JPH0132258Y2 - - Google Patents

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JPH0132258Y2
JPH0132258Y2 JP1982057226U JP5722682U JPH0132258Y2 JP H0132258 Y2 JPH0132258 Y2 JP H0132258Y2 JP 1982057226 U JP1982057226 U JP 1982057226U JP 5722682 U JP5722682 U JP 5722682U JP H0132258 Y2 JPH0132258 Y2 JP H0132258Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
spring
back cover
switch spring
conductive
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982057226U
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English (en)
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JPS58159121U (ja
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Publication date
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Priority to JP5722682U priority Critical patent/JPS58159121U/ja
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Publication of JPH0132258Y2 publication Critical patent/JPH0132258Y2/ja
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外装に配置された復数の操作ボタンか
らスイツチばねと回路基板上のパターンを経由し
てICへと流入する静電気を防止する電子時計に
関する。
従来の電子腕時計を第1図に示す。1はIC等
を実装した回路基板、2は電池、3はスイツチば
ね、4は外装に配置した操作ボタン、5は外装ケ
ース、6は防水パツキンである。前記スイツチば
ね3上に一体に形成した導通ばね3a,3bによ
つてプラス電源を前記回路基板1に形成したIC
への導通パターン1aに供給している。また同じ
く前記スイツチばね3上に一体に形成した導通ば
ね3cは前記操作ボタン4を押すことにより、あ
る一定の荷重を持つて前記回路基板1に形成した
スイツチング用パターン1bに接触し、これによ
つてスイツチング機能を果たしている。この構造
の場合、前記操作ボタン4と外胴5との電気導通
は前記防水パツキン6によつて非常に不安定にな
つている。(導通状態になつたりならなかつたり
している。)従つて、非導通状態の場合には静電
気が前記操作ボタン4を通じて時計内部に浸入
し、前記スイツチばね3c,3b、前記ICへの
導通パターン1aを通じてICへと流入してICの
誤動作、IC破壊等をひき起こす。もちろん前記
操作ボタン4と外胴5とが電気導通状態となつて
いる場合は外胴5、裏ブタ7と通じて人体へと静
電気は逃げていくので問題はない。しかし多くの
場合は、非導通状態となつており前記の問題をひ
き起こす場合が多い。この問題に対して次の解決
策が考えられる。第2図は前記スイツチばねの平
面図であり3a,3b,3cはすでに説明した通
りである。3dは裏ブタ7へアースするための導
通ばねであり、前述の説明の如くスイツチばね3
まで流入した静電気を3dを通じて裏ブタへ逃が
してしまおうとするものである。しかしながらこ
の方法では確かに第2図の向かつて左側の操作ボ
タンから流入した静電気に対しては効果がある
が、右側の操作ボタンから流入した静電気は時間
的に早く3bを通じてICへ入り込んでしまう。
このため第2図の方法では複数の操作ボタンから
侵入した静電気を完全に防ぐまでには行かない。
そこで、前記裏ブタへの導通ばね3dを多数配
置するとか3bの極めて近くに3dを配置する等
の対処が考えられるが、これらは設計スペース上
確保できずに前記の問題を回避できない場合が多
かつた。
本考案はかかる欠点を除去したもので、その目
的は外装に配置された複数の操作ボタンから、ス
イツチばねと回路基板上のパターンを経由して
ICへと流入する静電気をICへ流入する前に外装
部品を通じて人体へ逃がす方法を提供するもので
ある。
以下実施例に基づいて本考案を詳しく説明す
る。第3図は本考案の一実施例を示す回路基板の
平面図である。1aは第1図と同様スイツチばね
との接触パターンである。1cはICであり、こ
の1cと1aの途中に1d部を有している。第4
図は本考案の一実施例を示す電子腕時計の断面図
である。記号はすべて第1図と同じである。ここ
で3bの導通ばねはスイツチばね3から裏ブタ側
に伸長する部分3eと、裏ブタに接触する曲げ部
3fと、曲げ部から伸長して回路基板1の裏ブタ
