JPH01321795A - テレビジョン画質改善方法及び装置 - Google Patents

テレビジョン画質改善方法及び装置

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JPH01321795A
JPH01321795A JP63155703A JP15570388A JPH01321795A JP H01321795 A JPH01321795 A JP H01321795A JP 63155703 A JP63155703 A JP 63155703A JP 15570388 A JP15570388 A JP 15570388A JP H01321795 A JPH01321795 A JP H01321795A
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JP
Japan
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signal
converter
circuit
pass
correction
Prior art date
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Application number
JP63155703A
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English (en)
Inventor
Hideaki Miura
英明 三浦
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーテレビジョン受像機、特に大画面のス
クリーンに投写管より3原色画像光を投写して画像を得
る、いわゆる投写型受像機に適応可能なテレビジョン画
質改善装置に関する。
従来の技術 大型の画像面を持つCRTは製作上、現在40インチ程
度が限界である。それ以上では投写管による方式が現在
のところ実際的である。
高品質の大型画面の場合゛には単に画面を大きくするだ
けでは高品質は得られないので、走査本数を多くすると
ともに、画質についての要求が厳しくなる。
特に投写型では、投写管のビームの電流密度を直視型の
5〜10倍程度にするため、ビームが太くなり、高輝度
の投写管・レンズ等に起因するフレアが画質低下の原因
となっていた。
これらのフレア補正装置として、アナログフィルタを使
用して水平方向・垂直方向の低域通過型フィルタを構成
したものがあるが、アナログフィルタで構成したものは
、水平方向のフレア補正は容易に行えるが、垂直方向成
分に応用しようとすると非常に正確な1ライン遅延線が
多数必要になり実現が困難である。
そこでディジタル信号処理によって構成されたフレア補
正装置が考案されたが、これは水平方向のディジタル信
号処理による低域通過型フィルタを通過した後、垂直方
向のディジタル信号処理による垂直方向の低域通過型フ
ィルタに映像信号を通すことによって、フレア補正を行
っていた。
発明が解決しようとする課題 以上述べたような大画面のテレジョン受像機において、
必要とされるフレア補正手段を全面的に採用したものは
、技術・規模などの問題点から市場に出るに至っていな
い。
ここで全面的というのは、フレア補正を水平方向のみな
らず、垂直方向に関してもフレア補正を行うことを意味
する。
アナログ方式に於いては、先に述べたフィルタの特性の
均一性、遅延線の温度による変動等の問題点があり、回
路全体が大規模になるため全装置のタイミング調整が難
しい。
一方、デジタル回路で構成すれば、原則的に前記問題に
充分対応でき、かつ設計上の柔軟性に富んでいる。しか
し規模が大きくなる困難がある。
そこで問題は、いかにディジタル補正装置を具体化する
かにある。
ところで、従来のフレア補正に使用されていたディジタ
ルフィルタには、巡回型フィルタか非巡回型フィルタが
使用されている。しかし、この非巡回型フィルタは、巡
回型フィルタに対し多くのタップ数を必要とする。他方
、巡回型フィルタに於いては、位相歪みを除去するため
に時間軸反転を行わねばならず、水平方向のフレア補正
を行った後、垂直方向のフレア補正を行っていたため、
水平方向のための1ライン時間軸反転用メモリと、垂直
方向のための1フイ一ルド時間軸反転用メモリが必要と
なり、回路の規模も大きくなり、コストも高くなってい
た。
本発明の目的は、巡回型フィルタである低域通過型II
Rフィルタを使用し、ディジタル信号で処理する回路を
構成しつつ、メモリの削減を規模縮小を踏まえて、実現
することにある。
課頭を解決するための手段 本発明の画質改善装置は、テレビジョン信号から輝度信
号と色信号を分離した後、この輝度及び又は色信号をA
/D変換することによってディジタル輝度及び又は色信
号を生成するA/D変換器と、このディジタル輝度及び
又は色信号を所定の時間、遅延補償する遅延補償回路と
、この遅延補償回路の出力信号をD/A変換することに
よってアナログ輝度及び又は色信号を出力する第1のD
/A変換器と、上記A/D変換器からディジタル輝度及
び又は色信号が与えられ、この信号の垂直方向・水平方
向の補正を直列に行う第1の低域通過型IIRフィルタ
と、この出力信号を時間軸反転する第1の時間軸反転回
