JPH0131288Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131288Y2 JPH0131288Y2 JP6431183U JP6431183U JPH0131288Y2 JP H0131288 Y2 JPH0131288 Y2 JP H0131288Y2 JP 6431183 U JP6431183 U JP 6431183U JP 6431183 U JP6431183 U JP 6431183U JP H0131288 Y2 JPH0131288 Y2 JP H0131288Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stock solution
- pressure
- diaphragm
- supply pipe
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 description 27
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフイルタープレスに関し、特にダイヤ
フラムを内臓したフイルタープレスにおいて原液
供給圧と原液を圧搾するための圧力水の供給管内
の圧が一定値以上異なつた場合に原液の供給を自
動的に停止するようにしたフイルタープレスに関
するものである。
フラムを内臓したフイルタープレスにおいて原液
供給圧と原液を圧搾するための圧力水の供給管内
の圧が一定値以上異なつた場合に原液の供給を自
動的に停止するようにしたフイルタープレスに関
するものである。
ダイヤフラム内臓型のフイルタープレスはシリ
ンダーフレームと固定フレーム間に垂直状に積層
した多数枚の板を設置し、各板間には二枚の
布を配して布間に室を形成しかつ片側の
板内側にゴム、軟質合成樹脂等から成る膨張性ダ
イヤフラムを設けたものであり、原液供給管から
二枚の布内に原液を圧入過した後板とダイ
ヤフラム間に圧力水を圧入して室内原液を圧搾
脱水し、その後板を分離し布間からケーキを
排出するものである。
ンダーフレームと固定フレーム間に垂直状に積層
した多数枚の板を設置し、各板間には二枚の
布を配して布間に室を形成しかつ片側の
板内側にゴム、軟質合成樹脂等から成る膨張性ダ
イヤフラムを設けたものであり、原液供給管から
二枚の布内に原液を圧入過した後板とダイ
ヤフラム間に圧力水を圧入して室内原液を圧搾
脱水し、その後板を分離し布間からケーキを
排出するものである。
上記過作業において原液中に含まれる夾雑物
が原液圧入口或いは板の原液通路内に引つ掛か
り、さらに原液中の繊維質がからみつく等の原因
で入口、通路等を閉鎖し、多数の室中には１乃
至若干の室内に原液が充分に入らないことがあ
り、その場合その室内は原液による液圧がかか
らないために過作業が行われず、しかも両側に
位置する板の圧力により減圧状態の板が変形
破壊することがある。このような状態が生じた場
合従来はダイヤフラム内の圧力水の圧力を制御
し、低圧力にする制御弁を設けた装置が使用され
ていたが、制御弁の故障によりその機能を満足し
ない場合があつた。
が原液圧入口或いは板の原液通路内に引つ掛か
り、さらに原液中の繊維質がからみつく等の原因
で入口、通路等を閉鎖し、多数の室中には１乃
至若干の室内に原液が充分に入らないことがあ
り、その場合その室内は原液による液圧がかか
らないために過作業が行われず、しかも両側に
位置する板の圧力により減圧状態の板が変形
破壊することがある。このような状態が生じた場
合従来はダイヤフラム内の圧力水の圧力を制御
し、低圧力にする制御弁を設けた装置が使用され
ていたが、制御弁の故障によりその機能を満足し
ない場合があつた。
更に詳述すれば、過工程においてはダイヤフ
ラム内に圧力水を供給する配管に設けられた弁
は、一定時間圧力水を供給した後は閉じており、
ダイヤフラム内を含むこの系統の配管中に残存す
る水は密閉状態になつている。従つて、過が正
常に行われている時は原液の供給圧は室、ダイ
ヤフラムを介し圧力水供給管内に伝わり、この圧
は原液供給圧よりやや低めに設定することによつ
て室への原液供給を妨げることなく、仮に各
室に対し前記した諸原因によつて原液供給速度の
差異による室間差圧が生じた場合、その発生を
圧力水の供給によつて防止できる、上記したシス
テムを構成することによつて予防し、板の破損
等の障害に対処してきた。
ラム内に圧力水を供給する配管に設けられた弁
は、一定時間圧力水を供給した後は閉じており、
ダイヤフラム内を含むこの系統の配管中に残存す
る水は密閉状態になつている。従つて、過が正
常に行われている時は原液の供給圧は室、ダイ
ヤフラムを介し圧力水供給管内に伝わり、この圧
は原液供給圧よりやや低めに設定することによつ
て室への原液供給を妨げることなく、仮に各
室に対し前記した諸原因によつて原液供給速度の
差異による室間差圧が生じた場合、その発生を
圧力水の供給によつて防止できる、上記したシス
テムを構成することによつて予防し、板の破損
等の障害に対処してきた。
しかしこの対応技術は、過工程において閉塞
した室が多数あり、圧水供給量がその室容積
より少なかつたり、又水系の電磁開閉弁１個の故
障があつても全体のフイルタープレスの運転に支
障をきたす欠点があつた。
した室が多数あり、圧水供給量がその室容積
より少なかつたり、又水系の電磁開閉弁１個の故
障があつても全体のフイルタープレスの運転に支
障をきたす欠点があつた。
本考案は上記する従来のフイルタープレスに鑑
み、原液供給圧と圧力水供給管内の圧とが一定値
以上異なつた場合に自動的に原液供給を停止し、
板の変形破壊を防止するようにしたフイルター
プレスを提供することを目的とする。
み、原液供給圧と圧力水供給管内の圧とが一定値
以上異なつた場合に自動的に原液供給を停止し、
板の変形破壊を防止するようにしたフイルター
プレスを提供することを目的とする。
以下図面に従つて本考案の一実施例を詳述す
る。
る。
第１図においてシリンダーフレーム１と固定フ
レーム２間に移動フレーム３および多数の板４
を垂設状態で積層設置し、移動フレーム３と各
板４を両フレーム１，２間に架設した主梁５間に