側の面に形成された導通パターン1aに接触する
先端部3gとを備えている。つまり、導通ばね3
bは導通パターン1aと裏ブタ7と同時に接触し
ている。この方法によれば、操作ボタンからスイ
ツチばねへと侵入した静電気が回路基板1上のパ
ターンに流入する前に裏ブタ7へ逃がすことが可
能になるためICは静電気から保護される。
この導通ばね3は従来例に比べ形状が変更され
ただけであり、新たな部品を加え部品数を増やす
ものではなく大きなコストアツプとはならない。
さらに導通ばね3は一般的知られるように弾性
を有しているものであるため、回路基板1及びス
イツチばね3が外胴1及び裏ブタ7内に組み込ま
れたとき、曲げ部3fと先端部3gは各々回路基
板及び裏ブタに弾性を持つて押圧することにな
る。従つて、導通ばね3bと裏ブタ及び導通パタ
ーンとの接触がより良好なものとなり、外部衝撃
等による接触部分の導通不良を防ぐこともでき
る。すなわち、本願考案によれば静電気からIC
を保護する手段をわずかなコストアツプにより行
い、新たな効果を生ぜしめる結果となる。ここで
付け加えておくことがあるが以上の方法を採用し
た場合はどんなに高いレベルの静電気が流入した
場合にも完全にICを保護できるというわけでは
ない。耐静電気性能がかなり低いICであつても
日常生活に支障のない範囲までレベルを上げるこ
とができる方法を提供するものである。
以上のように本考案は外装に配置された複数の
操作ボタンからスイツチばねと回路基板上のパタ
ーンを経由してICへと流入しようとする静電気
をICへ流入する前に外装部品を通じて人体へ逃
がす方法を設計スペース、コスト等にそれほど支
障を与えずに可能とするすぐれた効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子腕時計の断面図。第2図は
従来のスイツチばねの平面図。第3図は本考案に
よる回路基板のパターン図。第4図は本考案によ
る電子腕時計の断面図。 1は回路基板、2は電池、3はスイツチばね、
4は操作ボタン、5は外胴、6は防水パツキン、
7は裏ブタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外胴5と、裏ブタ7と、前記外胴に配置された
    複数の操作ボタン4と、ICが実装され該ICへ電
    気導通する導通パターン1aが形成された回路基
    板1と、該回路基板と前記裏ブタの間に配置され
    た電池2と、該電池に接触する第1の導通ばね3
    aと前記各操作スイツチに各々接触する第2の導
    通ばね3cを一体に備えるスイツチばね3とを具
    備する電子時計に於いて、前記スイツチばねは前
    記電池の電源を前記導通パターン1aに供給する
    第3の導通ばね3bを一体に備え、該第3の導通
    ばねは前記スイツチばねから前記裏ブタ側に伸長
    する部分3eと、前記裏ブタに接触する曲げ部3
    fと、該曲げ部から伸長して前記回路基板の前記
    裏ブタ側の面に形成された前記導通パターンに接
    触する先端部3gとを備え、且つ前記回路基板及
    び前記スイツチばねが前記外胴及び前記裏ブタ内
    に組み込まれたとき、前記曲げ部と前記先端部は
    各々前記回路基板及び前記裏ブタに弾性をもつて
    押圧してなることを特徴とする電子時計。
JP5722682U 1982-04-20 1982-04-20 電子時計 Granted JPS58159121U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722682U JPS58159121U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 電子時計

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JP5722682U JPS58159121U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159121U JPS58159121U (ja) 1983-10-24
JPH0132258Y2 true JPH0132258Y2 (ja) 1989-10-03

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ID=30067699

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JP5722682U Granted JPS58159121U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 電子時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55100624U (ja) * 1978-12-30 1980-07-12

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Publication number Publication date
JPS58159121U (ja) 1983-10-24

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