JPH01311994A - 二部片プロペラシャフトアセンブリを備えた船舶推進装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は船舶推進装置とその逆進トランスミッションを
含んだ下部ユニ、トに関する。本発明はまたいわゆる２
部片型プロペラシャフトを含んだ下ｉユニットに関する
。

本発明はまた、組立や作動中の２つのプロペラの部片の
相対軸方向運動と位置決めに関する。

（従来の技術） 注目すべきものとして以下の米国特許及び外国特許があ
る。

タグチ他　　　　米国特許第４，６ろ７，８０２　１９
８７．　１．２０バーゲ　　　　　　ｌ／３，７２７．
５７４　１９７３．４．１７ブランチヤード　　　ｌｌ
　　４．３０２，１９６１９８１．１１．２４ナカムラ
他　　　　　〃４．６６８．１９８　１９８７．　５．
２６・・ラダ他　　　　　　日本第６１−１７４３４６
　１９８６．８．７（発明の概要） 本発明は、ギアケースと、ギアケース内に回転自在に装
置されプロペラを支持するようになっているプロペラシ
ャフトと、ギアケース内にプロペラシャフトと同軸心状
に回転自在に装置されたクラッチシャフトと、プロペラ
シャフトとクラッチシャフトのうちの一方のスプライン
付き雌端部部分と他方のスプライン付き雄端部部分と、
プロペラシャフトとクラッチシャフトと協働してクラッ
チシャフトとプロペラシャフトをお互いに対してあらか
じめ定められた軸方向関係に解放可能に維持する弾性ス
プリングクリップとを含んでいる下部ユニットを備えて
なる船舶推進装置を提供する。

（実施例） 本発明を具体化した船舶推進装置１０が図に示されてい
る。第１図で良くわかるように、その船舶推進装置１０
は船体１６の尾梁１２に固定して取付けられた装着アセ
ンブリ１１を含んでいる。

図示の好適実施例ではその装着アセンブリは尾梁１２に
固定して取付けられた尾梁ブラケット１４と、尾梁ブラ
ケ、ト１４に装着されて尾梁ブラケットに対しほぼ水平
なチルト軸１７０回りに回動運動する回り継手ブラケッ
ト１６とを含んでいる。

船舶推進装置１０はさらに、回り継手ブラケット１６に
装着されて、回り継手ブラケットに対してほぼ垂直な操
舵軸１９の回りに回動運動する推進ユニ、ト１８を含ん
でいる。その推進ユニット１８は、ギアケースハウジン
グ２２とギアケースハウジング２２から伸びている回転
自在のプロペラシャフトアセンブリ２ろとプロペラシャ
フトアセンブリ２６に装着されたプロペラ２４とを有す
る下部ユニットを含んでいる。内燃エンジン２６が下部
ユニットに装着され、ドライブシャフト２７によってプ
ロペラ２４ヘトライブシヤフトアセンブリ２ろを介して
駆動連結されている。逆回転トランスミッンヨン２８が
ギアケースハウジング内に配置され、選択的にドライブ
シャフト２７をプロペラシャフトアセンブリ２３に結合
するように作動可能である。図示の構成は反回転である
が、本発明は標準回転講造にも適用できる。

船舶推進装置１０のギアケースアセンブリ２２内の逆回
転トランスミッション２８が第２図に示すしている。ギ
アケースハウジングは、閉じた前端部３３と開いた後端
部６４を有する中空内部６２を含んでいる。ドライブシ
ャフト２７の一端が下方へ、ギアケースハウジング２２
の内部へと伸びており、ビニオ／３６がネジ付きす、ト
３７によってドライブシャフトの端部に装着されている
。

ギアケースハウジング内でプロペラシャフトアセンブリ
２６を回動自在に支持するために、逆回転トランスミッ
ション２８はギアケースハウジング２２内で開いた後端
部に隣接して位置させられたプロペラシャフトベアリン
グハウジングアセンブリ６８を含んでいる。そのベアリ
ングハウジングアセンブリ６８はプロペラシャフトベア
リングハウジング３９を含み、それは形状がほぼ円筒状
であり、内部すなわちキャビティを画成する開いた鐘状
の前方端部４１と、円盤状の後方端部４２とを有する。

実質的に円形の通路４６がプロペラシャフトベアリング
ハウジング３９を軸方向に貫通して形成され、プロペラ
シャフトアセンブリ・ウジング３９の前方及び後方端部
４１と４２に隣接して前方及び後方ベアリングアセンブ
リ４４と４６が設けられ、プロペラシャフトアセンブリ
２６をプロペ゛ラシャフトベアリングハウジング３９の
内で回転自在に支持している。ペアリングツ・ウジング
６９の円盤状後方端部４２には、排気ガスのギアケース
ハウジング２２から後方への通過を許す複数の開口（図
示せず）が設けられている。

