JPH0138939Y2 - - Google Patents

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JPH0138939Y2
JPH0138939Y2 JP1982062388U JP6238882U JPH0138939Y2 JP H0138939 Y2 JPH0138939 Y2 JP H0138939Y2 JP 1982062388 U JP1982062388 U JP 1982062388U JP 6238882 U JP6238882 U JP 6238882U JP H0138939 Y2 JPH0138939 Y2 JP H0138939Y2
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JP
Japan
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main body
case
lid
body case
lid body
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Application number
JP1982062388U
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English (en)
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JPS58164273U (ja
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Publication date
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Priority to JP6238882U priority Critical patent/JPS58164273U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小型電気機器用収納ケースに係り、殊
に機器の出し入れを容易に行うことができ、かつ
開蓋状態における接地安定性にすぐれた小型電気
機器用収納ケースの構造に関する。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) 電気かみそり等の小型電気機器の収納ケースと
して、一般に本体ケースと、この本体ケースに装
着する蓋体とから構成されたものが広く用いられ
ている。
しかしながらこの種収納ケースの本体ケースは
一般に丈高であつてかなり深く、しかも機器の出
し入れのための開口は水平状開口であつたため、
収納状態においては、機器はその上部が僅かに本
体ケースから露出しているにすぎなかつた。この
ため本体ケースに収納された機器を指先にて掴ん
で取り出すことは難しく、取り出しの際に取り落
として破損させることも多かつた。またかかる取
り出し作業が面倒であるため、本体ケースを逆さ
まにしてテーブル上などに落下させて取り出すこ
とも多く、機器を痛めやすかつた。また機器を収
納する際にも、機器の底面が本体ケースの底板に
達する前に、手を離して落としがちであつたた
め、機器を痛めてしまう虞れがあつた。更には収
納ケースの接地安定性が悪いため、転倒して機器
を破損させる虞れもあつた。
したがつて本考案は、小型電気機器の出し入れ
を容易に行うことができ、かつ接地安定性にすぐ
れた小型電気機器用収納ケースを提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、本体ケース2と蓋体3と
から成る収納ケース1の本体ケース2の機器出し
入れ用上方開口を、傾斜口2′することにより、
この本体ケース2に収納された小型電気機器4の
一方の肩部を他方の肩部よりも大きく露呈させる
ようにするとともに、上記傾斜口2′を覆う蓋体
3をヒンジ部6を介して本体ケース2に対し回動
自在に枢支連結し、このヒンジ部6を上記傾斜口
2′の低い側に設け、本体ケース2のヒンジ部6
側の側面と、蓋体3の同側の側面とを同じ長さに
し、蓋体3の開蓋状態で、本体ケース2の底面と
蓋体3の上面31が同面になるようにしたもので
ある。
(作用) 上記構成によれば、本体ケース2の機器出し入
れ用上方開口を傾斜口2′とし、本体ケース2に
収納された小型電気機器4の一方の肩部を他方の
肩部よりも大きく露呈させているので、この大き
く露呈した肩部を手指にて掴むことにより、本体
ケース2から機器4を容易に取り出すことができ
る。また収納時には、機器4を本体ケース2の表
面23及び裏面24の両面に沿つて下方に摺動させ
れば、本体ケース2に容易に収納することができ
る。更には、本体ケース2のヒンジ部6側の側面
と蓋体3の同側の側面とを同じ高さにし、開蓋時
に本体ケース2の底面と蓋体3の上面31が同面
になるようにしているので、開蓋状態で安定して
接地することができる。
(実施例 1) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説
明する。
第1図は小型電気機器用収納ケースの閉蓋状態
での斜視図、第2図は開蓋状態での正面図であつ
て、1は長箱形状の収納ケースであり、本体ケー
ス2と蓋体3を結合して成つている。21,22
本体ケース2の側面、23,24は各々表面、裏面
であり、側面21は側面22よりもかなり長く形成
されており、表面23と裏面24の各上縁部aは、
右下りに直線状に傾斜している。このため電気か
みそり等の小型電気機器4を出し入れするための
上方開口は傾斜口2′となり(第3図参照)、機器
4の一方の肩部を他方の肩部よりも大きく露呈さ
せることができる。
上記蓋体3は上面31と背面32と表面33と裏
面34から成つており、表面33及び裏面34の各
下縁部bは、閉蓋時に上記上縁部aと合致できる
ように直線状に傾斜している。また本体ケース2
の側面22の上部には、蓋体3の背面32がヒンジ
部6を介して回動自在に枢支連結されており、蓋
体3の開蓋時に本体ケース2の底面と蓋体3の上
面31が同面になつてともに接地するように、側
面22と背面32の長さは等しく形成されている。
7は蓋体3の上面31の先端部に突設された突起、
8は側面21の上端部に形成された凹部であり、
閉蓋時には突起7を凹部8に嵌着係止して、蓋体
3が不要に開蓋するのを防止する。31′は蓋体3
の上面31の先端部に形成された指掛け用リブで
ある。
この収納ケースは上記のような構成より成り、
次にその取り扱いを説明する。
収納ケース1に収納された機器4を取り出す際
には、蓋体3の指掛け用リブ31′に指先を掛け、
蓋体3を回転させて閉蓋し、本体ケース2から大
きく露呈した機器4の肩部を手指にて掴んで取り
出す。また収納する際には、機器4の一側下部を
傾斜口2′に合わせ、本体ケース2の表面23と裏
面24の両面に沿つて下方に摺動させて収納する。
