JPH0132024B2 - - Google Patents

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JPH0132024B2
JPH0132024B2 JP20851381A JP20851381A JPH0132024B2 JP H0132024 B2 JPH0132024 B2 JP H0132024B2 JP 20851381 A JP20851381 A JP 20851381A JP 20851381 A JP20851381 A JP 20851381A JP H0132024 B2 JPH0132024 B2 JP H0132024B2
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JP
Japan
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signal
chatter
acceleration
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larger
Prior art date
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Expired
Application number
JP20851381A
Other languages
English (en)
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JPS58108420A (ja
Inventor
Jun Kodama
Fumihiko Oogoshi
Yasuhiro Kobayashi
Yoji Kamya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP20851381A priority Critical patent/JPS58108420A/ja
Publication of JPS58108420A publication Critical patent/JPS58108420A/ja
Publication of JPH0132024B2 publication Critical patent/JPH0132024B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工作機械におけるびびり監視装置、特
にマシニングセンタの如き各種工具によつて工作
物を切削加工する工作機械に好適なびびり監視装
置に関するものである。
本発明の目的とするところは、各種工具による
切削状態におけるびびりの有無を、簡単な構成で
しかも正確に判別できるようにすることである。
一般に、工作機械の切削加工を伴う振動を検出
し、この検出信号をバンドパスフイルタに入力し
て所定周波数領域の信号だけを取り出し、この所
定周波数領域の検出信号の値を基準値と比較して
びびりの有無を検出し、工作機械を制御すること
は公知である。
しかしながら、予め定められたプログラムに従
つて各種工具を主軸に順次装着して工作物を切削
加工するマシニングセンタの如き工作機械におい
ては、各工具毎に自励びびり振動周波数ならびに
びびり振動の大きさが異なるため、上記した公知
のもののように検出信号を一定の基準値と比較す
るだけでは、各工具についてびびり状態を正確に
把握することができなく、また各工具毎に基準値
を定める方式では装置がきわめて複雑かつ高価に
なる問題がある。
このような問題を解決するために本発明者等の
種々の実験の結果、各種工具による切削加工にお
いてびびりが発生する加速度値は自励びびり振動
周波数と相関関係を有し、びびりの有無が工具の
種類に拘らず振動周波数と加速度との関係より判
別できる方策が見い出された。すなわち第2図
は、各種工具を用いて工作物を切削加工した場合
のびびりの発生状態を、自励びびり振動周波数f
と加速度gとの関係で示したものであり、図中○
印がびびり有、×印がびびり無の状態を示してい
る。第2図から明らかなことは、あるびびり振動
周波数を境にしてそれより低い周波数領域と高い
周波数領域とでびびりが発生する加速度値が異な
り、しかもそれぞれの周波数領域内においてはび
びりが発生する加速度値がほぼ一定であることが
判明した。
よつて本発明は、各種工具によつて切削加工を
行う工作機械において、加速度変換器の加速度信
号を少なくとも2つのバンドパスフイルタによつ
て分離し、これらバンドパスフイルタの各出力を
それぞれ異なる設定値と比較してびびりの有無を
工具の種類に拘らず正確に判別できるようにした
びびり監視装置を提供せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、10は例えば自動工具交換装置
を備えた数値制御工作機械の主軸頭を示し、この
主軸頭10に軸承された主軸11には予め定めら
れた加工プログラムに従つて各種工具12が順次
挿着されるようになつている。主軸頭10には加
速度変換器13が取付けられ、この加速度変換器
13は切削加工中に発生する機械振動の加速度を
検出してその検出信号を増幅器14に入力する。
増幅器14には第1および第2のバンドパスフイ
ルタ15,16が接続され、第1のバンドパスフ
イルタ15により前記加速度信号の所定周波数領
域の信号だけが取り出され、また第2のバンドパ
スフイルタ16により前記周波数領域より高い所
定周波数領域の信号だけが取り出されるようにな
つている。
第1のバンドパスフイルタ15には第1の比較
器17が接続され、この比較器17によりバンド
パスフイルタ15より取り出された加速度信号と
第1の設定器18にて設定された設定値Aとが比
較され、加速度信号が設定値Aより小さい場合に
はOK信号を、大きい場合にはNG信号を出力す
るようになつている。同様に第2のバンドパスフ
イルタ16には第2の比較器19が接続され、こ
の比較器19によりバンドパスフイルタ16より
取り出された加速度信号と第2の設定器20にて
設定された設定値Bとが比較され、加速度信号が
設定値Bより小さい場合にはOK信号を、大きい
場合にはNG信号を出力するようになつている。
しかして前記第1および第2の比較器17,19
の双方よりOK信号が出力された場合にはアンド
回路21を通して正常信号が送出され、また第1
