JPH0139595Y2 - - Google Patents

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JPH0139595Y2
JPH0139595Y2 JP19307085U JP19307085U JPH0139595Y2 JP H0139595 Y2 JPH0139595 Y2 JP H0139595Y2 JP 19307085 U JP19307085 U JP 19307085U JP 19307085 U JP19307085 U JP 19307085U JP H0139595 Y2 JPH0139595 Y2 JP H0139595Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、加熱溶解性の糊(いわゆるホツトメ
ルト)を塗布部材によつて封筒のフラツプの裏面
に塗布して封緘する封筒封緘器に関する。
「従来の技術及びその問題点」 この種の封筒封緘器として、従来提案されてい
る特開昭60−172629号公報に記載のものは、ヒー
タで加熱される熱板上に糊容器の全体を載置し、
糊容器の底板全体を熱板を介して加熱して糊容器
内の糊を常に全部溶解していた。
このため、発熱量が大きく、封緘器全体が過度
に加熱されて煙や臭気を発生するとか、塗布動作
を実施するまでのプレヒート時間が長くかかると
か、消費電力が多い等の問題があつた。
また、塗布部材自体を加熱する構成になつてい
ないため、糊切れが悪く、それに付着した糊が硬
化して固まり、その塗布量にムラができるとか、
必要以上に付け過ぎるとか、封筒のフラツプ以外
の部分にまで付けてしまうなどの問題があつた。
本考案の目的は、このような問題点を一掃する
ことにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、糊容器の下方位置に、その中の糊を
塗布部材の塗布部が浸漬される部分につき部分的
に加熱溶解させるヒータを設置したこと、及び塗
布部材を加熱する塗布部材加熱手段を設けたこと
を特徴とする。
「作用」 糊容器内の糊は、塗布部材の塗布部が浸漬され
る部分だけ溶解される。糊を加熱するヒータは、
糊をこのように部分的に溶解させるだけの発熱量
を有するものでこと足りる。塗布部材自体も加熱
手段によつて加熱されるため、その糊切れが良
い。
「実施例」 以下に本考案の一実施例を図面に基づし詳細に
説明する。
第1図ないし第3図に示すように、本封筒封緘
器はハウジング1内に全構成部品を装備した単品
構造になつており、机上で使用できるとともに、
持ち運びできる。ハウジング1の正面外側には供
給案内台2が取り付けられ、封筒3(例えば長形
3号、長形4号、角8号など)は、その底端を先
にしてこの供給案内台2上を案内されながら挿入
口4からハウジング1内に挿入される。挿入口4
の下側には、第4図に示すように上面が上向きに
傾斜した挿入案内台5が立設され、封筒3は、こ
の挿入案内台5によつてやや斜め上向きに案内さ
れ、ハウジング1内に軸支されている下側の搬送
ローラ6と上側の押さえローラ7との間に送り込
まれる。本実施例では、この搬送ローラ6の駆動
及び後述する各種の駆動手段の駆動をハウジング
1内の下側に設置された1台のモータ8によつて
行う。
モータ8の出力軸8aにはプーリ9が固着され
ている。また、ハウジング1内の左右一側に前後
のベアリング10,11によつて横架軸受けされ
たメインシヤフト12の一端にもプーリ13が固
着され、これらプーリ9,13間にベルト14が
掛け渡され、モータ8の回転は先ずこのメインシ
ヤフト12に伝達される。
メインシヤフト12には、給送側小ベベルギヤ
15と返送側小ベベルギヤ16とが互いに逆向き
に回転自在に嵌装されているとともに、ウオーム
17が回転自在に嵌装されている。メインシヤフ
ト12の外周には、両小ベベルギヤ15,16間
に給送・返送反転用クラツチ18、ウオーム17
