JPH0134281Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0134281Y2
JPH0134281Y2 JP18052485U JP18052485U JPH0134281Y2 JP H0134281 Y2 JPH0134281 Y2 JP H0134281Y2 JP 18052485 U JP18052485 U JP 18052485U JP 18052485 U JP18052485 U JP 18052485U JP H0134281 Y2 JPH0134281 Y2 JP H0134281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
terminal device
terminal
piece
generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18052485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6288372U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18052485U priority Critical patent/JPH0134281Y2/ja
Publication of JPS6288372U publication Critical patent/JPS6288372U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0134281Y2 publication Critical patent/JPH0134281Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、端子装置に関し、特に、複数本の導
体を同一の端子片に接続する構造の改良に係り、
例えば、磁石発電機の発電子においてコイルおよ
びリード線を電気的に接続する端子装置に利用し
て有効なものに関する。
〔従来技術〕
磁石発電機の発電子において、コイルおよびリ
ード線を電気的に接続する場合、第7図に示され
ているような端子装置21が使用されている。こ
の端子装置21は略凹字形状に打ち抜き形成され
ている端子片22を備えており、端子片22の両
端辺には一対の導体挿入溝23A,23Bがそれ
ぞれ切設されている。この端子片22は発電子の
コアに装着される樹脂製ボビン24に両方の挿入
溝23A,23Bを突出した状態で植え込まれ、
各挿入溝23A,23Bにコイルおよびリード線
がそれぞれ接続されるように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような端子装置においては、端子片が略凹
字形状に形成されているとともに、その両端辺に
挿入溝がそれぞれ配されているため、取付スペー
スが大きくなるという問題点があり、発電子の極
数が増加した場合、取付スペースの確保が困難に
なる。
本考案の目的は、取付スペースを小さくするこ
とができる端子装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかる端子装置は、端子片の端部に複
数の段部を階段状に形成するとともに、各段部の
先端辺に導体挿入溝をそれぞれ開設したことを特
徴とする。
〔作用〕
複数の導体挿入溝が隣り合わせに並設されてい
るため、端子装置の取付スペースはきわめて小さ
く抑制されることになる。その結果、例えば、磁
石発電機の発電子において極数の増加に対応して
端子装置の装着数を増加させることが可能になる
ため、多極化等に対策することができる。
複数の導体挿入溝が各段部にそれぞれ配設され
ているため、各溝における爪部片の頭部位置に段
差が与えられることになり、その結果、かしめ加
工を他の溝に妨げられることなく、各別に実施す
ることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である端子装置の端
子片を示す拡大正面図、第2図はその端子装置が
使用されている磁石発電機の発電子を示す平面
図、第3図および第4図はその接続方法を説明す
るための各拡大正面図である。
本実施例において、端子装置1は第1図に示さ
れているような端子片2を備えている。端子片2
の一方の短辺側端部(以下、先端部とする。)に
は第1段部3Aと第2段部3Bとが階段形状に形
成されており、両段部3A,3Bには第1導体挿
入溝(以下、第1溝という。)4Aおよび第2導
体挿入溝(以下、第2溝という。)4Bが、それ
らの先端辺に配されてそれぞれ長辺と略平行にな
るように開設されている。両溝4Aおよび4Bの
各両側隣接部分には一対の爪部片A1,A2および
B1,B2がそれぞれ実質的に形成されており、各
爪部片A1,A2およびB1,B2の頭部には面取り部
5が導体の先方からの挿入がし易くなるように、
丸みをおびた先方広がりにそれぞれ形成されてい
る。第2溝4Bにおける爪部片B1,B2の頭部の
位置は、第1溝4Aにおける爪部片A1,A2の頭
部の位置よりも距離(段差)Lだけ端子片2の基
端部側へ寄つており、第2溝4Bにおける第1溝
4A側に位置する内側爪部片B1は、第1溝4A
における第2溝4B側に位置する内側爪部片A1
の基端部に一体的に連接するようになつている。
このように構成されている端子装置1は第2図
に示されているような磁石発電機の発電子6に装
