JPH0136798B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0136798B2
JPH0136798B2 JP5853583A JP5853583A JPH0136798B2 JP H0136798 B2 JPH0136798 B2 JP H0136798B2 JP 5853583 A JP5853583 A JP 5853583A JP 5853583 A JP5853583 A JP 5853583A JP H0136798 B2 JPH0136798 B2 JP H0136798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
bag
film
pair
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5853583A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59184699A (ja
Inventor
Kazunori Yamagata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamagata Gravure Co Ltd
Original Assignee
Yamagata Gravure Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamagata Gravure Co Ltd filed Critical Yamagata Gravure Co Ltd
Priority to JP5853583A priority Critical patent/JPS59184699A/ja
Publication of JPS59184699A publication Critical patent/JPS59184699A/ja
Publication of JPH0136798B2 publication Critical patent/JPH0136798B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフアイリング用袋状シートの製造方法
に関する。
事務書類或いは写真等を整理保管するためのフ
アイリング用袋状シートとしては各種が提案され
ており、例えば透明フイルムにより上部開口の袋
となし、該袋に台紙を挿入したものが一般的であ
る。この従来例では前記袋の一側縁に複数の孔が
開設され、これを周知のバインダに綴じることに
より使用される。
然るに、前記従来例では袋中で台紙が遊動する
不便があり、また製造に際して製袋の後に該袋に
台紙を挿入する2工程を要する不利がある。この
点に関し、本発明者は、前記台紙に代えて合成樹
脂シートから成る心材を用い、フイルムによる製
袋と同時に心材を袋に溶着したものを既に提案済
みである。然しながら、この場合にあつても、製
袋に特有なフイルムの複雑な折り曲げを要し、工
程を殊更に簡略化することには限界がある。
本発明の目的は、従来の製袋観念を打破し、極
めて簡単にフアイリング用袋状シートを製造する
方法を提供する点にある。特に本発明によれば、
従来製袋に必然的に伴う折り曲げ工程を簡略化す
ることができる。またインフレーシヨン成形によ
り一般に供給されているチユーブ状フイルムを用
いることにより、所謂両開き式、即ち左右に対を
なして袋部を備えたフアイリング用袋状シートを
簡単に提供することができる。而して本発明が特
徴とする処は、シート状心材の中央線に対し左右
対称に該心材を被覆するフイルムにより該心材の
表裏両面に左右に対を成し且つ対向して開口する
袋部を形成したフアイリング用袋状シートを製造
する方法であつて:連続する長尺のチユーブ状フ
イルムを略直径に沿つて切断する工程と;前記切
断により断面略U形に半折状とされた1対の帯状
フイルムを相互に所定間隔を有するよう引き離す
工程と; 前記1対の帯状フイルムの少なくとも対向する
一方の切断縁部を離反するよう相互に拡開した
後、再度両切断縁部を近接復帰せしめる工程と;
前記工程においてフイルム切断縁部の拡開された
空間より連続する長尺のシート状心材を1対の帯
状フイルム間に挿入すると共に、前記フイルム切
断縁部の復帰により該心材の幅に関する中央線に
対する左右両部を1対の半折状帯状フイルムによ
り被覆する工程と;これら心材とフイルムとを長
手方向に所定間隔を置いて幅方向に溶断溶着する
工程;とから成る点にある。
以下図示の実施例に基づいて本発明を詳述す
る。第1図に本発明に係る製造方法の概略全体を
示しており、ロール1はインフレーシヨン成形さ
れたチユーブ状合成樹脂フイルムの巻回体であ
り、該ロール1より繰り出されるチユーブ状フイ
ルム2は透明又は半透明である。またロール3は
前記フイルムよりも若干厚手の合成樹脂シートの
巻回体であり、該ロール3より繰り出されるシー
トは後述するシート状心材4として供されるもの
