JPH0143314Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0143314Y2 JPH0143314Y2 JP1983127768U JP12776883U JPH0143314Y2 JP H0143314 Y2 JPH0143314 Y2 JP H0143314Y2 JP 1983127768 U JP1983127768 U JP 1983127768U JP 12776883 U JP12776883 U JP 12776883U JP H0143314 Y2 JPH0143314 Y2 JP H0143314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- lower rail
- seat
- mounting
- mounting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シートの前後位置を調整するための
シートアジヤスタの取付部構造の改良に関する。
シートアジヤスタの取付部構造の改良に関する。
シートの前後位置を調整することができる所謂
ウオークインシートにあつては、シートアジヤス
タを構成するロアーレールを取付ブラケツトに固
定するためのボルト等の締結具及び取付ブラケツ
トをフロア上に固定するための締結具が露出して
いるため美感が損われるという不具合があつた。
ウオークインシートにあつては、シートアジヤス
タを構成するロアーレールを取付ブラケツトに固
定するためのボルト等の締結具及び取付ブラケツ
トをフロア上に固定するための締結具が露出して
いるため美感が損われるという不具合があつた。
そこで、上記締結具をカバーで覆うことが提案
されるが、今までのものは取付ブラケツトのフロ
アへの取付部のみを覆うものであつたため、前記
不具合を完全に解消することができなかつた。
されるが、今までのものは取付ブラケツトのフロ
アへの取付部のみを覆うものであつたため、前記
不具合を完全に解消することができなかつた。
本考案は斯かる事情に鑑みて成されたものでそ
の目的とする処は、レール側の取付部もカバーで
覆うことができ、更なる美感の向上に資すること
ができるシートアジヤスタの取付部構造を提供す
るにある。斯かる目的を達成すべく本考案の構成
は、 断面略U字状を呈し、少なくとも後端部が、U
字溝の底部に固着された取付ブラケツトを介して
フロア上に固定されたロアーレールと、シート下
面に固設されるとともに上記U字溝の上方開口を
覆うように上記ロアーレールに摺動自在に装着さ
れた断面略C字状のアツパーレールとで構成され
たシートアジヤスタの取付部構造において、 上記取付ブラケツトのフロアへの取付部を覆う
本体部と、該本体部から上記U字溝内へ延設され
て取付ブラケツトのロアーレールへの取付部を覆
う折曲起立片とからなるカバーを係脱自在に設け
たことを特徴とする。
の目的とする処は、レール側の取付部もカバーで
覆うことができ、更なる美感の向上に資すること
ができるシートアジヤスタの取付部構造を提供す
るにある。斯かる目的を達成すべく本考案の構成
は、 断面略U字状を呈し、少なくとも後端部が、U
字溝の底部に固着された取付ブラケツトを介して
フロア上に固定されたロアーレールと、シート下
面に固設されるとともに上記U字溝の上方開口を
覆うように上記ロアーレールに摺動自在に装着さ
れた断面略C字状のアツパーレールとで構成され
たシートアジヤスタの取付部構造において、 上記取付ブラケツトのフロアへの取付部を覆う
本体部と、該本体部から上記U字溝内へ延設され
て取付ブラケツトのロアーレールへの取付部を覆
う折曲起立片とからなるカバーを係脱自在に設け
たことを特徴とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。第1図はシートの斜視図、第2図
はカバーの平面図、第3図は同カバーの側面図、
第4図はカバーを取り付けた状態でのシートアジ
ヤスタ取付部の平面図、第5図は同シートアジヤ
スタ取付部の側面図である。
いて説明する。第1図はシートの斜視図、第2図
はカバーの平面図、第3図は同カバーの側面図、
第4図はカバーを取り付けた状態でのシートアジ
ヤスタ取付部の平面図、第5図は同シートアジヤ
スタ取付部の側面図である。
第1図に示すシート1は、これの前後位置を調
整するためのシートアジヤスタ2を備える所謂ウ
オークインシートであり、各アジヤスタ2は、シ
ート1下方のフロア(図示せず)上に車体の前後
方向に平行に配される2本のロアーレール3と、
シート1の下面に固設され、上記ロアーレール3
に対して摺動自在なアツパーレール4とで構成さ
れている。そして、ロアーレール3の前端は図示
しないがフロア上にボルトにて直接固定され後端
部は図示の如く取付ブラケツト5を介してフロア
上に固定されている。
