JPH0140730Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0140730Y2 JPH0140730Y2 JP7158784U JP7158784U JPH0140730Y2 JP H0140730 Y2 JPH0140730 Y2 JP H0140730Y2 JP 7158784 U JP7158784 U JP 7158784U JP 7158784 U JP7158784 U JP 7158784U JP H0140730 Y2 JPH0140730 Y2 JP H0140730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shade
- panel
- main guide
- guide rail
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば自動車のサンルーフのシエード
等に適用される二重パネル構造に関するものであ
る。
等に適用される二重パネル構造に関するものであ
る。
自動車のサンルーフには例えば第１図に示すよ
うに屋根のパネル１に開口部１Ａを設け、該開口
部に前部にチルトリツド２を取付け、後部にスラ
イドリツド３を取付けたチルトリツド２は矢印イ
に示すように上下に開閉し、スライドリツド３は
矢印ロに示すように前後に摺動開閉する形式のも
のがある。このような形式のサンルーフではリツ
ドの下方に配されるシエードをチルトリツド２と
スライドリツド３とを覆つて一枚にするとこれを
収納する戸袋４が長くなつてこのような長い戸袋
４を設けることが車体の大きさからみて困難であ
る。したがつてシエードを二つに分割して前部シ
エード５と後部シエード６とを上下重畳可能に配
し、例えば前部シエード５をスライドリツド３の
長さａに等しくとれば戸袋４の長さはたかだかａ
まで（例えば前部シエード５の把手部分５Ａの巾
をｄとすればａ−ｄ程度）にとればよいことにな
る。かくして前部シエード５と後部シエード６と
は上下に重畳して点線に示すように戸袋４に収納
される。このような二重シエード構造にあつては
従来、第２図に示すように開口部１Ａの両側縁に
沿つて二段の溝７Ａ，７Ｂを配した一対のガイド
レール７を取付け、該ガイドレールの溝７Ａには
前部シエード５の両側縁を摺動自在に支持せし
め、溝７Ｂには後部シエード６の両側縁を摺動自
在に支持せしめる構成をとつていた。しかしこの
ような構成においてはガイドレールには二つの溝
を設けなければならず、構造が複雑となりかつ巾
も広くなつて取付けに場所をとり、また後部シエ
ード６の溝７Ｂの前半部は実質的には使用されず
無駄であると云う欠点を有している。
うに屋根のパネル１に開口部１Ａを設け、該開口
部に前部にチルトリツド２を取付け、後部にスラ
イドリツド３を取付けたチルトリツド２は矢印イ
に示すように上下に開閉し、スライドリツド３は
矢印ロに示すように前後に摺動開閉する形式のも
のがある。このような形式のサンルーフではリツ
ドの下方に配されるシエードをチルトリツド２と
スライドリツド３とを覆つて一枚にするとこれを
収納する戸袋４が長くなつてこのような長い戸袋
４を設けることが車体の大きさからみて困難であ
る。したがつてシエードを二つに分割して前部シ
エード５と後部シエード６とを上下重畳可能に配
し、例えば前部シエード５をスライドリツド３の
長さａに等しくとれば戸袋４の長さはたかだかａ
まで（例えば前部シエード５の把手部分５Ａの巾
をｄとすればａ−ｄ程度）にとればよいことにな
る。かくして前部シエード５と後部シエード６と
は上下に重畳して点線に示すように戸袋４に収納
される。このような二重シエード構造にあつては
従来、第２図に示すように開口部１Ａの両側縁に
沿つて二段の溝７Ａ，７Ｂを配した一対のガイド
レール７を取付け、該ガイドレールの溝７Ａには
前部シエード５の両側縁を摺動自在に支持せし
め、溝７Ｂには後部シエード６の両側縁を摺動自
在に支持せしめる構成をとつていた。しかしこの
ような構成においてはガイドレールには二つの溝
を設けなければならず、構造が複雑となりかつ巾
も広くなつて取付けに場所をとり、また後部シエ
ード６の溝７Ｂの前半部は実質的には使用されず
無駄であると云う欠点を有している。
本考案は従来の上記欠点を改良してシエードの
ようなパネルの二重構造を簡単にすることを目的
とし、開口部の両側縁に沿つて一対の主ガイドレ
ールを取付け、該レールに一方のパネルの両側縁
を摺動自在に支持せしめ、該一方のパネルの上面
には更に該主ガイドレールと平行な一対の副ガイ
ドレールを取付け、該レールには他方のパネルの
一対の前脚部を摺動自在に支持せしめ、更に該他
方のパネルの一対の後脚部は主ガイドレールに摺
動自在に支持せしめたことを骨子とする。
ようなパネルの二重構造を簡単にすることを目的
とし、開口部の両側縁に沿つて一対の主ガイドレ
ールを取付け、該レールに一方のパネルの両側縁
を摺動自在に支持せしめ、該一方のパネルの上面
には更に該主ガイドレールと平行な一対の副ガイ
