JPH0134412Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134412Y2 JPH0134412Y2 JP1982164689U JP16468982U JPH0134412Y2 JP H0134412 Y2 JPH0134412 Y2 JP H0134412Y2 JP 1982164689 U JP1982164689 U JP 1982164689U JP 16468982 U JP16468982 U JP 16468982U JP H0134412 Y2 JPH0134412 Y2 JP H0134412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- driver
- conductor
- seat
- inner mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車用のFM受信機やテレビジヨン
受像機のアンテナ装置に関する。
受像機のアンテナ装置に関する。
従来例の構成とその問題点
従来、この種のアンテナ装置は第１図のように
自動車のリアウインドガラスに張り付けられたア
ンテナ１や、自動車の外部に取り付けるロツドア
ンテナ２のようなものがある。しかし、ガラス張
り付けのアンテナ１の欠点は狭帯域特性であり、
車の外部に取り付けるロツドアンテナ２は洗車、
車庫入れの邪魔になる、車の意匠を損なう等の欠
点を有する。
自動車のリアウインドガラスに張り付けられたア
ンテナ１や、自動車の外部に取り付けるロツドア
ンテナ２のようなものがある。しかし、ガラス張
り付けのアンテナ１の欠点は狭帯域特性であり、
車の外部に取り付けるロツドアンテナ２は洗車、
車庫入れの邪魔になる、車の意匠を損なう等の欠
点を有する。
考案の目的
本考案は、視界を防げることが少なく、しかも
外付アンテナのように洗車、車庫入れ時の取り外
しなどの煩わしさがないものを提供することを目
的とする。
外付アンテナのように洗車、車庫入れ時の取り外
しなどの煩わしさがないものを提供することを目
的とする。
考案の構成
本考案の車載用受信機のアンテナ装置は、２周
波構造、ユニポールアンテナのアンテナ導体を運
転席前方に設置されているインナーミラーよりも
自動車前部側で少なくともその一部が運転席から
の前記インナーミラーによる死角に入るようにイ
ンナーミラーに沿つて車幅方向に延設したことを
特徴とする。
波構造、ユニポールアンテナのアンテナ導体を運
転席前方に設置されているインナーミラーよりも
自動車前部側で少なくともその一部が運転席から
の前記インナーミラーによる死角に入るようにイ
ンナーミラーに沿つて車幅方向に延設したことを
特徴とする。
実施例の説明
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第２図、第３図は自動車の車内の運転席の付
近を示す。アンテナ装置は、フロントガラスＦの
窓枠３の上辺中央部付近をアンテナ導体４の給電
点５とし、給電点５から窓枠３に垂直に降りたア
ンテナ導体４はインナーミラー６の陰となる位置
で運転席の逆方向へ直角へ曲げた２周波構造のユ
ニポールアンテナである。第３図は車の上部から
見た図で運転席からのインナーミラー６方向の運
転手Ｍの視線７と、インナーミラー６とアンテナ
導体４の配置を示している。
る。第２図、第３図は自動車の車内の運転席の付
近を示す。アンテナ装置は、フロントガラスＦの
窓枠３の上辺中央部付近をアンテナ導体４の給電
点５とし、給電点５から窓枠３に垂直に降りたア
ンテナ導体４はインナーミラー６の陰となる位置
で運転席の逆方向へ直角へ曲げた２周波構造のユ
ニポールアンテナである。第３図は車の上部から
見た図で運転席からのインナーミラー６方向の運
転手Ｍの視線７と、インナーミラー６とアンテナ
導体４の配置を示している。
このように設置したため、アンテナ導体４は運
転席から見て、インナーミラー６の死角に入つ
て、ほとんど運転者Ｍの視野に入らないものであ
る。
転席から見て、インナーミラー６の死角に入つ
て、ほとんど運転者Ｍの視野に入らないものであ
る。
第４図はアンテナ導体４と給電点５付近の詳細
を示す。１０は給電線で、アースは車体Ｇに接続
されている。１１はアンテナ導体４の途中に介装
されたＬ，Ｃの並列共振回路で、テレビ・ハイバ
ンド内で共振し、FM、テレビ、ローバンドでは
インダクタンス成分になるよう構成されている。
すなわち、FM、テレビ・ローバンドでは第５図
ａのようにアンテナ導体４は中間ローデイングし
た短縮型のユニポールアンテナとして動作し、テ
レビ・ハイバンドでは第５図ｂのようにアンテナ
導体４が並列共振回路１１の所で切れたようなア
ンテナ動作をする。テレビ・UHFバンドでは第
５図ｃのように並列共振回路１１はキヤパシタン
ス成分となりアンテナ導体４をコンデンサで結合
したようなアンテナの動作をする。以上のような
２周波構造のアンテナにすることによりFMバン
ドからテレビ・UHFバンドまで有効に動作する
アンテナが出来る。第６図に第２図のユニポール
アンテナを車に実装した状態のインピーダンス特
性を示す。この図からFMバンドおよびテレビの
全バンドで有効なインピーダンス特性を示してい
ることがわかる。
を示す。１０は給電線で、アースは車体Ｇに接続
されている。１１はアンテナ導体４の途中に介装
されたＬ，Ｃの並列共振回路で、テレビ・ハイバ
ンド内で共振し、FM、テレビ、ローバンドでは
インダクタンス成分になるよう構成されている。
すなわち、FM、テレビ・ローバンドでは第５図
ａのようにアンテナ導体４は中間ローデイングし
た短縮型のユニポールアンテナとして動作し、テ
レビ・ハイバンドでは第５図ｂのようにアンテナ
導体４が並列共振回路１１の所で切れたようなア
ンテナ動作をする。テレビ・UHFバンドでは第
５図ｃのように並列共振回路１１はキヤパシタン
ス成分となりアンテナ導体４をコンデンサで結合
したようなアンテナの動作をする。以上のような
２周波構造のアンテナにすることによりFMバン
ドからテレビ・UHFバンドまで有効に動作する
アンテナが出来る。第６図に第２図のユニポール
アンテナを車に実装した状態のインピーダンス特
性を示す。この図からFMバンドおよびテレビの
全バンドで有効なインピーダンス特性を示してい
ることがわかる。