で、好ましくは黄色等に着色されている。これら
フイルム2と心材4とは相互に同質の合成樹脂素
材のものとされ、熱によつて相互に好適に溶着可
能である。前記ロール1から繰り出されたチユー
ブ状フイルム2はスリツタ等の切断装置5によつ
て略直径に沿つて切断される。従つて、第2図に
示されるように切断によつてフイルム2は断面略
U形に半折状とされた1対の帯状フイルム2a及
び2bを構成する。次いで、この1対の帯状フイ
ルムは相互に所定間隔Sを有するように引き離さ
れる(引離工程)。また1対の帯状フイルム2a,
2bは少なくとも対向する一方の切断縁部、図例
では下側に位置する縁部2c,2dを離反するよ
う相互に拡開され、その後、再度両縁部2c,2
dを近接復帰せしめられる(拡開工程及び復帰工
程)。一方ロール3からくりだされる長尺のシー
ト状心材4は、前記拡開工程において1対の帯状
フイルム2a,2b間に挿入され、前記復帰程に
よつて該心材4の幅に関する中央線の左右両部を
1対の半折状帯状フイルム2a,2bにより被覆
せられる(心材挿入一体化工程)。これらの引離
工程、拡開工程及び復帰工程、心材挿入一体化工
程は、後述するガイド装置6を介して自動的に行
われる。
前記ガイド装置6を経て送られる心材4は前述
の如く左右両部を1対の半折状フイルム2a,2
bにより被覆された状態で引きローラ7により搬
送され、段差ローラ8を経てシーリング装置に送
られる。シーリング装置においては前記フイルム
2a,2b及び心材4の長尺物は間欠送り、間欠
的停止時に溶断刃9によつて長手方向に所定間隔
を置いて幅方向に溶断溶着され、これにより形成
されたフアイリング用袋状シート10が順次載置
台11の上に積層される。
而して製造されたフアイリング用袋状シート1
0は、第3図に示すように、心材4の中央線の左
右両部を半折状のフイルム2a,2bによつて被
覆され、該フイルムは心材4に対し袋状シート1
0の溶断された上下両縁12及び12にて溶着さ
れている。このフイルムにより心材4の表裏両面
には左右に対を成し且つ対向して開口する袋部1
3及び13が形成され、開口縁14及び14は上
記間隔Sに相当する間隔を置いて配置される。
尚、前記袋部13,13に第3図の如く区画シー
ル16,16を設けることが自由であり、この場
合は、第1図に示すように溶断刃9の前に区画シ
ール用の溶着刃17を設けておけば良い。この区
画シールによつて、袋部13は上下に分割された
複数の小袋部を構成することができる。因に、フ
アイリング用袋状シート10は、多数枚が積層さ
れた状態で第4図示の如く中央線に沿い超音波シ
ール等のシール手段による溶着17′によつて一
体化され、表紙18により装丁を施されて商品化
される。
ところで上記ガイド装置6は第2図及び第5図
に示す如く、引離拡開装置19と復帰心材挿入装
置20とを前後に配置して構成される。引離拡開
装置19は並設した1対の作動体19a,19b
を有し、復帰心材挿入装置20は並設した1対の
作動体20a,20bを有する。これら1対の作
動体19a,19bの相互、また1対の作動体2
0a,20bの相互は、それぞれ機枠21に連結
されたネジロツド22を介して間隔調整自在であ
り、これにより各装置19及び20の幅をチユー
ブ状フイルム2の幅に対応せしめ、また上記の間
隔Sを自在に設定することができる。
前記引離拡開装置19の1対の作動体は相互に
対称形に形成され、何れも水平部23と該水平部
の外側縁より垂下する垂直部24とを有する。前
記水平部23の外側縁は外方に傾斜して拡がる拡
開縁25を有し、該拡開縁に続いて軸方向に平行
に延びる直線縁26を有する。前記垂直部24は
前記拡開縁25から直線縁26の方向に徐々に背
が高くなるように次第に幅広とされ、幅の狭い壁
部24aから幅の広い壁部24bに至るに従つて
該壁の水平部23に対する角度が鋭角から徐々に
角度を増し、前記最も幅の広い壁部24bでは水
平部23に対し略90度とされる。
また前記復帰心材挿入装置20の1対の作動体
も相互に対称形に形成され、何れも水平部27と
該水平部の外側縁より垂下する垂直部28とを有
する。水平部27の外側縁は全体が軸方向に平行
に延びる直線縁29とされる。垂直部28は前記
直線縁29に沿う進行方向に従い徐々に背が低く
なるように次第に幅狭とされ、幅の広い壁部28
bが水平部27に対する角度を略90度とされる反
面、幅の狭い壁部28aに至るに従い水平部27
に対する角度が徐々に鋭角とされる。
而して上記ガイド装置6による作用を説明する
と、第6図乃至第12図に順を追つて示すよう
に、先ず切断装置5により1対に分離された帯状
フイルム2a及び2bは引離拡開装置19の水平
部23を包囲して進行する(第6図)。この状態
より進行するに従い水平部23の拡開縁25に沿
つて1対の帯状フイルム2a,2bは相互に引き
離され、上記間隔Sを形成する(第7図及び第8
図)。これに伴つて垂直部24の幅の狭い壁部2
4aから幅の広い壁部24bに至るに従いフイル
ム2a,2bの下側に位置する縁部2c,2dが