の一側にカム作動用クラツチ19が装着されてい
る。両小ベベルギヤ15,16は1個の大ベベル
ギヤ20と噛合している。この大ベベルギヤ20
を一端に固着している伝達シヤフト21はハウジ
ング1内を左右に延び、その他端にプーリ22を
固着している。このプーリ22と上記搬送ローラ
6の軸6aに固着されたプーリ23との間にベル
ト24が掛け渡され、モータ8の回転は給送側小
ベベルギヤ15または返送側小ベベルギヤ16を
介して搬送ローラ6に伝達される。
給送・返送反転用クラツチ18は、レバー25
を介して給送・返送反転用電磁石26のプランジ
ヤ27に連結され、この電磁石26によつて切り
換えられる。通常は、給送・返送反転用クラツチ
18は給送側に設定され、メインシヤフト12の
回転が給送側小ベベルギヤ15に伝達されるた
め、搬送ローラ6は第4図矢印方向に回転され、
上記のように挿入されてきた封筒3をハウジング
1内のさらに奥へと給送する。上記押さえローラ
7の至近位置には挿入検知用フオトセント28が
配設されており、封筒3は、この押さえローラ7
と搬送ローラ6との間を通つた直後にフオトセン
ト28によつてその挿入を検知されるとともに、
排出されるときにも検知される。
また、カム作動用クラツチ19は、別にレベー
29を介してカム作動用電磁石30のプランジヤ
31に連結されている。この電磁石30がオンに
なつてカム作動用クラツチ19が作動されると、
メインシヤフト12の回転がウオーム17に伝達
される。
上記のように搬送ローラ6によつて給送されて
きた封筒3は、第4図に示すようにハウジング1
内に張設された載置案内板32上に乗る。この載
置案内板32の中途には横長のスリツト33が形
成され、該スリツト33内において中継ローラ3
4がハウジング1に軸架されているとともに、そ
の上側に補助ローラ35が装着されている。中継
ローラ34は、上記搬送ローラ6と同様に上記伝
達シヤフト21に連結され、これと同時に回転さ
れる。補助ローラ35は、シヤフト36に固着さ
れたローラホルダ37に軸支されている。シヤフ
ト36の一端にはレバー38が固着されている。
このレバー38は返送用電磁石39のプランジヤ
40と連結され、この電磁石39がオンになると
補助ローラ35は電磁石39の付勢によつて補助
ローラ35に圧接される。
載置案内板32上における封筒3の浮き上がり
を防止するために、ハウジング1の前壁内側の支
持板41に、弾発力のある平面U形の針金のごと
き封筒押圧杆42の基端が支持されている。封筒
3は、この封筒押圧杆42のV形に屈曲した遊端
部42aによつて載置案内板32上に押し付けら
れ、該載置案内板32に案内されて中継ローラ3
4と補助ローラ35との間に送り込まれる。そし
て、搬送ローラ6から中継ローラ34に引き継が
れて同方向に連続して搬送され、一部分がハウジ
ング1の背面から外方へ突出する。封筒3のこの
突出部分をも案内するために、載置案内板32の
後側部分32bはハウジング1の背面の外側へ延
長し、またこの突出部分が反り上がるのを防止す
るために、上記シヤフト36に反り上がり防止板
43が回動可能に枢支されている。
この反り上がり防止板43の下側には、水平部
44aと垂直部44bとからなる可動停止板44
が、反り上がり防止板43のスリツト45に沿つ
て移動する調整ねじ46によつて前後摺動可能に
取り付けられている。可動停止板44の垂直部4
4bは載置案内板32の上面に当接しており、上
記のように中継ローラ34によつて搬送されてき
た封筒3は、その底端がこの垂直部44bに係接
することによつてそれ以上の搬送を阻止される。
その阻止位置は、調整ねじ46の摘み46aを摘
んで可動停止板44を前後に移動することにより
調整できるもので、その調整を封筒3のサイズに
応じて行うために、可動停止板44の水平部44
aの上面には指示線47、反り上がり防止板43
には、スリツト45に沿つて目盛48がそれぞれ