整するためのシートアジヤスタ2を備える所謂ウ
オークインシートであり、各アジヤスタ2は、シ
ート1下方のフロア(図示せず)上に車体の前後
方向に平行に配される2本のロアーレール3と、
シート1の下面に固設され、上記ロアーレール3
に対して摺動自在なアツパーレール4とで構成さ
れている。そして、ロアーレール3の前端は図示
しないがフロア上にボルトにて直接固定され後端
部は図示の如く取付ブラケツト5を介してフロア
上に固定されている。
而して上記取付ブラケツト5のフロアへの固定
はボルト6にて成され、ロアーレール3の取付ブ
ラケツト5への固定は第4図及び第5図に示す如
く2本のボルト7及び各ボルト7に螺合するナツ
ト8にて成されている。尚第4図及び第5図中、
9はボルト7の回り止め用ブラケツトであり、こ
れの両端9a,9bが図示の如く折曲起立してお
り、一方の起立部9aには切欠部9cが設けられ
ている。而してロアーレール3の取付ブラケツト
5への取付部及び取付ブラケツト5のフロアへの
取付部は、第2図及び第3図に示す如きカバー1
0にて第4図及び第5図に示す如く覆われる。即
ち、上記カバー10は樹脂等の弾性材で一体成形
されている。更に詳言すると、カバー10は、第
2図に示す如く、その平面形状が取付ブラケツト
5のそれと略同一に成形されるとともに、本体部
1aと折曲起立片1bとを有している。これらの
うち、本体部1aは取付ブラケツト5のフロアへ
の取付部を覆うようになつている。また、折曲起
立片10bは、本体部10aからロアーレール3
のU字溝内へ延設されて取付ブラケツト5のロア
ーレール3への取付部を覆うようになつている。
即ち、折曲起立片10bの幅bは第4図に示すロ
アーレール3のU字溝幅Bと略同一(ただし、B
>b)に設定され、これの端部には図示の如くフ
ツク10cが形成されている。而して上記カバー
10は、第4図及び第5図に示す如く、まずその
本体部0aを取付ブラケツト5及びロアーレール
3外壁に嵌合し、且つ折曲起立片10bをロアー
レール3のU字溝に嵌合収納し、最後に該折曲起
立片10b端部に設けたフツク部10cを第5図
に示す如く回り止め用ブラケツト9の切欠部9c
に嵌合せしめることにより取り付けられる。
はボルト6にて成され、ロアーレール3の取付ブ
ラケツト5への固定は第4図及び第5図に示す如
く2本のボルト7及び各ボルト7に螺合するナツ
ト8にて成されている。尚第4図及び第5図中、
9はボルト7の回り止め用ブラケツトであり、こ
れの両端9a,9bが図示の如く折曲起立してお
り、一方の起立部9aには切欠部9cが設けられ
ている。而してロアーレール3の取付ブラケツト
5への取付部及び取付ブラケツト5のフロアへの
取付部は、第2図及び第3図に示す如きカバー1
0にて第4図及び第5図に示す如く覆われる。即
ち、上記カバー10は樹脂等の弾性材で一体成形
されている。更に詳言すると、カバー10は、第
2図に示す如く、その平面形状が取付ブラケツト
5のそれと略同一に成形されるとともに、本体部
1aと折曲起立片1bとを有している。これらの
うち、本体部1aは取付ブラケツト5のフロアへ
の取付部を覆うようになつている。また、折曲起
立片10bは、本体部10aからロアーレール3
のU字溝内へ延設されて取付ブラケツト5のロア
ーレール3への取付部を覆うようになつている。
即ち、折曲起立片10bの幅bは第4図に示すロ
アーレール3のU字溝幅Bと略同一(ただし、B
>b)に設定され、これの端部には図示の如くフ
ツク10cが形成されている。而して上記カバー
10は、第4図及び第5図に示す如く、まずその
本体部0aを取付ブラケツト5及びロアーレール
3外壁に嵌合し、且つ折曲起立片10bをロアー
レール3のU字溝に嵌合収納し、最後に該折曲起
立片10b端部に設けたフツク部10cを第5図
に示す如く回り止め用ブラケツト9の切欠部9c
に嵌合せしめることにより取り付けられる。
尚カバー10はフツク部10cの切欠部9cと
の係合を解除することにより、容易に取り外すこ
とができる。
の係合を解除することにより、容易に取り外すこ
とができる。
以上においてロアーレール3の取付ブラケツト
5への取付部及び取付ブラケツト5のフロアへの
取付部はカバー10にて覆われ、締結具たるボル
ト6,7等が外部に露出しないため、これら取付
部の美感が損われることがない。
5への取付部及び取付ブラケツト5のフロアへの
取付部はカバー10にて覆われ、締結具たるボル
ト6,7等が外部に露出しないため、これら取付
部の美感が損われることがない。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、シ
ートアジヤスタの取付部がレール側をも含めて覆
われるため、シートアジヤスタ取付部の美感を更
に高めることができる。また、折曲起立片はロア
ーレールのU字溝内に嵌合収納するようになつて
いるので、アツパーレールの摺動の際、カバーが
