JPH01310498A - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、電子式キャッシュレジスタに関する。

［従来の技術］ キーボード、表示部、プリンタなどを備え、登録モード
においてキーボードから入力された商品販売データを表
示部に表示させるとともにプリンタに印字出力し、かつ
内部または外部の記憶部に登録処理するようにした電子
式キャッシュレジスタは、一般に各キャッシャ（電子式
キャッシュレジスタの操作者）のキャッシャ番号を記憶
するだめのキャッシャメモリを有し、各キャッシャは登
録業務開始に先だって自己のキャッシャ番号を入力する
サインオン操作を行ない、このサインオン操作による入
力キャッシャ番号が上記キャッシャメモリに設定されて
いる場合に限りその後の登録操作を可能としている。

ところで、このような電子式キャッシュレジスタにおい
ては、キーボード上に配列されている各キーの機能は固
定であり、平均的に操作し易いことを目的にして予め設
定されている。このため、全てのキャッシャは同一のキ
ー配列で業務を遂行しているのが実情であった。

［発明が解決しようとする課題］ しかるに、キャッシャによっては自分が操作し易いよう
にキー配列を変更したい要望がある。ところが従来は各
キーの機能が固定であるためキャッシャ毎にキー配列を
変更するのは甚だ困難であり、操作性に問題があった。

そこで本発明は、キーボード上のキー配列をキャッシャ
毎に容易に変更することができ、操作性の向上をはかり
得る電子式キャッシュレジスタを提供しようとするもの
である。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、自己のキャッシャ番号を入力するサインオン
操作に応動してキャッシャメモリの検索を行ない、この
キャッシャメモリに入力キャッシャ番号が設定されてい
るとき登録操作可能とし、キーボードを介して入力され
た商品販売データの販売登録処理を実行する電子式キャ
ッシュレジスタにおいて、キーボード上の各キーにそれ
ぞれ設定された各キーコードに対応してそのキー機能を
特定する各項目データを記憶するキーメモリと、キャッ
シャ番号別に各項目データに対するキーコードを記憶す
るキー配列登録テーブルと、サインオン操作によって入
力されたキャッシャ番号がキャッシャメモリに設定され
ているとき、該当キャッシャ番号のキー配列登録テーブ
ルの内容に対応してキーメモリの各項目データを設定す
るキー機能設定手段とを備えたものである。

〔作用〕

このような手段を講じた電子式キャッシュレジスタであ
れば、キャッシャが登録業務開始に先だって自己のキャ
ッシャ番号を入力するサインオン操作を行なうと、この
入力キャッシャ番号かキャッシャメモリに設定されてい
る場合に登録操作が可能となり、このキャッシャ番号の
キー配列登録テーブルの内容に対応してキーメモリの各
キーコードに対応する項目データが設定される。よって
、サインオン操作に応動してキーボード上のキー配列が
自動的に変更される。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図は電子式キャッシュレジスタの外観構成を示す斜
視図であって、図示するように、筺体１１の前面中央部
に各販売商品の販売データなどを入力するためのキーボ
ード１２、筺体１１内に内蔵されたプリンタ（不図示）
によって販売データ等が印字されたレシートを発行する
ためのレシート発行口１３、および同じくプリンタによ
って販売データなどが印字されるジャーナル用紙の有無
２紙詰り等を監視するためのジャーナル監視窓１４が設
けられている。また、筺体１１の前面上方部にキーボー
ド１２から入力された販売データなどを表示するための
キャッシャ用表示器１５、および「登録」　「精算」　
「設定」等の各業務モードを選択するためのモードスイ
ッチ１６が設けられている。さらに、筺体１１の上面に
前記キャッシャ用表示器１５と同一構成の客用表示器１
７が取付けられ、下面に現金等を収納するだめのドロワ
１８が設置されている。

上記キーボード１２は、キー配置を表示するデイスプレ
ィと、キー入力位置を検出するセンサとから構成された
タッチ式キーボードで、第２図に示すように２５個のキ
ーからなり、それぞれに「０」〜「９」の置数キー、金
額キー、部門キー。