備される際、複数のものが用意されて適当箇所に
配され、第3図および第4図に示されているよう
に、発電子6における樹脂製ボビン7に前記端子
片2が第1溝4Aおよび第2溝4Bを突出させた
状態で植え込まれる。
すなわち、磁石発電機の発電子6は、複数枚の
磁性薄板を積層されてなるコア8と、コア8に放
射状に突設された複数の突出部9にそれぞれ巻装
されているコイル10とを備えており、前記端子
装置1は各コイル10の端末部11およびコイル
10から電気を取り出す一対のリード線12の電
気的接続が合理的に行われるように適当箇所にそ
れぞれ配設される。
次に、このように磁石発電機の発電子6に装備
された場合における前記構成にかかる端子装置1
への導体の接続方法の一実施例を説明する。
まず、第3図に示されているように、導体とし
てのコイル端末部11がボビン7に植設されてい
る端子片2における第1溝4Aに挿入、かつ、必
要に応じて爪部片A1またはA2に適当に絡められ
る。このコイル端末部11の第1溝4Aへの挿入
および絡め操作は溝の上方から行えばよく、しか
も、爪部片A1,A2の頭部には面取り部5が形成
されているため、その操作はきわめて簡単かつ円
滑に行われる。
続いて、コイル端末部11が挿入された第1溝
4Aにおける爪部片A1とA2とにかしめ加工が第
3図に実線矢印で示されているように実施され、
コイル端末部11が挟持されて機械的に接続され
る。
コイル端末部11が端子片2に機械的に接続さ
れた後、はんだ付け作業が実施され、コイル端末
部11が端子片2に機械的にかつ電気的に接続さ
れる。コイル端末部11の結線作業後、コイルに
ついてワニス処理が実施される。このように、は
んだ付け後、ワニス処理が実施されると、はんだ
付け部近傍までがワニスにより固着されることに
なる。
次に、第4図に示されているように、導体とし
てのリード線12が先にコイル端末部11を接続
されている端子片2における第2溝4Bに挿入、
かつ、必要に応じて爪部片B2に適当に絡められ
るとともに、爪部片B1とB2とにかしめ加工が第
4図に実線矢印で示されているように実施される
ことにより、リード線12が挟持されて機械的に
接続される。続いて、リード線12が第2溝4B
において端子片2にはんだ付けされ、リード線1
2が端子片2に機械的かつ電気的に接続される。
ところで、同一端子片に第1溝と第2溝とが互
いに真横に並んで開設されている場合、一方の溝
にかしめ加工を実施する際に、他方の溝について
もかしめ加工が実施されてしまうため、第1溝お
よび第2溝について各導体を別々の工程で順次接
続することは不可能になる。
しかし、本実施例においては、第2溝4Bにお
ける爪部片B1,B2の頭部位置は、第1溝4Aに
おける爪部片A1,A2のそれよりも段差Lの分だ
け下に位置するため、コイル端末部11の接続時
に第1溝4Aにつき先にかしめ加工が実施されて
も、第2溝4Bにかしめ加工が実施されてしまう
ことは回避することができる。その結果、第2溝
4Bについてのリード線12の接続作業は、第1
溝4Aに対するコイル端末部11の接続作業後に
実施し得ることになる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、導体挿入溝は端子片に2条配設するに
限らず、第5図および第6図に示されているよう
に3条以上配設してもよい。
本考案にかかる端子装置は磁石発電機の発電子
におけるコイルやリード線の接続に使用するに限
らず、他の電気機械において各種導体を接続する
場合に使用することができ、複数本の導体を狭い
スペースにおいて接続する必要がある場合等に使
用して、特に優れた効果を発揮する。
〔考案の効果〕
(1) 端子片の端部に複数の段部を階段状に形成す
るとともに、各段部の先端辺に導体挿入溝をそ
れぞれ開設することにより、複数の導体挿入溝
を隣り合わせに並設させることができるため、
端子装置の取付スペースをきわめて小さく抑制
することができる。
(2) 端子装置の取付スペースを小さく抑制するこ
とにより、磁石発電機の発電子等のようなスペ
ースに制限がある電気機械にも所望数、所望の
箇所に装備させることができるため、多数本の
導体の電気的接続を確保することができる。
(2) 複数の導体挿入溝を各段部にそれぞれ配設す
ることにより、各溝における爪部片の頭部位置
に段差を与えることができるため、各溝の爪部
片に対するかしめ加工が他の溝に妨げられるこ
となく、各別に順次実施することができる。
(4) 各導体挿入溝につきかしめ加工を順次実施さ
せることにより、各導体を溝にそれぞれ機械的
に結線させることができるため、はんだ付けの
みによる結線に比べて接続状態を確実化するこ
とができ、端子装置およびこれが使用されてい
る電気機械の品質並びに信頼性を高めることが
できる。
特に、はんだ付け部は高温になると、機械的
接続強度が低下するため、磁石発電機の発電子
のように高温で振動の加わる条件下で使用する
場合に優れた効果が得られる。
(5) 各溝の爪部片における頭部に面取り部を設け
ることにより、溝に対する導体の挿入を溝の上
方から実施することができるため、導体の挿入
および絡め作業の能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である端子装置の端
子片を示す拡大正面図、第2図はその端子装置が
使用されている磁石発電機の発電子を示す平面
図、第3図および第4図はその接続方法を説明す
るための各拡大正面図である。第5図および第6