設けてある。また、反り上がり防止板43の下側
には、停止用フオトセンサ49が取り付けてあ
る。封筒3がこのフオトセンサ49によつて検知
されると、上記カム作動用電磁石30がオンにな
り、上述のようにウオーム17が回転される。
このウオーム17にはウオームホイール50が
噛合しており、その回転はこのウオームホイール
50と同軸の切換カム51に伝達され、これを第
1図反時計方向に回転させる。この切換カム51
は、側面Y字状のカムレバー52の下端部に突設
されたピンまたは小ローラ53と係合しており、
切換カム51が反時計方向に回転すると、カムレ
バー52は軸54を支点に先ず所定量だけ時計方
向に回動された後、次ぎに反時計方向に復帰回動
される。カムレバー52の両上端部には長孔55
が形成され、一方の長孔55にはフラツプガイド
用レバー56に突設されたピン57、他方の長孔
55には糊付け用レバー58に突設されたピン5
9がそれぞれ嵌合している。
フラツプガイド用レバー56を一端に固着して
いるフラツプガイドシヤフト60の中間部には、
第4図に示すように横長のフラツプガイド61が
固着されている。このフラツプガイド61はへ字
状に屈曲した横長板で構成され、上向きに傾斜し
た封筒底端案内部61aと下向きに傾斜したフラ
ツプ案内部61bとを形成している。フラツプガ
イド61は、ウオームホイール50に回転が伝達
されない通常時、つまりホームポジシヨンでは、
その屈曲部61cが同図に示すように上記載置案
内板32よりやや上方に位置する。このため、搬
送ローラ6によつて搬入されてきた封筒3は、フ
ラツプガイド61の封筒底端案内部31bによつ
て少し持ち上げられるため、薄手で撓んでしまう
ものでも、載置案内板32上に的確に案内され
る。フラツプガイド61は、ウオームホイール5
0に回転が伝達されて上記カムレバー52が時計
方向に回動すると、下方へ回動される。
一方、上記糊付け用レバー58を一端に固着し
ている糊付けシヤフト62の中間部には、同図に
示すように熱伝動性の良好な金属板よりなる横長
の塗布部材63が固着されている。この塗布部材
63は、基端側半部63aが下向きに緩く傾斜し
ているとともに、先端側半部63bが下向きに急
傾斜し、その遊端部はV字状に折曲した塗布部6
3cになつている。また、この塗布部63cの先
端縁部を除く先端側半部63bに、左右に一定の
間隔をおいて多数の切欠孔63dを形成してい
る。この塗布部材63の基端側半部63a上に
は、これを加熱する塗布部材加熱手段として電熱
式ヒータ64が取り付けられ、該ヒータ64はカ
バー65によつて保護されている。塗布部材63
は、載置案内板32の下方において上記のように
糊付けシヤフト62に固着され、通常は同図に示
すように塗布部63cを糊68中に浸漬する下方
位置にあるが、カムレバー52が上記のように時
計方向に回動すると、上方へ回動される。
なお、ヒータ64を塗布部材63以外の適宜な
場所に設置し、塗布部材63を間接的に加熱して
も良く、あるいはまた、糊加熱用ヒータ69の熱
を熱伝動性の良好な部材によつて塗布部材63に
導いて間接加熱し、塗布部材63専用のヒータを
省略しても良い。
塗布部材63の下方に糊容器66が着脱自在に
設置されている。この糊容器66は、ハウジング
1とは独立しており、該ハウジング1内の中間部
に配設されたケーシング67内に着脱自在に装填
される。糊容器66内には熱溶解性の糊(ホツト
メルト)68が入つており、塗布部材63は、下
方位置にあるとときその少なくとも塗布部63c
をこの糊68中に浸漬する。このように塗布部材
63が浸漬される部分の下方で糊容器66の外底
面には、糊加熱用電熱式ヒータ69が取り付けら
れ、該ヒータ69もカバー70で保護されてい
る。このヒータ69は、糊容器66の底面全域を
加熱してその中の糊全部を溶解するほどの大きさ
及び発熱量はなく、塗布部材63が浸漬される部
分についてのみ糊68を部分的に加熱して溶解さ