移動可能に載置し、第２図に示すように各板４
内には二枚の布６を配設するとともに片側の
板４内側にはダイヤフラム７を設ける。そして原
液供給管８から入口４ａを通して相対する二枚の
布６内に原液を圧入過した後、板４とダイ
ヤフラム７間に圧力水供給管９から圧力水を圧入
して原液の圧搾を行うことは従来と同様であり、
本考案においては原液供給管８に連通する検出管
１０と圧力水供給管９に連通する検出管１１とを
差圧計１２によつて連結したことを特徴とし、差
圧計１２は原液供給装置（図示せず）と電気的に
接続しておく。
レーム２間に移動フレーム３および多数の板４
を垂設状態で積層設置し、移動フレーム３と各
板４を両フレーム１，２間に架設した主梁５間に
移動可能に載置し、第２図に示すように各板４
内には二枚の布６を配設するとともに片側の
板４内側にはダイヤフラム７を設ける。そして原
液供給管８から入口４ａを通して相対する二枚の
布６内に原液を圧入過した後、板４とダイ
ヤフラム７間に圧力水供給管９から圧力水を圧入
して原液の圧搾を行うことは従来と同様であり、
本考案においては原液供給管８に連通する検出管
１０と圧力水供給管９に連通する検出管１１とを
差圧計１２によつて連結したことを特徴とし、差
圧計１２は原液供給装置（図示せず）と電気的に
接続しておく。
上記構成としたことにより原液供給口、板の
原液入口等が夾雑物その他の不純物により閉塞現
象を生じて布６内に充分な原液圧入が行われ
ず、室内が他の正常な室に比し減圧状態とな
つて差圧計１２が原液供給圧と圧力水供給圧との
差を一定値以上指針した時例えばマイクロスイツ
チを作動させて原液供給装置を操作し、原液供給
を自動的に停止させる。この時ランプの点滅、警
報音等により作業員に異常状態の発生を知らせる
ようにしてもよい。
原液入口等が夾雑物その他の不純物により閉塞現
象を生じて布６内に充分な原液圧入が行われ
ず、室内が他の正常な室に比し減圧状態とな
つて差圧計１２が原液供給圧と圧力水供給圧との
差を一定値以上指針した時例えばマイクロスイツ
チを作動させて原液供給装置を操作し、原液供給
を自動的に停止させる。この時ランプの点滅、警
報音等により作業員に異常状態の発生を知らせる
ようにしてもよい。
上記する本考案によれば圧力差の異常発生によ
り自動的に原液供給を停止させるようにしたの
で、従来の異常圧対策システムが全体的であつて
個別のフイルタープレスに特有のものでなかつた
点を個別な対応によつて高い信頼性を確保して対
処し得る効果が得られ、その結果減圧状態にある
板の変形、破損を未然に防止しその後の処理を
迅速になすことができる。
り自動的に原液供給を停止させるようにしたの
で、従来の異常圧対策システムが全体的であつて
個別のフイルタープレスに特有のものでなかつた
点を個別な対応によつて高い信頼性を確保して対
処し得る効果が得られ、その結果減圧状態にある
板の変形、破損を未然に防止しその後の処理を
迅速になすことができる。
第１図は本考案フイルタープレスの一実施例を
示す概略正面図、第２図は要部の拡大断面図であ
る。 １はシリンダーフレーム、２は固定フレーム、
４は板、６は布、７はダイヤフラム、８は原
液供給管、９は圧力水供給管、１０，１１は検出
管、１２は差圧計である。
示す概略正面図、第２図は要部の拡大断面図であ
る。 １はシリンダーフレーム、２は固定フレーム、
４は板、６は布、７はダイヤフラム、８は原
液供給管、９は圧力水供給管、１０，１１は検出
管、１２は差圧計である。
Claims (1)
- 多数枚垂設積層した板間に配設した布内に
原液を圧入過した後、ダイヤフラムの膨張作用
により原液を圧搾するようにしたダイヤフラム内
臓型のフイルタープレスにおいて、原液供給管８
と圧力水供給管９とを差圧計１２を介して検出管
１０，１１により連結してなることを特徴とする
フイルタープレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6431183U JPS59171714U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | フイルタ−プレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6431183U JPS59171714U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | フイルタ−プレス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59171714U JPS59171714U (ja) | 1984-11-16 |
| JPH0131288Y2 true JPH0131288Y2 (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=30194489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6431183U Granted JPS59171714U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | フイルタ−プレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59171714U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02237608A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-20 | Ishigaki Kiko Kk | スラリーの濾過濃縮方法とその装置 |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP6431183U patent/JPS59171714U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59171714U (ja) | 1984-11-16 |
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