JPH01310637A - 内視鏡のチャンネルチューブ - Google Patents

内視鏡のチャンネルチューブ

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JPH01310637A
JPH01310637A JP63142511A JP14251188A JPH01310637A JP H01310637 A JPH01310637 A JP H01310637A JP 63142511 A JP63142511 A JP 63142511A JP 14251188 A JP14251188 A JP 14251188A JP H01310637 A JPH01310637 A JP H01310637A
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JP
Japan
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channel
tube
endoscope
resilience
tetrafluoroethylene
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JP63142511A
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Kenichi Ohara
健一 大原
Mikito Kimijima
君島 幹人
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内視鏡の挿入部内に挿通されたチャンネル
チューブの改良に関するものである。
本発明におけるチャンネルチューブとは、例えば鉗子チ
ャンネルや送気送水チューブなどのように、器具や流体
が挿通されるチューブのことをいい、「溝」という概念
を含むものではない。
[従来の技術1 内視鏡の挿入部内には、鉗子チャンネル及び送気送水チ
ャンネルなどの各種チャンネルチューブが挿通されてい
る。内視鏡に用いられるこれらのチャンネルチューブに
は、一般に1次のような性能が必要である。
1)化学的安定性が良いこと。
2)耐候性が良いこと。
3)電気絶縁性が良いこと。
4)摩擦係数が低いこと。
特に、鉗子チャンネルは、各種処置具が挿脱され、体腔
内汚液の吸引や消毒液の吸引等の吸引路としても用いら
れるので、上記性能が全てにわたって優れていなければ
ならない。
そこで、上記の諸条件を満足する材料として、一般にポ
リテトラフルオロエチレン(四フッ化エチレン樹脂)が
用いられている。
しかし、ポリテトラフルオロエチレン酸のチューブは柔
軟性に欠けるので、挿入部を小さな曲率半径で屈曲させ
るとチューブが座屈し易い欠点がある。そこで従来は、
肉厚の厚いポリテトラフルオロエチレン酸のチューブを
用いて、座屈の防止をはかっていた。
なお、挿入部のうち、遠隔操作により屈曲される湾曲部
は、特に小さな曲率半径で屈曲される。
そこで、湾曲部分にあたる鉗子チャンネルの先端付近に
だけ、外周面に螺旋状の溝を形成して柔軟性を持たせる
と共に、その溝に沿ってコイルバネを@きつけることで
、座屈を防止するようにしたものもある。しかし、加工
上及びコスト上等の理由から、そのような構造を鉗子チ
ャンネルの全長にわたってとることは難しい、したがっ
て、湾曲部にあたる部分以外ではポリテトラフルオロエ
チレン酸の肉厚の厚いチューブが、七′のまま鉗子チャ
ンネルとして用いられていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来は、ポリテトラフルオロエチレン酸の肉厚
の厚い鉗子チャンネルが挿入部内に挿通されていた結果
、挿入部が必要以上に硬くなってしまい、内視鏡検査を
受ける患者に苦痛を与える欠点があった。また、遠隔操
作によって湾曲部を屈曲させる際には、鉗子チャンネル
が、湾曲部内で屈曲するのはもちろん、挿入部内で全長
にわたって撓む必要がある。しかし、鉗子チャンネルが
柔軟性に欠けると、挿入部内で撓み難いので、湾曲操作
が重く、また2湾曲操作ワイヤの伸びが発生して、最大
湾曲角が減衰してしまう等の欠点があった。
この発明は、そのような従来の欠点を解消し。
化学的安定性、耐候性、電気絶縁性及び摩擦係数などの
点で優れ、しかも適当な柔軟性を有する内視鏡のチャン
ネルチューブを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段J 上記の目的を達成するために、本発明のチャンネルチュ
ーブは、可撓性を有する内視鏡の挿入部内に挿通された
チャンネルチューブのうちの少なくとも1つのチャンネ
ルチューブを、ポリテトラフルオロエチレンにテトラフ
ルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体を混合した材料で成形したことを特徴とする。
[作用] テトラブルオロエチレン及びテトラフルオロエチレン・
パーフルオロアルキルビニルエーテルは、共に化学的安
定性、耐候性、電気絶縁性が良く、しかも摩擦係数が小
さい長所がある。しかし、それら単独の材料でチューブ
を成形すると、いずれの場合にも柔軟性に欠け1曲げる
と座屈し易い欠点がある。
しかし、ポリテトラフルオロエチレンに上記共重合体を
混合した材料でチャンネルチューブを成形すると、柔軟
性のあるチューブが得られ、しかも上記の長所はそのま
ま得ることができる。
[実施例] 図面を参照して実施例を説明する。
第1図は、可撓管2で外装された内視鏡の挿入部を示し
ており、その先端部分には、遠隔操作によって屈曲自在
な湾曲部3が形成されている。13は湾曲操作ワイヤで
あり、その一端側が湾曲部3の先端に取着され、図示さ
れていない他端側から牽引操作される。湾曲部3の先端
には、観察窓4及び照明窓5などが配置された先端部本
体6が連結されている。
先端部本体6には、観察窓4と並んで開口する吸引ロア
と、観察窓4に向って開口する送気送水ノズル8とが設