せる大きさ及び発熱量になつている。
一方、載置案内板32の上方に横架されたベン
ダシヤフト71に、ベンダ72が止めねじ73に
よつて着脱自在に取り付けられている。このベン
ダ72は、上板部74aの先端に垂下板部74b
を折曲垂下したL字状の横長板74の内側、つま
りその垂下板部74bの内側面に横長の添え板7
5を付着し、これら垂下板部74bの下縁部74
cと添え板75の下縁部75aとの間に、下向き
に幅広となるほぼ逆V字形の嵌合溝72aを形成
し、さらにこれらに上記封筒押圧杆42の挿通を
許容するスリツト74d及び75bを設けたもの
である。ベンダシヤフト71の一端には、マイク
ロスイツチ76を作動させるスイツチ作動カム7
7が固着され、また他端には該ベンダシヤフト7
1が一定量だけ回転したときオンになるロータリ
スイツチ78が装着されている。スイツチ作動カ
ム77は、リンク79を介して上記ウオームホイ
ール50に連結され、その回転を伝達される。ベ
ンダ72は、ウオームホイール50に回転が伝達
されない通常時には、第4図に示すように上方の
ホームポジシヨンに保持されているが、ウオーム
ホイール50に上述のように回転が伝達される
と、その回転がさらにリンク79を介してベンダ
シヤフト71に伝達されることにより、上記載置
案内板32の前辺縁に向かつて下方へ回動する。
なお、ベンダ72の横長板74と添え板75と
は一体に成形してもよい。
載置案内板32の前辺縁には、その上面に対し
鈍角をなして斜め上方に突出するフラツプ折曲突
部32aが設けられている。このフラツプ折曲突
部32aは、ベンダ72の嵌合溝72aと嵌脱自
在に嵌合できる大きさになつている。
次ぎに、本封筒封緘器の全体の動作について説
明する。
搬送ローラ6によつて挿入されてきた封筒3が
中継ローラ34に引き継がれて搬送され、停止用
フオトセンサ49によつて検知されると、カム作
動用電磁石30がオンになり、カム作動用クラツ
チ19が入つてメインシヤフト12の回転がウオ
ーム17に伝達され、さらにその回転がウオーム
ホイール50を介して切換カム51に伝達され、
カムレバー52が第1図において先ず時計方向に
回動する。これにより、フラツプガイド用レバー
56が反時計方向に回動してフラツプガイド61
が第4図に示すホームポジシヨンから下方に回動
されるとともに、糊付け用レバー58が反時計方
向に回動して塗布部材63が上方へ回動される。
また、これと同時に、ウオームホイール50の回
転がリンク79を介してスイツチ作動カム77に
伝達され、該スイツチ作動カム77が時計方向に
回転することにより、ベンダ74が下方へ回動さ
れるとともに、マイクロスイツチ76がオンより
第5図に示すようにオフになる。
この間、給送・返送反転用電磁石26は依然と
してオフ状態であるため、給送・返送反転用クラ
ツチ18は給送側に設定されたままで、中継ロー
ラ34が引き続き同方向(第4図反時計方向)に
回転されるため、封筒3は、その底端が可動停止
板44に係接して停止した後もさらに中継ローラ
34によつて給送力を受け、かかる停止状態に保
持される。このとき、封筒3は、可動停止板44
による位置調整によつて第4図に示すように、フ
ラツプ3aの基端が載置案内板32のフラツプ折
曲突部32aの上辺縁と丁度対応するようになつ
ている。
このような状態で、第5図に示すようにベンダ
72がさらに下方へ回動してその嵌合溝72aが
フラツプ折曲突部32aと嵌合すると、封筒3の
フラツプ3aは、これら嵌合溝76とフラツプ折
曲突部32aとの間に挟まれて下方に折曲され
る。このとき、嵌合溝72aはフラツプ3aの基
端部を折曲させながらこれを介してフラツプ折曲
突部32aに嵌合するが、嵌合溝72aは下向き
に幅広になつているため、その嵌合はスムーズに
行われる。また、このように幅広になつているこ
とにより、フラツプ折曲突部32aの上辺縁以外
の部分では、フラツプ3aが介在しても、フラツ
プ折曲突部32aと嵌合溝72aの内面との間に