邪魔になることはない。
ートアジヤスタの取付部がレール側をも含めて覆
われるため、シートアジヤスタ取付部の美感を更
に高めることができる。また、折曲起立片はロア
ーレールのU字溝内に嵌合収納するようになつて
いるので、アツパーレールの摺動の際、カバーが
邪魔になることはない。
第1図はシートの斜視図、第2図はカバーの平
面図、第3図は同カバーの側面図、第4図はカバ
ーを取り付けた状態でのシートアジヤスタ取付部
の平面図、第5図は同シートアジヤスタ取付部の
側面図である。 図面中、1はシート、2はシートアジヤスタ、
3はロアーレール、4はアツパーレール、5は取
付ブラケツト、6,7はボルト、9は回り止め用
ブラケツト、10はカバーである。
面図、第3図は同カバーの側面図、第4図はカバ
ーを取り付けた状態でのシートアジヤスタ取付部
の平面図、第5図は同シートアジヤスタ取付部の
側面図である。 図面中、1はシート、2はシートアジヤスタ、
3はロアーレール、4はアツパーレール、5は取
付ブラケツト、6,7はボルト、9は回り止め用
ブラケツト、10はカバーである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 断面が略U字状を呈し、少なくとも後端部が、
U字溝の底部に固着された取付ブラケツトを介し
てフロア上に固定されたロアーレールと、シート
下面に固設されるとともに上記U字溝の上方開口
を覆うように上記ロアーレールに摺動自在に装着
された断面略C字状のアツパーレールとで構成さ
れたシートアジヤスタの取付部構造において、 上記取付ブラケツトのフロアへの取付部を覆う
本体部と、該本体部から上記U字溝内で延設され
て取付ブラケツトのロアーレールへの取付部を覆
う折曲起立片とからなるカバーを係脱自在に設け
たことを特徴とするシートアジヤスタの取付部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983127768U JPS6034938U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | シ−トアジヤスタの取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983127768U JPS6034938U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | シ−トアジヤスタの取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034938U JPS6034938U (ja) | 1985-03-09 |
JPH0143314Y2 true JPH0143314Y2 (ja) | 1989-12-15 |
Family
ID=30290077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983127768U Granted JPS6034938U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | シ−トアジヤスタの取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034938U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0546970Y2 (ja) * | 1987-12-29 | 1993-12-09 | ||
JPH0638746Y2 (ja) * | 1988-04-30 | 1994-10-12 | スズキ株式会社 | スライドレールカバー |
JPH0622603Y2 (ja) * | 1989-03-30 | 1994-06-15 | 株式会社タチエス | スライドレールのレッグカバー取付構造 |
JPH0487843A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Oi Seisakusho Co Ltd | シートスライドの保護カバー |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895332U (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-28 | 日産自動車株式会社 | シ−トスライド装置 |
-
1983
- 1983-08-18 JP JP1983127768U patent/JPS6034938U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6034938U (ja) | 1985-03-09 |
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