JPH0135355Y2 - - Google Patents

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JPH0135355Y2
JPH0135355Y2 JP613083U JP613083U JPH0135355Y2 JP H0135355 Y2 JPH0135355 Y2 JP H0135355Y2 JP 613083 U JP613083 U JP 613083U JP 613083 U JP613083 U JP 613083U JP H0135355 Y2 JPH0135355 Y2 JP H0135355Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、回転記録媒体の高速サーチ装置に係
り、特に円盤状回転記録媒体(以下「デイスク」
という)の所望トラツク位置を短時間で検索する
高速サーチ装置に関する。
従来技術 一般にデイスク再生装置では、デイスクの既記
録トラツクの任意のトラツク位置(情報信号記録
位置)を短時間で検索する高速サーチ時には、予
め設定した所望トラツク位置に相当するアドレス
値と、デイスクを高速再生しながら得たアドレス
信号の値とを夫々比較し、両者が一致した所から
ピツクアツプ再生素子を所望モードの再生を行な
うようにしていた。上記のアドレス信号には、例
えば主として記録プログラムの順番を示すチヤプ
タアドレス信号、記録プログラム開始位置からの
通算の時間を示すタイムアドレス信号、記録トラ
ツクの順番を示すトラツクアドレス信号などがあ
り、これらのアドレス信号は記録映像信号の垂直
帰線消去期間内の特定の期間に時系列的に挿入さ
れて伝送される。そして、これらのアドレス信号
は、プログラム記録範囲外の外周側のリードイン
部分や内周側のリードアウト部分にも記録されて
いる。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、アドレス信号の値は、従来は上記の
リードイン部分では、リードインの開始位置から
リードインの最終位置へ行くに従つて徐々に値が
減るように選定されているのに対し、プログラム
記録範囲並びにリードアウト部分に記録されるア
ドレス信号の値は、デイスク内周側へ行くに従つ
て徐々に値が大になるように選定されている。こ
のため、目標アドレス値と再生アドレス値との差
の出力の極性だけではピツクアツプ再生素子をど
ちら側に移送してよいかわからず、リードイン部
分から再生アドレス信号が得られるときは、プロ
グラム記録範囲やリードアウト部分の再生アドレ
ス信号が得られるときとは反対方向にピツクアツ
プ再生素子を移送しなければならない。このた
め、上記の目標アドレス値と再生アドレス値との
減算処理やフイードモータを正回転すべきか逆回
転すべきかの判断等をマイクロコンピユータで行
なう場合は、コンピユータプログラムが複雑とな
つていた。
そこで、本考案は上記目標アドレス値及び再生
アドレス値に夫々所定値を加算することによつ
て、デイスク上のアドレス値をリードアウト部分
の終りの方向に行くに従つて大なる値となるよう
にし、もつて高速サーチ時の処理を簡単にした高
速サーチ装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、アドレス信号との加算出力のうち一
定ビツト数のリードイン部分の最大加算アドレス
値がプログラム記録範囲の最初の位置の加算アド
レス値に比し小となる一定値を、目標アドレス値
と再生アドレス値とに夫々加算する手段と、該一
定値が加算された目標アドレス値と該一定値が加
算され再生アドレス値との大小を夫々比較する比
較手段と、該比較手段の比較出力の極性に応じて
ピツクアツプ再生素子をリードアウト部分の最終
位置方向又はリードイン部分の開始位置方向へ移
送するよう移送機構を制御する手段とより構成し
たものであり、以下その一実施例について図面と
共に説明する。
実施例 第1図は本考案装置で再生すべきデイスクのト
ラツクパターンの概略の一例を示す図で、デイス
ク1は螺旋状のトラツクTで映像信号及び音声信
号よりなる主要情報信号が被周波数変調波信号と
されてその情報内容に応じてピツトを形成されて
記録されている。第1図に実線で示す1本の連続
する螺旋状トラツクTのうちデイスク1の各回転
分に相当するトラツクをt1,t2,t3,…として示
す。各トラツクは平坦面に主要情報信号のピツト
を形成されてなり、針案内溝は形成されていな
い。一のトラツクにつき、1水平走査期間1H毎
に水平帰線消去期間相当位置に、その長手方向上
両側に夫々第1の参照信号fp1のピツト、第2の