および第2の比較器17,19の何れか一方ある
いは双方よりNG信号が出力された場合にはオア
回路22を通して異常信号が送出されるようにな
つている。かかる第1および第2の比較器17,
19、第1および第2の設定器18,20、アン
ド回路21ならびにオア回路22により、びびり
の有無を判別する判別装置25を構成している。
ここで第2図に示す実験結果に基いて、第1の
バンドパスフイルタ15として300Hz〜700Hzの周
波数領域を通過させるものが、また第2のバンド
パスフイルタ16として700Hz〜3000Hzの周波数
領域を通過させるものが設けられ、さらに第1の
設定器18には設定値Aとして0.1gの加速度値
が、第2の設定器20には設定値Bとして0.04g
の加速度値が設定される。しかしながら、それら
の数値は工作機械、特にその主軸系の剛性等によ
つて種々異なるものとなることは明らかであり、
単に一例を示すものにすぎない。
次に上記構成における作用について説明する。
主軸頭10の主軸11に工具12が装着される
と、予め定められた切削条件で工作物が加工さ
れ、その切削加工によつて発生する自励びびり振
動が主軸頭10が取付けられた加速度変換器13
によつて検出される。加速度変換器13で検出さ
れた加速度信号は増幅器14により増幅された
後、周波数領域の異なる2つのバンドパスフイル
タ15,16によつて2つの周波数成分に分離さ
れる。一方の周波数領域(300Hz〜700Hz)におけ
る加速度信号は、第1の比較器17により設定値
Aより大きいか小さいかが比較され、大きい場合
にはびびりが生じているものとみなしてNG信号
を出力し、小さい場合にはOK信号を出力する。
また他方の周波数領域(700Hz〜3000Hz)におけ
る加速度信号は、第2の比較器19により設定値
Bより大きいか小さいかが比較され、大きい場合
にはびびりが生じているものとみなしてNG信号
を出力し、小さい場合にはOK信号を出力する。
しかして両比較器17,19よりOK信号が出力
された場合にはアンド回路21より正常信号が送
出され、また両比較器17,19の一方にでも
NG信号が出力された場合にはオア回路22より
異常信号が送出され、この異常信号に基いて切削
加工を停止したり、警報信号を出したり、あるい
はまた切削条件を変更したりしてびびりの発生を
防止する。
このように本発明は、各種工具による切削加工
において、工具の種類に拘らずある振動周波数を
境にして相互に異なる一定の加速度値でびびりの
有無を判別できる事実を見い出し、このために切
削加工によつて生ずる振動を検出する加速度変換
器の出力を、異なる周波数領域の信号を通過させ
る2つのバンドパスフイルタによつて分離し、こ
れらバンドパスフイルタの各出力をそれぞれ異な
る設定値と比較してびびり状態を判別できるよう
に構成したものである。
従つて本発明によれば、各種工具を用いて切削
加工を行うマシニングセンタの如き工作機械にお
いても、各工具毎に基準値を設定して比較判別す
るような複雑の制御を必要とせず、しかもびびり
の有無を高精度に判別できるびびり監視装置が得
られる効果がある。
上記実施例においては、びびり振動周波数を2
つの領域に分けた例について述べたが、3つ以上
のバンドパスフイルタを用いてびびり振動周波数
を3つ以上の領域に分け、それぞれの領域におい
て所定の設定値と比較判別するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
工作機械におけるびびり監視装置を概略的に示す
ブロツク線図、第2図は各種工具についてびびり
が発生する加速度を振動周波数に対して調べた実
験データである。 10……主軸頭、11……主軸、12……工
具、13……加速度変換器、15,16……バン
ドパスフイルタ、17,19……比較器、18,
20……設定器、25……判別装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主軸に装着される各種工具による切削加工に
    よつて発生する振動を検出する加速度変換器と、
    この加速度変換器の出力のうち互いに異なる周波
    数領域の信号のみを取り出す少なくとも2つのバ
    ンドパスフイルタと、互いに異なる設定値を設定
    した少なくとも2つの設定器と、前記一方のバン
    ドパスフイルタの出力が前記一方の設定器にて設
    定された設定値より大きいか小さいかを比較して
    設定値より小さい場合にはOK信号を、大きい場
    合にはNG信号を出力する第1の比較器と、前記
    他方のバンドパスフイルタの出力が前記他方の設
    定器にて設定された設定値より大きいか小さいか
    を比較して設定値より小さい場合にはOK信号
    を、大きい場合にはNG信号を出力する第2の比
    較器と、前記第1および第2の比較器の少なくと
    も一方よりNG信号が出力された場合に異常信号
    を送出する論理回路とによつて構成してなる工作
    機械におけるびびり監視装置。
JP20851381A 1981-12-22 1981-12-22 工作機械におけるびびり監視装置 Granted JPS58108420A (ja)

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JPS58108420A JPS58108420A (ja) 1983-06-28
JPH0132024B2 true JPH0132024B2 (ja) 1989-06-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012137327A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Okuma Corp 振動検出装置及び振動検出方法

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JP5674491B2 (ja) * 2011-01-24 2015-02-25 オークマ株式会社 振動判定装置
JP5609739B2 (ja) * 2011-03-30 2014-10-22 ブラザー工業株式会社 加工びびり振動検出装置、及び工作機械

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