図は本考案の変形例をそれぞれ示す各拡大正面図
である。第7図は従来例を示す拡大正面図であ
る。 1……端子装置、2……端子片、3A,3B…
…段部、4A,4B……導体挿入溝、5……面取
り部、6……磁石発電機の発電子、7……樹脂製
ボビン、8……コア、9……突出部、10……コ
イル、11……コイル端末部、12……リード
線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 端子片の端部に複数の段部が階段状に形成さ
    れており、各段部の先端辺に導体挿入溝がそれ
    ぞれ開設されていることを特徴とする端子装
    置。 (2) 導体挿入溝が、その先端部に先方広がりの面
    取り部を形成されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の端子装置。
JP18052485U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPH0134281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18052485U JPH0134281Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18052485U JPH0134281Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6288372U JPS6288372U (ja) 1987-06-05
JPH0134281Y2 true JPH0134281Y2 (ja) 1989-10-18

Family

ID=31124563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18052485U Expired JPH0134281Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0134281Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6288372U (ja) 1987-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0438412B1 (en) Motor field winding with intermediate tap
US4038573A (en) Coil terminating means
CA1232040A (en) Electrical coil assembly and terminal therefor
US4039875A (en) Method and apparatus for interconnecting stator coils
JP4746353B2 (ja) 電磁コイルのリード線保持構造
US20030214190A1 (en) Connection device for hairpin wound electric machines
US5610467A (en) Brush holder assembly
EP2154768A2 (en) A stator and method of making the same
US6903478B2 (en) Winding for electric rotating machine and manufacturing method for the same
JPH11103551A (ja) アウタロータ型多極発電機におけるコイル接続構造
US20040055148A1 (en) Coil-winding machine stator installation jig and stator winding method
JP4344695B2 (ja) アウタロータ型多極発電機用ステータ及びその組立方法
KR100988251B1 (ko) 분할 고정자 전기기계에 있어서의 개선된 연결방법
CN100382412C (zh) 线圈导线与引线之间的一种连接结构
JP7362794B2 (ja) モータのステータ、及びモータ
JP2002272050A (ja) レゾルバステータ構造
US5029379A (en) Method of making a motor field winding with intermediate tap
JP2007060900A (ja) リード線結線構造及びその形成方法
JPH0134281Y2 (ja)
US4734974A (en) Method of assembling an electrical coil and terminal therefor
JP3478744B2 (ja) 電動機の固定子
JP3916990B2 (ja) リード線結線構造
US7352097B2 (en) Motor or generator and method of producing the same
JPH0578258B2 (ja)
US20210057970A1 (en) Active part for an electrical machine comprising a coil with prefabricated push-on elements and connecting elements, electrical machine, and method of production