JPH01313084A - 張設具とこの張設具を用いたシートにおける表皮の張設方法 - Google Patents

張設具とこの張設具を用いたシートにおける表皮の張設方法

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JPH01313084A
JPH01313084A JP14542888A JP14542888A JPH01313084A JP H01313084 A JPH01313084 A JP H01313084A JP 14542888 A JP14542888 A JP 14542888A JP 14542888 A JP14542888 A JP 14542888A JP H01313084 A JPH01313084 A JP H01313084A
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JP
Japan
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plate
stretch
substrates
skin
tensioning
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JP14542888A
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Atsushi Kutomi
九冨 淳
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FUJI SHEET KK
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FUJI SHEET KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用シートの表皮などの張設布を張設する
際に用いられる張設具と自動車用シートなどにおいて前
記張設具を用いたシートにおける表皮の張設方法に関す
るものである。
(従来の技術) 自動車用シートのシートバックでは、第4図に示すよう
に、シートバック本体aを覆う表皮(張設布)bの互い
に接続される両辺部c、 dにカバーセットワイヤeを
車幅方向に夫々挿通保持させ、C字状のホグリングfの
両端部を夫々のカバーセットワイヤeに引掛けてこのホ
グリング「ヲクランブすることにより両辺部C1dを互
いに引寄せ、表皮すを緊張状態で張設している。このよ
うなホグリングfの両端部は、レザーなどの丈夫な素材
で形成されている表皮すを容易に刺し通せるよう鋭く尖
っている。
(発明が解決しようとする課題) しかし上記従来例では、ホグリングをクランプするのみ
で十分に両辺部を互いに引寄せることが困難であるため
、クランプに際して両辺部を十分に引寄せなければなら
ない。そしてこ′の引寄せ作業はホグリングを引掛ける
箇所の間近で人手により行われるが、ホグリングの両端
部が鋭く尖っているため、張設作業時の危険性が大きい
という問題がある。
又張設布の両辺部を互いに引寄せた状態を保持しつつホ
グリングを引掛けなければならず、不安定な状態で作業
を行わなければならないため、手間がかかって作業性が
悪いという問題もある。
更に張設後は、第5図に示すように、表皮すの辺部Cが
ホグリングrによって部分的に接続されるため、表皮す
に緊張方向のシワが発生して見栄えが悪いという問題も
ある。
本発明は上記問題点に鑑み、ホグリングを用いることな
く張設布を十分に緊張することができ、しかも作業が安
全で張設布に張設方向のシワが発生することのない張設
具とこの張設具を用いたシートにおける表皮の張設方法
とを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の張設具は、張設布の互いに接続される両辺部の
夫々に固着可能な1組の板状基板に、両板状基板を互い
に係脱可能に連結し且つ連結状態で両板状基板を互いに
重ね合わされる方向に相対回動可能な軸部とフック部と
を設けると共に、両板状基板の一方にこれら板状基板を
重ね合わされた状態に拘束する掛止突片を、両板状基板
の他方に前記掛止突片を係入固定するスリットを夫々設
けたことを特徴とする。
本発明の上記張設具を用いたシートにおける表皮の張設
方法は、IMiの板状基板をシート本体を覆う表皮の互
いに接続される両辺部に夫々固着し、両板状基板を軸部
とフック部とを保合して連結した後、両板状基板を互い
に重ね合わされる方向に相対回動して前記両辺部を互い
に引寄せ、フック片を掛止スリットに係入固定して両板
状基板を重ね合わされた状態に拘束して前記表皮を張設