路と、上記第1の低域通過型IIRフィルタと同じ係数
をもち、上記第1の時間軸反転回路から与えられた信号
の垂直方向・水平方向の補正を直列に行う第2の低域通
過型IIRフィルタと、この出力信号を時間軸反転する
第2の時間軸反転回路と、この第2の時間軸反転回路の
出力信号をアナログ信号に変換することによってアナロ
グのフレア補正信号を出力する第2のD/A変換器と、
上記第1のD/A変換器から出力されたアナログ輝度及
び又は色信号から、上記第2のD/A変換器から出力さ
れたフレア補正信号を減算する減算回路と、この減算回
路の出力信号と、上記第1のD/A変換器から出力され
たアナログ輝度及び又は色信号とを加算する加算器とを
少なくとも備えた構成としている。
作用 本発明は、補正信号作成回路をディジタル輝度及び又は
色信号経路に対して並列に設け、適正な補正を行えるよ
うにしている。補正はすべてディジタル処理で行われる
から、輝度信号はA/D変換後に、フレア補正信号作成
回路部分に入力される。
このフレア補正信号作成回路は、低域通過型工IRフィ
ルタ群により垂直方向・水平方向の補正をおこなった後
、原ディジタル輝度信号を遅延したディジタル輝度及び
又は色信号より減算する回路であって、上記低域通過型
IIRフィルタは、垂直方向・水平方向の補正を直列に
行い、その後にテレビジョン信号の1フイ一ルド分を時
間軸反転し、前段と同じ係数を持つ低域通過型IIRフ
ィルタを通過させることによって、低域通過型工IRフ
ィルタにおける位相歪みを解消している。
また、このフレア補正信号作成回路は、低域通過型II
Rフィルタにより垂直方向・水平方向の補正を行った後
、原ディジタル輝度及び又は色信号から差し引くことに
よって、高域通過型の特性の補正信号を得ている。
低域通過型IIRフィルタは、水平方向・垂直方向の補
正を直列に行った後、1フイ一ルド時間軸反転を行い全
段と同じ係数を持つフィルタを通すことによって位相歪
みを解消しているが、水平方向・垂直方向の時間軸反転
を1度で行っているため従来のものよりメモリを削減で
きる。
実施例 以下、本発明を一実施例図面を参照して説明する。第1
図は本発明一実施例の基本的構成を示すものである。こ
の実施例では、入力される輝度信号と色信号のうち、輝
度信号にフレア補正を行うように構成している。
入力された輝度信号は、A/D変換器1aによりディジ
タル輝度信号となり、水平方向用の第1IIRフイルタ
6、垂直方向用の第1IIRフイルタ7を直列に通過し
た後、第1時間軸反転回路8によってフィールド単位で
時間軸反転され、前記第1水平方向フイルタ6と同じ係
数を持つ水平方向第2IIRフイルタ9を通過し、前記
垂直方肉用の第1IIRフイルタ7と同じ係数を持つ垂
直方向用第2IIRフイルタ10を通過させることで、
位相歪みを解消している。
水平・垂直フィルタを通過した信号は、第2時間軸反転
回路11で再度時間軸反転され第2D/Aコンバータ1
2によってアナログのフレア補正信号に変換される。こ
のフレア補正信号は、アナログによる減算回路4で、遅
延補償された原ディジタル輝度信号を第1D/Aコンバ
ータ3aによってアナログ化された輝度信号より減算す
る。その結果、以上述べた低域通過型フィルタを通過し
た輝度信号の低域成分を引くことにより高域成分を抜き
だす。
さらにこれを加算器5でアナログ化された原輝度信号に
付加するこ斜により、輝度信号の高域成分を強調したフ
レア補正信号が出力される。
それに伴い色信号もA/Dコンバータ1bでディジタル
信号に変換し、遅延補償回路2bで遅延補償した後、D
/Aコンバータ3aでアナログ信号に再変換され出力さ
れる。
次に、第1、第2低域通過型IIRフィルタ6・7.9
・10について説明する。
第2図は、IIRフィルタの一般的溝成であるが、13
は単位時間遅延メモリであるものの、水平方向用第1、
第2IIRフイルタ6.9の場合はデータ1クロツク分
の遅延メモリとなり、第1、第2垂直方向用IIRフイ
ルタ7.10の場合には1ラインメモリとなる。そして
、係数器14でフィルタの特性を調節する。
このように、フィルタを低域通過型フィルタとして構成
し、その出力原信号から差し引くことによって、広域通
過型のフィルタを構成している理由を以下に説明する。
フレア補正の周波数特性としては、高域通過特性の強調
と低域通過特性の低下であり、フィルタとしては広域通
過型の特性となる。
しかし、高域通過型のフィルタを垂直補正・水平補正用
に直列に用いると、画面上の四辺形ウィンドウパターン
の場合、垂直方向と水平方向との補正が関連して、改善
すべき極性は逆極性の補正信号がウィンドウ内角と対角
になる斜め外側に現れる。
本発明では、厳密にこの点まで考慮してフィルタ類は、
全て低域通過型とし、フィルタ出力を原信号から差し引
き、実効的に高域通過型にすることで、4隅における補
正の連続性を得ている。
尚、実施例で示した回路は、輝度信号にのみ補正を行っ
たものであるが、本発明では色信号に対しても同様の処
理を行うことにより、さらにフレア補正効果を上げるこ
とも可能である。また、低域通過型IIRフィルタのタ
ップ数などは適宜、遮断周波数などにより変更され得る
発明の詳細 な説明したように、大画面のテレビジョン受像機の画質
をフレア補正を行うことで、格段に高品質にすることが
出来る。また、本発明の効果として次のようなことがあ
げられる。