けられている。吸引ロアは、鉗子その他の処置具類が突
き出される鉗子突出口を兼用している。そして、挿入部
1内に全長にわたって挿通された鉗子チャンネル9が、
吸引ロアに連通接続されている。可撓管2の他端側には
、公知の操作部(図示せず)が連結されており、鉗子チ
ャンネル9の他端側は、操作部において、鉗子挿入口及
び吸引操作弁などに接続されている。
また、送気送水ノズル8には、鉗子チャンネル9と並行
して挿入部1内に挿通された送気送水チャンネル10が
接続されている。そして、送気送水チャンネル10の他
端側は1図示されていない送気送水操作弁に接続されて
いる。
第2図は鉗子チャンネル9を示している。この鉗子チャ
ンネルは、ポリテトラフルオロエチレン(C2F4の重
合体)にテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体を混合した材料で成形されて
いる。テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体は、分子式で示すと(C2Fa
)mと(C2F30R)nとの共重合体である。
ここで用いられる、テトラフルオロエチレン及びテトラ
フルオロエチレン参パーフルオロアルキルビニルエーテ
ルは、共に化学的安定性、耐候性、電気絶縁性が良く、
しかも摩擦係数が小さい長所がある。しかし、それら単
独の材料でチューブを成形すると、いずれの場合にも柔
軟性に欠け、曲げると座屈し易い欠点がある。
ところが、本発明のようにポリテトラフルオロエチレン
に上記共重合体を混合した材料でチューブを成形すると
、柔軟性のあるチューブが得られる。しかも上述の長所
もそのまま得られる。
本実施例における鉗子チャンネル9は、その先端側の外
周面に螺旋溝11が形成されている。その部分の長さL
は、内視鏡の湾曲部3の長さよりも少し長い程度である
。即ち、湾曲部3の長さが例えば5〜foe■であるの
に対し、Lが10〜150−程度である。そして、螺旋
溝11の底部に沿って、例えばステンレス鋼線製のコイ
ルバネ12が巻き付けられて、接着固定されている。湾
曲部3を屈曲させたとき、このコイルバネ12の存在に
よって鉗子チャンネル9の座屈が防止される。
上記実施例のように、鉗子チャンネル9に螺旋$411
とコイルバネ12による加工を加えると、湾曲部3の柔
軟性が大幅に増加する。しかし、本発明においては、材
料を上述のように混合したことにより、鉗子チャンネル
9の柔軟性が増しているので、鉗子チャンネル9に必ず
しも螺旋溝11及びコイルバネ12の加工を加えなくて
もよい。
このように、鉗子チャンネル9に柔軟性があると、挿入
部1を不必要に硬くしないで形成することが可能となる
。また、挿入部1内で鉗子チャンネル9が全長にわたっ
て撓むことができるので、遠隔操作により湾曲部3を屈
曲させたときに湾曲操作が軽く、したがって操作ワイヤ
の伸びも少なくて、最大湾曲角の減衰も減少する。
なお本発明においては、送気送水チャンネル10、或い
は必要に応じて設けられるその他のチャンネルチューブ
類を、ポリテトラフルオロエチレンにテトラフルオロエ
チレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
を混合した材料で成形してもよい、一般には、全てのチ
ャンネルチューブ類に本発明を適用するのlへよいが、
鉗子チャンネルだけに用いても大きな効果がある。鉗子
チャンネル以外のチャンネルチューブにだけ用いてもあ
る程度の効果を得ることができる。
C発明の効果] 本発明の内視鏡のチャンネルチューブによれば、チャン
ネルチューブを柔軟に成形することができるので、内視
鏡の挿入部を必要以上に硬くしないで成形することがで
きる。その結果、検査を受ける患者に与える苦痛を小さ
くすることができる。また、湾曲操作が軽く、操作ワイ
ヤの伸びも小さくなるので、最大湾曲角の減衰も小さく
なる。しかも、耐熱性、化学的安定性、電気的特性及び
摩擦係数などは、従来のポリテトラフルオロエチレン製
のチャンネルチューブと変わらず良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の内視鏡の部分斜視図、第2
図はその実施例に用いられる鉗子チャンネルの一部を切
除して示す側面図である。 l・・・挿入部、2・・・可撓管、3・・・湾曲部、9
・・・鉗子チャンネル、10・・・送気送水チャンネル
、11・・・螺旋溝、12・・・コイルバネ。 代理人 弁理士  三 井 和 彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有する内視鏡の挿入部内に挿通されたチ
    ャンネルチューブのうちの少なくとも1つのチャンネル
    チューブを、ポリテトラフルオロエチレンにテトラフル
    オロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共
    重合体を混合した材料で成形したことを特徴とする内視
    鏡のチャンネルチューブ。
  2. (2)上記の少なくとも1つのチャンネルチューブが、
    処置具が挿通される鉗子チャンネルである請求項1記載
    の内視鏡のチャンネルチューブ。
  3. (3)上記の鉗子チャンネルの先端側の外周面に螺旋溝
    が形成されており、その螺旋溝に沿ってコイルバネが巻
    きつけられている請求項2記載の内視鏡のチャンネルチ
    ューブ。
JP63142511A 1988-06-08 1988-06-08 内視鏡のチャンネルチューブ Expired - Lifetime JP2617770B2 (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8251896B2 (en) * 2005-09-30 2012-08-28 Purdue Research Foundation Endoscopic imaging device
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