参照信号fp2のピツトを形成されている。
そして、相隣るトラツクの中心線間の中間位置
には上記参照信号fp1,fp2のピツトのうちいずれ
か一方のみが形成されており、しかも一のトラツ
クに対し参照信号fp1,fp2が記録される側はトラ
ツク毎に入れかわる。即ち第1図中、参照信号
fp1のトラツクは破線で、参照信号fp2のトラツク
は一点鎖線で示してある。v1,v2,v3,…は各フ
イールドの垂直同期信号の位置を示す。また、各
トラツクt1,t2,t3,…の始端位置、即ち参照信
号fp1とfp2とが切り換わる位置v1,v5,v9,…に
は第3の参照信号fp3が例えば3H期間記録されて
いる。
またデイスク1はその1回転期間が映像信号の
例えば4フイールド期間に等しく、垂直帰線消去
期間が第1図にa,b,c及びdに示す範囲内の
トラツクt1,t2,t3,…に記録されており、後述
する各種アドレス信号もこの垂直帰線消去期間内
に記録される。
またデイスク1の各トラツクt1,t2,t3,…の
各4個所の垂直帰線消去期間記録部分a〜dで示
す4個所の垂直帰線消去期間記録部分内に白四角
印で示す如く、チヤプタアドレス信号Acとタイ
ムアドレス信号AT、更にはトラツクアドレス信
号が夫々時系列的に記録されている。
第2図Aは主としてデイスクの同一記録面にお
ける記録プログラムの順番を示す全29ビツトのチ
ヤプタアドレス信号Acの構成を模式的に示して
おり、SYNCで示す4ビツトの同期コード2、2
ビツトのライン識別コード3、2ビツトの音声識
別コード4、8ビツトのチヤプタ番号識別コード
5、12ビツトの時間識別コード6及び1ビツトの
パリテイビツト7とからなる。このチヤプタアド
レス信号Acは記録映像信号がNTSC方式の場合
は、水平走査線番号17と280の各水平走査期間
(すなわち、寄数、偶数の各フイールド共に垂直
同期パルスの後の等化パルスの後、8個目の水平
同期信号入来時点より1水平走査期間)に重畳さ
れて伝送される。
同期コード2は16進法で「C」の値を示す2進
数「1100」であり、ライン識別コード3はチヤプ
タアドレス信号Acの伝送ラインを識別させるコ
ードであり、また音声識別コード4は記録音声信
号の種別(例えばステレオ、モノラル、バイリン
ガル等)を示すコードである。更にチヤプタ番号
識別コード5は記録プログラムの順番を示すコー
ドで、例えば最大99番までのチヤプタ番号を示す
ことができる。また時間識別コード6はチヤプタ
番号識別コード5で示される各チヤプタ番号の記
録プログラムの各頭初位置からのトラツク位置を
秒単位の時間で示すコードで、ローカルアドレス
と呼称され、0秒から最大4095(=212−1)秒ま
で表わすことができる。
一方、第2図Bは主としてデイスクのプログラ
ム記録区間の最初の記録プログラムの頭初位置か
らの時間でトラツク位置を示す全29ビツトのタイ
ムアドレス信号ATの構成を模式的に示しており、
4ビツトの同期コード8、2ビツトのライン識別
コード9、2ビツトの音声識別コード10、16ビ
ツトの時間識別コード11、4ビツトのトラツク
識別コード12及び1ビツトのパリテイビツト1
3とからなる。このタイムアドレス信号ATは、
チヤプタアドレス信号Acの伝送期間の次の1水
平走査期間(水平走査線番号18,281)に伝
送される。ライン識別コード9はこの伝送期間を
示しており、また同期コード8と音声識別コード
10とは夫々同期コード2と音声識別コード4と
同一内容となつている。また時間識別コード11
は全記録プログラムの最初の記録位置からのノー
マル再生時の時間を示し、0分0秒から最大59分
59秒まで示すことができる。またトラツク識別コ
ード12は1秒間で再生されるトラツクの番号を
識別させるコードである。これは、例えばフイー
ルド周波数60Hzの映像信号を音声信号と共に再生
すべきデイスクでは、1秒間に15回転せしめられ
て再生が行なわれるので、同じ1秒間に15本のト
ラツクのうち何本目のトラツクを再生しているか
を識別させる必要があるからである。
更に、図示は省略したがタイムアドレス信号
ATの次の1H期間には、第1図に示すトラツクt1
t2,t3,…の順番を示す全29ビツトのトラツクア
ドレス信号が記録される。これらのアドレス信号
は、いずれも第2図A,Bからもわかるように、
アドレスデータが第9ビツト目から第28ビツト目
までの計20ビツトに配置されており、そのアドレ
ス値は前記したように第3図はPAで示す記録プ
ログラム記録範囲の最初からリードアウト部分
LOの最終位置へ行くに従つて漸次値が大とされ、
かつ、リードイン部分LIではリードアウト部分
LOの最終位置のアドレス値よりも大なる値で変
