JPH0131684Y2 - - Google Patents

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JPH0131684Y2
JPH0131684Y2 JP9813983U JP9813983U JPH0131684Y2 JP H0131684 Y2 JPH0131684 Y2 JP H0131684Y2 JP 9813983 U JP9813983 U JP 9813983U JP 9813983 U JP9813983 U JP 9813983U JP H0131684 Y2 JPH0131684 Y2 JP H0131684Y2
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JP
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wall
spring material
leaf spring
piece part
column
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JP9813983U
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JPS606013U (ja
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壁体の取付装置、更に詳しくは、建
築躯体の壁面に内装壁を形成する場合又は室内に
間仕切壁を形成する場合、或いは防水パンの周縁
に側壁パネルを立設せしめてユニツトルームの周
壁を構築する場合若しくはユニツトルームの外周
に外装壁を形成する場合に組込まれるそれらの内
装壁、間仕切壁、側壁パネル、外装壁などの壁体
の取付装置に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、此種の取付装置には、第8図に示す如く
ボルト100、ナツト101による外組方式や第
9図に示す如く目地102止め方式がある。
ところが、外組み方式は、背後からのボルト止
め作業を必要とし施工性が悪いのは勿論壁体接続
後の分解も出来ず、壁裏面の点検及び補修に問題
を有するものである。又、目地止め式は少なくと
も横巾寸法が1cm程度ある目地が壁体の連続する
内装模様を断つ為装飾的美観を損う不具合を有す
る。
〔考案の目的〕
本考案は、従来不具合を解消し、施工性が良
く、装飾的美観も損わない壁体の取付装置を提供
せんとするものである。
〔技術的手段〕
上記目的を達成する為に講じた技術的手段は次
の通りである。
室内に面してスリツトを有する内部中空な支柱
の対向する内側面2面全長に亘り適宜間隔をおい
て板バネ材を固定し、板バネ材の挿通孔を開孔し
支柱と同等長さの介在部材を支柱内に一対配置
し、該介在部材は、壁体の側端から折曲し先端を
支柱の前記内側面方向へ傾斜状とする折曲片部の
その先端傾斜面に対応する係止突片を、全長に亘
り突出形成してなり、該係止突片は介在部材への
板バネ材による弾撥力作用時において、互いに衝
合せしめた壁体における先端傾斜面に面係合する
長さに形成し、前記板バネ材を、支柱への取付用
基板部と、その基板部上端から傾斜状に僅か突設
され前記挿通孔の上縁を引掛ける引掛用片部と、
上記基板部下縁から引掛用片部よりも大きな傾斜
突出量の傾斜片部を介して連設した弾撥作用片部
とで、構成したことである。
〔作用〕
本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
(1) 支柱の対向する内側面に固定された板バネ材
の引掛用片部に挿通孔の孔縁を係止状態として
支柱内に配置されている一対の介在部材間に、
互いに衝合される壁パネルの折曲片部を位置さ
せる。次いで、引掛用片部と挿通孔との係止を
解くように支柱上端から一部突出している介在
部材を、人為的に若干持ち上げ、挿通孔と引掛
用片部との係止を解いた状態で介在部材を、押
し下げる。この時、介在部材は、挿通孔の上縁
が傾斜片部に沿つて案内されつつ折曲片部側へ
移動を強要されることになり、挿通孔間の面部
が弾撥作用片部前方に位置した際、その弾撥作
用片部の弾撥力によつて係止突片が前記折曲片
部の、先端傾斜面に面係合して壁体相互が取付
けられる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
両壁体が折曲片部を衝合せしめた状態で支柱、
板バネ材、介在部材を介して取付けられるので、
室外からのボルト止め作業を必要とせずに壁体を
連結接続でき、施工性が良いばかりか目地による
壁体の連続内装模様を断つことなく内装的美観も
損わない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
壁載置面Aは、第1図、第2図に示すように建
築躯体の上面に載置する防水パンaの周縁に形成
した水平部a′又は建築躯体の上面に設ける見切縁
或いは床躯体の載置基体等によりなるいわゆる壁
体Bを載置せしめる為の平面部であり、この壁載
置面A上に所定の間隔をおいて適宜数の支柱Cが
立設されている。
壁体Bは、建築躯体の壁面内に形成する内装
壁、又は室内の間仕切壁、或いはユニツトルーム
の周縁に形成する側壁パネル、若しくはそのユニ
ツトルームの外周面に形成する外装壁パネルであ
り、合成樹脂板、FRP板、金属板等よりなる所
定形状の壁板bで、その両側縁に先端を鉤の字状
等所望な形状に折曲した折曲片部bを備え裏面に
は石膏板や補強枠等を必要に応じて裏打せしめる
と共に表面には、この壁体を取付ける前又は取付
けた後に、タイルやシートなどの装飾用材料が施
されている。
折曲片部bはまず直角に折曲した先端を支柱C
の対向する内側面c′,c′方向に傾斜させて先端傾
斜面b′を備えている。
支柱Cは、隣接する壁体B,B相互を接続する
為のもので、金属板を折曲して中空状でかつ室内
に面してスリツトcを有する平面〓型状に形成し
た所定の長さを有しその対向する上記内側面c′,
c′に、夫々対向するように上下に亘り適宜間隔を
おいて多数の板バネ材Dが設けられている。
板バネ材Dは、隣接する壁体Bの側縁に形成さ
れた折曲片部b,bを相互に密着せしめる為、介
在部材Eを押圧するもので、第1図に示す如く取
付用基板部dの上縁に介在部材Eを掛止する引掛
用片部d′を傾斜状に内側へ僅か折曲させると共