することを特徴とする。
(作 用) 上記構成において、1組の板状基板を張設布(表皮)の
互いに接続される両辺部の夫々に固着した状態で互いの
軸部とフック部とを連結することにより、張設布の両辺
部を接続することができる。このとき両辺部を互いに引
張り寄せて張設布を緊張する必要がないので、前記接続
作業は容易である。次に、連結状態の両板状基板を互い
に重ね合わされる方向に相対回動する。この回動に伴い
、夫々の板状基板に固着された辺部は互いに引寄せられ
張設布を徐々に緊張する。そして両板状基板が重ね合わ
されたとき両辺部は最大に引寄せられ、張設布の緊張状
態を最大にすることができる。又画板状基板が重ね合わ
されると同時に掛止突片がスリットに係入固定され、両
板状基板を重ね合わされた状態に拘束する。これにより
、緊張状態を確実に保持して張設布を張設することがで
きる。
このようにホグリングを用いることなく張設布の張設作
業を行うことができるので、ホグリングに起因する作業
の危険性を解消することができる。
又1組の板状基板を連結した後は、両板状基板の相対回
動操作のみによって両辺部の引寄せと緊張状態の保持と
を連続的に行うことができるので、張設作業に手間がか
からず、作業性を向上させることができる。
更に張設後は、辺部が板状基板に固着されて張設布を均
一に緊張することができるので、両辺部間の部分的な接
続によって張設布に張設方向のシワが発生するという従
来例の問題点を解消することができる。
(実施例) 第1図ないし第3図は、本発明を自動車用シートのシー
トバックにおける表皮の張設方法に適用した実施例を示
している。
シートバック本体(シート本体)lは、図示しないシー
トバックフレームがシートバックパッド2で被覆されて
なっている。このシートバック本体lを覆うレザー製の
表皮(張設布)3は、第3図に示すように、シートバッ
ク本体1の前面を覆う前面側部位3aと、背面を覆う背
面側部位3bと、下面を覆う下面側部位3Cとを備えて
いる。前面側部位3aと背面側部位3bとはシートバッ
ク本体1の上端部において玉縁4を間に挟んで縫合され
ている。前面側部位3aと下面側部位3cとはシートバ
ック本体lの下端部において直接縫合されている。そし
て背面側部位3bの下辺部(辺部)5と下面側部位3C
の後辺部(辺部)6とは、シートバック本体lの背面下
部において、第1図に示すような張設具Aによって接続
される。
この張設具Aは1組の帯板状の基板(板状基板)7.8
からなる。車幅寸法は両辺部5.6と路間−である。下
辺部5に縫着される上基板8は下端部に車幅方向の軸部
9を備えており、複数箇所において前記軸部9の上方部
位に開口部10が設けられている。開口部lOの上縁に
は背面側に突出するフック片11が設けられている。
一方、後辺部6に縫着される下基板8は前記開口部10
と対応する上端数箇所に、逆U字状のフック部12が突
設されている。フック部12の先端は背面側に屈曲して
いる。このフック部12は、上基板7の対応する開口部
10において前記軸部9に夫々係脱可能である。そして
フック部12が軸部9に係合することにより、上基板7
と下基板8とは前記軸部9の軸芯を回動中心として相対
回動可能に連結される。フック部12の先端内側には、
係合状態にある軸部9が抜は出るのを防止する突起13
が設けられている。又上基板8の前記フック部12の下
方部位に、上基板7の前記掛止突片11が嵌入固定され
るスリツ目4を設けている。
尚、本実施例の基板7.8は塩ビなどの合成樹脂製であ
るが、辺部5.6に縫着される部位を縫製可能な軟質合
成樹脂製の薄肉に成形し、軸部9、フック部12、掛止
突片11、スリット14が設けられる部位を剛性の大き
な硬質合成樹脂製の厚肉に成形して両者を一体化してい
る。又本実施例では、下部vi、8のシートバック本体
1に対向する前面側に、下基板8がシートバックパッド
2に沿って上下移動するのを規制する突出壁15を設け
ている。
以上の構成において、表皮3をシートバック本体1に被
せ、背面側部位3bの下辺部5と下面側部位3cの後辺
部6とをシートバック本体lの背面下部において互いに
引寄せる。そして下辺部5の上基板7の軸部9と後辺部
6の下基板8のフック部12とを係合させ、第2図に仮
想線で示すように上基板7(仮想線)と下基板8(実線
)とを連結する。このとき、下辺部5と後辺部6との引
寄せは側基板7.8を連結するためのものであり、大き
な引張力によって引寄せる必要はない。又フック部12
に係合した軸部9は突起13によってフック部12から
の離脱が拘束される。
側基板7.8が連結した状態で、上基板7を前記軸部9
の軸芯を回動中心として下方回動(第2図矢印方向)さ
せる。このとき、下基板8の突出壁15がシートバック