徐々に拡開され、最も幅の広い壁部24bに至つ
て該縁部2c,2dは略90度拡開される(第9
図)。その後、1対の帯状フイルム2a,2bは
復帰心材挿入装置20に引き続いて送られるが、
第1図及び第2図に示したように、ロール3から
繰り出されたシート状心材4が引離拡開装置19
と復帰心材挿入装置20との間隔内に進入し、復
帰心材挿入装置20の水平部27上であつて該水
平部27と帯状フイルム2a,2bとの間に挿入
される。
この復帰心材挿入装置20に至つては、第10
図乃至第12図に順を追つて示すように帯状フイ
ルム2a,2bの略90度に拡開された縁部2c,
2dの間よりシート状心材4が好適に進入され
(第10図)、次いで該心材4と共にフイルム2
a,2bが該装置20に沿つて進行することによ
り、前記フイルム縁部2c,2dが垂直部28の
幅の広い壁部28bから幅の狭い壁部28aに至
るに従つて相互に近接するよう復帰され、これに
より該フイルム2a,2bが心材4の左右両部を
包み込むようにして被覆する(第12図)。尚、
1対の帯状フイルム2a,2bは上記引きローラ
7により搬送駆動され緊張されているので、これ
によつて前記復帰動作を営むものであるが、これ
を促進する押圧ローラ30を設け、フイルム縁部
2c,2dを前記垂直部28に沿つて保持するよ
うに構成することが自由である(第11図)。
本発明は以上のように構成したものであるか
ら、従来の製袋方法の如き平坦シート状のフイル
ムを袋状に折り曲げするものに比し、工程が極め
て簡略化され、生産性を頗る向上することができ
る。しかも、インフレーシヨン成形により一般に
供給されているチユーブ状フイルムを用いること
により、所謂両開き式、即ち左右に対をなして袋
部を備えたフアイリング用袋状シートを、上記工
程のまま簡単に提供することができ、この点から
も生産性に極めて優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法の工程全体を示す概
略説明図、第2図は同要部の一部切欠平面図、第
3図は本発明により得たフアイリング用袋状シー
トの1例を示す平面図、第4図は同シートを装丁
を施して商品化した1例を示す斜視図、第5図は
本発明に使用するガイド装置の1例を1部断面に
て示す斜視図、第6図乃至第12図は本発明の引
離工程・拡開工程・復帰工程・心材挿入一体化工
程の経過を順次断面にて示す説明図である。 2……チユーブ状フイルム、4……シート状心
材、5……切断装置、6……ガイド装置、9……
溶断刃、10……フアイリング袋状シート、12
……上下両縁、13……袋部、14……開口縁、
19……引離拡開装置、20……復帰心材挿入装
置、23,27……水平部、24,28……垂直
部、25……拡開縁、26,29……直線縁、S
……間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シート状心材の中央線に対し左右対称に該心
    材を被覆するフイルムにより該心材の表裏両面に
    左右に対を成し且つ対向して開口する袋部を形成
    したフアイリング用袋状シートを製造する方法で
    あつて:連続する長尺のチユーブ状フイルムを略
    直径に沿つて切断する工程と;前記切断により断
    面略U形に半折状とされた1対の帯状フイルムを
    相互に所定間隔を有するよう引き離す工程と;前
    記1対の帯状フイルムの少なくとも対向する一方
    の切断縁部を離反するよう相互に拡開した後、再
    度両切断縁部を近接復帰せしめる工程と; 前記工程においてフイルム切断縁部の拡開され
    た空間より連続する長尺のシート状心材を1対の
    帯状フイルム間に挿入すると共に、前記フイルム
    切断縁部の復帰により該心材の幅に関する中央線
    に対する左右両部を1対の半折状帯状フイルムに
    より被覆する工程と;これら心材とフイルムとを
    長手方向に所定間隔を置いて幅方向に溶断溶着す
    る工程;とから成ることを特徴とするフアイリン
    グ用袋状シートの製造方法。
JP5853583A 1983-04-02 1983-04-02 フアイリング用袋状シ−トの製造方法 Granted JPS59184699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5853583A JPS59184699A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 フアイリング用袋状シ−トの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5853583A JPS59184699A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 フアイリング用袋状シ−トの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59184699A JPS59184699A (ja) 1984-10-20
