JPH01393A - 真空ポンプ装置 - Google Patents

真空ポンプ装置

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JPH01393A
JPH01393A JP62-151205A JP15120587A JPH01393A JP H01393 A JPH01393 A JP H01393A JP 15120587 A JP15120587 A JP 15120587A JP H01393 A JPH01393 A JP H01393A
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JP
Japan
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pump
rotor
turbo
vacuum pump
casing
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JP62-151205A
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JPS64393A (en
JPH076519B2 (ja
Inventor
米山 光穂
修己 松下
高木 亨之
正弘 真瀬
栗田 義久
中盛 数明
刑部 一郎
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、真空ポンプ装置に係り、特に半導体製造装置
、核融合装置などのクリーンな超高真空を得るのに好適
な真空ポンプに関する。
〔従来の技術〕
従来の真空ポンプ装置は、第8図に示すようにターボ分
子ポンプ30と、該ターボ分子ポンプ30の吐出側に接
続されるロータリポンプ等の粗引ポンプ31とから構成
されている。ターボ分子ポンプ30は、一方に超高真空
容器に接続する吸込口22を、他方に吐出口23を有す
るケーシング21と、そのケーシング21内に配設され
るロータ27と、そのロータ27の外周に設けられる動
翼28と、ケーシング21内面に設けられる動翼29と
、ロータ1lilll 21 Aを回転させる駆動モー
タ34とを備え、#JJ’t28と動翼29とを交互に
配置させた構成となっていて、ロータ27および動ff
E 28の回転により吸込口22から低真空側の吐出口
23に気体分子を運ぶことによって、超高真空が得られ
るようになっている。またターボ分子ポンプ30の吐出
口23にはクイックカップリングIOAを介してフレキ
シブルチューブ11の一端が接続され、そのフレキシブ
ルチューブ11の他端に前記粗引ポンプ31がクイック
カップリングIOBを介して接続されている。また粗引
ポンプ31からの油の逆流によりターボ分子ポンプ30
、あるいは超高真空容器が汚染されるのを防ぐため、粗
引ポンプ31とフレキシブルチューブ11との間にトラ
ップ12を介在させている。なお、この種の装置として
は、特開昭60−204997号に記載されているよう
に、らせん溝ポンプ部と遠心式ポンプ部を形成し、これ
らポンプ部のロータを共通の回転軸に装着して一つのポ
ンプで大気圧から超高真空の領域まで排気可能にした複
合真空ポンプがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、ターボ分子ポンプとは別に粗引ポンプ
を備える必要があるために設置スペースが大きくなる。
また油を使用する粗引ポンプを用いるのでクリーンな超
高真空を得がたい。またターボ分子ポンプおよび粗引ポ
ンプをそれぞれ駆動する駆動源が必要となるとともに電
源系統もそれぞれ必要となる。さらに、ロータリポンプ
等の粗引ポンプは振動を発生するのでターボ分子ポンプ
を半導体製造装置など振動をきらうものに使用する場合
には、ターボ分子ポンプに振動が伝わらないようにしな
ければならず、丘述したようなターボ分子ポンプ部と粗
引ポンプ部を一体化して一軸にした場合には、粗引ポン
プ部の粘性流領域ではロータに発熱がありターボ分子ポ
ンプ部の分子流領域のロータに熱が伝わり冷却しないと
200℃程度の温度となり強度的及び排気性能上に問題
が生じていた。またターボ分子ポンプ部ではケーシング
を冷却しても輻射による熱伝達であり冷却効果が少なく
ロータが高温になり性能的にも悪いものになってしまう
という間頌があった。
本発明の目的は、設置aスペースを減少し、振動領域が
図れ超高真空が得られる夏空ポンプ装置を提供すること
をある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、一方に吸込口、他方に吐出口を有するケー
シング内に第一のポンプと第二のポンプを備えた真空ポ
ンプ装置において、第一のポンプのロータの回転軸を第
二のポンプのロータの回転軸を磁気カップリングを介し
て連結することによって達成される。
〔作用〕
第一及び第二のポンプは、一つのケーシング内に分子流
領域、中間流領域、粘性流領域の真空排気を行うポンプ
要素を備えているため設置スペースの減少が図れる。ま
た磁気軸受によって二つロータの駆動軸を非抵触で連結
されていることから振動低減、さらに駆動モータを有す
る第二のポンプ部の発熱を第一のポンプ部に伝えないよ
うにして強度信頼性を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図は、本発明による真空ポンプ装置の断面図を示し、一
方に吸込口22を他方に吐出口23を有するケーシング
で、このケーシング2を内に軸流翼24.遠心翼25.