下端に向かつて徐々に広くなる間隙が残るため、
厚手の封筒の場合にも、そのフラツプ3aはフラ
ツプ折曲突部32aの上辺縁に集中するような折
曲力を受け、該上辺縁に沿つて折り目を形成して
尖鋭に折曲される。
フラツプ3aがこのように折曲されるとき、同
図に示すようにフラツプガイド61はこれと当接
しない退避位置まで下方に回動する。一方、塗布
部材63は、上方へ回動してその先端の塗布部6
3cを糊68中から脱し、糊を付着させたままさ
らに上方へ回動して塗布部63cを、上記のよう
に既に折曲されたあるいは折曲中のフラツプ3a
の裏面に摺接させ、これに糊を塗布する。このと
き、塗布部材63は、それ自体ヒータ64によつ
て加熱されているのに加え、その塗布部63cが
V字状に折曲しており、しかも多数の切欠孔63
dを開設しているため、糊切れが極めて良く、そ
れに付着した糊が硬化して固まり、その塗布量に
ムラができるとか、必要以上に付け過ぎるとか、
封筒3のフラツプ以外の部分にまで付けてしまう
というようなことなく、適量だけムラなく奇麗に
塗布する。
このように、カムレバー52の時計方向への回
動に伴い、ベンダ72とフラツプガイド61と塗
布部材63とが第5図に示すような状態になるま
で回動すると、次ぎにカムレバー52が反時計方
向に復帰回動することにより、フラツプガイド用
レバー56が時計方向に回動してフラツプガイド
61が上方へ復帰回動するとともに、糊付け用レ
バー58が時計方向に復帰回動して塗布部材63
が下方に復帰回動する。また、このとき同時に、
スイツチ作動カム77は反時計方向に回転するた
め、マイクロスイツチ76がオフよりオンになる
とともに、ベンダ72が上方に復帰回動してその
嵌合溝72aがフラツプ折曲突部32aから外れ
る。そして、これらベンダ72、フラツプガイド
61及び塗布部材63が第4図に示すホームポジ
シヨンに復帰すると、ロータリスイツチ78がオ
ンになり(このときマイクロスイツチ76は上記
のようにオンになつている)、カム作動用電磁石
30がオフになる一方、給送・返送反転用電磁石
26及び返送用電磁石39がオンになる。
カム作動用電磁石30がオフになることによ
り、カム作動用クラツチ19が切れてウオームホ
イール50及び切換カム51への回転伝達は停止
する。また、給送・返送反転用電磁石26がオン
になることにより、給送・返送反転用クラツチ1
8が返送側に切り替わり、メインシヤフト12の
回転が返送側小ベベルギヤ16を介して大ベベル
ギヤ20に伝達されるため、中継ローラ34及び
搬送ローラ6は第4図の場合とは逆に第6図矢印
方向に回転される。さらに、返送用電磁石39が
オンになることにより、補助ローラ35が中継ロ
ーラ34に押し付けられる。このため、上記のよ
うに載置案内板32上に停止保持されていた封筒
3は、該載置案内板32に沿つて返送される。
このとき、フラツプガイド61はホームポジシ
ヨンに既に復帰し、その屈曲部61cはフラツプ
折曲突部32aの上辺縁より高い位置にあり、し
かもフラツプ案内部61bはフラツプ折曲突部3
2aより低い位置まで傾斜しながら下降している
ため、封筒3の返送に伴いそのフラツプ3aは、
フラツプガイド61の傾斜したフラツプ案内部6
1bに沿つて持ち上げられながら、上記のように
基端に形成した折り目において折曲され、封筒3
の本体の裏面に重ねられる。従つて、フラツプ3
は、その裏面に塗布されている糊によつて封筒3
の本体の裏面に軽く貼着される。また、このと
き、封筒3の本体の開口端部もフラツプガイド6
1のフラツプ案内部61bによつて持ち上げられ
るため、封筒3は糊容器66内または搬送ローラ
6の下方へ落ち込むのを防止される。
この後、封筒3は、直ちに搬送ローラ6と押さ
えローラ7との間に送られ、これらによつて挟圧
されてフラツプ3aを封筒3の本体の裏面に強く
貼着して封緘された後、これら両ローラによつて
挿入口4からハウジング1の外方へ排出される。
