JPH0138437Y2 - - Google Patents

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JPH0138437Y2
JPH0138437Y2 JP1985149447U JP14944785U JPH0138437Y2 JP H0138437 Y2 JPH0138437 Y2 JP H0138437Y2 JP 1985149447 U JP1985149447 U JP 1985149447U JP 14944785 U JP14944785 U JP 14944785U JP H0138437 Y2 JPH0138437 Y2 JP H0138437Y2
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JP
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ceiling
panel
duct
air conditioner
main body
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JP1985149447U
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JPS6257015U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、いわゆる天井埋込形空気調和機に係
り、特に吹出パネルの取付位置調整可能に構成さ
れた空気調和機に関する。
〔従来の技術〕
天井埋込形空気調和機というのは、第3図に示
すように、天井スラブ1と天井材2との間に形成
される天井スペース3内に空気調和機本体(以
下、本体と略記する。)4を吊りボルト5および
インサート6を用いて吊設することにより埋込
み、この埋込み位置に対応して空気吹出パネル7
を天井材2に取付け、部屋8側に露出して設置し
たものである。
本体4内には、図示しないが、送風機、熱交換
器、露受皿等が内蔵されている。吹出パネル7は
中央部に吸込口9を有し、端部に吹出口10を有
している。
さて、本体4と吹出パネル7とを一体形で形成
すると、本体4の高さ寸法によつて吹出パネル7
の取付位置が一義的に決定されてしまい、種々の
天井スペース3の寸法に対応できなくなる。そこ
で、吹出パネル7を本体4に対して相対的に伸縮
可能として取付調整可能としたものがある。これ
は、第3図に示すように、本体4内の空気吹出通
路に、吹出パネル7側に取付けられて吹出口10
に連通する摺動ダクト11を摺動自在に嵌合する
ことにより吹出パネル7の位置調整を可能とした
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の天井埋込形空気調和機の主な問題点
は、吹出パネル7の位置調整範囲が摺動ダクト1
1の摺動ストロークの調整範囲に制限があり、こ
りに起因して据付工事の作業に多大な手間を要す
るという点にある。
すなわち、天井埋込形空気調和機の一般的な据
付工事の施工法は次の通りである。第1に本体4
の天井スラブ1への吊り込み工事を行ない、第2
に天井の下地(野縁受け12を天井の前面に亘つ
て吊り込み、次いで野縁13をクリツプにて取付
ける。)を行ない、第3に天井材2を貼設し、第
4に本体4および吹出パネル7の取付け位置に対
応する天井材2に穴明け工事を行ない、第5に天
井下地の補強工事を行い、第6に吹出パネル7を
取付ける。以上の工事のうち、第1,4,5,6
の工事は設備業者が行ない、第2,3は建築業者
によつて行われているのが普通である。
以上の工事手順において、先にも述べたよう
に、従来のこの種の空気調和機は吹出パネル7の
調整範囲に制限があつたため、本体4の高さ寸法
によつて決まる本体4の下部位置が天井スペース
3を超える場合には、本体4が野縁受け12に突
き当つてしまうことになる。そこで、工事手順と
しては、一般に天井工事(第2,3参照)が先行
するので、予め本体4を突き当らない位置まで一
旦吊り上げておき、天井工事終了後に再び吊り下
げ、次いで本体4への配管工事等を行わなければ
ならず、重複した作業が生じることとなる。この
問題を解決するための一策として各種天井スペー
ス3の寸法に合せて調整可能な吹出パネルを用意
すればよいが、各種規格の吹出パネルを用意する
ことは製造上の煩雑さや梱包状態の複雑化を招
き、コスト上好ましくない。
そこで、本考案は、本体ならびに吹出パネルの
構成を格別変更することなく、簡単な構成で各種
天井スペースに適合しうる位置調整可能な天井埋
込形空気調和機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した問題点を解決するために、本考案は、
天井スラブと天井材間に形成される天井スペース
内に格納される空気調和機本体と、この空気調和
機本体の吹出空気通路に摺動可能に嵌合される摺
動ダクトを介して連結される空気吹出口を有して
前記天井材の部屋側面に露出して取付けられる吹
出パネルとを備えて前記吹出パネルの取付位置調
整可能に構成された天井埋込形空気調和機におい
て、軸方向一端が吹出パネルの摺動ダクトに嵌合
可能で、かつ、他端が前記空気調和機本体の吹出
空気通路に嵌合可能な中間ダクトを備えたことを
特徴とするものである。
〔作用〕
上記した本考案によれば、軸方向一端が吹出パ
ネルの摺動ダクトに嵌合可能で、かつ、他端が本
体の吹出空気通路に嵌合可能な中間ダクトを備え
たことにより、取付けネジ等の格別な取付け部品
を用いることなく単なる嵌合作用により吹出パネ
ルの吹出口と本体の吹出空気通路とを連通させる
ことができ、したがつて、中間ダクトの軸方向長
さ分だけ調整範囲を拡大することができる。その