小計キー、現計キー、責任者キーなどの各種キー項目が
振分けられている。

第３図は電子式キャッシュレジスタのブロック構成図で
ある。同図において２１は制御部本体としてのＣＰＵ　
（中央処理装置）であって、演算回路、メモリ制御回路
等を内蔵し、キーボード１２からのキーデータにしたが
って各種の演算処理を実行するとともに、前記各業務モ
ードを実行するためのプログラムなどの固定データを記
憶するＲＯＭ２２と、各販売商品の販売点数、販売金額
等の販売データを部門別、取引別に集計する販売登録用
メモリなどの各種記憶エリアを形成したＲＡＭ２３とを
動作させる。また、現在時刻を計時する時計回路２４、
前記モードスイッチ１６からの選択信号を入力し、かつ
ドロワ１８に開放信号を出力するＩ１０ポート２５、前
記キーボード１２からのキー信号を入力処理するキーボ
ード制御回路２６、前記キャッシャ用表示器１５および
客用表示器１７の表示部２７を駆動制御する表示制御回
路２８、レシート２　ジャーナルなどに印字を行なうプ
リンタ２つを駆動制御するプリンタ制御回路３０などが
ＣＰＵ２１に接続されている。

上記ＲＡＭ２Ｂには、第４図に示すように、各キャッシ
ャ毎にそれぞれ設定された各キャッシャ番号を記憶する
キャッシャメモリ３１、サインオン操作により登録操作
可能となると“１”にセットされるサインオンフラグＦ
を記憶するフラグメモリ３２、前記キーボード１２の各
キーにそれぞれ設定された各キーコードに対応してその
キー機能を特定するための各項目データを記憶するキー
メモリ３３、自己の好みに適したキー配列を実現するた
めに後述するキー配列登録テーブル３５を作成したキャ
ッシャのキャッシャ番号をテーブルアドレスＡｄｌに対
応して記憶する登録キャッシャテーブル３４、この登録
キャッシャテーブル３４に記憶されているキャッシャ番
号別に各項目データに対するキーコードをテーブルアド
レスＡｄ２に対応して記憶するキー配列登録テーブル３
５、アドレスカウンタＭおよび登録数カウンタＮのカウ
ンタメモリ３６、等が形成されている。

しかして、前記ＣＰＵ２１は電源が投入され所定の初期
処理が終了すると、キーボード１２からキーコードの入
力を待つ。そして、キーコードを入力するとキーメモリ
３３から該当キーコードに対応する項目データを読出し
、キー機能を判断してそのキー機能に応じた処理を実行
する。

第５図は項目データとして責任者キーが設定されたキー
のキーコードが入力された場合の処理を示す流れ図であ
る。流れ図を開始すると、先ずモードスイッチ１６によ
って選択されている業務モードを調べる。そして、「設
定」モードか選択されている場合は自己のキー配列設定
処理なので、登録数カウンタＮを「＋１」だけ更新する
。次いで、登録キャッシャテーブル３４におけるアドレ
スＡｄｌ−Ｎのエリアに、責任者キーの入力直前に置数
キーによって入力されたキャッシャ番号を登録する。次
に、ＲＡＭ２３内にキー配列登録テーブル３５を作成し
、当該入力キャッシャ番号を設定する。また、アドレス
カウンタＭを「１」とする。さらに、例えばＲＯＭ２２
内に予め設定されている項目データ群のなかから初期項
目データを読出す。そして、当該キー配列登録テーブル
３５におけるアドレスＡｄ２−Ｍの項目データエリアに
読出した項目データを設定し、この項目データを表示部
２７に表示させる。次いで、キーボード１２からキーコ
ードの入力を待ち、キーコードが入力されると当該キー
配列登録テーブル３５におけるアドレスＡｄ２−Ｍのキ
ーコードエリアに入力されたキーコードを格納する。し
かる後、アドレスカウンタＭを「＋１」だけ更新し、か
つ上記項目データ群の中から次なる項目データを読出す
。そして、読出した項目データを当該キー配列ｕ　ｍテ
ーブル３５における更新後のアドレスＡｄ２−Ｍ＋１の
項目データエリアに設定して表示し、キーコード入力を
待つ。キーコードが入力されるとこのキーコードを当該
キー配列登録テーブル３５における更新後のアドレスＡ
ｄ２−Ｍ＋１のキーコードエリアに設定し、アドレスカ
ウンタＭを「＋１」だけ更新するとともに次の項目デー
タを読出す。こうして、上記項目データ群の全項目デー
タについて上記と同様の処理を実行したならば終了する
。