渦流翼26が設けられている。IIJI流′に24は、
ロータ27の外周に設けた複数の動翼28とケーシング
21の内周に設けた複数の動翼29とを交互に配置して
なるターボ分子ポンプ30で構成されている。ターボ粗
引ポンプ31には、遠心翼25および渦流翼26を軸流
翼24のターボ分子ポンプ30の吐出側に順次配設して
いる。これらのロータ27は、ケーシング21の内側に
設けたラジアル磁気軸受32とスラスト磁気軸受33に
より支持されている。
ターボ粗引ポンプ31には、駆動モータ34が設けられ
高速回転させられるようになっている。ターボ分子ポン
プ30とターボ粗引ポンプ31の連結には、永久磁石の
円筒状の磁気カップリング35A、35Bが各ロータの
端部に設けられ、ターボ粗引ポンプ31の回転をターボ
分子ポンプ30に伝えている。ここで、ターボ粗引ポン
プ31は粘性流領域で使用されるために発熱を生じるが
ケーシング21を冷却することによりロータは高温にな
らない。しかしターボ分子ポンプ30は分子流領域であ
り、ケーシングを冷却しても輻射による熱伝達のために
ロータの冷却効果が少なく高温になってしまい強度的に
も問題となってしまう。そこでターボ粗引ポンプ部から
の熱伝導をさえぎる必要が生じるが、ターボ分子ポンプ
ロータ軸端とターボ粗引ポンプロータ軸端部に永久磁石
の磁気カップリングを設けることにより−っの駆動モー
タにより各ロータは回転することになるため、ターボ粗
引ポンプ31による発熱をターボ分子ポンプ30に伝え
ないようにしているため。
強度信頼性の向上を図ることができる。さらに、ターボ
粗引ポンプ31は大気圧から10−δTorr稈度のた
め駆動トルクが必要で3〜5kwのモータが必要である
がターボ分子ポンプは分子流領域であり30〜50W程
度ですむために、駆動時は、ターボ分子ポンプ部が大気
圧であり駆動トルクが必要でターボ粗引ポンプが回転し
てもターボ分子ポンプ部は回転しないがターボ粗引ポン
プが回転し真空度が上がってくるとターボ分子ポンプも
回転して粗引ポンプと同回転となる。それにより、大気
圧から超高真空までの超ワイド真空ポンプが得られる。
第2図は、磁気カップリング35部の拡大図を示す。駆
動側ロータシャフト27Bの内側に永久磁石35Bが複
数個配置され、反駆動側ロータシャフト27Aの外側に
永久磁石35Aが複数個配置され遠心力により飛散しな
いようにカバーリング40が永久磁石35Aの外周に設
けられている。
これらにより駆動軸の回転を反駆動軸に伝達するように
なっている。第3図は、第2図のY−Y断面図を示す。
また、永久磁石35Aの代わりにマルエージング鋼のよ
うなヒステリシス材の円筒リングを設ける方法も考えら
れる。マルエージング鋼は、高強度であり遠心力にも強
く高速回転が可能となる。
第4図は、本発明の他の実施例を示す、粗引ポンプ31
段の上流にターボ分子ポンプ30段が配置され、ケーシ
ング21内の内円筒ケーシング38内にラジアル軸受3
2Aとスラスト軸受33Aによりターボ分子ポンプ30
段が支持されている。
ターボ粗引ポンプ31段の上部とターボ分子ポンプ30
段の下部に永久磁石を放射状に複数個配置しても第1図
に示した実施例と同様の効果を得られる。第5図、第6
図は、磁気カップリング部を示す。駆動側ロータシャフ
ト27Bと反駆動側ロータシャフト27Aの端部に永久
磁石35A。
35Bが第6図に示すように放射状に複数個配置するこ
とにより同様の効果をもたせることができる。
第7図は、本発明の他の実施例を示す。小形。
軽量化し、高速回転を行なうためには、軸方向の長さを
短かくすることが有効で、短かくすることによりロータ
シャフトの危険速度が上がり高速回転が可能になる。第
7図のようにマルエージング鋼のような高強度のヒステ
リシス材の円板39を永久磁石の代わりに設けることに
より軸方向の長さ及び重量を低減できる。これによりマ
ルエージング鋼は、高強度の材料であり高速回転が可能
となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、一つのケーシング内にターボ分子ポン
プ部とターボ粗引きポンプ部の真空排気を行うポンプ要
素を配設して超高真空から大気圧までの排気を行えるの
で設置スペースの減少、クリーンな超亮真空を得ること