化するアドレス値に選定されてデイスク1に記録
されている。これはリードイン部分LI、プログ
ラム記録範囲PA及びリードアウト部分LOの夫々
を区別できるようにするためである。なお、第1
図及び第3図中、デイスク1は例えば半径13cm
で、その半径12.5cmから12.2cmまでの3mm幅程度
にリードイン部分LIが設けられており、また中
心孔14の直径は38.2mm程度とされている。
前記のアドレス信号Ac,ATのうち、チヤプタ
アドレス信号Acの前記20ビツトのアドレスデー
タの値(チヤプタアドレス値)と、デイスク半径
方向上の記録部分との関係の一例を第4図に示
す。同図より明らかなようにリードイン部分LI
の開始位置ではチヤプタ番号識別コード5の値が
16進法で「FF」で、ローカルアドレス6の値が
16進法で「000」であるから、20ビツトでは
「FF000」となり、リードイン部分LIの最終位置
に行くに従つてローカルアドレス6の値が漸次減
少する。また、記録プログラムの記録範囲PAの
開始位置のチヤプタアドレス値は16進法で
「00000」であり、2番目の記録プログラムの頭初
位置での値は「01000」であり、最大99番までの
チヤプタ番号を付すことができるから、100番目
の記録プログラムが記録されている場合はその頭
初位置のチヤプタアドレス値は「99000」となる。
更に、リードアウト部分LOの開始位置のチヤプ
タアドレス値は「EE000」であり、デイスク内周
方向に行くに従つてローカルアドレス6の値のみ
が漸次増加する。リードアウト部分LOの最終位
置のチヤプタアドレス値は、リードイン部分LI
の最終位置のそれよりも小となる。目標アドレス
は記録プログラムの記録範囲PA内のアドレスの
いずれかである。
次に上記のデイスク1を再生する本考案装置に
つき説明するに、第5図は本考案装置の一実施例
のブロツク系統図を示す。同図中、デイスク1は
ターンテーブル15上に載置され、モータ16に
より例えば900rpmで同期回転される。再生開始
時にはピツクアツプ再生素子の一例としての再生
針17はピツクアツプ装置18と共にデイスク内
周方向へフイードモータ19等よりなる移送機構
により移送開始され、第3図に示したリードイン
部分LI上にくると、自動的にデイスク1上に降
ろされる。更に再生針17はデイスク内周方向へ
ノーマル再生時の速度でデイスク1上を摺動しつ
つ移送され続け、デイスク1の記録プログラムの
開始位置(第3図中のLIとPAとの境目)に到
る。
再生針17はその本体の後端面に電極が蒸着固
定されており、デイスク1の記録トラツクの幅よ
りも大なる幅を有する摺動面がデイスク1上を摺
動する。デイスク1上には信号が断続するピツト
の形態で記録されており、またデイスク1は電極
機能を有している。従つて、デイスク1がモータ
16により例えば900rpmで第1図中、時計方向
に回転されると、デイスク1と再生針17の上記
電極との間に形成される静電容量が、ピツトの有
無に応じて変化し、この変化がピツクアツプ装置
18により公知の方法で電気信号に変換され、既
記録情報信号及びアドレスデータ等をピツクアツ
プ再生する。
ピツクアツプ装置18より取り出された再生信
号は、第5図に示す前置増幅器20を通して復調
回路21に供給される一方、トラツキングサーボ
回路22に供給される。デイスク1には第1図に
示したように相隣る情報信号記録トラツクのトラ
ツク中心線間に、互いに異なる周波数の2種のト
ラツキング制御用参照信号が記録されており、ト
ラツキングサーボ回路22はこの2種の参照信号
を再生信号中から弁別再生後包絡線検波し、両検
波出力を差動増幅してトラツキング誤差信号を生
成し、これをピツクアツプ装置18に帰還し、再
生針17を常にトラツクずれなく情報信号記録ト
ラツク上を追従走査せしめる。
復調回路21は再生信号を復調して復調信号を
出力端子23より情報信号処理回路(図示せず)
へ出力する一方、アドレスデータ取込み回路24
に供給し、ここで再生信号中のアドレスデータが
検出されて取込まれる。サーチ以外の動作時には
サーチコントローラ25は不動作とされてフイー
ドモータ制御回路26からは一定周期のパルスが
取り出されてフイードモータ19の回転速度及び
回転方向をその再生モードに応じて制御する。
上記の動作を行なう再生装置におけるサーチ時
の動作について次に説明する。サーチ時にはサー
チコントローラ25が第6図に示すフローチヤー
トに従つた動作を行なう。すなわち、まず第6図
にステツプ31で示す如く入力端子27に入来し
た検索を希望するトラツク位置を示す20ビツトの
目標アドレスデータを取込み、次にステツプ32