一方、モードスイッチ１６によって「登録」モードが選
択されている場合には、フラグメモリ３２にサインオン
フラグＦが「１」にセットされているか否かを判断する
。「１」にセットされている場合は販売登録操作を行な
っていたキャッシャのサインオフ操作なので通常のサイ
ンオフ処理を実行する。

これに対し、サインオンフラグＦが「０」にリセットさ
れている場合にはこれから販売登録操作を行なうキャッ
シャのサインオン操作なので責任者キーの入力直前に置
数されたキャッシャ番号でキャッシャメモリ３１を検索
し、キャッシャメモリ３１に入力キャッシャ番号に該当
するキャッシャ番号が設定されていたならば以後の販売
登録操作を可能とする。ここで、アドレスカウンタＭを
「１」に初期化した後、登録キャッシャテーブル３４の
アドレスＡｄｌ−Ｍのエリアに格納されているキャッシ
ャ番号と当該入力キャッシャ番号とを比較する。そして
、両者が不一致ならばアドレスカウンタＭを「＋１」だ
け更新し、同様にして登録キャッンヤテーブル３４のア
ドレスＡｄ　１−Ｍ＋１のエリアに格納されているキャ
ッシャ番号と当該入力キャッンヤ番号とを比較する。こ
うして、入力キャッシャ番号が登録キャッシャテーブル
３４内の全キャッシャ番号に一致せず、アドレスカウン
タＭが登録数カウンタＮを越えたならば自己のキー配列
を登録していないキャッシャのサインオン操作なので、
サインオンフラグＦを「１」にセットして通常登録処理
に移行する。

これに対し、入力キャッシャ番号が登録キャッシャテー
ブル３４内に登録されている場合には、自己のキー配列
を登録しているキャッシャのサインオン操作なので、当
該キャッシャ番号に対応するキー配列登録テーブル３５
を抽出し、このテーブルに記憶されている項目データと
キーコードとの関係から、キーメモリ３３に各キーコー
ドに対応する各項目データを展開する。そして、キーメ
モリ３３の内容にしたがって各項目データをタッチ式キ
ーボード１２のデイスプレィに表示させ、キー配列を示
す。しかる後、サインオンフラグＦを「１」にセットし
て通常登録処理に移行する。

このような構成の本実施例においては、キャッシャが自
己のキー配列を登録する場合、モードスイッチ１６にて
「設定」モードを選択後、キーボード１２を操作して自
己のキャッシャ番号を置数し、責任者キーを入力する。

そうすると、入力キャッシャ番号が登録キャッンヤテー
ブル３４に格納されるとともに、ＲＡＭ２３内に入力キ
ャッシャ番号が設定されたキー配列登録テーブル３５が
形成される。そして、表示部２７に最初の項目データが
表示されるので、キャッシャはこの項目データを設定す
るキーを操作する。そうすると、当該キー配列登録テー
ブル３５に最初の項目データと入カキ−のキーコードと
が対応して記憶され、表示部２７には次なる項目データ
が表示される。

こうして、表示部２７に順次表示される各項目データに
ついてキャッシャが自己の好みによって設定するキーを
決め、そのキーを入力操作することにより、当該キャッ
シャのキー配列登録テーブル３５に各項目データに対す
るキーコードが格納される。