さらに第２図に示されるように、プロペラシャフトアセ
ンブリ２３は、その上にプロペラ２４が装置すれる後方
プロペラシャフトすなわち後部部分と、後部プロペラシ
ャフト部分の前方へ伸びている前部クラッチシャフト部
分とを含んでいる。

図示の実施例では、そのプロペラシャフトアセンブリ２
６は分割シャフト形状をしており、前部部分はクラッチ
シャフト５８を含んでなり、−力抜部端部部分はクラッ
チシャフト５８の後方にそしてそれと同軸に整合されて
いる後部プロペラシャフト５９を含んでいる。クラッチ
シャフト５８と後部プロペラシャフト５９は互いに一体
回転するようにスプライン連結にて結合されている。こ
のために、クラッチシャフト５８は後部に雄のスプライ
ンの付いた端部分６２を有し、後部プロペラシャフト５
９は前部に雌のスプラインの付いた端部分６４を有し、
それは雄の端部分６２を収受して後部プロペラシャフト
５９のクラッチシャフトとの一体回転を可能にする。も
し望ましければ、雄部分はプロペラシャフト５９０部分
とし、雌部分をクラッチシャフト５８の部分とすること
もできる。

選択的に垂直なドライブシャフト２７０回転をプロペラ
シャフト５９０回転へ変換するために、逆回転トランス
ミッション２８はさらにクラッチシャフト５Ｂと同軸に
整合されてそれぞれピニオン６６の前方と後方に位置付
けられピニオン６６の対向する側部と噛合う一対のベベ
ルギア６６と６４を含んでいる。図示の如く、前方に位
置付けられたベベルギア６６は、ギアケースノ・ウジフ
グ２２内で閉じられた前端部３６に隣接して装着された
前方配置されたベベルベアリングハウジングすなわち移
動装置ハウジング６６により、回転自在に支持されてい
る。後方配置されたベベルギア６４を回転自在に支持す
るための適切な手段（本発明の一部を成すものではない
）も設けられている。

第２図を参照すると、クラッチシャフト５８をベベルギ
ア６３，６４の一方又は他方と選択的に結合して一体回
転させるための逆進トランスミ、ジョンの形の手段が設
けられている。種々の選択結合手段が採用できるが、本
実施例ではその逆進トランスミッションは前方配置され
たベベルギア６３と後方配置されたベベルギア６４との
間でクラッチシャフト５８の外側に沿って軸方向摺動運
動をするようにされたクラ、チドッグ９８を含んでいる
。クラッチドッグ９８はクラッチシャフト５８に対して
非回転であり、それが向かって動かされた方の前方配置
あるいは後方配置ベベルギア６６あるいは６４のどちら
か一方と係合し、その後−体°回転するようになってい
る。

前方あるいは後方配置のベベルギア６３と６４のいずれ
にクラッチドッグ９８が係合させられるかについてのコ
ントロールは移動装置９７により行われ、その装置９７
はさらに、ギアケースハウジング２２内へ閉じられた前
端部６６の近くへ下方へト伸びている長いシフトロッド
９９を有している。

作動するときには、シフトロッド９９の上向きの動きが
第２図で見た場合にシフトレバ１０１０反時計方向運動
を生じさせる。その結果、クラッチドッグ９８は後方へ
駆動されて後方配置されたベベルギア６４と係合する。

同様にシフトロッド９９の下向きの動きは第２図でシフ
トレバ１０１の時計方向運動を生じさせ、その結果クラ
、テドッグ９８は前方へ駆動されて前方配置ベベルギア
６３と係合する。

クラ、チドッグ９Ｂが前方配置ベベルギア６６と噛合う
ように移動装置９７が作動されると、プロペラシャフト
の回転は、逆進スラストがプロペラにより発生され、後
部プロペラシャフト５９を介して伝達されるような回転
となる。このように発生された逆進スラストをギアケー
スハウジング２２に伝達するために、後部プロペラシャ
フト５９の前方端に形成されたフランジ９０は環状の後
向きとなったスラスト伝達表面１２９を有し、その表面
１２９はフランジ９１の後方でプロペラシャフトベアリ
ングハウジング６９に形成された環状の前向きのスラス
ト受取り表面１６１と向い合って配置されている。スラ
ストベアリング１６２が後向きのスラスト伝達表面１２
９と前向きのスラスト受取り表面１３１との間に配設さ
れ、逆進スフ　スト後ｍプロペラシャフト５９からプロ
ペラシャフトベアリングノ・ウジングろ９へ伝達する機
能を果たす。プロペラシャフトベアリングハウジング３
９から逆進スラストは保持装置５０を介してギアケース
ノ・ウジング２２へ伝えられる。

