とは反
対側に切り換わる。そして、切換接点S1の端子a
側が開いた瞬間から、今度は抵抗R1および抵抗
R3を介してコンデンサC1への充電が始まる。ま
た抵抗R2を通つた電流は切換接点S1の端子b側
を介してアースに流れるので、コンデンサC2
充電されない。以下、操作スイツチSWを押すた
びに、コイルL1とL2とが交互に励磁されて、リ
レーRyの切換接点S1と主接点S2とが交互に反対
側に切り換わる。
ところで、かかる従来例において操作スイツチ
SWを比較的短い間隔で連続的に操作した場合に
は、リレーRyのコイルL1,L2を励磁するための
電荷がコンデンサC1,C2に充分に充電されない
うちに反転動作が開始することになり、リレー
Ryのアーマチユアが完全には反転せず、両方の
安定点の中間的な位置で停止してしまうことがあ
る。このような場合には、切換接点S1は端子a,
bのいずれにも接続されず、コンデンサC1,C2
は両方とも充電されることになる。しかるに第1
図に示すようなフリツプフロツプ型の駆動回路に
おいては、一方のコイルL1を励磁するための抵
抗R1,R3およびコンデンサC1と、他方のコイル
L2を励磁するための抵抗R2,R4およびコンデン
サC2との回路定数は比較的バランス良く設定さ
れており、したがつて操作スイツチSWを何度オ
ン操作しても、各コイルL1,L2に流れる電流に
よる磁束が互いにキヤンセルされて、リレーRy
のアーマチユアをどちらに切り換えることもでき
ないという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考は案上述のような点に鑑みて為されたもの
であり、リレーのアーマチユアが万一中立位置で
停止することになつた場合においても、再度のス
イツチ操作によりリレーのアーマチユアをいずれ
かの安定位置に駆動できるようにした2巻線ラツ
チングリレーの駆動回路を提供することを目的と
するものである。
〔考案の開示〕
以下、本考案の構成を図示実施例について説明
すると、第2図に示すように、主接点S2と連動す
る切換接点S1と、切換接点S1を第1の切換端子a
側に切り換える第1のコイルL1と、切換接点S1
を第2の切換端子b側に切り換える第2のコイル
L2とを有する2巻線ラツチングリレーを具備し、
第1および第2のコイルL1,L2を励磁する電荷
をそれぞれ充電する第1および第2のコンデンサ
C1,C2と、第1および第2のコンデンサC1,C2
をそれぞれ直流電源に接続する第1および第2の
抵抗R1,R2とを具備し、第1のコンデンサC1
第1の逆流防止用ダイオードD1と第1のコイル
L1および操作スイツチSWにて第1の直列閉回路
を形成し、第2のコンデンサC2と第2の逆流防
止用ダイオードD2と第2のコイルL2および操作
スイツチSWにて第2の直列閉回路aと共通端子
cとを閉成時に第1のコンデンサC1の放電経路
を形成するように接続し、切換接点S1の第2の切
換端子bと共通端子cとを閉成時に第2のコンデ
ンサC2の放電経路を形成するように接続して成
るリレー駆動回路において、第1および第2のコ
ンデンサC1,C2のうち、一方の容量を他方の容
量よりも充分に大きく設定したものである。例え
ばコンデンサC1の容量をコンデンサC2の容量よ
りも2倍以上大きく設定しておくと、万一、リレ
ーRyのアーマチユアが中立位置で停止しても操
作スイツチSWを再度オン操作したときには、コ
イルL1を通過する電力の方がコイルL2を通過す
る電力よりも充分に大きくなるから、リレーRy
のアーマチユアは切換接点S1が端子aの側に切り
換わる方向に駆動され、中立位置から離れること
ができるものである。もちろん、かかるアーマチ
ユアの中立位置における停止(センターストツ
プ)は、なるべく生じないようにする方がより望
ましいから、コンデンサC1,C2の充電時間は操
作スイツチSWの人間による連続操作の間隔より
も短くなるように、抵抗R1,R2などの値を定め
ることが好ましい。そして万一、上述のようなセ
ンターストツプが生じたときには、コンデンサ
C1,C2の容量差によつてセンターストツプを解
消するものである。なお、本発明のようにコンデ
ンサC1,C2のうちいずれか一方の容量を大きく
することが部品コストの点で不経済である場合に
は、コンデンサC1,C2の充電時間を抵抗R1,R2
で食い違わせて、再度操作スイツチSWを連続操
作すれば、充電時間の短い方の電力が大きいの
で、センターストツプを解消させ得るという方法
も考えられる。
第3図aはコイルL1,L2を駆動する際のコン
デンサC1,C2の充電電圧の変化を示している。
第3図bは、操作スイツチSWを比較的短い間隔
で連続操作した場合におけるコンデンサC1,C2
の充電電圧の変化を示している。同図bを見れば
明らかなように、操作スイツチSWを比較的短い
間隔で連続操作すると、コンデンサC1,C2が充
分に充電されないうちにコイルL1,L2が励磁さ
れることになり、リレーRyのアーマチユアが充
分に駆動されないことになり、これが上述のよう
なアーマチユアのセンターストツプの原因になつ
ている。したがつてリレーRyの駆動電圧は、電
源電圧V0の1/2程度としておいて、コンデンサ
C1,C2の充電電圧が小さくても駆動できるよう
にしておけばアーマチユアのセンターストツプが
生じる機会を少なくすることができる。ただし余
