JPH0140997Y2 - - Google Patents

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JPH0140997Y2
JPH0140997Y2 JP15797685U JP15797685U JPH0140997Y2 JP H0140997 Y2 JPH0140997 Y2 JP H0140997Y2 JP 15797685 U JP15797685 U JP 15797685U JP 15797685 U JP15797685 U JP 15797685U JP H0140997 Y2 JPH0140997 Y2 JP H0140997Y2
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JP
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combustion
flame detector
fan case
discharge side
fan
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JP15797685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は燃焼部に燃焼用空気を供給する燃焼
用送風機に係り、特にフアンケース内部の送風フ
アン吐出側に炎検出器を配設した燃焼用送風機に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の燃焼用送風機は実開昭56−
103746号公報に開示されているように、空気吸込
口および空気吐出口を有するフアンケース内にタ
ーボフアン等の送風フアンを収容し、空気吸込口
からフアンケース内に吸引された燃焼用空気を送
風フアンで加圧し、空気吐出口から吐出させるも
のが一般的である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述した燃焼用送風機は近年、フアンケース内
部の送風フアン吐出側に炎検出器が配設されるよ
うになつてきた。このようにすると、炎検出器を
燃焼用空気で冷却しつつ、燃焼状態を炎検出器で
直視して監視できる利点がある。しかしながら、
炎検出器が一般に角型形状を有することから、燃
焼用空気は炎検出器を通過する際に流れが乱され
ていた。このため、燃焼が不安定になり、燃焼装
置の燃焼音が大きくなる欠点があつた。もちろ
ん、実開昭59−23557号公報に開示されているよ
うに、ブラストチユーブの送風経路外に炎検出器
の取付けケースを設け、このケース内に炎検出器
を配置すれば、炎検出器によつて燃焼用空気の流
れが乱される心配はないが、炎検出器が燃焼用空
気によつて冷却されなくなるため、炎検出器が燃
焼炎からの輻射熱によつて過熱され、損傷する虞
れがあつた。
この考案は上述した事実に鑑みて成されたもの
であり、炎検出器を燃焼用空気で冷却しながら、
燃焼用空気の流れが乱されるのを防止することを
目的とする。
(ニ) 考案が解決しようとする課題 この考案では、フアンケース内部の送風フアン
吐出側に炎検出器を設けた燃焼用送風機におい
て、フアンケース内部の吐出側通路の一部をフア
ンケースのノズル部から吐出側通路に突出され、
かつ、先端がフアンケースの吐出口側に折曲され
た整流板で仕切り、この整流板側方の吐出側通路
に炎検出器を臨ませた構成である。
(ホ) 作用 このように構成すると、燃焼用空気は吐出側通
路の整流板のない部分を層流をなして流れる。し
かも、整流板側方の吐出側通路に炎検出器を臨ま
せたので、炎検出器を燃焼用空気で冷却し、炎検
知を良好に行わせながら、吐出側通路における燃
焼用空気の乱れを少なくし、燃焼音を低減するこ
とが可能である。
(ヘ) 実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図および第2図において、1は側面に空気
吸込口2を有し、下部に空気吐出口3を有するフ
アンケース、4はフアンケース1内部に設けられ
たターボフアン等の送風フアンであり、この送風
フアン4の吐出側には炎検出器5が配設されてい
る。また、フアンケース1内部の吐出側通路6は
一部が炎検出器5に近接させた整流板7で仕切ら
れ、炎検出器5は整流板7側方の吐出側通路6に
臨ませてある。整流板7はL型で、その一端がフ
アンケース1のノズル部となる内周壁に溶接など
により固着され、その他端はフアンケース1の吐
出口3側に折曲されている。なお、8はフアンケ
ース1の吐出口3に連結したブラストチユーブで
ある。
上述した実施例では送風フアン4が実線矢印で
示す方向に回転すると、燃焼用空気が空気吸込口
2からフアンケース1内に吸引される。この空気
は送風フアン4にて加圧されながら破線矢印で示
す方向に流れ、吐出側通路6および吐出口3を通
つてブラストチユーブ8へ供給される。
本実施例によれば、フアンケース1内部の吐出
側通路6の一部が炎検出器5に近接させた整流板
7で仕切られているので、送風フアン4にて加圧
された空気は整流板7にて流れが規制され、炎検
出器5の挿入部分に流れにくくなる。このため、
燃焼用空気は炎検出器5にて流れが乱されること
なく、吐出側通路6の整流板7のない部分を層流
をなして流れる。この結果、燃焼装置の燃焼が安
定し、燃焼音の低減が図れた。例えば、本実施例
の燃焼用送風機を組込んだ石油小形給湯機は整流
板7のない従来の送風機を組込んだものに比べ、
約2dB燃焼音が低下した。しかも、整流板7側方
の吐出側通路6に炎検出器5を臨ませたので、燃
焼用空気が炎検出器5に沿つて流れ、炎検出器5
を燃焼用空気で冷却しながら炎検知を良好に行わ
せることができる。
(ト) 考案の効果 この考案は以上のように構成されているので、
炎検出器を燃焼用空気で冷却し、かつ、炎検知を
良好に行わせながら、吐出側通路における燃焼用
空気の乱れを少なくすることができ、燃焼装置の
燃焼を安定させ、燃焼音を低減できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す燃焼用送風
機の一部切欠した側面図、第2図は同じく側面図
である。 1……フアンケース、4……送風フアン、5…
…炎検出器、6……吐出側通路、7……整流板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアンケース内部の送風フアン吐出側に炎検出
    器を設けた燃焼用送風機において、フアンケース
    内部の吐出側通路の一部をフアンケースのノズル
    部から吐出側通路に突出され、かつ、先端がフア
    ンケースの吐出口側に折曲された整流板で仕切
    り、この整流板側方の吐出側通路に炎検出器を臨
    ませたことを特徴とする燃焼用送風機。
JP15797685U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0140997Y2 (ja)

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JP15797685U JPH0140997Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JP15797685U JPH0140997Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JPS6270242U JPS6270242U (ja) 1987-05-02
JPH0140997Y2 true JPH0140997Y2 (ja) 1989-12-06

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JP15797685U Expired JPH0140997Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JP5566663B2 (ja) * 2009-11-09 2014-08-06 三菱重工業株式会社 多翼遠心ファンおよびそれを用いた空気調和機

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JPS6270242U (ja) 1987-05-02

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