(1)フレア補正用フィルタにIIRフィルタを水平・
垂直方向に一度に行うため、従来のものよりメモリが節
約出来るほか、FIR(非巡回型)フィルタのような多
数のタップ数を必要としないので回路が小規模になる。
(2)フィルタ特性自体は低域通過型で、リファレンス
信号との差をとることで、実効的に高域通過型としてい
ることから、四辺形のウィンドウパターンの四隅でも良
好な補正が得られる。
(3)デジタルフィルタにより補正を行うことで、量産
時の特性のバラツキをなくし、アナログ信号で補正信号
をリファレンス信号に付加することから、量産時の調整
を容易にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の基本構成ブロックを示す回
路図、第2図は低域通過型IIRフィルタを示す構成図
である。 1a、1b・・・A/D変換器、 2a、2b・・・遅延補償用メモリ、 3a、3b、12・・・D/A変換器。 4・・・アナログ減算器、 5・・・アナログ加算器、 6.9・・・水平方向IIRフィルタ、7.10・・・
垂直方向IIRフィルタ、8,11・・・時間軸反転回
路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低域通過型の垂直補正・水平補正用の各ディジタ
    ルフィルタを直列に接続することによって、4隅におけ
    る補正の連続性を維持し、 前記直列接続された先頭のディジタルフィルタの入力端
    に、Y/C分離されかつディジタル化された輝度及び又
    は色信号を原信号として入力し、前記各ディジタルフィ
    ルタを通過した信号及び前記原信号をアナログ化した後
    、前記各ディジタルフィルタを通過した信号を前記原信
    号から差し引くことにより、実質的に高域通過型の特性
    を有する回路網を形成し、 この回路網の出力信号と前記アナログ化された原信号と
    を加算することによって、高域成分を強調したフレア補
    正用信号を得ることを特徴とするテレビジョン画質改善
    方法。
  2. (2)低域通過型の垂直補正・水平補正用の各フィルタ
    を直列に接続し、 この直列接続された先頭のフィルタの入力端に、Y/C
    分離された輝度及び又は色信号を原信号として入力し、 前記各フィルタを通過した信号を前記原信号から差し引
    くことにより、実質的に高域通過型の特性を有する回路
    網を形成し、 この回路網の出力信号と前記原信号とを加算することに
    よって、フレア補正用信号を得ることを特徴とするテレ
    ビジョン画質改善装置。
  3. (3)テレビジョン信号から輝度信号と色信号を分離し
    た後、前記輝度信号をA/D変換することによってディ
    ジタル輝度信号を生成するA/D変換器と、 前記ディジタル輝度信号を所定の時間、遅延補償する遅
    延補償回路と、 この遅延補償回路の出力信号をD/A変換することによ
    ってアナログ輝度信号を出力する第1のD/A変換器と
    、 前記A/D変換器から前記ディジタル輝度信号が与えら
    れ、この信号の垂直方向・水平方向の補正を直列に行う
    第1の低域通過型ディジタル・フィルタと、 この出力信号を時間軸反転する第1の時間軸反転回路と
    、 前記第1の低域通過型ディジタル・フィルタと同じ係数
    をもち、前記第1の時間軸反転回路から与えられた信号
    の垂直方向・水平方向の補正を直列に行う第2の低域通
    過型ディジタル・フィルタと、 この出力信号を時間軸反転する第2の時間軸反転回路と
    、 この第2の時間軸反転回路の出力信号をアナログ信号に
    変換することによってアナログのフレア補正信号を出力
    する第2のD/A変換器と、前記第1のD/A変換器か
    ら出力された前記アナログ輝度信号から、前記第2のD
    /A変換器から出力された前記フレア補正信号を減算す
    る減算回路と、 この減算回路の出力信号と、前記第1のD/A変換器か
    ら出力された前記アナログ輝度信号とを加算する加算器
    とを少なくとも備えたことを特徴とするテレビジョン画
    質改善装置。
  4. (4)前記第1、第2の低域通過型ディジタル・フィル
    タを低域通過型IIRフィルタで構成したことを特徴と
    する請求項(3)記載のテレビジョン画質改善装置。
JP63155703A 1988-06-23 1988-06-23 テレビジョン画質改善方法及び装置 Pending JPH01321795A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59221079A (ja) * 1983-05-31 1984-12-12 Sony Corp デジタル信号処理回路
JPS6188663A (ja) * 1984-10-05 1986-05-06 Nec Home Electronics Ltd カラ−テレビジヨン画質改善装置
JPS61184058A (ja) * 1985-02-08 1986-08-16 Nec Home Electronics Ltd 画質改善機能を備えたテレビジヨン受像機

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