JPH0136798B2 true JPH0136798B2 (ja) 1989-08-02

Family

ID=13087125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5853583A Granted JPS59184699A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 フアイリング用袋状シ−トの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59184699A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61297194A (ja) * 1985-06-26 1986-12-27 株式会社 ライオン事務器 側方開口フアイルの製造方法
JPH0780387B2 (ja) * 1989-06-22 1995-08-30 三菱鉛筆株式会社 フアイルの製造方法
JP2552114Y2 (ja) * 1990-07-06 1997-10-27 株式会社 ヤマガタグラビヤ バインダーファイル用袋状シート

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59184699A (ja) 1984-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4526565A (en) Method of making flat bottom plastic bag
US4889523A (en) Tearable package of synthetic thermoplastic foil and device and method for producing the same
JP6430520B2 (ja) プラスチックパウチを製造するための機械および方法
US3682051A (en) Method and apparatus for making carrying bags and a carrying bag product
JPS59171693A (ja) 折り曲げられた複数のシ−トから成る印刷物及びその製造方法
US4761080A (en) Multilayer gusseted bag with reverse fin seals
US4786189A (en) Draw tape bag with two single wrap around draw tapes and method of manufacture
IT8912619A1 (it) Sportina soffiettata, di materia plastica, particolarmente adatta per l'alimentazione continua ad apparati di distribuzione automatica e di eventuale apertura.
JPH0136798B2 (ja)
US3354795A (en) Method and apparatus for making bags
US5244450A (en) Process of making blocks of bags
JP4802518B2 (ja) 立体袋とその製造方法及び装置
CA2360653C (en) Pre-opened resealable bags
US3237845A (en) Bag
KR200485966Y1 (ko) 개구부의 펼침이 용이한 연속된 비닐백
JP2756669B1 (ja) ヘッダ付き袋の製袋方法
SU728705A3 (ru) Способ изготовлени и наполнени мешков из полимерного материала и устройство дл его осуществлени
US3319870A (en) Protective sheath for rolled sheet material and process of manufacture
US3334552A (en) Flexible bag of tubular material
US3398036A (en) Process of making sheets for photo albums or the like
JP3441375B2 (ja) 吊下式商品包装袋の製袋方法
AU610569B2 (en) Improvements in or relating to document holders
JPH0324996A (ja) フアイルの製造方法
US5009633A (en) Method of manufacturing an outer vacuum cleaner bag for an upright cleaner
JPS6127198B2 (ja)