パッド2に押付けられて下基板8がシートバックパッド
2の表面に沿って上下方向に移動することを規制され、
前記回動中心が略定位置に保持されるので、上基板7の
下方回動を円滑に行うことができる。
上基板7の下方回動に伴って背面側部位3bの下辺部5
は下方に引張られ、表皮3が徐々に緊張される。上基板
7が下基板8に重ね合わされる位置(第2図実線)まで
回動すると、前記下辺部5は下面側部位3cの後辺部8
に対して、第2図にして示す寸法下方に引張られる。こ
れにより表皮3を、前記寸法り緊張することができる。
又上基板7が下基板8に重ね合わされると上基板7の掛
止突片11が下基板8のスリット13に嵌入固定され、
側基板7.8を閉じた状態に拘束保持することができる
。これにより、表皮3を緊張状態に保持することができ
る。又本実施例では掛止突片11がスリン)13を完全
に貫通して上基板7を下基板8に略密着させることがで
きるので、両基板7.8が重ね合わされた状態での張設
具Aの厚み寸法を薄(することができる結果、張設具A
が緊張状態にある表皮4を局部的に盛り上げるといった
張設具Aの影響を小さくすることができる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。
例えば上記実施例では一方の板状基板に軸部とフック片
とを設は他方の板状基板に前記軸部に係合するフック部
と前記フック片が係入固定される掛止スリットとを設け
ているが、1枚の板状基板に軸部とフック部とを交互に
設け、又フック片と掛止スリットとを交互に設けると、
同一基板で本発明の張設具を構成することができる。
尚、本発明の張設具は上記実施例に示すものに限定され
ず、各種張設布の張設作業に用いることができるのは勿
論である。
(発明の効果) 本発明によれば、ホグリングを用いることなく張設布を
十分に緊張することができ、しかも作業が安全で張設布
に張設方向のシワが発生することのない張設具とこの張
設具を用いたシートにおける表皮の張設方法とを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部の分解斜視図、第2
図はその作用を示す要部の縦断側面図、第3図はその背
面側から見た一部切欠斜視図、第4図は従来例の要部の
縦断側面図、第5図はその斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)張設布の互いに接続される両辺部の夫々に固着可
    能な1組の板状基板に、両板状基板を互いに係脱可能に
    連結し且つ連結状態で両板状基板を互いに重ね合わされ
    る方向に相対回動可能な軸部とフック部とを設けると共
    に、両板状基板の一方にこれら板状基板を重ね合わされ
    た状態に拘束する掛止突片を、両板状基板の他方に前記
    掛止突片を係入固定するスリットを夫々設けたことを特
    徴とする張設具。
  2. (2)1組の板状基板をシート本体を覆う表皮の互いに
    接続される両辺部に夫々固着し、両板状基板を軸部とフ
    ック部とを係合して連結した後、両板状基板を互いに重
    ね合わされる方向に相対回動して前記両辺部を互いに引
    寄せ、掛止突片をスリットに係入固定して両板状基板を
    重ね合わされた状態に拘束して前記表皮を張設すること
    を特徴とする請求項1記載の張設具を用いたシートにお
    ける表皮の張設方法。
JP14542888A 1988-06-13 1988-06-13 張設具とこの張設具を用いたシートにおける表皮の張設方法 Pending JPH01313084A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005262628A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 T S Tec Kk 車輌用表皮一体発泡成形シート
CN103978919A (zh) * 2014-05-22 2014-08-13 傲科塑料制品(张家港)有限公司 一种汽车面套用安装部件
CN103978917A (zh) * 2014-05-22 2014-08-13 傲科塑料制品(张家港)有限公司 一种汽车用面套连接件
JP2016087195A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP2016088361A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

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