JPH0140686Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワードプロセツサー、コンピユータ
ー類において葉書や封筒等に印字する際に使用す
るプリント用台紙に関するものである。

従来ワードプロセツサー等を用いて葉書等に印
字するに当たつては、台紙の４個所に切れ目を入
れ、葉書等の４隅をそれぞれ切れ目に差し入れる
ことにより葉書等を定位置に固定していたが、切
れ目入れ作業が煩わしいだけでなく、それが正確
に入れられていない場合には葉書等がずれ動いて
しまう欠点があつた。

そこで本考案は、葉書、封筒等を確実に定位置
に固定しうるワードプロセツサー等におけるプリ
ント用台紙を提供することを目的とするものであ
る。

本考案は粘着紙と剥離紙とを合着した台紙を設
け、粘着紙あるいは剥離紙に、葉書等の縁辺を押
さえる押付け片を形成するための切込線を入れて
なるワードプロセツサー等におけるプリント用台
紙であつて、図面はその実施例として、剥離紙側
に切込線を入れる場合を示している。図中１は、
全面に亘り、あるいは、印字すべき葉書や封筒等
の縁辺該当部に適度の粘着力を付与した粘着紙で
あり、その上に剥離紙２を合着して台紙となす。
３は粘着剤塗布部分を示す。この台紙は、１枚シ
ートであつても良いし、連続シートであつても良
い。また、葉書等固定部は１つないし複数設け
る。４は剥離紙に入れた切込線で、第１図におい
てはコの字状としてあり、第２図においては、上
部と左右側面に入れてある。この切込線４に沿つ
て剥離紙２を剥がすことにより、押付け片２ａが
生成される。５は台紙の両側に連設したJIS規格
による穿孔である。６は葉書等をセツトする位置
を示す位置表示線で、単に押圧することによつて
形成したものであつても良い。７は葉書であり、
また、矢印は台紙の進行方向を示している。

上記した実施例とは逆に、粘着紙側に切込線を
入れても良く、その場合の構成は上記した実施例
に準ずる。

本考案に係るプリント用台紙はワードプロセツ
サー等において葉書等に印字する際に用いるもの
で、図示した実施例について使用方法を説明する
に、使用に当たつては切込線４に沿つて押付け片
２ａを剥がし、位置表示線６を設けたときはそれ
に合わせて葉書７をセツトし、その上に押付け片
２ａを被せる。そして、葉書７の縁辺を押付け片
２ａの上から軽く押さえて葉書７をその位置に固
定し、プリントにかける。プリント後は、上記押
付け片２ａを剥がして葉書７を取り出す。勿論、
このプリント用台紙は反復使用が可能である。

本考案は上述した通りであるから、ワードプロ
セツサー等によつて葉書や封筒等に印字するに際
し、葉書等を極めて簡単確実に定位置に固定して
おくことができ、プリント作業の能率向上を図れ
る大変に有用なものであり、殊に官製葉書や定型
封筒のような定型品のプリントに好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例の正面図、第２図は他
の実施例の正面図である。 符号の説明、１……粘着紙、２……剥離紙、２
ａ……押付け片、３……粘着剤塗布部分、４……
切込線、５……穿孔、６……位置表示線。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 粘着紙と剥離紙とを合着した台紙を設け、粘着
   紙あるいは剥離紙に、葉書等の縁辺を押さえる押
   付け片を形成するための切込線を入れてなるワー
   ドプロセツサー等におけるプリント用台紙。