りリレーRyの感動電圧を小さくすると、操作ス
イツチSWを押し続けたときに両方のコイルL1
L2からアーマチユアに駆動力が働くことになる
ので、リレーRyの定格駆動電圧は上述のように
電源電圧V0の半分程度のものが適当である。
なお第2図の回路においては、発光ダイオード
L′1,L′2とその限流抵抗R5,R6が切換スイツチS1
の端子a,bにそれぞれ接続されて表示回路を構
成しているが、この表示回路はリレーRyの駆動
回路とは直接に関係するものではない。D3,D4
は表示回路からコンデンサC1,C2への逆流を防
止するダイオードである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように構成されており、一対の
コンデンサと、各コンデンサの充電回路と、各コ
ンデンサによつて駆動される一対のコイルと、リ
レーの反転により交互に一方のコンデンサの充電
を阻止する切換接点とを有するフリツプフロツプ
型の2巻線ラツチングリレー駆動回路において、
一方のコンデンサの容量を他方のコンデンサの容
量よりも充分に大きく設定したものであるから、
リレーのアーマチユアが万一中立位置で停止して
両方のコンデンサが充電されることになつた場合
においても、再度のスイツチ操作の際には、一方
のコイルを通過する電力の方が他方のコイルを通
過する電力よりも充分に大きくなるから、リレー
のアーマチユアを中立位置から離すことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリレー駆動回路の回路図、第2
図は本考案の一実施例の回路図、第3図a,bは
同上の動作説明図である。 S1は切換接点、S2は主接点、L1,L2はコイル、
C1,C2はコンデンサ、R1,R2は抵抗、a,bは
切換端子、cは共通端子、D1,D2はダイオード、
SWは操作スイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主接点と連動する切換接点と、切換接点を第1
    の切換端子側に切り換える第1のコイルと、切換
    接点を第2の切換端子側に切り換える第2のコイ
    ルとを有する2巻線ラツチングリレーを具備し、
    第1および第2のコイルを励磁する電荷をそれぞ
    れ充電する第1および第2のコンデンサと、第1
    および第2のコンデンサをそれぞれ直流電源に接
    続する第1および第2の抵抗とを具備し、第1の
    コンデンサと第1の逆流防止用ダイオードと第1
    のコイルおよび操作スイツチにて第1の直列閉回
    路を形成し、第2のコンデンサと第2の逆流防止
    用ダイオードと第2のコイルおよび操作スイツチ
    にて第2の直列閉回路を形成し、切換接点の第1
    の切換端子と共通端子とを、閉成時に第1のコン
    デンサの放電経路を形成するように接続し、切換
    接点の第2の切換端子と共通端子とを、閉成時に
    第2のコンデンサの放電経路を形成するように接
    続して成るリレー駆動回路において、第1および
    第2のコンデンサのうち、一方の容量を他方の容
    量よりも充分に大きく設定して成ることを特徴と
    する2巻線ラツチングリレーの駆動回路。
JP10204283U 1983-06-30 1983-06-30 2巻線ラツチングリレ−の駆動回路 Granted JPS6010252U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10204283U JPS6010252U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 2巻線ラツチングリレ−の駆動回路

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JP10204283U JPS6010252U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 2巻線ラツチングリレ−の駆動回路

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Publication Number Publication Date
JPS6010252U JPS6010252U (ja) 1985-01-24
JPH0143804Y2 true JPH0143804Y2 (ja) 1989-12-19

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ID=30240707

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JP10204283U Granted JPS6010252U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 2巻線ラツチングリレ−の駆動回路

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JPS6010252U (ja) 1985-01-24

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