ができる6また各ポンプ要素のロータ駆動軸を磁気カッ
プリングで連結することで一つの駆動源で済む効果があ
る。そして磁気カップリングで各ポンプ部が非接触で連
結されているため熱の伝導がなくターボ分子ポンプ部の
高温化を防ぐことで強度信頼性の向上が図れる効果があ
る。さらに、ターボ粗引ポンプの駆動モータは3〜5k
wに比べ、ターボ分子ポンプの1ψ動は30〜50Wで
すむためにマグネットカップリングのような低トルクの
カップリングですむので磁気カップリングが好都合とな
る6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す真空ポンプ装置の断面
図、第2図は、磁気カップリング部の拡大図、第3図は
、第2図のY−Y断面図、第4図は他の実施例を示す。 第5図は、その磁気カップリング部の拡大図、第6図は
、Y−Y断面図、第7図は、他の実施例の磁気カップリ
ング部の拡大断面図である。第8図は、従来の真空ポン
プ装置を示す断面図である。 21・・・ケーシング、22・・・吸込口、23・・・
吐出口、24・・・軸流翼、25・・・遠心翼、26・
・・渦流翼、27・・・ロータ、28・・・動翼、29
・・・静翼、30・・・ターボ分子ポンプ、31・・・
ターボ粗引ポンプ。 32・・・ラジアル磁気軸受、33・・・スラスト磁気
軸受、34・・・駆動モータ、35・・・磁気カップリ
ング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一方に吸込口、他方に吐出口を有するケーシング内
    に第一のポンプと第二のポンプを備えた真空ポンプ装置
    において、前記第一のポンプのロータの回転軸と前記第
    二のポンプのロータの回転軸を磁気カップリングを介し
    て連結したことを特徴とする真空ポンプ装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記第一のポンプ
    はロータの外周に設けた動翼とケーシングに設けた静翼
    とを交互に配置して成る軸流翼を備えたターボ分子ポン
    プであることを特徴とする真空ポンプ装置。 3、特許請求の範囲第1項において、前記第二のポンプ
    は遠心翼と渦流量を備えたターボ粗引ポンプであること
    を特徴とする真空ポンプ装置。 4、特許請求の範囲第3項において、前記ターボ粗引ポ
    ンプには駆動モータが設けられていることを特徴とする
    真空ポンプ装置。 5、一方に吸込口、他方に吐出口を有するケーシング内
    に第一のポンプと第二のポンプを備えた真空ポンプ装置
    において、前記第一のポンプはロータの回転軸の外側に
    永久磁石を有し、前記第二のポンプは駆動モータを備え
    、ロータの転軸の内側に永久磁石を有していることを特
    徴とする真空ポンプ装置。 6、特許請求の範囲第5項において、前記第一のポンプ
    に設けられている永久磁石の外周にカバーリングを設け
    たことを特徴とする真空ポンプ装置。 7、特許請求の範囲第5項において、前記第一及び第二
    のポンプに設けられている永久磁石は放射状に複数個配
    置されていることを特徴とする真空ポンプ装置。
JP15120587A 1987-06-19 1987-06-19 真空ポンプ装置 Expired - Lifetime JPH076519B2 (ja)

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JPH01393A true JPH01393A (ja) 1989-01-05
JPS64393A JPS64393A (en) 1989-01-05
JPH076519B2 JPH076519B2 (ja) 1995-01-30

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DE102008061805A1 (de) * 2008-12-11 2010-06-17 Oerlikon Leybold Vacuum Gmbh Vakuumpumpe sowie Pumpelement
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