ドレールを取付け、該レールには他方のパネルの
一対の前脚部を摺動自在に支持せしめ、更に該他
方のパネルの一対の後脚部は主ガイドレールに摺
動自在に支持せしめたことを骨子とする。
本考案は上記構成を有するから主ガイドレール
には溝等の支持手段を一つ設けるだけでよく、巾
も小さくなり取付けに場所をとらなくなり、しか
も副ガイドレールは他方のパネルの前後摺動巾に
応じた必要最小限の長さで設ければよくしたがつ
て無駄にレールの長さをとることが回避出来る。
には溝等の支持手段を一つ設けるだけでよく、巾
も小さくなり取付けに場所をとらなくなり、しか
も副ガイドレールは他方のパネルの前後摺動巾に
応じた必要最小限の長さで設ければよくしたがつ
て無駄にレールの長さをとることが回避出来る。
本考案を第３図以下に示す一実施例によつて説
明すれば自動車の屋根のパネルの開口部１Ａの両
側縁には一対の主ガイドレール１７が取付けら
れ、該主ガイドレール１７には一つの溝１７Ａが
設けられている。１５は前部シエードであり両側
縁からは複数個の摺動片１５Ａが差出されてお
り、該摺動片１５Ａは主ガイドレール１７の溝１
７Ａに摺動自在に嵌入している。更に前部シエー
ド１５の後縁には上方への折曲部１５Ｂが形成さ
れており、該折曲部１５Ｂにはゴム等の緩衝材１
５Ｃが被覆されている。更に前部シエード１５の
上面には該主ガイドレール１７と平行な一対の副
ガイドレール１８が取付けられ、該副ガイドレー
ル１８には一つの溝１８Ａが設けられている。１
６は後部シエードであり、前部には巾狭部１６Ｅ
が形成されており該巾狭部１６Ｅの両側縁からは
前脚部１６Ｂが垂下され、該前脚部１６Ｂの下端
部は外方に折曲げられて摺動部１６Ａとなり副ガ
イドレール１８の溝１８Ａに摺動自在に嵌入して
いる。更に後部シエード１６の後部よりの両側縁
には後脚部１６Ｄが垂下され、該後脚部１６Ｄの
下端部は外方に折曲げられて摺動部１６Ｃとなり
主ガイドレール１７の溝１７Ａに摺動自在に嵌入
している。更に後部シエード１６の後縁には下方
への折曲部１６Ｆが形成され、また前部にも下方
への垂下部１６Ｇが形成される。
明すれば自動車の屋根のパネルの開口部１Ａの両
側縁には一対の主ガイドレール１７が取付けら
れ、該主ガイドレール１７には一つの溝１７Ａが
設けられている。１５は前部シエードであり両側
縁からは複数個の摺動片１５Ａが差出されてお
り、該摺動片１５Ａは主ガイドレール１７の溝１
７Ａに摺動自在に嵌入している。更に前部シエー
ド１５の後縁には上方への折曲部１５Ｂが形成さ
れており、該折曲部１５Ｂにはゴム等の緩衝材１
５Ｃが被覆されている。更に前部シエード１５の
上面には該主ガイドレール１７と平行な一対の副
ガイドレール１８が取付けられ、該副ガイドレー
ル１８には一つの溝１８Ａが設けられている。１
６は後部シエードであり、前部には巾狭部１６Ｅ
が形成されており該巾狭部１６Ｅの両側縁からは
前脚部１６Ｂが垂下され、該前脚部１６Ｂの下端
部は外方に折曲げられて摺動部１６Ａとなり副ガ
イドレール１８の溝１８Ａに摺動自在に嵌入して
いる。更に後部シエード１６の後部よりの両側縁
には後脚部１６Ｄが垂下され、該後脚部１６Ｄの
下端部は外方に折曲げられて摺動部１６Ｃとなり
主ガイドレール１７の溝１７Ａに摺動自在に嵌入
している。更に後部シエード１６の後縁には下方
への折曲部１６Ｆが形成され、また前部にも下方
への垂下部１６Ｇが形成される。
上記構成において、第５図に示すように前部シ
エード１５の把手１５Ｄを手で持つて矢印ハ方向
（後方）へ摺動させれば（即ち開いて行けば）後
部シエード１６は副ガイドレール１８の溝１８Ａ
と後部シエード１６の摺動部１６Ａ、あるいは主
ガイドレール１７の溝１７Ａと摺動部１６Ｃとの
摩擦抵抗によつて若干前部シエード１５に追従し
て多小後方へ移動するか、もしくは該摩擦抵抗が
小さい場合には全く摺動せず、第６図に示すよう
に前部シエード１５の折曲部１５Ｂが後部シエー
ド１６の折曲部１６Ｂに緩衝材１５Ｃを介して当
接すると後部シエード１６はそれに押されて前部
シエード１５の後方への摺動に完全に追従するよ
うになる。かくして第１図の点線に示すのと同じ
ように前部シエード１５と後部シエード１６とは
重畳して戸袋４に収納される。次いで前部シエー
ド１５を戸袋４から把手１５Ｄを介して引き出せ
ば（矢印イ反対方向に摺動させる）、第５図に示
すように前部シエード１５の折曲部１５Ｂが後部
シエード１６の垂下部１６Ｆに緩衝材１５Ｃを介
して当接すると後部シエード１６はそれに引張ら
れて前部シエード１５の前方への摺動（閉じる方
向への摺動）に完全に追従するようになる。
エード１５の把手１５Ｄを手で持つて矢印ハ方向
（後方）へ摺動させれば（即ち開いて行けば）後
部シエード１６は副ガイドレール１８の溝１８Ａ
と後部シエード１６の摺動部１６Ａ、あるいは主
ガイドレール１７の溝１７Ａと摺動部１６Ｃとの
摩擦抵抗によつて若干前部シエード１５に追従し
て多小後方へ移動するか、もしくは該摩擦抵抗が
小さい場合には全く摺動せず、第６図に示すよう
に前部シエード１５の折曲部１５Ｂが後部シエー