以上のように本収納ケース1は機器出し入れ用上
方開口を傾斜口2′とし、本体ケース2に収納さ
れた機器4の一方の肩部を他方の肩部よりも大き
く露呈させているので、機器4を手指にて掴んで
容易にかつ確実に取り出すことができ、その際に
機器4を取り落とすことはない。また収納時に
は、機器4の底面が本体ケース2の底板に達する
まで、しつかりと手指に保持しておくことがで
き、更には機器4の一側下部を傾斜口2′にあわ
せてやれば、あとは表面23と裏面24の両面に沿
つて下方に摺動させて容易にかつ確実に収納する
ことができる。このように機器4の下部と本体ケ
ース2の傾斜口2′との位置合わせはきわめて簡
単である。また本体ケース2のヒンジ部6側の側
面と蓋体3の同側の側面とは同じ長さであり、開
蓋時に本体ケース2の底面と蓋体3の上面31
同面になるので、開蓋状態では蓋体3の上面31
も接地面となる。したがつて接地安定性が非常に
すぐれているおり、機器載置用スタンドとしてき
わめて有利である。
(実施例 2) 第4図及び第5図は、本考案の他の実施例を示
すものであつて、9は収納ケースであり、本体ケ
ース10と、この本体ケース10にヒンジ部6を
介して回動自在に枢支連結された蓋体11から構
成されている。このものも、第1実施例と同様に
側面101は他方の側面102よりもかなり長く形
成されているので、表面103及び裏面104は右
下がりに傾斜しているが、この傾斜は曲線状の傾
斜であるため、機器出し入れ用開口は曲線状の傾
斜口10′となつている。また蓋体11の各下端
部bも、表面103と裏面104の各上縁部aと合
致できるように、曲線状に傾斜している。
12は清掃用ブラシであつて、側面101の内
面に突設された突起13,14と、表面103
び裏面104の内面に突設された突片15,16
の間に挿入収納され、必要時には引き出せるよう
になつている。17は位置決め用突片、18は止
金18と掛金18とから成る止具である。本収納
ケース9の取り扱いは第1実施例のものと同様で
あるが、上記のように機器出し入れ用上方開口は
曲線状傾斜口10′となつているので、機器4の
露呈部分をより大きくでき、したがつて機器4の
出し入れをきわめて容易に行うことができる。な
お本体ケースの表面103及び裏面104の各上縁
部aの傾斜形状は、直線状であつても曲線状であ
つてもよく、要は開蓋時に機器4の肩部が大きく
露呈する傾斜口が形成されればよい。またこのも
のも開蓋時に蓋体11の上面と本体ケース10の
底面が同面になるので、安定して接地することが
できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、本体ケー
ス2の機器出し入れ用上方開口を傾斜口2′とし、
収納された機器4の一方の肩部を他方の肩部より
も大きく露呈させるようにしているので、機器4
を容易にかつ確実に取り出すことができる。また
本体ケース2のヒンジ部6側の側面と蓋体3の同
側の側面とを同じ長さにし、開蓋時に本体ケース
2の底面と蓋体3の上面31がともに接地面にな
るようにしているので、開蓋状態で安定して接地
することができ、機器載置用スタンドとしても利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は収納ケースの斜視図、第2図は正面図、第3
図は斜視図、第4図及び第5図は他の実施例の一
部切欠正面図、同部分平面図である。 1,9……収納ケース、2,10……本体ケー
ス、3,11……蓋体、2′,10′……傾斜口、
1……蓋体3の上面、4……小型電気機器、6
……ヒンジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース2と蓋体3とから成る収納ケース1
    の本体ケース2の機器出し入れ用上方開口を、傾
    斜口2′とすることにより、この本体ケース2に
    収納された小型電気機器4の一方の肩部を他方の
    肩部よりも大きく露呈させるようにするととも
    に、上記傾斜口2′を覆う蓋体3をヒンジ部6を
    介して本体ケース2に対し回動自在に枢支連結
    し、このヒンジ部6を上記傾斜口2′の低い側に
    設け、本体ケース2のヒンジ部6側の側面と、蓋
    体3の同側の側面とを同じ長さにし、蓋体3の開
    蓋状態で、本体ケース2の底面と蓋体3の上面3
    が同面になるようにしたことを特徴とする小型
    電気機器用収納ケース。
JP6238882U 1982-04-28 1982-04-28 小型電気機器用収納ケ−ス Granted JPS58164273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238882U JPS58164273U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 小型電気機器用収納ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238882U JPS58164273U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 小型電気機器用収納ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164273U JPS58164273U (ja) 1983-11-01
JPH0138939Y2 true JPH0138939Y2 (ja) 1989-11-21

Family

ID=30072545

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6238882U Granted JPS58164273U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 小型電気機器用収納ケ−ス

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715184Y2 (ja) * 1989-04-25 1995-04-10 沖電気工業株式会社 電子機器の筐体
JP2555714Y2 (ja) * 1991-09-24 1997-11-26 株式会社明電舎 機器の収納ケース
US20220390570A1 (en) * 2019-12-09 2022-12-08 Pioneer Corporation Sensor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55103991U (ja) * 1979-01-13 1980-07-19

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JPS58164273U (ja) 1983-11-01

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