に、基板部dの下縁にその引掛用片部d′よりも大
きな突出量をもつて内側に傾斜させた傾斜片部d
を介して弾撥作用片部d″を連設した側面略〓形
状を呈するもので、支柱Cの対向する内側面c′,
c′に適宜間隔をおいて固定している。
この板バネ材Dは図示の如く、バネ材を内側か
らビスで固定してもよいが、他方法で固定しても
よく、又、支柱を打ち抜いて支柱の側板をバネ状
に突出せしめてもよい。
介在部材Eは、板バネ材Dのバネ力を利用して
壁体Bの折曲片b,bにおける先端傾斜面b′,
b′に面係合して壁体B,B同志を取付けるもの
で、支柱C及び壁体Bと略同一の長さを有する帯
状の受圧板部e′の室外側端部全長に亘り係止突片
e″を、室内側端部全長に亘り支柱Cのスリツトc
縁内面に添設する案内片eを夫々折曲した平面
形状略コ形に形成され、受圧板部e′に板バネ材D
外形より若干大きな挿通孔e…を開孔してなり、
この挿通孔eの上縁を板バネ材Dの引掛用片部
d′に掛合せしめて支柱C内に一部を上端から突出
させて吊下げられている(第3図),(第4図)。
この係止突片e″は第2図に示すように、折曲片
部bの先端傾斜面b′に面係合するように傾斜状と
され、介在部材Eへの、板バネ材Dによる弾撥力
作用時において、まじめて先端傾斜面b′に面係合
する長さに形成されている。
次に、本実施例の壁体の取付装置の作用を説明
する。
壁載置面Aに立設した支柱Cのスリツトc内に
隣接する壁体B,Bの側縁に形成された折曲片部
b,b相互を衝合させて挿入せしめ、然る後介在
部材E,Eをわずかに上方へ人為的に移動させて
挿通孔eの上縁と板バネ材Dの引掛用片部d′との
掛止を外ずし(第5図)、再び介在部材Eを、押
し下げる。この時、介在部材Eは挿通孔eの上縁
が傾斜部材dに沿つて案内されつつ、折曲片部
b側へ移動を強要されることになり、受圧板部
e′が弾撥作用片部d″の前方域まで介在部材Eが下
降した時、その弾撥作用片部d″の弾撥力が先端傾
斜面b′に面係合する係止突片e″を介してその先端
傾斜面b′に作用し、壁体B,B相互が取付けられ
る(第1図)。
尚、壁体B,B相互を補修等の理由により取り
外す際には天井壁(図示せず)がある場合にはそ
の天井壁を取り外し再度介在部材Eの上方を引き
あげ、板バネ材Dに吊下げ状とすれば良い。
第7図は、コーナー部分における壁体の取付装
置を示すもので、支柱C形状を除けば前記のもの
と差異はない。この場合支柱Cは平面形状が〓型
状となるが、その対向する内側面c′は角部を中心
として対応するものであり、平面〓型状のものと
何ら変らないものであり、同一符号を付して説明
は省略する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案壁体の取付装置の実施例を示
し、第1図は正面図で一部切欠する、第2図は同
平面図で一部切欠する、第3図は介在部材を吊下
げ状とした状態を正面から示す部分断面図、第4
図は同平面図で一部切欠する、第5図は介在部材
を押えバネから外ずした状態を正面から示す部分
断面図、第6図の同平面図で一部切欠する、第7
図は別の実施例の平面図で一部切欠する、第8
図、第9図は従来例の平面図で一部切欠して示
す。 尚図中、A……壁載置面、c……スリツト、
c′……対向する内側面、C……支柱、B……壁
体、b……折曲片部、D……板バネ材、E……介
在部材、b′……先端傾斜片部、e″……係止突片、
e′……受圧板部、e……案内片、e……挿通
孔、d……取付用基板部、d′……引掛用片部、d
……傾斜片部、d″……弾撥作用片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内に面してスリツトを有する内部中空な支柱
    の対向する内側面2面全長に亘り適宜間隔をおい
    て板バネ材を固定し、板バネ材の挿通孔を開孔し
    支柱と同等長さの介在部材を支柱内に一対配置
    し、該介在部材は、壁体の側端から折曲し先端を
    支柱の前記内側面方向へ傾斜状とする折曲片部の
    その先端傾斜面に対応する係止突片を、全長に亘
    り突出形成してなり、該係止突片は介在部材への
    板バネ材による弾撥力作用時において、互いに衝
    合せしめた壁体における先端傾斜面に面係合する
    長さに形成し、前記板バネ材を、支柱への取付用
    基板部と、その基板部上端から傾斜状に僅か突設
    され前記挿通孔の上縁を引掛ける引掛用片部と、
    上記基板部下縁から引掛用片部よりも大きな傾斜
    突出量の傾斜片部を介して連設した弾撥作用片部
    とで、構成したことを特徴とする壁体の取付装
    置。
JP9813983U 1983-06-24 1983-06-24 壁体の取付装置 Granted JPS606013U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9813983U JPS606013U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 壁体の取付装置

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JP9813983U JPS606013U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 壁体の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS606013U JPS606013U (ja) 1985-01-17
JPH0131684Y2 true JPH0131684Y2 (ja) 1989-09-28

Family

ID=30233139

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JP9813983U Granted JPS606013U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 壁体の取付装置

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JPS606013U (ja) 1985-01-17

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