なお、上記実施例では、フラツプガイド61
を、プラツプガイドシヤフト60を支点に上下に
回動する構成にしたが、上下に摺動する構成にし
ても良い。また、その封筒底端案内部61aは固
定式にし、フラツプ案内部61bのみ上下に変位
する構造にしても良い。さらに、上記実施例で
は、封筒3を挿入口4から排出するようにした
が、別に排出口を設けてここから排出しても良
い。
「考案の効果」 以上詳述した通り本考案の封筒封緘器によれば
次ぎのような効果がある。
糊容器の下方位置に、その中の糊を塗布部材
の塗布部が浸漬される部分につき部分的に加熱
溶解させるヒータを設置したため、ヒータは、
糊をこのように部分的に溶解させるだけの発熱
量を有するものでこと足り、糊容器内の糊全部
を溶解させていた従来のものに比べ、小型のヒ
ータの使用によつて消費電力を節減できるとと
もに、煙や臭気の発生を防止できる。
塗布部材を加熱するため、上記のように糊を
部分的に加熱することと相俟つてプレヒート時
間を短縮でき、また該塗布部材への糊の硬化付
着を防止できるに加え、糊切れも良い。
塗布部材自体にそれを加熱するヒータを取り
付けた場合には、その上下動に支障なく加熱で
きる。
塗布部材の塗布部をV字形に折曲させれば、
糊切れは一層良くなり、塗布量にムラができる
とか、必要以上に付け過ぎるとか、封筒のフラ
ツプ以外の部分にまで付けてしまうという問題
はなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
切欠側面図、第2図は同平面図、第3図は同正面
図である。第4図ないし第6図はその動作説明図
で、第4図は挿入された封筒が停止保持されてい
る状態、第5図は糊付け状態、第6図は封筒が返
送される状態をそれぞれ示す。 3……封筒、3a……フラツプ、63……塗布
部材、63a……塗布部、64……塗布部材加熱
用ヒータ、66……糊容器、69……糊加熱用ヒ
ータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 糊容器とその上方に位置決めされる封筒との
    間を昇降自在な塗布部材を備え、この塗布部材
    を下降させてその塗布部に糊容器内の加熱溶解
    性の糊を付着させた後、該塗布部材を上昇させ
    て封筒のフラツプの裏面に糊を塗布する封筒封
    緘器において、上記糊容器の下方位置に、その
    中の糊を上記塗布部が浸漬される部分につき部
    分的に加熱溶解させるヒータを設置し、また上
    記塗布部材を加熱する塗布部材加熱手段を設け
    たことを特徴とする封筒封緘器。 2 塗布部材加熱手段が塗布部材上に設けたヒー
    タである実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の封筒封緘器。 3 塗布部材の塗布部をほぼV字形に形成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の封筒封緘器。
JP19307085U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0139595Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19307085U JPH0139595Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19307085U JPH0139595Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62102597U JPS62102597U (ja) 1987-06-30
JPH0139595Y2 true JPH0139595Y2 (ja) 1989-11-28

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