プロペラシャフト２６が後方配置ベベルギア６４と噛み
合って回転するように結合されると、前向きのスラスト
伝達表面９１と後向きのスラスト受取表面７６との間に
は相対回転運動は生じない。

しかしながら逆進作動の間、プロペラシャフト２３が前
方配置されたベベルギア６３と一緒に回転するように結
合されると、前向きのスラスト伝達表面９１と後向きの
スラスト受取表面７６とはいずれかのエレメントのみの
速度の２倍の相対回転速度で反対方向に回転する。この
ような条件による過度の摩耗を避けるために、後部プロ
ペラシャフト５９とプロペラシャフトベアリングハウジ
ング６８は、好ましくは、後部プロペラシャフト５９と
前方スラスト後ベベルギアアセンブリ６７との間に幾分
かの端部のあそびが存在するように作られている。した
がって逆進スラストを生じている時には、後部プロペラ
シャフト５９はわずかに後方へ動いて表面７６と９１と
の間にクリアランス５２を与える。

前向きスラスト加速に付随するクラッチシャフト５８の
後部プロペラシャフトに対する前向き変位を避けるため
にクラッチシャフト５８と後部プロペラシャフト５９を
あらかじめ定めた軸方向関係に維持し、それにより前方
ベベルギア６６とクラッチシャフト５８上のフランジ５
５との間のクリアランスの維持を確実にするための手段
も備えられている。

他の構造も採用できるが本実施例においてはその手段は
、後部プロペラシャフト５９の雌すなわちソケット端部
分６４に、好ましくは雌端部分６４の前方配置された開
口端部すなわち口部に隣接して配置された横方向に延び
る環状溝２０１を含んでいる。さらにその手段はクラッ
チシャフト５８の雄端部分６２上の横方向に延びる環状
溝２１１も含んでおり、その環状溝は好ましくは雄端部
弁６２の前方端部に近（配置され、底部２１５を含む。

さらに、そのクラッチシャフト５８と後部プロペラシャ
フトを互いにあらかじめ定められた軸方向関係に解放可
能に維持する手段は、弾性変形可能なスプリングクリッ
プ２２１を有し、それは種々の形態を採ることができ、
図示の構造では第３図に示すように概略横断面円形で、
解放された状態では一対の直径方向で対向する平らなす
なわち直線部分２２５を有し、その部分は円弧部分２２
７で結合された対応する端部２２５を有し、そして互い
に隔てられた関係にある各々の端部２３ろを有する比較
的短かい円弧部分２３１にそれぞれ結合された対向した
対応端部２２９を有している。

スプリングクリップ２２１は最初に、部分的にスプリン
グクリップ２２１を押しつぶし、それから環状溝２０１
と整合した時に比較的解放された状態へと拡張させるこ
とにより、後部プロペラシャフト５９の雌端部分６４の
開口口部に隣接して環状溝２０１に予備組立される。そ
のような拡大の結果、そのスプリングクリップ２２１は
、その平らな部分２２３が少なくとも一部分は環状溝２
０１から外れて、そして一般にクラッチシャフト５８の
雄端部弁の軸方向挿入に干渉する関係で延びた状態で、
部分的に環状溝２０１内に配置されるであろう。

クラッチシャフト５８の雄端部弁６２の後部プロペラシ
ャフト５９の雌端部分６４内への挿入を容易にし、環状
溝２０１と２１１が横方向で整合するまでそれらの間の
軸方向相対運動を可能にする手段が設けられている。そ
のような挿入と相対運動は、スプリングクリップ２２１
の平らな部分２２６を解放可能に半径方向外方へと、後
部プロペラシャフト５９の環状溝２０１内へと変位させ
ることにより容易となる。他の構造も採用できるが図示
の構造では、その手段は雄端部弁６２の外端部２５１を
面取り２５３を備えて形作ることにより与えられ、雄端
部弁６２の雌端部弁６４への初期挿入によってスプリン
グクリップ２２１の平らな部分２２３を後部プロペラシ
ャフト５９の環状溝２０１内へ押し込むこととなる。

雄端部弁６２の環状溝２１１が雌端部弁６４の環状溝２
０１と整合すると、スプリングクリップ２２１は解放さ
れて、その平らな部分２２６は内方へと動いてクラッチ
シャフト５８の雄端部弁６２の環状溝２１１内へ入る。