結果、天井工事の際に本体の上げ下ろしをする必
要がなく、当接するおそれのある野縁受けよりも
高い位置に予め設置し、その後の調整は中間ダク
トと摺動ダクトの摺動等により行えばよく、作業
上の向上も可能である。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に本考案の実施例を示す。第3図の従来
例と同一部分には同一の符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
第1図において第3図と異なる部分は、本体4
と吹出パネル7との間に中間ダクト14を介在さ
せて本体4と吹出パネル7とを連結した点にあ
る。
中間ダクト14は発砲スチロール製である。こ
れは、中間ダクト14自体は支持構造材としての
機能をもたせる必要がない反面、吹出空気の温度
を変動させてはならないことから断熱性をもたせ
る必要があることによるものである。中間ダクト
14の形状については、吹出パネル7の摺動ダク
ト11側の端部15が摺動ダクト11をオスとす
ると共に当該端部15をメスとして嵌合可能に形
成され、本体4の吹出空気通路側の端部16は当
該端部16をオスとするとともに吹出空気通路を
メスとして嵌合可能に形成されている。この関係
は上記と逆であつてもよい。さらに、好ましく
は、中間ダクト14の各端部15,16は嵌合す
べき摺動ダクト11および吹出空気通路に対し軸
方向に摺動可能に形成する。これは、摺動可能と
しない場合には吹出パネル7の調整範囲が中間ダ
クト14の軸方向長さの物理的寸法により一義的
に決定されてしまうからである。もちろん、これ
でも従来に比べれば調整範囲の拡大は達成できる
ことに違いはない。しかし、さらに円滑な調整を
現場の状況に合わせて行うようにするためには上
記したように摺動可能とする方が望ましい。ま
た、実際的には中間ダクト14は発砲スチロール
製であるから、切断加工が容易である。そこで、
中間ダクト14を多少長目に作つておき、必要に
応じて切断することにより寸法調整してもよい。
この点につき中間ダクト14を発砲スチロール製
としたメリツトがある。
次に、以上の実施例(第1図)では中間ダクト
14を各摺動ダクト11ごとに個別的に設けるも
のとして説明したが、これに限られるものではな
い。すなわち、第2図に示すように、各摺動ダク
ト11および吸込口9からの吸入ダクト15を囲
む一体的な中間ダクト14Aとしてもよい。もち
ろん、この場合、内部的には吹出空気流路16と
吸込空気流路17とは別空間で形成しなければな
らない。構成材料としては、全体の強度を維持す
るために亜鉛鉄板により外形を形成し、内壁面に
断熱材を貼付けることにより保温性を確保する。
この場合、吸込空気を天井スペース内に放散する
ことがなく、また亜鉛鉄板であるから現場合わせ
にて容易に作製することが可能である。
〔考案の効果〕
以上述べた如く、本考案によれば、本体ならび
に吹出パネルの構成に格別手を加える必要がな
く、簡単な構成で各種天井スペースに適合しうる
位置調整可能な天井埋込形空気調和機を提供しう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る第1の実施例を示す立面
図、第2図は第2の実施例を示す立面図、第3図
は従来例を示す立面図である。 1……天井スラブ、2……天井材、3……天井
スペース、4……空気調和機本体、5……吊りボ
ルト、6……インサート、8……吹出パネル、8
……部屋、9……吸込口、10……吹出口、11
……摺動ダクト、12……野縁受け、13……野
縁、14,14A……中間ダクト、15……吸込
ダクト、16……吹出空気流路、17……吸込空
気流路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天井スラブと天井材間に形成される天井スペー
    ス内に格納される空気調和機本体と、この空気調
    和機本体の吹出空気通路に摺動可能に嵌合される
    摺動ダクトを介して連結される空気吹出口を有し
    て前記天井材の部屋側面に露出して取付けられる
    吹出パネルとを備えて前記吹出パネルの取付位置
    調整可能に構成された天井埋込形空気調和機にお
    いて、 軸方向一端が前記吹出パネルの摺動ダクトに嵌
    合可能で、かつ、他端が前記空気調和機本体の吹
    出空気通路で嵌合可能な中間ダクトを備えたこと
    を特徴とする天井埋込形空気調和機。
JP1985149447U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0138437Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985149447U JPH0138437Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP1985149447U JPH0138437Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6257015U JPS6257015U (ja) 1987-04-09
JPH0138437Y2 true JPH0138437Y2 (ja) 1989-11-17

Family

ID=31064663

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JP1985149447U Expired JPH0138437Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JPS6257015U (ja) 1987-04-09

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