ド１６の折曲部１６Ｂに緩衝材１５Ｃを介して当
接すると後部シエード１６はそれに押されて前部
シエード１５の後方への摺動に完全に追従するよ
うになる。かくして第１図の点線に示すのと同じ
ように前部シエード１５と後部シエード１６とは
重畳して戸袋４に収納される。次いで前部シエー
ド１５を戸袋４から把手１５Ｄを介して引き出せ
ば（矢印イ反対方向に摺動させる）、第５図に示
すように前部シエード１５の折曲部１５Ｂが後部
シエード１６の垂下部１６Ｆに緩衝材１５Ｃを介
して当接すると後部シエード１６はそれに引張ら
れて前部シエード１５の前方への摺動（閉じる方
向への摺動）に完全に追従するようになる。
本考案は上記実施例によつて限定されるもので
はなく、例えばレール１７を丸棒状とし、シエー
ド１５の両側縁から把持部１５Ａを差出して該把
持部１５Ａをレール１７に摺動自在に嵌合しても
よい。またシエード以外のパネルに適用されても
よい。
はなく、例えばレール１７を丸棒状とし、シエー
ド１５の両側縁から把持部１５Ａを差出して該把
持部１５Ａをレール１７に摺動自在に嵌合しても
よい。またシエード以外のパネルに適用されても
よい。
第１図はサンルーフの構造の概略説明図、第２
図は従来例の斜視図、第３図以下は本考案の一実
施例を示すものであり、第３図は斜視図、第４図
は第３図におけるＡ−Ａ断面図、第５図および第
６図は第３図におけるＢ−Ｂ断面図であり第５図
は閉める状態、第６図は開く状態を示し、第７図
は他の実施例の説明図である。 図中、１Ａ……開口部、１５……前部シエー
ド、１６……後部シエード、１６Ｂ……前脚部、
１６Ｄ……後脚部、１７……主ガイドレール、１
８……副ガイドレール。
図は従来例の斜視図、第３図以下は本考案の一実
施例を示すものであり、第３図は斜視図、第４図
は第３図におけるＡ−Ａ断面図、第５図および第
６図は第３図におけるＢ−Ｂ断面図であり第５図
は閉める状態、第６図は開く状態を示し、第７図
は他の実施例の説明図である。 図中、１Ａ……開口部、１５……前部シエー
ド、１６……後部シエード、１６Ｂ……前脚部、
１６Ｄ……後脚部、１７……主ガイドレール、１
８……副ガイドレール。
Claims (1)
- 開口部の両側縁に沿つて一対の主ガイドレール
を取付け、該レールに一方のパネルの両側縁を摺
動自在に支持せしめ、該一方のパネルの上面には
更に該主ガイドレールと平行な一対の副ガイドレ
ールを取付け、該レールには他方のパネルの一対
の前脚部を摺動自在に支持せしめ、更に該他方の
パネルの一対の後脚部は主ガイドレールに摺動自
在に支持せしめたことを特徴とする二重パネル構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158784U JPS60182230U (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 二重パネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158784U JPS60182230U (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 二重パネル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60182230U JPS60182230U (ja) | 1985-12-03 |
| JPH0140730Y2 true JPH0140730Y2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=30609218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158784U Granted JPS60182230U (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 二重パネル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60182230U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2583815Y2 (ja) * | 1991-11-15 | 1998-10-27 | ダイキョー・ベバスト株式会社 | 乗り物用サンシェード装置 |
| JP6382874B2 (ja) * | 2016-03-11 | 2018-08-29 | 八千代工業株式会社 | 車両用サンルーフ装置 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP7158784U patent/JPS60182230U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60182230U (ja) | 1985-12-03 |
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