第７図他の実施例を示す。フロントガラス窓枠
３の上辺中央部付近をアンテナ導体４，４の給電
点５とし、給電点５から窓枠３に垂直に降りたア
ンテナ導体４，４′は運転席から見てインナーミ
ラー６の陰となる位置で左右に直角に曲げられ窓
枠３に沿つて水平に設置されている。アンテナ導
体４，４′の途中にはそれぞれテレビ・ハイバン
ドで共振するLCの並列共振回路１１，１１′が入
つており、２周波構造のアンテナとして広帯域化
が図られている。並列共振回路１１，１１′の動
作は第４図のものと全く同じであるのでその説明
を省略する。第８図は第７図構成のアンテナを車
に実装した状態のインピーダンス特性を示し、こ
の図からFMバンド、テレビ全バンドで有効なイ
ンピーダンス特性を示してることがわかる。
３の上辺中央部付近をアンテナ導体４，４の給電
点５とし、給電点５から窓枠３に垂直に降りたア
ンテナ導体４，４′は運転席から見てインナーミ
ラー６の陰となる位置で左右に直角に曲げられ窓
枠３に沿つて水平に設置されている。アンテナ導
体４，４′の途中にはそれぞれテレビ・ハイバン
ドで共振するLCの並列共振回路１１，１１′が入
つており、２周波構造のアンテナとして広帯域化
が図られている。並列共振回路１１，１１′の動
作は第４図のものと全く同じであるのでその説明
を省略する。第８図は第７図構成のアンテナを車
に実装した状態のインピーダンス特性を示し、こ
の図からFMバンド、テレビ全バンドで有効なイ
ンピーダンス特性を示してることがわかる。
上記各実施例におけるアンテナ導体４，４′は
良電導体であれば型状設置方法等は特に限定され
ず、棒状、板状あるいは窓ガラスに蒸着、印刷し
た導体など、いかなるものでも同様の効果が得ら
れる。
良電導体であれば型状設置方法等は特に限定され
ず、棒状、板状あるいは窓ガラスに蒸着、印刷し
た導体など、いかなるものでも同様の効果が得ら
れる。
考案の効果
以上の説明で明らかなように、２周波構造のユ
ニポールアンテナとして広帯域アンテナのアンテ
ナ導体とすることができ、FMバンド、テレビ全
バンドにわたつて良好な受信が可能となり、しか
も、運転席からインナーミラーの陰になる位置に
アンテナ導体を設置したため、視界を妨げること
がなく、外付アンテナのような洗車、車庫入れ時
の取はずし等のわずらわしさがない。
ニポールアンテナとして広帯域アンテナのアンテ
ナ導体とすることができ、FMバンド、テレビ全
バンドにわたつて良好な受信が可能となり、しか
も、運転席からインナーミラーの陰になる位置に
アンテナ導体を設置したため、視界を妨げること
がなく、外付アンテナのような洗車、車庫入れ時
の取はずし等のわずらわしさがない。
第１図は従来のアンテナ装置を示す斜視図、第
２図〜第８図は本考案の実施例を示し、第２図は
車内から自動車前部を見た説明図、第３図は第２
図の水平断面図、第４図はアンテナ導体と給電部
の結線図、第５図と第６図は動作説明図とアンテ
ナインピーダンス特性図、第７図は第２図の他の
実施例の説明図、第８図は第７図のアンテナ装置
のインピーダンス特性図である。 Ｆ……フロントガラス、Ｍ……運転手、３……
窓枠、４……アンテナ導体、５……給電点、６…
…インナーミラー、７……視線、１１……並列共
振回路。
２図〜第８図は本考案の実施例を示し、第２図は
車内から自動車前部を見た説明図、第３図は第２
図の水平断面図、第４図はアンテナ導体と給電部
の結線図、第５図と第６図は動作説明図とアンテ
ナインピーダンス特性図、第７図は第２図の他の
実施例の説明図、第８図は第７図のアンテナ装置
のインピーダンス特性図である。 Ｆ……フロントガラス、Ｍ……運転手、３……
窓枠、４……アンテナ導体、５……給電点、６…
…インナーミラー、７……視線、１１……並列共
振回路。
Claims (1)
- ２周波構造、ユニポールアンテナのアンテナ導
体を、運転席前方に設置されているインナーミラ
ーよりも自動車前部側で少なくともその一部が運
転席からの前記インナーミラーによる死角に入る
ようにインナーミラーに沿つて車幅方向に延設し
た車載用受信機のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16468982U JPS5969507U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 車載用受信機のアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16468982U JPS5969507U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 車載用受信機のアンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5969507U JPS5969507U (ja) | 1984-05-11 |
| JPH0134412Y2 true JPH0134412Y2 (ja) | 1989-10-19 |
Family
ID=30361003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16468982U Granted JPS5969507U (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | 車載用受信機のアンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5969507U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5024928A (ja) * | 1972-11-14 | 1975-03-17 |
-
1982
- 1982-10-30 JP JP16468982U patent/JPS5969507U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5024928A (ja) * | 1972-11-14 | 1975-03-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5969507U (ja) | 1984-05-11 |
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