JPH0133900Y2 - - Google Patents

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JPH0133900Y2
JPH0133900Y2 JP11800084U JP11800084U JPH0133900Y2 JP H0133900 Y2 JPH0133900 Y2 JP H0133900Y2 JP 11800084 U JP11800084 U JP 11800084U JP 11800084 U JP11800084 U JP 11800084U JP H0133900 Y2 JPH0133900 Y2 JP H0133900Y2
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JP
Japan
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tube
wall
flexible tube
insertion hole
joint
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JP11800084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば浴室ユニツトにおける、給
水、給湯に使用されて好適な配管装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、中高層住宅を中心に浴室をユニツト化し
たものが使用されており、施工現場においてこの
浴室ユニツトを設置空間に嵌め込み浴室を作りあ
げている(例えば、特公昭55−8163号公報参照)。
このような浴室ユニツトでは、給水、給湯の為の
配管は壁体の裏側に設けられる為、一旦浴室ユニ
ツトを設置した後は配管のジヨイント部から水漏
れを生じても容易に補修することができない。し
かし配管の接続部は漏水の危険性が高くジヨイン
ト部が存在する限り漏水を生ずるおそれがあると
考えなければならない。
そこで最近においては、配管の屈曲箇所でジヨ
イント部を必要とする剛性金属管に頼らず、架橋
ポリエチレン管、銅管のような可撓管を中間部で
ジヨイント部を有しない長尺体の形で使用し、こ
の可撓管を保護管である鞘管に通して配管し、こ
の可撓管を通して給水、給湯することが行われて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような可撓管を使用した配管にお
いても浴室ユニツトの壁体から浴室内への配管部
分においてジヨイント部を形成する必要があり、
壁体の裏側に位置するジヨイント部から水漏れを
生ずるおそれがあつた。そしてこのような水漏れ
は必然的に住居の漏水、不潔化、設備の腐食を来
すおそれがあつた。
本考案は上記の配管装置において、壁体裏側に
位置するジヨイント部から水漏れをきたした場合
においても、壁体裏面側に漏水を生じることがな
く壁体の表面側、すなわち浴室ユニツトの室内側
に漏水を逃がすようにしたことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、壁体1の配管挿通孔4の室内側から
ジヨイント部保護函7が設けられ、配管挿通孔4
を閉塞して弾性シート12が設けられ、弾性シー
ト12の挿通孔に長尺体からなる可撓管6が挿通
され、保護函7には外側前方に螺筒8、内側後方
に接続管11が形成されており、保護函7内で可
撓管6の端部が接続管11に接続されて螺筒8に
螺着される蛇口17への導管9と可撓管6が連通
されており、保護函7の底面に排水孔16が形成
されてなる配管装置に関するものである。
1は浴室ユニツトを構成する壁体であり、壁体
1は室内側の壁面にタイル2が貼られ、裏面に補
強板3が設けられており、壁体1には配管挿通孔
4が形成されている。5は鞘管、6は可撓管であ
り、鞘管5内に可撓管6が挿通されている。鞘管
5は蛇腹状の壁面を有する屈曲可能なもので、例
えば合成樹脂、金属から形成される。可撓管6
は、架橋ポリエチレン管、銅管のように可撓性に
すぐれ、容易に屈曲できる管体である。可撓管6
は中間部にジヨイント部を有しない長尺体からな
り、配管の屈曲部分も可撓性を利用してジヨイン
ト部を持たないものとなしうる。
7はジヨイント部保護函であり、配管挿通孔4
の室内側から壁体1に取り付けられる。この保護
函7内に可撓管6の端部のジヨイント部が形成さ
れる。
ジヨイント部の構成は次のようにされる。即ち
この保護函7の前面には、前方に蛇口17への導
管9の螺筒8が形成され、これに導管9が螺込ま
れる。また後方には螺筒8の裏側に当たる位置に
螺筒8と連通して可撓管6の端部に形成される接
続具10が螺着される接続管11が設けられ、接
続管11に接続具10が螺着されて可撓管6が導
管9と連通されている。
可撓管6の先端の接続具10は接続管11に螺
着されて、保護函7内に収容されるジヨイント部
が形成される。12は弾性シート12であり、可
撓管6に挿通され且つ配管挿通孔4を閉塞して設
けられる。この為、保護函7の後端部に段部13
が形成されて弾性シート12の周縁が押着けられ
る。保護函7の後端部の周縁は固定具14により
壁体1に固定される。15は保護函7内の可撓管
6に挿通される環状リングである。16は保護函
7の底面に形成される排水孔である。18は保護
カバーである。
〔作用〕
壁体1は浴室ユニツトを構成する。鞘管5内の
可撓管6は浴室ユニツト1への給水、給湯用の配
管に用いられる。鞘管5は可撓管6を保護する役
割を有し、これにより例えばコンクリート内に直
接可撓管6が埋設されたりすることがなく、鞘管
5を通して可撓管6を安全に配設することができ
る。保護函7は、この内部に可撓管6の端部のジ
ヨイント部が形成され、ジヨイント部を保護する
働きを有する。弾性シート12はジヨイント部か
ら水漏れを生じた場合に壁体1の裏側に漏水が逃
げないように可撓管6に挿通され且つ配管挿通孔
4を閉塞するものである。
環状リング15は、弾性シート12に密着さ
れ、弾性シート12の可撓管6の挿通孔から水漏
れを生じるのを防いでいる。排水孔16は、ジヨ
イント部から水漏れを生じた場合に、浴室ユニツ
トの室内側に排出させる働きを持つ。
〔考案の効果〕
この考案によれば、保護函7内のジヨイント部
から水漏れを生じた場合、保護函7の底面に形成
される排水孔16から室内側に排出させることが
でき、壁体1の裏側で一旦設置されると補修の困
難な箇所において、漏水を生じることがなく、ま
た保護函7のジヨイント部から仮に漏水を生じて
も壁体1の裏面側に逃げることがなく、漏水の影
響による配管類の腐食、不潔化を来すことがない
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案配管装置の一例を示す要部拡大
縦断面図である。 1……壁体、4……配管挿通孔、5……鞘管、
6……可撓管、7……保護函、8……螺筒、9…
…導管、10……接続具、11……接続管、12
……弾性シート、15……環状リング、16……
排水孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁体1の配管挿通孔4の室内側からジヨイント
    部保護函7が設けられ、配管挿通孔4を閉塞して
    弾性シート12が設けられ、弾性シート12の挿
    通孔に長尺体からなる可撓管6が挿通され、保護
    函7には外側前方に螺筒8、内側後方に接続管1
    1が形成されており、保護函7内で可撓管6の端
    部が接続管11に接続されて螺筒8に螺着される
    蛇口17への導管9と可撓管6が連通されてお
    り、保護函7の底面に排水孔16が形成されてな
    る配管装置。
JP11800084U 1984-07-31 1984-07-31 配管装置 Granted JPS6132881U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11800084U JPS6132881U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 配管装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11800084U JPS6132881U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 配管装置

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Publication Number Publication Date
JPS6132881U JPS6132881U (ja) 1986-02-27
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JP11800084U Granted JPS6132881U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 配管装置

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JPS6132881U (ja) 1986-02-27

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