キャッシャが登録業務を行なう場合には、「登録」モー
ドにおいて前任者のキー配列であるキーボード１２を操
作して自己のキャッシャ番号を置数し責任者キーを操作
することによりサインオン操作を行なう。そうすると、
キャッシャメモリ３１に入力キャッンヤ番号が設定され
ていることが確認された後、登録キャッシャテーブル３
４に入力キャッシャ番号が格納されているか否かが判断
される。そして、格納されていない場合には自己のキー
配列を登録していないキャッシャのサインオン操作なの
で前任者のキー配列のまま登録操作が可能となる。

これに対し、入力キャッシャ番号が登録キャッシャテー
ブル３４に格納されている場合には当該キャッシャ番号
が設定されたキー配列登録テーブル３５が抽出され、こ
のテーブル内容にしたがってキーメモリ３３の各項目デ
ータが変更される。

この結果、キーボード１２のキー配列が自己の好みで予
め設定しておいたキー配列に自動的に変更され、以後の
登録操作が可能となる。

このように本実施例によれば、各キャッシャが予め自己
の好みによるキー配列を登録しておくことにより、キャ
ッシャは通常のサインオン操作を行なうだけでキーボー
ド１２のキー配列を自己の好みの配列に変更できる。し
たがって、キャッシャは常に自分が操作し易いキー配列
となったキーボード１２を用いて業務を遂行できるので
操作性を向上でき、作業を円ｍに進めることができる。

また、サインオン操作を実行するだけでキー配列を自動
的に変更できるので、煩雑な操作を行なう必要がない。

しかも、自己のキー配列を設定する作業も自己のキャッ
シャ番号を入力後、表示部２７に表示される項目データ
を設定するキーを操作するだけなので、容易に行ない得
る。

なお、キャッシャ全員か自己のキー配列登録テーブル３
５を有する場合には、キャッシャメモリ３１で登録キャ
ッシャテーブル３４の作用を兼用でき、この登録キャッ
シャテーブル３４を省略できる。また、サインオン操作
として自己のキャッシャ番号を置数後に責任者キーを操
作する場合を示したが、予め各キャッシャのキャッシャ
番号が設定されたスイッチをオン操作するようなもので
あってもよいのは言うまでもない。このほか、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿
論である。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明によれば、キーボード上の
キー配列をキャッシャ毎に容易に変更することができ、
操作性の向上をはかり得る電子式キャッシュレジスタを
提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第１図は電子式キャッシュレジスタの外観構成を示
す斜視図、第２図はキーボードのキー配列を示す平面図
、第３図は電子式キャッシュレジスタのブロック構成図
、第４図はＲＡＭの主要なメモリ構成を示す図、第５図
はＣＰＵの責任者キー入力処理を示す流れ図である。 １２・・・キーボード、１５・・・キャッシャ用表示器
、１６・・・モードスイッチ、１７・・・客用表示器、
３１・・・キャッシャメモリ、３３・・・キーメモリ、
３４・・・登録キャッシャテーブル、３５・・・キー配
列登録テーブル。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１　図 第２　Ｚ 菟３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自己のキャッシャ番号を入力するサインオン操作に応動
   してキャッシャメモリの検索を行ない、このキャッシャ
   メモリに入力キャッシャ番号が設定されているとき登録
   操作可能とし、キーボードを介して入力された商品販売
   データの販売登録処理を実行する電子式キャッシュレジ
   スタにおいて、前記キーボード上の各キーにそれぞれ設
   定された各キーコードに対応してそのキー機能を特定す
   る各項目データを記憶するキーメモリと、前記キャッシ
   ャ番号別に前記各項目データに対するキーコードを記憶
   するキー配列登録テーブルと、前記サインオン操作によ
   って入力されたキャッシャ番号がキャッシャメモリに設
   定されているとき、該当キャッシャ番号のキー配列登録
   テーブルの内容に対応して前記キーメモリの各項目デー
   タを設定するキー機能設定手段とを具備したことを特徴
   とする電子式キャッシュレジスタ。