それにより後部プロペラシャフト５９とクラッチシャフ
ト５８のお互いに対する軸方向移動を解放可能に阻止す
る。

雄端部弁６２の雌端部弁６４からの引き抜きを容易にす
る手段も備えられている。他の構造も採用できるが、図
示の構造では雄端部弁６２は環状の傾斜路２６１を備え
、それは環状溝２１１の底部２１５から後方へそして雄
端部弁６２の外周面へと次第に内方へ延び、形は円錐形
である。

その結果、十分な引き抜き力が後部プロペラシャフト５
９に及ぼされると、スプリングクリップ２２１の平らな
部分２２３は傾斜路２６１によって半径方向外方へ、後
部プロペラシャフト５９の環状溝２０１内へと半径方向
外方へ押しやられ、スプリングクリップ２２１は後部プ
ロペラシャフト５９のクラッチシャフト５８からの引抜
きのさまたげとならない状態におかれる。

逆回転ギアケースで作動する時には、スプリングクリッ
プ２２１はクラッチシャフト５８の前進移動を阻止し、
それによりクラッチシャフト５８のフランジ５５とベベ
ルギア６３との接触を阻止し、それらのクラッチシャフ
ト５８とベベルギア６３は、トランスミ、ショ／が前進
駆動にある時すなわちドッグクラッチ９８がベベルギア
６４と噛み合っている時のプロペラシャフトアセノブ９
２３０回転の２倍の速度で互いに反対方向に回連してい
る。標準回転ギアケースで作動している時には、スプリ
ングクリップ２２１はクラッチシャフト５８・の後方移
動を阻止し、それにより好適にクラッチシャフト５８と
ベベルギア６４との接触を阻止し、それらクラッチシャ
フト５８とベベルギア６４とは、トランスミッションが
前進駆動にある時すなわちクラ、チドッグ９８がベベル
ギア６ろと噛み合っている時のプロペラシャフトアセン
ブリ２ろの回転速度の２倍で互いに反対方向に回転して
いる。

【図面の簡単な説明】

第１図は逆進トランスミッションを備え、本発明の特徴
を具体化した船舶推進装置の冊立面図、第２図は第１図
の装置に含まれた逆進トランスミッションの拡大横断面
図、 第３図は、第２図の３−５線による破断面図、第４図は
、第５図の４−４線による拡大破断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ギアケースと、前記ギアケース内に回転自在に装置
   され、プロペラを支持するようになっているプロペラシ
   ャフトと、前記ギアケース内に前記プロペラシャフトと
   同軸心の関係で回転自在に装置されたクラッチシャフト
   と、前記プロペラシャフトと前記クラッチシャフトのう
   ちの一方に設けられたスプラインの付いた雌端部部分と
   、他方に設けられて前記スプラインの付いた雌端部部分
   に係合するスプラインの付いた雄端部部分と、前記プロ
   ペラシャフトとクラッチシャフトと協働して前記プロペ
   ラシャフトとクラッチシャフトとを互いにあらかじめ定
   められた軸方向関係に解放可能に維持するスプリングク
   リップとを含んでいる下部ユニットを含んでなる船舶推
   進装置。 ２、請求項１記載の船舶推進装置において、前記プロペ
   ラシャフトは前記スプライン付きの雌端部部分を含み、
   前記雌端部部分は横断方向に延びる環状溝を有し、前記
   クラッチシャフトは前記雄端部部分を含み、前記雄端部
   部分は横断方向に延びる環状溝を有し、前記スプリング
   クリップは、一部分は前記プロペラシャフトの前記環状
   溝内で延び、一部分は前記クラッチシャフトの前記環状
   溝内で延びる、船舶推進装置。 ３、請求項２記載の船舶推進装置において、前記雄端部
   部分は、前記雄端部部分の前記雌端部部分内への挿入に
   応答して前記スプリングクリップを全体的に前記雌端部
   部分の前記環状溝に配置できるように前記弾性スプリン
   グクリップを拡げる面取り部を有している、船舶推進装
   置。 ４、請求項３記載の船舶推進装置において、前記雄端部
   部分の前記環状溝は底部を含み、前記雄端部部分は外周
   表面を有し、傾斜路が前記雄端部部分の前記環状溝の近
   くから前記外表面へと延びて、前記プロペラシャフトの
   前記クラッチシャフトからの引抜きに応答して前記スプ
   リングクリップが前記雄端部部分の前記環状溝から外れ
   て全体的に前記雌端部部分の前記環状溝内へ移動できる
   ようになっている、船舶推進装置。