で示す如くその目標アドレスデータに16進法の値
「10000」を加算する(すなわち、20ビツトの目標
アドレス値の上位4ビツトに16進法の値「1」を
加算する。)。入力端子27に入力される目標アド
レスデータの値(目標アドレス値)がチヤプタア
ドレス値である場合は、第4図に示したようにデ
イスク1に記録されているプログラム記録範囲
PAの最初の値「00000」から最後の値(これはデ
イスク1の記録内容によつて変るが最大値では
「99000」)までのいずれかであり、これに上記の
「10000」を加算すると加算後の目標アドレス値
Aoは第7図に示す如く「10000」から最大
「A9000」までの範囲内のいずれか一の値となる。
次にサーチコントローラ25は第6図にステツ
プ33で示す如くアドレスデータ取込み回路24
よりの再生針17の現在位置を示す再生アドレス
信号を取込み、その取込んだ再生アドレス値の上
位4ビツトに16進法の値「1」を加算する(ステ
ツプ34)。従つて、リードイン部分LIの開始位
置で再生されたチヤプタアドレス値「FF000」は
「10000」を加算されることにより「0F000」とな
り、プログラム記録範囲PAの開始位置で再生さ
れたチヤプタアドレス値「00000」は上記の加算
により「10000」となり、またリードアウト部分
LOの開始位置で再生されたチヤプタアドレス値
「EE000」は上記の加算により「FE000」となる。
従つて、上記の加算によつて得られた再生アドレ
ス値APは、チヤプタアドレス値の場合は第7図
に示す如くに変化する。
第7図からわかるように、チヤプタアドレス値
はデイスクの内径に行くに従つて漸次不連続的に
大になる。すなわち、目標アドレス値及び再生ア
ドレス値に夫々加算されるべき一定値は、この一
定値と加算して得られたリードイン部分LIの最
大加算アドレス値がプログラム記録範囲PAの最
初の位置のアドレス値と上記一定値との加算値に
比し小となるような値であれば何でも良く、実施
例では「10000」としている。なお、タイムアド
レス信号ATの時間識別コード11の上位4ビツ
トはリードイン部分LIでは「F」、リードアウト
部分LOでは「E」なる値であり、またプログラ
ム記録範囲PAでは「0」から始まる。他方、ト
ラツクアドレス信号のアドレスデータ20ビツト中
の上位4ビツトも同様にリードイン部分LIでは
「F」、リードアウト部分LOでは「E」なる値で
あり、またプログラム記録範囲PAでは「0」か
ら始まる。従つて、タイムアドレス信号ATもト
ラツクアドレス信号も上記一定値「10000」を加
算することにより、20ビツトの加算アドレス値は
第7図に示すチヤプタアドレス値と同様の変化を
する。
サーチコントローラ25は次に第6図にステツ
プ35で示す動作に移行して加算後の目標アドレ
ス値Aoと加算後の再生アドレス値Apとの大小を
夫々比較し、AoがApよりも大であるときはAo
−Apの値に応じた速度でフイードモータ19を
正回転させて(ステツプ36)、ピツクアツプ装
置18及び再生針17をデイスク1の内周方向へ
移送させる信号を発生し、AoがApよりも小であ
るときはAo−Apの値に応じた速度でフイードモ
ータ19を逆回転させて(ステツプ37)、ピツ
クアツプ装置18及び再生針17をデイスク1の
外周方向へ移送させる信号を発生する。
すなわち、サーチコントローラ25は再生アド
レス値Apの如何に拘らず常に上記の目標アドレ
ス値Aoと再生アドレス値Apとの差Ao−Apを一
義的に演算し、その差の値が正であるときはフイ
ードモータ19を正回転させて再生針17等をデ
イスク1の内周方向へ移送させ、他方、その差の
値が負のときはフイードモータ19を逆回転させ
て再生針17等をデイスク1の外周方向へ移送さ
せることができ、再生針17がデイスク1のどの
位置にあるかを判断し、それに応じて演算処理を
異ならせる必要は全く不要にできる。なお、サー
チコントローラ25は上記の差Ao−Apの値の絶
体値に応じて、それが所定値よりも大なるときは
大なる移送速度で再生針17等を移送し、所定値
よりも小なるときは遅い速度で再生針17等を移
送する信号を発生する。
上記の動作が繰り返されることにより、再生針
17はデイスク1上を摺動しながら目標アドレス
のトラツク位置へ移送される(このときはトラツ
キングサーボ回路22はサーチコントローラ25
からの制御信号により不動作とされている)。こ
のようにして、所望トラツク位置を短時間で、か
つ、正確に検索(サーチ)することができる。再
生針17が所望トラツク位置に移送されてから後
は、トラツキングサーボ回路22の不動作が解除
され、ノーマル再生等の所望のモードで再生が開
始される。
なお、本考案は第1図に示す如きトラツクパタ
ーンを有していないデイスクの再生装置や、また
再生針17ではなくピツクアツプ再生素子として
光ビームを用いて既記録信号が読取られるデイス
クの再生装置などにも適用することができる(た
だし、デイスクにはアドレス信号が第4図に示す
如き値の変化で記録されていることを条件とす
る)。
効 果 上述の如く、本考案によれば、アドレス信号の
値がデイスクのリードイン部分からリードアウト
部分にかけて漸次大となるような値に変更してか
ら、目標アドレス値と比較するようにしているの
で、ピツクアツプ再生素子の位置がデイスクのリ
ードイン部分かそれ以外の部分に在るかを検出
し、更にそれに応じて演算処理などを変更する等
の動作を全く不要にでき、よつてサーチコントロ
ーラの演算並びに、ピツクアツプ再生素子の移送
制御が簡単にでき、サーチコントローラのプログ
ラムなどを簡単にすることができる等の特長を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置で再生すべきデイスクのト
ラツクパターンの概略の一例を示す図、第2図
A,Bは夫々チヤプタアドレス信号、タイムアド
レス信号の信号フオーマツトの一例を示す図、第
3図は本考案装置で再生すべきデイスクの一例を
示す断面図、第4図は本考案装置で再生すべきデ
イスクに記録されたチヤプタアドレス値とそのデ
イスクの記録位置との関係の一例を示す図、第5
図は本考案装置の一実施例を示すブロツク系統
図、第6図は本考案装置の要部の動作の一実施例
を示すフローチヤート、第7図は本考案装置で再
生後一定値を加算して得たチヤプタアドレス値と
そのデイスク再生位置との関係の一例を示す図で
ある。 1……円盤状回転記録媒体(デイスク)、5…
…チヤプタ番号識別コード、6……時間識別コー
ド(ローカルアドレス)、11……時間識別コー
ド、17……再生針、19……フイードモータ、
21……復調回路、24……アドレスデータ取込
み回路、25……サーチコントローラ、26……
フイードモータ制御回路、27……目標アドレス
データ入力端子、Ac……チヤプタアドレス信号、
AT……タイムアドレス信号、LI……リードイン
部分、LO……リードアウト部分、PA……プログ
ラム記録範囲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 情報信号と共にその記録位置を示す一定ビツト
    数のアドレス信号が、記録プログラムの記録範囲
    の最初からリードアウト部分の最終位置へかけて
    漸次アドレス値が大となり、かつ、リードイン部
    分では該リードアウト部分の最終位置のアドレス
    値よりも大なる値で変化するアドレス値に選定さ
    れて記録された回転記録媒体を再生して得た再生
    アドレス値と、該回転記録媒体の希望検索位置を
    示す目標アドレス値とを夫々比較し、両アドレス
    値が一致するまで該回転記録媒体の既記録信号を
    再生しながらピツクアツプ再生素子を高速度で移
    送機構により移送する装置において、該アドレス
    信号との加算出力のうち前記一定ビツト数の該リ
    ードイン部分の最大加算アドレス値が該プログラ
    ム記録範囲の最初の位置の加算アドレス値に比し
    小となる一定値を、該目標アドレス値と該再生ア
    ドレス値とに夫々加算する手段と、該一定値が加
    算された目標アドレス値と該一定値が加算された
    再生アドレス値との大小を夫々比較する比較手段
    と、該比較手段の比較出力の極性に応じて該ピツ
    クアツプ再生素子を該リードアウト部分の最終位
    置方向又は該リードイン部分の開始位置方向へ移
    送するよう前記移送機構を制御する手段とより構
    成した回転記録媒体の高速サーチ装置。
JP613083U 1983-01-20 1983-01-20 回転記録媒体の高速サ−チ装置 Granted JPS59112364U (ja)

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JPS59112364U JPS59112364U (ja) 1984-07-28
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JP2520747Y2 (ja) * 1985-10-11 1996-12-18 ティアツク株式会社 情報記録円盤

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